JPH11260183A - 照光スイッチ及びその製造方法 - Google Patents

照光スイッチ及びその製造方法

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JPH11260183A
JPH11260183A JP6179198A JP6179198A JPH11260183A JP H11260183 A JPH11260183 A JP H11260183A JP 6179198 A JP6179198 A JP 6179198A JP 6179198 A JP6179198 A JP 6179198A JP H11260183 A JPH11260183 A JP H11260183A
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JP
Japan
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sheet
electrode
switch
light emitting
conductive film
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JP6179198A
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Hideo Goto
秀雄 後藤
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の厚さを厚くすることなく均一な面発光
を得ることができると共に、視認性を向上させることが
できる照光スイッチ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 電極シート1の上に絶縁スペーサ2が形
成されており、この絶縁スペーサ2の所定の位置にはス
イッチ形成用孔2aが選択的に設けられている。また、
絶縁スペーサ2の上には、電圧を印加することにより均
一な面発光を得ることができるEL(エレクトロルミネ
ッセンス)シート3が形成されている。更に、電極シー
ト1の上面及びELシート3の下面(対向面)には、予
め銀又はカーボン等からなる回路が選択的に形成されて
いる。この回路は、絶縁スペーサ2に設けられたスイッ
チ形成用孔2aの部分でスイッチ用の電極5a及び5b
を構成している。更にまた、これらの全面には、予め文
字等の所定の印刷が施された表面シート4が形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄型で視認性を向上
させることができる照光スイッチ及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯用電子機器の端末及び家
庭用電気機器のスイッチにおいては、このスイッチを照
光させる機能を有する種々の照光スイッチが提案されて
いる。図8は第1の従来例に係る照光スイッチを示す断
面図であり、図9はその平面図である。図8に示すよう
に、下部電極シート21の上に絶縁スペーサ22が形成
されており、この絶縁スペーサ22の所定の位置にはス
イッチ形成用孔22aが選択的に設けられている。ま
た、絶縁スペーサ22の上には、上部電極シート23が
形成されており、絶縁スペーサ22及び上部電極シート
23の所定の位置にLED(発光ダイオード)チップ形
成用孔23aが設けられている。なお、下部電極シート
21の上面及び上部電極シート23の下面には、予め銀
又はカーボン等からなる導電ペーストを使用したスクリ
ーン印刷により、回路(図示せず)が形成されている。
そして、この回路は、絶縁スペーサ22に設けられたス
イッチ形成用孔22aの部分でスイッチを構成する電極
25a及び25bとなっている。
【0003】更に、LEDチップ形成用孔23aの形成
により露出した下部電極シート21の表面上には、LE
Dチップ26が配置されている。このLEDチップ26
は導電性接着剤28により下部電極シート21に電気的
に接続されていると共に、LEDチップ26を覆う封止
樹脂27により下部電極シート21に機械的に固定され
ており、スイッチがオンになったときにLEDチップ2
6に電気が導通されて発光するように設計されている。
更にまた、これらの全面には、予め文字等の所定の印刷
が施された表面シート24が形成されている。
【0004】このように構成された照光スイッチにおい
ては、表面シート24上のスイッチ形成用孔22aに整
合する位置を指等で押圧すると、下部電極シート21の
上の電極25aと上部電極シート23の下面の電極25
bとが接触して、スイッチがオンとなる。このとき、下
部電極シート21上に実装されたLEDチップ26にも
電気が導通されるので、図9に示すように、表面シート
24に印刷された文字24aの近傍において、LEDチ
ップ26が発光する。
【0005】図10は第2の従来例に係る照光スイッチ
を示す断面図であり、図11はその平面図である。な
