JPH11298156A - 筐体の床固定部材および床固定方法 - Google Patents

筐体の床固定部材および床固定方法

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JPH11298156A
JPH11298156A JP10591998A JP10591998A JPH11298156A JP H11298156 A JPH11298156 A JP H11298156A JP 10591998 A JP10591998 A JP 10591998A JP 10591998 A JP10591998 A JP 10591998A JP H11298156 A JPH11298156 A JP H11298156A
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JP
Japan
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floor
fixing
housing
fastening member
locking member
Prior art date
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Pending
Application number
JP10591998A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Shiobara
勉 塩原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャスターの付いた筐体をワンタッチで容易に
床固定することができる床固定部材および床固定方法を
提供すること。 【解決手段】床面に締結された1つの床締結部材1と、
この床締結部材1に筐体2を係止する少なくとも1つの
係止部材3とを備え、係止部材3を床締結部材1にワン
タッチで取り付けることにより筐体2を床固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は筐体を床固定する構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】筐体を床に固定する従来の方法について
図6を参照しながら説明する。図6(a)は筐体61を
底面62から見た図、図6(b)は床締結部材64を上
から見た図である。筐体61にはキャスター63が設け
られており、床の上を前後左右に動かすことができる。
また、筐体の面B側の下部には第一の固定具67が左右
に2つ設けられ、筐体の面F側の下部には第二の固定具
610が設けられていた。第一の固定具67には貫通穴
68が設けられ、第二の固定具610にはネジ穴612
が設けられていた。一方、床締結部材64は底面にネジ
穴614の部分で床にネジ止めされ、キャスター63の
設置幅で左右に案内部613が設けられ、筐体61を床
固定する位置で筐体61の動きを止めるためのストッパ
65が設けられていた。また、ストッパ65の両端には
突起66が設けられ、接触面69の両端にはネジ穴61
1が設けられていた。
【0003】筐体61を床固定部材64に床固定する場
合、まず筐体61が床固定部材64をまたぐ位置まで移
動させ、さらにキャスター63を案内部613伝いに矢
印A方向に動かし、第一の固定具67をストッパ65に
当接させる。このとき突起66は貫通穴68に挿入され
た状態となり、接触面69は第二の固定具610に当接
した状態となる。接触面69のネジ穴611が第二の固
定具610のネジ穴612と対応する位置にあり、この
部分で筐体61は床固定部材64にネジ止めされる。上
記方法により、筐体61は床固定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の筐体の床固定方法は、筐体と床固定部材とをネジ止
めすることによって固定していたため、工具が必要とな
るなど非常に面倒であった。また、筐体側にも床固定を
するための固定具を備えなければならないという問題も
ある。
【0005】本発明はこれらの問題点を解決し、キャス
ターの付いた筐体をワンタッチで容易に床固定すること
ができる床固定部材および床固定方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、床面を移動可能なキャスターを備える筐体を床面に
固定する床固定部材において、床面に締結された1つの
床締結部材と、この床締結部材に筐体を係止する少なく
とも1つの係止部材とを備え、係止部材を床締結部材に
ワンタッチで取り付けることにより筐体を床固定する。
【0007】請求項7記載の本発明は、床面を移動可能
なキャスターを備える筐体を、床面にあらかじめ締結さ
れる1つの床締結部材と、この床締結部材に筐体を係止
する少なくとも1つの係止部材とを用いて、床面に固定
する床固定方法において、キャスターを使用して、筐体
が床締結部材をまたぐように、床締結部材に設けられた
垂直方向固定部と左右方向固定部とをガイドとして所定
の位置までスライドさせ、この所定の位置にて床締結部
材に設けられた係止部材取り付け部に係止部材を取り付
けることにより筐体を床面に固定する。上記本発明によ
り、床面を移動可能なキャスターを備える筐体を床締結
部材を用いてワンタッチで床面に固定することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示した
図である。1は床にあらかじめ固定しておく箱状金具で
あり、4本のネジを用いてしっかりと床面に締結され
る。この箱状金具は案内部1bを有し、案内部1bの左
右方向の一端には壁状突起1aが設けられ、他端には溝
状穴1dが設けられ、さらに案内部1bの上端にはひさ
し状突起1cが設けられている。2は機器筐体であり、
底面の4隅にキャスター2aを有する。3は棒状金具で
あり、両端に溝3aが設けられている。この棒状金具3
の溝3aが箱状金具1の溝状穴1dに挿入可能なように
なっている。また、箱状金具1の左右に設けられる案内
部1b間の幅は、機器筐体2が箱状金具1をまたぎ、か
つ左右方向の動きを抑えるのに十分な幅である。
【0009】以下、床面に締結された箱状金具1、およ
び棒状金具3を用いて、筐体2を床固定する方法につい
て説明する。まず、機器筐体2を矢印A方向に動かし、
左右のキャスター2aを箱状金具1の案内部1bに外接
させながら壁状突起1aに当接する位置まで移動させ
る。図2はこの状態を真横から見たものであり、図3は
矢印A方向から見たものである。キャスター2aは案内
部1bによって左右方向の動きが抑えられ、壁状突起1
aによって矢印A方向の動きが抑えられている。また、
ひさし状突起1cによって上方向の動きが抑えられてい
る。
【0010】溝状穴1dは案内部1bの一端から矢印A
方向に床面と平行に開けられ、一番奥で床面と直角に下
方向に開けられ、Lを寝かせたような形状を有してい
る。この溝状穴1dに棒状金具3を挿入し、一番奥の床
面と直角に下方向に開けられた部分に落とし込む。図4
はこの状態の斜視図であり、棒状金具3の溝3aの部分
が箱状金具1の溝状穴1dに落とし込まれるようになっ
ており、棒状金具3をワンタッチで箱状金具1に取り付
けることができ、かつはずれにくい。これによってキャ
スター2aが矢印Aの逆方向に動くのを抑えることがで
きる。
【0011】上記構成の一実施例によれば、箱状金具1
の案内部1bにより左右方向の動きを阻止し、壁状突起
1aにより矢印A方向の動きを阻止し、棒状金具3によ
り矢印Aの逆方向の動きを阻止し、仮に上方向に力がか
かってもひさし状突起1cにより上方向の動きを阻止す
ることができるため、機器筐体2をワンタッチで工具を
用いずに簡単に床固定することが可能となる。機器筐体
2に固定具を特に設ける必要もない。
【0012】なお、上記一実施例では溝状穴1dをLを
寝かせたような形状としたが、ワンタッチで棒状金具3
を取り付けることができ、かつはずれにくい形状であれ
ば十分である。
【0013】また、上記一実施例は機器筐体2を一方向
のみから床固定するものであるが、図5に示すように壁
状突起1aの代わりに案内部1bの両端に溝状穴1dを
設ければ、両方向からの床固定が可能となる。その他、
本願発明の要旨を変更しない範囲で各部を変更すること
は可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、キャスターの付いた筐
体をワンタッチで容易に床固定することができる床固定
部材および床固定方法を提供するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図。
【図2】本発明の一実施例の側面図。
【図3】本発明の一実施例を矢印A方向から見た図。
【図4】本発明の一実施例の溝状穴1d部分の拡大図。
【図5】本発明の変形例の側面図。
【図6】従来技術を示す図。
【符号の説明】
1 箱状金具 1a 壁状突起 1b 案内部 1c ひさし状突起 1d 溝状穴 2 機器筐体 2a キャスター 3 棒状金具 3a 溝

