JPH11292441A - エスカレータの踏板 - Google Patents

エスカレータの踏板

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JPH11292441A
JPH11292441A JP9774798A JP9774798A JPH11292441A JP H11292441 A JPH11292441 A JP H11292441A JP 9774798 A JP9774798 A JP 9774798A JP 9774798 A JP9774798 A JP 9774798A JP H11292441 A JPH11292441 A JP H11292441A
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escalator
plate
tread plate
ridge
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豊 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 降雨時であっても乗載者の足元が滑ることの
ないエスカレータの踏板を提供する。 【解決手段】 エスカレータの踏板1は、櫛歯プレート
20と踏板基板21とから成る。踏板基板21はアルミ
ダイキャストまたはステンレス鋼から成り、櫛歯プレー
ト20は平坦な金属よりも摩擦係数の大きい材料、たと
えばゴムまたは合成樹脂から成り、踏板基板21にビス
また接着剤によって固着される。櫛歯プレート20は、
走行方向に沿って延び、走行方向に垂直な幅方向に間隔
をあける複数の突条22を有する。したがって、雨水な
どが踏板1上に溜まったとしても、踏板1上の乗載者は
足元が滑るといったことが防がれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設の階段に載置
して設置するエスカレータの踏板に関する。
【0002】
【従来の技術】大掛かりな工事をすることなく、既設の
階段に載置し、コンクリートボルトなどによって固定し
て設置するエスカレータがある。このようなエスカレー
タは、設置が容易なことにより、たとえば駅などの階段
に設置する場合が多い。
【0003】また、エスカレータの踏板の乗載面には、
走行方向に沿って延び、相互に間隔をあけて配置される
複数の突条によって櫛歯状に形成されている。この櫛歯
は滑り止めの役目を果たすとともに、雨水などが櫛歯の
凹溝に案内されて、踏板の上面を超えて雨水が溜まるこ
とを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ば駅のプラットホームに設置されたエスカレータの場
合、雨が降ってきたときに多くの通勤客の傘からの水滴
によって、階下側の踏板は、櫛歯の凹溝を越えて水が溢
れ、踏板上面を覆って雨水が溜まる場合がある。踏板は
アルミダイキャストまたはステンレス鋼から成り、突条
は走行方向に延び、かつ表面は平滑であるので、乗載者
が踏板から床面上に乗り移るために踏板に力をかけたと
き、表面が濡れていると突条に沿って滑りやすくなると
いった問題を有する。
【0005】また、エスカレータをプラットホームに設
置した場合には、場所によっては、エスカレータに直接
雨などが降込む場合があり、これによってさらに雨水が
溜まりやすくなる。
【0006】本発明の目的は、降雨時であっても足元が
滑らないエスカレータの踏板を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、階段に載置して設置されるエスカレータに備えら
れ、走行方向に沿って延び、走行方向に垂直な幅方向に
間隔をあけて配置される複数の突条を有するエスカレー
タの踏板において、前記突条の上面には、平滑な金属表
面よりも摩擦係数の大きい滑り止め部材が設けられるこ
とを特徴とするエスカレータの踏板である。
【0008】本発明に従えば、踏板の突条の上面に平滑
な金属表面よりも摩擦係数の大きい滑止め部材が設けら
れるので、突条の上面を覆って踏板上に雨水が溜まって
いたとしても、滑止め部材によって足元が滑るといった
ことが防がれる。
【0009】請求項2記載の本発明は、階段に載置して
設置されるエスカレータに備えられ、走行方向に沿って
延び、走行方向に垂直な幅方向に間隔をあけて配置され
る複数の突条を有するエスカレータの踏板において、前
記各突条間の凹溝の内面は、撥水処理されることを特徴
とするエスカレータの踏板である。
【0010】本発明に従えば、凹溝の内周面は撥水処理
される。たとえば撥水処理されず、アルミダイキャスト