お、図10に示す第2の従来例において、第1の従来例
と異なる点は上部電極シートと表面シートとの間に導光
板が配置されている点のみであるので、図10において
図8に示すものと同一物には同一符号を付して、その詳
細な説明は省略する。
【0006】図10に示すように、上部電極シート23
の上には、スペーサ30に支持されたポリカーボネート
板又はアクリル板等からなる導光板29が配置されてい
る。なお、この導光板29は、その端部にLEDチップ
26に面する傾斜した斜面を有していると共に、導光板
29の下面におけるスイッチ形成用孔22aに整合する
位置に突起29aを有している。また、表面シート24
は、所定の文字又は記号等を除く領域に印刷が施されて
おり、印刷されていない領域を光が透過するようになっ
ている。
【0007】このように構成された第2の従来例に係る
照光スイッチにおいても、表面シート24上のスイッチ
形成用孔22aに整合する位置を指等で押圧することに
より、導光板29を介して電極25aと電極25bとが
接触してスイッチがオンになり、LEDチップ26が発
光する。そうすると、この光は導光板29に導かれて面
状に発光するので、図11に示すように、表面シート2
4上の印刷されていない文字24aの領域のみを光が透
過して、文字24aが照光される。
【0008】図12は第3の従来例に係る照光スイッチ
を示す模式図であり、図13はその平面図である。図1
2に示すように、FPC(フレキシブルプリント配線
板)又はRPC(リジッドプリント配線板)からなる基
板31上に孔32aを有するスペーサ32が形成されて
いる。また、孔32aが形成されている領域における基
板31上にはキースイッチ36が実装されている。この
キースイッチ36は、その下面に突起37を有してお
り、この突起37を基板31の設けられた孔(図示せ
ず)に挿入して、基板31の裏面側からはんだ付けする
ことにより、基板31上に固定されている。また、キー
スイッチ36の内部にはLEDチップ(図示せず)が実
装されており、スイッチがオンになるとLEDチップが
発光するようになっている。更に、これらの全面に表面
シート34が形成されており、この表面シート34に
は、第2の従来例と同様に、所定の文字等を除く領域に
印刷が施されている。
【0009】このように構成された第3の従来例に係る
照光スイッチにおいても、キースイッチ36の上の表面
シート34を指等で押圧することにより、スイッチがオ
ンとなり、キースイッチ36の内部に実装されたLED
チップが発光する。そうすると、図13に示すように、
表面シート34上の印刷されていない文字34aの領域
のみを光が透過して、文字34aが照光される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の照光スイッチには、以下に示す問題点がある。即
ち、第1の従来例においては、文字24aの近傍の一部
のみで発光を確認するので、文字24a全体が照光され
ず、視認性が低いという問題点がある。また、照光させ
るスイッチの数と同じ数のLEDチップが必要であるの
で、製造コストが上昇する。
【0011】一方、第2の従来例においては、導光板2
9を使用するので、文字24a自体を照光させることが
できるが、導光させる距離に応じて照度が変化するの
で、均一な面発光を得ることができないという問題点が
ある。また、LEDチップ26が発光した光を導光させ
るためには、0.5mm以上の厚さの導光板29が必要
であるので、第1の従来例と比較して、全体の厚さが厚
くなるという問題点もある。
【0012】更に、第3の従来例においては、文字34
aの下方でLEDチップを発光させるので、第2の従来
例と比較して均一な面発光を得ることができるが、キー
スイッチ36の厚さが5mm以上になるので、第1及び
第2の従来例と比較して、全体の厚さが極めて厚いもの
となる。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、全体の厚さを厚くすることなく均一な面発
光を得ることができると共に、視認性を向上させること
ができる照光スイッチ及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る照光スイッ
チ及びその製造方法は、電極シートと、電圧の印加によ
り発光する発光面を有し前記発光面を外側にして前記電
極シートに対向して配置されたエレクトロルミネッセン
スシートと、前記電極シート及び前記エレクトロルミネ
ッセンスシートの対向面に設けられた電極対からなるス
イッチと、前記電極シートと前記エレクトロルミネッセ
ンスシートとの間に選択的に介装されたスペーサと、前
記エレクトロルミネッセンスシートの発光面上に形成さ
れた表面シートと、を有することを特徴とする。
【0015】このエレクトロルミネッセンスシートは、
発光面側となる透明導電膜と、前記透明導電膜上に形成
された発光層と、前記発光層上に形成された誘電層と、
