JPH1129692A - ポリアセタール樹脂組成物 - Google Patents

ポリアセタール樹脂組成物

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JPH1129692A
JPH1129692A JP19939997A JP19939997A JPH1129692A JP H1129692 A JPH1129692 A JP H1129692A JP 19939997 A JP19939997 A JP 19939997A JP 19939997 A JP19939997 A JP 19939997A JP H1129692 A JPH1129692 A JP H1129692A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた摺動特性、導電性、機械的性質、熱安定
性および成形性を有するポリアセタール樹脂組成物を提
供する。 【解決手段】(a)ポリアセタール樹脂100重量部、
(b)脂肪酸1〜10重量部、(c)リン酸塩1〜10
重量部、(d)カーボンブラック1〜20重量部および
(e)キノリン化合物、アミド化合物およびアミン化合
物の群から選択された少なくとも1種の熱安定剤0.1
〜15重量部とから成るポリアセタール樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本願発明は、ポリアセタール
樹脂組成物に関し、詳しくは、優れた摺動特性と導電
性、機械的性質、熱安定性および成形性を有するポリア
セタール樹脂組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、オーデイオ、ビデオテープコーダ
ー、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の電
子機器の普及に伴い、多くのプラスチック製品が機構部
品および内蔵部品として使用されいる。これら機構部品
および内蔵部品のうち、軸受、カム、歯車、滑り板、ガ
イド部材等の摺動部材には優れた摺動特性および高い導
電性が求められている。摺動特性と導電性を付与するた
めに、ポリアセタール樹脂に導電性カーボンブラックと
フッ素樹脂とを配合することが知られている(特公平2
ー60694)。 【0003】しかしながら、ポリアセタール樹脂に、所
望の摺動特性と導電性を得るための十分な量のフッソ樹
脂と導電性カーボンブラックを配合した場合、ポリアセ
タール樹脂の熱安定性が低下すると共に、成形性が著し
く悪化し、且つ、機械的性質も低下する。特に、樹脂組
成物の熱安定性および成形性の悪化に伴い、射出成形な
どによって導電性を有する高精度の小型の摺動部材など
の機構部品および内蔵部品の成形が困難である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みなされたものであり、その目的は、優れた摺動特
性、導電性、機械的性質、熱安定性および成形性を有す
るポリアセタール樹脂組成物を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
を重ねた結果、ポリアセタール樹脂およびカーボンブラ
ックとから成る組成物に脂肪酸、リン酸塩および特定の
熱安定剤を特定量添加することにより、上記の目的を容
易に達成し得るとの知見を得た。 【0006】本発明は、上記の知見に基づき完成された
ものであり、その要旨は、(a)ポリアセタール樹脂1
00重量部、(b)脂肪酸1〜10重量部、(c)リン
酸塩1〜10重量部、(d)カーボンブラック1〜20
重量部および(e)キノリン化合物、アミド化合物およ
びアミン化合物の群から選択された少なくとも1種の熱
安定剤0.1〜15重量部とから成ることを特徴とする
ポリアセタール樹脂組成物に存する。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
先ず、ポリアセタール樹脂について説明する。ポリアセ
タール樹脂としては、ポリアセタールホモポリマーの
他、主鎖の大部分がオキシメチレン連鎖より成るポリア
セタールコポリマーを使用することが出来る。また、公
知の方法で架橋またはグラフト共重合して変性させたポ
リアセタール樹脂も使用することが出来る。 【0008】ポリアセタール樹脂の分子量(数平均分子
量)は、その成形が可能な限り特に制限はないが、通常
20,000〜80,000の範囲である。そして、比
較的流動性のよいポリアセタール樹脂、例えば、AST
M−D−1238法で測定したメルトフローレートが4
g/10min以上のポリアセタール樹脂が好適に使用
される。 【0009】ポリアセタール樹脂の具体例としては、ホ
ルムアルデヒドのホモポリマー(イー.アイ.デュポン
社製「デルリン」(商品名)、分子量50,000〜7
0,000)、トリオキサンとエチレンオキサイドとの
100/0.1〜15の共重合体(ポリプラスチックス
社製商品名「ジュラコン」、分子量約50,000)等
が挙げられる。 【0010】次に、本発明で使用される脂肪酸について
