JP2007005023A - キーパッド - Google Patents
キーパッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007005023A JP2007005023A JP2005180889A JP2005180889A JP2007005023A JP 2007005023 A JP2007005023 A JP 2007005023A JP 2005180889 A JP2005180889 A JP 2005180889A JP 2005180889 A JP2005180889 A JP 2005180889A JP 2007005023 A JP2007005023 A JP 2007005023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode layer
- layer
- light emitting
- key top
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
【解決手段】 キーパッドは、透光性のキートップと、同キートップの接合面とほぼ同一であるか、またはそれよりも小さい外形を有し、前記接合面に接合された発光部を有するELシートとを備える。発光部は、少なくとも透明電極層、発光体層、誘電体層、および背面電極層を積層することによって構成されている。それらの層のうち少なくとも発光体層は、前記接合面より大きい外形を有する。
【選択図】 図2A
Description
に接合された発光部を有するELシートとを備えるキーパッドであって、前記発光部は、少なくとも透明電極層、発光体層、誘電体層、および背面電極層を積層することによって構成され、それらの層のうち少なくとも前記発光体層は、前記接合面より大きい外形を有することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のキーパッドにおいて、透明電極層および背面電極層の少なくとも一方が、それらの層から延出する延出部をさらに備え、前記発光体層は、前記延出部の上に延びていることを要旨とする。
本発明のキーパッドは、透光性のキートップと、同キートップの接合面とほぼ同一であるか、またはそれよりも小さい外形を有し、前記接合面に接合された発光部を有するELシートとを備える。前記発光部は、少なくとも透明電極層、発光体層、誘電体層、および背面電極層が積層されたものである。少なくとも前記発光体層は、前記接合面より大きい外形を有する。
図2Aに本発明の第1の実施形態におけるキーパッドの縦断面図を示す。本実施形態のキーパッドは、樹脂キートップ1の下面に装飾層2および接着層8を介して、ELシート3が接合されている。ELシート3は、キートップの接合面とほぼ同一の外形を有する発光部4を有する。本実施形態のELシート3は、基材として樹脂フィルム10を用い、その樹脂フィルム10の下面に、図2Aに示すように、透明電極層41、発光体層42、誘電体層43、および背面電極層44が順次積層されている。ELシート3では、それらの透明電極層41、発光体層42、誘電体層43、および背面電極層44の全てが重なって積層されている領域、すなわち発光部4のみが発光する。その発光部4の周囲を、発光しない領域、すなわち非発光部5が取り囲んでいる。
光部4よりやや大きい外形を有する部分42bと、その部分42bから透明電極層41の延出部41aおよび背面電極層44の延出部44aの少なくとも一方の上に拡がる拡張部42aとを有する。また、誘電体層43は、発光体層42の下面および側面を覆うように配置されている。
図3Aに本発明の第2実施形態のキーパッドの縦断面図を示す。本実施形態のキーパッドも、第1実施形態のキーパッドと同様に、樹脂キートップ1の下面に装飾層2および接着層8を介して、ELシート3が接合されている。ELシート3は、キートップの接合面とほぼ同一の外形を有する発光部4を有する。ELシート3は、基材としての10の下に、図3Aに示すように、上面側から透明電極層41、発光体層42、誘電体層43、および背面電極層44が積層されている。それらの透明電極層41、発光体層42、誘電体層43、および背面電極層44は、各層の少なくとも一部同士が重なって積層された領域、すなわち発光部4を形成している。
図4に本発明の第3実施形態のキーパッドを示す。本実施形態のキーパッドも、第1および第2実施形態のキーパッドと同様に、樹脂キートップ1の下面に装飾層2および接着層8を介して、ELシート3が接合されている。本実施形態のELシート3においては、樹脂フィルム10の下面の全面にわたって透明電極層41が設けられており、背面電極層44のみが樹脂キートップ1の接合面とほぼ同一の外形を有する。これにより、本実施形態においても、透明電極層41、発光体層42、誘電体層43、および背面電極層44の全てが重なって形成される発光部4は、キートップの接合面とほぼ同一の外形を有する。背面電極層44からは、第2実施形態の場合と同様に、補償電極層45が延出しており、該補償電極層45は、発光体層42および誘電体層43の厚みに沿って屈曲して延びる屈曲部45bを形成し、さらに透明電極層41の下へと延びている。発光体層42は、樹脂キートップ1のELシート3との接合面より大きい外形を有する。より詳細には、本実施形態の発光体層42も、第2実施形態の場合と同様に、発光部4よりやや大きい外形を有する部分と、その部分から前記補償電極層45の上に拡がる拡張部42aとを有することが好ましい。本実施形態においては、誘電体層43は、発光体層42の下面および側面の全体を覆うとともに、透明電極層41と補償電極層45との間にも延在して、両者の電気的導通を防止することが好ましい。
図5Bに示した変形例においては、電極層の屈曲部は形成されないが、発光体層42や誘電体層43などの発光部4を形成する層と非発光部を形成するレジスト46bとの境界部分は構造的に弱い部分となる。そのため、そのような境界部が樹脂キートップ1の下縁の直下に位置すると、樹脂キートップ1の反復的な押下によって、前記境界部が破断し、さらには発光体層42および誘電体層43に重なった各電極層も一緒に破断することとなる。図5Bの変形例によれば、発光体層42および誘電体層43を拡大することによって、それらの層とレジスト46bとの境界部を樹脂キートップ1の下縁直下より外方にずらして形成することができるため、上記のような破断を防止することができる。それにより、前記実施形態と同様に、優れた耐久性を有するキーパッドを構成することができる。また、基材として樹脂フィルムを用いないため、ELシートの更なる薄型化、および柔軟化を実現することができる。
