JPH11297470A - 照光ユニット - Google Patents

照光ユニット

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JPH11297470A
JPH11297470A JP10102346A JP10234698A JPH11297470A JP H11297470 A JPH11297470 A JP H11297470A JP 10102346 A JP10102346 A JP 10102346A JP 10234698 A JP10234698 A JP 10234698A JP H11297470 A JPH11297470 A JP H11297470A
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JP
Japan
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insulating film
electrode layer
drive circuit
light
circuit component
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Application number
JP10102346A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Kahara
哲朗 花原
Koichi Mito
宏一 三戸
Takuo Ozaki
卓生 尾崎
Shinji Okuma
信二 大隈
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子機器の表示部や操作部に使用される
EL素子を用いた照光ユニットに関し、構成部品数が少
なく、組立てが容易で安価なものを提供することを目的
とする。 【解決手段】 絶縁フィルム21上の所定の箇所にEL
素子23を形成すると共に、この光透過性電極層22と
背面電極層5に一端が接続された配線パターン24A,
24Bと、一端がテール部21Aに配線された接続パタ
ーン25A,25Bを設け、この間に駆動回路部品11
の端子を圧接続し、1枚の絶縁フィルム21上にEL素
子23や駆動回路部品11等を一体として照光ユニット
27を構成することによって、構成部品数が少なく、組
立てが容易で安価な照光ユニットを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器の表
示部や操作部にバックライト等として使用される、エレ
クトロルミネッセンス素子(以下、EL素子と記載す
る)を用いた照光ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の多様化が進むにつ
れて、暗闇でも表示部の識別や操作が可能なように表示
パネルやLCDの後方に照光用のバックライトを備えた
ものが増え、そのバックライト用としてEL素子及びこ
れを発光させる駆動回路から構成された照光ユニットが
多く使用されるようになってきた。
【0003】このような従来のEL素子及びこれを用い
た照光ユニットについて、図7〜図9を用いて説明す
る。
【0004】なお、構成を判り易くするために、各図面
は厚さ方向の寸法を拡大して表わしている。
【0005】図7は従来のEL素子の断面図であり、同
図において、1はポリエチレンテレフタレート等の可撓
性を有する透明な絶縁フィルムで、この片面全面にスパ
ッタまたは蒸着によって酸化インジウム錫(以下、IT
Oと記載する)からなる光透過性電極層2が形成され、
さらにこの上に、フッ素ゴムやシアノ系樹脂等の高誘電
性樹脂に発光の母材となる硫化亜鉛を分散させた発光体
層3や、同じく高誘電性樹脂にチタン酸バリウム等を分
散させた誘電体層4、銀やカーボンレジン系の背面電極
層5、エポキシ樹脂やポリエステル樹脂等の絶縁層6が
順次重ねて印刷形成されている。
【0006】そして、絶縁フィルム1の舌片状のテール
部1Aには、銀やカーボンレジン系の接続パターン7と
8が印刷形成され、この接続パターン7と8の一端が各
々光透過性電極層2と背面電極層5に接続されてEL素
子9が構成されている。
【0007】また、図8は以上のようなEL素子9を用
いた照光ユニットの斜視図、図9は同分解斜視図であ
り、同図において、10は上面に複数の配線パターン1
0A,10B,10C,10Dが形成されたプリント配
線基板、11はDC/AC変換と電圧の昇圧を行う駆動
回路部品、12は絶縁フィルムの下面に複数の接続パタ
ーン12Aと12Bが形成された配線基板で、駆動回路
部品11の入力端子11Aと11Bはプリント配線基板
10の配線パターン10Aと10Bの右端に、出力端子
11Cと11Dは配線パターン10Cと10Dの左端に
各々半田付け等により接続されている。
【0008】そして、配線基板12の接続パターン12
Aと12Bが、異方導電性接着剤等によって、プリント