説明する。脂肪酸としては、常温でロウ状または油状を
呈する高級脂肪酸で、飽和高級脂肪酸または不飽和高級
脂肪酸のいずれも使用することが出来る。飽和高級脂肪
酸としては、炭素数10以上の飽和脂肪酸を好適に使用
することが出来、具体的には、カプリン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラ
キン酸、ベヘン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン
酸等が挙げられる。 【0011】不飽和高級脂肪酸としては、炭素数12以
上の不飽和脂肪酸を好適に使用することが出来、具体的
には、ラウロレイン酸、ミリストレイン酸、オレイン
酸、ガドレン酸、リノール酸等が挙げられる。 【0012】脂肪酸の使用割合は、ポリアセタール樹脂
100重量部に対して1〜10重量部、好ましくは3〜
5重量部である。脂肪酸の量が1重量部未満の場合は、
摩擦係数の低下の効果が十分でなく所望の摺動特性が得
られない。また、10重量部を超える場合は、機械的性
質、特に、強度が低下する。 【0013】本発明で使用されるリン酸塩としては、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属または遷移金属の第三リ
ン酸塩、第二リン酸塩、ピロリン酸塩またはメタリン酸
塩が挙げられ、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の
第三リン酸塩、第二リン酸塩またはピロリン酸塩が好ま
しい。具体的には、リン酸三リチウム、リン酸水素二リ
チウム、ピロリン酸リチウム、リン酸三カルシウム、リ
ン酸一水素カルシウムおよびピロリン酸カルシウムが好
ましい。 【0014】リン酸塩の配合割合は、ポリアセタール樹
脂100重量部に対して1〜10重量部である。リン酸
塩を前記脂肪酸と共存させることによって、低速領域に
おける摩擦係数の安定化が計られる。特に、耐摩耗性お
よび耐荷重性の見地から、3〜7重量部の配合割合が好
ましい。リン酸塩の量が1重量部未満の場合は、低速領
域における摩擦係数の安定化が計られず、10量部を超
える場合は、成形性が低下し、機械的性質、特に、靱性
が低下する。 【0015】次に、本発明で使用される導電性カーボン
ブラックについて説明する。導電性カーボンブラック
は、市販の導電性カーボンブラックでよく、その一例を
示せば、ライオンアクゾ社製「ケッチェンブラック」
(商品名)が例示される。導電性カーボンブラックの使
用割合は、ポリアセタール樹脂100重量部に対して1
〜20重量部、好ましくは2〜10重量部である。 【0016】導電性カーボンブラックの量が1重量部未
満の場合は、所望の導電性が得られず、20重量部を超
える場合は、導電性カーボンブラックがポリアセタール
樹脂へ均一に配合されず、且つ、機械的性質、熱安定性
および成形性が低下する。 【0017】次に、本発明で使用される熱安定剤として
のキノリン化合物について説明する。キノリン化合物と
しては、下記式一般式(1)、(2)又は(3)で表さ
れる化合物が好適に使用される。 【0018】 【化5】 【0019】一般式(1)中、R1、R2およびR3は、
それぞれ、炭素数1〜3のアルキル基、好ましくは炭素
数1〜2のアルキル基を示し、Zは―OR4を示し、R4
は、炭素数1〜3のアルキル基、好ましくは炭素数1〜
2のアルキル基を示す。 【0020】 【化6】【0021】一般式(2)中、R1、R2およびR3は、
それぞれ、炭素数1〜3のアルキル基、好ましくは炭素
数1〜2のアルキル基を示し、nは整数であり、好まし
くは1〜9の整数である。 【0022】 【化7】 【0023】一般式(3)中、AおよびDは、それぞ
れ、水素原子、水酸基または炭素数1〜3のアルキル
基、好ましくは炭素数1〜2のアルキル基を示し、B
は、水素原子または炭素数1〜3のアルキル基、好まし
くは炭素数1〜2のアルキル基を示し、Eは水素原子ま
たは水酸基を示し、Gは、水素原子、水酸基、炭素数1
〜3のアルキル基、好ましくは炭素数1〜2のアルキル
基または炭素数1〜3のアルコキシ基、好ましくは炭素
数1〜2のアルコキシ基を示し、JおよびLは、それぞ
れ、水素原子または水酸基を示す。但し、キノリン環は
少なくとも5個の水素原子を有する。 【0024】キノリン化合物としては、2、2、4ート
リメチルー1、2ージハイドロキノリン重合物、6ーエ
トキシー2、2、4ートリメチルー1、2ージハイドロ
キノリン、8ーキノリノール又はキノリンが好ましい。 【0025】次に、本発明で使用される熱安定剤として
のアミド化合物について説明する。アミド化合物として
は、下記一般式(4)で表される化合物が好適に使用さ
れる。 【0026】 【化8】 【0027】一般式(4)中、Rは、カルボン酸残基、
好ましくは、炭素数2〜23の飽和もしくは不飽和炭化
水素基、または、ビニル重合体もしくはビニル共重合体
の基本単位を有する基を示し、nは1〜6の整数であ
り、xおよびyは0又は1〜10の整数である。但し、
