JPH10125462A - 分散型エレクトロルミネセンス素子およびそれを用いた照光式スイッチユニット - Google Patents
分散型エレクトロルミネセンス素子およびそれを用いた照光式スイッチユニットInfo
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- JPH10125462A JPH10125462A JP8274417A JP27441796A JPH10125462A JP H10125462 A JPH10125462 A JP H10125462A JP 8274417 A JP8274417 A JP 8274417A JP 27441796 A JP27441796 A JP 27441796A JP H10125462 A JPH10125462 A JP H10125462A
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Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種電子機器の表示部・操作部等に使用され
るEL素子およびそれを用いた照光式スイッチユニット
に関し、均一な照光が得られると共に、確実な接点の電
気的接続ができ、薄形の簡単な構造で、生産性の優れた
安価なものを提供することを目的とする。 【解決手段】 透明の絶縁基板20表面上にデザインパ
ターン層21を印刷形成した部分を絞り加工して第1の
凸部22を形成し、その裏面を埋めるように絶縁性透明
樹脂層23を印刷形成し、その裏面上および絶縁基板2
0の裏面上に、透明電極層24、発光体層25、誘電体
層26、背面電極層27および絶縁コート層28を順次
積層印刷形成して構成したEL素子29とすることによ
り、薄形で均一な照光が得られる。
るEL素子およびそれを用いた照光式スイッチユニット
に関し、均一な照光が得られると共に、確実な接点の電
気的接続ができ、薄形の簡単な構造で、生産性の優れた
安価なものを提供することを目的とする。 【解決手段】 透明の絶縁基板20表面上にデザインパ
ターン層21を印刷形成した部分を絞り加工して第1の
凸部22を形成し、その裏面を埋めるように絶縁性透明
樹脂層23を印刷形成し、その裏面上および絶縁基板2
0の裏面上に、透明電極層24、発光体層25、誘電体
層26、背面電極層27および絶縁コート層28を順次
積層印刷形成して構成したEL素子29とすることによ
り、薄形で均一な照光が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器の表
示部・入力操作部等の照光に使用される分散型エレクト
ロルミネセンス素子(以下、EL素子と表わす)および
それを用いた照光式スイッチユニット(以下、スイッチ
ユニットと表わす)に関するものである。
示部・入力操作部等の照光に使用される分散型エレクト
ロルミネセンス素子(以下、EL素子と表わす)および
それを用いた照光式スイッチユニット(以下、スイッチ
ユニットと表わす)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来のEL素子およびそれを用
いたスイッチユニットについて図15および図16によ
り説明する。
いたスイッチユニットについて図15および図16によ
り説明する。
【0003】図15は従来のEL素子1の要部断面図で
あり、同図に示すように、厚さ約100μmの透明樹脂
フィルム製の絶縁基板2の裏面にスパッタ法等の薄膜形
成技術により透明電極層3を形成し、その上に発光体層
4、誘電体層5、背面電極層6、絶縁層7を順次積層し
て総厚約0.3mmのEL素子1が構成されていた。
あり、同図に示すように、厚さ約100μmの透明樹脂
フィルム製の絶縁基板2の裏面にスパッタ法等の薄膜形
成技術により透明電極層3を形成し、その上に発光体層
4、誘電体層5、背面電極層6、絶縁層7を順次積層し
て総厚約0.3mmのEL素子1が構成されていた。
【0004】そして、このように構成されたEL素子1
の動作は、透明電極層3と背面電極層6に駆動回路(図
示せず)を介して交流電圧または直流パルス電圧を印加
してEL素子1の表面である透明樹脂フィルム製の絶縁
基板2側に発光させるものであった。
の動作は、透明電極層3と背面電極層6に駆動回路(図
示せず)を介して交流電圧または直流パルス電圧を印加
してEL素子1の表面である透明樹脂フィルム製の絶縁
基板2側に発光させるものであった。
【0005】このように構成されたEL素子1を用いた
従来のスイッチユニット8の要部断面図を図16に示
す。
従来のスイッチユニット8の要部断面図を図16に示
す。
【0006】同図に示すように、裏面に可動接点10が
印刷形成された樹脂フィルムよりなる厚さ約100μm
の上絶縁基板9と、表面に固定接点12が印刷形成され
た樹脂フィルムよりなる下絶縁基板11を、可動接点1
0と固定接点12が所定の間隔を保って対向するよう
に、樹脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成された
スペーサ13を介して上絶縁基板9と下絶縁基板11と
が固着されてメンブレンスイッチ部14が構成されてい
た。
印刷形成された樹脂フィルムよりなる厚さ約100μm
の上絶縁基板9と、表面に固定接点12が印刷形成され
た樹脂フィルムよりなる下絶縁基板11を、可動接点1
0と固定接点12が所定の間隔を保って対向するよう
に、樹脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成された
スペーサ13を介して上絶縁基板9と下絶縁基板11と
が固着されてメンブレンスイッチ部14が構成されてい
た。
【0007】そして、メンブレンスイッチ部14とは独
立した駆動回路を有する総厚約0.3mmのEL素子1が
メンブレンスイッチ部14の上に配設され、さらに、こ
のEL素子1の上部に、裏面に透明または半透明の樹脂
成型品である押ボタン15を粘着材16により貼り付け
た透明の樹脂フィルムよりなり、上面にデザインパター
ン17を形成した表面シート18を、透明の樹脂フィル
ムの両面に粘着材を塗布して形成されたスペーサ19を
介して固着することによりスイッチユニット8として構
成されていた。
立した駆動回路を有する総厚約0.3mmのEL素子1が
メンブレンスイッチ部14の上に配設され、さらに、こ
のEL素子1の上部に、裏面に透明または半透明の樹脂
成型品である押ボタン15を粘着材16により貼り付け
た透明の樹脂フィルムよりなり、上面にデザインパター
ン17を形成した表面シート18を、透明の樹脂フィル
ムの両面に粘着材を塗布して形成されたスペーサ19を
介して固着することによりスイッチユニット8として構
成されていた。
【0008】次に、このような構成された従来のスイッ
チユニット8の動作について説明すると、デザインパー
タン17の上から表面シート18を押すことにより押ボ
タン15が下がってEL素子1を押圧し、押圧を受けた
部分のEL素子1が窪んでその下面のメンブレンスイッ
チ部14の上絶縁基板9の可動接点10を押し下げ、下
絶縁基板11の固定接点12と当接させることによって
電気的に接続させるようにしたものであった。
チユニット8の動作について説明すると、デザインパー
タン17の上から表面シート18を押すことにより押ボ
タン15が下がってEL素子1を押圧し、押圧を受けた
部分のEL素子1が窪んでその下面のメンブレンスイッ
チ部14の上絶縁基板9の可動接点10を押し下げ、下
絶縁基板11の固定接点12と当接させることによって
電気的に接続させるようにしたものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のEL素子1を用いたスイッチユニット8の構成では、
押ボタン15とスペーサ19の影響によってEL素子1
の照光が表面シート18上で不均一となり、また、押ボ
タン15の押圧を受けたEL素子1とメンブレンスイッ
チ部14の上絶縁基板9の総厚が約0.4mmと厚いため
に可撓性が悪く、可動接点10と固定接点12を当接さ
せて電気的に接続させるためには高い押圧力が必要であ
り、これを改善するために、撓める範囲を広くすると大
型になり、さらに構成が複雑であるため薄形化に限界が
あると共に、製品価格が高くなる等の課題を有してい
た。
のEL素子1を用いたスイッチユニット8の構成では、
押ボタン15とスペーサ19の影響によってEL素子1
の照光が表面シート18上で不均一となり、また、押ボ
タン15の押圧を受けたEL素子1とメンブレンスイッ
チ部14の上絶縁基板9の総厚が約0.4mmと厚いため
に可撓性が悪く、可動接点10と固定接点12を当接さ
せて電気的に接続させるためには高い押圧力が必要であ
り、これを改善するために、撓める範囲を広くすると大
型になり、さらに構成が複雑であるため薄形化に限界が
あると共に、製品価格が高くなる等の課題を有してい
た。
【0010】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、均一な照光ができ、かつ薄形の簡単な構造
で生産性に優れ、これを用いて接点の電気的接続の確実
