JPH11295870A - ネガフィルムの処理装置 - Google Patents
ネガフィルムの処理装置Info
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- JPH11295870A JPH11295870A JP10493998A JP10493998A JPH11295870A JP H11295870 A JPH11295870 A JP H11295870A JP 10493998 A JP10493998 A JP 10493998A JP 10493998 A JP10493998 A JP 10493998A JP H11295870 A JPH11295870 A JP H11295870A
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- Japan
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- negative film
- negative
- film
- processing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼付処理を行なうプリンタとネガフィルムを
袋詰めする袋詰め装置の間で1本のネガフィルムが処理
中のエラー・トラブルで別れるのを防止することであ
る。 【解決手段】 プリンタのネガマスク3から送られるネ
ガフィルムFを切断してネガシート14の袋部内に挿入
する袋詰め装置10のネガフィルムFの移送路に複数の
送りローラR1 乃至R7 を設ける。隣接する送りローラ
間においてネガフィルムFに複数のループU1 、U2 を
形成することにより袋詰め装置10のフィルム移送路で
1本分のネガフィルムFを貯溜できるようにし、プリン
タと袋詰め装置10のそれぞれで別々のネガフィルムF
を処理できるようにして、処理中にエラー・トラブルが
生じても1本のネガフィルムFが別れるのを防止する。
袋詰めする袋詰め装置の間で1本のネガフィルムが処理
中のエラー・トラブルで別れるのを防止することであ
る。 【解決手段】 プリンタのネガマスク3から送られるネ
ガフィルムFを切断してネガシート14の袋部内に挿入
する袋詰め装置10のネガフィルムFの移送路に複数の
送りローラR1 乃至R7 を設ける。隣接する送りローラ
間においてネガフィルムFに複数のループU1 、U2 を
形成することにより袋詰め装置10のフィルム移送路で
1本分のネガフィルムFを貯溜できるようにし、プリン
タと袋詰め装置10のそれぞれで別々のネガフィルムF
を処理できるようにして、処理中にエラー・トラブルが
生じても1本のネガフィルムFが別れるのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネガフィルムの
画像情報を光学的に処理する処理部を具えたネガフィル
ムの処理装置に関するものである。
画像情報を光学的に処理する処理部を具えたネガフィル
ムの処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】露光位置に設けられた搬送装置によって
ネガフィルムをコマ送りし、そのネガフィルムの停止時
に露光位置で停止するコマの画像を印画紙に焼付けるよ
うにしたプリンタに袋詰め装置を接続し、上記プリンタ
の搬送装置から袋詰め装置に送り込まれるネガフィルム
をカッタ装置により所定の長さに切断してネガシートに
形成された袋部に自動的に挿入するようにしたネガフィ
ルムの処理装置は従来から知られている。
ネガフィルムをコマ送りし、そのネガフィルムの停止時
に露光位置で停止するコマの画像を印画紙に焼付けるよ
うにしたプリンタに袋詰め装置を接続し、上記プリンタ
の搬送装置から袋詰め装置に送り込まれるネガフィルム
をカッタ装置により所定の長さに切断してネガシートに
形成された袋部に自動的に挿入するようにしたネガフィ
ルムの処理装置は従来から知られている。
【0003】上記ネガフィルムの処理装置においては、
ネガフィルムを切断してネガシートの袋部に挿入する袋
詰め装置のネガフィルムの移送路においてネガフィルム
にループを形成し、そのループによって袋詰め装置とプ
リンタのフィルム処理速度差を吸収してそれぞれの処理
