JP2005303488A - ファクス文書転送装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 受信単位で文書ページのそれぞれの一部が見えるようにプレビュを行ない、文書内容を視覚的に確認可能にする。
【解決手段】 データ管理部10は、ファクス受信メモリ11に文書ページデータが受信単位に蓄積されるごとに、その文書ページデータを文書単位で管理する文書エントリを作成してデータ管理テーブル13に登録する。そして、受信文書一覧要求が入力部18からなされると、受信一覧作成部14はデータ管理テーブル13を参照して受信文書一覧を作成して表示部17に表示を行ない、入力部18からプレビュ対象の文書が選択されると、データ管理テーブル13を参照して選択された文書に属する文書ページデータをプレビュ作成部15に送る。プレビュ作成部15はプレビュ制御情報メモリ16に基づいて文書ページデータを縮小し、その縮小ページの一部が見えるような表示位置の決定が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受信したファクス文書を2つ以上の文書に分割あるいは結合して宛先に転送できるファクス文書転送装置およびプログラムに関する。
従来、受信した文書を受信メモリに蓄積し、その受信文書を指定された他のファクス装置に転送できる機能を備えたファクス装置がある。通常、蓄積されている受信文書を他の宛先に転送する際には、オペレータは受信メモリ内に格納されている受信文書の受信一覧を表示させて、表示された文書から転送したい文書を指定した後、次に予め登録しておいた送信先一覧を表示させて送信先を指定すると、その指定先に発呼して回線を接続し、指定された受信文書を受信メモリから読み出して指定の送信先に送信して転送することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−145727号公報
しかしながら、上記のファクス装置においては次のような問題があった。例えば、文書の宛先が同一の文書データをまとめて同一通話で送信することができるデータ送信機能を有した装置から通信媒体を介して文書を受信した場合には、その受信文書に二つ以上の異なる文書データが含まれている場合がある。この場合は、2つ以上の異なる文書を受信しているにもかかわらず、1つの文書を受信したときと同じように受信メモリに蓄積されるので、オペレータに転送したい文書を指定させるために表示される受信一覧には、一つの受信文書だけが受信したように表示されることになる。したがって、オペレータがその受信原稿を他の装置に転送したい文書として指定した場合には、転送先に転送すべき文書とともに他の原稿も送信されてしまうという問題があった。
また、他の装置から通信媒体を介して文書を受信中にファクスの不具合や回線故障などで通信エラーが生じた場合、送信側の装置は通信エラーが復旧したときに通信エラーが生じたときの文書ページから通信の再開が行なわれ、通信が再開されて受信した残りの文書は先に受信した文書とは異なる新たな文書として受信メモリに蓄積される。この場合は、1つの文書に拘わらず、通信エラー発生前に受信した文書と通信再開後に受信した残りの文書の夫々が個別に受信一覧に表示されることになる。通常、通信エラーは短い時間で正常に回復するので、通信エラー発生後の短い時間間隔で残りの文書を受信するので、エラー発生後の残りの文書をエラー発生前の正常に受信した文書に続けて転送したい文書として指定できる。しかし、回線が混んでいる場合には、通信エラー発生後の短い時間間隔で通信再開がなされない場合には、残りの文書を受信する時間間隔が長くなってその受信一覧では離れて表示されることになるので、オペレータは通信エラー発生後の残りの文書を容易に確認することができないという問題があった。
上述した事情を鑑み、本文データにカバーページ(送付状)が付加されたファクス文書をカバーページから取得した宛先の他の装置に転送する前に転送したい文書に含まれるページを確認可能にプレビュ表示して、オペレータの指定によって1つの文書を2つの異なる文書に分割したり、2つ以上の関連する文書を結合することを可能にしたファクス文書転送装置およびプログラムを提供することが本発明が解決しようとする課題である。
本発明の態様のひとつであるファクス文書転送装置は、受信した1枚またはそれ以上の枚数の文書ページデータを受信単位を文書としてメモリに蓄積する機能を有するファクス文書転送装置において、前記メモリに蓄積された文書ページデータを受信単位で表す文書識別データを一覧形式で出力する出力手段と、前記出力手段にて出力された文書識別データから転送したい文書識別データを指定する指定手段と、前記指定手段による文書識別データの指定が行われた際に、指定された文書識別データに対応する前記メモリに受信単位で蓄積されている文書ページデータの夫々が重なり合い、且つ、これら文書ページの一部が見えるように上記文書ページデータの表示位置を所定方向に一定量ずらしてプレビュする表示制御手段とを備えることによって前述した課題を解決する。
この構成によれば、受信単位で文書ページの全てがちょっとずつずれて一度にプレビュされるので、オペレータは、受信した文書を宛先に転送する前に、視覚的に確認でき、間違った宛先に転送することがなくなる。