な、薄形・小形のスイッチユニットを実現することがで
きる分散型エレクトロルミネセンス素子およびそれを用
いた照光式スイッチユニットを提供することを目的とす
るものである。
ものであり、均一な照光ができ、かつ薄形の簡単な構造
で生産性に優れ、これを用いて接点の電気的接続の確実
な、薄形・小形のスイッチユニットを実現することがで
きる分散型エレクトロルミネセンス素子およびそれを用
いた照光式スイッチユニットを提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、可撓性を有する絶縁性透明フィルム上に絞
り加工により第1の凸部を形成し、その表面上にデザイ
ンパターン層を印刷形成すると共に、第1の凸部裏面の
凹部を埋めるように絶縁性透明樹脂層を形成し、その裏
面上および周囲の絶縁性透明フィルム裏面上に、EL素
子を構成する各層を順次印刷積層形成してEL素子を形
成し、そのEL素子の第1の凸部裏面の絶縁コート層裏
面上に可動接点を形成し、上面に固定接点を形成した絶
縁基板を、可動接点と固定接点が所定の間隔を保って対
向するようにスペーサを介して固着して照光式スイッチ
ユニットを構成したものである。
に本発明は、可撓性を有する絶縁性透明フィルム上に絞
り加工により第1の凸部を形成し、その表面上にデザイ
ンパターン層を印刷形成すると共に、第1の凸部裏面の
凹部を埋めるように絶縁性透明樹脂層を形成し、その裏
面上および周囲の絶縁性透明フィルム裏面上に、EL素
子を構成する各層を順次印刷積層形成してEL素子を形
成し、そのEL素子の第1の凸部裏面の絶縁コート層裏
面上に可動接点を形成し、上面に固定接点を形成した絶
縁基板を、可動接点と固定接点が所定の間隔を保って対
向するようにスペーサを介して固着して照光式スイッチ
ユニットを構成したものである。
【0012】これにより、簡単な構造で、均一な照光を
得ることができ、かつ生産性に優れた分散型エレクトロ
ルミネセンス素子、およびこれを用いた軽い押圧で接点
の確実な電気的接続を得ることができる薄形・小形の照
光式スイッチユニットを提供することができる。
得ることができ、かつ生産性に優れた分散型エレクトロ
ルミネセンス素子、およびこれを用いた軽い押圧で接点
の確実な電気的接続を得ることができる薄形・小形の照
光式スイッチユニットを提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、可撓性を有する絶縁性透明フィルム上に絞り加工に
より所定の形状の第1の凸部を形成し、上記絶縁性透明
フィルムの表面上の少なくとも第1の凸部表面上に所定
のパターンでデザインパターン層を印刷形成すると共
に、上記第1の凸部裏面の凹部を埋めるように絶縁性透
明樹脂層を形成し、その裏面上および周囲の絶縁性透明
フィルム裏面上に上記デザインパターン層に対応したパ
ターンで、透明電極層、発光色が少なくとも一色の発光
体層、誘電体層、背面電極層、絶縁コート層を順次印刷
積層形成した分散型エレクトロルミネセンス素子とした
ものであり、簡単な構造であるために薄形化が図れ、可
撓性に富むと共に、効率良く均一な照光ができ、点燈時
や非点燈時にデザインパターンが見える表示・操作パネ
ル機能および操作ボタン機能を具備し、生産性の優れた
分散型エレクトロルミネセンス素子を提供できるという
作用を有する。
は、可撓性を有する絶縁性透明フィルム上に絞り加工に
より所定の形状の第1の凸部を形成し、上記絶縁性透明
フィルムの表面上の少なくとも第1の凸部表面上に所定
のパターンでデザインパターン層を印刷形成すると共
に、上記第1の凸部裏面の凹部を埋めるように絶縁性透
明樹脂層を形成し、その裏面上および周囲の絶縁性透明
フィルム裏面上に上記デザインパターン層に対応したパ
ターンで、透明電極層、発光色が少なくとも一色の発光
体層、誘電体層、背面電極層、絶縁コート層を順次印刷
積層形成した分散型エレクトロルミネセンス素子とした
ものであり、簡単な構造であるために薄形化が図れ、可
撓性に富むと共に、効率良く均一な照光ができ、点燈時
や非点燈時にデザインパターンが見える表示・操作パネ
ル機能および操作ボタン機能を具備し、生産性の優れた
分散型エレクトロルミネセンス素子を提供できるという
作用を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、所定のパターンで印刷形成されるデザイ
ンパターン層を絶縁性透明フィルムの裏面上の少なくと
も第1の凸部裏面の凹部内面上に設けた構成としたもの
であり、上記請求項1記載の発明と同様の作用に加え
て、デザインパターンの損傷を防止できるという作用を
有する。
発明において、所定のパターンで印刷形成されるデザイ
ンパターン層を絶縁性透明フィルムの裏面上の少なくと
も第1の凸部裏面の凹部内面上に設けた構成としたもの
であり、上記請求項1記載の発明と同様の作用に加え
て、デザインパターンの損傷を防止できるという作用を
有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、所定のパターンで印刷形成されるデザイ
ンパターン層を透明電極層の上面または下面に設けた構
成としたものであり、上記請求項1または2記載の発明
と同様の作用に加えて平面上に正確なデザインパターン
を容易に印刷形成できるという作用を有する。
発明において、所定のパターンで印刷形成されるデザイ
ンパターン層を透明電極層の上面または下面に設けた構
成としたものであり、上記請求項1または2記載の発明
と同様の作用に加えて平面上に正確なデザインパターン
を容易に印刷形成できるという作用を有する。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一つに記載の発明において、絶縁性透明樹脂層
および絶縁性透明フィルムと透明電極層の間に透明絶縁
層を印刷形成した構成としたものであり、上記請求項1
〜3のいずれか一つに記載の発明と同様の作用に加え
て、透明絶縁層により絶縁性透明樹脂層裏面の凹凸を吸
収して周囲の絶縁性透明フィルムの裏面と均一な平面に
することができるので、EL素子を形成する各層を容易
に均一に印刷形成できて、発光ばらつきを防止できると
いう作用を有する。
いずれか一つに記載の発明において、絶縁性透明樹脂層
および絶縁性透明フィルムと透明電極層の間に透明絶縁
層を印刷形成した構成としたものであり、上記請求項1
〜3のいずれか一つに記載の発明と同様の作用に加え
て、透明絶縁層により絶縁性透明樹脂層裏面の凹凸を吸
収して周囲の絶縁性透明フィルムの裏面と均一な平面に
することができるので、EL素子を形成する各層を容易
に均一に印刷形成できて、発光ばらつきを防止できると
いう作用を有する。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一つに記載の発明において、デザインパターン
層を形成するペーストを、分散型エレクトロルミネセン
ス素子非点燈時の発光面の色と異なる色に着色した構成
としたものであり、上記請求項1〜4のいずれか一つに
記載の発明と同様の作用に加えて、分散型エレクトロル
ミネセンス素子非点燈時にもデザインパターンが見える
という作用を有する。
いずれか一つに記載の発明において、デザインパターン
層を形成するペーストを、分散型エレクトロルミネセン
ス素子非点燈時の発光面の色と異なる色に着色した構成
としたものであり、上記請求項1〜4のいずれか一つに
記載の発明と同様の作用に加えて、分散型エレクトロル
ミネセンス素子非点燈時にもデザインパターンが見える
という作用を有する。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一つに記載の発明において、デザインパターン
層を形成するペーストを、分散型エレクトロルミネセン
ス素子の発光色と異なる色の光透過性の蛍光顔料または
蛍光染料で着色した構成としたものであり、上記請求項
1〜4のいずれか一つに記載の発明と同様の作用に加え
て、分散型エレクトロルミネセンス素子非点燈時にはデ
ザインパターンを印刷形成した色で見え、点燈時には分
散型エレクトロルミネセンス素子の発光体層の発光色と
の合成色で見えるという作用を有する。
いずれか一つに記載の発明において、デザインパターン
層を形成するペーストを、分散型エレクトロルミネセン
ス素子の発光色と異なる色の光透過性の蛍光顔料または
蛍光染料で着色した構成としたものであり、上記請求項
1〜4のいずれか一つに記載の発明と同様の作用に加え
て、分散型エレクトロルミネセンス素子非点燈時にはデ
ザインパターンを印刷形成した色で見え、点燈時には分
散型エレクトロルミネセンス素子の発光体層の発光色と
の合成色で見えるという作用を有する。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項3記載の
発明において、透明電極層裏面上にデザインパターン層
を印刷形成するために用いるペーストを形成する合成樹
脂が、比誘電率が6未満の合成樹脂である構成としたも
のであり、上記請求項3記載の発明と同様の作用に加え
て、透明電極層の裏面上に印刷形成されたデザインパタ
ーン層の電力消費量を少なくし、分散型エレクトロルミ
