JP4071429B2 - 計量値付け装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は計量装置、特に商品の重量を計量し、その重量値とその商品の単位重量当たりの価格データとから商品の値段を算出し、ラベル等に印字する計量値付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の計量値付け装置においては、商品の風袋重量は単位重量当たりの価格データ、商品名等と共に予め品番に対応して記憶されており、品番を入力するだけで自動的にデータが呼び出され、計測した重量から品番入力によって呼び出した風袋重量を減算して商品の正味重量を算定し、この正味重量によって値付けを行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこの方法では、
▲1▼風袋重量を記憶させる操作が面倒で、かつ間違いやすく、間違えた場合には正確な値段を算出することができない、
▲2▼同一商品(品名、単位重量当たりの価格データが同じ)でも風袋重量が異なると、品番を別々にしなければならず、品番の入力が面倒である、
▲3▼風袋重量を変更する場合には、風袋重量をキー入力しなければならない、
等の課題があった。
【0004】
本発明はこのような背景の下になされたもので、風袋重量は使用するトレイの大きさを検出して判断され、計測した総重量から自動的に商品重量を算定して商品単価を掛けることにより自動的に値付けを行うことができる計量値付け装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、
トレイに収容された商品の重量を計量する計量手段と、
品番に対応して商品の単位当たりの価格データと風袋重量とを記憶する商品ファイルと、
前記商品を収容するトレイの大きさを検出する検出手段と、
前記検出したトレイの大きさから風袋重量を決定する風袋重量決定手段と、
品番を入力して商品ファイルからデータを呼び出して、商品ファイルに風袋重量が記憶されていない場合には、前記風袋重量決定手段によって決定された風袋重量と前記商品の単位当たりの価格データと前記計量手段の計量結果とに基づいて、商品ファイルに風袋重量が記憶されている場合には、前記商品ファイルに記憶されている風袋重量と前記商品の単位当たりの価格データと前記計量手段の計量結果とに基づいて商品の値段を算出する値段算出手段とを具備してなる計量値付け装置を提供する。
【0006】
請求項2に記載の発明は、
前記計量値付け装置が包装装置と組み合わされて使用され、前記商品の値段算出手段は、前記計量手段の計量結果と、前記トレイ重量と、前記商品を包装したフィルムの重量と、前記商品の単位重量当たりの価格データとに基づいて商品の値段を算出することを特徴とする請求項1に記載の計量値付け装置を提供する。
【0007】
請求項3に記載の発明は、
前記トレイ重量決定手段が、トレイの大きさと重量との関係を記憶するトレイ重量テーブルであることを特徴とする請求項1または2に記載の計量値付け装置を提供する。
【0008】
請求項4に記載の発明は、
前記トレイ重量決定手段が、トレイの大きさと重量との関係を記憶するトレイ重量テーブルを複数種類備え、使用するトレイの種別に応じて前記テーブルの一つを選択可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の計量値付け装置を提供する。
【0009】
請求項5に記載の発明は、
前記トレイ重量決定手段が、トレイ形状のパターン認識データにより重量が補正されることを特徴とする請求項1または2に記載の計量値付け装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実施形態による包装機と組み合わされた計量値付け装置の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は包装機であり、搬入コンベア2から搬入される商品3をストレッチフィルムによって包装し、包装後の該商品3を搬出コンベア4に搬出する。
前記搬入コンベア2は、前記包装機1に商品3(被包装物)を搬入するコンベアであり、商品3の長さ(L)を検出するセンサs1(s1aおよびs1bによって構成される)、商品3の幅(W)を検出するセンサs2(s2aおよびs2bによって構成される)および商品3の高さ(H)を検出するセンサs3(s3aおよびs3bによって構成される)が配設されている。
【0011】
