JPH11297378A - リード線の接続機構 - Google Patents

リード線の接続機構

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JPH11297378A
JPH11297378A JP10108676A JP10867698A JPH11297378A JP H11297378 A JPH11297378 A JP H11297378A JP 10108676 A JP10108676 A JP 10108676A JP 10867698 A JP10867698 A JP 10867698A JP H11297378 A JPH11297378 A JP H11297378A
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JP
Japan
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lead
lead wire
wire
hole
core wire
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Pending
Application number
JP10108676A
Other languages
English (en)
Inventor
Matsuji Takahashi
松治 高橋
Norihiko Okamoto
紀彦 岡本
Reijohn-Jones Eirian
エイリアン・ライジョン−ジョーンズ
Hidemi Takeuchi
秀実 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード線と導電部材とが確実に電気的に接続
されていて、リード線と他の電気部品とが確実に電気的
に接続されるリード線の接続機構を提供する。 【解決手段】 リード金具31の貫通孔31dから突出
している高圧リード線22の芯線22aの側面が弾性変
形状態の爪部31eに押圧されている。このため、貫通
孔31dから芯線22aが突出している状態が維持さ
れ、高圧リード線22とリード金具31とが電気的に接
続されている状態も維持される。従って、芯線22aが
導電ゴム材21に突き刺さり、筒部31aの外側面が凹
部21aの内側面に接触して、芯線22aと導電ゴム材
21とが電気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、導電部材を介
してリード線と他の電気部品とを電気的に接続するため
の接続機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、テレビジョン受像機やディスプ
レイモニタ等の陰極線管の陰極に20〜35kVの直流
高電圧を供給するための高圧リード線とこの高電圧を発
生させるためのフライバックトランスとの接続機構であ
る本願の発明の一従来例を示している。このフライバッ
クトランス11では、フェライトコア12に複数の巻線
群13が巻回されており、巻線群13の最終段に高圧整
流器14及び陰極リード15が順次に接続されている。
【0003】巻線群13や高圧整流器14等は外装ケー
ス16内に覆われており、絶縁や固定等のために難燃性
エポキシ樹脂17等が外装ケース16内に注入されて硬
化されている。外装ケース16には筒状の収納部18が
一体に設けられており、この収納部18の一端部に導電
ゴム材21が圧入されて、陰極リード15が導電ゴム材
21に刺し込まれている。
【0004】高圧リード線22の一端部で芯線22aが
露出しており、この一端部がリード金具23内に挿入さ
れている。リード金具23は筒部23aと底部23bと
を有しており、底部23bの中心に貫通孔23cが設け
られている。芯線22aは貫通孔23cから突出してお
り、この状態で、芯線22aと底部23bとが半田24
で固定されると共に筒部23aの底部23bとは反対側
の部分が高圧リード線22にかしめられている。
【0005】収納部18には舌片18aが設けられてお
り、導電ゴム材21には凹部21aが設けられている。
そして、リード金具23が固定されている高圧リード線
22の一端部が収納部18に挿入されて、リード金具2
3が凹部21a内に圧入されると共に舌片18aによっ
て収納部18からのリード金具23等の抜けが防止され
ている。
【0006】高圧リード線22は絶縁用ゴムキャップ2
5に挿通されており、陰極線管の陽極ボタンへ接続する
ための金具と絶縁用陽極キャップとの組立品26が高圧
リード線22の他端部に取り付けられている。以上の様
な一従来例の接続機構では、リード金具23が導電ゴム
材21の凹部21a内に圧入されて、リード金具23の
筒部23aの外側面が凹部21aの内側面と接触するこ
とによって、高圧リード線22と導電ゴム材21とが電
気的に接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示した
一従来例の接続機構では、半田24による芯線22aと
底部23bとの固定が不完全であると、高圧リード線2
2とリード金具23とが確実には電気的に接続されてい
ない。また、芯線22aと底部23bとが半田24で固
定されているので、筒部23aの外側面に半田フラック
ス等の異物が付着している場合がある。更に、リード金
