JPH11298515A - ファクシミリ蓄積交換装置 - Google Patents

ファクシミリ蓄積交換装置

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JPH11298515A
JPH11298515A JP10094263A JP9426398A JPH11298515A JP H11298515 A JPH11298515 A JP H11298515A JP 10094263 A JP10094263 A JP 10094263A JP 9426398 A JP9426398 A JP 9426398A JP H11298515 A JPH11298515 A JP H11298515A
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JP10094263A
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Akira Momose
章 百瀬
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】既に送信した頁を再送信する必要がなく、1つ
の原稿として処理できるファクシミリ蓄積交換装置を提
供すること。 【解決手段】受信したデータを記憶する記憶手段と、記
憶されたデータを読みだし宛先に送信する手段と、送受
信を制御する制御部を具備し、制御部は、データ受信中
にエラーが発生した場合、受信が中断されたデータの位
置を発信元に通知し、エラーが発生する前に正常受信し
たデータと、中断されたデータの位置から再送信される
データとを結合し、一方、データ送信中にエラーが発生
した場合、宛先からの通知を受け、エラーの発生により
宛先で受信が中断されたデータの位置を識別し、受信が
中断されたデータの位置から、送信データを記憶手段か
ら読み出し、宛先に再送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ蓄積交
換装置を介して、所定のファクシミリ手順にてデータの
送受信を行うファクシミリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ蓄積交換装置間の中継通信
において、途中頁で回線断となる通信エラーが発生した
場合、中継先ファクシミリ蓄積交換装置は、エラー発生
までに受信した原稿を破棄していた。このため、エラー
となった原稿の再送を行う際、中継元ファクシミリ蓄積
交換装置は、その原稿の先頭頁から再送を行わなければ
ならなかった。
【0003】この手間を解消するため、ファクシミリ蓄
積交換装置間の中継通信において、途中頁で回線断とな
る通信エラーが発生した場合、中継先のファクシミリ蓄
積交換装置は、エラー発生までに受信した原稿を正常受
信原稿として蓄積し、再送を行う際、中継元ファクシミ
リ蓄積交換装置は、エラーが発生した頁から再送を開始
するという方法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では以下のような問題点がある。まず、途中頁で回
線断となる通信エラーが発生した場合に、中継先ファク
シミリ蓄積交換装置がエラー発生までに受信した原稿を
破棄し、再送を行う際、中継元ファクシミリ蓄積交換装
置が原稿の先頭頁から再送を行う方法では、既に正常に
行われた通信にかかった通信費用と時間が無駄になると
いう問題点があった。
【0005】また、途中頁で回線断となる通信エラーが
発生した場合に、中継先ファクシミリ蓄積交換装置がエ
ラー発生までに受信した原稿を正常受信原稿として蓄積
し、再送を行う際、中継元ファクシミリ蓄積交換装置
は、エラーが発生した頁から再送を開始するという方法
では、エラー発生前の頁までのデータと、エラー発生頁
からのデータとが、あたかも別々の原稿のように処理さ
れてしまうという問題があった。
【0006】本願発明の目的は、上記問題点を解決し、
既に送信した頁を再送信する必要がなく、エラーがなか
った場合と同様、1つの原稿として処理できるファクシ
ミリ蓄積交換装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明のファクシミリ
蓄積交換装置は、ファクシミリ装置とファクシミリ蓄積