ネセンス素子全体の電力消費量を少なくできるという作
用を有する。
発明において、透明電極層裏面上にデザインパターン層
を印刷形成するために用いるペーストを形成する合成樹
脂が、比誘電率が6未満の合成樹脂である構成としたも
のであり、上記請求項3記載の発明と同様の作用に加え
て、透明電極層の裏面上に印刷形成されたデザインパタ
ーン層の電力消費量を少なくし、分散型エレクトロルミ
ネセンス素子全体の電力消費量を少なくできるという作
用を有する。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の
いずれか一つに記載の発明において、透明電極層と背面
電極層との間に少なくとも一層の絶縁補強層を印刷形成
した構成としたものであり、上記請求項1〜7のいずれ
か一つに記載の発明と同様の作用に加えて、透明電極層
と背面電極層との間の高い耐電圧特性が得られるという
作用を有する。
いずれか一つに記載の発明において、透明電極層と背面
電極層との間に少なくとも一層の絶縁補強層を印刷形成
した構成としたものであり、上記請求項1〜7のいずれ
か一つに記載の発明と同様の作用に加えて、透明電極層
と背面電極層との間の高い耐電圧特性が得られるという
作用を有する。
【0021】請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の
いずれか一つに記載の発明において、絶縁性透明樹脂層
を、絶縁性透明樹脂ペーストを印刷して形成した構成と
したものであり、上記請求項1〜8のいずれか一つに記
載の発明と同様の作用に加えて、絶縁性透明樹脂層を容
易に形成できるので分散型エレクトロルミネセンス素子
を安価に製造できるという作用を有する。
いずれか一つに記載の発明において、絶縁性透明樹脂層
を、絶縁性透明樹脂ペーストを印刷して形成した構成と
したものであり、上記請求項1〜8のいずれか一つに記
載の発明と同様の作用に加えて、絶縁性透明樹脂層を容
易に形成できるので分散型エレクトロルミネセンス素子
を安価に製造できるという作用を有する。
【0022】請求項10に記載の発明は、請求項1〜8
のいずれか一つに記載の発明において、絶縁性透明樹脂
層を、透明UV硬化樹脂を用いて形成した構成としたも
のであり、上記請求項1〜8のいずれか一つに記載の発
明と同様の作用に加えて、絶縁性透明樹脂層を紫外線硬
化作用により容易に形成できるので分散型エレクトロル
ミネセンス素子を安価に製造できるという作用を有す
る。
のいずれか一つに記載の発明において、絶縁性透明樹脂
層を、透明UV硬化樹脂を用いて形成した構成としたも
のであり、上記請求項1〜8のいずれか一つに記載の発
明と同様の作用に加えて、絶縁性透明樹脂層を紫外線硬
化作用により容易に形成できるので分散型エレクトロル
ミネセンス素子を安価に製造できるという作用を有す
る。
【0023】請求項11に記載の発明は、第1の凸部裏
面の絶縁コート層裏面上に可動接点を形成した請求項1
〜10のいずれか一つに記載の分散型エレクトロルミネ
センス素子と、上面に固定接点を形成した絶縁基板を、
可動接点と固定接点が所定の間隔を保って対向するよう
にスペーサを介して固着した照光式スイッチユニットと
したものであり、上記請求項1〜10のいずれか一つに
記載の発明と同様の作用に加えて、薄形の分散型エレク
トロルミネセンス素子による均一な照光ができる簡単な
構造で生産性の優れた照光式スイッチユニットを提供す
ることができるという作用を有する。
面の絶縁コート層裏面上に可動接点を形成した請求項1
〜10のいずれか一つに記載の分散型エレクトロルミネ
センス素子と、上面に固定接点を形成した絶縁基板を、
可動接点と固定接点が所定の間隔を保って対向するよう
にスペーサを介して固着した照光式スイッチユニットと
したものであり、上記請求項1〜10のいずれか一つに
記載の発明と同様の作用に加えて、薄形の分散型エレク
トロルミネセンス素子による均一な照光ができる簡単な
構造で生産性の優れた照光式スイッチユニットを提供す
ることができるという作用を有する。
【0024】請求項12に記載の発明は、請求項11記
載の発明において、分散型エレクトロルミネセンス素子
の第1の凸部裏面の絶縁コート層裏面上に第2の凸部を
形成し、その凸部の突出面上に可動接点を形成した構成
としたものであり、上記請求項11記載の発明と同様の
作用に加えてスイッチ動作ストロークの調整が容易にで
きると共に、可動接点と固定接点との電気的接続がより
確実な照光式スイッチユニットを得ることができるとい
う作用を有する。
載の発明において、分散型エレクトロルミネセンス素子
の第1の凸部裏面の絶縁コート層裏面上に第2の凸部を
形成し、その凸部の突出面上に可動接点を形成した構成
としたものであり、上記請求項11記載の発明と同様の
作用に加えてスイッチ動作ストロークの調整が容易にで
きると共に、可動接点と固定接点との電気的接続がより
確実な照光式スイッチユニットを得ることができるとい
う作用を有する。
【0025】請求項13に記載の発明は、裏面に可動接
点を形成した可撓性を有する上絶縁基板と、上面に固定
接点を形成した下絶縁基板を、可動接点と固定接点が所
定の間隔を保って対向するようにスペーサを介して固着
して構成したスイッチ部の上に、第1の凸部裏面の絶縁
コート層裏面上に第3の凸部を形成した請求項1〜10
のいずれか一つに記載の分散型エレクトロルミネセンス
素子を、第3の凸部がスイッチ部の上絶縁基板の可動接
点裏面に当接するように配設した構成としたものであ
り、上記請求項1〜10のいずれか一つに記載の発明と
同様な作用に加えて、分散型エレクトロルミネセンス素
子およびスイッチ部を別々に製造でき、製造工程の効率
化を図ることができるという作用を有する。
点を形成した可撓性を有する上絶縁基板と、上面に固定
接点を形成した下絶縁基板を、可動接点と固定接点が所
定の間隔を保って対向するようにスペーサを介して固着
して構成したスイッチ部の上に、第1の凸部裏面の絶縁
コート層裏面上に第3の凸部を形成した請求項1〜10
のいずれか一つに記載の分散型エレクトロルミネセンス
素子を、第3の凸部がスイッチ部の上絶縁基板の可動接
点裏面に当接するように配設した構成としたものであ
り、上記請求項1〜10のいずれか一つに記載の発明と
同様な作用に加えて、分散型エレクトロルミネセンス素
子およびスイッチ部を別々に製造でき、製造工程の効率
化を図ることができるという作用を有する。
【0026】請求項14に記載の発明は、絞り加工によ
り裏面側に形成した第4の凸部の突出面上に可動接点を
形成した可撓性を有する上絶縁基板と、上面に固定接点
を形成した絶縁基板を、可動接点と固定接点が所定の間
隔を保って対向するようにスペーサを介して固着したス
イッチ部の上に、第1の凸部裏面の絶縁コート層裏面上
に第5の凸部を形成した請求項1〜10のいずれか一つ
に記載の分散型エレクトロルミネセンス素子を、第5の
凸部が第4の凸部の上面側となる凹部内に係合するよう
に配設した構成としたものであり、上記請求項1〜10
のいずれか一つに記載の発明と同様の作用に加えて、押
す位置が多少ずれても可動接点と固定接点の電気的接続
が確実に得られるという作用を有する。
り裏面側に形成した第4の凸部の突出面上に可動接点を
形成した可撓性を有する上絶縁基板と、上面に固定接点
を形成した絶縁基板を、可動接点と固定接点が所定の間
隔を保って対向するようにスペーサを介して固着したス
イッチ部の上に、第1の凸部裏面の絶縁コート層裏面上
に第5の凸部を形成した請求項1〜10のいずれか一つ
に記載の分散型エレクトロルミネセンス素子を、第5の
凸部が第4の凸部の上面側となる凹部内に係合するよう
に配設した構成としたものであり、上記請求項1〜10
のいずれか一つに記載の発明と同様の作用に加えて、押
す位置が多少ずれても可動接点と固定接点の電気的接続
が確実に得られるという作用を有する。
【0027】請求項15に記載の発明は、絶縁基板上に
形成された固定接点の上面にドーム状に絞り込んで形成
された樹脂フィルム製のダイアフラム状可動接点を貼り
付け、請求項1〜10のいずれか一つに記載の分散型エ
レクトロルミネセンス素子の第1の凸部裏面の絶縁コー
ト層裏面上に形成した第6の凸部を、上記可動接点の頂
点部上面に当接するように配設した構成としたものであ
り、上記請求項1〜10のいずれか一つに記載の発明と
同様の作用に加えて、歯切れの良いスイッチ動作節度感
触が得られるという作用を有する。
形成された固定接点の上面にドーム状に絞り込んで形成
された樹脂フィルム製のダイアフラム状可動接点を貼り
付け、請求項1〜10のいずれか一つに記載の分散型エ
レクトロルミネセンス素子の第1の凸部裏面の絶縁コー
ト層裏面上に形成した第6の凸部を、上記可動接点の頂
点部上面に当接するように配設した構成としたものであ
り、上記請求項1〜10のいずれか一つに記載の発明と
同様の作用に加えて、歯切れの良いスイッチ動作節度感
触が得られるという作用を有する。
【0028】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載の発明において、絶縁基板上に形成された固定接点
の上面に金属薄板製のダイアフラム状可動接点を貼り付