xが0の場合は、yは0ではない。 【0028】一般式(4)で表されるアミド化合物とし
ては、酪酸アミド、カプロン酸アミド、ラウリン酸アミ
ド、ミリスチン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステア
リン酸アミド、ベヘニン酸アミド、オレイン酸アミド、
リノール酸アミド、リノレン酸アミド等の高級脂肪酸ア
ミドのエチレンオキシド付加物が好ましく、特に、ラウ
リン酸ジエタノールアミド又はステアリン酸ジエタノー
ルアミドが好ましい。 【0029】次に、本発明で使用される熱安定剤として
のアミン化合物について説明する。斯かるアミン化合物
としては、4、4’−ジオクチルジフェニルアミン、
4、4’−ビス(α、α’−ジメチルベンジル)ジフェ
ニルアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、フェニル
−β−ナフチルアミン、N、N’−ジフェニル−p−フ
ェニレンジアミン、N、N’−ジ−β−ナフチル−p−
フェニレンジアミン、N−シクロヘキシル−N’−フェ
ニル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N’−
イソプロピル−p−フェニレンジアミン、アルドール−
α−ナフチルアミン等が挙げられる。 【0030】上記の各熱安定剤の使用割合は、ポリアセ
タール樹脂100重量部に対して0.1〜15重量部、
好ましくは1〜5重量部である。熱安定剤の量が0.1
重量部未満の場合は、十分な熱安定性が得られずに成形
性が著しく悪くなり、射出成形によって所望の小型機構
部品および内蔵部品を得ることが出来ない。熱安定剤の
量が15重量部を超える場合は、機械的性質が低下し且
つ成形品の表面に熱安定剤が析出する欠点がある。 【0031】本発明のポリアセタール樹脂組成物は、
(a)ポリアセタール樹脂に(b)脂肪酸、(c)リン
酸塩、(d)カーボンブラックおよび(e)キノリン化
合物、アミド化合物およびアミン化合物の群から選択さ
れた少なくとも1種の熱安定剤を配合して成り、導電
性、機械的性質、摺動特性および熱安定性等の良好な特
性と優れた成形加工性を有するが、更に、上述の成分に
加えて潤滑油をポリアセタール樹脂に配合することによ
り、一層優れた摺動特性を発揮する。 【0032】潤滑油としては、機械油、エンジン油等の
鉱油、ヒマシ油等の植物油、エステル油、シリコン油、
下記一般式(5)で表されるポリα−オレフィン等の合
成油を使用することが出来る。 【0033】 【化9】 【0034】一般式(5)で表されるポリα−オレフィ
ンは、アルキル基の種類およびn数によって種々の特性
を有する。例えば、R=C817およびn=1〜6のポ
リα−オレフィンは、40℃で18〜30cstの粘度
を有する。具体的には、三井石油化学工業社製の「ルー
カント」(商品名)が挙げられる。 【0035】潤滑油の配合割合は、ポリアセタール樹脂
100部に対して、通常10重量部以下、好ましくは3
〜7重量部である。潤滑油の量が10重量部を超える場
合は、機械的性質、特に、強度が低下する。 【0036】本発明のポリアセタール樹脂組成物は優れ
た成形性を有し、且つ、当該ポリアセタール樹脂組成物
から成る成形部材は、体積固有抵抗値が1〜107Ω・
cm、すべり速度10m/min、荷重10kgf/c
2 、試験時間15時間のラジアルジャーナル試験にお
いて、摩擦係数が0.30以下で摩耗量が35μm以下
の優れた摺動特性を示す。 【0037】斯かる本発明のポリアセタール樹脂組成物
は、オーデイオ、ビデオテープコーダー、パーソナルコ
ンピュータ、ワードプロセッサ等の電子機器の小型で優
れた摺動特性と高い導電性が求められている機構部品お
よび内蔵部品、例えば、軸受、カム、歯車、滑り板、ガ
イド部材等の摺動部材の成形に適している。 【0038】 【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例
により限定されるものではない。なお、ポリアセタール
樹脂組成物および摺動部材の評価は以下の方法で行っ
た。 【0039】(1)体積固有抵抗値:成形物の両端に導
電性塗料を塗布し、JIS K6911に準拠して乾燥
後両端の抵抗を測定した。 【0040】(2)成形性:射出成型機(住友重機工業
(株)製、SG−50)を使用して試験片を成形した。
成型品の金型からの離型性および表面状態を目視し、表
1の評価基準にて評価した。 【0041】 【表1】 ◎: 優 ○: 良 ×: 不可 【0042】(3)摺動性(摩擦係数、摩耗量) ラジアルジャーナル試験機を用いて、表2に記載の条件
下で摩擦係数および摩耗量を測定した。 【0043】 【表2】 すべり速度:10m/min 荷重 :10kg/cm2 試験時間 :15時間(Hr) 試験片 :円筒状摺動部材(内径10mm、外径14mm、長さ10mm) 相手材 :機械構造用炭素鋼(S45C) 潤滑 :無潤滑 【0044】実施例1 ポリアセタール樹脂として、「ジュラコンM90」(ポ
リプラスチックス(株)製)100重量部に、脂肪酸と
