JPH11291704A - 双輪式キャスターの制動機構 - Google Patents

双輪式キャスターの制動機構

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JPH11291704A
JPH11291704A JP9457398A JP9457398A JPH11291704A JP H11291704 A JPH11291704 A JP H11291704A JP 9457398 A JP9457398 A JP 9457398A JP 9457398 A JP9457398 A JP 9457398A JP H11291704 A JPH11291704 A JP H11291704A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 操作レバー5の押し下げ操作により、操
作レバー5の先端に設けた係合凸部5dがフレーム2の
下部に設けた係合凸部2aを下から上に乗り越え、回転
制動体4が外方向に揺動して、回転制動体4の下側部に
設けた係合歯4bがホイール7に設けた係合歯7aに係
合するようにし、操作レバー5の引き上げ操作により、
操作レバー5の先端に設けた係合凸部5dがフレーム2
の下部に設けた係合凸部2aを上から下に乗り越え、回
転制動体4が内方向に揺動して、前記回転制動体4の係
合歯4bと、ホイール7の係合歯7aとの係合を解除す
るようにしている。 【効果】 部品点数が少なく、機構が簡単で、しかも嵩
張ることがないので、組み立てに時間がかかることな
く、操作状態が良く、双輪式キャスターにコンパクトな
ものとして装備することができるものとなった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送用機器類、
買い物用カート、その他の各種運搬車などの底部に取り
付けて使用される双輪式キャスターの制動機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の双輪式キャスターの制動
機構は、部品点数が多く、機構も簡単とはいえず、しか
も嵩張るものが存在した。
【0003】ところで、この種の双輪式キャスターにお
いて、その制動機構は、車輪と車輪の間に挟まれた位置
に設けられるため、部品点数が少なく、機構が簡単で、
しかも嵩張ることのないものが、双輪式キャスターをコ
ンパクトなものとすることができるので、好ましいとい
える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
双輪式キャスターの制動機構は、部品点数が多く、機構
も簡単とはいえず、しかも嵩張るので、組み立てに時間
がかかったり、操作状態が悪く、制動性にも劣り、双輪
式キャスターにコンパクトなものとして装備することが
できないという課題を有していた。
【0005】そこで、この発明は、上記従来の課題を解
決するものであり、部品点数が少なく、機構が簡単で、
しかも嵩張ることのない双輪式キャスターの制動機構を
提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の双
輪式キャスターの制動機構は、支軸1の下部に取り付け
たフレーム2の両側に、車輪3を回転自在に取り付けた
ものとし、フレーム2の後方下部に回転制動体4の上端
を軸支すると共に、回転制動体4の略中央部に操作レバ
ー5を軸支し、さらにフレーム2の前方下部と回転制動
体4の下端とをコイルスプリング6で連結し、一方、車
輪3のホイール7の内周全面に係合歯7aを設け、操作
レバー5の押し下げ操作により、操作レバー5の先端に
設けた係合凸部5dがフレーム2の下部に設けた係合凸
部2aを下から上に乗り越え、回転制動体4が外方向に
揺動して、回転制動体4の下側部に設けた係合歯4bが
ホイール7に設けた係合歯7aに係合するようにし、操
作レバー5の引き上げ操作により、操作レバー5の先端
に設けた係合凸部5dがフレーム2の下部に設けた係合
凸部2aを上から下に乗り越え、回転制動体4が内方向
に揺動して、前記回転制動体4の係合歯4bと、ホイー
ル7の係合歯7aとの係合を解除するようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の双輪式キャスタ
ーの制動機構の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説
明する。
【0008】図1〜5は、この発明の制動機構を備えた
双輪式キャスターを示しており、支軸1の下部に旋回自
在に取り付けたフレーム2の両側に、車輪3を回転自在
に取り付けたものとしている。そして、フレーム2の後
方下部には、回転制動体4の上端を軸支すると共に、こ
の回転制動体4の略中央部に操作レバー5を軸支したも
のとしている。さらに、フレーム2の前方下部と回転制
動体4の下端とをコイルスプリング6で連結したものと
している。一方、前記車輪3のホイール7の内周全面に
は、係合歯7aを設けたものとしている。
【0009】前記フレーム2は、その下部に設けた軸孔
8に前記車輪3の車軸9をを軸支することにより、その
両側に車輪3を回転自在に取り付けたものとしている。
このフレーム2の軸孔8の後方下部には、それぞれ円弧
面を有した係合凸部2aと係合凹部2bとを連設したも
のとしている。さらに、これら係合凸部2aと係合凹部
2bの後方のフレーム2には、操作レバー5の接触面2
cを形成したものとしている。さらに、このフレーム2
の前方下部には、前記コイルスプリング6の一端の取付
孔10を設けたものとしている。
【0010】前記回転制動体4は、二股形状とした揺動
片4a、4aの間にフレーム2の後方下部を挟み込ん
で、この回転制動体4の上端をフレーム2の後方下部に
軸支している。さらに、揺動片4a、4aの間には、操
作レバー5の先端部を挟み込み、略中央部にこの操作レ
バー5を軸支したものとしている。前記揺動片4a、4
aの下部の外側面には、それぞれ車輪3のホイール7の
係合歯7aに噛み合うようにした係合歯4bを設けたも
のとしている。そして、前記揺動片4a、4aの下部の
