JPH11295135A - 商品の計量装置とこれを備えた計量包装システム - Google Patents

商品の計量装置とこれを備えた計量包装システム

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JPH11295135A
JPH11295135A JP10226798A JP10226798A JPH11295135A JP H11295135 A JPH11295135 A JP H11295135A JP 10226798 A JP10226798 A JP 10226798A JP 10226798 A JP10226798 A JP 10226798A JP H11295135 A JPH11295135 A JP H11295135A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い作業空間を必要とせず、能率良く商品の
盛り付け・計量を行える商品の計量装置とこれを備えた
包装システムを提供する。 【解決手段】 計量装置3は、商品Mを送り出すコンベ
ア70を有し、コンベア70上の商品Mを計量する計量
コンベア7と、商品Mの許容重量範囲を記憶させる許容
重量記憶手段33bと、計量された商品Mの重量が許容
重量範囲内か否かを判別する判別手段29と、計量コン
ベア7の停止状態で計量された商品Mの重量が許容重量
範囲内に入ったと判別されると計量コンベア7を駆動し
て商品Mを送り出させる送り出し制御手段31とを備え
ている。計量包装システムは、この計量装置3とその下
流側に配置された包装機1とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を計量コンベ
ヤ上で盛りつけて自動的に計量し、次工程へ送り出す商
品の計量装置と、これに包装機を接続した計量包装シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパーなどの店舗において、ト
レーに商品を盛り付けし、この商品を自動的に計量・包
装・値付けする場合、例えば以下のような作業手順で行
われている。すなわち、先ず、所定の場所において作業
者が目分量もしくは仮計量を行い、トレー上に商品をほ
ぼ一定重量になるように盛り付け、この盛付け済みのト
レーを、計量・包装・値付け機能を有する装置までコン
ベアにより搬送する。計量・包装・値付け装置におい
て、商品の重量を正確に自動計量し、さらに包装および
値付けを自動的に行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、計量・包装・値付け装置とは別の場所で、商品をほ
ぼ一定重量となるように目分量もしくは仮計量を行って
トレーに盛り付け、盛付け済みのトレーをコンベヤで計
量・包装・値付け装置まで搬送する工程が必要であり、
能率が悪いばかりか、広い作業空間を要するという問題
点がある。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決して、広い
作業空間を必要とせず、能率良く商品の盛付けおよび計
量を行うことのできる商品の計量装置と、これに包装機
を接続した計量包装システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る商品の計量装置は、商品を送り出す
コンベアを有し、コンベア上の商品を計量する計量コン
ベアと、商品の許容重量範囲を記憶させる許容重量記憶
手段と、計量された商品の重量が前記許容重量範囲内か
否かを判別する判別手段と、前記計量コンベアの停止状
態で計量された商品の重量が前記許容重量範囲内に入っ
たと判別されると前記計量コンベアを駆動して商品を送
り出させる送り出し制御手段とを備えている。
【0006】上記構成によれば、作業者が計量コンベヤ
上で商品の盛り付けを行うと、自動的に商品の計量が行
われ、計量された商品の重量が許容重量範囲内であれ
ば、計量コンベヤを駆動して商品を送り出させるので、
不定量・不定額の商品の盛付けおよび自動計量を、広い
作業空間を必要とせず、能率良く行うことができる。
【0007】請求項2に係る商品の計量装置は、請求項