けた構成としたものであり、上記請求項1〜10のいず
れか一つに記載の発明と同様の作用に加えて、上記請求
項15の発明よりもさらに歯切れの良いスイッチ動作節
度感触が得られるという作用を有する。
記載の発明において、絶縁基板上に形成された固定接点
の上面に金属薄板製のダイアフラム状可動接点を貼り付
けた構成としたものであり、上記請求項1〜10のいず
れか一つに記載の発明と同様の作用に加えて、上記請求
項15の発明よりもさらに歯切れの良いスイッチ動作節
度感触が得られるという作用を有する。
【0029】請求項17に記載の発明は、請求項12〜
16のいずれか一つに記載の発明において、第1の凸部
裏面の絶縁コート層裏面上に絶縁性樹脂ペーストを印刷
して第2〜第6いずれか一つの凸部を形成した構成とし
たものであり、上記請求項12〜16のいずれか一つに
記載の発明と同様の作用に加えて、第2〜第6のいずれ
か一つの凸部を容易に形成できるので照光式スイッチユ
ニット全体を安価に製造できるという作用を有する。
16のいずれか一つに記載の発明において、第1の凸部
裏面の絶縁コート層裏面上に絶縁性樹脂ペーストを印刷
して第2〜第6いずれか一つの凸部を形成した構成とし
たものであり、上記請求項12〜16のいずれか一つに
記載の発明と同様の作用に加えて、第2〜第6のいずれ
か一つの凸部を容易に形成できるので照光式スイッチユ
ニット全体を安価に製造できるという作用を有する。
【0030】請求項18に記載の発明は、請求項12〜
16のいずれか一つに記載の発明において、第1の凸部
裏面の絶縁コート層裏面上に剛性材料を貼り付けて第2
〜第6のいずれか一つの凸部を形成した構成としたもの
であり、上記請求項12〜16のいずれか一つに記載の
発明と同様の作用に加えて、長い動作ストロークを有す
るスイッチ部への対応が容易にできるという作用を有す
る。
16のいずれか一つに記載の発明において、第1の凸部
裏面の絶縁コート層裏面上に剛性材料を貼り付けて第2
〜第6のいずれか一つの凸部を形成した構成としたもの
であり、上記請求項12〜16のいずれか一つに記載の
発明と同様の作用に加えて、長い動作ストロークを有す
るスイッチ部への対応が容易にできるという作用を有す
る。
【0031】以下本発明の実施の形態について、図1〜
図14を用いて説明する。なお、図1〜図7において
は、EL素子を形成する各層の状況を明確に示すため
に、各層を厚く示しているが、実際の各層の厚さはその
長さに対して殆ど無視できる程度に小さいものである。
図14を用いて説明する。なお、図1〜図7において
は、EL素子を形成する各層の状況を明確に示すため
に、各層を厚く示しているが、実際の各層の厚さはその
長さに対して殆ど無視できる程度に小さいものである。
【0032】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態によるEL素子29の要部断面図であり、同図
に示すように、可撓性を有する厚さ約80μmの透明の
樹脂フィルム製の絶縁基板20の表面上に文字・図形等
のデザインパターン層21を印刷形成し、絶縁基板20
のデザインパターン層21の部分等所定の箇所を熱間絞
り加工して高さ約0.5mmの第1の凸部22を形成し、
第1の凸部22裏面の凹部を埋めるように、透明の酢酸
ビニル=塩化ビニル系絶縁レジスト(以下、絶縁レジス
トという)を用いて絶縁性透明樹脂層23を印刷形成
し、絶縁性透明樹脂層23裏面上および絶縁基板20裏
面上に、透明の絶縁性樹脂(バインダー樹脂)に導電性
酸化インジウムスズ粉末を添加分散させた分散型光透過
性導電性ペーストを用いて透明電極層24を印刷形成
し、この上に発光色が所望の色の硫化亜鉛蛍光体粉末を
絶縁性樹脂(バインダー樹脂)に添加攪拌分散させたペ
ーストを用いて発光体層25を印刷形成し、この上にチ
タン酸バリウム粉末を絶縁性樹脂(バインダー樹脂)に
添加攪拌分散させたペーストを用いて誘電体層26を印
刷形成し、さらにこの上に重ねて、カーボン系導電性ペ
ーストを用いて背面電極層27を印刷形成し、最後にこ
の上に重ねて、絶縁レジストを用いて絶縁コート層28
を印刷形成して構成され、第1の凸部を除く第1のEL
素子29の総厚は約0.3mmである。
施の形態によるEL素子29の要部断面図であり、同図
に示すように、可撓性を有する厚さ約80μmの透明の
樹脂フィルム製の絶縁基板20の表面上に文字・図形等
のデザインパターン層21を印刷形成し、絶縁基板20
のデザインパターン層21の部分等所定の箇所を熱間絞
り加工して高さ約0.5mmの第1の凸部22を形成し、
第1の凸部22裏面の凹部を埋めるように、透明の酢酸
ビニル=塩化ビニル系絶縁レジスト(以下、絶縁レジス
トという)を用いて絶縁性透明樹脂層23を印刷形成
し、絶縁性透明樹脂層23裏面上および絶縁基板20裏
面上に、透明の絶縁性樹脂(バインダー樹脂)に導電性
酸化インジウムスズ粉末を添加分散させた分散型光透過
性導電性ペーストを用いて透明電極層24を印刷形成
し、この上に発光色が所望の色の硫化亜鉛蛍光体粉末を
絶縁性樹脂(バインダー樹脂)に添加攪拌分散させたペ
ーストを用いて発光体層25を印刷形成し、この上にチ
タン酸バリウム粉末を絶縁性樹脂(バインダー樹脂)に
添加攪拌分散させたペーストを用いて誘電体層26を印
刷形成し、さらにこの上に重ねて、カーボン系導電性ペ
ーストを用いて背面電極層27を印刷形成し、最後にこ
の上に重ねて、絶縁レジストを用いて絶縁コート層28
を印刷形成して構成され、第1の凸部を除く第1のEL
素子29の総厚は約0.3mmである。
【0033】このように構成された第1のEL素子29
の動作は、透明電極層24と背面電極層27に駆動回路
(図示せず)を介して交流電圧または直流パルス電圧を
印加することにより、第1のEL素子29の表面上であ
る絶縁基板20側に発光する。
の動作は、透明電極層24と背面電極層27に駆動回路
(図示せず)を介して交流電圧または直流パルス電圧を
印加することにより、第1のEL素子29の表面上であ
る絶縁基板20側に発光する。
【0034】以上の構成によって、第1のEL素子29
の点燈時や非点燈時にデザインパターンが見える表示・
操作パネル機能および操作ボタン機能を具備し、総厚が
約0.3mmと薄いために可撓性が良く、効率良く均一な
照光ができると共に、簡単な構造であるために生産性の
優れた安価なEL素子を得ることができるものである。
の点燈時や非点燈時にデザインパターンが見える表示・
操作パネル機能および操作ボタン機能を具備し、総厚が
約0.3mmと薄いために可撓性が良く、効率良く均一な
照光ができると共に、簡単な構造であるために生産性の
優れた安価なEL素子を得ることができるものである。
【0035】なお、絶縁性透明樹脂層23を、透明UV
硬化樹脂を用いて形成しても同様の効果を得ることがで
きる。
硬化樹脂を用いて形成しても同様の効果を得ることがで
きる。
【0036】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態による第2のEL素子30の要部断面図であ
り、同図に示すように、前記実施の形態1と同様な構成
に対して、デザインパターン層21を絶縁基板20に形
成された第1の凸部22の裏面上に、絶縁性透明樹脂層
23を形成する前に印刷形成して構成するものである。
施の形態による第2のEL素子30の要部断面図であ
り、同図に示すように、前記実施の形態1と同様な構成
に対して、デザインパターン層21を絶縁基板20に形
成された第1の凸部22の裏面上に、絶縁性透明樹脂層
23を形成する前に印刷形成して構成するものである。
【0037】この構成により、前記実施の形態1と同様
な効果に加えて、デザインパターン層21を第1の凸部
22の裏面上に印刷形成しているため、第1の凸部22
表面上をこすられた場合にデザインパターン層21の損
傷を防止できるものである。
な効果に加えて、デザインパターン層21を第1の凸部
22の裏面上に印刷形成しているため、第1の凸部22
表面上をこすられた場合にデザインパターン層21の損
傷を防止できるものである。
【0038】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施の形態による第3のEL素子31の要部断面図であ
り、同図に示すように、本実施の形態は前記実施の形態
2と同様な構成に対して、デザインパターン層21を、
絶縁性透明樹脂層23と透明電極層24との間に印刷形
成して構成するものである。
施の形態による第3のEL素子31の要部断面図であ
り、同図に示すように、本実施の形態は前記実施の形態
2と同様な構成に対して、デザインパターン層21を、
絶縁性透明樹脂層23と透明電極層24との間に印刷形
成して構成するものである。
【0039】この構成により、前記実施の形態2と同様
な効果に加えて、絶縁性透明樹脂層23裏面の平面上に
デザインパターン層21を容易に印刷形成できるもので
ある。
な効果に加えて、絶縁性透明樹脂層23裏面の平面上に
デザインパターン層21を容易に印刷形成できるもので
ある。
【0040】(実施の形態4)図4は本発明の第4の実
施の形態による第4のEL素子33の要部断面図であ
り、同図に示すように、本実施の形態は前記実施の形態