なお、上述した本発明に係わるファクス文書転送装置において、前記文書識別データは文書の発信元と宛先のデータ、受信日時、受信枚数、および文書ページデータを格納する前記メモリ内の格納場所を含む、ようにすることができる。
こうすることによって、受信した文書に関連する各種情報を識別情報とすることができるので、オペレータは容易に所望の文書を認識することができる。
なお、このとき、前記表示制御手段によってプレビュされた各文書ページの中から少なくとも文書の発信元と転送先の宛先が存在する文書ページを指定するページ指定手段と、 前記ページ指定手段によって指定された文書ページデータに含まれる発信元と転送先の宛先、および両方のファクス番号を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された発信元と相手先のファクス番号を含む文書エントリを作成する文書エントリ作成手段と、 前記文書エントリ作成手段によって作成された文書エントリの1ページ目格納先から順番に前記ページ指定手段によって指定された文書ページ以降の格納先データを移動すると共に、移動した格納先データ個数を受信枚数として対応する項目に設定を行なう文書エントリ手段と、を更に備えることができる。
こうすることによって、オペレータは文書ページを指定するだけで、その指定した文書ページを含みそれ以降の文書ページを新たな文書とする文書エントリを作成して登録できるので、1通話で受信した文書に宛先が異なる二つ以上の文書データが含まれている場合であっても、文書分割されたそれぞれの宛先に転送させることができる。
なお、このとき、前記指定手段によって指定された文書を特定する識別データに含まれる相手先のファクス番号に発呼する発呼手段と、この発呼手段によって発呼された宛先に回線が接続されると、前記指定手段によって指定された前記メモリ内の文書データを読み出して前記宛先に転送する文書転送手段と、を更に備えることができる。
こうすることによって、受信文書は自動的に設定された宛先に自動的に転送できるので、オペレータによる宛先の設定を間違えることがなくなる。
また、前述した本発明に係わるファクス転送装置に相当する処理をコンピュータに行わせるプログラムであっても、そのプログラムをコンピュータに読み込ませて実行させることによって、前述した本発明に係わるファクス文書転送装置と同様な作用・効果が得られる。
本発明は、受信した文書に含まれる文書ページのプリビュを行なうことができ、しかもそのプレビュされた文書ページのそれぞれは少しずつづれて重なっているので、オぺレータは文書に含まれている文書ページを視覚的に確認できる効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施にかかるファクス文書転送装置とファクス装置とから構成されるファクス通信システムの全体構成を示すブロック図である。図示するように、本発明を実施するファクス文書転送装置1は、通信媒体であるインターネット3に接続されるファクス装置、例えばファクス装置2−1から文書を受信し、インターネット3を介して受信した文書に指定されたインターネット3上の指定された送信先のファクス装置2−2に伝送する。
図示するように、ファクス文書転送装置1は、その装置内部にそれぞれが相互接続された、ファクス送受信制御部10と、ファクス文書メモリ11と、データ管理部12と、データ管理テーブル13と、受信一覧作成部14と、プレビュ作成部15と、プレビュ制御情報メモリ16と、表示部17と、および入力部18とを備えている。
ファクス送受信制御部10は、ファクス文書を表す画像データを復変調して伝送するとともに、伝送制御における各種手順制御を伝送するモデム(図示せず)および外部回線との接続ポートを制御し、着信を検出する網制御部(図示せず)を含み、それらを制御して予め定められた伝送手順に従ってファクス通信を行なう。
ファクス文書メモリ11は、ファクス送受信制御部10がファクス装置2からインターネット3を介して受信した1枚または複数枚の文書ページのファクス文書をその文書単位で格納する。
データ管理部12は、ファクス送受信制御部10にて受信したファクス文書がファクス文書メモリ11に蓄積された後、その受信ファクス文書から送信元のファクス番号や宛先のファクス番号などの各種属性情報を抽出し、その各種属性情報をデータ管理テーブル13に逐次格納するための管理を行なう。また、受信文書を表示あるいは操作するための制御を行なう。
データ管理メモリ13の文書文書エントリ構造は、図2に示されているように、受信文書の送信元と送信先のファクス番号、受信枚数、転送可否状態、および受信文書を構成する1枚あるいは2枚以上の文書ページ夫々の格納先である文書メモリ11のアドレスを受信日時とともに格納可能であり、この各文書文書エントリは受信文書が文書メモリ11に格納される度に対応する文書文書エントリを特定するための文書エントリ番号順に格納される。なお、ページ格納先には最大16ページのアドレスを収納可能になっている。
受信一覧作成部14は、入力部18から受信一覧表示の要求を受けてデータ管理部12がデータ管理テーブル13内に格納されている受信文書に対応する文書文書エントリの全てを表示部17に表示可能なように一覧リスト作成を行なう。