具23が高圧リード線22にかしめられているので、リ
ード金具23が変形している場合もある。
【0008】これらのために、リード金具23が導電ゴ
ム材21の凹部21a内に圧入されていても、高圧リー
ド線22と導電ゴム材21とが確実には電気的に接続さ
れていない場合がある。この結果、図4に示した一従来
例の接続機構では、テレビジョン受像機やディスプレイ
モニタ等に機能障害を与えるおそれがあった。
【0009】従って、本願の発明は、リード線と導電部
材とが確実に電気的に接続されているので、他の電気部
品を導電部材に電気的に接続すれば、リード線と他の電
気部品とが確実に電気的に接続されるリード線の接続機
構を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るリード線
の接続機構では、リード線の端部がリード金具の筒部内
に挿入されており、リード線の芯線がリード金具の底部
の貫通孔から突出しているが、リード金具の爪部が弾性
を有していて、弾性変形状態の爪部に芯線の側面が押圧
されている。
【0011】このため、爪部の弾性に抗して芯線をリー
ド金具の底部の貫通孔から突出させるだけで、リード金
具からのリード線の抜けを防止してリード金具の底部の
貫通孔から芯線が突出している状態を維持することがで
き、リード線とリード金具とが電気的に接続されている
状態を維持することもできる。
【0012】また、リード金具とリード線の芯線とを半
田付けしたりリード金具をリード線にかしめたりする必
要がなく、リード金具の筒部の外側面に半田フラックス
等の異物が付着したりリード金具が変形したりすること
がない。
【0013】これらの結果、貫通孔から突出しているリ
ード線の芯線とリード金具の筒部の外側面との少なくと
も一方が導電部材に接触することによって、リード線と
導電部材とが確実に電気的に接続されている。また、貫
通孔から突出しているリード線の芯線とリード金具の筒
部の外側面との両方を導電部材に接触させることも可能
であり、その場合はリード線と導電部材とが更に確実に
電気的に接続されている。
【0014】請求項2に係るリード線の接続機構では、
リード金具において複数の爪部が貫通孔の周りに等角度
間隔で設けられているので、リード線の芯線に爪部から
加えられる押圧力同士を容易に釣り合わせることができ
る。このため、リード金具の底部の貫通孔から突出して
いるリード線の芯線がリード金具の筒部と確実に同軸状
に維持されて、リード線と導電部材とが更に確実に電気
的に接続されている。
【0015】請求項3に係るリード線の接続機構では、
導電ゴム材が導電部材であり、導電ゴム材にリード線の
芯線が刺し込まれているが、リード金具の底部の貫通孔
からの芯線の突出状態を維持することができるので、リ
ード線と導電ゴム材とが確実に電気的に接続されてい
る。
【0016】請求項4に係るリード線の接続機構では、
リード金具の筒部に対応する凹部を有する導電ゴム材が
導電部材であり、導電ゴム材の凹部の内側面にリード金
具の筒部の外側面が圧接されているが、リード線とリー
ド金具とが電気的に接続されている状態を維持すること
ができ、しかも、リード金具の筒部の外側面に半田フラ
ックス等の異物が付着したりリード金具が変形したりす
ることがないので、リード線と導電ゴム材とが確実に電
気的に接続されている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、テレビジョン受像機やディ
スプレイモニタ等の陰極線管の陰極に20〜35kVの
直流高電圧を供給するための高圧リード線とこの高電圧
を発生させるためのフライバックトランスとの接続機構
に適用した本願の発明の第1及び第2実施形態を、図1
〜3を参照しながら説明する。
【0018】図1、2が、第1実施形態を示している。
この第1実施形態におけるリード金具31は、ステンレ
ス鋼、鉄、燐青銅等の弾性を有する金属で形成されてお
り、筒部31aと底部31bとスカート部31cとを有
している。底部31bの中心に貫通孔31dが設けられ
ており、貫通孔31d上へ延びており弾性を有する3個
の爪部31eが貫通孔31dの周囲に等角度間隔で設け
られている。
【0019】この第1実施形態でも、高圧リード線22
の一端部で芯線22aが露出しており、この一端部がリ
ード金具31内に挿入されているが、爪部31eの弾性
に抗して芯線22aが貫通孔31dから突出しており、
芯線22aの側面が弾性変形状態の爪部31eに押圧さ
れている。このため、芯線22aは貫通孔31dから容
易には抜けず、また、高圧リード線22とリード金具3
1とが電気的に接続されている。
【0020】フライバックトランス11や絶縁用ゴムキ
ャップ25や組立品26等は、図4に示した一従来例の
場合と実質的に同様の構成を有している。リード金具3
1が固定されている高圧リード線22の一端部が収納部
18に挿入されると、まずスカート部31cが舌片18
aを弾性変形させて押し広げ、規定の位置まで挿入され
ると、今度は舌片18aが元の状態に弾性復帰して、収
納部18からのリード金具31等の抜けが防止される。
【0021】また、これと同時に、貫通孔31dから突
出している芯線22aが導電ゴム材21に突き刺さると
共に筒部31aの外側面が凹部21aの内側面に接触す