前記誘電層上に形成された電極層と、前記透明導電膜及
び前記電極層に電圧を印加するためのリードと、を有す
るものとすることができる。また、前記電極の接触に対
応して前記エレクトロルミネッセンスシートへの電圧の
印加が決定されるように、前記スイッチと前記エレクト
ロルミネッセンスシートとが電気的に接続されていても
よい。更に、前記エレクトロルミネッセンスシートは、
前記電極の形成位置の周囲に選択的にスリットを有する
ことが好ましい。
【0016】本発明に係る照光スイッチの製造方法は、
電極シートの表面上に導電膜からなる第1電極を選択的
に形成する工程と、前記電極シートの上に、所定の位置
にスイッチ形成用孔を有するスペーサを配置する工程
と、エレクトロルミネッセンスシートの非発光面上に導
電膜からなる第2電極を選択的に形成する工程と、前記
第1電極と前記第2電極とを対向させて前記エレクトロ
ルミネッセンスシートを前記スペーサ上に配置する工程
と、前記エレクトロルミネッセンスシートの発光面上に
表面シートを形成する工程と、を有することを特徴とす
る。
【0017】このエレクトロルミネッセンスシートは、
前記発光面側となる透明導電膜上に発光層を選択的に形
成する工程と、前記発光層上に誘電層を形成する工程
と、前記誘電層上に電極膜を形成する工程と、前記透明
導電膜及び前記電極膜に電圧を印加するためのリードを
形成する工程と、により形成することができる。
【0018】本発明においては、電圧を印加することに
より均一で高輝度の面発光を得ることができるエレクト
ロルミネッセンスシートの非発光面上に電極を形成して
いる。この電極はエレクトロルミネッセンスシートに対
向して配置された電極シート上の電極と共にスイッチを
構成するものであって、エレクトロルミネッセンスシー
トの発光によりスイッチの領域が照光されるので、従来
の照光スイッチと比較して、薄型であると共に、均一な
面発光を高輝度で得ることができる。従って、昼間であ
っても確実に照光されたスイッチを確認することがで
き、視認性を向上させることができる。
【0019】また、エレクトロルミネッセンスシート
が、スイッチを構成する電極の形成位置の周囲に選択的
にスリットを有していると、このスリットに囲まれた電
極の形成領域は押圧により変形しやすくなるので、スイ
ッチ特性として極めて重要であるON荷重を低減するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る照光
スイッチ及びその製造方法について、添付の図面を参照
して具体的に説明する。図1は本発明の実施例に係る照
光スイッチを示す断面図である。電極シート1の上に絶
縁スペーサ2が形成されており、この絶縁スペーサ2の
所定の位置にはスイッチ形成用孔2aが選択的に設けら
れている。また、絶縁スペーサ2の上には、EL(エレ
クトロルミネッセンス)シート3が形成されている。更
に、電極シート1の上面及びELシート3の下面(対向
面)には、予め銀又はカーボン等からなる回路が選択的
に形成されている。この回路は、絶縁スペーサ2に設け
られたスイッチ形成用孔2aの部分でスイッチ用の電極
5a及び5bを構成している。更にまた、これらの全面
には、予め文字等の所定の印刷が施された表面シート4
が形成されている。
【0021】なお、ELシート3は、ZnS等を発光体
として、交流電圧又は直流電圧を印加することにより均
一な面発光を得ることができるシートであり、印加され
る電圧の強さ及び周波数により発光する輝度が変化する
ものである。
【0022】このように構成された照光スイッチの製造
方法について、以下に説明する。先ず、電極シート1の
表面上に導電膜からなる回路を選択的に形成する。次
に、電極シート1の上に、所定の位置にスイッチ形成用
孔2aを有する絶縁スペーサ2を配置する。
【0023】一方、絶縁スペーサ2上に配置される上部
電極シートとなるELシート3を作製する。図2(a)
に示すように、先ず、PETフィルム等のベースフィル
ム(図示せず)上の全面に、ITO(In23)膜等の
透明導電膜11を形成する。この透明導電膜11のシー
ト抵抗は、例えば約250Ω/□である。次に、図2
(b)に示すように、透明導電膜11の上に発光層12
を選択的に印刷する。発光層12は、ZnS等にMnを
添加したものを原料としており、この原料に顔料を加え
ることにより、発光色を変更することができる。次い
で、図2(c)に示すように、発光層12を覆う領域
に、チタン酸バリウム等からなる誘電層13を印刷す
る。このとき、透明導電膜11に電圧を印加するための
端子形成領域11a上には、発光層12及び誘電層13
を形成しない。
【0024】その後、図3(a)に示すように、端子形
成領域11a上及び誘電層13上に、夫々、カーボン膜
14a及び14bを選択的に印刷する。その後、図3
(b)に示すように、カーボン膜14a上に帯状の銀リ
ード15aを印刷すると共に、カーボン膜14bの周縁
部上に帯状の銀リード15bを印刷する。その後、図3
(c)に示すように、銀リード15aの端子接続部16