交換装置とが回線を介して接続され、所定のファクシミ
リ手順にてデータの送受信を行うファクシミリシステム
において、発信元から送信されるデータを受信する受信
手段と、受信手段で受信したデータを記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶されたデータを読みだし宛先に送信
する送信手段と、送信および受信を制御する制御部とを
具備し、制御部は、データ受信中にエラーが発生した場
合、エラーの発生により受信が中断されたデータの位置
を検出し、受信が中断されたデータの位置を発信元に通
知し、記憶手段に記憶した、エラーが発生する前に正常
受信したデータと、発信元より、中断されたデータの位
置から再送信されるデータとを結合し、一方、データ送
信中にエラーが発生した場合、宛先からの通知を受け、
エラーの発生により宛先で受信が中断されたデータの位
置を識別し、受信が中断されたデータの位置から、送信
データを記憶手段から読み出し、宛先に再送信する。
【0008】また、制御部は、データ受信中にエラーが
発生した場合に宛先からの再送信が、所定の時間内に行
われなかったとき、再送信待ちのデータを解放し、デー
タ送信中にエラーが発生した場合に宛先に再送信を、所
定の時間以上行うことができないとき、再送信待ちのデ
ータを解放する。
【0009】上記本願発明により、中継先ファクシミリ
蓄積交換装置で、エラーの発生により受信が中断された
データの位置を検出し、中継元ファクシミリ蓄積交換装
置がこれに基づき再送信するため、既に中継送信した頁
を再送信する必要がなく、重複や抜けの発生を防止でき
る。
【0010】また、エラー発生前に送信され記憶したデ
ータと、エラー発生後に再送信されたデータを、中継先
ファクシミリ蓄積交換装置内で結合させるため、受信者
が別々に送信されてたデータを結合させる手間がかから
ない。
【0011】また、中継元ファクシミリ蓄積交換装置か
らの再送信が、所定の時間内に行われなかった場合に、
再送信待ちのデータを解放するため、例えば中継元ファ
クシミリ蓄積交換装置で既に再送信を中止したような場
合において、不要となったデータをスムーズに解放する
ことができ、処理効率が向上し、資源を有効に利用する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。本発明のファクシミリ蓄
積交換装置を含むファクシミリ蓄積交換装置の中継シス
テムを図1に示す。
【0013】1は本発明のファクシミリ蓄積交換装置で
あり、複数のチャネル4を介して回線網2に接続されて
いる。回線網2には、複数のファクシミリ蓄積交換装置
1(ファクシミリ蓄積交換装置1−1〜ファクシミリ蓄
積交換装置1−n)と、複数のファクシミリ装置3(フ
ァクシミリ装置31〜ファクシミリ装置3m)とが接続
されている。
【0014】ファクシミリ蓄積交換装置1には図2に示
すように、装置全体の制御を行うCPU12、所定のフ
ァクシミリ伝送制御手順によりファクシミリ通信を行う
通信制御部11、イメージデータを蓄積する磁気ディス
ク14、半導体メモリである主メモリ13が備えられて
いる。CPU12は、送信されてきた原稿を受信する原
稿受信部121と、送信原稿を送信する原稿送信部12
2とを有する。主メモリ13は、図3に示すように原稿
に関わる情報を記憶する原稿管理カタログ131と、図
4に示すようにこの原稿管理カタログ131により管理
される各原稿について結合待ち時間を記憶する相対時刻
管理テーブル132と、図5に示すように宛先毎の情報
を記憶する端末管理テーブル133と、図6に示すよう
に原稿毎の情報を記憶する端末MCL134とを有す
る。
【0015】ここで、本発明のファクシミリ蓄積交換装
置1が行う通信処理について、一連の流れを示す図7を
参照しながら説明する。まず、ファクシミリ装置3また
は中継元ファクシミリ蓄積交換装置1から発呼要求があ
るかチェックする(ステップ701)。このチェックは
図5の端末管理テーブルをサーチすることにより行い、
接続MCLがあった場合には発呼要求有りと判断して、
原稿送信部で原稿送信処理を行う(ステップ702)。
【0016】この原稿送信処理の終了後、あるいはステ
ップ701において発呼要求無しと判断された場合、フ
ァクシミリ装置3または中継先ファクシミリ蓄積交換装
