JP2000265736A - レール材の取付構造 - Google Patents

レール材の取付構造

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JP2000265736A
JP2000265736A JP11069708A JP6970899A JP2000265736A JP 2000265736 A JP2000265736 A JP 2000265736A JP 11069708 A JP11069708 A JP 11069708A JP 6970899 A JP6970899 A JP 6970899A JP 2000265736 A JP2000265736 A JP 2000265736A
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JP
Japan
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wall
rail material
upper frame
rail
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP11069708A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Makinaga
昌弘 槇永
Takanobu Nomura
孝伸 野村
Tomoyo Sawada
知世 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊り戸式引き戸のレール材を壁と近接した箇
所に取り付ける場合でも、容易に作業効率よく取り付け
ることが可能な取付手段を提供する。 【解決手段】 上枠(2)の下面にはレール材(1)の上部を
填め込む溝部(2c)が形成されている。溝部より壁側に位
置する壁側下面(2d)からは溝部(2c)に突出するように係
止片(2a)が設けられている。レール材(1)の上方の壁側
には突出した壁側鍔部(1a)は係止片(2a)に係止されてい
る。レール材(1)の上方の壁と反対側に突出した壁側鍔
部(1b)は上枠下面にビス(13)で固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吊り戸式の引き戸
に用いるレール材の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吊り戸式の引き戸の場合、上枠にレール
材を取り付け、そのレール材内を移動可能な戸車に引き
戸パネルを取り付けている。
【0003】図4は、従来の一般的なレール材の取り付
け方法を示した図であり、図中(10)は上枠、(11)はレー
ル材である。レール材(11)の上部(11b)の略中央にビス
(13)を打ち込んで上枠(10)に固定している。
【0004】レール材の下端には両側から内側に突出し
たレール部(11a)があり、レール部分(11a)相互の間隔(d
1)は狭いので、ドライバー(14)を先端部が上になるよう
に保持し、その先端部にビス(13)の溝を係止させて載
せ、落とさないように注意をしながらレール材(11)内に
差し入れて固定しなければならない。
【0005】しかも作業者は上方を見上げて不安定な姿
勢で作業を行わねばならず、ビスを差し入れる際にレー
ル部(11a)に接触させて床面やレール材(11)内に落とし
てしまうこともあり、作業性がよくない。
【0006】更に、レール材(11)内にリニアモーター駆
動用の磁石(12)が配されている場合には、レール材(11)
の上部(11b)をビス(13)止めすることができない。
【0007】そこで、このような場合には図5に示した
ように上部の両側に突出した鍔部(15b)を備えたレール
材(15)を用い、両側の鍔部(15b)をビス(13)で上枠(10)
に固定することも考えられる。
【0008】しかしながら、引き戸のレール材(15)は控
壁等の壁(16)と近接して設置されることが多いので、壁
(16)とレール材(15)との間の間隔(d2)は狭く、壁側の鍔
部(15b)をビス(13)で止める作業が非常に行いにくい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、吊り戸式引き
戸のレール材を壁と近接した箇所に取り付ける場合で
も、容易に作業効率よく取り付けることが可能な取付手
段を提供することが本発明の課題となる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のレール材の取付
構造は、上枠(2)と、該上枠(2)に取り付けられる下向き
開口の断面略コ字型のレール材(1)を備え、上枠(2)の下
面にはレール材(1)の上部を填め込む溝部(2c)が形成さ
れており、上枠下面の該溝部より壁側に位置する壁側下
面(2d)からは溝部(2c)に突出するように係止片(2a)が設
けられており、該レール材(1)の上方の壁側にはレール
材上面と面一に突出した壁側鍔部(1a)が形成されてお
り、該レール材(1)の上方の壁と反対側にはレール材上
面より上枠の溝部(2c)の深さと略同じ長さだけ下がった
位置から突出した壁側鍔部(1b)が形成されており、壁側
鍔部(1a)は前記係止片(2a)に係止されており、壁と反対
側鍔部(1b)は上枠下面の該溝部(2c)より壁と反対側に位
置する壁と反対側下面(2b)にビス(13)で固定されている
ことを特徴とする。
【0011】これによれば、レール材(1)の壁側鍔部(1
a)は上枠(2)の係止片(2a)に係止されるので、壁側鍔部
(1a)はビス(13)により狭い空間内に固定する必要はな
く、ビス(13)による固定は作業のしやすい壁と反対側鍔
部(1b)だけでよい。
【0012】又、レール材(1)の壁側鍔部(1a)を上枠(2)
の係止片(2a)に係止した状態で、壁と反対側鍔部(1b)を
上枠(2)に取り付ける作業を行うことができるので、レ
ール材(1)を上枠(2)に容易に作業性よく取り付けること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施例を用
いて説明する。
【0014】[実施例]図1から図3は本発明による吊
り戸レール材の取付の手順を説明する図である。図中
(1)はレール材であり、内部に磁石(12)等を備えていて
も良い。(2)は上枠である。図中においては、左側が壁
に近い壁側、右側が壁と反対側となる。
【0015】上枠(2)の下面にはレール材(1)の上部を填
め込むための下方開口の溝部(2c)が形成されている。し
たがって、上枠(2)の下面は溝部(2c)をはさんで壁側に
位置する「壁側下面」(2d)と壁と反対側に位置する「壁
と反対側下面」(2b)とに分断されていることになる。
【0016】上枠(2)の壁側下面(2d)からは溝部(2c)に
向かって係止片(2a)が突出している。本実施例では金属
板をビス(13)で上枠(2)へ固定することにより係止片(2
a)を形成したが、別部材を用いずに上枠(2)を切削する
ことにより係止片(2a)を形成させても良い。
【0017】レール材(1)は下向き開口の断面略コ字型
をしているが、その上方両側面には鍔部が突出して形成
されている。(1a)は壁側に突出した壁側鍔部(1a)であ
り、(1b)は壁と反対側に突出した壁と反対側鍔部であ
る。壁側鍔部(1a)はレール材(1)の上面と面一に突出し
ているが、壁と反対側鍔部(1b)はレール材(1)の上面か
ら1段下がった状態で突出している。このレール材(1)
上面と壁と反対側鍔部(1b)との段差は上枠下面の溝部(2
c)の深さと略等しい。(1c)は戸車の車輪部が走行するた
めのレール部である。
【0018】取り付けに際しては、まず図1に示すよう
にレール材(1)の上部を溝部(2c)にはめ入れる。このと
き、壁側鍔部(1a)は溝部(2c)に入り込むが、壁と反対側
鍔部はレール材(1)の上面から一段下がった位置から突
出しているために溝部(2c)には入り込まず、上枠(2)の
壁と反対側下面(2b)と当接する。
【0019】次いで、図2に示すようにレール材(1)を
壁側にスライドさせる。壁側鍔部(1a)は溝部(2c)と係止
片(2a)と間の空間、すなわち係止片(2a)の上方の空間に
挿入されていく。これにより、壁側鍔部(1a)は係止片(2
a)により係止されることとなる。
【0020】次いで、図3に示すように壁と反対側鍔部
(1b)をビス(13)で上枠(2)の壁と反対側下面(2b)に固定
し、取り付けが完了する。このように壁側鍔部(1a)は係
止片(2a)で係止するだけで、ビス止めの必要がないの
で、レール材(1)と壁との隙間が狭い場合でも容易に取
り付けることができ、しかも、壁側鍔部(1a)を上枠(2)
の係止片(2a)に係止した状態での取り付け作業となるた
め施工性は大きく向上する。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明により、吊り戸
式引き戸のレール材を壁と近接した箇所に取り付ける場
合でも、容易に作業効率よく取り付けることが可能な取
付手段を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の取り付け手順を示した図(その1)。
【図2】実施例の取り付け手順を示した図(その2)。
【図3】実施例の取り付け手順を示した図(その3)。
【図4】従来のレール材の取り付け構造を示した図。
【図5】従来の他のレール材の取り付け構造を示した
図。
【符号の説明】
(1) レール材 (1a) 壁側鍔部 (1b) 壁と反対側鍔部 (1c) レール部 (2) 上枠 (2a) 係止片 (12) 磁石 (13) ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢田 知世 大阪市北区中之島2−3−18 大建工業株 式会社内 Fターム(参考) 2E034 DA17