配線基板10の配線パターン10Aと10Bの左端に接
続されると共に、EL素子9のテール部1Aの接続パタ
ーン7と8の左端が、同じく異方導電性接着剤等によっ
て、配線パターン10Cと10Dの右端に接続されて、
照光ユニット13が構成されている。
【0009】以上のような構成の照光ユニット13を電
子機器に装着し、電子機器の回路(図示せず)に接続し
た配線基板12の接続パターン12Aと12Bに直流電
圧を印加すると、これがプリント配線基板10の配線パ
ターン10Aと10Bを通って駆動回路部品11の入力
端子11Aと11Bに入力され、駆動回路部品11によ
ってDC/AC変換と電圧の昇圧が行われる。
【0010】そして、この変換及び昇圧された交流電圧
が、出力端子11Cと11Dからプリント配線基板10
の配線パターン10Cと10Dを通って、光透過性電極
層2と背面電極層5に接続されたテール部1Aの接続パ
ターン7と8に印加されることによって、EL素子9が
駆動して発光し、この光が電子機器の表示部や操作部を
後方から照光するため、周囲が暗い場合でも表示部や操
作部の識別を明確に行うことができるものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の照光ユニットにおいては、EL素子9やこれを発光さ
せるための駆動回路部品11、或いは電子機器の回路と
の接続のための配線基板12等の個別の部品を、プリン
ト配線基板10に半田付けや異方導電性接着剤等によっ
て接続した構成となっているため、構成部品が多く、組
立て作業にも時間を要し高価なものになるという課題が
あった。
【0012】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、構成部品数が少なく、組立てが容易で安
価な照光ユニットを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、絶縁フィルム上の所定の箇所にEL素子を
形成すると共に、このEL素子の光透過性電極層と背面
電極層に一端が接続された複数の配線パターンと、一端
が接続部となった複数の接続パターンを設け、この配線
パターンと接続パターンの他端の間に駆動回路部品の端
子を半田付けまたは圧接続し、1枚の絶縁フィルム上に
EL素子や駆動回路部品等を一体として照光ユニットを
構成するものである。
【0014】これにより、構成部品数が少なく、組立て
が容易で安価な照光ユニットを得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、光透過性の絶縁フィルムと、この絶縁フィルム片面
の所定の箇所に形成された光透過性電極層及びこの上に
各要素材料粉を分散した可撓性樹脂によって順次重ねて
印刷形成された発光体層、誘電体層、背面電極層からな
るエレクトロルミネッセンス素子と、上記光透過性電極
層及び背面電極層に一端が接続された複数の配線パター
ンと、一端が接続部となった複数の接続パターンと、配
線パターンと接続パターンの他端の間に端子が半田付け
または圧接続されたDC/AC変換用の駆動回路部品か
らなる照光ユニットとしたものであり、1枚の絶縁フィ
ルム上にEL素子や駆動回路部品等が一体となって照光
ユニットが構成されているため、構成部品数が少なく、
組立てが容易で安価な照光ユニットを得ることができる
という作用を有する。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、片面に粘着剤が塗布された絶縁シートを
絶縁フィルムに貼付し、この絶縁シートと絶縁フィルム
によって駆動回路部品の端子を挟み込んで配線パターン
及び接続パターンに圧接続したものであり、半田付けや
導電性接着剤等に比べ、簡易な作業で照光ユニットに駆
動回路部品を接続固定することができるという作用を有
する。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、絶縁シートと絶縁フィルムによって駆動
回路部品の端子を挟み込むと共に、絶縁シートまたは絶
縁フィルム片面の少なくとも一方に形成された熱軟化性
絶縁層を溶着して絶縁シートを絶縁フィルムに貼付し、
駆動回路部品の端子を配線パターン及び接続パターンに
圧接続したものであり、絶縁シートと絶縁フィルムの間
の熱軟化性絶縁層を溶着して駆動回路部品が強固に接続
固定されているため、駆動回路部品と配線パターンや接
続パターンとの電気的接続を確実で安定したものにでき
るという作用を有する。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、光透過性電極層を
光透過性導電粉を分散した光透過性樹脂またはゴムによ
って印刷形成すると共に、配線パターン及び接続パター
ンを導電粉を分散した樹脂によって印刷形成したもので
あり、各要素材料粉を可撓性樹脂に分散した他の形成層
と同様に、可撓性を有する樹脂またはゴムを用いて光透
過性電極層や配線パターン及び接続パターンを印刷形成