を連続して行なえるようにしている。
ネガフィルムを切断してネガシートの袋部に挿入する袋
詰め装置のネガフィルムの移送路においてネガフィルム
にループを形成し、そのループによって袋詰め装置とプ
リンタのフィルム処理速度差を吸収してそれぞれの処理
を連続して行なえるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から知
られているこの種のネガフィルムの処理装置において
は、袋詰め装置のフィルム移送路において一本分のネガ
フィルムを貯えることができないため、プリンタでの焼
付処理と袋詰め装置での袋詰め処理が同一のネガフィル
ムで行なわれることがある。この場合、ネガフィルムの
処理にエラー・トラブルが発生すると、ネガフィルムは
プリンタ側と袋詰め装置側とに別れ、一本分のネガフィ
ルムを収納する単位ネガシートにネガフィルムを収納す
ることができなくなるという問題が発生する。
られているこの種のネガフィルムの処理装置において
は、袋詰め装置のフィルム移送路において一本分のネガ
フィルムを貯えることができないため、プリンタでの焼
付処理と袋詰め装置での袋詰め処理が同一のネガフィル
ムで行なわれることがある。この場合、ネガフィルムの
処理にエラー・トラブルが発生すると、ネガフィルムは
プリンタ側と袋詰め装置側とに別れ、一本分のネガフィ
ルムを収納する単位ネガシートにネガフィルムを収納す
ることができなくなるという問題が発生する。
【0005】また、袋詰め装置はプリンタの処理速度に
合わせて稼働させる必要があるため、処理能力が低く、
しかも、袋詰め装置がエラー・トラブル等で一時停止す
ると、プリンタも停止させる必要が生じ、プリンタの処
理能力を低下させるという問題がある。
合わせて稼働させる必要があるため、処理能力が低く、
しかも、袋詰め装置がエラー・トラブル等で一時停止す
ると、プリンタも停止させる必要が生じ、プリンタの処
理能力を低下させるという問題がある。
【0006】この発明の課題は、フィルム処理の際にエ
ラー・トラブルが生じても、プリンタ等の第1処理部
と、袋詰め装置等の第2処理部との間でネガフィルムが
別れるのを防止することができると共に処理能力の向上
を図ることができるようにしたネガフィルムの処理装置
を提供することである。
ラー・トラブルが生じても、プリンタ等の第1処理部
と、袋詰め装置等の第2処理部との間でネガフィルムが
別れるのを防止することができると共に処理能力の向上
を図ることができるようにしたネガフィルムの処理装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、ネガフィルムの画像情報を
光学的に処理する第1処理部と、その第1処理部から送
り出されるネガフィルムを長さ方向に搬送する送り装置
およびネガフィルムを所定の長さに切断するカッタ装置
とから成るネガフィルムの処理装置において、前記送り
装置が、上下一対の複数の送りローラから成り、その送
りローラの回転速度の制御によりネガフィルムにループ
を形成して第2処理部のフィルム移送路に少なくとも一
本分のネガフィルムを貯溜できるようにした構成を採用
している。
めに、この発明においては、ネガフィルムの画像情報を
光学的に処理する第1処理部と、その第1処理部から送
り出されるネガフィルムを長さ方向に搬送する送り装置
およびネガフィルムを所定の長さに切断するカッタ装置
とから成るネガフィルムの処理装置において、前記送り
装置が、上下一対の複数の送りローラから成り、その送
りローラの回転速度の制御によりネガフィルムにループ
を形成して第2処理部のフィルム移送路に少なくとも一
本分のネガフィルムを貯溜できるようにした構成を採用
している。
【0008】ここで、第1処理部はネガフィルムの画像
を印画紙に焼付けるプリンタであってもよく、あるいは
ネガフィルムの画像データを光源とCCD等の撮像素子
から成る画像読取装置(スキャナ)により読取り、その
画像データをフロッピィディスク等の記録媒体に記録す
る画像記録装置であってもよい。また、第2処理部は、
カッタ装置によってネガフィルムを数コマ毎に切断する
だけのものであってもよく、あるいは、切断後のネガフ
ィルムをネガシートの袋部に自動挿入する袋詰め装置で
あってもよい。
を印画紙に焼付けるプリンタであってもよく、あるいは