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠と、該上枠に取り付けられる下向き
    開口の断面略コ字型のレール材を備え、 上枠の下面にはレール材の上部を填め込む溝部が形成さ
    れており、 上枠下面の該溝部より壁側に位置する壁側下面からは溝
    部に突出するように係止片が設けられており、 該レール材の上方の壁側にはレール材上面と面一に突出
    した壁側鍔部が形成されており、該レール材の上方の壁
    と反対側にはレール材上面より上枠の溝部の深さと略同
    じ長さだけ下がった位置から突出した壁側鍔部が形成さ
    れており、 壁側鍔部は前記係止片に係止されており、壁と反対側鍔
    部は上枠下面の該溝部より壁と反対側に位置する壁と反
    対側下面にビスで固定されていることを特徴とするレー
    ル材の取付構造。
JP11069708A 1999-03-16 1999-03-16 レール材の取付構造 Pending JP2000265736A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012007357A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 上枠及びこれを用いた上レール固定構造
JP2014177748A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Panasonic Corp 上枠及びこれを備えた建具装置
JP2014177747A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Panasonic Corp 上枠及びこれを備えた建具装置
JP2020060017A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 Ykk Ap株式会社 建具、及び、建具の施工方法

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JP7094853B2 (ja) 2018-10-09 2022-07-04 Ykk Ap株式会社 建具、及び、建具の施工方法

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