置1から受信要求があるかチェックする(ステップ70
3)。このチェックは通信制御部からの受信要求の通知
により行い、受信要求の通知があった場合には受信要求
有りと判断して、原稿受信部で原稿受信処理を行う(ス
テップ704)。
【0017】この原稿受信処理の終了後、あるいはステ
ップ703において受信要求無しと判断された場合、結
合待ちの原稿のうち所定の待ち時間を経過したもの(以
下、結合待ちタイムアウトと呼ぶ)があるかチェックす
る(ステップ705)。このチェックは図4の相対時刻
管理テーブルをサーチすることにより行い、結合待ちタ
イムアウトとなった原稿があれば、結合待ちタイムアウ
ト処理を行う(ステップ706)。
【0018】この結合待ちタイムアウト処理の終了後、
あるいはステップ705において結合待ちタイムアウト
となった原稿が無かった場合、通信サービス終了かどう
か判定する(ステップ707)。この判定はファクシミ
リ蓄積交換装置1のコンソールからの通信サービス終了
要求の通知により行い、終了要求の通知があった場合に
は通信サービスを終了し、終了要求の通知がない場合に
は再度ステップ701へ戻り、上述した一連の処理を繰
り返す。
【0019】次に、図7のステップ702のファクシミ
リ蓄積交換装置1の原稿送信処理について図8を参照し
ながら説明する。ファクシミリ蓄積交換装置1の原稿送
信部は、発呼要求がファクシミリ装置3からのものであ
るか中継元ファクシミリ蓄積交換装置1からのものであ
るかを判定する(ステップ801)。この判定の結果、
中継元ファクシミリ蓄積交換装置1からの発呼要求であ
る場合には宛先ファクシミリ装置3へ端末送信をし(ス
テップ802)、ファクシミリ装置3からの発呼要求で
ある場合には中継先ファクシミリ蓄積交換装置1へ中継
送信をする(ステップ803)。
【0020】また、図7のステップ704のファクシミ
リ蓄積交換装置1の原稿受信処理について図9を参照し
ながら説明する。ファクシミリ蓄積交換装置1の原稿受
信部は、受信要求がファクシミリ装置3からのものであ
るか中継元ファクシミリ蓄積交換装置1からのものであ
るかを判定する(ステップ901)。この判定の結果、
発信元ファクシミリ装置3からの受信要求である場合に
はこの発信元ファクシミリ装置3から端末受信をし(ス
テップ902)、中継元ファクシミリ蓄積交換装置1か
らの発呼要求である場合にはこの中継元ファクシミリ蓄
積交換装置から中継受信をする(ステップ903)。
【0021】以下、図1のファクシミリ蓄積交換装置の
中継システムで、ファクシミリ装置31を発信元とし、
ファクシミリ蓄積交換装置11を中継元とし、ファクシ
ミリ蓄積交換装置12を中継先とし、ファクシミリ装置
32を宛先として原稿の配信を行う例を、そのイメージ
図である図15を参照しながら説明する。
【0022】発信元ファクシミリ装置31から宛先ファ
クシミリ装置32へ原稿を送信する場合、まず中継元フ
ァクシミリ蓄積交換装置1−1は発信元ファクシミリ装
置31から送信原稿を端末受信して一旦蓄積し、これを
読み出して中継先ファクシミリ蓄積交換装置1−2へ中
継送信する。中継先ファクシミリ蓄積交換装置1−2は
中継元ファクシミリ蓄積交換装置1−1から送信される
送信原稿を中継受信して一旦蓄積し、これを読み出して
宛先ファクシミリ装置32へ端末送信する。
【0023】これら端末受信、中継送信、中継受信、端
末送信について、処理の流れを示した図10乃至図13
を参照しながら順に説明する。端末受信の処理の流れを
示したのが図12であり、まず受信頁数を0にリセット
する(ステップ1201)。原稿受信部121−1は送
信元ファクシミリ装置31から2次ダイヤルを受信し
(ステップ1202)、受信した2次ダイヤルが識別可
能なものであるかどうか判定し(ステップ1203)、
識別可能なものであれば原稿管理通番を発行し(ステッ
プ1204)、識別できないものであれば端末受信の処
理を終了するための後手順1213へとぶ。原稿管理通
番を発行して図3の原稿管理カタログに登録した後、発
信元ファクシミリ装置31から送信原稿のイメージデー
タを一頁ずつ受信する(ステップ1205)。受信した
イメージデータが正常かどうか判定し(ステップ120
6)、正常であれば受信頁数を現在設定されている値に
1加えた数とし(ステップ1207)、受信したイメー