ネガフィルムの画像データを光源とCCD等の撮像素子
から成る画像読取装置(スキャナ)により読取り、その
画像データをフロッピィディスク等の記録媒体に記録す
る画像記録装置であってもよい。また、第2処理部は、
カッタ装置によってネガフィルムを数コマ毎に切断する
だけのものであってもよく、あるいは、切断後のネガフ
ィルムをネガシートの袋部に自動挿入する袋詰め装置で
あってもよい。
【0009】上記のように構成すると、第2処理部のネ
ガフィルムの移送路に、少なくとも1本分のネガフィル
ムを貯めておくことができるため、1本のネガフィルム
が第1処理部と第2処理部とによって同時に処理される
のを防止することができ、処理中にエラーが生じても、
第1処理部と第2処理部との間でネガフィルムが別れる
のを防止することができる。
ガフィルムの移送路に、少なくとも1本分のネガフィル
ムを貯めておくことができるため、1本のネガフィルム
が第1処理部と第2処理部とによって同時に処理される
のを防止することができ、処理中にエラーが生じても、
第1処理部と第2処理部との間でネガフィルムが別れる
のを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、ネガフィル
ムの画像を印画紙に焼付ける第1処理部としてのプリン
タ1の露光部2にはネガマスク3が設けられ、このネガ
マスク3によってネガフィルムFは同図の左から右に1
コマずつ間歇的にコマ送りされ、そのネガフィルムFの
停止時に、ネガフィルムFの画像が印画紙Pに焼付けら
れる。
面に基づいて説明する。図1に示すように、ネガフィル
ムの画像を印画紙に焼付ける第1処理部としてのプリン
タ1の露光部2にはネガマスク3が設けられ、このネガ
マスク3によってネガフィルムFは同図の左から右に1
コマずつ間歇的にコマ送りされ、そのネガフィルムFの
停止時に、ネガフィルムFの画像が印画紙Pに焼付けら
れる。
【0011】プリンタ1の一側には、ネガマスク3から
送り出されるネガフィルムFを所定の長さに切断してネ
ガシートの袋部内に挿入する第2処理部としての袋詰め
装置10が接続されている。
送り出されるネガフィルムFを所定の長さに切断してネ
ガシートの袋部内に挿入する第2処理部としての袋詰め
装置10が接続されている。
【0012】図2は、袋詰め装置10の概略を示す。こ
の袋詰め装置10は、ネガマスク3から送られるネガフ
ィルムFの移送路に、上流側から順に上下一対の送り込
みローラ11と、上下一対の第1送りローラR1 乃至第
7送りローラR7 およびカッタ装置12を設け、上記送
り込みローラ11および第1送りローラR1 乃至第7送
りローラR7 の回転によってネガフィルムFを長さ方向
に移送し、その移送路に設けたカッタ装置12により所
定の長さに切断したのち、切断されたネガフィルムF1
をカッタ装置12の下流側に設けた高速送りローラ13
の回転によってネガシート14の袋部14a内に送り込
むようにしている。
の袋詰め装置10は、ネガマスク3から送られるネガフ
ィルムFの移送路に、上流側から順に上下一対の送り込
みローラ11と、上下一対の第1送りローラR1 乃至第
7送りローラR7 およびカッタ装置12を設け、上記送
り込みローラ11および第1送りローラR1 乃至第7送
りローラR7 の回転によってネガフィルムFを長さ方向
に移送し、その移送路に設けたカッタ装置12により所
定の長さに切断したのち、切断されたネガフィルムF1
をカッタ装置12の下流側に設けた高速送りローラ13
の回転によってネガシート14の袋部14a内に送り込
むようにしている。
【0013】ここで、ネガシート14はシートロール1
5からネガフィルムFの移送路上に引き出され、そのネ
ガシート14を挟持する一対のベルト搬送装置16、1
7によってネガフィルムFの移送方向と直交する方向
に、袋部14aのピッチに相当する距離を移動量として
間歇的に移送され、1つの袋部14aがネガフィルムF
の移送路上に常に臨む状態とされる。
5からネガフィルムFの移送路上に引き出され、そのネ
ガシート14を挟持する一対のベルト搬送装置16、1
7によってネガフィルムFの移送方向と直交する方向
に、袋部14aのピッチに相当する距離を移動量として
間歇的に移送され、1つの袋部14aがネガフィルムF
の移送路上に常に臨む状態とされる。
【0014】第1送りローラR1 と第2送りローラR2
