JPH11297014A - リトラクト方法及び磁気ディスク装置 - Google Patents

リトラクト方法及び磁気ディスク装置

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JPH11297014A
JPH11297014A JP10100847A JP10084798A JPH11297014A JP H11297014 A JPH11297014 A JP H11297014A JP 10100847 A JP10100847 A JP 10100847A JP 10084798 A JP10084798 A JP 10084798A JP H11297014 A JPH11297014 A JP H11297014A
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
    • G11B5/5552Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks using fine positioning means for track acquisition separate from the coarse (e.g. track changing) positioning means

Abstract

(57)【要約】 【課題】電源供給停止時に、アクチュエータがリトラク
トされ、ランプに大きな速度で衝突し、ヘッド又はラン
プを損傷させるという問題がある。 【解決手段】電源供給停止時にアクチュエータアセンブ
リの駆動回路に供給する電力を3段階に分け時間差をつ
けて供給する手段を持つ。まず、第1回目でアクチュエ
ータを停止させる電力を供給する。2回目の小さな電力
でアクチュエータアセンブリは十分遅い速度でリトラク
ト動作を開始し、ランプ近辺まで到達する。その後3回
目の電力供給があり加速し確実に所定のリトラクト位置
までリトラクトする。このときランプへの衝突速度は十
分小さく設定できるためランプの損傷を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
に係り、特に、電源供給が中断された時に、磁気ヘッド
スライダをリトラクトする方法及び磁気ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置において、電源
中断時に磁気ヘッド部をリトラクトする方法として、特
開平7−211031号公報に記載の方法がある。すな
わち、ヘッド位置決めアクチュエータ・アセンブリを、
電力供給の中断時に、リトラクトする場合、通常の電源
投入動作の間に、前記装置に供給される電源電圧を超え
る電圧でコンデンサを充電するステップと、前記装置へ
の電力供給の中断時に、前記コンデンサの回路のスイッ
チングにより、蓄積された電流を前記ヘッド位置決め用
アクチュエータ・アセンブリに放電するステップと、前
記アクチュエータ・アセンブリを所定のリトラクト位置
まで駆動するステップとを含むリトラクト方法が提案さ
れている。
【0003】また、特開平3−248379号公報に
は、磁気ディスク駆動装置の停止時に、磁気ディスクの
回転駆動部材からの逆起電力を磁気ヘッド駆動部材に供
給して駆動せしめ、磁気ヘッドを待避位置まで移送し、
待避位置で磁気ヘッド又は磁気ヘッド支持部材を支承部
材に乗り上げるようにして係合させ、磁気ディスクから
浮上した状態で磁気ヘッドを支承部材に支持せしめる磁
気ヘッドの待避駆動方法において、ディスク回転駆動部
材からの逆起電力を降圧して磁気ヘッド駆動部材に供給
し、磁気ヘッドを待避位置に向けて移送し、磁気ヘッド
または磁気ヘッド支持部材が支承部材と接触するも支承
部材に乗り上げない状態とする第1段階と、第1段階よ
りも大きな電圧を磁気ヘッド駆動部材に供給し、磁気ヘ
ッドまたは磁気ヘッド支持部材を支承部材に乗り上げる
して係合せしめる第2段階とを有する駆動方法が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電源供給停止後は、特
開平7−211031号公報では、電力供給時にコンデ
ンサに蓄えた電力を、磁気ヘッド駆動回路に供給してリ
トラクト動作を行うものである。この方法で、ランプ式
のロード・アンロード機構に適用すると、ランプ部にヘ
ッド又はヘッド支持部が衝突しヘッド又はランプ部が損
傷するという問題がある。
【0005】また、特開平3−248379号公報で
は、電源遮断時に、回転しているスピンドルモータの逆
起電力を用いて、2段階に電力供給を行ってリトラクト
している。すなわち、リフタ(ランプ)手前までは低い
電圧で動作させ、リフタに衝突させて停止させ、その後
