JPH11296919A - 光ディスク用金型 - Google Patents

光ディスク用金型

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JPH11296919A
JPH11296919A JP10096499A JP9649998A JPH11296919A JP H11296919 A JPH11296919 A JP H11296919A JP 10096499 A JP10096499 A JP 10096499A JP 9649998 A JP9649998 A JP 9649998A JP H11296919 A JPH11296919 A JP H11296919A
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弘文 黒沢
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Satoshi Kimura
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • B29C45/2632Stampers; Mountings thereof
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C2045/264Holders retaining the inner periphery of the stamper

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】射出成形による光ディスク用基板の製作におい
て従来技術では、スタンパと基板の密着の不均一あるい
は、剥離の不均一を原因とする剥離不良やクラウドを発
生していた。これらは基板の生産性や品質を著しく低下
させる。基板品質の低下は光ディスクの性能までを劣化
させる。 【解決手段】外周ホルダー(113)と内周ホルダー(112)が
スタンパ記録面に対し垂直方向に移動する構造と、外周
ホルダーに外周スタンパ押え(118)を有した金型によ
り、スタンパを基板に密着させたまま型開きを開始し、
スタンパを弾性変形内で変形させながら、基板の内外周
からスタンパを剥離することが可能になり、剥離不良や
クラウドの発生を無くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク樹脂基板
の製造に用いる射出成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における光ディスク樹脂基板
(以下基板)製造用射出成形金型(以下金型)の構造を
図5に示す。図5は従来の金型断面構造を示す概観図で
ある。
【0003】射出成形法による基板製造用の金型は、金
型A(501)と金型B(502)から一組の金型を構成する。金
型A(501)を可動側金型、金型B(502)を固定側金型とし
て説明する。
【0004】基板に転写すべき情報を有するスタンパ(5
11)は内周ホルダ−(512)、外周ホルダ−(513)及びスタ
ンパの裏面の鏡面板(516)のスタンパ吸着溝(517a,517b)
により保持されている。真空吸着機構は鏡面板(516)の
内外周、すなわちスタンパ記録エリアから外れた部分に
設けられている。内周ホルダ−(512)の内側には基板を
金型A(501)から取り出す為の基板突出しシリンダ−(51
4)と、基板内径を加工するための内径カッター(515)が
ある。金型B(502)には基板の記録面の反対面を作る鏡
面板(531)があり、その中心部には溶融樹脂を供給する
ための溶融樹脂供給部(532)がある。
【0005】次に前記金型を使用した基板の製作方法を
図6により説明する。
【0006】図6は従来技術における金型動作を示す概
念図である。
【0007】金型A(601)と金型B(602)が閉じキャビ
ティを形成する。キャビティに基板となる溶融樹脂が充
填されスタンパの情報が基板に転写される。その後金型
内で冷却された基板は金型A(601)と金型B(602)が開き
(以下この動作を型開き)取り出し可能となる。型開き
の際、基板(651)はスプルー(溶融樹脂供給部分)と共
に金型A(601)のスタンパ(611)に密着している。図6
(a) 基板(651)は基板突出しシリンダー(614)の前進と離型エ
アー(図6矢印)の噴出によりスタンパ(611)から剥離さ
れ、ロボット等の基板取り出し装置(661)により金型A
(601)から金型外に取り出される。図6(b) 一連の成形工程ではスタンパ(611)は鏡面板(616)に前記