間には、操作レバー5の接触面4cを形成したものとし
ている。さらに、揺動片4a、4aの下端には、コイル
スプリング6の一端の取付孔11を設けたものとしてい
る。
【0011】前記操作レバー5は、略くの字状に形成さ
れ、後端を操作部5aとし、下部下面を回転制動体4の
接触面4cに接触するようにした接触面5bとし、下部
上面をフレーム2の接触面2cに接触するようにした接
触面5cとしている。そして、この操作レバー5の先端
部には、図9にも示したように、前記フレーム2の係合
凹部2bと係合する係止凸部5dを設けると共に、前記
フレーム2の係合凸部2aと係合する係合凹部5eを設
けたものとしている。
【0012】そして、この発明の双輪式キャスターの制
動機構は、前記操作レバー5の押し下げ操作により、操
作レバー5の係合凸部5dがフレーム2の下部に設けた
係合凸部2aを下から上に乗り越え、回転制動体4が外
方向に揺動して、この回転制動体4の下側部に設けた係
合歯4bが前記ホイール7に設けた係合歯7aに係合す
るようにしている。さらに、この発明の双輪式キャスタ
ーの制動機構は、前記操作レバー5の引き上げ操作によ
り、操作レバー5の係合凸部5dがフレーム2の下部に
設けた係合凸部2aを上から下に乗り越え、回転制動体
4が内方向に揺動して、前記回転制動体4の係合歯4b
と、ホイール7の係合歯7aとの係合を解除するように
している。
【0013】以上のように構成されたこの発明の双輪式
キャスターの制動機構は、以下に示すようにして操作す
ることができる。
【0014】先ず、制動操作をするには、図1〜3に示
した状態から、コイルスプリング6の引張力に反して操
作レバー5を押し下げると、操作レバー5の係合凸部5
dがフレーム2の係合凸部2aを下から上に乗り越え、
この係合凸部5dがフレーム2の係合凹部2bに係合す
ると共に、回転制動体4の接触面4cと操作レバー5の
接触面5bとが接触し、この操作レバー5が図4、5に
示した状態になる。すると、回転制動体4が外方向に揺
動して、この回転制動体4の係合歯4bが前記ホイール
7の係合歯7aに係合するので、車輪3の回転が制動さ
れる。
【0015】次に、制動の解除操作をするには、図4、
5に示した状態から、前記操作レバー5を引き上げる
と、操作レバー5の係合凸部5dがフレーム2の係合凸
部2aを上から下に乗り越え、コイルスプリング6の引
張力により跳ね上げられ、この係合凸部2aが操作レバ
ー5の係合凹部5eに係合すると共に、フレーム2の接
触面2cと操作レバー5の接触面5cとが接触し、この
操作レバー5が図1〜3に示した状態になる。すると、
回転制動体4が内方向に揺動して、回転制動体4の係合
歯4bと、ホイール7の係合歯7aとの係合が解除さ
れ、車輪3の回転の制動が解除される。
【0016】
【発明の効果】この発明の双輪式キャスターの制動機構
は、以上に述べたように構成されており、構成部品が回
転制動体、操作レバー、コイルスプリングの三点とな
り、部品点数が少なく、機構が簡単で、しかも嵩張るこ
とがないので、組み立てに時間がかかることなく、操作
状態が良く、双輪式キャスターにコンパクトなものとし
て装備することができるものとなった。
【0017】さらに、この発明の双輪式キャスターの制
動機構は、係合歯どうしの係合としているので、制動性
にも優れたものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の制動機構を備えた双輪式キャスター
の制動解除時における側面図である。
【図2】この発明の制動機構を備えた双輪式キャスター
の制動解除時において、片輪を外した状態を示す側面図
である。
【図3】この発明の制動機構を備えた双輪式キャスター
の制動解除時における背面図である。
【図4】この発明の制動機構を備えた双輪式キャスター
の制動時において、片輪を外した状態を示す側面図であ
る。
【図5】この発明の制動機構を備えた双輪式キャスター
の制動時における背面図である。
【図6】この発明の制動機構を備えた双輪式キャスター
のフレームの斜視図である。
【図7】この発明の制動機構を備えた双輪式キャスター
の車輪の内側面図である。
【図8】この発明の制動機構を備えた双輪式キャスター
の回転制動体の斜視図である。
【図9】この発明の制動機構を備えた双輪式キャスター
の操作レバーの斜視図である。
【符号の説明】
1 支軸 2 フレーム 2a 係合凸部 3 車輪 4 回転制動体 4b 係合歯 5 操作レバー 6 コイルスプリング 7 ホイール 7a 係合歯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸(1)の下部に取り付けたフレーム
    (2)の両側に、車輪(3)を回転自在に取り付けた双
    輪式キャスターにおいて、フレーム(2)の後方下部に
    回転制動体(4)の上端を軸支すると共に、回転制動体
    (4)の略中央部に操作レバー(5)軸支し、さらにフ
    レーム(2)の前方下部と回転制動体(4)の下端とを
    コイルスプリング(6)で連結し、一方、車輪(3)の
    ホイール(7)の内周全面に係合歯(7a)を設け、操
    作レバー(5)の押し下げ操作により、操作レバー
    (5)の先端に設けた係合凸部(5d)がフレーム
    (2)の下部に設けた係合凸部(2a)を下から上に乗
    り越え、回転制動体(4)が外方向に揺動して、回転制
    動体(4)の下側部に設けた係合歯(4b)がホイール
    (7)に設けた係合歯(7a)に係合するようにし、操
    作レバー(5)の引き上げ操作により、操作レバー
    (5)の先端に設けた係合凸部(5d)がフレーム
    (2)の下部に設けた係合凸部(2a)を上から下に乗
    り越え、回転制動体(4)が内方向に揺動して、前記回
    転制動体(4)の係合歯(4b)と、ホイール(7)の
    係合歯(7a)との係合を解除するようにしたことを特
    徴とする双輪式キャスターの制動機構。
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