ジデータを磁気ディスク14−1に書き込む(ステップ
1208)。受信したイメージデータが最終頁かどうか
を判定し(ステップ1209)、最終頁でなければ最終
頁に達するまでステップ1205〜ステップ1209の
処理を繰り返えす。最終頁までのイメージデータを磁気
ディスク14−1に書き込んだ後、主メモリ13−1の
原稿管理カタログ131−1に宛先の中継先ファクシミ
リ蓄積交換装置1−2を設定し、端末MCL134−1
の発呼回数を0にリセットする(ステップ1210)。
さらに主メモリ13−1の原稿管理カタログ131−1
の全原稿頁数を受信した送信原稿の頁数に設定し(ステ
ップ1211)、端末受信の処理を終了するための後処
理1213へ移る。なお、ステップ1206において、
受信したイメージデータが正常でないと判定されればそ
れまでに受信した全頁のイメージデータを磁気ディスク
14−1から破棄し(ステップ1212)、端末受信の
処理を終了するための後処理1213へとぶ。
【0024】中継送信の処理の流れを示したのが図11
であり、まず中継元ファクシミリ蓄積交換装置1−1は
主メモリ13−1の端末MCL134−1を参照して発
呼回数の判定を行い(ステップ1101)、発呼回数が
0回の場合には原稿管理カタログ131−1の送信済頁
数を0にリセットする(ステップ1102)。発呼回数
が1回以上の場合はステップ1103へとぶ。この発呼
回数が1回以上の場合とは、つまり回線断となるエラー
が発生し、途中頁までしか送信できなかった送信原稿を
再送信する場合のことである。ステップ1101〜ステ
ップ1102の後、中継先ファクシミリ蓄積交換装置1
−2に対して呼出し接続をする(ステップ1103)。
接続ができれば、中継先ファクシミリ蓄積交換装置1−
2に対して主メモリ13−1の原稿管理カタログ131
−1に登録してある原稿管理通番を送信し(ステップ1
105)、この原稿管理通番に対応する送信原稿の送信
を開始する頁数を中継先ファクシミリ蓄積交換装置1−
2より受信する(ステップ1106)。主メモリ13−
1の原稿管理カタログ131−1の送信済頁数を送信開
始頁数−1に設定する(ステップ1107)。磁気ディ
スク14−1から送信済頁数+1の送信原稿のイメージ
データを読みだし(ステップ1108)、中継先ファク
シミリ蓄積交換装置1−2へ送信する(ステップ110
9)。正常に送信できたかどうか判定し(ステップ11
10)、正常であれば主メモリ13−1の原稿管理カタ
ログ131−1の送信済頁数を現在設定されている送信
済頁数+1とする(ステップ1111)。主メモリ13
−1の原稿管理カタログ131−1を参照して送信済頁
数と全原稿頁数を比較し(ステップ1112)、送信済
頁数が全原稿頁数よりも小さければステップ1108〜
ステップ1112の処理を繰り返す。送信済頁数が全頁
数に達したところで主メモリ13−1の当該原稿管理通
番の原稿管理カタログ131−1を解放し、発呼要求を
OFFにし、磁気ディスク14−1に書き込まれている
送信原稿の全頁のイメージデータを破棄し(ステップ1
115)、中継送信の処理を終了するための後処理およ
び呼切断に移る(ステップ1116)。なお、ステップ
1104において接続ができい場合およびステップ11
10において正常に送信ができなかった場合、主メモリ
13−1の端末MCL134−1の発呼回数を現在設定
されている発呼回数+1に設定し(ステップ111
3)、この発呼回数と主メモリ13−1に登録されてい
る再発呼回数を比較する(ステップ1114)。発呼回
数が所定の再発呼回数以上の場合には当該送信はできな
いものとしてステップ1115へとび、主メモリ13−
1の当該原稿管理通番の原稿管理カタログ131−1を
解放し、発呼要求をOFFにし、磁気ディスク14−1
に書き込まれている送信原稿の全頁のイメージデータを
破棄する。発呼回数が所定の再発呼回数より小さい場合
にはステップ1116へとび、中継送信の処理を終了す
るための後処理および呼切断に移るが、再送信を行うた
めに主メモリ13−1の当該原稿管理通番の原稿管理カ
タログ131−1、磁気ディスク14−1に書き込まれ
ている送信原稿のイメージデータは保持しておく。
【0025】中継受信の処理の流れを示したのが図13
であり、まず中継元ファクシミリ蓄積交換装置1−1か