上記センサs1、s2およびs3には、反射型または通過型のセンサが使われる。反射型センサは、1つの筐体の中に発光器および受光器を備え、前記発光器から発光された光が検知対象物で反射された光を前記受光器で受光することによって前記検知対象物を検知するセンサであり、通過型センサは発光器と受光器とを離反した2点に置き、検知対象物が前記2点の間にあるとき、前記発光器から発光された光が前記検知対象物で遮断され、受光器に到達しないことによって前記検知対象物を検知するセンサである。
【0012】
この実施形態の場合、長さ(L)の検出は、2つの反射型センサs1aおよびs1bを互いに離間する矢印M1および矢印M2の方向へ移動させて、前記センサs1aおよびs1bの出力がONからOFFに変化するまでの移動距離から求める。
なお、各センサs1、s2およびs3の具体的な構成が実施形態の方式に限定されないのは勿論である。
【0013】
幅(W)の検出は、s2aおよびs2bによって構成される一対の通過型センサs2の出力がOFFの期間の搬入コンベア2を駆動するステッピングモータの駆動カウント数から算定された駆動コンベア2の走行距離によって測定する。
また、高さ(H)の検出は、搬送コンベア2上の高さ方向に高さを等分に違えて配設された複数対の通過型センサs3(s3a、s3bによって構成される一対のセンサを異なる高さで複数個配設する)の商品3通過時のOFF個数によって測定する。
なお、上記長さ(L)、幅(W)および高さ(H)のデータの内、L、W、Hは後述する包装機1の制御に用いられ、LおよびWは後述する風袋重量の測定に用いられる。
【0014】
次に、搬出コンベア4は、包装機1により包装後の商品3を後段の計量値付け装置に搬出するもので、計量値付け装置への搬入コンベアとしても機能するようになっている。
計量コンベア5は、商品3の重量(Wt)を搬送中に計量するコンベアである。
ラベル印字貼付部6は、商品3の重量(Wt)から風袋重量(Wf)を減算して商品3の正味重量(Wo)を算出し、この重量(Wo)と商品3の単位重量当たりの価格データとから商品の値段を算出し、この算出した値段と商品名、正味重量、有効日等とともにラベル7に印字し、商品3が所定位置にきたとき、印字したラベル7を商品に貼付する。貼付方法には、例えばエアジェットによる吹き付けやラベル保持面の保持効果による圧接法などがある。
【0015】
貼付コンベア8は、商品3へのラベル7の貼付が行われるコンベアであり、その上部(底貼りの場合はその下部)にラベル印字貼付部が配設されている。
また、商品3が所定位置に到達したことを検出する商品検出センサs4が配設されている。このセンサs4がOFFになってから所定時間経過後にラベルを貼付する。この所定時間を変更することにより、ラベル貼付位置を変えることができる。
【0016】
次に、図2を参照して上述の構成による計量値付け装置の制御部の構成について説明する。
この図において、符号Aは計量値付け部を示し、符号Bは包装機部を示す。
前記計量値付け部Aはプログラムを実行し制御を行うCPU(セントラルプロセッシングユニット)10を核として構成され、前記CPU10が実行する各種プログラムが記憶されているROM(リードオンリメモリ)11、前記CPU10がプログラムを実行する際に使用するワークエリア、レジスタ、フラグおよび処理実績データを記憶する実績ファイルが記憶されるRAM(ランダムアクセスメモリ)12がバスを経由して前記CPU10に接続されている。また、このRAM12には後述する商品ファイル−風袋重量変換テーブル等もここに記憶され、これらはメモリ、バッファアンプ等により記憶内容が保護されている。
【0017】
さらに、前記CPU10には計量コンベア5上にある商品を計量する計量部13、各種データの入力、設定を行い、各種データやメッセージを表示する表示操作部(コンソール)14、包装機部Bと交信を行うための通信用インターフェースINF15、計量コンベア5および貼付コンベアコンベア8の制御を行う制御部16、ラベルに商品名、値段、重量等を印字し、このラベルをラベル発行口に吸引保持させるラベル印字部17、前記吸引保持されているラベルをエアジェットの吹き付けや圧着により商品に貼付するラベル貼付部18および前記貼付コンベア8における商品検出センサs4による商品検出部19がバスを介して接続されている。
【0018】
