JP2002352953A - El発光装置 - Google Patents

El発光装置

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JP2002352953A
JP2002352953A JP2001161289A JP2001161289A JP2002352953A JP 2002352953 A JP2002352953 A JP 2002352953A JP 2001161289 A JP2001161289 A JP 2001161289A JP 2001161289 A JP2001161289 A JP 2001161289A JP 2002352953 A JP2002352953 A JP 2002352953A
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film
conductive
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Takahiro Kano
高広 鹿野
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続作業を容易に行うことができ、対向電極
と透明電極との短絡を確実に防止することのできるEL
発光装置を提供する。 【解決手段】 EL素子1とフレキシブルケーブル12
とを備え、このEL素子1とフレキシブルケーブル12
とを該EL素子1の背面側で導電性接着剤18によって
接続し、フレキシブルケーブル12の背面に当該フレキ
シブルケーブル12のEL素子1への重合周辺部を被覆
するようにカバーシート17を貼着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はEL発光装置に係
り、特にEL素子(エレクトロルミネッセント素子)に
フレキシブルケーブルを接続してなるEL発光装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】EL発光装置は、携帯電話やノートパソ
コン等の電子機器に備わる表示体の照明や表示に広く用
いられている。
【0003】図7及び図8は、このような従来のEL発
光装置の従来技術を説明するためのものであり、このE
L発光装置は、EL素子21の背面側にEL素子21の
駆動回路(図示省略)との接続用の一対の端子31,3
1が取り付けられた構造となっている。
【0004】EL素子21は、透明フィルム22の背面
に透明電極23が成膜され、透明電極23の背面上に、
蛍光体層24,誘電体層25及び対向電極26を順次積
層した構造を有する多層膜27が透明フィルム22の一
端縁から内側に後退して形成されて、多層膜27の背面
にはレジスト層28が積層されている。なお、多層膜2
7を構成する誘電体層25と対向電極26は、透明フィ
ルム22の一端縁側に延びる延設部を有している。この
延設部と透明電極23との間には、透明電極23の背面
の一部を覆う絶縁膜(図示省略)が形成されて、この絶
縁膜の形成されていない透明電極23の他部が透明電極
23に導通する第1のリード導体29とされているとと
もに、上記絶縁膜の背面上に延設された多層膜27の一
部が、対向電極26に導通する第2のリード導体30と
されている。
【0005】一方、一対の端子31,31は金属導電薄
板からなり、各先端部が粘着シート32によってEL素
子21の第1,第2のリード導体29,30に接続され
ている。
【0006】そして、このEL発光装置は、上記電子機
器に組み込まれてその内部の配線基板に一対の端子3
1,31を半田付けによって接続した状態で使用され、
この配線基板に搭載された上記駆動回路から一対の端子
31,31を介して透明電極23と対向電極26との間
に所定の交流パルス電圧が印加されると、蛍光体層24
が発光し、その光が透明フィルム22の正面側(図8の
下面側)からEL発光装置外へ発せられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のEL発光装置にあっては、上記電子機器の配線
基板と一対の端子31,31とを半田付けする接続作業
は極めて煩雑で多くの工数を必要とするため、上記電子
機器の生産コストが高くなるという問題があった。
【0008】この問題は、一対の端子31,31を取り
外し、その代わりに上記電子機器の配線基板にEL素子
21の一端縁側を装着可能なコネクタを設け、このコネ
クタを介してEL素子21と上記配線基板と接続するこ
とで解決できるが、このようにすると、該コネクタの挟
持力によって第2のリード導体30と透明電極23との
間に介設された上記絶縁膜が押し潰されて、第2のリー
ド導体30と透明電極23との電気的な絶縁状態が断た
れ、対向電極26と透明電極23とが短絡する虞があ
る。