ら送信されてくる原稿管理通番を受信する(ステップ1
301)。この原稿管理通番に対応する原稿管理カタロ
グ131−2が主メモリ13−2に存在するかどうか判
定し(ステップ1302)、無ければ新たな原稿として
この原稿管理通番に対応する原稿管理カタログ131−
2を確保して受信済頁数を0にリセットする(ステップ
1303)。この原稿管理通番に対応する原稿管理カタ
ログ131−2が主メモリ13−2にあれば、再送信原
稿であるからステップ1304へとぶ。中継受信を開始
する頁数を受信済頁数+1に設定し(ステップ130
4)、この開始頁数を中継元ファクシミリ蓄積交換装置
1−1へ送信する(ステップ1305)。中継元ファク
シミリ蓄積交換装置1−1から送信原稿の開始頁からの
イメージデータを1頁ずつ受信し(ステップ130
6)、正常に受信できたかどうか判定する(ステップ1
307)。正常であれば、主メモリ13−2の原稿管理
カタログ131−2の受信済頁数を現在設定されている
受信済頁数+1に設定し(ステップ1308)、中継元
ファクシミリ蓄積交換装置1−1から受信したイメージ
データを磁気ディスク14−2に書き込む(ステップ1
309)。受信したイメージデータが最終頁かどうかを
判定し(ステップ1310)、最終頁でなければ最終頁
までステップ1306〜ステップ1310の処理が繰り
返される。最終頁までのイメージデータを磁気ディスク
14−2に書き込んだ後、主メモリ13−2の原稿管理
カタログ131−2に宛先のファクシミリ装置32を設
定し、主メモリ13−2の端末MCL134−2の発呼
回数を0にリセットする(ステップ1210)。なお、
ステップ1307において正常でないと判定された場
合、既に受信して磁気ディスク14−2に書き込んだ原
稿について中継元ファクシミリ蓄積交換装置1−1から
再送信を待ち合わせる時間を管理するため、結合待ちタ
イマーを起動し、結合待ち時間を主メモリ13−2の相
対時刻管理テーブル132−2により管理する(ステッ
プ1312)。ステップ1311またはステップ131
2の後、中継受信を終了するための後手順および呼切断
を行う(ステップ1313)。
【0026】端末送信の処理の流れを示したのが図10
であり、まず宛先ファクシミリ装置32に対する発呼回
数を判定する(ステップ1001)。発呼回数が0回の
場合は主メモリ13−2の原稿管理カタログ131−2
の送信済頁数を0にリセットする(ステップ100
2)。発呼回数が1回以上の場合、再送原稿としてステ
ップ1003へとぶ。宛先ファクシミリ装置32へ呼接
続を行い(ステップ1003)、正常に接続されたかど
うか判定する(ステップ1004)。正常であれば主メ
モリ13−2の原稿管理カタログ131−2を参照し、
磁気ディスク14−2から送信原稿の送信済頁数+1の
イメージデータを読みだし(ステップ1005)、宛先
ファクシミリ装置32に対して1頁ずつ送信する(ステ
ップ1006)。この宛先ファクシミリ装置32へのイ
メージ送信が正常かどうか判定し(ステップ100
7)、正常であれば主メモリ13−2の原稿管理カタロ
グ131−2の送信済頁数を現在設定されている送信済
頁数+1に設定する(ステップ1008)。この送信済
頁数と主メモリ13−2の原稿管理カタログ131−2
の全原稿頁数とを比較し(ステップ1009)、送信済
頁数が全原稿頁数になるまでステップ1005〜ステッ
プ1009の処理が繰り返される。全原稿の送信終了
後、主メモリ13−2の原稿管理カタログ131−2を
解放し、発呼要求をOFFし、磁気ディスク14−2に
書き込まれている全頁のイメージデータを破棄し(ステ
ップ1010)、端末送信を終了するための後手順を行
う(ステップ1011)。なお、ステップ1004にお
いて接続ができなかった場合、およびステップ1007
において正常にイメージ送信を行うことができなかった
場合、主メモリ13−2の端末MCL134−2に設定
されている発呼回数を現在設定されている発呼回数+1
に設定し(ステップ1013)、この発呼回数と主メモ
リ13−2に設定されている再発呼回数を比較する(ス
テップ1014)。発呼回数が所定の再発呼回数以下で
ある場合は送信できないものと判断してステップ101
0にとび、主メモリ13−2の原稿管理カタログ131
−2を解放し、発呼要求をOFFし、磁気ディスク14