またはステンレス鋼などの金属から成る従来の櫛歯状の
踏板の場合には、表面張力によって雨水が凹溝内に溜ま
りやすくなり、これによって踏板の表面は各突条の上面
を覆って雨水が溜まりやすくなる。これに対して本発明
では凹溝の内周面が撥水処理されているので、凹溝内に
雨水が溜まりにくく、凹溝内の雨水は凹溝に沿ってすぐ
に排水されて踏板の表面が雨水によって覆われるといっ
たことが防がれる。これによって、降雨時であっても足
元が滑るといったことが防がれる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるエスカレータの踏板1を部分的に切欠いて示す斜視
図であり、図2はエスカレータの踏板1を備えるエスカ
レータ2の概略的な構造を示す断面図である。エスカレ
ータ2は、階下フロア4から階上フロア5にわたって設
けられる既設の階段3に載置した状態で、取付部材6を
介してコンクリートボルトなどによって固定されて設置
される。このようなエスカレータ2は、たとえば駅など
に設置される。
【0012】エスカレータ2は、階下フロア4側に設け
られるスプロケットホイール7と、階上フロア5側に設
けられるスプロケットホイール8とにわたって張架され
る無端状のチェーン9に、複数の踏板1が連結され、ス
プロケットホイール7をモータ15によって回転駆動す
ることによって、踏板1が上張架領域S1で走行方向A
で示すように階下フロア4から階上フロア5に向かって
循環駆動し、上り用エスカレータとして用いられる。ま
た上部には、踏板1と同期して循環駆動する手摺13が
設けられる。
【0013】各踏板1は階上フロア5側の一端部がチェ
ーン9に角変位自在に連結され、階下フロア4側の他端
部に蹴込み板10が角変位自在に連結される。蹴込み板
10の下端部にはローラ11が設けられる。このローラ
11がガイドレール14に沿って案内されることによっ
て、上張架領域S1において踏込み板10は、下方に突
出した角変位位置で隣接する踏板10との間隔を塞ぐと
ともに、踏板1は水平な状態で走行する。階上フロア5
に達したとき、蹴込み板10はガイドレール14に案内
されて踏板1にほぼ水平となる角変位位置に退避して折
畳まれる。
【0014】踏板1は、上張架領域S1から下張架領域
S2へ反転する反転領域S3において、踏板1の上方に
臨む乗載面を上方に向けた状態で下張架領域S2に移行
する。スプロケットホイール7近傍には回転案内手段1
2が設けられ、上張架領域S1の上端部で蹴込み板10
が折畳まれた後、回転案内手段12は折畳まれた状態の
蹴込み板10のローラ11を支持しながら回転し、蹴込
み板10を折畳んだ状態で反転領域S3で上張架領域S
1から下張架領域S2に案内する。
【0015】下張架領域S2では蹴込み板10が折畳ま
れた状態で階上フロア5から階下フロア4に向かって走
行する。階下フロア4に達したとき、蹴込み板10に設
けられるローラ11は、案内レール18に案内されて、
蹴込み板10は折畳まれた状態で反転領域S4で、下張
架領域S2から上張架領域S1に移行する。上張架領域
S1に達した後、蹴込み板10に設けられるローラ11
が案内レール18に案内されて、蹴込み板10は自重に
よって下方に角変位する。このように蹴込み板10が下
方に角変位した状態では、階下フロア4側に隣接する踏
板との隙間が蹴込み板10によって塞がれ、これによっ
て各踏板1間の隙間に乗載者の足先などが挟まれるとい
ったことが防がれる。
【0016】このように上張架領域S1では踏板10が
下方に角変位して突出し、踏板1間の隙間を塞ぎ、下張
架領域S2では踏板10が上方に角変位して退避して折
畳まれるので、エスカレータ2の薄型化が図られ、たと
えば厚みWが40cm以下とすることができる。
【0017】このようなエスカレータ2は上り用のエス
カレータとして使用される場合に限らず、モータの回転
方向を逆転することによって下り用のエスカレータとし
て用いることもできる。この場合には、前記回転案内手
段12は階下フロア4側に設けられ、折畳まれた状態で
踏板10を反転領域S4で上張架領域S1から下張架領
域S2に案内する。
【0018】図1に示されるように、踏板1は櫛歯プレ
ート20と踏板基板21とから成る。櫛歯プレート20
は、走行方向Aに沿って延び、走行方向Aに垂直な幅方
向に相互に間隔をあけて配置される複数の突条22を有
する。踏板基板21は、図示されるようにL字状に屈曲
し、上方に臨む一表面に櫛歯プレート20が固着され
る。
【0019】蹴込み板10は櫛歯プレート25a,25
bと蹴込み基板24とから成る。櫛歯プレート25a,
25bは上下方向に延び、上下方向に垂直な幅方向に相