a及び銀リード15bの端子接続部16bが形成されて
いる領域を除く全面に、絶縁層17を印刷する。なお、
絶縁層17を印刷する代わりに、保護テープを貼付して
もよい。その後、図3(d)に示すように、端子接続部
16a及び16bに電圧を印加するための端子18を接
続する。その後、端子接続部16a及び16bを覆う絶
縁テープ19を貼付する。このようにして、図4に示す
ように、厚さが0.2乃至0.3mmであるELシート
3を作製する。
【0025】その後、ELシート3の非発光面(絶縁層
17)上に導電膜からなる回路を選択的に形成する。そ
の後、図1に示す絶縁スペーサ2上に、非発光面を下方
に向けてELシート3を配置する。その後、ELシート
3の発光面(透明電極11)上に表面シート4を形成す
る。これにより、照光スイッチが形成される。
【0026】このように構成された照光スイッチにおい
ては、表面シート4上のスイッチ形成用孔2aに整合す
る位置を指等で押圧すると、電極5a及び5bが互いに
接触して、スイッチがオンとなる。このとき、ELシー
ト3の端子18に交流電圧が印加されると、ELシート
3が面発光するので、表面シート4上の印刷されていな
い文字の領域のみを光が透過して、文字が照光される。
このように、本実施例においては、ELシート3の厚さ
が約0.3mmであるので、スイッチの可動部として作
用し、厚さを厚くすることなく均一な面発光が得られる
と共に、視認性を向上させることができる。また、本実
施例に係る照光スイッチはメンブレン構造であるので、
防塵性及び防滴性が優れたものとなっている。
【0027】なお、本実施例においては、交流電圧の印
加により発光するELシート3を使用したが、直流電圧
の印加により発光するELシートであっても、同様に使
用することができる。
【0028】更に、本実施例においては、所定の位置に
回路(電極5b)を形成したELシート3に、スイッチ
形状のスリットを選択的に形成してもよい。図5は種々
の形状のスリットを設けたELシートの非発光面を示す
平面図であり、図6は図5に示すELシートを使用した
場合のスイッチ照光時の状態を示す平面図である。図5
に示すように、電極5bが形成されている領域とそれ以
外の領域とが一部で接続されるように、電極5bの周囲
のELシート3にスリット3a、3b、3c、3dを形
成すると、このスリット3a、3b、3c、3dに囲ま
れた電極5bの形成領域は押圧により変形しやすくな
る。従って、スイッチ特性として極めて重要であるON
荷重を低減することができる。
【0029】また、複数のスイッチ(文字)を独立して
照光させる必要がない場合には、これら複数のスイッチ
の表面上に、一対の端子を有するELシート3を配置す
ればよい。そうすると、図6に示すように、表面シート
4上の印刷されていない文字4aの領域を光が透過し
て、全ての文字4aが照射される。
【0030】更に、複数のスイッチを夫々独立して照光
させる必要がない場合においても、1枚のELシートに
発光層12を印刷するときに、電極5bの形成領域に応
じて、発光層12の原料に添加する顔料を変更すると、
図7に示すように、例えば青色に照光される文字4bと
白色に照光される文字4cとを同時に得ることができ
る。
【0031】一方、ELシートを作製する場合に、例え
ばPETフィルム等の1枚のシートにおいて、各電極対
(スイッチ)に整合する位置に、図3(e)に示す形状
の独立したEL構造を複数組形成すると、各スイッチを
独立して照光することができる。即ち、ELシートに形
成した複数のEL構造のうち、1組のEL構造の端子
と、この端子に対応する位置に形成されているスイッチ
とを電気的に接続することにより、所定のスイッチがオ
ンになると、このスイッチに対応するEL構造の部分に
電圧が印加されて、所定のスイッチ上の文字のみを照光
することができる。
【0032】このようにすると、スイッチの操作手順を
面発光により指示することができる。例えば、照光され
ているスイッチ上の文字のみを押圧することにより、電
子レンジ等の電子機器の使用方法を指示することもでき
る。その他にも、本発明に係る照光スイッチは、携帯用
電子機器の端末及び家庭用電気機器の種々のスイッチに
適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
スイッチを構成する電極対の一方がエレクトロルミネッ
センスシートの非発光面上に形成されており、エレクト
ロルミネッセンスシートの発光によりスイッチの領域が
照光されるので、従来の照光スイッチと比較して、薄型
であると共に、均一な面発光を高輝度で得ることがで
き、視認性が優れた照光スイッチを得ることができる。
また、エレクトロルミネッセンスシートが前記電極の形
成位置の周囲に選択的にスリットを有していると、この
スリットに囲まれた電極の形成領域は押圧により変形し
やすくなるので、スイッチのON荷重を低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る照光スイッチを示す断面