2と同様な構成に対して、透明電極層24を印刷形成す
る前に、絶縁性透明樹脂層23裏面上および周囲の絶縁
基板20裏面上に透明の絶縁レジストを用いて透明絶縁
層32を印刷形成して構成するものである。
施の形態による第4のEL素子33の要部断面図であ
り、同図に示すように、本実施の形態は前記実施の形態
2と同様な構成に対して、透明電極層24を印刷形成す
る前に、絶縁性透明樹脂層23裏面上および周囲の絶縁
基板20裏面上に透明の絶縁レジストを用いて透明絶縁
層32を印刷形成して構成するものである。
【0041】この構成により、前記実施の形態2と同様
に効果に加えて、透明絶縁層32により絶縁性透明樹脂
層23裏面の凹凸を吸収して周囲の絶縁基板20裏面と
均一な平面にすることができるので、EL素子を形成す
る各層を容易に均一に印刷形成できて、発光ばらつきを
防止できるものである。
に効果に加えて、透明絶縁層32により絶縁性透明樹脂
層23裏面の凹凸を吸収して周囲の絶縁基板20裏面と
均一な平面にすることができるので、EL素子を形成す
る各層を容易に均一に印刷形成できて、発光ばらつきを
防止できるものである。
【0042】(実施の形態5)図5は本発明の第5の実
施の形態による第5のEL素子35の要部断面図であ
り、同図に示すように、本実施の形態は前記実施の形態
3と同様な構成に対して、デザインパターン層21を印
刷形成する前に、絶縁性透明樹脂層23裏面上および周
囲の絶縁基板20裏面上に透明の絶縁レジストを用いて
透明絶縁層34を印刷形成して構成するものである。
施の形態による第5のEL素子35の要部断面図であ
り、同図に示すように、本実施の形態は前記実施の形態
3と同様な構成に対して、デザインパターン層21を印
刷形成する前に、絶縁性透明樹脂層23裏面上および周
囲の絶縁基板20裏面上に透明の絶縁レジストを用いて
透明絶縁層34を印刷形成して構成するものである。
【0043】この構成により、前記実施の形態3と同様
な効果に加えて、透明絶縁層34により絶縁性透明樹脂
層23裏面の印刷時に発生する凹凸を吸収して周囲の絶
縁基板20裏面と均一な平面にすることができるので、
EL素子を形成する各層を均一に印刷形成できて、発光
ばらつきを防止できるものである。
な効果に加えて、透明絶縁層34により絶縁性透明樹脂
層23裏面の印刷時に発生する凹凸を吸収して周囲の絶
縁基板20裏面と均一な平面にすることができるので、
EL素子を形成する各層を均一に印刷形成できて、発光
ばらつきを防止できるものである。
【0044】なお、図6に示すように、絶縁性透明樹脂
層23裏面上および周囲の絶縁基板20裏面上に透明の
絶縁レジストを用いて透明絶縁層34を印刷形成し、そ
の裏面上に透明電極層24、デザインパターン層21を
順次積層印刷形成して第6のEL素子36を構成して
も、前記と同様の効果を得ることができる。
層23裏面上および周囲の絶縁基板20裏面上に透明の
絶縁レジストを用いて透明絶縁層34を印刷形成し、そ
の裏面上に透明電極層24、デザインパターン層21を
順次積層印刷形成して第6のEL素子36を構成して
も、前記と同様の効果を得ることができる。
【0045】また、前記実施の形態5と同様な構成に対
して、デザインパターン層21を発光体層25や誘電体
層26と異なる所望の色に着色したペーストを用いて印
刷形成すれば、実施の形態5と同様な効果に加えて、E
L素子の非点燈時にもデザインパターンが見えるように
することができる。
して、デザインパターン層21を発光体層25や誘電体
層26と異なる所望の色に着色したペーストを用いて印
刷形成すれば、実施の形態5と同様な効果に加えて、E
L素子の非点燈時にもデザインパターンが見えるように
することができる。
【0046】同様に、前記実施の形態5と同様な構成に
対して、デザインパターン層21を発光体層25や誘電
体層26と異なる所望の色の光透過性の蛍光顔料または
蛍光染料のペーストを用いて印刷形成すれば、実施の形
態5と同様な効果に加えて、EL素子の非点燈時にはデ
ザインパターンを印刷形成した色で見え、点燈時には発
光体層25の発光色および誘電体層26の色との合成色
で見え、より多くのデザインパターン表示の色調展開が
できるものである。
対して、デザインパターン層21を発光体層25や誘電
体層26と異なる所望の色の光透過性の蛍光顔料または
蛍光染料のペーストを用いて印刷形成すれば、実施の形
態5と同様な効果に加えて、EL素子の非点燈時にはデ
ザインパターンを印刷形成した色で見え、点燈時には発
光体層25の発光色および誘電体層26の色との合成色
で見え、より多くのデザインパターン表示の色調展開が
できるものである。
【0047】さらに、前記実施の形態5の図6と同様な
構成に対して、透明電極層24裏面上に、比誘電率が6
未満の合成樹脂ペーストを用いてデザインパターン層2
1を印刷形成すれば、実施の形態5と同様な効果に加え
て、透明電極層24裏面上に形成されたデザインパター
ン層21の電力消費量を少なくし、EL素子全体の電力
消費量を少なくできるものである。
構成に対して、透明電極層24裏面上に、比誘電率が6
未満の合成樹脂ペーストを用いてデザインパターン層2
1を印刷形成すれば、実施の形態5と同様な効果に加え
て、透明電極層24裏面上に形成されたデザインパター
ン層21の電力消費量を少なくし、EL素子全体の電力
消費量を少なくできるものである。
【0048】(実施の形態6)図7は本発明の第6の実
施の形態による第10のEL素子38の要部断面図であ
り、同図に示すように、本実施の形態は前記実施の形態
1と同様な構成に対して、透明電極層24と発光体層2
5の間に透明のシアノ系樹脂ペーストを用いて絶縁補強
層37を印刷形成して構成するものである。
施の形態による第10のEL素子38の要部断面図であ
り、同図に示すように、本実施の形態は前記実施の形態
1と同様な構成に対して、透明電極層24と発光体層2
5の間に透明のシアノ系樹脂ペーストを用いて絶縁補強
層37を印刷形成して構成するものである。
【0049】この構成により、透明電極層24と背面電
極層27との間の高い耐電圧特性を得ることができる。
極層27との間の高い耐電圧特性を得ることができる。
【0050】(実施の形態7)図8は本発明の第7の実
施の形態による第1のスイッチユニット39の要部断面
図であり、同図に示すように、本実施の形態は前記の実
施の形態1記載の第1のEL素子29を用いたスイッチ
ユニットで、前記実施の形態1記載の第1のEL素子2
9の絶縁コート層28裏面上に銀レジン系やカーボンレ
ジン系ペースト等の導電性ペーストを用いて可動接点4
0を印刷形成し、樹脂フィルムよりなる絶縁基板41表
面上に銀レジン系やカーボンレジン系ペースト等の導電
性ペーストを用いて固定接点42を印刷形成し、可動接
点40と固定接点42とが所定の間隔を保って対向する
ように、可動接点40および固定接点42を露出させる
ように開口部43を設けた樹脂フィルムの両面に粘着材
を塗布して形成されたスペーサ44を介して第1のEL
素子29と絶縁基板41を固着させて構成するものであ
る。
施の形態による第1のスイッチユニット39の要部断面
図であり、同図に示すように、本実施の形態は前記の実
施の形態1記載の第1のEL素子29を用いたスイッチ
ユニットで、前記実施の形態1記載の第1のEL素子2
9の絶縁コート層28裏面上に銀レジン系やカーボンレ
ジン系ペースト等の導電性ペーストを用いて可動接点4
0を印刷形成し、樹脂フィルムよりなる絶縁基板41表
面上に銀レジン系やカーボンレジン系ペースト等の導電
性ペーストを用いて固定接点42を印刷形成し、可動接
点40と固定接点42とが所定の間隔を保って対向する
ように、可動接点40および固定接点42を露出させる
ように開口部43を設けた樹脂フィルムの両面に粘着材
を塗布して形成されたスペーサ44を介して第1のEL
素子29と絶縁基板41を固着させて構成するものであ
る。
【0051】このように構成された第1のスイッチユニ
ット39の動作は、図8において、第1のEL素子29
の可動接点40の反体面側の第1の凸部22上部を押圧
することによって押圧を受けた部分が凹んで可動接点4
0を押し下げ、絶縁基板41表面上に形成された固定接
点42に当接させて電気的接続させるものである。
ット39の動作は、図8において、第1のEL素子29
の可動接点40の反体面側の第1の凸部22上部を押圧
することによって押圧を受けた部分が凹んで可動接点4
0を押し下げ、絶縁基板41表面上に形成された固定接
点42に当接させて電気的接続させるものである。
【0052】この構成により、第1のEL素子29上に
その照光を妨げる部品の配置がないため、第1のEL素
子29の均一な照光を得ることができると共に、第1の
EL素子29の第1の凸部22を除く部分の総厚が約
0.3mmと薄く可撓性が良いため、押圧を受けた部分の
屈曲強度が低く、軽い押圧でも確実に可動接点40と固
定接点42との電気的接続を得ることができる。
その照光を妨げる部品の配置がないため、第1のEL素
子29の均一な照光を得ることができると共に、第1の
EL素子29の第1の凸部22を除く部分の総厚が約
0.3mmと薄く可撓性が良いため、押圧を受けた部分の