説明の方法で常に固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では (1)鏡面板に固定されたスタンパとスタンパに強固に密
着した基板の剥離において、基板突出しシリンダーと離
型エアーだけでは基板内周部しか剥離できず剥離不良が
発生する。剥離不良は成形サイクルの中断となり基板の
生産性を著しく低下させる。また基板突出しシリンダー
による基板の剥離方法は、基板の反りを発生させる原因
になっている。
【0009】(2)型開き時のスタンパと基板の密着不均
一及び、スタンパから基板を剥離する際の剥離不均一
が、基板にクラウドあるいは剥離ムラと呼ばれる不定形
な模様(以下クラウド)を発生させると考えられる。
【0010】クラウドは光ディスクの外観上の商品価値
を著しく低下させるため不良品として扱われる。
【0011】金型、スタンパ、成形数量、成形条件など
により、クラウドの形、発生する時期などが変化する。
【0012】クラウド対策として一般的に成形条件の変
更が行われるが、適切な成形条件を見つけ出すために時
間、基板製造用樹脂などが消費される。クラウドの発生
は基板の生産性を著しく低下させる。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光ディス
ク樹脂基板製造用の射出成形金型は、基板の記録面に対
し垂直方向に前記基板が移動する際、スタンパを前記基
板に追従させる構造を有し且つ、光ディスク樹脂基板と
スタンパを剥離する際前記基板端からスタンパを弾性変
形の範囲内で変形させながら剥離する構造を有すること
を特徴とする。
【0014】上記構成によれば基板製造面では基板の剥
離不良が無くなる。基板の品質面では基板のクラウドや
反りが減少するいう効果を有する。
【0015】請求項2記載の光ディスク基板は、反りや
クラウドがないことを特徴とする。
【0016】上記基板によれば光ディスクの反りやクラ
ウドがないという効果を有する。
【0017】請求項3記載の光ディスクは、反りやクラ
ウドがないことを特徴とする。
【0018】上記光ディスクによれば光ディスクの性能
を劣化させないという効果を有する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する (実施例1)本発明の一実施例を図1、図2、図3、図
4を用いて説明する。本実施例では可動側金型を金型
A、固定側金型を金型Bとしている。
【0020】図1は本発明の金型断面構造を示す概観図
である。従来と同様に金型A(101)と金型B(102)から一
組の金型を構成する。
【0021】金型A(101)はスタンパ(111)、内周ホルダ
−(112)、外周ホルダー(113)、基板突出しシリンダー(1
14)、内径カッター(115)、鏡面板(116)から成る。
【0022】スタンパ(111)は記録面を金型B(102)に向
け金型A(101)に取り付けられる。スタンパは内径を内
周ホルダー(112)に支持され、裏面を鏡面板(116)に設け
られたリング状のスタンパ吸着溝(117a、117b)に真空吸
着される。
【0023】スタンパ吸着溝はスタンパ記録エリアを外
れた内周(117a)と外周(117b)に設けられている。スタン
パ吸着溝は真空引きによりスタンパを鏡面板(116)に固
定する。
【0024】前記スタンパ吸着溝は窒素ガスを噴出し、
スタンパ裏面の真空破壊を行いスタンパを鏡面板(116)
から離す役割も果たす。スタンパ吸着溝の真空引き、窒
素ガス噴出は基板成形工程により切り替えられる。
【0025】外周ホルダー(113)はスタンパ記録面に対
し垂直で金型B(102)の方向に前進可能な構造を有す
る。外周ホルダーはリング状の外周スタンパ押え(118)
を有する。図1(b) 外周スタンパ押え(118)はスタンパ記録面に対し垂直で
スタンパ(111)の方向に前進可能な構造を有する。外周
スタンパ押えのスタンパ表面と対向する部分は、窒素ガ
スを噴出する気体吹出し口(119)を有する。図1(b)外周
スタンパ押えは外周ホルダー(116)が金型B(102)方向に
最大量移動した状態で、鏡面板(116)上のスタンパ(111)
を押えることが可能な移動量を有する。
【0026】基板の外径は、外周ホルダー(113)により
形成される。
【0027】外周ホルダー(113)、外周スタンパ押え(11
8)はそれぞれ外周ホルダー駆動部(120)、外周スタンパ
押え駆動部(121)により駆動される。本実施例では油圧
シリンダを用いたが同様の機能であれば駆動源の種類は
