JPH11289747A - 渦電流減速装置 - Google Patents
渦電流減速装置Info
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- JPH11289747A JPH11289747A JP10106963A JP10696398A JPH11289747A JP H11289747 A JPH11289747 A JP H11289747A JP 10106963 A JP10106963 A JP 10106963A JP 10696398 A JP10696398 A JP 10696398A JP H11289747 A JPH11289747 A JP H11289747A
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K49/00—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
- H02K49/02—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type
- H02K49/04—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type
- H02K49/043—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type with a radial airgap
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
- H02K21/02—Details
- H02K21/021—Means for mechanical adjustment of the excitation flux
- H02K21/022—Means for mechanical adjustment of the excitation flux by modifying the relative position between field and armature, e.g. between rotor and stator
- H02K21/023—Means for mechanical adjustment of the excitation flux by modifying the relative position between field and armature, e.g. between rotor and stator by varying the amount of superposition, i.e. the overlap, of field and armature
- H02K21/024—Radial air gap machines
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K2213/00—Specific aspects, not otherwise provided for and not covered by codes H02K2201/00 - H02K2211/00
- H02K2213/09—Machines characterised by the presence of elements which are subject to variation, e.g. adjustable bearings, reconfigurable windings, variable pitch ventilators
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロツク（直方体）形の磁石と強磁性部材の
組合体により、小形で制動ドラムとの間に効率的な磁気
回路が得られるようにする。 【解決手段】 回転軸４に結合された制動ドラム１３の
内部に非磁性体からなる案内筒１８を同軸に配設する。
非磁性体からなる磁石支持筒１９を案内筒１８に軸方向
移動可能に外挿支持する。磁石支持筒１９の外周壁に多
数の磁石２０を周方向等間隔に支持する。各磁石２０の
周方向の両端部の磁極面に強磁性部材２１の基端面２１
ａを結合する。強磁性部材２１の先端面２１ｂが制動ド