−2に書き込まれている全頁のイメージデータを破棄す
る。発呼回数が所定の再発呼回数より多い場合は、再送
信を行うため主メモリ13−2の原稿管理カタログ13
1−2、磁気ディスク14−2に書き込まれているイメ
ージデータを保持したままステップ1011の端末送信
を終了するための後手順を行う。
【0027】以下、図7のステップ706の結合待ちタ
イムアウト処理について、その処理の流れを示した図1
4を参照しながら説明する。まず、中継元ファクシミリ
蓄積交換装置1−1、中継先ファクシミリ蓄積交換装置
1−2はそれぞれ主メモリ13−1の相対時刻管理テー
ブル132−1、主メモリ13−2の相対時刻管理テー
ブル132−2を参照して結合待ちタイムアウトの原稿
があるかどうか判定する(ステップ1401)。結合待
ちタイムアウトの原稿がある場合、その旨のメッセージ
をファクシミリ蓄積交換装置1のコンソールや特定のフ
ァクシミリ装置3に出力してオペレータに通知する(ス
テップ1402)。そして、当該結合待ちタイムアウト
の原稿に対応する主メモリ13の原稿管理カタログ13
1を解放して磁気ディスク14に書き込まれている送信
原稿のイメージデータの全頁を破棄する(ステップ14
03)。
【0028】上述した本発明のファクシミリ蓄積交換シ
ステムでは、中継元と中継先で同一の原稿管理通番によ
る管理を行うため、送信済の原稿と再送信の原稿とを同
一原稿として扱うことが可能となる。また、原稿の全頁
数や送信済頁数等の送信原稿に関する情報を記憶させて
おくため、送信済頁の次の頁から再送信することがで
き、送信済頁を重複して再送信してしまうことがない。
さらに、発呼回数が所定の再発呼回数を超えた場合また
は再送信による結合待ちの時間が所定時間を超えた場合
に当該結合待ちの原稿を破棄するため、不要となった原
稿をいつまでも保持してハードウエア資源を食い潰すと
いう無駄がなくなる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ蓄積交換システムによれば、既に送信した頁を再送
信する必要がなく、重複や抜けの発生を防止できる。ま
た、受信者が別々に送信されてたデータを結合させる手
間がかからない。さらに、不要となったデータをスムー
ズに解放することができるため、処理効率が向上し、資
源を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ蓄積交換装置の中継シス
テムの一実施例を示したブロック図。
【図2】本発明のファクシミリ蓄積交換装置の内部構成
の一実施例を示した図。
【図3】本発明のファクシミリ蓄積交換装置の原稿管理
カタログの一実施例。
【図4】本発明のファクシミリ蓄積交換装置の相対時刻
管理テーブルの一実施例。
【図5】本発明のファクシミリ蓄積交換装置の宛先管理
テーブルの一実施例。
【図6】本発明のファクシミリ蓄積交換装置の宛先MC
Lの一実施例。
【図7】本発明のファクシミリ蓄積交換装置による通信
サービスの一実施例。
【図8】本発明のファクシミリ蓄積交換装置の原稿送信
部の動作の一実施例。
【図9】本発明のファクシミリ蓄積交換装置の原稿受信
部の動作の一実施例。
【図10】本発明のファクシミリ蓄積交換装置による端
末送信の一実施例。
【図11】本発明のファクシミリ蓄積交換装置による中
継送信の一実施例。
【図12】本発明のファクシミリ蓄積交換装置による端
末受信の一実施例。
【図13】本発明のファクシミリ蓄積交換装置による中
継受信の一実施例。
【図14】本発明のファクシミリ蓄積交換装置による結
合待ち時のタイムアウト処理の一実施例。
【図15】本発明のファクシミリ蓄積交換装置による通
信処理の一実施例。
【符号の説明】
1 ファクシミリ蓄積交換装置 2 回線網 3 ファクシミリ装置 4 チャネル 11 通信制御部 12 CPU 13 主メモリ 14 磁気ディスク 15 コンソール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ装置とファクシミリ蓄積交換
    装置とが回線を介して接続され、所定のファクシミリ手
    順にてデータの送受信を行うファクシミリシステムにお
    いて、 発信元から送信されるデータを受信する受信手段と、 受信手段で受信したデータを記憶する記憶手段と、 記憶手段に記憶されたデータを読みだし宛先に送信する