任意である。
【0028】内周ホルダー(112)はスタンパ記録面に対
し垂直で金型B(102)の方向に前進可能な構造を有す
る。内周ホルダーはスタンパの内径を常に支持してい
る。内周ホルダーは外周ホルダーと同様の移動量を有す
る。内周ホルダーは内周ホルダー駆動部(122)により駆
動される。本実施例では油圧シリンダを用いたが同様の
機能であれば駆動源の種類は任意である。
【0029】基板突出しシリンダー(114)はスタンパ記
録面に対し垂直で金型B(102)の方向に前進可能な構造
を有する。基板突出しシリンダーは基板成形後に前進す
ることにより、前記基板を金型A(101)から突出し金型
外に排出する役割をする。基板突出しシリンダーは基板
記録エリアより内周に位置し、樹脂充填時には後退し基
板表面の一部を形成する。
【0030】内径カッター(115)はスタンパ記録面に対
し垂直で金型B(102)の方向に前進可能な構造を有す
る。内径カッターは前進時に金型B(102)の溶融樹脂供
給部(132)と勘合して基板の内径を形成する。内径カッ
ターと樹脂供給部は一般的な打ち抜き金型の関係であ
る。
【0031】基板突出しシリンダー(114)と内径カッタ
ー(115)の駆動は従来技術と同様である。
【0032】金型B(102)は基板の記録面と反対面を形
成する鏡面板(131)、溶融樹脂をキャビティ内に供給す
る溶融樹脂供給部(132)、押えリング(133)から成る。押
えリングは金型Aの外周ホルダー(113)を固定するロッ
クピン(134)を有する。ロックピンは金型中心方向に前
進可能な構造を有する。ロックピンはロックピン駆動部
(135)により駆動される。本実施例では空気圧シリンダ
ーを用いたが、同様の機能であれば駆動源は任意であ
る。
【0033】次に基板製造過程と基板取り出し時の金型
動作を図2、図3、図4により説明する。図2、図3、
図4は本実施例における金型動作を示す概念図である。
【0034】初期状態は金型A(201)が後退して型開き
の状態にある。
【0035】金型Aにあるスタンパ(211)はスタンパ吸
着溝(217)により鏡面板(216)に真空吸着され、内周ホル
ダー(212)により内径を支持され金型Aに取り付けられ
る。この時内周ホルダーは後退した位置にある。
【0036】外周ホルダー(213)と、外周スタンパ押え
(218)は後退した位置にある。
【0037】内径カッター(215)、基板突出しシリンダ
ー(214)、金型Bにあるロックピン(234)も後退した位置
にある。
【0038】金型Aが前進して、金型A、Bが閉じ基板
成形用のキャビティが構成される。キャビティが構成さ
れた時、金型Bのロックピン(234)が前進し金型Aの外
周ホルダー(213)を固定する。図2(a) 溶融樹脂供給部(232)から溶融樹脂がキャビティ中心か
ら外周に向けて充填される。溶融樹脂は外周ホルダー(2
13)に達するまで充填される。充填完了後、圧縮、補
圧、冷却など成形動作が終了し型開き工程になる。図2
(b) 金型Aが外周ホルダー(313)の可動範囲内で後退す
る。図3(a) 金型Aが後退する際に外周ホルダー(313)、内周ホルダ
ー(312)、基板突出しシリンダー(314)は金型Aが後退す
る速度と同等もしくはそれより僅かに早い速度で前進す
る。また、スタンパ吸着溝(317a,b)から窒素ガスが噴出
しスタンパ(311)裏面の真空破壊をするとともに鏡面板
(316)からの離脱を促進する。図3(a)矢印 基板(351)は外周を外周ホルダー(313)に、記録面をス
タンパ(311)と基板突出しシリンダー(314)と内周ホルダ
ー(312)に、記録面の反対面は鏡面板(331)と樹脂供給部
(332)に、内周部は内径カッター(315)とそれぞれ接して
いる。
【0039】金型Aの後退、外周ホルダー、内周ホルダ
ーなどの前進の動作により基板と基板に接する金型部品
の相対的な位置関係は変化しない。
【0040】ロックピン(334)は外周ホルダー(313)の前
進速度が金型Aが後退する速度に比べて遅い時に基板(3
51)と外周ホルダーの相対的な位置関係を確保するため
に外周ホルダーを固定する。
【0041】スタンパと基板は型開きにおいてもその密
着の均一性は保たれる。図3(a) 次に外周スタンパ押え(318)が前進、内周ホルダー(312)
が後退する。図3(b) 前記動作の際、内周ホルダー(312)と基板突出しシリン
ダーの隙間と外周ホルダーの気体吹出し口から窒素ガス
を噴出する。スタンパ(311)は弾性変形の範囲内で変形
しながら基板(351)内周と外周から剥離される。