ラム１３の内周面１３ｃに対向する制動位置と、強磁性
部材２１が制動ドラム１３から外部へ引退する非制動位
置とに、磁石支持筒１９を往復駆動するアクチユエータ
３５を備える。
組合体により、小形で制動ドラムとの間に効率的な磁気
回路が得られるようにする。 【解決手段】 回転軸４に結合された制動ドラム１３の
内部に非磁性体からなる案内筒１８を同軸に配設する。
非磁性体からなる磁石支持筒１９を案内筒１８に軸方向
移動可能に外挿支持する。磁石支持筒１９の外周壁に多
数の磁石２０を周方向等間隔に支持する。各磁石２０の
周方向の両端部の磁極面に強磁性部材２１の基端面２１
ａを結合する。強磁性部材２１の先端面２１ｂが制動ド
ラム１３の内周面１３ｃに対向する制動位置と、強磁性
部材２１が制動ドラム１３から外部へ引退する非制動位
置とに、磁石支持筒１９を往復駆動するアクチユエータ
３５を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は多数の永久磁石（以
下、これを単に磁石という）が磁極を制動ドラムの周方
向に向けて配され、各磁極から周方向かつ径外方へ延び
る強磁性部材（ポールピース）の先端面が制動ドラムの
内周面へ対向し、制動時磁石と制動ドラムとの間に効率
的な磁気回路が形成されるようにした渦電流減速装置に
関するものである。
下、これを単に磁石という）が磁極を制動ドラムの周方
向に向けて配され、各磁極から周方向かつ径外方へ延び
る強磁性部材（ポールピース）の先端面が制動ドラムの
内周面へ対向し、制動時磁石と制動ドラムとの間に効率
的な磁気回路が形成されるようにした渦電流減速装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】特公平3-86,060号公報などに開示される
渦電流減速装置は、磁石支持筒を軸方向へ往復動させる
ことにより、制動と非制動の切換えを行うものであるの
で、磁石支持筒の移動空間分だけ軸方向寸法が長くなる
という難点がある。
渦電流減速装置は、磁石支持筒を軸方向へ往復動させる
ことにより、制動と非制動の切換えを行うものであるの
で、磁石支持筒の移動空間分だけ軸方向寸法が長くなる
という難点がある。
【０００３】特公平7-118901号公報などに開示される渦
電流減速装置では、制動時可動の磁石支持筒を回動し
て、可動の磁石支持筒の磁石の極性と不動の磁石支持筒
の磁石の極性とが同じになるようにすると、磁石から強
磁性板（ポールピース）、制動ドラム、強磁性板、磁
石、磁石支持筒、元の磁石へと磁気回路が形成され、回
転する制動ドラムが磁石支持筒の磁石からの磁束を横切
る時、制動ドラムに渦電流に基づく制動力が発生する。
電流減速装置では、制動時可動の磁石支持筒を回動し
て、可動の磁石支持筒の磁石の極性と不動の磁石支持筒
の磁石の極性とが同じになるようにすると、磁石から強
磁性板（ポールピース）、制動ドラム、強磁性板、磁
石、磁石支持筒、元の磁石へと磁気回路が形成され、回
転する制動ドラムが磁石支持筒の磁石からの磁束を横切
る時、制動ドラムに渦電流に基づく制動力が発生する。
【０００４】しかし、上述の各渦電流減速装置では、磁
石の両端の磁極が制動ドラムの径方向に向いており、磁
石から強磁性板を経て制動ドラムへ有効に磁束が入るよ
うに、磁石の強磁性板に対向する外面と磁石支持筒に重
ね合される内面とを円筒面に加工する必要があり、非常
に加工経費が嵩む。また、制動時の磁気回路は磁石から
強磁性板、制動ドラム、強磁性板、磁石、磁石支持筒、
元の磁石へと形成されるので、洩れ磁束が多く、磁石か
ら制動ドラムへ有効に働く磁束の量が少い。特に、磁石
からの磁束を洩らさず制動ドラムへ導入するためには、
強磁性板は磁石を覆う大きなものになり、それでも強磁
性板により磁束密度を有効に高めることはできず、制動
力を十分に発生させることができない。
石の両端の磁極が制動ドラムの径方向に向いており、磁
石から強磁性板を経て制動ドラムへ有効に磁束が入るよ
うに、磁石の強磁性板に対向する外面と磁石支持筒に重
ね合される内面とを円筒面に加工する必要があり、非常
に加工経費が嵩む。また、制動時の磁気回路は磁石から
強磁性板、制動ドラム、強磁性板、磁石、磁石支持筒、
元の磁石へと形成されるので、洩れ磁束が多く、磁石か
ら制動ドラムへ有効に働く磁束の量が少い。特に、磁石