1の構成に加えて、前記商品の単価を記憶させる単価記
憶手段と、前記計量コンベアで計量された商品の重量お
よび前記単価に基づいて商品の価格を算出する価格演算
手段とを備え、前記計量コンベヤで計量された商品の重
量および算出した価格を表示するようにしている。この
構成によれば、計量された商品の重量および記憶された
単価に基づいて商品の価格が算出されるから、単価の異
なる多種類の商品を取り扱う場合の作業性がよい。ま
た、計量コンベヤで計量された商品の重量と算出した価
格が表示されるので、商品の送り出しが行われない場合
に、その原因がわかり、作業を円滑に進めることができ
る。
【0008】請求項3に係る商品の計量装置は、商品を
送り出すコンベアを有し、コンベア上の商品を計量する
計量コンベアと、前記商品の単価を記憶させる単価記憶
手段と、前記商品の価格を設定する価格設定手段と、前
記商品の単価から前記設定価格相当の商品の許容重量範
囲を算出する許容範囲演算手段と、計量された商品の重
量が前記許容重量範囲内か否かを判別する判別手段と、
前記計量コンベアの停止状態で計量された商品の重量が
前記許容重量範囲内に入ったと判別されると前記計量コ
ンベアを駆動して商品を送り出させる送り出し制御手段
とを備えている。
【0009】上記構成によれば、作業者が価格設定手段
で商品の価格を設定し、その商品の盛り付けを計量コン
ベヤ上で行うと、自動的に商品の計量が行われ、その商
品の単価から前記設定価格相当となる商品の許容重量範
囲が許容重量演算手段で算出され、その重量が許容重量
範囲内であれば、計量コンベアが駆動されて商品が送り
出されるので、不定量・定額の商品の盛付けおよび自動
計量を広い作業空間を必要とせず、能率良く行うことが
できる。
【0010】請求項4に係る商品の計量装置は、商品を
送り出すコンベアを有し、コンベア上の商品を計量する
計量コンベアと、前記商品の単価を記憶させる単価記憶
手段と、前記商品の価格を設定する価格設定手段と、前
記商品の単価と計量された商品の重量とから当該商品の
価格を算出する価格演算手段と、算出された価格が前記
設定価格相当になったか否かを判別する判別手段と、前
記計量コンベアの停止状態で、算出された商品の価格が
前記設定価格相当になったと判別されると前記計量コン
ベアを駆動して商品を送り出させる送り出し制御手段と
を備えている。
【0011】上記構成によれば、作業者が価格設定手段
で商品の価格を設定し、その商品の盛り付けを計量コン
ベヤ上で行うと、自動的に商品の計量が行われ、その商
品の単価と計量された商品の重量とから、商品の価格が
算出され、算出された価格が前記設定価格相当であれ
ば、計量コンベアが駆動されて商品が送り出されるの
で、やはり、不定量・定額の商品の盛付けおよび自動計
量を広い作業空間を必要とせず、能率良く行うことがで
きる。
【0012】請求項5に係る商品の計量装置は、請求項
3または4において、前記計量コンベアで計量された商
品の重量および前記設定価格を表示する。この構成によ
れば、商品の重量と設定価格が表示されるから、商品の
送り出しが行われない場合に、その原因がわかり、作業
を円滑に進めることができる。
【0013】請求項6に係る商品の計量装置は、請求項
2または5において、前記表示をラベルに印字してい
る。
【0014】請求項7に係る計量包装システムは、請求
項1から6のいずれかに記載の計量装置と、その下流側
に配置されて商品を包装する包装機とを備えている。こ
の構成により、計量された商品をただちに包装するシス
テムが得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第
1実施形態である商品の計量包装システムの外観斜視図
を示し、図2はその概略断面図を示す。この計量包装シ
ステムは、自動計量・包装・値付け機能を有するもので
あって、包装機1と、コンソールボックスCを備えた計
量装置3と、値付け機4とを備える。包装機1の本体2
の正面中央部には、盛付け台を兼用する計量コンベヤ7
が設けられている。計量コンベヤ7は、この上に図2に
示すトレーTを載せて、トレーTへ商品Mを盛付けする
ための作業台として使用されるものであり、商品Mを送
り出すコンベア70を重量検出器71に載置してなる。