屈曲強度が低く、軽い押圧でも確実に可動接点40と固
定接点42との電気的接続を得ることができる。
【0053】(実施の形態8)図9は本発明の第8の実
施の形態による第2のスイッチユニット46の要部断面
図であり、同図に示すように、本実施の形態は絶縁基板
41の表面に形成された固定接点42と所定の間隔を保
って対向する位置に、第1のEL素子29の第1の凸部
22の絶縁コート層28裏面上にエポキシ系樹脂のペー
ストを用いて印刷形成された第2の凸部45の突出面上
に可動接点40を設けてスイッチユニットを構成するも
のである。
施の形態による第2のスイッチユニット46の要部断面
図であり、同図に示すように、本実施の形態は絶縁基板
41の表面に形成された固定接点42と所定の間隔を保
って対向する位置に、第1のEL素子29の第1の凸部
22の絶縁コート層28裏面上にエポキシ系樹脂のペー
ストを用いて印刷形成された第2の凸部45の突出面上
に可動接点40を設けてスイッチユニットを構成するも
のである。
【0054】この構成により、前記実施の形態7より
も、スイッチ動作ストロークの調整対応が容易にできる
と共に、第2の凸部45が従来の技術の押しボタン15
と同様の作用をして、第1の凸部22を押す位置が多少
ずれても、可動接点40と固定接点42の確実な電気的
接続を得ることができる。
も、スイッチ動作ストロークの調整対応が容易にできる
と共に、第2の凸部45が従来の技術の押しボタン15
と同様の作用をして、第1の凸部22を押す位置が多少
ずれても、可動接点40と固定接点42の確実な電気的
接続を得ることができる。
【0055】(実施の形態9)図10は本発明の第9の
実施の形態による第3のスイッチユニット47の要部断
面図であり、同図に示すように、本実施の形態は前記の
実施の形態1記載の第1のEL素子29を用いたスイッ
チユニットで、下絶縁基板48表面上に銀レジン系やカ
ーボンレジン系ペースト等の導電性ペーストを用いて固
定接点49を印刷形成し、固定接点49と所定の間隔を
保って対向する位置に、上絶縁基板50裏面上に銀レジ
ン系やカーボンレジン系ペースト等の導電性ペーストを
用いて可動接点51を印刷形成し、固定接点49および
可動接点51を露出させるように開口部52を設けた樹
脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成されたスペー
サ53を介して、下絶縁基板48と上絶縁基板50を固
着させてスイッチ部54を構成し、第1のEL素子29
の第1の凸部22の絶縁コート層28裏面上にエポキシ
系樹脂のペーストを用いて第3の凸部55を印刷形成
し、可動接点51の反対側に第3の凸部55を配置する
ようにスイッチ部54上に第1のEL素子29を重ねて
構成するものである。
実施の形態による第3のスイッチユニット47の要部断
面図であり、同図に示すように、本実施の形態は前記の
実施の形態1記載の第1のEL素子29を用いたスイッ
チユニットで、下絶縁基板48表面上に銀レジン系やカ
ーボンレジン系ペースト等の導電性ペーストを用いて固
定接点49を印刷形成し、固定接点49と所定の間隔を
保って対向する位置に、上絶縁基板50裏面上に銀レジ
ン系やカーボンレジン系ペースト等の導電性ペーストを
用いて可動接点51を印刷形成し、固定接点49および
可動接点51を露出させるように開口部52を設けた樹
脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成されたスペー
サ53を介して、下絶縁基板48と上絶縁基板50を固
着させてスイッチ部54を構成し、第1のEL素子29
の第1の凸部22の絶縁コート層28裏面上にエポキシ
系樹脂のペーストを用いて第3の凸部55を印刷形成
し、可動接点51の反対側に第3の凸部55を配置する
ようにスイッチ部54上に第1のEL素子29を重ねて
構成するものである。
【0056】この構成により、第1のEL素子29上に
その照光を妨げる部品の配置がないために第1のEL素
子29の均一な照光を得ることができると共に、薄形化
を図ることができ、さらに第1のEL素子29およびス
イッチ部54を別々に製造できるため製造工程の効率化
を図ることができる。
その照光を妨げる部品の配置がないために第1のEL素
子29の均一な照光を得ることができると共に、薄形化
を図ることができ、さらに第1のEL素子29およびス
イッチ部54を別々に製造できるため製造工程の効率化
を図ることができる。
【0057】なお、本実施の形態の第3のスイッチユニ
ットにおいて、第1のEL素子29とスイッチ部54
を、第3の凸部55を露出させるように開口部を設けた
樹脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成されたスペ
ーサを介して固着してもよいことは勿論である。
ットにおいて、第1のEL素子29とスイッチ部54
を、第3の凸部55を露出させるように開口部を設けた
樹脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成されたスペ
ーサを介して固着してもよいことは勿論である。
【0058】(実施の形態10)図11は本発明の第1
0の実施の形態による第4のスイッチユニット61の要
部断面図であり、同図に示すように、本実施の形態は前
記の実施の形態9と同様な構成に対して、下絶縁基板4
8表面上に形成された固定接点49と所定の間隔を保っ
て対向するように、上絶縁基板50上に絞り加工により
第4の凸部56を形成し、この第4の凸部56の突出面
上に可動接点51を形成し、固定接点49および可動接
点51を露出させるように開口部52を設けた樹脂フィ
ルムの両面に粘着財を塗布して形成されたスペーサ53
を介して固着させてスイッチ部57を構成し、第1のE
L素子29をスイッチ部57上に配置すると共に、第1
のEL素子29の第1の凸部22の絶縁コート層28裏
面上にエポキシ樹脂のペーストを用いて第5の凸部58
を印刷形成し、第5の凸部58を上絶縁基板50に形成
した第4の凸部56の裏面側となる凹部内に係合し、第
1のEL素子29とスイッチ部57を、第5の凸部58
を露出させるように開口部59を設けた樹脂フィルムの
両面に粘着材を塗布して形成されたスペーサ60を介し
て固着して構成するものである。
0の実施の形態による第4のスイッチユニット61の要
部断面図であり、同図に示すように、本実施の形態は前
記の実施の形態9と同様な構成に対して、下絶縁基板4
8表面上に形成された固定接点49と所定の間隔を保っ
て対向するように、上絶縁基板50上に絞り加工により
第4の凸部56を形成し、この第4の凸部56の突出面
上に可動接点51を形成し、固定接点49および可動接
点51を露出させるように開口部52を設けた樹脂フィ
ルムの両面に粘着財を塗布して形成されたスペーサ53
を介して固着させてスイッチ部57を構成し、第1のE
L素子29をスイッチ部57上に配置すると共に、第1
のEL素子29の第1の凸部22の絶縁コート層28裏
面上にエポキシ樹脂のペーストを用いて第5の凸部58
を印刷形成し、第5の凸部58を上絶縁基板50に形成
した第4の凸部56の裏面側となる凹部内に係合し、第
1のEL素子29とスイッチ部57を、第5の凸部58
を露出させるように開口部59を設けた樹脂フィルムの
両面に粘着材を塗布して形成されたスペーサ60を介し
て固着して構成するものである。
【0059】この構成により、前記実施の形態9と同様
の効果に加えて、第1のEL素子29に形成された第1
の凸部22を押す位置が多少ずれても可動接点51と固
定接点49の電気的接続を確実に得ることができる。
の効果に加えて、第1のEL素子29に形成された第1
の凸部22を押す位置が多少ずれても可動接点51と固
定接点49の電気的接続を確実に得ることができる。
【0060】(実施の形態11)図12は本発明の第1
1の実施の形態による第5のスイッチユニット73の要
部断面図であり、同図に示すように、本実施の形態は前
記の実施の形態9と同様な構成に対して、紙基材フェノ
ール樹脂等よりなる下絶縁基板62表面上に固定接点6
3を導体パターンにより形成し、厚さ約100μmの樹
脂フィルム製の上絶縁基板64上に、固定接点63と所
定間隔を保って対向する位置に熱成形により絞り込んで
ドーム状部65を形成し、さらにこのドーム状部65の
頂点内側面に銀レジン系やカーボンレジン系の導電性ペ
ーストを用いて可動接点66を印刷形成し、固定接点6
3およびドーム状部65を露出させるように開口部67
を設けた樹脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成さ
れたスペーサ68を介して、固定接点63と可動接点6
6が所定の間隔を保って対向するように固着してスイッ
チ部69を構成し、第1のEL素子29の第1の凸部2
2の絶縁コート層28裏面上にエポキシ樹脂ペーストを
用いて第6の凸部70を印刷形成し、第6の凸部70お
よびドーム状部65を露出させるように開口部71を設
けた樹脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成された
スペーサ72を介して、スイッチ部69上に固定接点6
