JP3052395U - カ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装飾カ−テンレ−ル及び機能カ−テンレ−ル
を１ケのブラケットで取付けるためのダブル付取付け用
ブラケットを提供する。 【構成】 装飾ブラケットの脚部を着脱自在に取付ける
ための係合用突起と凸部を有し且つ窓枠にねじで固着す
るためのねじ孔を有する垂直板部と、当該垂直板部に略
直角に固着される水平板部とからなり、当該水平板部は
先端側に機能カ−テンレ−ルの側面を押えるための押え
部を有すると共に基部側には前記機能カ−テンレ−ルの
他側面を押えるための押え部材と前記水平板部を補強す
るための補強部を備えたカ−テンレ−ルダブル付取付け
用ブラケット。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、装飾カ−テンレ−ル及び機能カ−テンレ−ルを１ケのブラケットで 取付けるためのダブル付取付け用ブラケットに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来から装飾カ−テンレ−ル及び機能カ−テンレ−ルを共に取付けることは行 われている。この場合は図４に示す如く先ず窓枠１０にダブル付取付け用補助金 具９を取付け、この補助金具にギボシ１５のような装飾を有する装飾カ−テンレ −ル１４を取付けるためのブラケット１１をねじにより取付けると共に、一般的 な機能カ−テンレ−ル１３を取付けるためのブラケット１２を前記ダブル付取付 け用補助金具９の別の位置にねじにより取付けていた。 このため、夫々のブラケット１１及び１２を取付け易くするため、ダブル付取 付け用補助金具９の形状はＬ字形のものが主流を占めたいた。このように、カ− テンレ−ルのダブル付取付けを行うには、補助金具、装飾カ−テンレ−ル用ブラ ケット及び機能カ−テンレ−ル用ブラケットを必要とし、部品数が多いばかりで なく取付けるための手間もかかりその改善が求められていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、装飾カ−テンレ−ル及 び機能カ−テンレ−ルを同時に取付けることができ、部品数を減少させてコスト の低減を図ると共に、取付けるための手間を省くことができ、しかも構造が簡単 で容易に製造することができるカ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケットを提 供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記問題点を解決し考案の目的を達成するため本考案に係るカ−テンレ−ルダ ブル付取付け用ブラケットは次のように構成したことを特徴とする。すなわち、 装飾ブラケットの脚部を着脱自在に取付けるための係合用突起と凸部を有し且つ 窓枠にねじで固着するためのねじ孔を有する垂直板部と、当該垂直板部に略直角 に固着される水平板部とからなり、当該水平板部は先端側に機能カ−テンレ−ル の側面を押えるための押え部を有すると共に基部側には前記機能カ−テンレ−ル の他側面を押えるための押え部材と前記水平板部を補強するための補強部を備え たことを特徴とし、また、前記機能カ−テンレ−ルの他側面を押えるための押え 部材はねじにより前記水平板部に着脱自在に固着できることを特徴とし、更に、 前記垂直板部と補強部を有する水平板部は１枚の板を加工したものであることを 特徴とする。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下本考案に係るカ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケットの１実施例を図 面に基づき説明する。 図１は本考案に係るカ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケットの側面図、図 ２は本考案に係るカ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケットに機能カ−テンレ −ル及び装飾ブラケットを取付けた状態を示す１部切欠側面図、図３は本考案に 係るカ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケットに取付けられる装飾ブラケット の底面図、図４は従来のカ−テンレ−ルダブル付取付け用補助金具に装飾カ−テ ンレ−ル及び機能カ−テンレ−ルを取付けた状態を示す斜視図である。図におい て１はカ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケット、１ａは水平板部、１ｂは押 え部、１ｃは補強部、１ｄは押え部材、１ｅは垂直板部、１ｆは凸部、１ｇは係 合用突起、２はねじ、３はねじ、４は機能カ−テンレ−ル、５はランナ、５ａは ロ−ラ、５ｂはフック部、６は装飾ブラケット、６ａは脚部、６ｂは孔部、６ｃ は板、６ｄは空間部、７はねじ、８はリング、８ａはフック、９はダブル付取付 け用補助金具、１０は窓枠、１１はブラケット、１２はブラケット、１３は機能 カ−テンレ−ル、１４は装飾カ−テンレ−ル、１５はギボシ、１６はリングを示 す。