大きな電圧を印加してリフタの傾斜部を登らせるもので
ある。
【0006】この場合、電源停止直後から、低い電圧を
印加し続ける構成となっているため、低速でリフタに衝
突するといっているが、実際には、アクチュエータは加
速し続けることとなり、ランプ部への衝突時の速度は大
きなものになり、やはりランプの損傷を防ぐことは難し
い。衝突時の速度を許容範囲に押させるには印加する電
圧をかなり低くする必要があり、その場合はリトラクト
にかかる時間が長くなり、実用的ではない。
【0007】本発明は、上記課題を解決するもので電源
供給停止時においても、ランプ衝突の速度を十分小さく
し、確実にアンロード可能なリトラクト方式で、ランプ
損傷を押さえた信頼性の高いランプロード式の磁気ディ
スク装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電源供給停止時
のリトラクト方法及び磁気ディスク装置は上記目的を達
成するために、電源供給停止時に、アクチュエータアセ
ンブリの駆動回路に供給する電力を、3段階に分け時間
差をつけて供給する手段を持つことを特徴とする。
【0009】本発明は、電力供給において、電力供給中
断直後に最初の供給があり、その後一定時間経過後スイ
ッチが作動し、次の供給が開始する手段を持つことを特
徴とする。
【0010】本発明は、アンロード地点(ランプとの接
触位置付近)に達したことを検出する手段を設け、電力
供給中断直後にアクチュエータアセンブリの駆動回路に
最初の供給があり、その後アンロード地点(ランプとの
接触位置付近)でスイッチが作動し、次の供給が開始す
ることを特徴とする。
【0011】また、本発明は電力供給中断時にスピンド
ルモータの起電力を前記ヘッド位置決め用アクチュエー
タ・アセンブリに3段階に分けて時間差をつけて供給す
ることを特徴とする。
【0012】さらに本発明は、通常の電源投入動作の間
に電力を蓄積する手段を持ち、電力供給中断時に前記蓄
積した電力を前記ヘッド位置決め用アクチュエータ・ア
センブリに3段階に分けて時間差をつけて供給すること
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明を用いたランプ式ロ
ード/アンロード機構搭載の磁気ディスク装置の概略図
である。
【0014】記録媒体である磁気ディスク80はその中
心側に設けた、スピンドルモータの回転軸に取付けられ
ている。磁気ディスクの外周外側には、アクチュエータ
・アセンブリおの駐機位置であるランプ1が設置されて
いる。また、ランプ1と摺動するタブディンプル2を形
成したサスペンション3、及びサスペンション3が取り
付けられているキャリッジアーム4が設けられている。
サスペンション3の先端側には磁気ヘッド部を備えたヘ
ッドスライダ5が設けられている。又その反対側にはボ
イスコイルモータ7が設けられている。
【0015】前記サスペンション3やキャリッジアーム
4等で構成されるアクチュエータ・アセンブリ6は、ボ
イスコイルモータ7(以下VCMと称する)により駆動
される。VCM7や磁気ヘッドは、ポリイミドよりなる
フレキシブル配線板(FPC8)で回路基板と接続され
ている。
【0016】磁気ヘッド起動時、ランプ1上に退避して
いたアクチュエータ・アセンブリ6は、VCM7により
ヘッドスライダ5を磁気ディスク80上にローディング
させる方向に移動し、初期動作を終えた後、制御回路に
より所定のトラック位置に位置決めされる。本発明は,
上記構成の磁気ディスク装置のアクチュエータ・アセン
ブリ駆動回路及びその方法に関するもので、以下、その
詳細を図2を用いて説明する。
【0017】図2に本発明の駆動回路のブロック線図の
1例を示す。
【0018】電源が投入されると、マイクロプロセッサ
10からの指令により、VCM制御回路11及びスピン
ドルモータ制御回路12に配線102を介して1次電力
供給手段である主電源からの電源電圧Vccが入力され
る。スピンドルモータ制御回路12からは、スピンドル
モータ9に所定の電圧が印加され、スピンドルモータ9
は一定の速度で回転する。
【0019】通常のアンロード動作においては、VCM
制御回路11に入力された電源電圧Vccは、VCM7
を駆動するのに必要な電圧に制御されてVCM7に供給
される。また、電源電圧Vccは、配線103を介して
2次電力供給手段13に供給され、図示していないコン
デンサ等の電力蓄積手段に蓄えられる。
【0020】電源遮断によって電源電圧Vccの供給が中
断されると、VCM制御回路11は動作不能になり、ラ
イン101、103にDC電圧が無くなりVCM2次駆
動回路13が起動して、2時駆動回路に蓄積された電圧
を用いて必要な電圧が、ライン104、105を介してVCM