互に間隔をあけて配置される複数の突条26を有する。
蹴込み基板24は、湾曲し、外方に臨む一表面に櫛歯プ
レート25aが固着される。また、踏板基板21の下方
に立下がる立下がり部29に櫛歯プレート25bが固着
される。
【0020】これらの各櫛歯プレート20,25はそれ
ぞれ硬質のゴムまたは合成樹脂から成り、また各基板2
1,24はアルミダイキャストまたはステンレス鋼から
成り、前記櫛歯プレート20,25が接着剤またはビス
などによって固着され、基板21,24から剥離するこ
とが防がれる。各櫛歯プレート20,25はそれぞれ平
坦な金属よりも摩擦係数が大きい。
【0021】したがって、雨水などが踏板1上に溜ま
り、各突条22の上面28をも覆って雨水が溜まってい
たとしても突条22の摩擦係数が大きいので、乗載者の
足元が滑るといったことが防がれる。
【0022】図1において、参照符23は蹴込みプレー
ト25a,25b間の境界線を示し、蹴込み板10が折
り畳まれるときに蹴込み板10はここで分離する。した
がって、蹴込み板10が下方に角変位したとき、上方の
蹴込みプレート25aと下方の蹴込みプレート25bと
が当接することによって各蹴込みプレート25a,25
bは緩衝材としても機能する。これによって騒音の発生
や振動を防止することができる。
【0023】また図1に示されるように、階上フロア5
側の各突条22の先端部22aは上面28に向かうにつ
れて階上フロア5側へ突出して形成されているので、図
3(a)に示される踏板1の平面図のように、各突条2
2の先端部22aは蹴込み板10の各突条26間にそれ
ぞれ嵌まり込んだ状態にある。このような状態で、踏板
1と蹴込み板10とが相互に走行方向Aに垂直な横方向
にずれた場合には、図3(b)に示されるように、踏板
1の突条22の各先端部22aと蹴込み板10の各突条
26とが相互に接触することになる。
【0024】たとえば従来の踏板および蹴込み板のよう
に各突条が金属製である場合には、突条が衝突したとき
大きな衝突音や振動が発生し、また突条が欠ける場合が
あるが、本実施形態では、踏板1および蹴込み板10の
各突条22,26がゴムまたは合成樹脂から成るので、
可撓性および弾発性を有し、接触時の騒音および振動の
発生が防がれる。また接触したときに突条22,26が
容易に欠けるといったことも防がれる。
【0025】また櫛歯プレート20が可撓性および弾発
性を有するゴムまたは合成樹脂から成ることにより、乗
載者が転倒したとしてもその衝撃が緩和されることにな
る。また各突条22が擦り減って雨水が凹溝27からあ
ふれやすくなった場合には、櫛歯プレート20のみを交
換することができる。
【0026】図4は、本発明の実施の他の形態であるエ
スカレータの踏板30を示す断面図である。なお踏板3
0は図2に示されるエスカレータ2に用いられるものと
する。
【0027】踏板30は、アルミダイキャストまたはス
テンレス鋼から成り、進行方向Aに延び、相互に間隔を
あける複数の突条22を有する踏板基板31と、この踏
板基板31の上方に臨む一表面を覆う被覆層32とから
成る。被覆層32は、撥水性を有する合成樹脂から成
り、少なくとも各突条33間の凹溝34を覆うように踏
板基板31上にコーティングされる。高い撥水性、すな
わち表面張力の小さい被覆層32が各突条33間の凹溝
34にコーティングされることにより、凹溝34内に雨
水が溜まりにくくなり、踏板30上の雨水は凹溝34に
沿ってすぐに排水されることになる。したがって、降雨
時であっても各突条33の上面35を覆って雨水が踏板
30上に溜まるといったことが防がれ、これによって乗
載者の足元が滑るといったことが防がれる。
【0028】このような被覆層32は、たとえば高い撥
水性を有するシリコン樹脂から成る。また被覆層32を
シリコンゴムとし、凹溝34だけでなく突条33の上面
35も覆うようにコーティングすることによって降雨時
に水を排水するだけでなく、突条33の上面35の摩擦
係数が大きくなり、乗載者の足元も滑りにくくすること
ができる。
【0029】図5は、本発明の実施のさらに他の形態で
あるエスカレータの踏板40を示す断面図である。なお
この踏板40は図2に示されるエスカレータ2に用いら
れるものとする。
【0030】踏板40は、進行方向Aに沿って延び、相
互に間隔をあける複数の突条42を有する金属製の踏板
基板41と、各突条42の上面44上に固着される滑止
め部材43とから成る。滑止め部材43は、平坦な金属
よりも摩擦係数の大きいゴムまたは合成樹脂から成り、
踏板基板41の上面にビス止めまたは接着剤によって固
着される。このように滑止め部材43が設けられること