また、前記包装機部Bは制御を行うCPU20を中心として構成され、前記計量値付け部Aとの交信を行うための通信用インターフェースであるINF21は各種ステイタスデータの他、本実施形態では前記CPU20側から前記CPU10側へセンサs1、センサs2によって検出した長さ(L)幅(W)データが送信される。ROM22には前記CPU20が実行する各種プログラムが記憶されている。RAM23は前記CPU20がプログラムを実行する際に使用するワークエリア、レジスタ、フラグが記憶されるメモリであり、商品の長さ(L)、幅(W)および高さ(H)の各データに基づいて制御機構部を制御する各種制御データ決定するテーブルもここに記憶されている。(ここに使用されるメモリはROMでもよいが変更が可能なようにRAMを使用しており、電源をOFFしてもデータが保護されるように不揮発性RAMとすることが望ましい。)
【0019】
表示制御部24は包装機部Bのコンソール(表示操作部)であり、後述するトレイタイプ等の入力を行う。包装機制御部25は商品の長さ(L)、幅(W)および高さ(H)に基づいて各作動部を制御する包装機構制御部であり、搬入コンベア2および搬出コンベア4の制御もここで行う。
長さ検出部26はセンサs1により商品の長さを検出し、幅検出部27はセンサs2により商品の幅を検出し、高さ検出部28はセンサs3により商品の高さを検出する。この3つの検出部によって商品サイズ検出部Cが構成される。
【0020】
次に、この実施形態の動作の概要を図1,図2および動作のフローチャートを参照して説明する。図3は包装機部Bの動作のフローチャートである。
この図において、搬入コンベア2の所定位置に商品3を載置することによって包装機部Bの処理ルーチンがスタートする。以下ステップsp10(以下、sp10等と称する)から順を追って動作を説明する。
【0021】
まず、sp10において、搬入コンベア2によって商品3を包装機1に搬入するまでにセンサs1、センサs2およびセンサs3によって前記商品3の長さ(L)、幅(W)および高さ(H)の各サイズを検出する。
sp11・・・検出したサイズのうちL、Wおよび商品を載せたトレイの種別データを計量値付け部Aへ送付する。この実施形態では包装機の制御はトレイ種別によって異なるためトレイ種別データ(標準トレイT1か軟弱トレイT2)が予め表示操作部24により入力されており、このデータを計量値付け部Aへ送付する。
【0022】
sp12・・・検出した商品3のサイズL、WおよびHとトレイ種別Tに基づいて、包装機の制御データを決定する。該制御データとしてはフィルムカット長さ、フィルムのプリストレッチの量、商品3のエレベータヘッド上への搬入位置、折り込み板の作動タイミングなどがある。
sp13・・・上述のsp12で決定された制御データに基づいて各作動部を制御し、包装動作を行う。
sp14・・・包装後の商品3を搬出コンベア4に搬出する。
【0023】
次に図4は、計量値付け部Aの動作を説明するフローチャートである。この図を参照して計量値付け部Aの動作について説明する。
まず、sp20において表示操作部14から風袋重量値として処理する商品の商品番号(品番)を入力する。
なお前記RAM12には、表1に示すようなフォーマットの商品ファイルが記憶されている。
【表1】
Figure 0004071429
品番を入力することにより前記商品ファイルから入力する品番に対応して記憶されている商品データが読み出されRAM12の各レジスタに記憶される。
例えば品番「1234」を入力することにより、100グラム当たり150円で、加工日から4日間有効な豚肉(コマ)のデータが記憶される。
【0024】
sp21・・・計量コンベア5に搬入された商品3の重量(Wt・・・総重量)を計量する。
sp22・・・上記sp11によりCPU20から送付されたL、WおよびHの各データに基づいてトレイ重量(風袋重量)を決定する。この決定はRAM12記憶されているトレイサイズ−風袋重量(Wf)変換テーブルに基づいて行われる。この変換テーブルはトレイ種別(標準トレイ・・・T1、軟弱トレイ・・・T2)毎に設けられている。トレイ種別毎にあるトレイサイズ−風袋重量(Wf)変換テーブルの例を表2に示す。
【表2】
Figure 0004071429
なお、この実施形態では風袋重量は商品の入れ物であるトレイの他に包装されているフィルムも含まれるので、このフィルム重量を加味した重量を風袋重量(Wf)として記憶してある。
【0025】
sp23・・・商品の重量(W)、風袋重量(Wf)と単位重量当たりの価格データ(UP)とから、次の式(1)、(2)により商品の値段(P)を計算する。
Wo = W − Wf ・・・・・・・・・・・・(1)
P =( Wo / 100 )× UP ・・・・・(2)
なお、値段(P)の小数点以下は切り捨てとし、単位重量当たりの価格データ(UP)は100グラム当たりの数値なので重量値を100で除してある。
sp24・・・値段、品名、正味重量(Wo)、有効年月日等をラベルに印字して発行口に送る。