7に供給される。本実施例はコンデンサに電圧を蓄積
し、電源遮断時はその蓄えられた電圧を用いてアンロー
ド動作をさせるものである。その他の方法としては、電
源が遮断してもスピンドルモータは所定の慣性質量を有
するため回転し続けるためこの時の起電力を用いる方法
がある。
【0021】図3ではスピンドルモータの起電力を用い
たときのリトラクト動作の流れを示す。又、図4に時刻
毎のdelayスイッチのon、offの状態と、VCMの
動作状態を示したものである。
【0022】電源が遮断されると、図中(1)から
(2)スイッチが切り替わりスピンドルモータ制御回路
12と電源が切り離される。又、VCM制御回路11と
VCM7とが切り離され、VCM2次駆動回路13とV
CM7とが接続される。VCM2次駆動回路13はスピ
ンドルモータ9に接続されている起電力取り出し回路に
接続されており、ここから電圧が供給される。
【0023】VCM2次駆動回路13には、3つのdela
yスイッチが設けられている。電源が遮断すると、まずd
elayスイッチ1がonされVCM7を停止するブレーキ
動作を行う。VCM7が完全に停止する時間t1後に、
delayスイッチ1がoffされdelayスイッチ2がonさ
れ1回目のリトラクト電力Q1が供給される。これによ
り、リトラクト動作を開始する。
【0024】それから一定時間経過し、時間t2でdela
yスイッチ2はoffされ、電力供給は無くなるので、
加速は無しでリトラクト動作を継続する。その後、時間
t3にdelayスイッチ3がonされ、2回目のリトラクト
電力Q2が時間t4まで供給される。
【0025】VCM7に取り付けられたアクチュエータ
アセンブリ6のサスペンション3は、時間t3までの間
に、ランプ1に到達しており、2回目の供給電力でラン
プ1乗り上げを終えリトラクト動作を完了する。
【0026】ここで用いる非常時の電源は先にも述べた
ように、モータが完全に停止するまでに発生する起電力
である。しかし、補助電源として、通常通電時に電荷を
コンデンサに蓄積しておき、それを併用することも考え
られる。
【0027】図5にブレーキ手段の例を示す。
【0028】例1は電源遮断直後にVCM7の両端を短
絡させる方法で、VCM7自身の逆起電力により制動さ
れる。ここでFPC8の反力制動により補助される。こ
の例の場合、アクチュエータアセンブリ6が動作中でな
ければ、逆起電力が作用しないが、停止状態であればそ
れを保てばよいため問題はない。
【0029】例2は、電源遮断直前のVCM駆動方向
と、速度を検出する手段を設けておき、電源遮断直後に
この検出結果に依存させて、反対方向へ速度に比例した
電力を供給する。外周に向かってシーク動作中の場合
は、ブレーキのために流す電流はリトラクト電流とは逆
方向である。また、内周に向かってシーク動作中の場合
は、リトラクト電流と同方向である。
【0030】なお、図4に示した各設定時間の具体的な
一例を下記に示す。
【0031】t1:5msec、t2:7msec、t3:20mse
c、t4:100msecとする。
【0032】1回目リトラクト動作(t1〜t2)の供
給電力により流れるVCM電流が10mA程度であり、2回
目リトラクト動作(t3〜t4)の供給電力により流れ
る電流は100mA程度の設定が例として上げられる。
【0033】上記のdelayスイッチも、コンデンサと抵
抗等からなる回路により構成し、電源遮断時に作動す
る。その実施例として、ブレーキ終了後の1回目と2回
目のリトラクト電力を供給する時差供給回路の例を図6
に示す。
【0034】この回路の上位にdelayスイッチ1がありd
elayスイッチ1がonの状態ではこの回路によるリトラ
クト電流は供給されず、制動動作中である。
【0035】電源供給中断後のVCM駆動電力として電
力供給中断後惰性で回転を続けるスピンドルモータ9の
起電力を用いた例を示す。スピンドルモータ9の起電力
は整流回路14を通してVCM2次駆動回路にライン10
4から供給される。
【0036】通常動作中のトランジスタ31は、on状
態でVCM2次駆動回路13はVCM7とは切り離され
ている。電源供給中にVCM2次駆動回路の中のコンデ
ンサC1、C2、C3、には、電荷が供給されている。この時
コンデンサC3には、抵抗R6、R7との関係により、Vc
c×R6/(R6+R7)の関係を満足するように電荷が供給
される。
【0037】電源が遮断され電源電圧Vccが無くなる
と、トランジスタ32はアクティブでなくなり、上記コ
ンデンサは上流側にあるダイオードにより電源供給ライ
ン101から分離される。そして、コンデンサC3からの電
荷によって電界効果トランジスタ(FET)23、26をア
クティブにし、モータの起電力からの電荷がライン104