【0042】スタンパからの基板の剥離は内外周から行
われ、スタンパの変形からの復元力もあり剥離が進行す
る。
【0043】次に、外周スタンパ押え(418)が最前進し
内周ホルダー(412)が最後退する。続いてロックピン(43
4)が後退し金型A(401)が後退する。図4(a) 金型Aが後退する際、金型Bの鏡面板(431)との剥離を
促進する為に離型エアーが噴出する。図4(a)矢印 金型Aが最後退し基板取りだし装置(461)が基板(451)を
保持すると、基板突出しシリンダー(414)を残し外周ホ
ルダー(413)と内径カッター(415)が後退する。外周ホル
ダーの外周スタンパ押え(418)は外周ホルダーが後退す
る前に後退し、外周ホルダーの後退を妨げない。図4
(b) 基板が基板取り出し装置(461)に確実に保持されると基
板突出しシリンダー(414)が後退し金型は初期状態に復
帰する。
【0044】これが基板製造工程の基本サイクルであ
り、このサイクルが連続的に行われる。
【0045】スタンパの変形量を決定する外周ホルダー
と内周ホルダーの移動量は、本発明では2mm以下に設定
したが、スタンパの弾性変形の範囲とスタンパに記録さ
れているピット、グルーブの剥離による転写不良が発生
しない限り任意である。また気体吹き出し口(119)など
から噴出する気体は本実施例では窒素ガスを使用したが
使用する気体は任意である。
【0046】(実施例2)本発明の一実施例を図7、図
8、図9を用いて説明する。本実施例では可動側金型を
金型A、固定側金型を金型Bとしている。
【0047】図7は本発明の金型断面構造を示す概観図
である。従来と同様に金型A(701)と金型B(702)から一
組の金型を構成する。
【0048】金型A(701)はスタンパ(711)、内周ホルダ
−(712)、外周ホルダー(713)、基板突出しシリンダー(7
14)、内径カッター(715)、鏡面板(716)から成る。
【0049】スタンパ(711)は記録面を金型B(702)に向
け金型Aに取り付けられる。スタンパは内径を内周ホル
ダー(712)に支持され、裏面を鏡面板(716)に設けられた
リング状の溝スタンパ吸着溝(717a、717b)に真空吸着さ
れる。
【0050】スタンパ吸着溝はスタンパ記録エリアを外
れた内周(717a)と外周(717b)に設けられている。スタン
パ吸着溝は真空引きによりスタンパを鏡面板(716)に固
定する。
【0051】前記スタンパ吸着溝は窒素ガスを噴出し、
スタンパ裏面の真空破壊を行いスタンパを鏡面板(716)
から離す役割も果たす。スタンパ吸着溝の真空引き、窒
素ガス噴出は基板成形工程により切り替えられる。
【0052】外周ホルダー(713)はスタンパ記録面に対
し垂直で金型Bの方向に前進可能な構造を有する。この
外周ホルダー(713)により基板の外形が形成される。
【0053】内周ホルダー(712)はスタンパ記録面に対
し垂直で金型Bの方向に前進可能な構造を有する。内周
ホルダーはスタンパの内径を常に支持している。内周ホ
ルダーは外周ホルダーと同様の移動量を有する。
【0054】外周ホルダー(713)と内周ホルダー(712)は
それぞれ、外周ホルダー駆動部(720)、内周ホルダー駆
動部(722)により駆動される。本実施例では油圧シリン
ダを用いたが同様の機能であれば駆動源の種類は任意で
ある。
【0055】基板突出しシリンダー(714)はスタンパ記
録面に対し垂直で金型Bの方向に前進可能な構造を有す
る。基板突出しシリンダーは基板成形後に前進すること
により、基板を金型Aから突出し金型外に排出する役割
をする。基板突出しシリンダーは基板記録エリアより内
周に位置し、樹脂充填時には後退し基板表面の一部を形
成する。
【0056】内径カッター(715)は、スタンパ記録面に
対し垂直で金型Bの方向に前進可能な構造を有する。内
径カッターは前進時に金型Bの溶融樹脂供給部(732)と
勘合して基板の内径を形成する。内径カッターと樹脂供
給部は一般的な打ち抜き金型の関係である。
【0057】基板突出しシリンダー(714)と内径カッタ
ー(715)の駆動は、従来技術と同様である。
【0058】金型B(702)は基板の記録面と反対面を成
形する鏡面板(731)、溶融樹脂をキャビティ内に供給す
る溶融樹脂供給部(732)、押えリング(733)から成る。押
えリングは金型Aの外周ホルダーを固定するロックピン
(734)を有する。ロックピンは金型中心方向に前進可能
な構造を有する。ロックピンはロックピン駆動部(735)
により駆動される。本実施例では空気圧シリンダーを用
