JPH1129200A - 給油ノズル - Google Patents
給油ノズルInfo
- Publication number
- JPH1129200A JPH1129200A JP19488997A JP19488997A JPH1129200A JP H1129200 A JPH1129200 A JP H1129200A JP 19488997 A JP19488997 A JP 19488997A JP 19488997 A JP19488997 A JP 19488997A JP H1129200 A JPH1129200 A JP H1129200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refueling
- nozzle
- anchor spring
- discharge pipe
- fixed
- Prior art date
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- Pending
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 給油ノズルの本体部分が自動車の給油口へ当
接し難いようにして、自動車の給油口を傷つけたり、給
油ノズルの機能を損ねたりすることがないようにした給
油ノズルを提供する。 【解決手段】 ノズル本体2に流入口3と流出口4を接
続する流路が形成され、該流路を開閉する主弁7が設け
られ、流出口5に吐出管6が取り付けられ、吐出管6に
アンカーバネ6を設けた給油ノズル1において、前記吐
出管6の流出口5から離間した位置に取付リング24を
固定し、該取付リング24にアンカーバネ20の後端を
固定した。
接し難いようにして、自動車の給油口を傷つけたり、給
油ノズルの機能を損ねたりすることがないようにした給
油ノズルを提供する。 【解決手段】 ノズル本体2に流入口3と流出口4を接
続する流路が形成され、該流路を開閉する主弁7が設け
られ、流出口5に吐出管6が取り付けられ、吐出管6に
アンカーバネ6を設けた給油ノズル1において、前記吐
出管6の流出口5から離間した位置に取付リング24を
固定し、該取付リング24にアンカーバネ20の後端を
固定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計量機の給油ホー
スの先端に取り付けられる給油ノズルに関するものであ
る。
スの先端に取り付けられる給油ノズルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】給油中に給油ノズルが自動車の給油口か
ら落下しないように、給油ノズルの吐出管にはアンカー
バネが設けられている。図4に示すように、従来の給油
ノズルAのアンカーバネBの後端は、吐出管Cが取り付
けられているノズル本体Dに固定されている。そのため
に、自動車の給油口Eへ深く挿入される傾向があり、ノ
ズル本体Dが自動車の給油口Eに当接し、ノズル本体D
により自動車の給油口Eを傷つけることがある。また、
当接時の衝撃がノズル本体Dへ直接伝わるために、給油
ノズルAの機能を損ねることがある。
ら落下しないように、給油ノズルの吐出管にはアンカー
バネが設けられている。図4に示すように、従来の給油
ノズルAのアンカーバネBの後端は、吐出管Cが取り付
けられているノズル本体Dに固定されている。そのため
に、自動車の給油口Eへ深く挿入される傾向があり、ノ
ズル本体Dが自動車の給油口Eに当接し、ノズル本体D
により自動車の給油口Eを傷つけることがある。また、
当接時の衝撃がノズル本体Dへ直接伝わるために、給油
ノズルAの機能を損ねることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、給油
ノズルの本体部分が自動車の給油口へ当接し難いように
して、自動車の給油口を傷つけたり、給油ノズルの機能
を損ねたりすることがないようにした給油ノズルを提供
することである。
ノズルの本体部分が自動車の給油口へ当接し難いように
して、自動車の給油口を傷つけたり、給油ノズルの機能
を損ねたりすることがないようにした給油ノズルを提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ノズル本体に流入口と流出口を接続する
流路が形成され、該流路を開閉する主弁が設けられ、流
出口に吐出管が取り付けられ、吐出管にアンカーバネを
設けた給油ノズルにおいて、前記吐出管の流出口から離
間した位置に取付リングを固定し、該取付リングにアン
カーバネの後端を固定している。このようにノズル本体
から離間してアンカーバネが取り付けられているので、
吐出管を自動車の給油口へ深く挿入することがなくな
り、ノズル本体が給油口に直接当接することがなくな
る。
に、本発明は、ノズル本体に流入口と流出口を接続する
流路が形成され、該流路を開閉する主弁が設けられ、流
出口に吐出管が取り付けられ、吐出管にアンカーバネを
設けた給油ノズルにおいて、前記吐出管の流出口から離
間した位置に取付リングを固定し、該取付リングにアン
カーバネの後端を固定している。このようにノズル本体
から離間してアンカーバネが取り付けられているので、
吐出管を自動車の給油口へ深く挿入することがなくな
り、ノズル本体が給油口に直接当接することがなくな
る。
【0005】そして、前記アンカーバネの先端位置の吐
出管に抜落防止リングが固定されているので、アンカー
バネが取り付けリングに強固の固定されていなくても、
アンカーバネが落下することがない。
出管に抜落防止リングが固定されているので、アンカー