3、可動接点66およびドーム状部65と同心となる位
置に第1のEL素子29を第6の凸部70がドーム状部
65に当接するように配置し、スイッチ部69と第1の
EL素子29を固着して構成するものである。
1の実施の形態による第5のスイッチユニット73の要
部断面図であり、同図に示すように、本実施の形態は前
記の実施の形態9と同様な構成に対して、紙基材フェノ
ール樹脂等よりなる下絶縁基板62表面上に固定接点6
3を導体パターンにより形成し、厚さ約100μmの樹
脂フィルム製の上絶縁基板64上に、固定接点63と所
定間隔を保って対向する位置に熱成形により絞り込んで
ドーム状部65を形成し、さらにこのドーム状部65の
頂点内側面に銀レジン系やカーボンレジン系の導電性ペ
ーストを用いて可動接点66を印刷形成し、固定接点6
3およびドーム状部65を露出させるように開口部67
を設けた樹脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成さ
れたスペーサ68を介して、固定接点63と可動接点6
6が所定の間隔を保って対向するように固着してスイッ
チ部69を構成し、第1のEL素子29の第1の凸部2
2の絶縁コート層28裏面上にエポキシ樹脂ペーストを
用いて第6の凸部70を印刷形成し、第6の凸部70お
よびドーム状部65を露出させるように開口部71を設
けた樹脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成された
スペーサ72を介して、スイッチ部69上に固定接点6
3、可動接点66およびドーム状部65と同心となる位
置に第1のEL素子29を第6の凸部70がドーム状部
65に当接するように配置し、スイッチ部69と第1の
EL素子29を固着して構成するものである。
【0061】この構成により、第1のEL素子29上に
その照光を妨げる部品の配置がないために第1のEL素
子29の均一な照光を得ることができると共に、第1の
EL素子29の第1の凸部22を除く部分の総厚が約
0.3mmと薄く可撓性が良いため、押圧を受けた部分の
屈曲強度が低く、軽い押圧でも確実に可動接点66と固
定接点63との電気的接続を得ることができ、歯切れの
良い動作節度感触を得ることができ、薄形化が図れるも
のである。
その照光を妨げる部品の配置がないために第1のEL素
子29の均一な照光を得ることができると共に、第1の
EL素子29の第1の凸部22を除く部分の総厚が約
0.3mmと薄く可撓性が良いため、押圧を受けた部分の
屈曲強度が低く、軽い押圧でも確実に可動接点66と固
定接点63との電気的接続を得ることができ、歯切れの
良い動作節度感触を得ることができ、薄形化が図れるも
のである。
【0062】(実施の形態12)図13は本発明の第1
2の実施の形態による第6のスイッチユニット81の要
部断面図であり、同図に示すように、本実施の形態は前
記の実施の形態11と同様な構成に対して、紙基材フェ
ノール樹脂等よりなる下絶縁基板62に形成した導体パ
ターンよりなる馬蹄形状の外側固定接点74とその内側
に配された略円形状の中央固定接点75上にばね用燐青
銅やステンレンスなどのばね性を有する金属薄板で形成
されたダイアフラム状可動接点76を樹脂フィルムの片
面に粘着材を塗布した粘着テープ77を用いて外側固定
接点74に接触させて貼り合わせてスイッチ部78を構
成し、このスイッチ部78および第1のEL素子29の
第6の凸部70を露出させるように開口部79を設けた
樹脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成されたスペ
ーサ80を介して、スイッチ部78上に固定接点74,
75および可動接点76と同心となる位置に第1のEL
素子29を第6の凸部70が可動接点76を当接するよ
うに配置し、下絶縁基板62と第1のEL素子29を固
着して構成するものである。
2の実施の形態による第6のスイッチユニット81の要
部断面図であり、同図に示すように、本実施の形態は前
記の実施の形態11と同様な構成に対して、紙基材フェ
ノール樹脂等よりなる下絶縁基板62に形成した導体パ
ターンよりなる馬蹄形状の外側固定接点74とその内側
に配された略円形状の中央固定接点75上にばね用燐青
銅やステンレンスなどのばね性を有する金属薄板で形成
されたダイアフラム状可動接点76を樹脂フィルムの片
面に粘着材を塗布した粘着テープ77を用いて外側固定
接点74に接触させて貼り合わせてスイッチ部78を構
成し、このスイッチ部78および第1のEL素子29の
第6の凸部70を露出させるように開口部79を設けた
樹脂フィルムの両面に粘着材を塗布して形成されたスペ
ーサ80を介して、スイッチ部78上に固定接点74,
75および可動接点76と同心となる位置に第1のEL
素子29を第6の凸部70が可動接点76を当接するよ
うに配置し、下絶縁基板62と第1のEL素子29を固
着して構成するものである。
【0063】この構成により、前記実施の形態11より
もさらに歯切れの良い動作節度感触を得ることができる
ものである。
もさらに歯切れの良い動作節度感触を得ることができる
ものである。
【0064】(実施の形態13)図14は本発明の第1
3の実施の形態による第7のスイッチユニット84の要
部断面図であり、同図に示すように、本実施の形態は前
記の実施の形態12と同様な構成に対して、第1のEL
素子29の第1の凸部22裏面の絶縁コート層28裏面
上に樹脂成形品等の剛性材料よりなる凸部82を粘着材
83を介して固着して第6の凸部70を形成して構成す
るものである。
3の実施の形態による第7のスイッチユニット84の要
部断面図であり、同図に示すように、本実施の形態は前
記の実施の形態12と同様な構成に対して、第1のEL
素子29の第1の凸部22裏面の絶縁コート層28裏面
上に樹脂成形品等の剛性材料よりなる凸部82を粘着材
83を介して固着して第6の凸部70を形成して構成す
るものである。
【0065】この構成により、長い動作ストロークを有
するスイッチ部への対応が容易にできるようになるもの
である。
するスイッチ部への対応が容易にできるようになるもの
である。
【0066】なお、以上の実施の形態7〜13で説明し
たスイッチユニットにおいては、いずれも実施の形態1
の第1のEL素子29を使用する場合を示したが、これ
はいずれも実施の形態2〜6記載の第2〜第6のEL素
子30,31,33,35,36を使用してもよいこと
は勿論である。
たスイッチユニットにおいては、いずれも実施の形態1
の第1のEL素子29を使用する場合を示したが、これ
はいずれも実施の形態2〜6記載の第2〜第6のEL素
子30,31,33,35,36を使用してもよいこと
は勿論である。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、薄形の簡
単な構造で、均一な照光ができ、表示・操作パネル機能
および操作ボタン機能を具備した可撓性を有する生産性
の優れたEL素子、およびそれを用いた軽い押圧で確実
な接点の電気的接続を得ることができる薄形・小形のス
イッチユニットを提供することができるという有利な効
果が得られる。
単な構造で、均一な照光ができ、表示・操作パネル機能
および操作ボタン機能を具備した可撓性を有する生産性
の優れたEL素子、およびそれを用いた軽い押圧で確実
な接点の電気的接続を得ることができる薄形・小形のス
イッチユニットを提供することができるという有利な効
果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態によるEL素子の要
部断面図
部断面図
【図2】本発明の第2の実施の形態によるEL素子の要
部断面図
部断面図
【図3】本発明の第3の実施の形態によるEL素子の要
部断面図
部断面図
【図4】本発明の第4の実施の形態によるEL素子の要
部断面図
部断面図
【図5】本発明の第5の実施の形態によるEL素子の要
部断面図
部断面図
【図6】本発明の第5の実施の形態による他の実施の形
態のEL素子の要部断面図
態のEL素子の要部断面図
【図7】本発明の第6の実施の形態によるEL素子の要
部断面図
部断面図
【図8】本発明の第7の実施の形態によるスイッチユニ
ットの要部断面図
ットの要部断面図
【図9】本発明の第8の実施の形態によるスイッチユニ
ットの要部断面図
ットの要部断面図
【図10】本発明の第9の実施の形態によるスイッチユ
ニットの要部断面図
ニットの要部断面図
【図11】本発明の第10の実施の形態によるスイッチ
ユニットの要部断面図
ユニットの要部断面図
【図12】本発明の第11の実施の形態によるスイッチ
ユニットの要部断面図
ユニットの要部断面図
【図13】本発明の第12の実施の形態によるスイッチ
ユニットの要部断面図
ユニットの要部断面図
【図14】本発明の第13の実施の形態によるスイッチ
ユニットの要部断面図
ユニットの要部断面図
【図15】従来のEL素子の要部断面図
【図16】従来のスイッチユニットの要部断面図