いたが、同様の機能であれば駆動源は任意である。
【0059】次に基板製造過程と基板取り出し時の金型
動作を図8、図9により説明する。
【0060】図8、図9は本実施例における金型動作を
示す概念図である。
【0061】初期状態は金型A(801)が後退して型開き
の状態にある。
【0062】金型Aにあるスタンパ(811)はスタンパ吸
着溝(817a,b)より鏡面板(816)に真空吸着され、内径ホ
ルダー(812)により内径を支持され金型Aに取り付けら
れる。この時、内周ホルダーは後退した位置にある。
【0063】内径カッター(815)、基板突出しシリンダ
ー(814)、金型Bにあるロックピン(834)も後退した位置
にある。
【0064】金型Aが前進して、金型A、Bが閉じ基板
成形用のキャビティが構成される。キャビティが構成さ
れた時、金型Bのロックピンが前進し金型Aの外周ホル
ダーを固定する。
【0065】溶融樹脂供給部(832)から溶融樹脂がキャ
ビティ中心から外周に向けて充填される。溶融樹脂は外
周ホルダー(813)に達するまで充填される。充填完了
後、圧縮、補圧、冷却など成形動作が終了し型開き工程
になる。図8(a) 金型Aが外周ホルダーの可動範囲内で後退する。図8
(b) 金型Aが後退する際に外周ホルダー(813)、内周ホルダ
ー(812)、基板突出しシリンダー(814)は金型Aが後退す
る速度と同等もしくはそれより僅かに早い速度で前進す
る。また、スタンパ吸着溝(817a,b)から窒素ガスが噴出
しスタンパ(811)裏面の真空破壊をするとともに鏡面板
(816)からの離脱を促進する。図8(b)矢印 基板(851)は外周を外周ホルダー(813)に、記録面をス
タンパ(811)と基板突出しシリンダー(814)と内周ホルダ
ー(812)に、記録面の反対面は鏡面板(831)と樹脂供給部
(832)に、内周部は内径カッター(815)とそれぞれ接して
いる。
【0066】金型Aの後退、外周ホルダー、内周ホルダ
ーなどの前進の動作により基板と基板に接する金型部品
の相対的な位置関係は変化しない。
【0067】ロックピン(834)は外周ホルダー(813)の前
進速度が金型Aが後退する速度に比べて遅い時に基板(8
51)と外周ホルダーの相対的な位置関係を確保するため
に外周ホルダーを固定する。
【0068】スタンパと基板は型開きにおいてもその密
着の均一性は保たれる。図8(b) 次に基板が十分冷却した後、ロックピン(934)が後退
し、続いて外周ホルダーと内周ホルダーが後退する。前
記動作の際内周ホルダー(913)と製品突出しシリンダー
(914)の隙間と外周ホルダーの気体吹出し口から窒素ガ
スを噴出する。スタンパ(911)は弾性変形の範囲内で変
形しながら基板(951)内周と外周から剥離される。
【0069】スタンパからの基板の剥離は内外周から行
われ、スタンパの変形からの復元力もあり剥離が進行す
る。図9(a) 外周ホルダーと内周ホルダーが最後退すると、スタンパ
吸着溝が真空吸着によりスタンパを再吸着し固定する。
【0070】スタンパが固定されると金型Aが後退す
る。金型Aが後退する際、金型Bの鏡面板(931)との剥
離を促進する為に離型エアーが噴出する。図9(b)矢
印。
【0071】金型Aが最後退し基板取りだし装置が基板
を保持すると、基板突出しシリンダー(914)を残し内径
カッター(915)が後退する。
【0072】基板が基板取りだし装置に確実に保持され
ると基板突出しシリンダーが後退し金型は初期状態に復
帰する。
【0073】これが基板製造工程の基本サイクルであ
り、このサイクルが連続的に行われる。
【0074】スタンパの変形量を決定する外周ホルダー
と内周ホルダーの移動量は、本発明では2mm以下に設定
したが、スタンパの弾性変形の範囲とスタンパに記録さ
れているピット、グルーブの剥離による転写不良が発生
しない限り任意である。またスタンパ吸着溝(717)から
噴出される気体は、本実施例では窒素ガスを使用したが
使用する気体は任意である。
【0075】(実施例3)本発明の一実施例を図10、図
11、図12を用いて説明する。本発明はスタンパが固定側
金型に取り付き、実施例1と同様の動作をする金型の一
実施例である。本実施例では可動側金型を金型B、固定
側金型を金型Aとしている。
【0076】図10は本発明の金型断面構造を示す概観図
である。従来と同様に金型A(1001)と金型B(1002)から
一組の金型を構成する。
【0077】金型A(1001)はスタンパ(1011)、内周ホル
ダ−(1012)、外周ホルダー(1013)、溶融樹脂をキャビテ