バネが取り付けリングに強固の固定されていなくても、
アンカーバネが落下することがない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1に示すように、給油ノズル1のノズル本体2
の流入口3には、図示しない計量機からの給油ホース4
が接続され、流出口5には吐出管6が取り付けられてい
る。そして、ノズル本体2には主弁7と自動閉弁機構8
が組み込まれている。
する。図1に示すように、給油ノズル1のノズル本体2
の流入口3には、図示しない計量機からの給油ホース4
が接続され、流出口5には吐出管6が取り付けられてい
る。そして、ノズル本体2には主弁7と自動閉弁機構8
が組み込まれている。
【0007】主弁7の開閉レバー9の支点10は自動閉
弁機構8の摺動杆11により保持され、開閉レバー9を
引いて主弁7を開いた状態に保持するラッチ12が設け
られている。自動閉弁機構8の摺動杆11はピン13と
ボール14により係止され、ピン13はダイヤフラム1
5に取り付けられている。このダイヤフラム15の上室
16は、吐出管6の先端の開口17と流路途中の陰圧発
生部18に陰圧管19で接続されている。
弁機構8の摺動杆11により保持され、開閉レバー9を
引いて主弁7を開いた状態に保持するラッチ12が設け
られている。自動閉弁機構8の摺動杆11はピン13と
ボール14により係止され、ピン13はダイヤフラム1
5に取り付けられている。このダイヤフラム15の上室
16は、吐出管6の先端の開口17と流路途中の陰圧発
生部18に陰圧管19で接続されている。
【0008】そして、給油中に給油ノズル1が自動車の
給油口から落下しないように、吐出管6にはアンカーバ
ネ20が設けられている。このアンカーバネ20を吐出
管6に取り付けるには、図2に示すように、真っ直ぐな
吐出管6のノズル本体2への取り付け部21から離間し
た位置に第一の溝22を切り、この第一の溝22からア
ンカーバネ20の長さだけ離れた位置に第二の溝23を
切る。次に、取付リング24を第一の溝22へ挿入して
カシメて固定し、アンカーバネ20を挿入し、抜落防止
リング25を第二の溝23へ挿入してカシメて固定す
る。そして、自動車の給油口へ挿入しやすいように吐出
管6を曲げてノズル本体2の流出口5へ取り付ける。
給油口から落下しないように、吐出管6にはアンカーバ
ネ20が設けられている。このアンカーバネ20を吐出
管6に取り付けるには、図2に示すように、真っ直ぐな
吐出管6のノズル本体2への取り付け部21から離間し
た位置に第一の溝22を切り、この第一の溝22からア
ンカーバネ20の長さだけ離れた位置に第二の溝23を
切る。次に、取付リング24を第一の溝22へ挿入して
カシメて固定し、アンカーバネ20を挿入し、抜落防止
リング25を第二の溝23へ挿入してカシメて固定す
る。そして、自動車の給油口へ挿入しやすいように吐出
管6を曲げてノズル本体2の流出口5へ取り付ける。
【0009】この給油ノズル1で給油をするには、図3
に示すように、自動車の燃料タンクの給油口Eへ吐出管
6を挿入し、開閉レバー9を引いて主弁7を開き、開閉
レバー9をラッチ12へ掛けると、給油ホース4から流
入口3へ流入した油は、主弁7、陰圧発生部18を流れ
て、吐出管6より燃料タンク内へ吐出される。給油が始
まったならば、給油ノズル1はアンカーバネ20により
給油口Eに係止されて落下することはないので、給油者
は給油ノズル1から手を離して他の作業ができるように
なる。
に示すように、自動車の燃料タンクの給油口Eへ吐出管
6を挿入し、開閉レバー9を引いて主弁7を開き、開閉
レバー9をラッチ12へ掛けると、給油ホース4から流
入口3へ流入した油は、主弁7、陰圧発生部18を流れ
て、吐出管6より燃料タンク内へ吐出される。給油が始
まったならば、給油ノズル1はアンカーバネ20により
給油口Eに係止されて落下することはないので、給油者
は給油ノズル1から手を離して他の作業ができるように
なる。
【0010】このように、アンカーバネ20が設けられ
ているのは吐出管6の途中までであるので、給油口Eへ
吐出管6を挿入するときに、自動車の給油口Eにノズル
本体2が当接するまで挿入することがなくなり、給油口
Eを傷つけたり、給油ノズル1に衝撃を与えて自動閉弁
機構8の機能等を損ねることがなくなる。
ているのは吐出管6の途中までであるので、給油口Eへ
吐出管6を挿入するときに、自動車の給油口Eにノズル
本体2が当接するまで挿入することがなくなり、給油口
Eを傷つけたり、給油ノズル1に衝撃を与えて自動閉弁
機構8の機能等を損ねることがなくなる。
【0011】そして、燃料タンク内が満タンになり、陰
圧管19の開口17が上昇してくる油により塞がれる
と、陰圧発生部18で発生した陰圧はダイヤフラム15
の上室16に伝わり、ダイヤフラム15を上方へ引き上
げる。そして、ダイヤフラム15に取り付けられている
ピン13も引き上げられ、ピン13とボール14による
摺動杆11の係止が解かれて下降し、支点10による開
閉レバー9の支持が解かれて主弁7が閉じる。
圧管19の開口17が上昇してくる油により塞がれる
と、陰圧発生部18で発生した陰圧はダイヤフラム15
の上室16に伝わり、ダイヤフラム15を上方へ引き上
げる。そして、ダイヤフラム15に取り付けられている
ピン13も引き上げられ、ピン13とボール14による
摺動杆11の係止が解かれて下降し、支点10による開
閉レバー9の支持が解かれて主弁7が閉じる。
【0012】このように、アンカーバネ20が設けられ
ているのは吐出管6の途中までであるので、吐出管6を
給油口の奥深くまで挿入されすぎることがなくなり、燃