【0009】本発明はこのような従来技術の事情に鑑み
てなされたもので、その目的は、接続作業を容易に行う
ことができ、対向電極と透明電極との短絡を確実に防止
することのできるEL発光装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のEL発光装置は、透明フィルムと、該透明
フィルムの背面に成膜された透明電極と、該透明電極の
背面に蛍光体層,誘電体層,対向電極の順に積層して形
成された多層膜とを有し、前記透明フィルムの背面側に
前記透明電極に導通する第1のリード導体と前記対向電
極に導通する第2のリード導体とが設けられてなるEL
素子と、可撓性を有するベースフィルムの片面に一対の
導電パターンを形成してなるフレキシブルケーブルとを
備えてなり、前記EL素子の背面側に前記フレキシブル
ケーブルが重ね合わされて、前記一対の導電パターンの
一方が前記第1のリード導体に他方が第2のリード導体
にそれぞれ導電性接着剤によって接続されているととも
に、前記フレキシブルケーブルの背面には、当該フレキ
シブルケーブルの前記EL素子への重合周辺部を被覆す
るカバーシートが貼着されていることを最も主要な特徴
としている。
【0011】また、上記構成において、前記一対の導電
パターンは、それぞれベースフィルムの一端部側から他
端部側に向かって延びるように形成された配線部と、こ
の配線部の一端部に連設された当該配線部よりも広幅の
接続部とを有し、前記一対の導電パターンが該接続部で
前記第1,第2のリード導体と各々接続されている構成
とした。
【0012】また、上記構成において、前記導電性接着
剤を導電性ペーストを印刷形成したもので構成した。
【0013】また、上記構成において、前記導電性接着
剤を異方導電性接着剤で構成した。
【0014】また、上記構成において、前記フレキシブ
ルケーブルに前記EL素子との重なり合う部分において
切欠あるいは孔からなる貫通部を形成し、前記カバーシ
ートを片面にヒートシール材を備えたヒートシールシー
トで形成して、前記貫通部を介して前記ヒートシールシ
ートを前記EL素子に貼着した構成とした。
【0015】さらに、上記構成において、前記貫通部を
前記一対の導電パターン間に配設した。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のEL発光装置の一
実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
【0017】このEL発光装置は、図1〜図2に示すよ
うに、本体部をなすEL素子1と、EL素子1の背面側
に接続されたフレキシブルケーブル12とから主に構成
されている。
【0018】図3〜図5に示すように、EL素子1は、
矩形状の透明フィルム2の一端部が切り欠かれて舌片2
aが形成され、この舌片2aを含む透明フィルム2の背
面全体に透明電極3が成膜されている。この透明フィル
ム2はポリエチレンテレフタレート(PET)等の絶縁
性を有する透明性材料からなるものであり、また、透明
電極3は酸化インジュウム・スズ(ITO)を蒸着法等
の薄膜形成技術を用いて形成してなるものである。
【0019】透明電極3の背面には、舌片2aの対応部
分に第1のリード導体4と絶縁膜5とが並設され、図示
していないが第1のリード導体4の一部が透明フィルム
2の外縁に沿って透明電極3の背面上に延設された状態
となっている。この第1のリード導体4は銀ペーストを
塗布(印刷)して形成したものであり、絶縁膜5はポリ
エステル樹脂等の絶縁性樹脂を主成分としたペースト状
インクを塗布形成したものである。
【0020】また、透明電極3の背面には、蛍光体層
6,誘電体層7及び対向電極8を順次積層した構造を有
する多層膜9が、透明フィルム2の外形よりも僅かに内
側に後退してほぼ全面に形成されている。この多層膜9
は、舌片2aの外側部分(図3の右側部分)において
は、図5に示すように、多層膜9の一部が絶縁膜5の背
面上に乗り上がるように延設されており、この延設部の
背面に第2のリード導体10が形成されている。
【0021】蛍光体層6は硫化亜鉛(ZnS)にMn,
Cu,Cl等をドープした蛍光粉をバインダ樹脂に混合
・撹拌してなるペースト状インクを塗布して形成したも
のであり、誘電体層7はチタン酸バリウム(BaTiO
3)の粉末をバインダ樹脂に混合・撹拌してなるペース
ト状インクを塗布形成したものである。また、対向電極
8は銀あるいは銀にカーボンを混入した導電粉末をバイ
ンダ樹脂に混合・撹拌してなるペースト状インクを塗布
して形成したものであり、第2のリード導体10は対向
電極8と同材料にて同時に塗布形成したものである。
【0022】多層膜9の背面には、レジスト層11が上
記延設部を露出させた状態にして形成されている。この
レジスト層11は絶縁性の樹脂材を塗布して形成したも
のである。