してステアリン酸1重量部、リン酸塩としてリン酸三リ
チウム1重量部、導電性カーボンブラックとして、「ケ
ッチェンブラックEC600JD」(ライオン・アクゾ
(株)製)6重量部および熱安定剤としての2、2、4
ートリメチルー1、2ージハイドロキノリン重合物(精
工化学(株)製商品名「ノンフレックス」)3重量部を
ヘンシェルミキサーで混合し、35mmφ二軸押出機を
使用して溶融混練してペレット得た。次いで、このペレ
ットを射出成形機(住友重機工業(株)製「SGー5
0」)を使用して試験片を成形し、特性を測定した。結
果を表3に示す。 【0045】実施例2〜32、比較例1〜2 実施例1において、表3乃至表11に示す様に組成を変
更した以外は、実施例1と同様にして試験片を成形し
た。成分組成および諸特性を表3乃至表11に示す。 【0046】 【表3】【0047】 【表4】【0048】 【表5】【0049】 【表6】【0050】 【表7】【0051】 【表8】【0052】 【表9】【0053】 【表10】【0054】 【表11】【0055】表中、1)は2、2、4ートリメチルー
1、2ージハイドロキノリン重合物を示し、2)はステ
アリン酸ジエタノールアミドを示し、3)は4、4’−
ジオクチルジフェニルアミンを示し、4)は一般式
(5)で表されるポリα−オレフィンを示す。 【0056】 【発明の効果】以上説明した本発明によれば、優れた摺
動特性、導電性、機械的性質、熱安定性および成形性を
有するポリアセタール樹脂組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5/20 C08K 5/20 5/3437 5/3437 //(C08L 59/00 91:00)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 (a)ポリアセタール樹脂100重量
    部、(b)脂肪酸1〜10重量部、(c)リン酸塩1〜
    10重量部、(d)カーボンブラック1〜20重量部お
    よび(e)キノリン化合物、アミド化合物およびアミン
    化合物の群から選択された少なくとも1種の熱安定剤
    0.1〜15重量部とから成ることを特徴とするポリア
    セタール樹脂組成物。 【請求項2】 脂肪酸が炭素数10以上の飽和脂肪酸お
    よび/または炭素数12以上の不飽和脂肪酸である請求
    項1記載のポリアセタール樹脂組成物。 【請求項3】 キノリン化合物が下記一般式(1)、
    (2)又は(3)で表される化合物である請求項1記載
    のポリアセタール樹脂組成物。 【化1】 (一般式(1)中、R1、R2およびR3は、それぞれ、
    炭素数1〜3のアルキル基を示し、Zは―OR4を示
    し、R4は炭素数1〜3のアルキル基を示す。) 【化2】 (一般式(2)中、R1、R2およびR3は、それぞれ、
    炭素数1〜3のアルキル基を示し、nは整数である。) 【化3】 (一般式(3)中、AおよびDは、それぞれ、水素原
    子、水酸基または炭素数1〜3のアルキル基を示し、B
    は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を示し、E
    は水素原子または水酸基を示し、Gは、水素原子、水酸
    基、炭素数1〜3のアルキル基または炭素数1〜3のア
    ルコキシ基を示し、JおよびLは、それぞれ、水素原子
    または水酸基を示す。但し、キノリン環は少なくとも5
    個の水素原子を有する。) 【請求項3】 アミド化合物が下記一般式(4)で表さ
    れる化合物である請求項1記載のポリアセタール樹脂組
    成物。 【化4】 (一般式(4)中、Rは、カルボン酸残基を示し、nは
    1〜6の整数であり、xおよびyは0又は1〜10の整
    数である。但し、xが0の場合は、yは0ではない。) 【請求項5】 追加成分として、ポリアセタール樹脂1
    00重量部に対して、10重量部以下の潤滑油を含有す
    る請求項1〜4の何れかに記載のポリアセタール樹脂組
    成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002020581A (ja) * 2000-07-13 2002-01-23 Polyplastics Co 導電性ポリアセタール樹脂組成物
WO2015102405A1 (ko) 2013-12-31 2015-07-09 코오롱플라스틱 주식회사 폴리옥시메틸렌 수지 조성물 및 이를 포함하는 성형품
CN113831593A (zh) * 2021-10-22 2021-12-24 浙江海普顿新材料股份有限公司 亚磷酸二喹啉酯在pvc钡锌复合热稳定剂中的应用
KR20220056407A (ko) 2020-10-28 2022-05-06 코오롱플라스틱 주식회사 폴리옥시메틸렌 수지 조성물 및 이를 포함하는 성형품

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