に流れる。
【0038】ここで、FET26には印可される電圧に対
し、図7(b)に示すような特性となる。
【0039】コンデンサC3から与えられる電圧をV3
とするとライン104にとってFETはR8の抵抗と等価であ
る。コンデンサC2から流れる電荷はトランジスタ31
を通して接地されている。トランジスタ31に与えられ
る電圧がスレッシュレベルより小さくなるとトランジス
タ31はアクティブでなくなり、C2から放出される電
荷はFET26に流れる。コンデンサC2より与えられる電圧
をV2とするとFET26にはV2+V3の電圧が作用すること
になる。
【0040】ここで、図7(b)に示した特性によりFE
T26は抵抗0と等価となる。FETがアクティブでかつ抵抗
0となるまでの時間は、トランジスタ31に与えられる
電圧V1の時間変化により決まり、これはコンデンサC1
と抵抗R1により設定される。
【0041】一連の動作によりライン104に流れる電流
を図7(a)に示す。
【0042】R6とR7の大小関係により、ライン104に
電源遮断直後第1段階で流れる電流の大小を設定する。
これにより電源遮断後の第1段階のリトラクト動作の速
さを遅くでき、ランプへの衝突速度を小さくし、損傷を
押さえられる。
【0043】また、電力源として前記実施例に示したピ
ンドルモータ9の起電力を用いず、電力蓄積手段である
コンデンサを用いた例があるが、その動作原理は前記実
施例と同様である。
【0044】以上の実施例は、電力供給中断直後に最初
の電力供給があり、その後一定時間経過後スイッチが作
動し、次の供給が開始するリトラクト方法を用いたもの
である。すなわち、予め電力供給のスイッチの動作期間
を設定しておく方法であるが、この方法では正確な位置
制御が行なえないため、アクチュエータ・アセンブリの
位置に応じた制御を行なうことが考えられる。
【0045】電力中断直後の位置は中断前に把握されて
いるのでその位置、及び動作状態に応じてアクチュエー
タ・アセンブリを停止させる電力を供給するか、又はV
CM7の逆起電力を利用して停止させる方法がある。電
源停止時に位置からそれぞれの供給電力を与える時間を
求めて制御するか、又は予め位置に応じて供給時間を設
定したテーブルを選択して行なう方法等がある。特に、
ランプ手前の位置については精度良く求める必要があ
り、後述するように別設のセンサを用いることで高精度
の制御を実現できる。
【0046】他の実施例として、アクチュエータ・アセ
ンブリがアンロード地点(ランプとの接触位置付近)に
達したことを検出する手段を設け、電力供給中断直後に
最初の電力供給があり、その後アンロード地点(ランプ
との接触位置付近)でスイッチが作動し次の供給を開始
する例を説明する。
【0047】本実施例では位置検出手段として、VCM
7で発生する逆起電力の変化を取り出す回路を設置す
る。1回目の電力供給によるリトラクト動作中VCM7
には動作に起因した逆起電力が発生し、リトラクト方向
のVCM電流は減少していく。ここでランプ1に接触し
乗り上げるとリトラクトとは逆方向の力がVCM7にか
かるため、速度が減り逆起電力が減少し、リトラクト方
向のVCM電流は減少しなくなる。この時点で2回目の
電力供給を行う。
【0048】本実施例では、2回目の電力供給をランプ
との接触位置に設定でき、より確実にランプへの衝突速
度を設定できランプの損傷を低減できる。また、ランプ
に乗り上げた直後に加速するためより確実に所定のリト
ラクト位置までリトラクト可能となる。
【0049】本発明の別の構成として、アクチュエータ
・アセンブリがアンロード地点(ランプとの接触位置付
近)に達したことを検出する手段をとして、アクチュエ
ータとベース(あるいはカバーに)にマグネットスイッ
チを設置し、電源遮断後、マグネットスイッチに電力を
供給するコンデンサよりなる回路を設置し、この検出信
号を用いて電力の供給を行なう方法がある。これによ
り、アクチュエータ・アセンブリのランプ部への衝突に
よる衝撃を、所定以上の大きさにならないように制御す
ることが可能となる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、電源供給が中断された時に、
磁気ディスク装置の磁気ヘッドスライダをリトラクトす
る方法及び装置に関し、特に本発明は、ランプ方式ロー
ドアンロード機構搭載の磁気ディスク装置において、ラ
ンプの損傷を低減するリトラクト(アンロード)を可能
にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の磁気ディスク装置
【図2】 本発明の基本的構成
【図3】 本発明の実施例
【図4】 図3の実施例における動作
【図5】 本発明の別の実施例