【0023】EL素子1は以上のように構成されてお
り、次にフレキシブルケーブル12について説明する。
【0024】図6に示すように、フレキシブルケーブル
12は、可撓性を有する絶縁性のベースフィルム13の
片面(上面)に一対の導電パターン14,15が形成さ
れ、その上に絶縁性の保護テープ16が一対の導電パタ
ーン14,15の両端部をそれぞれ露出させた状態で貼
着された構造となっており、フレキシブルケーブル12
の背面には矩形状のカバーシート(ヒートシールシー
ト)17が取り付けられている。
【0025】ベースフィルム13はポリイミド樹脂から
なるもので、その一端部が他の部分よりも広幅とされて
切欠からなる貫通部13aが一対の導電パターン14,
15の間に位置するように形成されている。
【0026】また、一対の導電パターン14,15はベ
ースフィルム13の片面に蒸着法等を用いて銅箔を形成
した後、該銅箔にエッチングを施して不要部分を除去す
ることにより製造され、それぞれベースフィルム13の
一端部側から他端部側に向かって延びるように形成され
た配線部となる帯状部14a,15aと、この帯状部1
4a,15aの一端部に連設された当該帯状部14a,
15aよりも広幅の接続部14b,15bとを有してお
り、これら接続部14b,15bの上面には導電性接着
剤18が形成されている。また、帯状部14a,15a
の他端部には、後述するように、コネクタ(図示省略)
に装着するための取付部14c,15cがそれぞれ設け
られている。
【0027】上記導電性接着剤18は、銀等の導電粒子
を熱可塑性合成樹脂に適宜の溶剤を加えて分散させてな
るペースト状インクを印刷・硬化させたヒートシール性
を有する導電性組成物である。
【0028】一方、カバーシート17は、ポリエチレン
テレフタレート(PET)等の合成樹脂製のフレキシブ
ルな絶縁基板からなるもので、その片面(上面)にはヒ
ートシール性を有する接着層(ヒートシール材)17a
が形成されている。この接着層17aは熱可塑性樹脂か
らなっている。
【0029】次に、かかるフレキシブルケーブル12を
上記EL素子1に接続する工程を図4及び図5に示す説
明用断面図とともに説明する。
【0030】先ず、EL素子1の背面にカバーシート1
7が接着層17aにより取り付けられたフレキシブルケ
ーブル12を重ね合わせ、一対の導電パターン14,1
5の接続部14b,15bをEL素子1の第1,第2の
リード導体4,10にそれぞれ重ねて、接続部14b,
15bに予め塗布形成された導電性接着剤18を第1,
第2のリード導体4,10に当接させる。
【0031】そして、フレキシブルケーブル12及びカ
バーシート17とEL素子1との重なり部位をカバーシ
ート17の背面側から加熱・加圧すると、導電性接着剤
18のヒートシール性により一対の導電パターン14,
15の接続部14b,15bと第1,第2のリード導体
4,10とが接着されて導通状態となるとともに、カバ
ーシート17とEL素子1の背面とが接着層17aの持
つヒートシール性によって同時に接着されることによ
り、EL素子1とフレキシブルケーブル12とが一体化
される。
【0032】このように、導電性接着剤18によって一
対の導電パターン14,15と第1,第2のリード導体
4,10との電気的かつ機械的な接続が得られるが、本
発明ではフレキシブルケーブル12の背面及びこのケー
ブル12を貼着した重合周辺部までを覆うようにカバー
シート17が設けられているので、一対の導電パターン
14,15と第1,第2のリード導体4,10との機械
的接続強度が一層向上されたものとなっている。
【0033】本実施形態に係るEL発光装置は上記した
ように構成・組み立てられており、次に、その動作につ
いて説明する。
【0034】このEL発光装置は従来技術で延べた如き
電子機器に組み込まれてその内部の配線基板に設けられ
たコネクタにフレキシブルケーブル12の他端部側に形
成された導電パターン14,15の取付部14c,15
cを差し込んで該配線基板と接続した状態で使用され、
この配線基板から上記コネクタ及びフレキシブルケーブ
ル12を介して透明電極3と対向電極8との間に所定の
交流パルス電圧が印加されると、蛍光体層6が発光し、
その光が透明フィルム2の正面側(図1に示される面
側)からEL発光装置外へ発せられる。なお、図1の2
点差線で囲まれた領域がこのEL発光装置における発光
領域Aとなっている。
【0035】しかして、このEL発光装置にあっては、
フレキシブルケーブル12の他端部を上記コネクタに装
着するだけで上記配線基板と接続することができるの
で、その接続作業を簡単に行うことができるとともに、
該コネクタの挟持力によって第2のリード導体10と透
明電極3との間に介設された絶縁膜5が押し潰されて、
第2のリード導体10と透明電極3との電気的な絶縁状
態が断たれ、対向電極8と透明電極3とが短絡するのを