文書プレビュ作成部15は、受信一覧作成部14によって作成されて表示部17に表示された文書文書エントリに基づいた受信一覧の中から入力部18を用いてオペレータにより指定された文書文書エントリに対応する受信文書をプレビュ制御情報メモリ16の内容に基づいてその文書を構成する文書ページの全てを確認可能に表示するプレビュページの作成を行なう。
プレビュ制御情報メモリ16の構造は、図3に示されているように、受信したファクス文書の最初の1ページの表示位置を示す初期座標と2ページ以降の座標のオフセット値を予め記憶されている。 表示部17は、表示データを一時的に格納される内部メモリと、その表示データを表示する画面を備え、その内部メモリに格納された表示データを表示させるように制御を行なうものである。なお、表示形式は、CRT(Cathode Ray Tube)方式、LCD(Liquid Crystal Display)方式などのいずれの方式であってもよい。
入力部18は、オペレータによって操作されるマウスやキーボードなどである。
ファクス文書転送装置1は以上のように構成されている。
なお、図1に示したファクス転送装置1の各構成は、標準的な構成を有するコンピュータ、すなわち、制御プログラムを実行することで各構成要素を制御するCPUと、ROMやRAM及び磁気記憶装置などからなり、CPUに各構成要素を制御させる制御プログラムの記憶やCPUが制御プログラムを実行する際のワークエリアあるいは各種データの記憶領域として使用される記憶部と、ユーザによる操作に対応する各種データが取得される入力部と、ディスプレイなどに各種のデータを提示してオペレタータに通知する出力部と、ネットワークに接続するためのインターフェース機能を提供するI/F部とを備えるコンピュータで構成することもできる。
以下、このファクス転送装置1で行われる文書転送処理の手順について説明する。
図4は、ファクス文書転送装置1で行われる文書転送処理の処理内容を示すフローチャートである。
まず、S101では、インターネット3上のファクス装置2によりコールされているか否かがファクス送受信制御部10によって判別される。そして、この判別結果がYesならばS102に処理が進み、NoならばS105に処理が進む。
S102では、ファクス送受信制御部10において、コールしてきた発呼側のファクス装置2との接続を確立し、接続が確立するとファクス装置2が送出するファクス文書の受け取り処理が行なわれる。
S103では、S102の受取り処理によって受信したファクス文書データを順次ファクス文書メモリ11に格納を行った後、その1ページ分の文書が通信エラーなどが発生せず正常に受信しているならば、ファクス文書の次ページの送信要求がファクス送受信制御部10において行われる。そして送信要求の応答としてページ発呼側のファクス装置2から終端を示すEOP(End of Page)コードを受け取ると正常に受信できた枚数をカウントアップする文書ページカウンタ(図示せず)の値を「+1」増加させた後、1ページデータとしてファクス送受信制御部10によって格納が行われる。そして発呼側のファクス装置2から送信すべき次文書ページがないことを示すEOS(End of Send)コードを受け取るまでこの処理が繰り返される。
S104では、上述したS103の処理によって文書格納処理が繰り返され、EOSコードを受け取ると、受信したファクス文書の受信日時や送信元と送信先のファクス番号、更に文書メモリ11内に格納されたファクス文書の格納先などの各種データの抽出がデータ管理部12において行われ、そして、それらの各種データを受信ページの枚数を示すページカウンタ値が図2に示すようにそれぞれ設定した文書文書エントリ文書エントリの作成を行ない、図5に示されるように、文書の受信順にデータ管理テーブル13に登録が行われる。
S105では、上述したS103の処理によって受信したファクス文書を受信状態に応じて他の配信先のファクス装置2への配信条件を定める配信条件判定処理がデータ管理部12によって行われる。この配信条件決定処理の詳細は後述する。
このS105の処理を終えた後はこの配信条件判定処理が終了し、S101の処理へ戻る。
ところで、上述したS101の判定処理によっていずれのファクス装置2からも接続要求、つまり呼び出されていないと判定されたときは、S106の処理に進む。
S106では、表示部17の初期画面や入力部18としてのキーボードに設けられている「一覧」ボタン(図示せず)がオペレータによって指定されたか否かをデータ管理部12において判別される。この判別結果がYesならばS107の処理に進み、Noならばインターネット3上のファクス装置2からの接続要求も、オペレータから受信一覧の表示要求もされていないとしてS101の処理へ戻る。
S107では、データ管理テーブル13に登録された文書文書エントリを文書エントリ単位で順番に読み出しが行なわれ、読み出した文書文書エントリに含まれるページ格納先以外の項目データに基づいて一覧表示形式への生成が受信一覧作成部14において行われ、図6に示されるような表示部17の画面に表示が行われる。また表示部17に受信一覧が表示されると表示経過時間の計時が時計部(図示せず)において開始される。
S108では、上述したS107の処理によって計時された受信文書一覧の表示時間が予め設定されている許容時間を超えたか否かの判別が受信一覧作成部14において行なわれる。そして、この判別結果がYesならばS109の処理に進み、NoならばS110の処理に進む。