sp25・・・商品検出センサs4によって商品があることを検出し、所定時間経過後ラベルを貼付する。
【0026】
なお、上述の実施形態は、包装計量値付け装置であるため、風袋重量はトレイ重量とフィルム重量との和であり、データテーブルにフィルム重量を加味した数値を記憶している。
勿論、計量包装値付け装置(包装後の搬入コンベアに計量器が組み込まれている場合)は風袋重量はトレイ重量であり、データテーブルにはトレイ重量を記憶しなければならない。
【0027】
次に、第2の実施形態として、上述の同一トレイ番号でも風袋重量が異なってしまう場合の風袋重量としてトレイ重量とフィルム重量とを区別した実施形態について説明する。
即ち、表3のようにトレイ重量(Wf1)とフィルム重量(Wf2)との合計値を記憶しておき、計量が包装後に行われる場合、トレイ重量(Wf1)とフィルム重量(Wf2)との合計値を風袋重量とする。計量が包装前に行われる場合、トレイ重量(Wf1)を風袋重量とする。
【表3】
Figure 0004071429
【0028】
次に、第3の実施形態について説明する。
フィルム重量が商品の長さ(L)の値により若干相違があるものの、その相違はトレイ重量に対して無視できる程度なので、RAMにフィルム重量(Wf’)を別に記憶しておき、表4に示す変換テーブルには風袋重量としてトレイ重量(Wf)のみを記憶しておく。そして、計量が包装後の場合、トレイ重量(Wf)とフィルム重量(Wf’)との和を風袋重量とし、計量が包装前の場合、トレイ重量(Wf)を風袋重量とする。ここで、計量が包装後か包装前かは操作部から入力する。
【表4】
Figure 0004071429
【0029】
最後に、第4の実施形態について説明する。
上述の第3の実施形態の変形として、表5に示すようにフィルム重量(Wf’)をフィルムカット長さ毎に記憶しておき、フィルム長さに応じてフィルム重量(Wf’)を変更するようにしても良く、このフィルム長さのデータは包装機側のCPU20から受信する。
【表5】
Figure 0004071429
以上、本発明の一実施形態の動作を図面を参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0030】
例えば、上述の実施形態では包装機と組み合わせた例について説明したが、包装機では従来より、商品のサイズ(L,W,H)を検出して包装制御データを商品のサイズに応じて自動的に認定するようにしているので、その検出データをそのまま利用でき、都合が良いためである。しかしながら、本発明はこの構成に限定されるものではなく、計量値付け装置の搬送コンベアに商品サイズ検出センサを設けたものでも同様の効果を得ることができる。
【0031】
また、上述の実施形態では風袋重量(トレイ重量)を長さ(L)および幅(W)データのみで限定しており、高さ(H)データを用いていない。これは高さデータの場合、実施形態のセンサでは商品の高さがトレイの高さより高い場合、トレイの正確な高さを測定できないためと、通常、長さ(L)と幅(W)の値が同じで、高さ(H)のみが異なるトレイを使用しているユーザが殆どいないことを考慮したためであり、何らかの手段によりトレイの高さを検出し、高さ(H)データを加味してトレイ重量を認定する方式であっても同様の効果を得ることが可能である。
【0032】
また、上述したテーブルにトレイ重量を記憶させる処理については説明しなかったが、このトレイ重量の記憶は、例えば計量値付け装置を設定モードにして空のトレイを流し、その重量を検出した長さ(L)、幅(W)および計量した重量をトレイ番号(入力する)とともに記憶することによって行うことが可能である。
【0033】
また、実施形態では、トレイのタイプとして「標準」、「軟弱」の2種について説明したが、本発明はこの2種のみに限定されるものではない。
【0034】
また、実施形態では長さ(L)、幅(W)を検出してトレイ重量を検出しているが、長さ(L)、幅(W)の検出方法は説明した実施形態に限定されるものではなく、最近は丸形や台形等の変形トレイが使用される場合があるので、TVカメラから得られたビデオ画像をパターン認識する方法によることも可能である。また、長さ(L)、幅(W)に基づいて決定されたトレイ重量をトレイ形状のパターン認識データにより補正するようにしてもよい。
【0035】
また、実施形態では商品ファイルには風袋データを記憶していないが、従来の商品ファイルには風袋データの記憶エリアがあるので、その商品ファイルを利用する場合、
▲1▼商品ファイルに風袋データが記憶されていない(0グラムの場合)のみ、トレイサイズから決定した風袋データを用いることが可能であり、
▲2▼商品ファイルの風袋データエリアに、長さ(L)、幅(W)から決定した最新の風袋データを常時記憶しておき、商品ファイルの風袋データあるいは長さ(L)、幅(W)から決定した風袋データのいずれを使用するか選択可能とすることも可能である。
【0036】
また、実施形態では測定した長さ(L)、幅(W)を計量して値付けする例であったが、サイズ検出部と計量部との間に商品が複数個(図の場合は4個)ある場合は、長さ(L)、幅(W)のデータを設定後FIFO(ファーストインファーストアウト)で記憶しておくことは当然なされるべきことである。
【0037】
【発明の効果】
これまでに説明したように、この発明によれば、
1.品番を入力することで、自動的に風袋重量を呼び出すことができ、また、商品ファイルに風袋重量が記憶されていない場合には、風袋重量は使用するトレイの大きさを検出して自動的に判断できる、
.従来から設けられている被包装物のサイズ検出センサを兼用するので、検出手段を別個に設ける必要がない、
.使用するトレイの種別が異なるユーザやトレイの種別の変更に対して簡単に対応できる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による包装機と組み合わされた計量値付け装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の一実施形態による包装機と組み合わされた計量値付け装置の制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の一実施形態の包装機部Bの動作を説明するフローチャートである。
【図4】 この発明の一実施形態の計量値付け部Aの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 包装装置(包装機)
2 搬入コンベア
3 商品
4 搬出コンベア
5 計量コンベア
6 ラベル印字貼付部
7 ラベル
8 貼付コンベア
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 計量部
14 表示操作部
15 INF
16 コンベア制御部
17 ラベル印字部
18 ラベル貼付部
19 商品検出部(s4)
20 CPU
21 INF
22 ROM
23 RAM
24 表示操作部
25 包装機制御部
26 長さ検出部(s1)
27 幅検出部(s2)
28 高さ検出部(s3)
A 計量値付け部
B 包装機部
C 商品サイズ検出部
s1(s1a,s1b) センサ
s2(s2a,s2b) センサ
s3(s3a,s3b) センサ
s4(s4a,s4b) センサ

Claims (5)

  1. トレイに収容された商品の重量を計量する計量手段と、
    品番に対応して商品の単位当たりの価格データと風袋重量とを記憶する商品ファイルと、
    前記商品を収容するトレイの大きさを検出する検出手段と、
    前記検出したトレイの大きさから風袋重量を決定する風袋重量決定手段と、
    品番を入力して商品ファイルからデータを呼び出して、商品ファイルに風袋重量が記憶されていない場合には、前記風袋重量決定手段によって決定された風袋重量と前記商品の単位当たりの価格データと前記計量手段の計量結果とに基づいて、商品ファイルに風袋重量が記憶されている場合には、前記商品ファイルに記憶されている風袋重量と前記商品の単位当たりの価格データと前記計量手段の計量結果とに基づいて商品の値段を算出する値段算出手段とを具備してなる計量値付け装置。
  2. 前記計量値付け装置は包装装置と組み合わされて使用され、前記商品の値段算出手段は、前記計量手段の計量結果と、前記トレイ重量と、前記商品を包装したフィルムの重量と、前記商品の単位重量当たりの価格データとに基づいて商品の値段を算出することを特徴とする請求項1に記載の計量値付け装置。
  3. 前記トレイ重量決定手段は、トレイの大きさと重量との関係を記憶するトレイ重量テーブルであることを特徴とする請求項1または2に記載の計量値付け装置。
  4. 前記トレイ重量決定手段は、トレイの大きさと重量との関係を記憶するトレイ重量テーブルを複数種類備え、使用するトレイの種別に応じて前記テーブルの一つを選択可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の計量値付け装置。
  5. 前記トレイ重量決定手段は、トレイ形状のパターン認識データにより重量を補正することを特徴とする請求項1または2に記載の計量値付け装置。
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