からの磁束を洩らさず制動ドラムへ導入するためには、
強磁性板は磁石を覆う大きなものになり、それでも強磁
性板により磁束密度を有効に高めることはできず、制動
力を十分に発生させることができない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、形状が単純なブロツク状（直方体など）の
磁石と強磁性部材の組合体により、制動ドラムとの間に
効率的な磁気回路が形成されるようにした渦電流減速装
置を提供することにある。
問題に鑑み、形状が単純なブロツク状（直方体など）の
磁石と強磁性部材の組合体により、制動ドラムとの間に
効率的な磁気回路が形成されるようにした渦電流減速装
置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は回転軸に結合された制動ドラムの内
部に非磁性体からなる案内筒を同軸に配設し、非磁性体
からなる磁石支持筒を前記案内筒に軸方向移動可能に支
持し、前記磁石支持筒の外周壁に多数の永久磁石を周方
向等間隔に支持し、各永久磁石の周方向の両端部の磁極
面に、強磁性部材の基端面を対向させ、前記案内筒の制
動ドラムの内周面に接近する壁部に前記強磁性部材の先
端部を支持し、前記永久磁石の両端部の磁極面が前記強
磁性部材の基端面に対向する制動位置と、前記永久磁石
の両端部の磁極面が前記強磁性部材の基端面から引退す
る非制動位置とに、前記磁石支持筒を往復駆動するアク
チユエータを備えたことを特徴とする。
に、本発明の構成は回転軸に結合された制動ドラムの内
部に非磁性体からなる案内筒を同軸に配設し、非磁性体
からなる磁石支持筒を前記案内筒に軸方向移動可能に支
持し、前記磁石支持筒の外周壁に多数の永久磁石を周方
向等間隔に支持し、各永久磁石の周方向の両端部の磁極
面に、強磁性部材の基端面を対向させ、前記案内筒の制
動ドラムの内周面に接近する壁部に前記強磁性部材の先
端部を支持し、前記永久磁石の両端部の磁極面が前記強
磁性部材の基端面に対向する制動位置と、前記永久磁石
の両端部の磁極面が前記強磁性部材の基端面から引退す
る非制動位置とに、前記磁石支持筒を往復駆動するアク
チユエータを備えたことを特徴とする。
【０００７】また、本発明の構成は回転軸に結合された
制動ドラムの内部に非磁性体からなる断面箱型の案内筒
を同軸に配設し、非磁性体からなる磁石支持筒を前記案
内筒に軸方向移動可能に支持し、前記磁石支持筒の外周
壁に多数の永久磁石を周方向等間隔に支持し、各永久磁
石の周方向の両端部の磁極面に強磁性部材の基端面を結
合し、該強磁性部材の先端面が制動ドラムの内周面に対
向する制動位置と、前記強磁性部材が制動ドラムの外部
へ引退する非制動位置とに、前記磁石支持筒を往復駆動
するアクチユエータを備えたことを特徴とする。
制動ドラムの内部に非磁性体からなる断面箱型の案内筒
を同軸に配設し、非磁性体からなる磁石支持筒を前記案
内筒に軸方向移動可能に支持し、前記磁石支持筒の外周
壁に多数の永久磁石を周方向等間隔に支持し、各永久磁
石の周方向の両端部の磁極面に強磁性部材の基端面を結
合し、該強磁性部材の先端面が制動ドラムの内周面に対
向する制動位置と、前記強磁性部材が制動ドラムの外部
へ引退する非制動位置とに、前記磁石支持筒を往復駆動
するアクチユエータを備えたことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明では磁石支持筒に対し磁石
を両端の磁極が周方向に向くように支持し、磁石の両端
の磁極面に、磁石の磁極面から周方向かつ径外方へ延び
る強磁性部材（ポールピース、磁性部材でもよい）を結
合した構造にする。つまり、磁石の周方向の両端面にそ
れぞれ強磁性部材の基端面を結合するか対向させ、強磁
性部材の先端面を制動ドラムの内周面に対向させる。磁
石支持筒は非磁性体からなる断面箱型の案内筒に軸方向
移動可能に支持される。好ましくは、強磁性部材の先端
面は非磁性体からなる極く薄い案内筒の外筒部により覆
われるか、外筒部に貫通支持されて制動ドラムの内周面
に直接対向する。
を両端の磁極が周方向に向くように支持し、磁石の両端
の磁極面に、磁石の磁極面から周方向かつ径外方へ延び
る強磁性部材（ポールピース、磁性部材でもよい）を結
合した構造にする。つまり、磁石の周方向の両端面にそ