S109では、S107の処理によって受信一覧表示ウインドウに表示された受信一覧をオペレータが確認し、そして受信文書の中の1つを指定した後に「OK」ボタンを操作したか否かの判別がデータ管理部12において行なわれる。この判別結果がYesならばS111の処理に進み、NoならばS107の処理に戻り、上述した処理が繰り返される。
ここで、上述したS108の判別処理によって受信文書の一覧表示が所定時間を超え、Noと判別された場合にはS110の処理が行われる。S110では、データ管理部12によって、表示部17の受信文書一覧表示から受信待ちの初期画面に切り換えが行われる。
このS110の処理を終えた後はS101の処理へ戻り、上述した処理を繰り返す。
ここで、S111の処理の説明に戻る。S111では、図6に示される受信一覧ウインドウ上で指定した文書を転送する前に、その文書を確認するため文書ページのプレビュを要求する「プレビュ」ボタンがオペレータによって押されたか否かの判別をデータ管理部12において行なう。そして、判別結果がYesならばS112の処理に進み、NoならばS116の処理に進む。
S112では、データ管理部12において、図6に示すような受信一覧ウインドウ上でオペレータが指定した受信文書に対応するデータ管理テーブル13内の文書文書エントリに含まれる第1ページデータの格納先で示される文書メモリ11内の格納場所から文書ページデータを読み出し、これを表示部17に送り、図7に示すような、通常、受信文書の送付状として添付されるカバーページの表示が行われる。
S113では、図11に示されるように、プレビュされたカバーページを含む受信文書の全てのページを所定量づつ重ねて表示を行なうプレビュ処理がプレビュ表示作成部15において行われる。この詳細は後述する。
S114では、図11に示されような重ね表示のプレビュ表示されたページを見て、カバーページに属するページ以外の異なる文書ページが含まれていると確認したオペレータによって受信文書の分割を要求する「分割」ボタンが押されたか否かの判別を行なう。判別結果がYesならばS115の処理に進み、NoならばS118の処理に進む。
S115では、オペレータによって指定されたページから分割を開始する文書分割処理がデータ管理部12において行われる。この文書分割処理の詳細は後述する。
このS115の文書分割処理を終えた後は、S107の処理へ戻る。
ここで、上述したS111の判別処理によってNoと判別された場合に行われるS116では、図6に示されるような受信一覧ウインドウ上に配置された関連する受信文書の結合を要求する「連結」ボタンの操作が入力部18を用いて行われたかオペレータによってか否かの判別をデータ管理部12において行なう。判別結果がYesならばS117の処理に進み、NoならばS118の処理に進む。
S117では、図6に示されるような受信一覧ウインドウから任意の受信文書の特定後、その特定の受信文書に関連する文書を連結する文書連結処理がデータ管理部12によって行われる。この文書結合処理の詳細は後述する。このS117の文書分割処理を終えた後は、S107の処理に戻る。
以上のS114またはS116の判別処理がNoであれば処理が行われるS118では、図6における受信一覧ウインドウ、図11におけるプレビュウインドウに配置され、指定の文書を転送先への転送要求を行う「転送」ボタンが操作されたか否かの判別を行なう。そして、判別結果がYesならばS119の処理に進み、NoならばS120の処理に進む。
S119では、図11に示すようにプレビュしている文書ページに対応する各ページデータをデータ管理テーブル13内のページ格納先で示される文書メモリ11から読み出し、これをファクス送受信制御部10に送り、インターネット3上の送信先のファクス装置2に配信を行なう。
S120では、図6における受信一覧ウインドウ、図7におけるカバーページウインドウ、図11におけるプレビュウインドウに配置されている「取消」ボタンが操作されたか否かが判別される。そして、その判別結果がYesならば上述したS107の処理へ戻り、Noならば上述したS114の処理へ戻る。
以上までの処理が文書転送処理である。
次に、図4に示した文書転送処理におけるS105の処理において行われる配信条件判定処理の詳細について説明する。この処理は、受信文書の発信元や通信エラーの受信状態などに応じてファクス装置2に対しその文書の配信可否などの配信条件を設定する処理である。
図8は、配信条件判定処理の処理内容を示すフローチャートである。この処理はデータ管理部12において行われる。
まず、S201では、いま受信した文書の属性情報をデータ管理メモリ13から取得を行なう。ここでは、いま受信した文書の属性情報は、図5に示されるデータ管理情報メモリ13の最後列の文書エントリ(斜線で示す)から読み出しが行われるものとする。
S202では、前述したS201の取得処理によって読み出された文書の送信元ファクス番号と同じファクス番号を有する文書の属性情報をデータ管理情報メモリ13から検索して、該当する文書があるか否かの判別を行なう。そして、その判別結果がYesならばS203の処理に進み、NoならばS207の処理に進む。