【図6】 本発明の別の実施例
【図7】 図6の実施例における動作
【符号の説明】
1…ランプ、2…タブタブディンプル、3…サスペンシ
ョン、4…キャリッジアーム、5…ヘッドスライダ、6
…アクチュエータアセンブリ、7…ボイスコイルモー
タ、8…磁気ディスク媒体、9…スピンドルモータ、1
0…マイクロプロセッサ、11…ボイスコイルモータ制
御、12…スピンドルモータ制御、13…VCM2次駆
動回路、21〜26…電解効果トランジスタ、(FET)、
31〜32…トランジスタ、41〜43…コンデンサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスク装置のヘッド位置決め用アク
    チュエータ・アセンブリを、前記磁気ディスク装置への
    電力供給の中断時に、駐機位置にリトラクトする方法に
    おいて、 電力中断直後に前記アクチュエータ・アセンブリを一旦
    停止させるステップと、 その後、駐機位置手前まで低速で移動させるステップ
    と、 前記駐機位置手前まで移動後、駐機位置に乗り上げ可能
    な速度で移動させるステップからなることを特徴とする
    リトラクト方法。
  2. 【請求項2】磁気ディスク装置のヘッド位置決め用アク
    チュエータ・アセンブリを、前記磁気ディスク装置への
    電力供給の中断時に、駐機位置にリトラクトする方法に
    おいて、 電力中断時に、前記アクチュエータ・アセンブリを停止
    させる電力を供給するステップと、 前記アクチュエータ・アセンブリを再駆動する電力を供
    給するステップと、 前記再駆動電力を所定時間供給後、所定時間電力供給を
    中断するステップと、 再度、前記再駆動電力より大きな電力を供給するステッ
    プとを有することを特徴とするリトラクト方法。
  3. 【請求項3】1つ以上の磁気ディスク記録媒体と、前記
    記録媒体を回転させるディスク駆動手段と、前記記録媒
    体表面に対向して前記記録媒体表面にデータを書き込
    み、読み取るための1つ以上の磁気ヘッドとを備えた磁
    気ディスク装置において、 前記磁気ヘッドを所定トラックに移動させるアクチュエ
    ータ・アセンブリと、前記アクチュエータ・アセンブリ
    を駆動するためのアクチュエータ駆動手段と、 電源投入動作時に前記ディスク駆動手段及びアクチュエ
    ータ駆動手段に駆動電流を供給する1次電力供給手段
    と、 前記電力供給手段の電力の一部を蓄積する電力蓄積手段
    と、 前記1次電力供給手段からの電力供給が中断した時に、
    前記電力蓄積手段から前記アクチュエータ駆動手段に3
    段階の電力を供給する2次電力供給手段と、 前記1次電力供給手段から前記2次電力供給手段に切り
    替えるスイッチング手段とを有することを特徴とする磁
    気ディスク装置。
  4. 【請求項4】1つ以上の磁気ディスク記録媒体と、前記
    記録媒体を回転駆動するスピンドルモータと、前記記録
    媒体表面に向き合って前記記録媒体表面にデータを書き
    込み、読み取るための1つ以上のヘッドとを備えた磁気
    ディスク装置において、 前記ヘッドを所定トラックに移動させるアクチュエータ
    ・アセンブリと、 前記アクチュエータ・アセンブリを駆動するためのアセ
    ンブリ駆動手段と、 前記アセンブリ駆動手段及びディスク駆動手段に駆動電
    流を供給する第1の電源手段と、 前記第1の電源手段が遮断時に前記スピンドルモータの
    起電力を前記アセンブリ駆動手段に3段階に分けて時間
    差を付けて駆動電流として供給する第2の電源手段と、 前記第1の電源手段から前記第2の電源手段に切り替え
    るスイッチング手段とを有する磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】前記第2の電源手段において、前記第1の
    電源からの電力供給中断直後に、第1の電力供給をして
    前記アクチュエータアセンブリを停止し、前記アクチュ
    エータアセンブリが停止後、一定時間経過してから前記
    アセンブリ駆動手段に第2の電力を供給し、その供給終
    了後一定時間経過してから第2の電圧より大きい第3の
    電圧を供給するスイッチが作動し次の供給が開始するこ
    とを特徴とする請求項3または4記載の磁気ディスク装
    置。
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Cited By (2)

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