により、踏板40上に雨水が溜まるなどしても乗載者の
足元が滑るといったことが防がれる。また、滑止め部材
43の一部が摩耗するなどしても摩耗した滑止め部材4
3のみを交換することができ、踏板40の耐久性が向上
する。
【0031】このような踏板40の踏板基板41の表面
に、少なくとも突条42間の凹溝45を覆うように撥水
処理してもよい。これによって、凹溝45から雨水が排
水されて踏板40上に雨水が溜まりにくくなり、乗載者
が滑るといったことがさらに防がれる。
【0032】このような滑止め部材43は図5に示され
るように矩形板状に限らず、図6に示される踏板50の
ように、中央部が突出して長手方向に延びる嵌合突条5
1を有する滑止め部材52であってもよい。このとき、
踏板基板41の各突条42の上部には、滑止め部材52
の嵌合突条51が嵌込む嵌合凹溝53が形成される。こ
のように踏板基板41の各突条42に滑止め部材52が
嵌込んで固着されることによって、滑止め部材52が簡
単に突条42から剥離するといったことが防がれる。
【0033】また滑止め部材は、図7に示される踏板5
5のように、断面形状がコの字状であり、踏板基板41
の突条42を覆って突条42に固着されてもよい。この
とき、滑止め部材43はすべての突条42に設けるので
はなく、図7に示されるように1つ置きに交互に設けて
もよい。このような構成であっても乗載者の足元が滑る
といったことを確実に防止することができる。また突条
42を覆うように滑止め部材56が固着されることによ
り、滑止め部材56が簡単に剥離するといったことが防
がれる。
【0034】図8は、本発明の実施のさらに他の形態で
あるエスカレータの踏板60を示す斜視図である。なお
この踏板60は図2に示されるエスカレータ2に用いら
れるものとする。
【0035】踏板60は、踏板基板61と滑止め部材6
2とから成り、踏板基板61は走行方向Aに沿って延
び、相互に間隔をあける複数の突条部63を有する。こ
の突条部63には、図8に示されるように長手方向に相
互に間隔をあけて台形状の切欠き64が形成され、この
切欠き64にそれぞれ平坦な金属よりも摩擦係数の大き
い滑止め部材62が嵌まり込む。踏板基板61の突条部
63と滑止め部材62とによって踏板60の突条65は
構成される。
【0036】踏板基板61はアルミダイキャストまたは
ステンレス鋼から成り、滑止め部材62は可撓性および
弾発性を有するゴムまたは合成樹脂から成る。
【0037】従来の踏板1は、突条が平坦な金属から成
り、さらに突条が走行方向に沿って延びているので、踏
板から床面上に降りるときに踏板が雨水などで濡れてい
る場合、踏板に力をかけたときに足元が突条に沿って滑
り、転倒するおそれがあったが、本実施形態の突条65
は、長手方向に間隔をあけて交互に金属性の突条部63
と、可撓性および弾発性を有する滑り止め部材62とが
設けられるので、踏板から降りようとして踏板に力をか
けたとき、可撓性を有する柔軟な滑止め部材62がへこ
み、乗載者の足先が切欠き64に引掛かって突条65に
沿って足元が滑るといったことが確実に防がれる。
【0038】このような滑止め部材62は、たとえばウ
レタンゴムから成る。また、滑止め部材62は下面が拡
開した台形状に形成され、切欠き64に嵌込んだ状態で
固着されるので容易に外れるといったことが防がれる。
また滑止め部材62をシリコンゴムによって形成し、踏
板基板61の表面に撥水性を有するシリコン樹脂をコー
ティングすることによって、突条65間の凹溝に雨水な
どが溜まるといったことを防ぎ、これによってさらに滑
りにくくすることができる。
【0039】本発明のさらに他の実施形態として、金属
製櫛歯プレートの各突条の上面を粗面加工することによ
って滑りにくくするように構成してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、突条の上
面には滑止め部材が設けられるので、踏板上に雨水が溜
まったとしても乗載者の足元が滑るといったことが防が
れる。
【0041】また本発明によれば、各突条間の凹溝の内
周面は撥水処理されるので、凹溝内に雨水が溜まること
なくすぐに排水されるので、踏板を覆って雨水が溜まる
といったことが防がれる。これによって、乗載者の足元
が滑るといったことが防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるエスカレータの踏
板1近傍を部分的に切欠いて示す斜視図である。
【図2】踏板1を備えるエスカレータ2の概略的な構造
を示す断面図である。
【図3】エスカレータの踏板1の平面図である。
【図4】本発明の実施の他の形態である踏板30を示す
断面図である。