間、および第3送りローラR3 と第4送りローラR4 間
にはネガフィルムFに形成されるループを収容可能とす
るループ収容部18、19が形成され、各ループ収容部
18、19においてネガフィルムFにループを形成する
ことによって、袋詰め装置10のフィルム移送路におけ
る入口からカッタ装置12までの間で少なくとも1本分
のネガフィルムF、例えば、36枚撮りの135フィル
ムの一本分を貯えることができるようになっている。
間、および第3送りローラR3 と第4送りローラR4 間
にはネガフィルムFに形成されるループを収容可能とす
るループ収容部18、19が形成され、各ループ収容部
18、19においてネガフィルムFにループを形成する
ことによって、袋詰め装置10のフィルム移送路におけ
る入口からカッタ装置12までの間で少なくとも1本分
のネガフィルムF、例えば、36枚撮りの135フィル
ムの一本分を貯えることができるようになっている。
【0015】図3は、フィルム移送路に1本分のネガフ
ィルムFを貯溜する場合の動作を段階的に示す。図3
(I)において、Xはプリンタ1と袋詰め装置10の接
続部位を示し、その接続部位XにネガフィルムFの先端
が臨んでいる。
ィルムFを貯溜する場合の動作を段階的に示す。図3
(I)において、Xはプリンタ1と袋詰め装置10の接
続部位を示し、その接続部位XにネガフィルムFの先端
が臨んでいる。
【0016】図1に示すネガマスク3の作動によってネ
ガフィルムFがコマ送りされると、送り込みローラ1
1、第1送りローラR1 および第2送りローラR2 がネ
ガフィルムFの移動速度に対応してフィルム送り方向に
回転する。
ガフィルムFがコマ送りされると、送り込みローラ1
1、第1送りローラR1 および第2送りローラR2 がネ
ガフィルムFの移動速度に対応してフィルム送り方向に
回転する。
【0017】このとき、残りの第3送りローラR3 乃至
第7送りローラR7 は停止状態にある。
第7送りローラR7 は停止状態にある。
【0018】図3(II)に示すように、ネガフィルムF
の先端が第2送りローラR2 によって咥え込まれる位置
までネガフィルムFが送られると、第2送りローラR2
は停止し、ネガフィルムFは送り込みローラ11および
第1送りローラR1 の回転により送られて同図の鎖線で
示すように、ネガフィルムFにループU1 が形成され
る。
の先端が第2送りローラR2 によって咥え込まれる位置
までネガフィルムFが送られると、第2送りローラR2
は停止し、ネガフィルムFは送り込みローラ11および
第1送りローラR1 の回転により送られて同図の鎖線で
示すように、ネガフィルムFにループU1 が形成され
る。
【0019】第1送りローラR1 と第2送りローラR2
間に所定量のループU1 が形成されると、送り込みロー
ラ11および第1送りローラR1 は回転を継続し、第2
送りローラR2 乃至第7送りローラR7 が回転し始め
る。
間に所定量のループU1 が形成されると、送り込みロー
ラ11および第1送りローラR1 は回転を継続し、第2
送りローラR2 乃至第7送りローラR7 が回転し始め
る。
【0020】このとき、第2送りローラR2 および第3
送りローラR3 は第1送りローラR1 と同速度で回転す
ると共に、第4送りローラR4 乃至第7送りローラR7
はそれよりも少し速い速度で回転する。
送りローラR3 は第1送りローラR1 と同速度で回転す
ると共に、第4送りローラR4 乃至第7送りローラR7
はそれよりも少し速い速度で回転する。
【0021】図3(III )に示すように、ネガフィルム
Fの先端が第5送りローラR5 によって咥え込まれる位
置までネガフィルムFが送られると、第4送りローラR
4 乃至第7送りローラR7 が停止し、第3送りローラR
3 の回転によって送られるネガフィルムFは、その第3
送りローラR3 と第4送りローラR4 との間で同図の鎖
線で示すように第2ループU2 を形成する。
Fの先端が第5送りローラR5 によって咥え込まれる位
置までネガフィルムFが送られると、第4送りローラR
4 乃至第7送りローラR7 が停止し、第3送りローラR
3 の回転によって送られるネガフィルムFは、その第3
送りローラR3 と第4送りローラR4 との間で同図の鎖
線で示すように第2ループU2 を形成する。
