JP2002339538A - 手 摺 - Google Patents

手 摺

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JP2002339538A
JP2002339538A JP2001142687A JP2001142687A JP2002339538A JP 2002339538 A JP2002339538 A JP 2002339538A JP 2001142687 A JP2001142687 A JP 2001142687A JP 2001142687 A JP2001142687 A JP 2001142687A JP 2002339538 A JP2002339538 A JP 2002339538A
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JP
Japan
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handrail
slip member
handrail bar
groove
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001142687A
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English (en)
Inventor
Masayasu Ando
正泰 安藤
Akio Takahashi
昭雄 高橋
Yoshihiro Kameyama
義弘 亀山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AATEKKUSU KK
Shikoku Chemicals Corp
Original Assignee
AATEKKUSU KK
Shikoku Chemicals Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手摺棒本体に複雑な成形加工を施すことな
く、しかも簡単に滑り止め機能を付与し得る安価な手摺
を提供する。 【解決手段】 支柱2の上端に設けた支持ブラケット
3が取り付けられる溝部41を手摺棒本体4の下面に一
体的に形成し、溝部41には係止縁が形成され、凹部8
1と凸部82が交互に設けられ凹凸状の段部83を有
し、樹脂により成形加工された滑り止め部材8の係合部
を溝部41の係止縁に係合することにより、滑り止め部
材8を手摺棒本体4の溝部41に係着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、階段あるいはス
ロープ等の歩道に沿って設置される手摺であって、特に
手摺棒本体に滑り止め機能を付与した手摺に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】階段あるいはスロープ等の歩道に沿って
手摺が設けられているが、このような手摺に設けられる
手摺棒本体は通常歩行者等の手が引っ掛かることの無い
よう滑らかに表面加工が施されているが、歩行者が手摺
棒本体を掴んで階段等を昇り降りする際に、手が滑り、
体を充分に支えることができいなどの不具合が生じてい
た。
【0003】このような不具合に対し、実用新案登録第
3001698号、同3049750号公報に示される
ように、手摺棒の表面に凹凸部を形成し、凹凸部によっ
て滑り止め機能を付与した手摺が提案されている。しか
しながら、これらの従来技術によると、手摺棒本体その
ものの表面に凹凸部を一体的に形成しているので、手摺
棒本体の成形加工が複雑となり、安価な手摺が提供し難
いものであった。また、手摺棒本体断面の径が細くなっ
ている部分においては、手摺棒本体の強度低下を招き、
長期の使用に耐え難いものであった。
【0004】特開平8−326257号、同10−11
0512号、同10−212808号公報には、心材と
なる丸パイプ状の中空部材表面に凹凸部が形成された被
膜層を被せ、手摺棒本体を形成したものが開示されてい
る。この従来技術によれば、荷重等を受け止める手摺棒
本体の心材は単なる丸パイプ状としているので、手摺棒
本体の成形加工が複雑となることはなく、部分的に径が
細くなっているところもないので強度低下を招くことは
ない。しかしながら、中空部材の表面に被膜層を被せな
ければならないため、手摺の製作が煩雑となり、既設の
手摺棒本体には被膜層を被せることが困難なものであ
る。また、被膜層と中空部材との間にズレが生じると、
被膜層に捻じれが発生し、手摺表面に皺が発生する等し