【０００６】 対象となるカ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケットは図１に示す如く金 属板を折曲げて形成したものであり、図２に示す如く装飾ブラケット６の脚部６ ａを着脱自在に取付けるための係合用突起１ｇと凸部１ｆを有し且つ図４に示す 窓枠１０にねじ２で固着するためのねじ孔（図示せず）を有する垂直板部１ｅと 、当該垂直板部１ｅに略直角に固着される水平板部１ａとからなり、当該水平板 部１ａは先端側に機能カ−テンレ−ル４の側面を押えるための押え部１ｂを有す ると共に基部側には前記機能カ−テンレ−ル４の他側面を押えるための押え部材 １ｄと前記水平板部１ａを補強するための補強部１ｃとからなる。

【０００７】 機能カ−テンレ−ル４の他側面を押える押え部材１ｄはねじ３により前記水平 板部１ａに着脱自在に固着できるものであり、カ−テンレ−ルダブル付取付け用 ブラケット１を窓枠１０に取付け後、機能カ−テンレ−ル４を着脱自在に取付け ることができる。

【０００８】 図２及び図３に示す如く装飾ブラケット６は底面に本考案のカ−テンレ−ルダ ブル付取付け用ブラケット１を跨いで窓枠１０に接触することができる脚部６ａ を有し、両方の脚部６ａ、６ａ間には鍵穴を有する板６ｃがねじ７、７により固 着され、鍵穴奥にはカ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケット１に設けられた 係合用突起１ｇが移動できる空間部６ｄが設けられている。 窓枠１０に取付けられたカ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケット１に装飾 ブラケット６を取付けるには、図３に示す如く装飾ブラケット６の底面の鍵穴状 の空間部６ｄの大きい穴部に前記係合用突起１ｇを挿入し、その状態で装飾ブラ ケット６を引き下げれば、前記係合用突起１ｇは板６ｃの鍵穴の狭い穴部に移動 し、装飾ブラケット６を強固に固定することができる。

【０００９】

【考案の効果】

本考案に係るカ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケットは上記のように構成 されているので、次に示す如き効果を有する。 （１）カ−テンレ−ルダブル付取付けに際し、従来の如き補助金具を必要とせず 少ない部品で済み、コストを減少させることができると共に、取付けの手間を大 幅に減らすことができる。 （２）補助金具を必要とせず、１個のブラケットによりカ−テンレ−ルのダブル 付取付けができるため、すっきりと取付けることができ見栄えが良い。 （３）カ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケットに係合用突起を設けたため、 装飾ブラケットを着脱自在に係合させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るカ−テンレ−ルダブル付取付け用
ブラケットの側面図。

【図２】本考案に係るカ−テンレ−ルダブル付取付け用
ブラケットに機能カ−テンレ−ル及び装飾ブラケットを
取付けた状態を示す１部切欠側面図。

【図３】本考案に係るカ−テンレ−ルダブル付取付け用
ブラケットに取り付けられる装飾ブラケットの底面図。

【図４】従来のカ−テンレ−ルダブル付取付け用補助金
具に装飾カ−テンレ−ル及び機能カ−テンレ−ルを取付
けた状態を示す斜視図。

【符号の説明】

１ カ−テンレ−ルダブル付取付け用ブラケット １ａ 水平板部 １ｂ 押え部 １ｃ 補強部 １ｄ 押え部材 １ｅ 垂直板部 １ｆ 凸部 １ｇ 係合用突起 ２ ねじ ３ ねじ ４ 機能カ−テンレ−ル ５ ランナ ５ａ ロ−ラ ５ｂ フック部 ６ 装飾ブラケット ６ａ 脚部 ６ｂ 孔部 ６ｃ 板 ６ｄ 空間部 ７ ねじ ８ リング ８ａ フック ９ ダブル付取付け用補助金具 １０ 窓枠 １１ ブラケット １２ ブラケット １３ 機能カ−テンレ−ル １４ 装飾カ−テンレ−ル １５ ギボシ １６ リング

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 装飾ブラケットの脚部を着脱自在に取付
   けるための係合用突起と凸部を有し且つ窓枠にねじで固
   着するためのねじ孔を有する垂直板部と、当該垂直板部
   に略直角に固着される水平板部とからなり、当該水平板
   部は先端側に機能カ−テンレ−ルの側面を押えるための
   押え部を有すると共に基部側には前記機能カ−テンレ−
   ルの他側面を押えるための押え部材と前記水平板部を補
   強するための補強部を備えたことを特徴とするカ−テン
   レ−ルダブル付取付け用ブラケット。
2. 【請求項２】 前記機能カ−テンレ−ルの他側面を押え
   るための押え部材はねじにより前記水平板部に着脱自在
   に固着できる請求項１に記載のカ−テンレ−ルダブル付
   取付け用ブラケット。
3. 【請求項３】 前記垂直板部と補強部を有する水平板部
   は１枚の板を加工したものである請求項１に記載のカ−
   テンレ−ルダブル付取付け用ブラケット。