料タンクが完全に満タンになるまで給油することができ
る。
ているのは吐出管6の途中までであるので、吐出管6を
給油口の奥深くまで挿入されすぎることがなくなり、燃
料タンクが完全に満タンになるまで給油することができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ノズル本
体に流入口と流出口を接続する流路が形成され、該流路
を開閉する主弁が設けられ、流出口に吐出管が取り付け
られ、吐出管にアンカーバネを設けた給油ノズルにおい
て、前記吐出管の流出口から離間した位置に取付リング
を固定し、該取付リングにアンカーバネの後端を固定し
ている。このようにノズル本体から離間してアンカーバ
ネが取り付けられているので、吐出管を自動車の給油口
へ深く挿入することがなくなり、ノズル本体が給油口に
直接当接することがなくなる。
体に流入口と流出口を接続する流路が形成され、該流路
を開閉する主弁が設けられ、流出口に吐出管が取り付け
られ、吐出管にアンカーバネを設けた給油ノズルにおい
て、前記吐出管の流出口から離間した位置に取付リング
を固定し、該取付リングにアンカーバネの後端を固定し
ている。このようにノズル本体から離間してアンカーバ
ネが取り付けられているので、吐出管を自動車の給油口
へ深く挿入することがなくなり、ノズル本体が給油口に
直接当接することがなくなる。
【図1】本発明の給油ノズルの断面図である。
【図2】本発明の給油ノズルの吐出管の断面図である。
【図3】本発明の給油ノズルで給油をしている図であ
る。
る。
【図4】従来の給油ノズルで給油をしている図である。
1 給油ノズル 2 ノズル本体 3 流入口 4 給油ホース 5 流出口 6 吐出管 7 主弁 8 自動閉弁機構 9 開閉レバー 10 支点 11 摺動杆 12 ラッチ 13 ピン 14 ボール 15 ダイヤフラム 16 上室 17 開口 18 陰圧発生部 19 陰圧管 20 アンカーバネ 21 取り付け部 22、23 溝 24 取付リング 25 抜落防止リング
Claims (2)
- 【請求項1】 ノズル本体に流入口と流出口を接続する
流路が形成され、該流路を開閉する主弁が設けられ、流
出口に吐出管が取り付けられ、吐出管にアンカーバネを
設けた給油ノズルにおいて、 前記吐出管の流出口から離間した位置に取付リングを固
定し、該取付リングにアンカーバネの後端を固定したこ
とを特徴とした給油ノズル。 - 【請求項2】 前記アンカーバネの先端位置の吐出管に
抜落防止リングが固定されている請求項1記載の給油ノ
ズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19488997A JPH1129200A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 給油ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19488997A JPH1129200A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 給油ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1129200A true JPH1129200A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16332022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19488997A Pending JPH1129200A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 給油ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1129200A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003026296A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-29 | Nkk Plant Engineering Corp | 樽定量充填及び/又は抜取り装置、充填ノズル、抜取りノズル、並びにライン内残酒抜取りシステム |
KR100775355B1 (ko) | 2006-11-30 | 2007-11-09 | 가부시끼가이샤 다쓰노.메카트로닉스 | 급유노즐 및 그 토출관의 제조방법 |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP19488997A patent/JPH1129200A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003026296A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-29 | Nkk Plant Engineering Corp | 樽定量充填及び/又は抜取り装置、充填ノズル、抜取りノズル、並びにライン内残酒抜取りシステム |
KR100775355B1 (ko) | 2006-11-30 | 2007-11-09 | 가부시끼가이샤 다쓰노.메카트로닉스 | 급유노즐 및 그 토출관의 제조방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060307 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060711 |