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面を移動可能なキャスターを備える筐
    体を床面に固定する床固定部材において、 床面に締結された1つの床締結部材と、 この床締結部材に筐体を係止する少なくとも1つの係止
    部材とを備え、 係止部材を床締結部材にワンタッチで取り付けることに
    より筐体を床固定することを特徴とする筐体の床固定部
    材。
  2. 【請求項2】 床締結部材は、 キャスターの垂直方向の動きを制限する垂直方向固定部
    と、 キャスターの左右方向の動きを制限する左右方向固定部
    と、 係止部材をワンタッチで取り付ける係止部材取り付け部
    とを備えることを特徴とする請求項1記載の筐体の床固
    定部材。
  3. 【請求項3】 係止部材取り付け部は、床締結部材の前
    後方向の少なくとも一端に設けられる溝状の穴であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の筐体の床固定部材。
  4. 【請求項4】 床締結部材の前後方向の一端に、キャス
    ターの前方向または後方向の動きを制限する固定部を設
    けることを特徴とする請求項2記載の筐体の床固定部
    材。
  5. 【請求項5】 床締結部材は、 壁状の突起である左右方向固定部と、 壁状の突起である前方向または後方向の固定部と、 ひさし状の突起である垂直方向固定部と、 溝状の穴である係止部材取り付け部とを備えることを特
    徴とする請求項1記載の筐体の床固定部材。
  6. 【請求項6】 係止部材は棒状部材であることを特徴と
    する請求項1記載の筐体の床固定部材。
  7. 【請求項7】 床面を移動可能なキャスターを備える筐
    体を、床面にあらかじめ締結される1つの床締結部材
    と、この床締結部材に筐体を係止する少なくとも1つの
    係止部材とを用いて、床面に固定する床固定方法におい
    て、 キャスターを使用して、筐体が床締結部材をまたぐよう
    に、床締結部材に設けられた垂直方向固定部と左右方向
    固定部とをガイドとして所定の位置までスライドさせ、
    この所定の位置にて床締結部材に設けられた係止部材取
    り付け部に係止部材を取り付けることにより筐体を床面
    に固定することを特徴とする筐体の床固定方法。
  8. 【請求項8】 所定の位置とは、前記床締結部材の前方
    向または後方向に設けられた前方向または後方向の動き
    を制限する固定部に、前記キャスターが当接する位置で
    ある請求項7記載の筐体の床固定方法。
  9. 【請求項9】 係止部材を取り付ける係止部材取り付け
    部は、床締結部材の前後方向の少なくとも一端に設けら
    れる溝状の穴であり、これに係止部材である棒状部材を
    落とし込むことにより前後方向の固定をする請求項7記
    載の筐体の床固定方法。
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