JPH11292248A - チェーンコンベア装置 - Google Patents

チェーンコンベア装置

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JPH11292248A
JPH11292248A JP10094696A JP9469698A JPH11292248A JP H11292248 A JPH11292248 A JP H11292248A JP 10094696 A JP10094696 A JP 10094696A JP 9469698 A JP9469698 A JP 9469698A JP H11292248 A JPH11292248 A JP H11292248A
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JP
Japan
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sprocket
chain
speed
chain conveyor
driven
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10094696A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Shimizu
泰明 清水
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、少ない歯数のスプロケットで駆動す
るチェーンコンベアの速度を一定にすることが出来る装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】比較的少ない歯数のスプロケットで駆動す
るチェーンコンベア装置において、駆動軸2に設けた駆
動用スプロケット4および従動軸3に設けた従動用スプ
ロケット5と、駆動用スプロケット4と従動用スプロケ
ット5に巻き付けたチェーンコンベア10と、チェーン
コンベアのローラ13が走行するレール6と、駆動軸2
を駆動するインバーター制御モータ20と、駆動用スプ
ロケット4の回転角を計測する手段30と、駆動用スプ
ロケット4の回転角を計測する手段30から入力した信
号に基づき、駆動用スプロケット4の歯数の周期で、チ
ェーン速度が一定となるようにインバーター制御モータ
20により駆動用スプロケット4を変速駆動するインバ
ーター制御装置24を具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板コイル搬送用
のチェーンコンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図3〜図6に示す。図3は
従来の鋼板コイル搬送用のチェーンコンベア装置の構成
図(1)、図4は従来の鋼板コイル搬送用のチェーンコ
ンベア装置の構成図(2)、図5は従来装置の瞬間チェ
ーン速度Vと有効回転半径Rの説明図、図6は従来装置
の駆動用スプロケットの回転角とチェーンの速度変動の
様子を示す図である。
【0003】従来の装置では、図3に示すように、駆動
軸2および従動軸3に一対の駆動用スプロケット4およ
び従動用スプロケット5を設け、これらにチェーンコン
ベア10を巻き付けけている。
【0004】更に、チェーンコンベア10には複数リン
ク毎ににアタッチメントがあり、コイル搭載用サドル1
1を取り付けている。チェーンコンベア10のローラ1
3はレール6上を走行し、コイル1の重量を支えてい
る。
【0005】図4に示すように、前記駆動軸2は軸受7
により支持され、減速機8を経て駆動モータ9に直結さ
れていて、他にブレーキ装置12が付属しているのが、
普通である。
【0006】通常、鋼板コイル1の搬送コンベアは、搬
送途上において、各種梱包作業を行ったり、鋼板コイル
1の搬出入を所定の揚所ごとに行うので、走行停止の間
欠駆動を精度良く行う必要がある。
【0007】上記チェーンコンベア10には、通常10
〜20個程度の鋼板コイル1が搭載される。鋼板コイル
1の一個当たり重量は20トンに近いものもあり、チェ
ーンコンベアは総重量200トン程度を搬送しなけらば
ならない。従って、チェーンコンベア10には、強大な
強度が要求される。
【0008】その為、この種チェーンコンベアには、チ
ェーンピッチが大きく、例えば、従来の装置の場合、7
00〜900mmピッチが使用されている。このような
大型チェーンに使用するスプロケットは、設置場所の制
限やコスト上から、歯数を少なくせざるを得なくなり、
鋼板コイル1の搬送の例では、7〜9枚の歯数のスプロ
ケットが多く使われている。
【0009】スプロケットの歯数が少ないため、駆動軸
2が同一速度で回転している限り、以下に示す理由によ
り、チェーン速度の変動、チェーンの負荷変動、張力変
動がでて、所謂、シャクリ現象が発生することになる。
【0010】図5(A)のA点における瞬間のチェーン
速度Vaは、チェーンの位置(回転位相)が有効回転半
径Raでにあることから、 Va=Ra・ω (ω:駆動軸2の回転角速度) となる。
【0011】同様に、図5(B)のB点における瞬間の
チェーン速度Vbは、有効回転半径がRbであることか
ら、 Vb=Rb・ω (ω:駆動軸2の回転角速度) となる。