重量検出器71は、トレーTに盛り付けられる商品Mの
重量を計量するもので、例えばロードセルからなる。前
記包装機1は計量装置3の下流側に配置されており、計
量装置3から送り出された商品Mを包装する。
【0016】計量コンベヤ7の後方(下流側)Bには、
計量された商品Mを受け取って、上方の包装ステーショ
ンSに押し上げるリフタ14が設けられている。リフタ
14の上方には、包装機構15が設けられている。この
包装機構15は上記包装ステーションSにおいて商品M
をトレーTとともにフィルムFにより包装する。上記包
装ステーションSの前方Fo には、シール装置16が配
置されている。シール装置16はトレーTの底面側に折
り込まれたフィルムFを熱シールする。プッシャー17
は、包装済みの商品Mを後方Bから前方Fo へ押して商
品Mを上記シール装置16上に排出する。
【0017】図1の包装機1の本体2の上面に設けられ
たコンソールボックスCは、計量装置3の一部であり、
表示器18とキー操作部19とを有するとともに、内部
に、後述するマイクロコンピュータ27を有している。
【0018】このコンソールボックスCの側方に配置さ
れた値付け機4は、図2の商品Mの価格などを印刷した
ラベルLを商品Mの包装に貼り付けて値付けするもの
で、ラベルプリンタ5と貼付け機構6とで構成されてい
る。ラベルプリンタ5は、マイクロコンピュータ27
(図3)からの信号に基づいて、商品Mの重量や価格な
どをラベルLに印字することで表示し、このラベルLを
発行する。貼付け機構6は、ラベルプリンタ5から発行
されたラベルLを、上記包装ステーションSにおいて、
商品Mの包装に貼り付ける。
【0019】上記ラベルプリンタ5の内部には、帯状の
台紙に多数のラベルLを剥離可能に貼着してなるラベル
シートLsのロールRが配置されている。このロールR
から引き出されたラベルシートLsが、印字ヘッド5a
とプラテンローラ5bとの間を通過する間に、ラベルシ
ートLs上のラベルLには、商品Mの重量や価格などが
印字される。ラベルLは、その先端側から図示しない剥
離棒で剥離されながら排出される。貼付け機構6は、負
圧によりラベルLを吸着する吸着パッド20が、実線の
位置から二点鎖線で示す位置まで下降して、ラベルLを
包装済みの商品Mの包装紙に貼り付ける。
【0020】図3のマイクロコンピュータ27には、商
品検索手段28、判別手段29、価格演算手段30、送
り出し制御手段31、不良表示指令手段32などととも
に、記憶部33が内蔵されている。この記憶部33は、
単価記憶手段33aおよび許容重量記憶手段33bを有
しており、図4に示すように、各商品の品名、商品番号
のような商品コード、単価、トレーTに盛付けが許され
る当該商品の許容重量範囲などの商品情報を、互いに関
連づけて記憶している。上記商品検索手段28は、例え
ば、図1のコンソールボックスCのキー操作部19から
の入力により商品コードが指定されると、上記記憶部3
3から該当する商品No.と、これに関連する品名、単
価、許容重量範囲などの商品情報を検索して読み出す。
【0021】上記判別手段29は、重量検出器71で計
量された商品の重量が上記許容重量範囲内か否かを判別
する。上記価格演算手段30は、計量された重量および
上記単価に基づいて商品の価格を算出する。送り出し制
御手段31は、計量コンベヤ7の停止状態で計量された
商品の重量が上記許容重量範囲内であるとき、つまり合
格品であるとき、計量コンベヤ7や図1のリフタ14を
シーケンス制御により駆動させて、計量コンベヤ7上の
商品Mを包装機構15および値付け機4の待機位置へと
送り出させる。図3に示す不良表示指令手段32は、重
量検出器71で計量された商品の重量が上記許容重量範
囲外であるとき、その旨を表示器18に表示させる。
【0022】つぎに、上記計量包装システムによる不定
量・不定額商品、例えば図4の商品コード002のミン
チの盛付け・計量・包装・値付け作業の運用手順を、図
5のフローチャート、および図6の表示画面を用いて説
明する。図5において、ステップS1でスタートする
と、ステップS2で、例えば、図1のコンソールボック
スCのキー操作部19からミンチに対応する商品コード