れぞれ強磁性部材の基端面を結合するか対向させ、強磁
性部材の先端面を制動ドラムの内周面に対向させる。磁
石支持筒は非磁性体からなる断面箱型の案内筒に軸方向
移動可能に支持される。好ましくは、強磁性部材の先端
面は非磁性体からなる極く薄い案内筒の外筒部により覆
われるか、外筒部に貫通支持されて制動ドラムの内周面
に直接対向する。
【０００９】制動時、アクチユエータにより磁石支持筒
を案内筒に沿つて制動ドラムの内部へ押し込むと、強磁
性部材の先端面が制動ドラムの内周面に対向する。回転
する制動ドラムが磁石支持筒の磁石から強磁性部材を経
て制動ドラムの内周面へ向う磁束を横切る時、制動ドラ
ムに渦電流に基づく制動力が発生する。非制動時、アク
チユエータにより磁石支持筒を案内筒に沿つて制動ドラ
ムの外部へ引き出すと、磁石は制動ドラムに磁束を及ぼ
さなくなり、制動力は発生しない。
を案内筒に沿つて制動ドラムの内部へ押し込むと、強磁
性部材の先端面が制動ドラムの内周面に対向する。回転
する制動ドラムが磁石支持筒の磁石から強磁性部材を経
て制動ドラムの内周面へ向う磁束を横切る時、制動ドラ
ムに渦電流に基づく制動力が発生する。非制動時、アク
チユエータにより磁石支持筒を案内筒に沿つて制動ドラ
ムの外部へ引き出すと、磁石は制動ドラムに磁束を及ぼ
さなくなり、制動力は発生しない。
【００１０】
【実施例】図１，２は本発明が適用される渦電流減速装
置の正面断面図、図３は同側面断面図である。渦電流減
速装置は制動ドラム１３を回転軸４に結合される。この
ため、変速機の歯車箱２の端壁に軸受３により支持され
かつ端壁から突出する出力回転軸４に、スプライン孔５
ａを有する取付フランジ５が嵌合され、かつ抜け出ない
ようにナツト６により締結される。取付フランジ５に駐
車ブレーキの制動ドラム７の端壁と、渦電流減速装置の
制動ドラム１３を支持するホイール９と一体のフランジ
部９ａとが重ね合され、複数のボルト１０とナツト１０
ａにより締結される。
置の正面断面図、図３は同側面断面図である。渦電流減
速装置は制動ドラム１３を回転軸４に結合される。この
ため、変速機の歯車箱２の端壁に軸受３により支持され
かつ端壁から突出する出力回転軸４に、スプライン孔５
ａを有する取付フランジ５が嵌合され、かつ抜け出ない
ようにナツト６により締結される。取付フランジ５に駐
車ブレーキの制動ドラム７の端壁と、渦電流減速装置の
制動ドラム１３を支持するホイール９と一体のフランジ
部９ａとが重ね合され、複数のボルト１０とナツト１０
ａにより締結される。
【００１１】制動ドラム１３は鉄などの透磁率の大なる
材料からなり、外周壁に多数の冷却フイン１３ａが周方
向等間隔に備えられる。後述するように、制動ドラム１
３の基端部は、ホイール９に嵌合支持されかつホイール
９から放射方向へ延びる多数の支持腕（スポーク）１２
に結合される。制動ドラム１３の内部に、断面箱形の内
空部２３を有する案内筒１８が同軸に配設される。アル
ミニウムなどの非磁性体からなる不動の案内筒１８は、
歯車箱２の突壁２ａに外嵌固定した枠板３１に、複数の
ボルト３２，３３により固定される。案内筒１８は外筒
部１８ａと内筒部１８ｂとの両端に環状の端壁板１８
ｃ，１８ｄを結合して構成される。図示の実施例では、
外筒部１８ａの左半部と端壁板１８ｃと内筒部１８ｂと
は断面Ｃ字形の筒体として、好ましくは磁性体から一体
に構成され、外筒部１８ａの右半部と端壁板１８ｄとは
断面逆Ｌ字形の筒体として非磁性体から一体に構成さ
れ、両者は多数のボルト１４により結合される。
材料からなり、外周壁に多数の冷却フイン１３ａが周方
向等間隔に備えられる。後述するように、制動ドラム１
３の基端部は、ホイール９に嵌合支持されかつホイール
９から放射方向へ延びる多数の支持腕（スポーク）１２
に結合される。制動ドラム１３の内部に、断面箱形の内
空部２３を有する案内筒１８が同軸に配設される。アル
ミニウムなどの非磁性体からなる不動の案内筒１８は、
歯車箱２の突壁２ａに外嵌固定した枠板３１に、複数の
ボルト３２，３３により固定される。案内筒１８は外筒
部１８ａと内筒部１８ｂとの両端に環状の端壁板１８
ｃ，１８ｄを結合して構成される。図示の実施例では、
外筒部１８ａの左半部と端壁板１８ｃと内筒部１８ｂと
は断面Ｃ字形の筒体として、好ましくは磁性体から一体