することによって、折り曲げや曲面への取付け等が可能
な可撓性に優れた照光ユニットが得られるという作用を
有する。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一つに記載の発明において、接続パターンまた
は配線パターンの所定の箇所に、導電粉を分散した樹脂
によって抵抗体を印刷形成したものであり、接続パター
ンまたは配線パターンに接続された抵抗体によって駆動
回路部品の入出力電流を調整し、EL素子の発光する明
るさを調整することができるという作用を有する。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一つに記載の発明において、配線パターン及び
接続パターン上の全面または所定の箇所に、銅や半田等
の金属層を形成したものであり、この金属層によって駆
動回路部品等を半田付け接続できると共に、配線パター
ンや接続パターンの抵抗値を低減させ使用電流容量を向
上させることができるという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を用いて説明する。なお、構成を判り易くするた
めに、各図面は厚さ方向の寸法を拡大して表わしてい
る。
【0022】また、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略
する。
【0023】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態による照光ユニットの断面図、図2は同分解斜
視図であり、同図において、21はポリエチレンテレフ
タレートやポリイミド、ポリサルフォン、ポリカーボネ
ート等の可撓性を有する透明な絶縁フィルムで、この片
面の所定の箇所に、フェノキシ樹脂やエポキシ樹脂、フ
ッ素ゴム等の可撓性を有する光透過性樹脂に針状ITO
を含む光透過性導電粉が分散した導電ペーストを印刷し
て、光透過性電極層22が形成されている。
【0024】そして、この光透過性電極層22の上に、
フッ素ゴムやシアノ系樹脂等の高誘電性樹脂に発光の母
材となる硫化亜鉛を分散させた発光体層3、同じく高誘
電性樹脂にチタン酸バリウム等を分散させた誘電体層
4、銀やカーボンレジン系の背面電極層5や、これらの
全面を覆うエポキシ樹脂やポリエステル樹脂等の絶縁層
6が順次重ねて印刷形成されて、EL素子23が形成さ
れている。
【0025】また、絶縁フィルム21上には、光透過性
電極層22と背面電極層5に右端が接続された複数の配
線パターン24A,24Bと、左端が絶縁フィルム21
のテール部21Aに配線された複数の接続パターン25
A,25Bが、ポリエステル樹脂やエポキシ樹脂等に銀
やカーボン等の導電粉を分散した導電ペーストによって
印刷形成されている。
【0026】そして、配線パターン24A,24Bの左
端と接続パターン25A,25Bの右端の間には、DC
/AC変換と電圧の昇圧を行う駆動回路部品11が載置
されると共に、この駆動回路部品11の入力端子11
A,11Bと出力端子11C,11Dを挟み込んで、下
面に粘着剤26Aを塗布した絶縁シート26が絶縁フィ
ルム21に貼付されることによって、駆動回路部品11
の入力端子11A,11Bと接続パターン25A,25
B、及び出力端子11C,11Dと配線パターン24
A,24Bが圧接続されて、照光ユニット27が構成さ
れている。
【0027】以上のような構成の照光ユニット27を電
子機器に装着し、電子機器の回路(図示せず)に接続し
たテール部21Aの接続パターン25Aと25Bに直流
電圧を印加すると、これが駆動回路部品11の入力端子
11Aと11Bに入力され、駆動回路部品11によって
DC/AC変換と電圧の昇圧が行われる。
【0028】そして、この交流電圧が出力端子11Cと
11Dから、光透過性電極層22と背面電極層5に接続
された配線パターン24Aと24Bに印加されることに
よって、EL素子23が駆動して発光し、この光が電子
機器の表示部や操作部を後方から照光するため、周囲が
暗い場合でも表示部や操作部の識別を明確に行うことが
できるものである。
【0029】このように本実施の形態によれば、絶縁フ
ィルム21上に形成された配線パターン24A,24B
と接続パターン25A,25Bの間に、駆動回路部品1
1の出力端子11C,11Dと入力端子11A,11B
を圧接続し、1枚の絶縁フィルム21上にEL素子23
や駆動回路部品11或いは配線機能を一体として照光ユ
ニット27が構成されているため、構成部品数が少な
く、組立てが容易で安価な照光ユニットを得ることがで
きるものである。
【0030】また、各要素材料粉を可撓性樹脂に分散し
た他の形成層と同様に、可撓性を有する樹脂またはゴム
を用いて光透過性電極層22や配線パターン24A,2
4B及び接続パターン25A,25Bを印刷形成するこ
とによって、照光ユニット27を折り曲げや曲面への取
付け等が可能な可撓性に優れたものとすることができ
る。