確実に防止することができる。
【0036】また、このEL発光装置では、フレキシブ
ルケーブル12の一対の導電パターン14,15の接続
部14b,15bを配線部たる帯状部14a,15aに
比して広幅として第1,第2のリード導体4,10との
接着面積を稼ぐようにしたため、一対の導電パターン1
4,15と第1,第2のリード導体4,10との電気的
接続信頼性と機械的接続強度とが向上する。
【0037】また、フレキシブルケーブル12のベース
フィルム13に貫通部13aを設けたので、この貫通部
13a内にカバーシート17に設けられたヒートシール
材(接着層17a)が入り込んで貫通部13aを介して
カバーシート17がEL素子1の背面に貼着されるた
め、EL素子1の背面にフレキシブルケーブル12がよ
り強固に固定される。
【0038】尚、この実施形態では、導電性接着剤18
の塗布作業性(スクリーン印刷性)を高めるために、銀
インクからなる異方性を有しない(等方性の)導電性接
着剤18を一対の導電パターン14,15の接続部14
b,15bにそれぞれ印刷形成する場合について説明し
たが、この導電性接着剤18は異方導電性接着剤で構成
するようにしてもよく、その場合には、ベースフィルム
13の広幅の一端部の片面全体に導電性接着剤18を塗
布することが可能となり、第1,第2のリード導体4,
10と一対の導電パターン14,15との機械的接続強
度を高め、製造工程の簡素化を図ることができる。
【0039】また、この実施形態ではフレキシブルケー
ブル12のベースフィルム13に設けた貫通部13aを
切欠で構成した場合について説明したが、この貫通部1
3aはベースフィルム13に穿設した孔で形成すること
も可能であり、この場合においてもEL素子1の背面に
フレキシブルケーブル12をより強固に固定することが
できる。
【0040】また、さらに、この実施形態では、フレキ
シブルケーブル12をポリイミド樹脂製のベースフィル
ム13に銅箔をエッチングして一対の導電パターン1
4,15を形成したもので説明したが、このフレキシブ
ルケーブル12は、ベースフィルム13をポリエチレン
テレフタレート(PET)製の絶縁フィルムで形成し
て、これにスクリーン印刷法を用いて銀インク等の導電
インクで一対の導電パターン14,15を形成したもの
で構成するようにしてもよく、その場合には、ベースフ
ィルム13として安価な材料を使用できるとともに、一
対の導電パターン14,15を印刷技術によって形成す
ることができるため、製造コストの低廉化を図ることが
できる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0042】本発明のEL発光装置は、EL素子とフレ
キシブルケーブルとを備え、このEL素子とフレキシブ
ルケーブルとを該EL素子の背面側で導電性接着剤によ
って接続し、前記フレキシブルケーブルの背面に当該フ
レキシブルケーブルの前記EL素子への重合周辺部を被
覆するようにカバーシートを貼着したので、電子機器の
配線基板への接続作業を簡単に行うことができ、前記E
L素子に備わる対向電極と透明電極とが短絡するのを確
実に防止することができる。
【0043】また、前記フレキシブルケーブルの一対の
導電パターンの一端部に広幅の接続部をそれぞれ設け、
この接続部で前記EL素子と前記フレキシブルケーブル
とを前記導電性接着剤によって接続するようにしたの
で、電気的接続信頼性と機械的接続強度との双方を向上
させることができる。
【0044】また、前記導電性接着剤は前記接続部に導
電性ペーストを印刷形成したものであるので、前記導電
性接着剤の取扱いに起因する前記EL素子と前記フレキ
シブルケーブルとの接続作業の繁雑さを解消することが
でき、製造工程の簡素化を図ることができる。
【0045】また、前記導電性接着剤を異方導電性接着
剤とすることによって、前記導電性接着剤を前記一対の
導電パターンの一端部間に跨って塗布することができる
ため、前記導電性接着剤の形成作業がより簡単なものと
なり、製造工程の一層の簡素化を図ることができる。
【0046】また、前記フレキシブルケーブルに前記E
L素子との重なり合う部分において切欠あるいは孔から
なる貫通部を形成するとともに、カバーシートをヒート
シール材が塗布されたヒートシールシートで構成したた
め、前記貫通部にヒートシール材が入り込み前記貫通部
を介して前記ヒートシールシートが前記EL素子に貼着
されるので、該貫通部によって前記カバーシート(ヒー
トシール材)の前記EL素子への接着面積が増大し、前
記EL素子の背面に前記フレキシブルケーブルをより強
固に固定することができる。
【0047】さらに、前記貫通部を前記一対の導電パタ
ーン間に配設したので、前記EL素子の背面に前記フレ
キシブルケーブルをより一層強固に固定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるEL発光装置の平