【0022】図4(IV)に示すように、第3送りローラ
R3 と第4送りローラR4 との間で所定量のループU2
が形成されると、送り込みローラ11、第1送りローラ
R1乃至第3送りローラR3 は回転を継続する状態で第
4送りローラR4 乃至第7送りローラR7 が第1送りロ
ーラR1 より少し速い速度で回転し始め、ネガフィルム
Fが移送される。
R3 と第4送りローラR4 との間で所定量のループU2
が形成されると、送り込みローラ11、第1送りローラ
R1乃至第3送りローラR3 は回転を継続する状態で第
4送りローラR4 乃至第7送りローラR7 が第1送りロ
ーラR1 より少し速い速度で回転し始め、ネガフィルム
Fが移送される。
【0023】図3(V)に示すように、ネガフィルムF
の先端がカッタ装置12の位置まで移送すると、ネガフ
ィルムFの後端は、第3送りローラR2 を通過し、その
第3送りローラR2 とカッタ装置12との間で1本分の
ネガフィルムFが貯えられる。このとき、2本目のネガ
フィルムF2 は袋詰め装置10のフィルム移送路の入口
部に侵入する位置にある。
の先端がカッタ装置12の位置まで移送すると、ネガフ
ィルムFの後端は、第3送りローラR2 を通過し、その
第3送りローラR2 とカッタ装置12との間で1本分の
ネガフィルムFが貯えられる。このとき、2本目のネガ
フィルムF2 は袋詰め装置10のフィルム移送路の入口
部に侵入する位置にある。
【0024】フィルム移送路に貯溜された1本目のネガ
フィルムFは、第3送りローラR3乃至第7送りローラ
R7 の回転により長さ方向に移送され、カッタ装置12
により所定の長さに切断されたのち、高速送りローラ1
3の回転によりネガシート14の袋部14aに送り込ま
れる。
フィルムFは、第3送りローラR3乃至第7送りローラ
R7 の回転により長さ方向に移送され、カッタ装置12
により所定の長さに切断されたのち、高速送りローラ1
3の回転によりネガシート14の袋部14aに送り込ま
れる。
【0025】上記のように、袋詰め装置10のフィルム
移送路において1本分のネガフィルムFを貯溜し得るよ
うにすることにより、1本のネガフィルムFがプリンタ
1での焼付処理と袋詰め装置10での袋詰めの処理とが
同時に処理されるのを無くすことができる。
移送路において1本分のネガフィルムFを貯溜し得るよ
うにすることにより、1本のネガフィルムFがプリンタ
1での焼付処理と袋詰め装置10での袋詰めの処理とが
同時に処理されるのを無くすことができる。
【0026】このため、ネガフィルムFの処理中にエラ
ー・トラブルが発生しても、1本のネガフィルムFがプ
リンタ1と袋詰め装置10との間で別れてしまうのを防
止することができる。
ー・トラブルが発生しても、1本のネガフィルムFがプ
リンタ1と袋詰め装置10との間で別れてしまうのを防
止することができる。
【0027】また、プリンタ1の処理と袋詰め装置10
の処理とを別々のネガフィルムで行なうことができるた
め、袋詰め装置10の処理速度をプリンタ1の処理速度
に合わせる必要がなくなり、処理能力の向上を図ること
ができる。
の処理とを別々のネガフィルムで行なうことができるた
め、袋詰め装置10の処理速度をプリンタ1の処理速度
に合わせる必要がなくなり、処理能力の向上を図ること
ができる。
【0028】実施の形態においては、フィルム処理装置
として、プリンタ1と袋詰め装置10とから成るものを
示したが、これに限定されるものではない。例えば、ネ
ガフィルムの画像データを光源とCCD等の撮像素子か
ら成る画像読取装置によって読み取り、その画像データ
をフロッピィディスク等の記録媒体に記録する画像記録
装置と、その画像記録装置から送り出されるネガフィル
ムを所定の長さに切断してネガシートの袋部に挿入する
袋詰め装置とから成るものであってもよい。
として、プリンタ1と袋詰め装置10とから成るものを
示したが、これに限定されるものではない。例えば、ネ
ガフィルムの画像データを光源とCCD等の撮像素子か
ら成る画像読取装置によって読み取り、その画像データ
をフロッピィディスク等の記録媒体に記録する画像記録
装置と、その画像記録装置から送り出されるネガフィル
ムを所定の長さに切断してネガシートの袋部に挿入する
袋詰め装置とから成るものであってもよい。
【0029】また、第2処理部として、袋詰め装置を示