    送信手段と、 送信および受信を制御する制御部とを具備し、 制御部は、 データ受信中にエラーが発生した場合、 エラーの発生により受信が中断されたデータの位置を検
    出し、 受信が中断されたデータの位置を発信元に通知し、 記憶手段に記憶した、エラーが発生する前に正常受信し
    たデータと、発信元より、中断されたデータの位置から
    再送信されるデータとを結合し、 一方、データ送信中にエラーが発生した場合、 宛先からの通知を受け、エラーの発生により宛先で受信
    が中断されたデータの位置を識別し、 受信が中断されたデータの位置から、送信データを記憶
    手段から読み出し、宛先に再送信することを特徴とする
    ファクシミリ蓄積交換装置。
  2. 【請求項2】制御部が、データ受信中にエラーが発生し
    た場合に、宛先からの再送信が、所定の時間内に行われ
    なかったとき、再送信待ちのデータを解放することを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ蓄積交換装置。
  3. 【請求項3】制御部が、データ送信中にエラーが発生し
    た場合に、宛先に再送信を、所定の時間以上行うことが
    できないとき、再送信待ちのデータを解放することを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ蓄積交換装置。
  4. 【請求項4】複数のファクシミリ装置と複数のファクシ
    ミリ蓄積交換装置が回線を介して接続され、所定のファ
    クシミリ手順にてデータの送受信を行うファクシミリシ
    ステムにおいて、 中継元のファクシミリ蓄積交換装置より送信されるデー
    タを受信する受信手段と、 受信手段で受信したデータを記憶する記憶手段と、 送信および受信を制御する制御部とを具備し、 制御部は、 データ受信中にエラーが発生した場合に、エラーの発生
    により受信が中断されたデータの位置を検出し、 検出した、受信が中断されたデータの位置を中継元のフ
    ァクシミリ蓄積交換装置に通知し、 記憶手段に記憶した、エラーが発生する前に正常受信し
    たデータと、中継元のファクシミリ蓄積交換装置より、
    中断されたデータの位置から再送信されるデータとを結
    合することを特徴とするファクシミリ蓄積交換装置。
  5. 【請求項5】複数のファクシミリ装置と複数のファクシ
    ミリ蓄積交換装置が回線を介して接続され、所定のファ
    クシミリ手順にてデータの送受信を行うファクシミリシ
    ステムにおいて、 送信データを記憶する記憶手段と、 記憶手段から送信データを読み出し、中継先のファクシ
    ミリ蓄積交換装置に送信する送信手段と、 送信および受信を制御する制御部とを具備し、 制御部は、 中継先のファクシミリ蓄積交換装置からの通知を受け、
    エラーの発生により中継先のファクシミリ蓄積交換装置
    で受信が中断されたデータの位置を識別し、 識別した、受信が中断されたデータの位置から、送信デ
    ータを記憶部から読み出し、中継先のファクシミリ蓄積
    交換装置に再送信することを特徴とするファクシミリ蓄
    積交換装置。
  6. 【請求項6】原稿ごとに1つの原稿管理通番を発番する
    ことにより、中継元のファクシミリ蓄積交換装置と中継
    先のファクシミリ蓄積交換装置の間で原稿の照合をとる
    ことができるようにしたを特徴とする請求項4または請
    求項5記載のファクシミリ蓄積交換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005303488A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Casio Comput Co Ltd ファクス文書転送装置およびプログラム
JP2013030925A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Canon Marketing Japan Inc 情報処理装置、制御方法、およびそのプログラム

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