図である。
【図2】(a)乃至(c)はELシートの製造方法を工
程順に示す平面図である。
【図3】(a)乃至(e)は図2の次工程を工程順に示
す平面図である。
【図4】ELシートを示す断面図である。
【図5】種々の形状のスリットを設けたELシートの非
発光面を示す平面図である。
【図6】図5に示すELシートを使用した照光スイッチ
の照光状態を示す平面図である。
【図7】異なる発光色を有するELシートを使用した照
光スイッチの照光状態を示す平面図である。
【図8】第1の従来例に係る照光スイッチを示す断面図
である。
【図9】第1の従来例に係る照光スイッチを示す平面図
である。
【図10】第2の従来例に係る照光スイッチを示す断面
図である。
【図11】第2の従来例に係る照光スイッチを示す平面
図である。
【図12】第3の従来例に係る照光スイッチを示す模式
図である。
【図13】第3の従来例に係る照光スイッチを示す平面
図である。
【符号の説明】
1;電極シート 2,22;絶縁スペーサ 3;ELシート 3a,3b,3c,3d;スリット 4,24,34;表面シート 5a,5b,25a,25b;電極 11;透明導電膜 12;発光層 13;誘電層 14a,14b;カーボン膜 15a,15b;銀リード 16a,16b;端子接続部 17;絶縁層 18;端子 19;絶縁テープ 21;下部電極シート 23;上部電極シート 26;LEDチップ 27;封止樹脂 28;導電性接着剤 29;導光板 30,32;スペーサ 31;基板 36;キースイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極シートと、電圧の印加により発光す
    る発光面を有し前記発光面を外側にして前記電極シート
    に対向して配置されたエレクトロルミネッセンスシート
    と、前記電極シート及び前記エレクトロルミネッセンス
    シートの対向面に設けられた電極対からなるスイッチ
    と、前記電極シートと前記エレクトロルミネッセンスシ
    ートとの間に選択的に介装されたスペーサと、前記エレ
    クトロルミネッセンスシートの発光面上に形成された表
    面シートと、を有することを特徴とする照光スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記エレクトロルミネッセンスシート
    は、発光面側となる透明導電膜と、前記透明導電膜上に
    形成された発光層と、前記発光層上に形成された誘電層
    と、前記誘電層上に形成された電極層と、前記透明導電
    膜及び前記電極層に電圧を印加するためのリードと、を
    有することを特徴とする請求項1に記載の照光スイッ
    チ。
  3. 【請求項3】 前記電極の接触に対応して前記エレクト
    ロルミネッセンスシートへの電圧の印加が決定されるよ
    うに、前記スイッチと前記エレクトロルミネッセンスシ
    ートとが電気的に接続されていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の照光スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記エレクトロルミネッセンスシート
    は、前記電極の形成位置の周囲に選択的にスリットを有
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載の照光スイッチ。
  5. 【請求項5】 電極シートの表面上に導電膜からなる第
    1電極を選択的に形成する工程と、前記電極シートの上
    に、所定の位置にスイッチ形成用孔を有するスペーサを
    配置する工程と、エレクトロルミネッセンスシートの非
    発光面上に導電膜からなる第2電極を選択的に形成する
    工程と、前記第1電極と前記第2電極とを対向させて前
    記エレクトロルミネッセンスシートを前記スペーサ上に
    配置する工程と、前記エレクトロルミネッセンスシート
    の発光面上に表面シートを形成する工程と、を有するこ
    とを特徴とする照光スイッチの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記エレクトロルミネッセンスシート
    は、前記発光面側となる透明導電膜上に発光層を選択的
    に形成する工程と、前記発光層上に誘電層を形成する工
    程と、前記誘電層上に電極膜を形成する工程と、前記透
    明導電膜及び前記電極膜に電圧を印加するためのリード
    を形成する工程と、により形成されるものであることを
    特徴とする請求項5に記載の照光スイッチの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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