【0031】さらに、絶縁シート26を絶縁フィルム2
1に貼付し、この絶縁シート26と絶縁フィルム21に
よって駆動回路部品11の端子を挟み込んで、駆動回路
部品11の入力端子11A,11Bと接続パターン25
A,25B、及び出力端子11C,11Dと配線パター
ン24A,24Bとの接続固定を行うことによって、半
田付けや導電性接着剤等に比べ、簡易な作業で照光ユニ
ットに駆動回路部品11を装着することができる。
【0032】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実
施の形態による照光ユニットの断面図であり、同図にお
いて、絶縁フィルム21片面の所定の箇所に光透過性電
極層22や発光体層3、誘電体層4、背面電極層5、絶
縁層6が順次重ねて印刷形成されEL素子23が形成さ
れていることは実施の形態1の場合と同様であるが、複
数の配線パターン24A,24Bと接続パターン25
A,25Bの上面には、メッキ等によって銅や半田等の
金属層28が形成されている。
【0033】そして、この金属層28に駆動回路部品1
1や固定抵抗器29等の電子部品が半田付けされ、配線
パターン24A,24Bや接続パターン25A,25B
に接続固定されて、照光ユニット30が構成されてい
る。
【0034】以上のような構成の照光ユニット30を電
子機器に装着し、電子機器の回路(図示せず)から接続
パターン25Aと25Bに直流電圧を印加すると、駆動
回路部品11によってDC/AC変換及び昇圧が行わ
れ、この交流電圧が光透過性電極層22と背面電極層5
に印加されて、EL素子23が駆動して発光すること
は、実施の形態1の場合と同様であるが、この時電圧電
流は、導電粉を分散した樹脂によって印刷形成された配
線パターン24A,24Bや接続パターン25A,25
Bに加え、これらの上に形成されたより抵抗値の小さな
金属層28を介して通電される。
【0035】このように本実施の形態によれば、配線パ
ターン24A,24Bや接続パターン25A,25Bの
上面に銅や半田等の金属層28が形成されているため、
配線パターン24A,24Bや接続パターン25A,2
5Bの抵抗値を低減させ使用電流容量を向上させること
ができると共に、導電粉を分散した樹脂によって印刷形
成された配線パターン24A,24Bや接続パターン2
5A,25Bにも、この金属層28を介して駆動回路部
品11や固定抵抗器29等の電子部品を半田付けし接続
することができるものである。
【0036】また、図4に示すように、配線パターン2
4Aまたは接続パターン25Aの間に、ポリエステル樹
脂やエポキシ樹脂、フェノール樹脂等に銀やカーボン等
を分散させた抵抗体31を印刷形成し、この抵抗体31
により駆動回路部品11の入出力電流を調整することに
よって、EL素子23の発光する明るさを調整すること
ができる。
【0037】(実施の形態3)図5は本発明の第3の実
施の形態による照光ユニットの断面図であり、同図にお
いて、絶縁フィルム21片面の所定の箇所に光透過性電
極層22や発光体層3、誘電体層4、背面電極層5、絶
縁層6が順次重ねて印刷形成されEL素子23が形成さ
れていることや、配線パターン24A,24Bと接続パ
ターン25A,25Bの間に載置された駆動回路部品1
1の入力端子11A,11Bと出力端子11C,11D
を、絶縁シート32と絶縁フィルム21によって挟み込
んでいることは実施の形態1の場合と同様であるが、絶
縁シート32の下面には、エポキシ樹脂やポリエステル
樹脂等の熱軟化性絶縁層32Aが印刷形成され、この熱
軟化性絶縁層32Aを溶着して絶縁シート32と絶縁フ
ィルム21が貼付され、照光ユニット33が構成されて
いる。
【0038】以上のように構成される照光ユニット33
の製造方法について説明すると、図6に示すように、先
ず、絶縁フィルム21片面に光透過性電極層22や発光
体層3、誘電体層4、背面電極層5、絶縁層6、及び配
線パターン24A,24Bと接続パターン25A,25
Bを印刷形成した後、これを固定型34上に載置し、配
線パターン24A,24Bと接続パターン25A,25
Bの上に、出力端子11C,11Dと入力端子11A,
11Bを載せて駆動回路部品11を載置する。
【0039】次に、入力端子11A,11Bと出力端子
11C,11Dの上に、熱軟化性絶縁層32Aを下面に
して絶縁シート32を載せた後、上方の可動型35を下
降させて絶縁シート32を絶縁フィルム21に押し付
け、可動型35に内蔵したヒータ或いは超音波振動によ
り加熱を行うと絶縁シート32の熱軟化性絶縁層32A
が溶融し、最後に、可動型35が上昇して離れるとこの
熱軟化性絶縁層32Aが凝固して、絶縁シート32が絶
縁フィルム21に貼付され照光ユニット33が完成す
る。
【0040】このように本実施の形態によれば、絶縁シ
ート32と絶縁フィルム21によって駆動回路部品11
の端子を挟み込むと共に、絶縁シート32下面の熱軟化
性絶縁層32Aを溶着して絶縁シート32と絶縁フィル
ム21が貼付されているため、駆動回路部品11と配線