【図5】本発明の実施のさらに他の形態である踏板40
を示す断面図である。
【図6】本発明の実施のさらに他の形態である踏板50
を示す断面図である。
【図7】本発明の実施のさらに他の形態である踏板55
を示す断面図である。
【図8】本発明の実施のさらに他の形態である踏板60
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,30,40,50,55,60 踏板 2 エスカレータ 3 階段 10 蹴込み板 20,25 櫛歯プレート 21,41,61 踏板基板 22,26,33,42,65 突条 27,34,45 凹溝 28,35 上面 35 被覆層 43,52,56,62 滑止め部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、階段に載置し
て設置されるエスカレータに備えられ、走行方向に沿っ
て延び、走行方向に垂直な幅方向に間隔をあけて配置さ
れる複数の突条を有するエスカレータの踏板において、
前記各突条間の凹溝の内面は、撥水処理されることを特
徴とするエスカレータの踏板である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が基礎とするエス
カレータの踏板1を部分的に切欠いて示す斜視図であ
り、図2はエスカレータの踏板1を備えるエスカレータ
2の概略的な構造を示す断面図である。エスカレータ2
は、階下フロア4から階上フロア5にわたって設けられ
る既設の階段3に載置した状態で、取付部材6を介して
コンクリートボルトなどによって固定されて設置され
る。このようなエスカレータ2は、たとえば駅などに設
置される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図4は、本発明の実施の一形態であるエス
カレータの踏板30を示す断面図である。なお踏板30
は図2に示されるエスカレータ2に用いられるものとす
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】図5は、本発明の実施の他の形態であるエ
スカレータの踏板40を示す断面図である。なおこの踏
板40は図2に示されるエスカレータ2に用いられるも
のとする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各突条間
の凹溝の内周面は撥水処理されるので、凹溝内に雨水が
溜まることなくすぐに排水されるので、踏板を覆って雨
水が溜まるといったことが防がれる。これによって、乗
載者の足元が滑るといったことが防がれる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が基礎とするエスカレータの踏板1近傍
を部分的に切欠いて示す斜視図である。
【図2】踏板1を備えるエスカレータ2の概略的な構造
を示す断面図である。
【図3】エスカレータの踏板1の平面図である。
【図4】本発明の実施の一形態である踏板30を示す断
面図である。
【図5】本発明の実施の他の形態である踏板40を示す
断面図である。
【図6】本発明の実施のさらに他の形態である踏板50
を示す断面図である。
【図7】本発明の実施のさらに他の形態である踏板55
を示す断面図である。
【図8】本発明の実施のさらに他の形態である踏板60
を示す斜視図である。
【符号の説明】 1,30,40,50,55,60 踏板 2 エスカレータ 3 階段 10 蹴込み板 20,25 櫛歯プレート 21,41,61 踏板基板 22,26,33,42,65 突条 27,34,45 凹溝 28,35 上面 35 被覆層 43,52,56,62 滑止め部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段に載置して設置されるエスカレータ
    に備えられ、走行方向に沿って延び、走行方向に垂直な
    幅方向に間隔をあけて配置される複数の突条を有するエ
    スカレータの踏板において、 前記突条の上面には、平滑な金属表面よりも摩擦係数の
    大きい滑り止め部材が設けられることを特徴とするエス
    カレータの踏板。
  2. 【請求項2】 階段に載置して設置されるエスカレータ
    に備えられ、走行方向に沿って延び、走行方向に垂直な
    幅方向に間隔をあけて配置される複数の突条を有するエ
    スカレータの踏板において、 前記各突条間の凹溝の内面は、撥水処理されることを特
    徴とするエスカレータの踏板。
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