ィ内に供給する溶融樹脂供給部(1032)、鏡面板(1016)か
ら成る。
【0078】スタンパ(1011)は記録面を金型B(1002)に
向け金型A(1001)取り付けられる。スタンパは内径を内
周ホルダー(1012)に支持され、裏面を鏡面板(1016)に設
けられたリング状の溝スタンパ吸着溝(1017a、1017b)に
真空吸着される。
【0079】スタンパ吸着溝はスタンパ記録エリアを外
れた内周(1017a)と外周(1017b)に設けられている。スタ
ンパ吸着溝は真空引きによりスタンパを鏡面板(1016)に
固定する。
【0080】前記スタンパ吸着溝は窒素ガスを噴出し、
スタンパ裏面の真空破壊を行いスタンパを鏡面板(1016)
から離す役割も果たす。スタンパ吸着溝の真空引き、窒
素ガス噴出は基板成形工程により切り替えられる。
【0081】外周ホルダー(1013)はスタンパ記録面に対
し垂直で金型B(1002)の方向に前進可能な構造を有す
る。外周ホルダーはリング状の外周スタンパ押え(1018)
を有する。外周スタンパ押え(1018)はスタンパ記録面に
対し垂直でスタンパ(1011)の方向に前進可能な構造を有
する。外周スタンパ押えのスタンパ表面と対向する部分
は、窒素ガスを噴出する気体吹出し口(1019)を有する。
外周スタンパ押えは外周ホルダー(1016)が金型B(1002)
方向に最大量移動した状態で、鏡面板(1016)上のスタン
パ(1011)を押えることが可能な移動量を有する。
【0082】基板の外径は、外周ホルダー(1013)により
形成される。
【0083】外周ホルダー(1013)、外周スタンパ押え(1
018)はそれぞれ外周ホルダー駆動部(1020)、外周スタン
パ押え駆動部(1021)により駆動される。本実施例では油
圧シリンダを用いたが同様の機能であれば駆動源の種類
は任意である。
【0084】内周ホルダー(1012)は、スタンパ記録面に
対して垂直で金型B(1002)の方向に前進可能な構造を有
する。内周ホルダーはスタンパの内径を常に支持してい
る。内周ホルダーは外周ホルダーと同様の移動量を有す
る。
【0085】金型B(1002)は基板の記録面と反対面を成
形する鏡面板(1031)、基板突出しシリンダー(1014)、内
径カッター(1015)、押えリング(1033)から成る。
【0086】基板突出しシリンダー(1014)は、スタンパ
記録面に対し垂直で金型B(1002)の方向に前進可能な構
造を有する。基板突出しシリンダーは、基板成形後に前
進することにより前記基板を金型A(1001)から突出し金
型外に排出する役割をする。基板突出しシリンダーは基
板記録エリアより内周に位置し、樹脂充填時には後退し
基板表面の一部を形成する。
【0087】内径カッター(1015)はスタンパ記録面に対
し垂直で金型B(1002)の方向に前進可能な構造を有す
る。内径カッターは前進時に金A(1002)の溶融樹脂供給
部(1032)と勘合して基板の内径を形成する。内径カッタ
ーと樹脂供給部は一般的な打ち抜き金型の関係である。
【0088】基板突き出しシリンダーと内径カッターの
駆動は従来技術と同様である。
【0089】押えリングは金型Aの外周ホルダー(1013)
を固定するロックピン(1034)を有する。ロックピンは金
型中心方向に前進可能な構造を有する。ロックピンはロ
ックピン駆動部(1035)により駆動される。本実施例では
空気圧シリンダーを用いたが、同様の機能であれば駆動
源は任意である。
【0090】次に基板製造過程と基板取り出し時の金型
動作を図11、図12、図13により説明する。図11、図12、
図13は本実施例における金型動作を示す概念図である。
【0091】初期状態は金型A(1101)が後退して型開き
の状態にある。
【0092】金型Aにあるスタンパ(1111)はスタンパ吸
着溝(1117)により鏡面板(1116)に真空吸着され、内径ホ
ルダー(1112)により内径を支持され金型Aに取り付けら
れる。この時内周ホルダーは後退した位置にある。
【0093】外周ホルダー(1113)と外周スタンパ押え(1
118)は後退した位置にある。
【0094】金型Bの内径カッター(1115)、基板突出し
シリンダー(1114)、ロックピン(1133)も後退した位置に
ある。
【0095】金型Aが前進して、金型A、Bが閉じ基板
成形用のキャビティが構成される。キャビティが構成さ
れた時、金型Bのロックピン(1134)が前進し金型Aの外
周ホルダー(1113)を固定する。図11(a) 溶融樹脂供給部(1132)から溶融樹脂がキャビティ中心か
ら外周に向けて充填される。溶融樹脂は外周ホルダー(1