面図である。
【図2】該EL発光装置の背面図である。
【図3】該EL発光装置に備わるEL素子の要部拡大背
面図である。
【図4】該EL発光装置に備わる第1のリード導体とフ
レキシブルケーブルの一方の導電パターンとの接続状態
を示す説明用断面図である。
【図5】該EL発光装置に備わる第2のリード導体とフ
レキシブルケーブルの他方の導電パターンとの接続状態
を示す説明用断面図である。
【図6】該EL発光装置に備わるフレキシブルケーブル
の平面図である。
【図7】従来のEL発光装置の分解斜視図である。
【図8】図7の8−8線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 EL素子 2 透明フィルム 2a 舌片 3 透明電極 4 第1のリード導体 5 絶縁膜 6 蛍光体層 7 誘電体層 8 対向電極 9 多層膜 10 第2のリード導体 11 レジスト層 12 フレキシブルケーブル 13 ベースフィルム 13a 貫通部 14 導電パターン 14a 帯状部(配線部) 14b 接続部 15 導電パターン 15a 帯状部(配線部) 15b 接続部 16 保護テープ 17 カバーシート(ヒートシールシート) 17a 接着層 18 導電性接着剤 A 発光領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明フィルムと、該透明フィルムの背面
    に成膜された透明電極と、該透明電極の背面に蛍光体
    層,誘電体層,対向電極の順に積層して形成された多層
    膜とを有し、前記透明フィルムの背面側に前記透明電極
    に導通する第1のリード導体と前記対向電極に導通する
    第2のリード導体とが設けられてなるEL素子と、可撓
    性を有するベースフィルムの片面に一対の導電パターン
    を形成してなるフレキシブルケーブルとを備えてなり、
    前記EL素子の背面側に前記フレキシブルケーブルが重
    ね合わされて、前記一対の導電パターンの一方が前記第
    1のリード導体に他方が第2のリード導体にそれぞれ導
    電性接着剤によって接続されているとともに、前記フレ
    キシブルケーブルの背面には、当該フレキシブルケーブ
    ルの前記EL素子への重合周辺部を被覆するカバーシー
    トが貼着されていることを特徴するEL発光装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の導電パターンは、それぞれベ
    ースフィルムの一端部側から他端部側に向かって延びる
    ように形成された配線部と、この配線部の一端部に連設
    された当該配線部よりも広幅の接続部とを有し、前記一
    対の導電パターンが該接続部で前記第1,第2のリード
    導体と各々接続されていることを特徴とする請求項1に
    記載のEL発光装置。
  3. 【請求項3】 前記導電性接着剤は導電性ペーストを印
    刷形成したものであることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のEL発光装置。
  4. 【請求項4】 前記導電性接着剤は異方導電性接着剤で
    あることを特徴とする請求項3に記載のEL発光装置。
  5. 【請求項5】 前記フレキシブルケーブルには前記EL
    素子との重なり合う部分において切欠あるいは孔からな
    る貫通部が形成されているとともに、前記カバーシート
    がヒートシール材を片面に備えたヒートシールシートか
    らなり、前記貫通部を介して前記ヒートシールシートが
    前記EL素子に貼着されていることを特徴とする請求項
    1,2,3又は4に記載のEL発光装置。
  6. 【請求項6】 前記貫通部は前記一対の導電パターン間
    に配設されていることを特徴とする請求項5に記載のE
    L発光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6659509B2 (en) * 2001-04-11 2003-12-09 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Threaded joint for steel pipes
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JP2013515347A (ja) * 2009-12-22 2013-05-02 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 有機発光デバイス接続方法
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