て品質感並びに美感を低下させるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、手
摺棒本体に複雑な成形加工を施すことなく、簡単に滑り
止め機能を付与し得る手摺を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、凹凸状の段部を形
成した滑り止め部材を、手摺棒本体の下面に取付けたこ
とによって、所期の目的を達成したものである。
【0007】さらに、請求項2に記載の発明は、手摺棒
本体の下面に係止縁を有する溝部を一体的に形成し、滑
り止め部材に形成した係合部を溝部の係止縁に係合し、
滑り止め部材を溝部に係着したことにより、滑り止め部
材の取付け作業を簡略化した手摺を提供し得るものであ
る。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、手摺棒本
体の下面に係止縁を有する取付帯を固着し、滑り止め部
材に形成した係合部を取付帯の係止縁に係合し、滑り止
め部材を取付帯に係着したことにより、種々の形状の手
摺に滑り止め部材を取付けることができ、既設の手摺で
あっても簡単に滑り止め部材を後付けすることができ
る。
【0009】
【作用】この発明によれば、手摺棒本体に複雑な成形加
工を施すことなく、滑り止め機能を付与できるので、手
摺棒本体の加工に要するコストアップを抑え、部分的に
断面径が細くなることによる手摺棒本体の強度低下を招
くことはない。また、滑り止め部材は手摺棒本体に部分
的に取付けられるので、滑り止め機能を付与した手摺を
安価に提供することができる。さらに、請求項3に記載
の手摺によれば、既設の手摺であっても簡単に後付けす
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を第一乃
至第二実施例に基づき説明する。図中1は手摺を表わ
し、手摺1は階段あるいはスロープ等の歩道に沿って設
置される。歩道に沿って複数の支柱2が立設され、支柱
2の上端に設けられた支持ブラケット3、3間の上面に
わたって手摺棒本体4が架設されている。手摺棒本体4
はアルミニウム製形材等により形成されており、手摺棒
本体4の下面には支持ブラケット3が取付けられる溝部
41が形成され、溝部41内に挿入された止め板5と支
持ブラケット3が螺子6により連結され、止め板5と支
持ブラケット3の間に溝部41の係止縁42が挟着され
る。なお、溝部41は手摺棒本体4の長手方向全域にお
いて形成されており、支持ブラケット3は手摺棒本体4
のどの位置においても取付け可能である。
【0011】支持ブラケット3は支柱2と螺子軸7を介
して回動自在に連結されており、傾斜地に手摺1を施工
する際に、施工場所の傾斜角度に合わせて支持ブラケッ
ト3の傾斜角度を回動調節した後に、手摺棒本体4が取
付けられる。
【0012】溝部41には支持ブラケット3のほかに滑
り止め部材8が係着されており、滑り止め部材8はAA
S樹脂により所定長に成形加工されており、凹部81と
凸部82が交互に設けられた凹凸状の段部83が形成さ
れている。滑り止め部材8の両側には係合部84が形成
されており、さらに係合部84から上方に向けて押し当
て片85が対向して形成されている。対向している押し
当て片85、85の間隔は上方に至るにつれて幅狭とな
っており、上端部の幅は溝部41の開口幅よりも狭くな
っている。一方、押し当て片85、85の下方部の間隔
は、溝部41の幅よりも広くなっている。
【0013】図3(A)に示すように手摺棒本体4と滑
り止め部材8は、手摺棒本体4の下面に開口する溝部4
1に向けて、滑り止め部材8の押し当て片85、85の
上端部を挿入する。このとき、押し当て片85、85の
上端部の幅は溝部41よりも狭くなっているので、係止
縁42に引っ掛かることなく溝部41内に挿入され、滑
り止め部材8が溝部41に押し込まれる。押し当て片8
5、85の下方部の間隔は、溝部41の幅よりも広くな
っているが、AAS樹脂で形成された滑り止め部材8が
弾性変形して押し当て片85、85が溝部41内に押し
込まれた後に、滑り止め部材8が元の形状に復元されて
係止縁42に係合部84が係合し、(B)の状態とな
る。この状態において、係合部84は係止縁42に係合
しているので、滑り止め部材8が脱落することはなく、
押し当て片85、85の上端は溝部41内の上壁面43
に当接しているので、滑り止め部材8の上下方向におけ
る移動が阻止される。
【0014】図4は本発明の第二実施例を表わすもので
あり、第一実施例と同じ部分については、同一符号を用