たスクリーン印刷やパッド印刷、アルミニウム、クロム等の金属薄膜のメッキ、または蒸着等による被覆、あるいは塗膜や金属薄膜の熱転写等がある。樹脂キートップ1の面内に均一に装飾ができるほか、塗装やレーザー加工等によって文字や記号等の図柄の形成をすることもできる。
本発明のキーパッドが操作部に適用された携帯電話機を示す。図6に示すように、電話機の筐体100には複数の樹脂キートップ1が設けられ、樹脂キートップ1によってスイッチ操作が可能である。
第3実施形態(図4)のキーパッドを作製した。まず、可視光透過性のポリカーボネート樹脂を射出成形して樹脂キートップ1を作製し、その樹脂キートップ1の下面に光透過性の着色印刷を施すことによって装飾層2を形成した。PETフィルム(樹脂フィルム10に相当)上にITO膜(透明電極層41に相当)が形成されているITOフィルム(王子トービ社製 OTEC−120)に、青緑色蛍光体ペースト(デュポン社製、7151)で発光体層42を印刷し、その発光体層42を被覆するように、誘電体ペースト(同、7148)を用いて誘電体層43を印刷によって形成した。更に、誘電体層43の上に銀ペーストを用いて印刷によって背面電極層44および補償電極層45を形成することによって、ELシート3を作製した。
トマーシート6を作製し、図7に示したように、該エラストマーシートをELシート3の背面電極側の表面にイソシアネート系瞬間接着剤で接合し、キーパッドを得た。
図5Bに示すELシート3を有するキーパッドを作製した。
可視光透過性のポリカーボネート樹脂を射出成形して樹脂キートップ1を作製し、その下面に光透過性の着色印刷を施すことによって装飾層2を形成した。フッ素樹脂板上で、樹脂キートップの下面と同形状に、透明電極用ITOペースト(デュポン社製、7160)で透明電極層41、青緑色蛍光体ペースト(同、7151)で発光体層42、誘電体ペースト(同、7148)で誘電体層43、銀電極用ペースト(同、7145)で背面電極層44を順次形成して発光部4を適当な間隔で3つ形成した。透明な絶縁レジストインク(セイコーアドバンス社、PAL透明)で各発光部の周辺を覆って、それらの発光部を連結させる電気絶縁膜(非発光部)を印刷形成した。さらに3ヶ所の発光部4に効率よく電圧がかけられるように、各透明電極層41および各背面電極層44に銀電極用ペースト(同、7145)で補償電極層45を付加した。作成された積層体をフッ素樹脂板から剥離して、その積層体の上面(透明電極層41)および下面(背面電極45)をさらに電気絶縁性のレジスト46aで被覆してELシート3を作製した。このELシート3においては、発光体層42は、発光部4より大きな外形を有する。これにより、各補償電極層はキートップの下縁の直下から外れた位置において透明電極層および背面電極層から延出して形成されている。さらに、下面に3ヶ所の半球状の押し子7を有するシリコーンゴム製のエラストマーシート6を作製した。樹脂キートップ1の裏面と、ELシート3の3ヶ所の発光部4の透明電極層側の表面とをイソシアネート系瞬間接着剤で接合した。次に、ELシート3の発光部4の背面電極層側の表面にエラストマーシート6を図6に示すようにイソシアネート系瞬間接着剤で接合し、キーパッドを得た。
比較例として、実施例1と同一の材料を用いて、同一の方法にてキーパッドを作成した。このキーパッドは、ELシート3において、透明電極層41、発光体層42、誘電体層43、および背面電極層44の全ての層が樹脂キートップ1の下面とほぼ同形の外形を有して発光部4を形成していること以外は、実施例1のキートップと同様な構成を有する。従って、背面電極層44から延出する補償電極層45は、樹脂キートップ1の下縁直下において屈曲部45bを有する。
Claims (4)
- 透光性のキートップと、同キートップの接合面とほぼ同一であるか、またはそれよりも小さい外形を有し、前記接合面に接合された発光部を有するELシートとを備えるキーパッドであって、
前記発光部は、少なくとも透明電極層、発光体層、誘電体層、および背面電極層を積層することによって構成され、それらの層のうち少なくとも前記発光体層は、前記接合面より大きい外形を有することを特徴とするキーパッド。 - 透明電極層および背面電極層の少なくとも一方が、前記接合面とほぼ同一の外形を有することを特徴とする請求項1に記載のキーパッド。
- 透明電極層および背面電極層の少なくとも一方が、それらの層から延出する延出部をさらに備え、前記発光体層は、前記延出部の上に延びていることを特徴とする請求項1または2に記載のキーパッド。
- 透明電極層および背面電極層の少なくとも一方から延びる補償電極をさらに備え、前記発光体層は、前記補償電極の上に延びていることを特徴とする請求項1または2に記載のキーパッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005180889A JP4584046B2 (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | キーパッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005180889A JP4584046B2 (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | キーパッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007005023A true JP2007005023A (ja) | 2007-01-11 |
JP4584046B2 JP4584046B2 (ja) | 2010-11-17 |
Family
ID=37690447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005180889A Expired - Fee Related JP4584046B2 (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | キーパッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4584046B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007145273A1 (ja) | 2006-06-15 | 2007-12-21 | Panasonic Corporation | 無線送信装置及び無線送信方法 |