S203では、上述したS202の処理によって検出されたデータ管理情報メモリ13に格納され、文書の送信元が現受信文書と同一の受信文書の配信状態における値が「1」(配信不可)であるか否かの判別が行われる。判別結果がYesならばS204の処理に進み、NoならばS207の処理に進む。
以上のS202とS203の処理による判別結果の両方がYesのときにのみS204に処理が進み、そうでないときにはS207の処理に進む。
S204では、図9(a)に示されるように、文書の送信元が現受信文書と同一の受信文書における配信状態項目の値「1」(配信不可)を値「2」(条件付き配信可)に設定変更が行なわれる。
S205では、回線不良や転送装置1の種々の状態を常時監視するモニタ(図示せず)からの状態信号に基づいて現受信文書が正常に受信したのか否かが判別される。そして、その判別結果がYesならばS206の処理に進み、NoならばS208の処理に進む。
S206では、図9(a)に示されるように、現受信文書の属性情報(斜線の文書エントリ)配信状態項目の値として「2」(条件付き配信可)が設定される。
ところで、S202またはS203の判別処理の結果がNoであったときには、S207において回線不良や転送装置1の種々の状態を常時監視するモニタ(図示せず)からの状態信号に基づいて現受信文書が正常に受信したのか否かが判別される。そして、その判別結果がYesならばS208の処理に進み、NoならばS209の処理に進む。
S208では、図9(b)に示されるように、データ管理情報メモリ13内の現受信文書の属性情報(斜線の文書エントリ)の配信状態項目に値「1」(配信不可)の設定が行われる。
S209では、図9(c)に示されるように、データ管理情報メモリ13内の現受信文書の属性情報(斜線の文書エントリ)の配信状態項目に値「0」(配信可)の設定が行われる。
以上のS206、S208及びS209の各処理を終えた後にはこの配信条件判定処理が終了し、元の処理へと戻る。
以上までの処理が配信条件判定処理である。
次に、図4に示した文書転送処理におけるS113の処理において行われるプレビュ処理について説明する。この処理は、受信文書を転送する前に、その受信文書データに配信先が異なる文書データの有無を視覚的に確認するために受信文書の各ページの上部の一部が見えるように重ねてサムネイル表示する処理である。この処理により、1通話で受信した複数の文書データをまとめて視覚的に確認することができる。
まず、S301では、図4に示した文書転送処理におけるS109の処理において転送したい文書としてオペレータによって指定された文書の属性情報に含まれる受信枚数Pをデータ管理情報メモリ13から読み出し、読み出した受信枚数Pを内部メモリ(図示せず)に一時的に格納を行なう。
S302では、プレビュ作成部15において、カバーページの用紙サイズと表示部18の画面有効表示領域のサイズから縮小率Rを下記の式を用いて求める。
Reduction(X/X0、Y/Y0)
Reductionは、括弧内の演算結果を返す演算子である。演算子「/」は、実数値を返すものとする。また、X、Yは、実際の用紙のサイズを示しており、X0、Y0は、画面の有効表示領域を示している。
S303では、予めプレビュ制御情報メモリ16に格納されている初期座標およびオフセット値を読み出して内部メモリ(図示せず)に一時的に保存を行なう。
S304では、変数nに初期値である「1」が代入される。
S305では、データ管理情報メモリ13の属性情報を参照して変数nの値に対応するn枚目のページデータをその格納先の文書メモリ11内から読み出し、このページデータを上述したS302の処理で求めた縮小率に従って縦横比を変えずに縮小処理を行なった後、その縮小データを内部メモリ(図示せず)に一時的に保存を行なう。
S306では、表示部17の有効表示領域内における変数nの値で示される縮小ページのプレビュ位置座標を下記の式から求める。
Coordinate(X0+nΔx、Y0+nΔy)
Coordinateは、括弧内の演算結果を返す演算子である。X0、Y0は、表示部17の有効表示領域の左上隅を原点する座標の値であり、Δx、Δyはオフセット値である。また、変数nはページ枚数目を示し、nは1以上の整数である。
S307では、データ管理部12からのページの描画命令を受け取り、縮小されたページを一時的に保存している内部メモリから読み出してページ描画データを作成し、表示メモリ(図示せず)のプレビュ位置座標に対応するメモリ領域に描画が行なわれる。
S308では、変数nの現在の値に「1」が加算され、その結果が改めて変数nに代入される。
S309では、表示メモリに描画されたページ枚数が受信枚数を超えたか否かの判別を行なう。そして、その判別結果がYesならばS310の処理に進み、NoならばS305の処理に戻り、Yesになるまで上述したS305〜S308の各処理が繰り返される。
S310では、表示メモリに描画された1枚またはそれ以上の各縮小ページデータを表示部17に出力を行なう。そして、この出力されたデータは、表示部17において、図11に示すように、左上隅から所定間隔で、しかもページの上方の一部が見えるように重ねて表示される。
S310の処理を終えた後にはこのプレビュ処理が終了し、元の処理へと戻る。
以上までの処理がプレビュ処理である。