したが、第2処理部はネガフィルムを所定の長さに切断
するだけのものであってよい。
したが、第2処理部はネガフィルムを所定の長さに切断
するだけのものであってよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、第
2処理部のフィルム移送路に1本分のネガフィルムを貯
溜し得るようにしたので、処理中のエラー・トラブルに
よって一本のネガフィルムが第1処理部と第2処理部の
間で別れるのを防止することができると共に、第2処理
部の処理能力の向上を図ることができる。
2処理部のフィルム移送路に1本分のネガフィルムを貯
溜し得るようにしたので、処理中のエラー・トラブルに
よって一本のネガフィルムが第1処理部と第2処理部の
間で別れるのを防止することができると共に、第2処理
部の処理能力の向上を図ることができる。
【0031】また、第2処理部がエラー・トラブル等で
一時停止しても、第1処理部でのネガフィルムの焼付処
理を継続して行なうことができる。
一時停止しても、第1処理部でのネガフィルムの焼付処
理を継続して行なうことができる。
【図1】この発明に係るネガフィルム処理装置の実施の
形態を示す正面図
形態を示す正面図
【図2】同上の袋詰め装置の概略図
【図3】(I)乃至(V)はネガフィルムの貯溜状態を
段階的に示す概略図
段階的に示す概略図
1 プリンタ(第1処理部) 10 袋詰め装置(第2処理部) R1 〜R7 送りローラ 12 カッタ装置 14 ネガシート 14a 袋部
Claims (3)
- 【請求項1】 ネガフィルムの画像情報を光学的に処理
する第1処理部と、その第1処理部から送り出されるネ
ガフィルムを長さ方向に搬送する送り装置およびネガフ
ィルムを所定の長さに切断するカッタ装置とから成るネ
ガフィルムの処理装置において、前記送り装置が、上下
一対の複数の送りローラから成り、その送りローラの回
転速度の制御によりネガフィルムにループを形成して第
2処理部のフィルム移送路に少なくとも一本分のネガフ
ィルムを貯溜できるようにしたことを特徴とするネガフ
ィルムの処理装置。 - 【請求項2】 前記第1処理部が、ネガフィルムの画像
を印画紙に焼付けるプリンタであることを特徴とする請
求項1に記載のネガフィルムの処理装置。 - 【請求項3】 前記第2処理部が、切断後のネガフィル
ムをネガシートの袋部に挿入する袋詰め装置であること
を特徴とする請求項1又は2に記載のネガフィルムの処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10493998A JPH11295870A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | ネガフィルムの処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10493998A JPH11295870A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | ネガフィルムの処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11295870A true JPH11295870A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14394073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10493998A Withdrawn JPH11295870A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | ネガフィルムの処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11295870A (ja) |
-
1998
- 1998-04-15 JP JP10493998A patent/JPH11295870A/ja not_active Withdrawn
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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