20,41 絶縁基板 21 デザインパターン層 22 第1の凸部 23 絶縁性透明樹脂層 24 透明電極層 25 発光体層 26 誘電体層 27 背面電極層 28 絶縁コート層 29 第1のEL素子 30 第2のEL素子 31 第3のEL素子 32,34 透明絶縁層 33 第4のEL素子 35 第5のEL素子 36 第6のEL素子 37 絶縁補強層 38 第10のEL素子 39 第1のスイッチユニット 40,51,66,76 可動接点 42,49,63 固定接点 43,52,59,67,71,79 開口部 44,53,60,68,72,80 スペーサ 45 第2の凸部 46 第2のスイッチユニット 47 第3のスイッチユニット 48,62 下絶縁基板 50,64 上絶縁基板 54,57,69,78 スイッチ部 55 第3の凸部 56 第4の凸部 58 第5の凸部 61 第4のスイッチユニット 65 ドーム状部 70 第6の凸部 73 第5のスイッチユニット 74 外側固定接点 75 中央固定接点 77 粘着テープ 81 第6のスイッチユニット 82 凸部 83 粘着材 84 第7のスイッチユニット
Claims (18)
- 【請求項1】 可撓性を有する絶縁性透明フィルム上に
絞り加工により所定の形状の第1の凸部を形成し、上記
絶縁性透明フィルムの表面上の少なくとも第1の凸部表
面上に所定のパターンでデザインパターン層を印刷形成
すると共に、上記第1の凸部裏面の凹部を埋めるように
絶縁性透明樹脂層を形成し、その裏面上および周囲の絶
縁性透明フィルム裏面上に上記デザインパターン層に対
応したパターンで、透明電極層、発光色が少なくとも一
色の発光体層、誘電体層、背面電極層、絶縁コート層を
順次印刷積層形成してなる分散型エレクトロルミネセン
ス素子。 - 【請求項2】 所定のパターンで印刷形成されるデザイ
ンパターン層を絶縁性透明フィルムの裏面上の少なくと
も第1の凸部裏面の凹部内面上に設けた構成とした請求
項1記載の分散型エレクトロルミネセンス素子。 - 【請求項3】 所定のパターンで印刷形成されるデザイ
ンパターン層を透明電極層の上面または下面に設けた構
成とした請求項1記載の分散型エレクトロルミネセンス
素子。 - 【請求項4】 絶縁性透明樹脂層および絶縁性透明フィ
ルムと透明電極層の間に透明絶縁層を印刷形成した請求
項1〜3のいずれか一つに記載の分散型エレクトロルミ
ネセンス素子。 - 【請求項5】 デザインパターン層を形成するペースト
を、分散型エレクトロルミネセンス素子非点燈時の発光
面の色と異なる色に着色した請求項1〜4のいずれか一
つに記載の分散型エレクトロルミネセンス素子。 - 【請求項6】 デザインパターン層を形成するペースト
を、分散型エレクトロルミネセンス素子の発光色と異な
る色の光透過性の蛍光顔料または蛍光染料で着色した請
求項1〜4のいずれか一つに記載の分散型エレクトロル
ミネセンス素子。 - 【請求項7】 透明電極層裏面上にデザインパターン層
を印刷形成するために用いるペーストを形成する合成樹
脂が、比誘電率が6未満の合成樹脂である請求項3記載
の分散型エレクトロルミネセンス素子。 - 【請求項8】 透明電極層と背面電極層との間に少なく
とも一層の絶縁補強層を印刷形成した請求項1〜7のい
ずれか一つに記載の分散型エレクトロルミネセンス素
子。 - 【請求項9】 絶縁性透明樹脂層を、絶縁性透明樹脂ペ
ーストを印刷して形成した請求項1〜8のいずれか一つ
に記載の分散型エレクトロルミネセンス素子。 - 【請求項10】 絶縁性透明樹脂層を、透明UV硬化樹
脂を用いて形成した請求項1〜8のいずれか一つに記載
の分散型エレクトロルミネセンス素子。 - 【請求項11】 第1の凸部裏面の絶縁コート層裏面上
に可動接点を形成した請求項1〜10のいずれか一つに
記載の分散型エレクトロルミネセンス素子と、上面に固
定接点を形成した絶縁基板を、可動接点と固定接点が所
定の間隔を保って対向するようにスペーサを介して固着
した照光式スイッチユニット。 - 【請求項12】 分散型エレクトロルミネセンス素子の
第1の凸部裏面の絶縁コート層裏面上に第2の凸部を形
成し、その凸部の突出面上に可動接点を形成した請求項
11記載の照光式スイッチユニット。 - 【請求項13】 裏面に可動接点を形成した可撓性を有
する上絶縁基板と、上面に固定接点を形成した下絶縁基
板を、可動接点と固定接点が所定の間隔を保って対向す
るようにスペーサを介して固着して構成したスイッチ部
の上に、第1の凸部裏面の絶縁コート層裏面上に第3の
凸部を形成した請求項1〜10のいずれか一つに記載の
分散型エレクトロルミネセンス素子を、第3の凸部がス
イッチ部の上絶縁基板の可動接点裏面に当接するように
配設した照光式スイッチユニット。 - 【請求項14】 絞り加工により裏面側に形成した第4
の凸部の突出面上に可動接点を形成した可撓性を有する
上絶縁基板と、上面に固定接点を形成した絶縁基板を、
可動接点と固定接点が所定の間隔を保って対向するよう
にスペーサを介して固着したスイッチ部の上に、第1の
凸部裏面の絶縁コート層裏面上に第5の凸部を形成した
請求項1〜10のいずれか一つに記載の分散型エレクト
ロルミネセンス素子を、第5の凸部が第4の凸部の上面
側となる凹部内に係合するように配設した照光式スイッ
チユニット。 - 【請求項15】 絶縁基板上に形成された固定接点の上
面にドーム上に絞り込んで形成された樹脂フィルム製の
ダイアフラム状可動接点を貼り付け、請求項1〜10の
いずれか一つに記載の分散型エレクトロルミネセンス素
子の第1の凸部裏面の絶縁コート層裏面上に形成した第
6の凸部を、上記可動接点の頂点部上面に当接するよう
に配設した照光式スイッチユニット。 - 【請求項16】 絶縁基板上に形成された固定接点の上
面に金属薄板製のダイアフラム状可動接点を貼り付けた
請求項15記載の照光式スイッチユニット。 - 【請求項17】 第1の凸部裏面の絶縁コート層裏面上
に絶縁性樹脂ペーストを印刷して第2〜第6のいずれか
一つの凸部を形成した請求項12〜16のいずれか一つ
に記載の照光式スイッチユニット。 - 【請求項18】 第1の凸部裏面の絶縁コート層裏面上
に剛性材料を貼り付けて第2〜第6のいずれか一つの凸
部を形成した請求項12〜16のいずれか一つに記載の
照光式スイッチユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8274417A JPH10125462A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 分散型エレクトロルミネセンス素子およびそれを用いた照光式スイッチユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8274417A JPH10125462A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 分散型エレクトロルミネセンス素子およびそれを用いた照光式スイッチユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10125462A true JPH10125462A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17541386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8274417A Pending JPH10125462A (ja) | 1996-10-17 | 1996-10-17 | 分散型エレクトロルミネセンス素子およびそれを用いた照光式スイッチユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10125462A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007537576A (ja) * | 2004-05-11 | 2007-12-20 | ワールド・プロパティーズ・インコーポレイテッド | 補強されたリードを有する可撓性elランプ |
US7417016B2 (en) | 2002-06-22 | 2008-08-26 | Basf Se | Composition for the removing of sidewall residues |
-
1996
- 1996-10-17 JP JP8274417A patent/JPH10125462A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7417016B2 (en) | 2002-06-22 | 2008-08-26 | Basf Se | Composition for the removing of sidewall residues |
US7531492B2 (en) | 2002-06-22 | 2009-05-12 | Basf Se | Composition for the removal of sidewall residues |
JP2007537576A (ja) * | 2004-05-11 | 2007-12-20 | ワールド・プロパティーズ・インコーポレイテッド | 補強されたリードを有する可撓性elランプ |
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