【0012】従って、図5(A)のA点での速度Va
と、図5(B)のB点での速度Vbの間には、 Va/Vb=Ra/Rb 式(1) の速度変動があり、その速度変動はスプロケットの歯の
周期で変動する。
【0013】図6は、その速度変動の様子を示すもの
で、横軸にスプロケットの回転角、縦軸にチェーンの速
度をとっている。図6に示すように図5(A)のA点で
のチェーン速度はVa、図5(B)のB点でのチェーン
速度はVbであり、その途中の点(以下、中間点とい
う)のチェーン速度は、図6に示すような速度カーブと
なる。但し、この速度カーブは、条件を非常に単純化し
て求めたものであり、実際は、これと多少異なる。この
速度変動(シャクリ現象)を回避ないし低減すること
が、大型チェーンを使用するときの課題である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置には、次の
ような問題がある。 (1)従来の装置では、チェーンコンベアの速度に速度
変動(シャクリ現象)があり、例えば、図5(A)のA
点での速度Vaと、図5(B)のB点での速度Vbの間
には、 Va/Vb=Ra/Rb 式(1) の速度変動がある。そして、その速度変動はスプロケッ
トの歯の周期で変動する。 (2)チェーンコンベアの速度に速度変動(シャクリ現
象)があると、チェーンコンベアの走行停止の間欠駆動
を精度良く行うことが困難になる。
【0015】そのため、鋼板コイル1の搬送コンベアの
搬送途上において、各種梱包作業を行ったり、鋼板コイ
ル1の搬出入を所定の揚所ごとに行うことが困難にな
る。本発明は、これらの問題を解決することができる装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】(第1の手段)本発明に
係るチェーンコンベア装置は、少ない歯数のスプロケッ
トで駆動するチェーンコンベア装置において、(A)駆
動軸2に設けた駆動用スプロケット4および従動軸3に
に設けた従動用スプロケット5と、(B)前記駆動用ス
プロケット4と従動用スプロケット5に巻き付けたチェ
ーンコンベア10と、(C)前記チェーンコンベアのロ
ーラ13が走行するレール6と、(D)前記駆動軸2を
駆動するインバーター制御モータ20と、(E)前記駆
動用スプロケット4の回転角を計測する手段30と
(F)前記駆動用スプロケット4の回転角を計測する手
段30から入力した信号に基づき、駆動用スプロケット
4の歯数の周期で、チェーン速度が一定となるようにイ
ンバーター制御モータ20により駆動用スプロケット4
を変速駆動するインバーター制御装置24を具備するこ
とを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態を図1〜図2に示す。図1は本発明の第
1の実施の形態に係る装置を示す図、図2は、本発明装
置の駆動用スプロケット上の各点に対する回転角速度の
制御原理を示す図である。
【0018】図1において、本発明装置の機械的な搬送
手段は従来の装置(図3〜図4)と同じである。しか
し、次の点が異なる。
【0019】駆動軸2は減速機8を介してインバーター
制御モータ20に連結されている。一方、駆動軸2の他
端には、検出片22が設けられており、これを近接スイ
ッチ23で検出することにより、駆動軸2の回転の基準
点を検出するようになっている。
【0020】これは駆動軸2の回転角を測定するパルス
ジェネレータ21でも代用できる。24はインバーター
制御装置であり、近接スイッチ23およびパルスジェネ
レータ21からの信号を受けて、駆動用スプロケット4
の回転位相角に応じた速度制御信号をインバーター制御
モータ20に与える。
【0021】したがって、次のように作用する。従来の
装置では、図5(A)のA点におけるチェーンローラの
位置では、有効回転半径はRaでり、図5(B)のB点
においては、θ(θ=π/N:N歯数)だけ回転して有
効回転半径はRbとなっている。
【0022】図5(A)のA点および図5(B)のB点
における軸角速度をそれぞれ、ωa、ωbとすると、チ
ェーン速度Va、Vbは、それぞれ、 Va=Ra・ωa, Vb=Rb・ωb であるから、チェーン速度を等しくするには、 Ra・ωa=Rb・ωb, とすればよい。しかし、 Rb=Ra・cosθ であるから、ωaは ωa=ωb・cosθ 式(2) とすればよい。
【0023】図2(D)のA点とB点の中間点Iでの有
効回転半径Riは、図2(D)の駆動用スプロケット4
の回転角の説明図に示すように、図2(D)のA点が基
準線からαだけ回転した位置あるいは角度(以下、回転
角という)にあるとすると、 Ri=Ra・cosα である。
【0024】この回転角での軸角速度をωi、チェーン
速度をViとすると、 Vi=Ri・ωi の関係がある。
【0025】前記中間点Iでのチェーン速度ViをVa
と同じくするには、 Ri・ωi=Ra・ωa 即ち、 ωi=ωa/cosα 式(3) とすればよい。
【0026】そのために、図4(従来装置)における駆
動モータ9の代わりに、図1の如くインバーター制御モ
ータ20を採用して、周波数制御により、駆動軸2の角
速度を歯数の周期(2θ)を考慮して変速制御すると、
チェーンの速度を一定にすることが出来る。
【0027】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)チェーンコンベアの速度を一定にすることが出来