002が入力されているか否かを図3の商品検索手段2
8が判断し、入力されていればステップS3に進む。ス
テップS3では、商品検索手段28が、特定された商品
コードおよびこれに関連する品名、単価、許容重量範囲
などの商品情報を上記記憶部33から検索して読み出
し、判別手段29には許容重量範囲のデータを、また価
格演算手段30には許容重量範囲および単価のデータを
それぞれ入力するとともに、図6に示すように、表示器
18の画面に品名,単価,許容重量範囲などの商品情報
を表示して、ステップS4に進む。許容重量範囲は、表
示器18の画面では、下限重量=400g、上限重量5
00gとして表示される。
【0023】停止状態にある計量コンベヤ7の上に載せ
たトレーTにミンチの盛り付けが作業者の手で行われる
と、ステップS4で重量検出器71による計量が行わ
れ、ステップS5において、計量された商品重量のデー
タが判別手段29および価格演算手段30に取り込ま
れ、図6に示すように表示器18の画面に表示され、ス
テップS6に進む。ステップS6で、判別手段29は、
このとき計量された商品の重量が上記許容重量範囲内か
否かを判別する。判別手段29が許容重量範囲内と判別
すると、ステップS7に進む。ステップS7で、価格演
算手段30は、計量された重量と読み出された単価とに
基づいて商品の価格を算出し、ステップS8に進む。価
格の算出例として、計量コンベヤ7上で計量されたミン
チの重量が450gの場合、図4における商品コード0
02のミンチは、単価が80円/100gなので、45
0×80÷100=360(円)が価格として求められ
る。なお、この場合のミンチの許容重量範囲は、500
g≧重量≧400gなので、上記計量重量は許容重量範
囲内である。
【0024】算出された価格は、ステップS8におい
て、図6に示すように表示器18の画面に表示されると
もに、その価格と商品の単価などの他の商品情報とが値
付け機4に出力され、ステップS9に進む。ステップS
9で、送り出し制御手段31は、計量コンベヤ7やリフ
タ14を駆動させて、計量コンベヤ7上の商品Mを包装
機構15および値付け機4の待機位置へと送り出させ
る。これにより、次のステップS10で、商品の包装お
よび値付けが行われる。
【0025】ステップS6において、商品の重量が上記
許容重量範囲外であると判別されると、ステップS11
に進む。このステップS11で、不良表示指令手段19
が、計量された商品の重量が上記許容重量範囲外である
旨を表示器18の画面に表示させる。この不良表示は、
例えば、商品の重量が下限重量未満であるとき、「下限
重量=400g」の表示を点滅させ、上限重量を越えて
いるとき、「上限重量=500g」の表示を点滅させる
ことにより行う。この表示により、盛付け作業者は、ト
レーTへの盛付けを加減して、重量が許容重量範囲内に
納まるように修正できる。
【0026】上記商品の計量包装システムにおける計量
装置3では、作業者が計量コンベヤ7の上にトレーTを
載せて、トレーTへ商品の盛付けを行うのと並行して、
商品の自動計量が行われるので、従来例のように別の場
所でトレーTへの商品の盛付けを行って計量位置まで搬
送するのに比べて、作業工程と作業空間を大幅に省略で
きる。
【0027】図7は、第2実施形態の商品の計量包装シ
ステムにおけるマイクロコンピュータ27の部分の概略
構成図を示す。この計量包装システムでは、第1実施形
態における不定量・不定額商品の製造に加えて、不定量
・定額の商品を製造する。マイクロコンピュータ27に
おいて、先の図3の実施形態と異なる点は、許容範囲演
算手段38を追加し、図3の判別手段29に代えて、判
別手段39を設けた点である。前記許容範囲演算手段3
8は、キー操作部19での操作により外部から入力され
る商品の特価以上となるように、記憶部33の価格記憶
手段33aに記憶された該当する商品の単価に基づき、
特価に相当する商品の許容重量範囲、例えば、特価以上
でこれに若干上乗せした上限価格以下に対応する重量範
囲を算出する。判別手段39は、計量された商品の重量
が前記算出された許容重量範囲内か否かを判別する。こ
の場合、キー操作部19は、商品の設定価格(この場合
は特価)を外部からの入力操作により設定する価格設定