いその説明を省略する。手摺棒本体4は丸パイプ形状を
呈しており、第一実施例のように下面に開口する溝部は
存在しない。手摺棒本体4の下面にはアルミニウム製形
材により形成された取付帯9が固着されており、取付帯
9の中央部が螺子10を用いて手摺棒本体4の下面に固
着されている。また、取付帯9の両側縁には係止縁9
1、91が対向して形成されている。一方、滑り止め部
材8はAAS樹脂により形成されており、前記実施例と
同様に凹凸状の段部83が形成されている。なお、第二
実施例における滑り止め部材8には、第一実施例の滑り
止め部材8に設けられていた押し当て片85は設けられ
ていない。
【0015】図4(A)に示すように滑り止め部材8
は、取付帯9の係止縁91、91に滑り止め部材8の係
合部84を係合することにより、取付帯9に係着されて
いる。滑り止め部材8を取付帯9に係着するに当たって
は、係合部84、84間の幅が狭くなるように滑り止め
部材8を弾性変形させて、係合部84、84を係止縁9
1、91の位置と合致させる。係合部84を係止縁91
に係合させた後、弾性変形している滑り止め部材8が元
の形状に復元されて、図4(B)の状態となり、滑り止
め部材8が脱落することはない。
【0016】第二実施例によれば、第一実施例のように
手摺棒本体4の下面に滑り止め部材8が取付けられる溝
部41が形成されていなくても、取付帯9が手摺棒本体
4に固着さえできれば、あらゆる形状の手摺棒本体4に
対して滑り止め部材8を後付けすることができ、既設の
手摺に取付けるリフォーム等に好適である。
【0017】本発明手摺によれば、手摺棒本体4に設け
た滑り止め部材8の段部83に手指を掛けることによ
り、滑りが防止できるので、階段及びスロープ等の手摺
として有用である。また、滑り止め部材8は手摺棒本体
4の下面に別部材として設けているので、手摺棒本体4
は同一断面形状とすることができるので、手摺棒本体4
の成形加工が複雑となったり、手摺棒本体4の強度が部
分的に低下することはない。上記実施例において滑り止
め部材8はAAS樹脂により形成したが、エラストマー
あるいは薄板状のアルミニウム材料を成形加工したもの
を用いても構わない。また、滑り止め部材8の段部83
の形状及び大きさ等も上記実施例に限定されるものでは
ない。
【0018】
【発明の効果】本発明手摺によれば、凹凸状の段部を形
成した滑り止め部材を、手摺棒本体の下面に取付けてい
るので、手摺棒本体の形状を複雑にすることなく、滑り
止め機能を付与した手摺を安価に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明手摺の要部拡大図
【図2】 本発明手摺の要部断面図
【図3】 本発明第一実施例における滑り止め部材の取
付け状態を表わす説明図
【図4】 本発明第二実施例における滑り止め部材の取
付け状態を表わす説明図
【図5】 手摺の全体図
【符号の説明】
1 手摺 2 支柱 4 手摺棒本体 8 滑り止め部材 9 取付帯 41 溝部 42 係止縁 84 係合部 91 係止縁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸状の段部を形成した滑り止め部材
    を、手摺棒本体の下面に取付けたことを特徴とする手
    摺。
  2. 【請求項2】 手摺棒本体の下面に係止縁を有する溝
    部を一体的に形成し、滑り止め部材に形成した係合部を
    溝部の係止縁に係合し、滑り止め部材を溝部に係着した
    ことを特徴とする請求項1に記載の手摺。
  3. 【請求項3】 手摺棒本体の下面に係止縁を有する取
    付帯を固着し、滑り止め部材に形成した係合部を取付帯
    の係止縁に係合し、滑り止め部材を取付帯に係着したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の手摺。
JP2001142687A 2001-05-14 2001-05-14 手 摺 Pending JP2002339538A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005111114A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Sekisui Chem Co Ltd 補助手摺

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Effective date: 20040819

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