113)に達するまで充填される。充填完了後、圧縮、補
圧、冷却など成形動作が終了し型開き工程になる。図11
(b) 金型Aが金型Bの外周ホルダー(1213)の可動範囲内で後
退する。図12(a) 金型Aが後退する際に外周ホルダー(1213)、内周ホルダ
ー(1212)、基板突出しシリンダー(1214)は金型Aが後退
する速度と同等もしくはそれより僅かに早い速度で前進
する。また、スタンパ吸着溝(1217a,b)から窒素ガスが
噴出しスタンパ(1211)裏面の真空破壊をするとともに鏡
面板(1216)からの離脱を促進する。図12(a)矢印 基板(1251)は外周を外周ホルダー(1213)に、記録面をス
タンパ(1211)と基板突出しシリンダー(1214)と内周ホル
ダー(1212)に、記録面の反対面は鏡面板(1231)と樹脂供
給部(1232)に、内周部は内径カッター(1215)とそれぞれ
接している。
【0096】金型Aの後退、外周ホルダー、内周ホルダ
ーなどの前進の動作により基板と基板に接する金型部品
の相対的な位置関係は変化しない。
【0097】ロックピン(1234)は外周ホルダー(1213)の
前進速度が金型Aが後退する速度に比べて遅い時に基板
(1251)と外周ホルダーの相対的な位置関係を確保するた
めに外周ホルダーを固定する。
【0098】スタンパと基板は型開きにおいてもその密
着の均一性は保たれる。図12(a) 次に外周スタンパ押え(1218)が前進し内周ホルダー(121
2)が後退する。図12(b) 前記動作の際鏡面板(1212)と製品突出しシリンダー(121
4)の隙間及び外周ホルダーの気体吹出し口から窒素ガス
を噴出する。スタンパ(1211)は弾性変形の範囲内で変形
しながら基板(1251)内周と外周から剥離される。
【0099】基板からのスタンパの剥離は内外周から行
われ、スタンパの変形からの復元力もあり剥離が進行す
る。図12(b) 外周スタンパ押え(1318)が最前進し、内周ホルダー(131
2)が最後退する。続いてロックピン(1334)が後退し、金
型Bが後退する。図13(a) 金型Bが後退し始めると、外周スタンパ押え(1318)が後
退し、その後外周ホルダー(1313)が後退する。図13(b) 金型Bが最後退した後、基板取りだし装置(1361)が基板
を保持すると、基板突出しシリンダー(1314)が前進し基
板を鏡面板から剥離する。
【0100】基板が基板取りだし装置(1361)に確実に保
持されると基板突出しシリンダー(1314)が後退し金型は
初期状態に復帰する。
【0101】これが基板製造工程の基本サイクルであ
り、このサイクルが連続的に行われる。
【0102】スタンパの変形量を決定する外周ホルダー
と内周ホルダーの移動量は、本発明では2mm以下に設定
したが、スタンパの弾性変形の範囲とスタンパに記録さ
れているピット、グルーブの剥離による転写不良が発生
しない限り任意である。また気体吹き出し口(1019)など
から噴出する気体は本実施例では窒素ガスを使用したが
使用する気体は任意である。
【0103】
【発明の効果】スタンパを弾性変形の範囲で変形させ、
基板の内周、外周から同時に剥離することにより剥離不
良が発生しない。剥離不良による生産中断が無くなり、
生産性の向上が図られた。
【0104】成形サイクル中のスタンパ−基板間の密着
性の均一化と剥離の均一化が図られ基板の外観不良、特
にクラウドが大幅に低減し、優れた光ディスクの製作が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の金型断面構造を示す概観図。
【図2】図1における金型動作を示す概念図。
【図3】図1における金型動作を示す概念図。
【図4】図1における金型動作を示す概念図。
【図5】従来技術の金型断面構造を示す概観図。
【図6】図5における金型動作を示す概念図。
【図7】実施例2の金型断面構造を示す概観図。
【図8】図7における金型動作を示す概念図。
【図9】図7における金型動作を示す概念図。
【図10】実施例3の金型断面構造を示す概観図。
【図11】図10における金型動作を示す概念図。
【図12】図10における金型動作を示す概念図。
【図13】図10における金型動作を示す概念図。
【符号の説明】