手段として機能する。その他の構成は先の実施形態の場
合と同様である。なお、図7において、二重線で囲まれ
た部分は、先の実施形態(図3)と共通であって、この
実施形態において付加された構成部分と共働して、特価
商品の自動計量・包装・値付け制御を行う。
【0028】この計量包装システムにおける、上記付加
機能を使用して行う特価商品の盛付け・計量・包装・値
付け作業の運用手順を、図8のフローチャート、および
図9の表示画面を用いて説明する。図8において、ステ
ップN1でスタートすると、ステップN2で、特価入力
手段である図7のキー操作部19から商品コードと商品
の特価が入力されているか否かを商品検索手段28が判
断し、入力されていればステップN3に進む。ステップ
N3では、設定された特価を表示器2の画面に図9のよ
うに表示するとともに、商品検索手段28が上記記憶部
33から特定された商品コードおよびこれに関連する品
名、単価などの商品情報を検索して読み出し、単価を許
容範囲演算手段38に入力して、ステップN4に進む。
ステップN4では、許容範囲演算手段38が、単価と入
力された特価とに基づき、特価に相当する商品の許容重
量範囲を算出し、その許容重量範囲を表示器18の画面
に表示し、ステップN5に進む。
【0029】ステップN4における許容重量範囲の算出
例として、図4における商品コード002のミンチが指
定され、特価として280円が入力された場合、単価8
0円/100gから割り出される280円に対応する重
量=280÷80×100(g)=350(g)よりも
予め定めた重量(例えば50g)だけ多くした重量(=
400g)が最低限必要な重量として求められる。すな
わち、平時に280円のミンチよりも50g以上多く盛
り付けた特価商品とされる。この必要重量400gとは
別に、予め定められた上限重量(例えば550g)も設
定され、図9の画面に表示する。
【0030】停止状態にある計量コンベヤ7の上に載せ
たトレーTに、上記商品、例えばミンチの盛り付けが作
業者の手で行われると、ステップN5で重量検出器71
により計量され、ステップN6において、計量された商
品重量のデータが判別手段39に取り込まれ、その重量
が表示器18の画面に、図9に示すように表示されて、
ステップN7に進む。ステップN7では、計量された重
量が上記許容重量範囲内にあるか否かを判別手段39が
判別する。判別手段39が許容重量範囲内と判別する
と、つまり合格品であると判別すると、ステップN8に
進む。ステップN8では、入力された特価と商品名など
の他の商品情報とが値付け機4に出力され、ステップN
9に進む。ステップN9で、送り出し制御手段31は、
計量コンベヤ7やリフタ14を駆動させて、計量コンベ
ヤ7上の商品Mを包装機構15および値付け機4の待機
位置へと送り出させる。これにより、次のステップN1
0で、商品の包装および値付けが行われる。こうして、
正規の価格よりも低い特価で、正規の重量よりも大きい
重量の商品が製造される。
【0031】ステップN7において、商品の重量が例え
ば必要重量に満たないなどにより上記許容重量範囲外で
あると判別されると、ステップN11に進む。このステ
ップN11で、不良表示指令手段32が表示器18の画
面に、計量された商品の重量が上記許容重量範囲外であ
る旨を表示させる。この不良表示は、第1実施形態の場
合と同様に、点滅により行う。この表示により、次のス
テップN12で、盛付け作業者が、トレーTへの商品の
盛付けを加減して修正するとステップN5に戻り、ステ
ップN6以降の処理が行われる。このように、盛付け作
業者が、トレーTへの商品の盛付けを加減して、重量が
許容重量範囲内に納まるように修正できる。
【0032】なお、上記第2実施形態では、設定された
価格に対応する平時の商品重量よりも一定重量だけ多く
した重量を下限の必要重量として、特価を決める場合に
ついて説明したが、以下のように定額商品の盛付けも同
様な方法で行うことができる。すなわち、例えば図4に
おける商品コード002のミンチが商品として指定さ
れ、価格320円が設定された場合、単価(80円/1
00g)から割り出される320円に対応する重量=3
20÷80×100(g)=400(g)を最低限必要