また、図4に示した文書転送処理におけるS114の処理において行われる文書分割処理の詳細について説明する。この処理は、1通話で受信した文書データのプレビュから異なるファクス送付状のカバーページを見つけた場合に、オペレータがそのページを指定するだけで、その指定ページを境界とした2つの文書データに受信文書データを分割する処理である。これにより、宛先が異なる複数の文書を1通話で受信したとしても、それぞれの文書を配信先ごとに視覚的に確認できる。
まず、S401では、オペレータによって、図11に示すようなプレビュウインドウに設けられた「分割」ボタンの操作後に、続けて現在プレビュのページの中で分割先頭ページの指定が行われたか否かの判別が行われる。そして、その判別結果がYesならばS402の処理に進み、Noならば判別結果がYesになるまで判別が繰り返される。ここで、図11に示すプレビュウインドウにプレビュされている文書ペーシは、図13(a)に示されるデータ管理テーブル13の番号「2」に対応する文書エントリに含まれるページ格納先で示されるページデータであるものとする。
S402では、上述したS401の処理によって分割先頭ページ指定が行われたことが判別されたとき、指定されたページ表示領域に対応するページ番号をデータ管理テーブル13から取得し、変数nの値に代入される。ここで、例えば、図11に示されているプレビュされているプレビュページのうち、3ページ目が指定されたものとし、変数nの値に「3」が代入されたとする。
S403では、データ管理テーブル13の最終文書エントリの後に続けて、分割される文書に対する属性情報文書エントリ(これ以後、分割文書エントリと称する)領域の確保、つまり文書エントリフォーマットの作成が行われる。
S404では、現在プレビュを行っている文書に対応するデータ管理テーブル13の属性情報文書エントリ(これ以後、対象文書エントリと称する)のうち、受信日時、送信元ファクス番号、状態を分割文書エントリの対応する項目に複写(コピー)が行われる。
S405では、分割境界ページとして指定されたページ番号に対応して対象文書エントリの変数Pnで示されるページ格納先アドレスによって特定される文書メモリ11の中のページデータから配信先ファクス番号の抽出を行なう。
S406では、上述したS405の処理で抽出した配信先ファクス番号を分割文書エントリの対応する項目に登録が行われる。
S407では、変数Dnに初期値である「1」が代入される。
S408では、対象文書エントリの項目のうち変数Pnで指定されるページ格納先データを分割文書エントリの項目のうち変数Dnで指定される項目に移動が行われる。
S409では、変数Pnの現在の値に「1」が加算され、その結果が改めて変数Pnに代入され、変数Dnの現在の値に「1」が加算され、その結果が改めて変数Dnに代入される。
S410では、変数Pnの現在の値が15より大きいか否かの判別が行われる。ここで数値15は対象文書エントリでのページ格納先項目の最大項目数を意味する。
S411では、変数Dnの現在の値を分割文書の枚数として分割文書エントリの枚数の項目に設定される。
S412では、対象文書エントリの枚数項目の値から変数Pnの現在の値が減算され、その結果が残りページ枚数として改めて対象文書エントリの枚数項目に代入される。
以上のS403からS412の各処理が行われると、図13(b)に示すように、データ管理テーブル13の最終文書エントリに分割文書エントリが作成される。
S413では、図13(c)に示すように、データ管理テーブル13の各文書エントリをその受信日時順に並べ替え、所謂ソート処理が行われる。
S413の処理を終えた後にはこの文書分割処理が終了し、元の処理へと戻る。
以上までの処理が文書分割処理である。
次に、図4で示した文書転送処理におけるS116の処理において行われる文書結合処理の詳細について説明する。この処理は、通信エラーなどによって時間を経て断片的に分断されて受け取った複数の文書を同一の発信元からの受信文書として結合を行なうものである。
図14は文書結合処理の処理内容を示すフローチャートである。
まず、S501では、変数Mに初期値「1」が代入される。この変数Mは、データ管理テーブル13の文書エントリ文書文書エントリ番号を意味する。
S502では、結合文書として指定された受信文書、図15(a)では番号「3」の発信元ファクス番号が変数Mの値で示されるデータ管理テーブル13の文書エントリ文書文書エントリに含まれる発信元ファクス番号と同一か否かが判別され、この判別結果がYesならばS503の処理に進み、NoならばS505の処理に進む。
S503では、データ管理テーブル13に格納され、発信元が指定の文書と同一の文書エントリ文書文書エントリの項目「状態」の値が「2」、すなわち、その文書エントリ文書文書エントリに対応する受信文書データが条件付き配信可のものか否かが判別され、この判別結果がYesならばS504に進み、NoならばS503を飛び越してS505に進む。ここでは、図15(a)に示すように、文書エントリ文書文書エントリ番号「1」の状態は「2」であるので、S504の処理に進む。
S504では、図16に示されように、上のS502およびS503の各処理でYesと判別された文書エントリ文書文書エントリ番号である変数Mの値が結合候補メモリに格納される。
S505では、変数Mの現在の値に「1」が加算され、その加算結果が改めて変数Mに代入される。