る。 (2)チェーンコンベアの速度が一定になることによ
り、チェーンの負荷が一定となり、チェーンの寿命を延
ばすことができる。 (3)また、本発明装置を採用することにより、スプロ
ケットの歯数を減少させることが可能となり、コンベア
本体のコスト低減と、基礎の深さを浅くできることによ
る土木工事費の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る装置を示す
図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る装置の駆動用
スプロケット上の各点に対する回転角速度の制御原理を
示す図。
【図3】従来の鋼板コイル搬送用のチェーンコンベア装
置の構成図(1)。
【図4】従来の鋼板コイル搬送用のチェーンコンベア装
置の構成図(2)。
【図5】従来装置の瞬間チェーン速度Vと有効回転半径
Rの説明図。
【図6】従来装置の駆動用スプロケットの回転角とチェ
ーンの速度変動の様子を示す図。
【符号の説明】
l …鋼板コイル 2 …駆動軸 3 …従動軸 4 …駆動用スプロケット 5 …従動用スプロケット 6 …レール 7 …軸受 8 …減速機 9 …駆動モータ 10…チェーンコンベア 11…コイル搭載用サドル 12…ブレーキ装置 13…チェーンコンベアのローラ 20…インバーター制御モータ 21…パルスジェネレータ 22…検出片 23…近接スイッチ 24…インバーター制御装置 30…駆動用スプロケットの回転角を計測する手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少ない歯数のスプロケットで駆動するチェ
    ーンコンベア装置において、 駆動軸に設けた駆動用スプロケットおよび従動軸にに設
    けた従動用スプロケットと、 前記駆動用スプロケットと従動用スプロケットに巻き付
    けたチェーンコンベアと、 前記チェーンコンベアのローラが走行するレールと、 前記駆動軸を駆動するインバーター制御モータと、 前記駆動用スプロケットの回転角を計測する手段と 前記駆動用スプロケットの回転角を計測する手段から入
    力した信号に基づき、駆動用スプロケットの歯数の周期
    で、チェーン速度を一定となるようにインバーター制御
    モータにより駆動用スプロケットを変速駆動するインバ
    ーター制御装置を具備することを特徴とするチェーンコ
    ンベア装置。
JP10094696A 1998-04-07 1998-04-07 チェーンコンベア装置 Withdrawn JPH11292248A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10094696A JPH11292248A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 チェーンコンベア装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10094696A JPH11292248A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 チェーンコンベア装置

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Publication Number Publication Date
JPH11292248A true JPH11292248A (ja) 1999-10-26

Family

ID=14117357

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10094696A Withdrawn JPH11292248A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 チェーンコンベア装置

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JP (1) JPH11292248A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106516591A (zh) * 2016-11-22 2017-03-22 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 一种运输链旋转平台旋转控制方法及旋转控制装置
JP2020011192A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 宇部興産機械株式会社 除塵装置の制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106516591A (zh) * 2016-11-22 2017-03-22 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 一种运输链旋转平台旋转控制方法及旋转控制装置
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Effective date: 20050607