パターン24A,24Bや接続パターン25A,25B
との確実で安定した固定及び電気的接続が得られるもの
である。
【0041】なお、以上の説明では、絶縁シート32の
下面に熱軟化性絶縁層32Aを印刷形成したものについ
て説明したが、これに代えて絶縁フィルム21上面に熱
軟化性絶縁層を印刷形成したり、或いは絶縁フィルム2
1上面及び絶縁シート32下面の両方に熱軟化性絶縁層
を印刷形成し、これを溶着して絶縁シート32と絶縁フ
ィルム21を貼付する構成としても、本発明の実施が可
能なことは勿論である。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、構成部品
数が少なく、組立てが容易で安価な照光ユニットを得る
ことができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による照光ユニット
の断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】本発明の第2の実施の形態による照光ユニット
の断面図
【図4】同断面図
【図5】本発明の第3の実施の形態による照光ユニット
の断面図
【図6】同分解断面図
【図7】従来のEL素子の断面図
【図8】同照光ユニットの斜視図
【図9】同分解斜視図
【符号の説明】
3 発光体層 4 誘電体層 5 背面電極層 6 絶縁層 11 駆動回路部品 11A,11B 入力端子 11C,11D 出力端子 21 絶縁フィルム 21A テール部 22 光透過性電極層 23 EL素子 24A,24B 配線パターン 25A,25B 接続パターン 26,32 絶縁シート 26A 粘着剤 27,30,33 照光ユニット 28 金属層 29 固定抵抗器 31 抵抗体 32A 熱軟化性絶縁層 34 固定型 35 可動型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大隈 信二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性の絶縁フィルムと、この絶縁フ
    ィルム片面の所定の箇所に形成された光透過性電極層及
    びこの上に各要素材料粉を分散した可撓性樹脂によって
    順次重ねて印刷形成された発光体層、誘電体層、背面電
    極層からなるエレクトロルミネッセンス素子と、上記光
    透過性電極層及び背面電極層に一端が接続された複数の
    配線パターンと、一端が接続部となった複数の接続パタ
    ーンと、配線パターンと接続パターンの他端の間に端子
    が半田付けまたは圧接続されたDC/AC変換用の駆動
    回路部品からなる照光ユニット。
  2. 【請求項2】 片面に粘着剤が塗布された絶縁シートを
    絶縁フィルムに貼付し、この絶縁シートと絶縁フィルム
    によって駆動回路部品の端子を挟み込んで配線パターン
    及び接続パターンに圧接続した請求項1記載の照光ユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 絶縁シートと絶縁フィルムによって駆動
    回路部品の端子を挟み込むと共に、絶縁シートまたは絶
    縁フィルム片面の少なくとも一方に形成された熱軟化性
    絶縁層を溶着して絶縁シートを絶縁フィルムに貼付し、
    駆動回路部品の端子を配線パターン及び接続パターンに
    圧接続した請求項1記載の照光ユニット。
  4. 【請求項4】 光透過性電極層を光透過性導電粉を分散
    した光透過性樹脂またはゴムによって印刷形成すると共
    に、配線パターン及び接続パターンを導電粉を分散した
    樹脂によって印刷形成した請求項1〜3のいずれか一つ
    に記載の照光ユニット。
  5. 【請求項5】 接続パターンまたは配線パターンの所定
    の箇所に、導電粉を分散した樹脂によって抵抗体を印刷
    形成した請求項1〜4のいずれか一つに記載の照光ユニ
    ット。
  6. 【請求項6】 配線パターン及び接続パターン上の全面
    または所定の箇所に、銅や半田等の金属層を形成した請
    求項1〜5のいずれか一つに記載の照光ユニット。
JP10102346A 1998-04-14 1998-04-14 照光ユニット Pending JPH11297470A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001257081A (ja) * 2000-01-27 2001-09-21 General Electric Co <Ge> 有機発光素子及び取付方法
JP2015082424A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 パイオニア株式会社 発光装置及び発光装置の製造方法

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