な重量として求め、別に予め定められた上限重量(例え
ば450g)とで許容重量範囲W(450g≧W≧40
0g)を決め、この範囲に入った商品を合格品とする。
図10にその場合の表示器18の画面を示す。
【0033】図11は、第3実施形態の商品の計量包装
システムにおけるマイクロコンピュータ27の部分の概
略構成図を示す。このマイクロコンピュータ27におい
て、判別手段39Aは、価格演算手段30で算出された
価格が、キー操作部19で設定された特価に相当する価
格、例えば特価以上でこれに若干上乗せした上限価格以
下の価格になったか否かを判別しており、送り出し制御
手段31Aは、計量コンベア7の停止状態で、前記算出
された商品の価格が前記特価相当価格になったと判別さ
れると、前記計量コンベアを駆動して商品を送り出させ
る。その他の構成は、図7に示した第2実施形態のマイ
クロコンピュータ27と同一である。
【0034】この計量包装システムにおける運用手順を
図12のフローチャートに示す。同図において、図8に
示した第2実施形態の運用手順と相違する点は、計量コ
ンベヤ7上のトレーTに商品が盛り付けられると、ステ
ップN4Aで計量コンベヤ7の重量検出器71により商
品が計量され、ステップN5Aで計量された重量が表示
器の画面に表示され、ステップN6Aで、価格演算手段
30が、商品の単価に計量された重量を乗算して商品の
価格を算出し、ステップN7Aで、前記算出された価格
が前記特価相当になったか否かが判別手段39Aにより
判別される点である。ステップ7Aにおいて、特価相当
価格である、つまり合格品であると判別されると、ステ
ップN8で進み、商品の重量が必要重量に満たないなど
により特価相当価格でないと判別されると、ステップN
11へ進む。こうして、第2実施形態と同様な効果が得
られる。
【0035】なお、上記第3実施形態でも、第2実施形
態の場合と同様に、特価商品ではなく、定額商品の盛付
けも行うことができる。すなわち、例えば図4における
商品コード002のミンチが商品として指定され、価格
320円が設定された場合、この価格320円を含む一
定の価格帯(例えば31〜360円)を設定価格相当範
囲と決め、この範囲に入った商品を合格品とする。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1の計量装置によ
れば、作業者が計量コンベヤ上で商品の盛り付けを行う
と、自動的に商品の計量が行われて、許容重量範囲内で
あれば、計量コンベヤから商品が送り出されるので、不
定量・不定額の商品の盛付けおよび自動計量を、広い作
業空間を必要とせず、能率良く行うことができる。
【0037】請求項3の商品の計量包装システムによれ
ば、作業者が価格設定手段で商品の価格を設定し、その
商品の盛り付けを計量コンベヤ上で行うと、自動的に商
品の計量が行われ、その商品の単価から前記設定価格相
当となる商品の許容重量範囲が許容重量演算手段で算出
され、その重量が許容重量範囲内であれば、計量コンベ
アから商品が送り出されるので、不定量・定額の商品の
盛付けおよび自動計量を広い作業空間を必要とせず、能
率良く行うことができる。
【0038】請求項4の商品の計量包装システムによれ
ば、作業者が価格設定手段で商品の価格を設定し、その
商品の盛り付けを計量コンベヤ上で行うと、自動的に商
品の計量が行われ、その商品の単価と計量された商品の
重量とから、商品の価格が算出され、算出された価格が
前記設定価格相当であれば、計量コンベアから商品が送
り出されるので、やはり、不定量・定額の商品の盛付け
および自動計量を広い作業空間を必要とせず、能率良く
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る商品の計量包装シ
ステムの機構部を示す概略斜視図である。
【図2】同概略縦断面図である。
【図3】同装置の制御部を示すブロック図である。
【図4】同制御部の記憶手段に記憶される商品情報のフ
ォーマットを示す図である。
【図5】上記商品の計量包装システムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】同装置の上記動作時の表示器の画面を示す図で