S506では、変数Mの値がデータ管理テーブル13の文書エントリ文書文書エントリ数を超えたか否かが判別され、その判別結果がYesならばS507の処理に進み、Noならば上述したS502からS505の各処理がYesになるまで繰り返される。
以上のS501からS506の各処理を実行することによって指定した文書に関連する時間を経て受信した複数の文書を結合候補の文書として抽出が行われる。
次に、S507では、候補テーブルのポインタである変数Pに初期値「1」が代入される。
S508では、P番目の項目内容、つまり文書エントリ番号を候補テーブルから読み出す。
S509では、読み出された文書エントリ番号によってデータ管理テーブル13の文書エントリのアクセスが行なわれ、その文書エントリに含まれる1ページ目格納先に格納されているページデータが文書メモリ11から読み出される。
S510では、上述されたS509の処理によって読み出されたページデータを、ウインドウ有効表示領域と候補ページ数に応じた縦横サイズから縦横の縮小率を求め、求めた縮小率に基づいて縦横比を変えずに縮小処理が行われる。
S511では、上述されたS510の縮小処理によって縮小された矩形形状のページデータを表示部17の画像メモリ(図示せず)に描画が行われる。
S512では、候補テーブル内に格納されている値のうち、データ管理部12によってまだ読み出されていない値があるか否かが判別される。そして、その判別結果がYesであればS514の処理に進み、NoならばS513の処理に進む。
S513では、候補テーブルのポインタである変数Pの現在の値に「1」が加算され、その結果が改めて変数Pに代入される。この処理を終えた後にはS508へと処理が戻って上述した処理が繰り返される。
S514では、上述したS511の処理によって内部メモリに描画されたページデータを図16に示すようなプレビュウインドウ形式に編集が行われ、表示部17の画面に表示が行われる。
上述したS507からS514までの各処理を実行することにより結合候補ページのプレビュが行われる。
そして、S515では、図16に示されるようなプレビュウインドウに設けられた「OK」ボタンを、オペレータが入力部18、例えばマウスを用いてクリックが行なったか否かが判別される。そして、その結果がYesならばS517の処理に進み、NoならばS516の処理に進む。
S516では、オペレータが入力部18、例えばマウスを用いて、図16に示されるようなプレビュウインドウに設けられた「取消」ボタンクリックが行なったか否かが判別される。そして、その結果がYesならばこの文書結合処理が終わり、元の処理へ戻る。一方、NoならばS515の判別処理に戻り、結果がYesになるまで繰り返される。
S517では、結合候補テーブルに登録された番号に対応するデータ管理テーブル13における結合候補の文書エントリのうち受信日時が最古の文書エントリの格納先の最後尾以降にそれ以外の候補文書エントリのページデータ格納先の全てを受信日時文書エントリの順番に移動を行なう。そして、移動されたデータ格納先を含む格納先の項目数を枚数として更新が行われる。
S518では、図15(b)に示すように、結合された文書文書エントリを削除し、受信日時の順番に並び替えが行われる。このたS518の処理が終わると、文書結合処理が終了し、元の処理へと戻る。
以上までに説明した図4における文書配信処理、図8における配信条件判定処理、図10におけるプレビュ処理、図12、図14における文書分割処理と文書結合処理が文書転送装置1において行われることによって、ファクス受信した文書を誤配信することなく、正しい配信先に転送が実現される。
なお、前述した図4、図8、図10、図12、及び図14に示した各種の処理を標準的な構成を有するコンピュータに行わせるための制御プログラムを作成し、その制御プログラムをそのコンピュータに読み込ませて実行させることにより、上述した実施例における文書転送装置1に相当する機能をそのようなコンピュータ行わせることも可能である。また、このような制御プログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録させ、そのプログラムを記録媒体からコンピュータに呼び出させて実行させることによって実施例における文書転送装置1に該当する機能をこのようなコンピュータに行わせることも可能である。記録媒体として、例えば、コンピュータに内蔵若しくは外付けの付属装置として備えられているROMやハードディスク装置、あるいはフレキシブルディスク、MO(光磁気ディスク)、CD−ROM、DVD―ROMなどといった携帯可能記録媒体などが利用できる。
また、記録媒体はネットワークを介してコンピュータと接続される、プログラムサーバとして機能するコンピュータが備えている記憶装置であってもよい。この場合には、制御プログラムを表現するデータ信号で搬送波を変調して得られる伝送信号を、プログラムサーバから伝送媒体であるネットワークを通じて伝送するようにし、コンピュータでは受信した伝送信号を復調して制御プログラムを再生することで当該制御プログラムを実行できるようになる。