US20150060250A1 (en) * | 2013-09-03 | 2015-03-05 | Sony Corporation | Keyboard device |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001185366A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-06 | Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd | El発光シート |
JP2004193060A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 照光式押釦スイッチ用部材 |
JP2005085582A (ja) * | 2003-09-08 | 2005-03-31 | Polymatech Co Ltd | キーパッド |
-
2005
- 2005-06-21 JP JP2005180889A patent/JP4584046B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001185366A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-06 | Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd | El発光シート |
JP2004193060A (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 照光式押釦スイッチ用部材 |
JP2005085582A (ja) * | 2003-09-08 | 2005-03-31 | Polymatech Co Ltd | キーパッド |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007145273A1 (ja) | 2006-06-15 | 2007-12-21 | Panasonic Corporation | 無線送信装置及び無線送信方法 |
US20150060250A1 (en) * | 2013-09-03 | 2015-03-05 | Sony Corporation | Keyboard device |
CN104425163A (zh) * | 2013-09-03 | 2015-03-18 | 索尼公司 | 键盘装置 |
US9685286B2 (en) * | 2013-09-03 | 2017-06-20 | Sony Corporation | Keyboard device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4584046B2 (ja) | 2010-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7015408B2 (en) | Switch unit capable of directly illuminating switch operating position | |
KR100779961B1 (ko) | El 시트 및 조광식 버튼 스위치용 부재 | |
KR20070068257A (ko) | 조광식 키 시트 | |
WO2002005302A1 (fr) | Feuille electroluminescente et interrupteur comprenant une telle feuille | |
US20100038225A1 (en) | Illumination Type Key Sheet and Illumination Type Key | |
EP1513164B1 (en) | Light emitting electronic component | |
JP2004014284A (ja) | 照光スイッチシート及びこれを用いた照光ユニット | |
JP4342880B2 (ja) | キーパッド及びその製造方法 | |
JP4584046B2 (ja) | キーパッド | |
JP2004063449A (ja) | 照光式スイッチ | |
KR100737932B1 (ko) | 이엘 램프시트 및 그의 제조 방법 | |
JP4020777B2 (ja) | 照光式押釦スイッチ用部材 | |
JP4606717B2 (ja) | El一体成形体 | |
US20060289285A1 (en) | Movable contact and manufacturing method thereof | |
JP4527628B2 (ja) | 押釦スイッチ用カバー部材 | |
JP3770647B2 (ja) | El素子および照光式スイッチ | |
JP3929565B2 (ja) | 照光式スイッチ | |
JPH1139983A (ja) | El照光シート及びel照光式スイッチ | |
JP2004014143A (ja) | 照光式スイッチ | |
JP4944447B2 (ja) | 操作パネル | |
WO2002093982A1 (fr) | Element el et unite d'eclairage le comprenant | |
JP2000068074A (ja) | 分散型エレクトロルミネセンス素子およびこれを用いた照光ユニット | |
JPH11260183A (ja) | 照光スイッチ及びその製造方法 | |
JP2004253217A (ja) | 照光式スイッチ | |
KR20070109230A (ko) | 플렉시블 이엘 시트 일체형 키패드 및 그 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080609 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100714 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100810 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100901 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |