JP3724352B2 - 値付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、商品の値段ラベルを発行する値付装置、特に予め商品ファイルに商品番号毎に値付用データを記憶しておき、商品番号を入力することで値付用データを呼び出して値付け処理する値付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、計量値付装置、計量包装値付装置等の値付装置では、予め記憶手段(商品ファイル)に商品番号(品番)に対応して単価等の値付け用データを記憶しておき、値付け作業をする際、作業者が品番を入力することによって値付け用データを呼び出し値付け処理することで、操作の簡略化を図っている。
この場合、通常、牛ロース肉、豚ひき肉などのように同一産品(以下、同一産品と称する)であっても、盛り付け量(大盛り、普通盛り等)が異なると使用するトレイが異なるので、異なる品番を付けて別商品とみなして管理している。
これは盛り付け量が異なると、通常、単価(一般に盛り付け量が多いほど割安となる)、品名(例えば「豚ひき肉(大盛り)」、「豚ひき肉(普通盛り)」等)および風袋重量が異なるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上述の方法による値付け処理は、商品の加工とともに行うのが普通なので、同一産品(例えば「豚ひき肉」)の場合には、「普通盛り」の後に「大盛り」のように盛り付け量が異なっても連続的に処理する場合がほとんどであるが、従来は同じ産品の値付けをする場合でも盛り付け量(使用するトレイ)を変えた場合には、その都度それに応じた品番を入力しなければならず、作業者の負担が大きくなるという課題があった。
【0004】
また、うっかりして品番の入力を忘れたり、誤った品番を入力するなどのミスが生じやすく、品番の入力を忘れたり、入力ミスをすると、商品に正しい値段を付けることができないという課題があった。
【0005】
本発明はこのような背景の下になされたもので、盛り付け量を変更した場合の品番入力に関する不都合を根本的に解消する値付装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、商品番号(品番)に対応して単価等の値付け用データとともにその商品に使用するトレイ種別(番号)が予め記憶された商品データ記憶手段を備え、該記憶手段から品番入力により商品データを読み出して値付け処理を行う値付装置において、
値付けする商品を収納したトレイの種別を検出するトレイ種別検出手段と、
同一産品とされる品番が同一グループとして記憶される同一産品ファイルと、
該トレイ種別検出手段の検出結果が、前記品番入力により読み出されたトレイ種別と一致しなかったときに前記同一産品ファイルを検索し、
前記検出されたトレイ種別に対応する品番が、前記読み出されているトレイ種別に対応する品番が含まれる前記同一産品ファイルの同一グループにあるか否かを検索する検索手段と、
該検索手段によって該当する品番が検索された場合、前記検出されたトレイ種別に対応する品番の商品データを読み出し、読み出した商品データで値付け処理を行う制御手段とを備えたことを特徴とする値付装置を提供する。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の値付装置において、
前記検索手段による検索の結果、前記同一グループに、前記検出されたトレイ種別に対応する品番がない場合には、その旨を警告することを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の値付装置において、
前記値付けする商品を計量する計量部と、前記値付けする商品を包装する包装部とをさらに備え、前記トレイ種別検出手段は包装制御データを決定するための前記包装部の一機能として実現されることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の値付装置において、
前記包装部は、その搬入端部に商品のサイズを検出する商品サイズ検出センサーを有し、前記トレイ種別検出手段は、前記商品サイズ検出センサーの検出結果に基づいてトレイ種別の検出を行うことを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の値付装置において、
前記商品サイズ検出センサーは、商品の幅、長さのうちどちらか一方を検出することを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載の発明は、商品番号(品番)に対応して単価等の値付け用データとともにその商品に使用するトレイ種別(番号)が予め記憶された商品データ記憶手段を備え、該記憶手段から品番入力により商品データを読み出して値付け処理を行う値付装置において、
値付けする商品を収納したトレイの種別を検出するトレイ種別検出手段と、
各商品番号(品番)毎に同一産品であることを示す産品コードとトレイ種別とが記憶されている商品ファイルと、
該トレイ種別検出手段の検出結果が、前記品番入力により読み出されたトレイ種別と一致しなかったときに前記商品ファイルを検索し、
前記検出されたトレイ種別に対応する産品コードと前記読み出されたトレイ種別に対応する産品コードとが同じ場合は同一産品と判断し、
前記検出されたトレイ種別に対応する品番の商品データを読み出し、読み出した商品データで値付け処理を行う制御手段とを備えたことを特徴とする値付装置を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態について図を参照しながら説明する。
<装置構成>
図1は、この発明の一実施形態による計量・包装・値付装置の機構の全体構成を示す図である。
この図において、符号Aはストレッチフィルム包装機で、この包装機Aの商品搬送路の側方には計量ラベルプリンタBが配置されている。符号Cは前記ラベルプリンタBにおいて印刷されたラベルを商品に貼付するラベル貼付装置で、このラベル貼付装置Cは商品搬送路の上方に配置されている。
【0015】
ストレッチフィルム包装機Aは、プレストレッチ機構を備えた包装機で、図1の機枠A1の左方に商品を載置する商品載置部(計量皿)aを設ける。この商品載置部(計量皿)aの前方には、商品の長さ方向に移動する一対の反射型センサー3a、3a’を設け、これらのセンサー3a、3a’の移動によって商品の長さLを検知する。
なお、センサー3a、3a’の構成および動作の詳細な説明は、本出願人が先に出願した特開平8−268415号公報に記載されており、公知なのでここでは省略する。
【0016】
一対の反射型センサーによる商品の長さLの測定は、無接触かつ商品を移動させずに測定が可能で、載置ずれがあっても測定可能という特徴を持っている。
プッシャーコンベア41によって商品載置部aに載置された商品が、包装機Aの内部(図の右側)に移送される途中で、高さを変えて置かれた複数の透過型センサーからなる商品の幅(奥行)Wおよび高さH検出センサー3bの出力光を商品が遮光することにより商品の幅Wおよび高さHが検出される。
なお、商品の幅Wは商品の先端がセンサー3bの出力光を遮断したときのプッシャーコンベアのプッシャーの位置で検出され、商品の高さHはセンサー3bが出力光を遮断した数によって検出される。
【0017】
さらに、商品が右側に移動するとエレベータ42に到達する。このエレベータ42の上方には包装部bが設けられ、ここで商品が包装される(包装方法の説明は省略する)。包装された商品は排出プッシャA7によって排出路6に運ばれる。
【0018】
計量ラベルプリンタBは商品を包装機Aの商品載置部(計量皿)aに載置することによって計量されたデータを基に、予め入力設定されている単価から商品値段を算出し、この値段とその他の商品データをラベル用紙に印字し発行するものである。
この印字、発行されたラベルは、商品がセンサー18に到達したときラベル貼付機Cによって貼付される。
【0019】
<電気回路構成>
次に、図2に示す電気回路構成図によって、この発明の一実施形態による計量・包装・値付装置の電気的構成について説明する。
この図の符号1は計量値付け制御部であり、計量値付け制御部1はROM11に記憶されたプログラムを実行することによって、各種の処理を行う。
前記ROM11には制御用プログラムおよび制御用のデータが記憶されている。
【0020】
RAM12はCPUがROMのプログラムを実行する際に使用するワークエリアおよび各種フラグ、レジスタの他、商品番号(品番)毎に値付データを記憶した商品ファイル、同一産品の品番をグループ化して記憶した同一産品グループファイル、検出したトレイ寸法(長さL)とトレイ種別との対応テーブルであるトレイ種別ファイル等を記憶しており、この記憶内容はバックアップ電源によって保護されている。
【0021】
図3は商品ファイルのデータ内容を示す図である。この図に示すように同一産品(豚ひき肉)であっても盛りつけの違いによって単価、トレイ種別、風袋重量が異なるので、異なった品番が割り振られる。
図4に同一産品グループファイルのデータ内容を示す。品番「2345」、「2346」、「2347」は同一産品グループ「123」であることを示している。
【0022】
表示制御部13は後述する内容の各種表示および各種指令およびデータの入力を行う(この表示部で包装機側のデータエラー表示等も行う)。
計量部14は計量皿上の商品の重量をデジタル出力する。
INF15はインターフェース部であり、包装制御部2側のINF21と接続され、各種データの交換を行う。データの内容は、各種ステータスデータの他、包装機側から計量値付け機側へトレイ種別判断およびチェック用データ、またはラベル貼付用データとして商品の長さL、幅W、高さHのデータが送信される。
【0023】
印字部16はラベルに品名、重量、値段、単価、有効日等を印字して発行し、発行口へ送り出す。
貼付部17は発行されたラベルを該当する商品に貼付する。
商品検出センサー18は商品がラベル貼付位置に送られてきたことを検出し、この検出結果に基づいてラベル貼付部を制御する。
【0024】
次に、図2の符号2の包装制御部について説明する。
CPU20は、制御プログラムおよび制御データが記憶されたROM22のプログラムを実行することによって各種の処理を行う。
INF21はインターフェース部であり、計量値付け制御部1側のINF15と接続され、各種データの交換を行う。データの内容は、各種ステータスデータの他、包装機側から計量値付け機側へトレイ種別判断およびチェック用データまたはラベル貼付用データとして商品の長さL、幅W、高さHのデータが送信される。
【0025】
RAM23はワークエリア、フラグ、レジスタの他、商品のサイズ(長さL、幅W、高さH)に基づいて各種包装制御データを決定するためのトレイファイルを記憶している。
これらの各テーブルや各ファイルもバックアップ電源によって保護され、電源OFFでもデータは保護されている。
操作部24は電源スイッチ、スタートスイッチ、停止スイッチ、包装用フィルムフィードスイッチ等各指令スイッチによって構成される。
なお、状態表示およびエラー表示は計量値付け側の表示部13で表示される。
【0026】
機構制御部25はCPU20からの信号に基づいて各動作部を制御する部分を総括的に記載したものであり、実際には、個々のモータ、ソレノイド毎の駆動制御回路でI/Oポートを介してCPU20と接続される。ここで制御されるのは、例えばエレベータ42のエレベータモータ26、搬入コンベア41の搬入コンベアモータ27およびフィルム移送モータ28等があり、前述した長さ(L)、高さ(H)および幅(W)検出センサーもこの部分に含まれる。
【0027】
<処理の概要>
図5は上述の構成による計量・包装・値付装置の処理の概要を説明するフローチャートである。図3から図5を参照して各ステップ毎に順次説明する。
SP10…作業者は(計量・包装)値付け処理する商品の商品番号(品番)を操作手段により操作して入力することにより、その品番に対応して記憶されている値付用の商品データを商品ファイルから読み出す。
読み出された商品データはRAM12に設定されているレジスタに記憶される。この実施形態では、品名、単価、有効日、トレイ種別、風袋重量が読み出される。
【0028】
SP11…作業者は値付け処理する商品(トレイに収納されている)を装置の搬入端の計量皿上に載置する。
SP12…サイズ検出センサー(長さ検出センサー)により、トレイのサイズ(長さL)を検出する。
【0029】
SP13…検出したトレイ(長さL)のサイズにより、RAM12のトレイ種別ファイルによってトレイ種別を判断する。
SP14…判断されたトレイ種別が現在呼び出されてレジスタに設定されているトレイ種別と一致するか否か判断し、一致する場合はSP17に処理が移り、一致しない場合はSP15に移る。
【0030】
SP15…同一産品グループファイルを検索し、現在の品番と同一グループに区分されている品番があるか否かを判断し、ある場合には検出したトレイ種別が記憶されているものがあるか否かを商品ファイルから判断する。
例えば、SP10で品番「2345」を入力した場合、検出したトレイ種別が「T3」であればSP14の判断はYESであり、「T3」以外であればSP14の判断はNOとなる。検出したトレイ種別が「T4」または「T5」の場合、SP15の判断はYESであり、「T4」または「T5」以外の場合はNOとなる。
SP15の判断がNOの場合は、使用するトレイのミス、または処理する産品を変更した場合の品番の入力忘れ等明らかな作業ミスなのでSP20に移り、その旨の警報(表示、ブザー等)を出して処理を中止し、装置の動作モードを停止モードにする。
【0031】
SP16…SP15の判断がYESの場合、検出したトレイ種別を記憶する品番の商品データを読み出してレジスタに設定する。
例えば、トレイ種別が「T4」の場合は品番「2346」、トレイ種別が「T5」の場合は品番「2347」の商品データを読み出す。
SP17…レジスタに設定されているデータに基づいて計量処理、包装処理、値付処理を行う。
【0032】
SP18…同一産品の値付処理が終了したかを作業者が判断し、NOの場合はSP11に飛ぶ。
SP19…値付処理が終了したか否か判断し、NOの場合はSP10へ飛び、別の産品の値付処理を行う。
SP20…SP15の判断がNOだったとき、警報を出して処理を中止する。
【0033】
上述の実施形態においては、トレイの長さLのみを検出してトレイ種別を判断しているが、これは、従来の装置の構成をそのまま利用して本発明を実施したためである。トレイの種別(サイズ)はメーカ毎に様々なものがあり、これらは各ユーザで広く使用されているものの、実際には個々のユーザ単位でみれば、使用するトレイのメーカも種類も限られている場合が大半であり、長さLが同じで幅Wのみが異なるトレイを使用することはほとんどなく、従って、都営の長さLのみでトレイ種別を判断してもかなりの確率でトレイ種別の検出を正確に行うことができる。
なお、トレイの幅Wが検出されたときにトレイの長さLで判断したトレイ種別が正しいか否かをチェックしてチェック結果が正しくないと判断した場合、その旨を警報するようにしてもよい。
【0034】
<他の実施形態>
上述の一実施形態では、同一産品に区分される品番を同一商品グループファイルに記憶し、そのファイルを参照することで同一産品であることを判断しているが、図6に示すように商品ファイルに産品コードを記憶しておき、産品コードが同じものを同一産品と判断するようにしてもよい。
例えば図6において、品番「2345」と「2346」の商品は、同一の産品コード「123」なので、同一産品と判断する。
【0035】
また、商品番号の付与に規則性を持たせることにより同一商品か否かの判断を行うことも可能である。
例えば、「2345」、「2346」、「2347」のように4桁の品番のうち、上位の3桁を産品コードとし、下位の1桁を盛り付け量の識別コードとすることにより上位3桁が同一の品番は同一産品であると判断できる。
【0036】
また、品名の付与に規則性を持たせることでも同一産品の判断を行うことができる。
例えば、品番「2345」に対応する品名を「豚ひき肉(小)」、
品番「2346」に対応する品名を「豚ひき肉(普通)」、
品番「2347」に対応する品名を「豚ひき肉(大)」、
のように、品名を産品+盛り付け量とし、盛り付け量は( )を付けるとすれば、( )の前の品名である「豚ひき肉」が品名に記憶されているものは同一産品であると判断できる。
【0037】
以上、本発明の実施形態の動作を図面を参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、以下に記載する場合も本発明に含まれる。
【0038】
a.実施形態では、前述の如くトレイの幅(長さ)のみを検出してトレイ種別を判断しているが、これは従来の装置の構成をそのまま利用して本発明を実施したためであり、トレイ種別の検出方法およびセンサーの種類、構造には限定されない。
商品を値付装置に載置した状態で幅および長さをセンサーで検出するタイプ、またはTVカメラで撮影し、パターン認識の手法によってトレイ種別を判断する方法、あるいは各トレイにトレイ種別判断用のマークを予め付加しておき、このマークを読み取る方法等が考えられる。
【0039】
b.実施形態は、計量・包装・値付装置の場合であり、ラベル貼付を自動で行ったが、この構成に限定されない。
例えば、手貼りでもよいし、計量値付装置でもよい。また、定額値付装置(この場合は単価データではなく、値段データが商品ファイルに記憶されている)でもよい。
要は、同一の産品であっても盛り付け量(使用するトレイ)毎に異なる品番が付与され、異なる商品として管理されているタイプの値付装置であれば、本発明を実施することで目的とする効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】
これまでに説明したように、この発明によれば以下のような効果が得られる。
イ.同じ産品で盛り付け量を変えて連続して処理する場合、使用するトレイの品番のデータが自動的に読み出され、読み出されたデータによって値付け処理が行われるので、作業者は品番を入力する必要がなくなる。また、誤った品番が入力される虞もなくなる。
【0041】
ロ.また、同じ産品でも盛り付け量(トレイ種別)が異なると別の商品番号を付与し、別商品として扱うので、盛り付け量毎の実績データの正確な集計が可能であるとともに、盛り付け量に応じた単価や商品名を適宜設定できる。
【0042】
ハ.請求項2の発明によれば、使用するトレイを間違えた場合には、その旨が警告される。
【0043】
ニ.請求項3から5のいずれかの発明によれば、従来の包装機が備えているトレイ種別検出手段を利用することにより、従来の装置においてソフトの変更のみで実施することができる。
【0046】
ホ.請求項6の発明によれば、従来の構成を大幅に変更することなく実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による計量・包装・値付装置の機構の全体構成を示す図。
【図2】 この発明の一実施形態による計量・包装・値付装置の電気回路構成を示す図。
【図3】 商品ファイルのデータ内容を示す図。
【図4】 同一産品グループファイルのデータ内容を示す図。
【図5】 処理の概要を説明するフローチャート。
【図6】 この発明の他の実施形態による商品ファイルのデータ内容を示す図。
【符号の説明】
A ストレッチフィルム包装機
A1 機枠
A7 排出プッシャ
a 商品載置部
3a、3a’ 反射型センサー
3b 幅および高さセンサー
B 計量ラベルプリンタ
b 包装部
C ラベル貼付装置3
1 計量値付制御部
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 表示制御部
14 計量部
15 INF
16 印字部
17 貼付部
18 商品検出センサー
2 包装制御部
21 INF
22 ROM
23 RAM
24 操作部
25 機構駆動部
26 エレベータモータ
27 搬入コンベアモータ
28 フィルム移送モータ
29 商品長さL検出センサー
30 商品幅W、高さH検出センサー
41 プッシャーコンベア
42 エレベータ

Claims (6)

  1. 商品番号(品番)に対応して単価等の値付け用データとともにその商品に使用するトレイ種別(番号)が予め記憶された商品データ記憶手段を備え、該記憶手段から品番入力により商品データを読み出して値付け処理を行う値付装置において、
    値付けする商品を収納したトレイの種別を検出するトレイ種別検出手段と、
    同一産品とされる品番が同一グループとして記憶される同一産品ファイルと、
    該トレイ種別検出手段の検出結果が、前記品番入力により読み出されたトレイ種別と一致しなかったときに前記同一産品ファイルを検索し、
    前記検出されたトレイ種別に対応する品番が、前記読み出されているトレイ種別に対応する品番が含まれる前記同一産品ファイルの同一グループにあるか否かを検索する検索手段と、
    該検索手段によって該当する品番が検索された場合、前記検出されたトレイ種別に対応する品番の商品データを読み出し、読み出した商品データで値付け処理を行う制御手段とを備えたことを特徴とする値付装置。
  2. 前記検索手段による検索の結果、
    前記同一産品ファイルの同一グループに、前記検出されたトレイ種別に対応する品番がない場合には、その旨を警告することを特徴とする請求項1に記載の値付装置。
  3. 前記値付けする商品を計量する計量部と、前記値付けする商品を包装する包装部とをさらに備え、
    前記トレイ種別検出手段は包装制御データを決定するための前記包装部の一機能として実現されることを特徴とする請求項1または2に記載の値付装置。
  4. 前記包装部は、その搬入端部に商品のサイズを検出する商品サイズ検出センサーを有し、
    前記トレイ種別検出手段は、
    前記商品サイズ検出センサーの検出結果に基づいてトレイ種別の検出を行うことを特徴とする請求項3に記載の値付装置。
  5. 前記商品サイズ検出センサーは、
    商品の幅、長さのうちどちらか一方を検出することを特徴とする請求項4に記載の値付装置。
  6. 商品番号(品番)に対応して単価等の値付け用データとともにその商品に使用するトレイ種別(番号)が予め記憶された商品データ記憶手段を備え、該記憶手段から品番入力により商品データを読み出して値付け処理を行う値付装置において、
    値付けする商品を収納したトレイの種別を検出するトレイ種別検出手段と、
    各商品番号(品番)毎に同一産品であることを示す産品コードとトレイ種別とが記憶されている商品ファイルと、
    該トレイ種別検出手段の検出結果が、前記品番入力により読み出されたトレイ種別と一致しなかったときに前記商品ファイルを検索し、
    前記検出されたトレイ種別に対応する産品コードと前記読み出されたトレイ種別に対応する産品コードとが同じ場合は同一産品と判断し、
    前記検出されたトレイ種別に対応する品番の商品データを読み出し、読み出した商品データで値付け処理を行う制御手段とを備えたことを特徴とする値付装置。
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