本発明を実施する文書転送装置の構成を示す図である。 データ管理テーブルの構造を示す図である。 プレビュ制御情報メモリの構造を示す図である。 文書転送処理の処理内容を示すフローチャートである。 データ管理テーブルの例を示す図である。 受信一覧ウインドウの例を示す図である。 カバーページウインドウの例を示す図である。 配信条件判定処理の処理内容を示すフローチャートである。 図8に示す配信条件判定処理でデータ管理テーブルに登録される情報の例を示す図である。 プレビュ処理の処理内容を示すフローチャートである。 プレビュウインドウの例を示す図である。 文書分割処理の処理内容を示すフローチャートである。 図12に示す文書分割処理でデータ管理テーブルに登録される情報の例を示す図である。 文書結合処理の処理内容を示す図である。 図14に示す文書結合処理でデータ管理テーブルに登録される情報の例を示す図である。 連結候補テーブルの構造を示す図である。 連結候補ウインドウの例を示す図である。
符号の説明
1 ファクス文書転送装置
2−1〜2−4 ファクシミリ装置
3 インターネット
10 ファクス送受信制御部
11 ファクス文書メモリ
12 データ管理部
13 データ管理テーブル
14 受信一覧作成部
15 プレビュ作成部
16 プレビュ制御テーブル
17 表示部
18 入力部

Claims (6)

  1. 受信した1枚またはそれ以上の枚数の文書ページデータを受信単位を文書としてメモリに蓄積する機能を有するファクス文書転送装置において、
    前記メモリに蓄積された文書ページデータを受信単位で表す文書識別データを一覧形式で出力する出力手段と、
    前記出力手段にて出力された文書識別データから転送したい文書識別データを指定する指定手段と、
    前記指定手段による文書識別データの指定が行われた際に、指定された文書識別データに対応する前記メモリに受信単位で蓄積されている文書ページデータの夫々が重なり合い、且つ、これら文書ページの一部が見えるように上記文書ページデータの表示位置を所定方向に一定量ずらしてプレビュする表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするファクス文書転送装置。
  2. 前記文書識別データは文書の発信元と宛先のデータ、受信日時、受信枚数、および文書ページデータを格納する前記メモリ内の格納場所を含むことを特徴とする請求項1記載のファクス文書転送装置。
  3. 前記表示制御手段によってプレビュされた各文書ページの中から少なくとも文書の発信元と転送先の宛先が存在する文書ページを指定するページ指定手段と、
    前記ページ指定手段によって指定された文書ページデータに含まれる発信元と転送先の宛先、および両方のファクス番号を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された発信元と相手先のファクス番号を含む文書エントリを作成する文書エントリ作成手段と、
    前記文書エントリ作成手段によって作成された文書エントリの1ページ目格納先から順番に前記ページ指定手段によって指定された文書ページ以降の格納先データを移動すると共に、移動した格納先データ個数を受信枚数として対応する項目に設定を行なう文書エントリ手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項2記載のファクス文書転送装置。
  4. 前記指定手段によって指定された文書を特定する識別データに含まれる相手先のファクス番号に発呼する発呼手段と、
    この発呼手段によって発呼された宛先に回線が接続されると、前記指定手段によって指定された前記メモリ内の文書データを読み出して前記宛先に転送する文書転送手段と、
    を更に備えた請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のファクス文書転送装置。
  5. 文書データを受信している間、その受信が正常に行われているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果が文書データを正常に受信していないことを示した場合には、前記メモリにすでに蓄積されている文書データを宛先に転送することを禁止する転送禁止手段と、
    前記転送禁止手段によって文書が転送禁止された以降に、正常に受信できなかった文書の発信元と同一の発信元から文書データを受信した際に、その文書データを前記転送禁止している文書データの最終ページデータに続けて結合する文書データ結合手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載のファクス文書転送装置。
  6. コンピュータに、
    受信した1枚またはそれ以上の枚数の文書ページデータを受信単位を文書としてメモリに蓄積する機能、
    前記メモリに蓄積された文書ページデータを受信単位で表す文書識別データを一覧形式で出力する機能、
    前記出力機能にて出力された文書識別データから転送したい文書識別データを指定する機能、
    前記指定手段による文書識別データの指定が行われた際に、指定された文書識別データに対応する前記メモリに受信単位で蓄積されている文書ページデータの夫々が重なり合い、且つ、これら文書ページの一部が見えるように上記文書ページデータの表示位置を所定方向に一定量ずらしてプレビュする機能、
    を実現させるためのプログラム。
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