る。このため、導電ゴム材21に突き刺さることによっ
て芯線22aと導電ゴム材21とが直接的に電気的に接
続され、また、外側面が凹部21aの内側面に接触して
いる筒部31aを介して芯線22aと導電ゴム材21と
が間接的に電気的に接続されている。
【0022】図3が、第2実施形態を示している。この
第2実施形態も、凹部21aが設けられていない導電ゴ
ム材21が用いられており、このため、導電ゴム材21
に突き刺さることによってのみ芯線22aと導電ゴム材
21とが電気的に接続されていること除いて、図1、2
に示した第1実施形態と実質的に同様の構成を有してい
る。
【0023】なお、以上の第1及び第2実施形態の何れ
においても、芯線22aが導電ゴム材21に突き刺さっ
ているが、外側面が凹部21aの内側面に接触している
筒部31aのみを介して芯線22aと導電ゴム材21と
が電気的に接続されていてもよい。
【0024】また、以上の第1及び第2実施形態の何れ
においても、図2(a)に示した様に、弾性を有する3
個の爪部31eが貫通孔31d上へ延びているが、弾性
を有する2個または4個以上の爪部31eが貫通孔31
d上へ延びていてもよく、弾性を有する単一の爪部31
eと弾性を有しない爪部とが貫通孔31d上へ延びてい
てもよい。
【0025】また、以上の第1及び第2実施形態の何れ
においても、高圧リード線22の芯線22aが単線であ
るが、半田仕上げされた撚り線等の芯線22aが高圧リ
ード線22に用いられていてもよい。更に、以上の第1
及び第2実施形態の何れもが、高圧リード線とフライバ
ックトランスとの接続機構に本願の発明を適用したもの
であるが、本願の発明はその他の接続機構にも適用する
ことができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1に係るリード線の接続機構で
は、リード線と導電部材とが確実に電気的に接続されて
いるので、他の電気部品を導電部材に電気的に接続すれ
ば、リード線と他の電気部品とが確実に電気的に接続さ
れる。
【0027】請求項2に係るリード線の接続機構では、
リード線と導電部材とが更に確実に電気的に接続されて
いるので、リード線と他の電気部品とが更に確実に電気
的に接続される。
【0028】請求項3、4に係るリード線の接続機構で
は、リード線と導電ゴム材とが確実に電気的に接続され
ているので、リード線と他の電気部品とが確実に電気的
に接続される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の第1実施形態を示しており、
(a)は全体の側断面図、(b)は要部の拡大側断面図
である。
【図2】第1実施形態におけるリード金具を示してお
り、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う
位置における側断面図である。
【図3】本願の発明の第2実施形態の全体の側断面図で
ある。
【図4】本願の発明の一従来例を示しており、(a)は
一従来例が用いられているフライバックトランスの側断
面図、(b)は一従来例の要部の拡大側断面図である。
【符号の説明】
21…導電ゴム材(導電部材)、21a…凹部、22…
高圧リード線(リード線)、22a…芯線、31…リー
ド金具、31a…筒部、31b…底部、31d…貫通
孔、31e…爪部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エイリアン・ライジョン−ジョーンズ イギリス国CF35・5HZミッド・グラマ ーギャン・ぺンコーエド・ペンコーエド・ テクノロジーパーク ソニー・マニュファ クチャリング・カンパニー・ユーケー内 (72)発明者 武内 秀実 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒部とこの筒部に設けられており貫通孔
    を有する底部と前記貫通孔上へ延びており弾性を有する
    爪部とを含むリード金具と、 端部が前記筒部内に挿入されており前記貫通孔から突出
    している芯線の側面が弾性変形状態の前記爪部に押圧さ
    れているリード線と、 前記貫通孔から突出している前記芯線と前記筒部の外側
    面との少なくとも一方が接触している導電部材とを具備
    することを特徴とするリード線の接続機構。
  2. 【請求項2】 複数の前記爪部が前記貫通孔の周りに等
    角度間隔で設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のリード線の接続機構。
  3. 【請求項3】 導電ゴム材が前記導電部材であり、 前記導電ゴム材に前記芯線が刺し込まれることによって
    前記接触を行われていることを特徴とする請求項1記載
    のリード線の接続機構。
  4. 【請求項4】 前記筒部に対応する凹部を有する導電ゴ
    ム材が前記導電部材であり、 前記凹部の内側面に前記外側面が圧接されることによっ
    て前記接触を行われていることを特徴とする請求項1記
    載のリード線の接続機構。
JP10108676A 1998-04-03 1998-04-03 リード線の接続機構 Pending JPH11297378A (ja)

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