ある。
【図7】本発明の第2実施形態に係る商品の計量包装シ
ステムの制御部を示すブロック図である。
【図8】同装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】同装置の上記動作時の表示器の画面を示す図で
ある。
【図10】同装置の他の動作時の表示器の画面を示す図
である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る商品の計量包装
システムの制御部を示すブロック図である。
【図12】同装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…包装機、3…計量装置、4…値付け機、6…貼付け
機、7…計量コンベヤ(盛付け台)、18…表示器、1
9…キー操作部(設定手段)、29…判別手段、30…
価格演算手段、31…送り出し制御手段、32…不良表
示指令手段、33…記憶部、33a…単価記憶手段、3
3b…許容重量記憶手段、38…許容範囲演算手段、3
9,39A…判別手段、70…コンベヤ、71…重量検
出器、T…トレー、M…商品

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を送り出すコンベアを有し、コンベ
    ア上の商品を計量する計量コンベアと、 商品の許容重量範囲を記憶させる許容重量記憶手段と、 計量された商品の重量が前記許容重量範囲内か否かを判
    別する判別手段と、 前記計量コンベアの停止状態で計量された商品の重量が
    前記許容重量範囲内に入ったと判別されると前記計量コ
    ンベアを駆動して商品を送り出させる送り出し制御手段
    とを備えた計量装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、 前記商品の単価を記憶させる単価記憶手段と、 前記計量コンベアで計量された商品の重量および前記単
    価に基づいて商品の価格を算出する価格演算手段とを備
    え、 前記計量コンベヤで計量された商品の重量および算出し
    た価格を表示する計量装置。
  3. 【請求項3】 商品を送り出すコンベアを有し、コンベ
    ア上の商品を計量する計量コンベアと、 前記商品の単価を記憶させる単価記憶手段と、 前記商品の価格を設定する設定手段と、 前記商品の単価から前記設定価格相当の商品の許容重量
    範囲を算出する許容範囲演算手段と、 計量された商品の重量が前記許容重量範囲内か否かを判
    別する判別手段と、 前記計量コンベアの停止状態で計量された商品の重量が
    前記許容重量範囲内に入ったと判別されると前記計量コ
    ンベアを駆動して商品を送り出させる送り出し制御手段
    とを備えた計量装置。
  4. 【請求項4】 商品を送り出すコンベアを有し、コンベ
    ア上の商品を計量する計量コンベアと、 前記商品の単価を記憶させる単価記憶手段と、 前記商品の価格を設定する価格設定手段と、 前記商品の単価と計量された商品の重量とから当該商品
    の価格を算出する価格演算手段と、 算出された価格が前記設定価格相当になったか否かを判
    別する判別手段と、 前記計量コンベアの停止状態で、算出された商品の価格
    が前記設定価格相当になったと判別されると前記計量コ
    ンベアを駆動して商品を送り出させる送り出し制御手段
    とを備えた計量装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記計量コ
    ンベアで計量された商品の重量および前記設定価格を表
    示する計量装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または5において、前記表示は
    ラベルへの印字である計量装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の計量
    装置と、その下流側に配置されて商品を包装する包装機
    とを備えた計量包装システム。
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