101 金型A 102 金型B 111 スタンパ 112 内周ホルダー 113 外周ホルダー 114 基板突き出しシリンダー 115 内径カッター 116 鏡面板 117a スタンパ吸着溝 117b スタンパ吸着溝 118 外周スタンパ押え 119 気体吹出し口 120 外周ホルダー駆動部 121 外周スタンパ押え駆動部 122 内周ホルダー駆動部 131 鏡面板 132 溶融樹脂供給部 133 押えリング 134 ロックピン 135 ロックピン駆動部 201 金型A 202 金型B 211 スタンパ 212 内周ホルダー 213 外周ホルダー 214 基板突き出しシリンダー 215 内径カッター 216 鏡面板 217 外周スタンパ押え 232 溶融樹脂供給部 251 基板 301 金型A 311 スタンパ 312 内周ホルダー 313 外周ホルダー 314 基板突き出しシリンダー 317a スタンパ吸着溝 317b スタンパ吸着溝 318 外周スタンパ押え 331 鏡面板 332 溶融樹脂供給部 334 ロックピン 351 基板 401 金型A 411 スタンパ 412 内周ホルダー 413 外周ホルダー 414 基板突き出しシリンダー 415 内径カッター 418 外周スタンパ押え 431 鏡面板 433 ロックピン 451 基板 461 基板取り出し装置 501 金型A 502 金型B 511 スタンパ 512 内周ホルダー 513 外周ホルダー 514 基板突き出しシリンダー 515 内径カッター 516 鏡面板 517a スタンパ吸着溝 517b スタンパ吸着溝 531 鏡面板 532 溶融樹脂供給部 533 押えリング 601 金型A 602 金型B 611 スタンパ 612 内周ホルダー 613 外周ホルダー 614 基板突き出しシリンダー 615 内径カッター 651 基板 661 基板取り出し装置 701 金型A 702 金型B 711 スタンパ 712 内周ホルダー 713 外周ホルダー 714 基板突き出しシリンダー 715 内径カッター 716 鏡面板 717a スタンパ吸着溝 717b スタンパ吸着溝 720 外周ホルダー駆動部 731 鏡面板 732 溶融樹脂供給部 733 押えリング 734 ロックピン 735 ロックピン駆動部 801 金型A 802 金型B 811 スタンパ 812 内周ホルダー 813 外周ホルダー 814 基板突き出しシリンダー 815 内径カッター 817a スタンパ吸着溝 817b スタンパ吸着溝 831 鏡面板 832 溶融樹脂供給部 834 押えリング 851 基板 911 スタンパ 912 内周ホルダー 913 外周ホルダー 914 基板突き出しシリンダー 915 内径カッター 931 鏡面板 934 ロックピン 951 基板 1001 金型A 1002 金型B 1011 スタンパ 1012 内周ホルダー 1013 外周ホルダー 1014 基板突き出しシリンダー 1015 内径カッター 1016 鏡面板 1017a スタンパ吸着溝 1017b スタンパ吸着溝 1018 外周スタンパ押え 1019 気体吹出し口 1020 外周ホルダー駆動部 1021 外周スタンパ押え駆動部 1022 内周ホルダー駆動部 1031 鏡面板 1032 溶融樹脂供給部 1033 押えリング 1034 ロックピン 1035 ロックピン駆動部 1101 金型A 1102 金型B 1111 スタンパ 1112 内周ホルダー 1113 外周ホルダー 1132 溶融樹脂供給部 1134 ロックピン 1201 金型A 1202 金型B 1211 スタンパ 1212 内周ホルダー 1213 外周ホルダー 1214 基板突き出しシリンダー 1215 内径カッター 1217a スタンパ吸着溝 1217b スタンパ吸着溝 1218 外周スタンパ押え 1232 溶融樹脂供給部 1234 ロックピン 1251 基板 1301 金型A 1302 金型B 1312 内周ホルダー 1313 外周ホルダー 1318 外周スタンパ押え 1334 ロックピン 1361 基板取り出し装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスク樹脂基板の製造に用いる射出成
    形金型において、光ディスク樹脂基板の記録面に対し垂
    直方向に前記基板が移動する際、スタンパを前記基板に
    追従させる構造を有し且つ、光ディスク樹脂基板とスタ
    ンパを剥離する際前記基板端からスタンパを弾性変形の
    範囲内で変形させながら剥離する構造を有することを特
    徴とする光ディスク樹脂基板製造用射出成形金型。
  2. 【請求項2】前項の射出成形用金型を用いて製造した光
    ディスク樹脂基板。
  3. 【請求項3】請求項2の光ディスク樹脂基板を用いた光
    ディスク。
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