に構成され、外筒部１８ａの右半部と端壁板１８ｄとは
断面逆Ｌ字形の筒体として非磁性体から一体に構成さ
れ、両者は多数のボルト１４により結合される。
【００１２】案内筒１８の内空部２３に非磁性体からな
る磁石支持筒１９が収容される。磁石支持筒１９は内筒
部１８ｂに軸方向移動可能に支持され、外周壁に多数の
磁石２０を周方向等間隔に支持される。ブロツク状の磁
石２０は磁石支持筒１９と一体に形成した締結部材１９
ａ（図２）の断面長方形をなす周方向の開口へ嵌合支持
される。磁石支持筒１９の各磁石２０は、好ましくは、
図３に示すように、周方向に隣接する１対の磁石２０の
端部の相対向する磁極の極性が同じになるように配列さ
れる。各磁石２０の周方向の両端部の磁極面に、１対の
円弧状の強磁性部材（ポールピース）２１の基端面２１
ａが対向される。
る磁石支持筒１９が収容される。磁石支持筒１９は内筒
部１８ｂに軸方向移動可能に支持され、外周壁に多数の
磁石２０を周方向等間隔に支持される。ブロツク状の磁
石２０は磁石支持筒１９と一体に形成した締結部材１９
ａ（図２）の断面長方形をなす周方向の開口へ嵌合支持
される。磁石支持筒１９の各磁石２０は、好ましくは、
図３に示すように、周方向に隣接する１対の磁石２０の
端部の相対向する磁極の極性が同じになるように配列さ
れる。各磁石２０の周方向の両端部の磁極面に、１対の
円弧状の強磁性部材（ポールピース）２１の基端面２１
ａが対向される。
【００１３】強磁性部材２１は径外方へ湾曲または屈曲
されて外筒部１８ａを貫通し、先端面２１ｂを制動ドラ
ム１３の内周面１３ｃへ対向される。実際には、外筒部
１８ａの右半部と端壁板１８ｄとを断面逆Ｌ字形の筒体
としてアルミニウムなどの非磁性体から鋳造する際に、
強磁性部材２１は先端部を鋳込まれる。磁石２０と１対
の強磁性部材２１とはほぼ馬蹄形をなすが、前述のよう
に磁石２０は磁石支持筒１９に支持され、強磁性部材２
１は不動の外筒部１８ａに支持される。図示の実施例で
は、強磁性部材２１の幅（制動ドラム１３の軸方向の寸
法）は磁石２０のそれと同じかそりよりも幾分広くされ
る。
されて外筒部１８ａを貫通し、先端面２１ｂを制動ドラ
ム１３の内周面１３ｃへ対向される。実際には、外筒部
１８ａの右半部と端壁板１８ｄとを断面逆Ｌ字形の筒体
としてアルミニウムなどの非磁性体から鋳造する際に、
強磁性部材２１は先端部を鋳込まれる。磁石２０と１対
の強磁性部材２１とはほぼ馬蹄形をなすが、前述のよう
に磁石２０は磁石支持筒１９に支持され、強磁性部材２
１は不動の外筒部１８ａに支持される。図示の実施例で
は、強磁性部材２１の幅（制動ドラム１３の軸方向の寸
法）は磁石２０のそれと同じかそりよりも幾分広くされ
る。
【００１４】図１に示すように、補強リブ３１ａを有す
る枠板３１に、周方向等間隔に複数のアクチユエータ３
５（図２）が支持される。アクチユエータ３５はシリン
ダ３６にピストン３７を嵌合して１対の流体圧室を区画
し、ピストン３７から端壁板１８ｃのスリツトを経て内
空部２３へ突出するロツド１７が磁石支持筒１９に連結
される。
る枠板３１に、周方向等間隔に複数のアクチユエータ３
５（図２）が支持される。アクチユエータ３５はシリン
ダ３６にピストン３７を嵌合して１対の流体圧室を区画
し、ピストン３７から端壁板１８ｃのスリツトを経て内
空部２３へ突出するロツド１７が磁石支持筒１９に連結
される。
【００１５】図１，３に示すように、制動時、磁石支持
筒１９は制動ドラム１３の内部へ突出し、磁石２０が外
筒部１８ａに支持された１対の強磁性部材２１の基端面
２１ａの間へ臨む。回転する制動ドラム１３が磁石２０
から強磁性部材２１を経て制動ドラム１３の内周面１３
ｃへ及ぶ磁束を横切る時、制動ドラム１３に渦電流が発
生し、制動ドラム１３に制動力（制動トルク）が発生す
る。この時、図３に示すように、磁石２０と１対の強磁
性部材２１と制動ドラム１３とに磁気回路４０が形成さ
れる。
筒１９は制動ドラム１３の内部へ突出し、磁石２０が外
筒部１８ａに支持された１対の強磁性部材２１の基端面
２１ａの間へ臨む。回転する制動ドラム１３が磁石２０
から強磁性部材２１を経て制動ドラム１３の内周面１３
ｃへ及ぶ磁束を横切る時、制動ドラム１３に渦電流が発
生し、制動ドラム１３に制動力（制動トルク）が発生す
る。この時、図３に示すように、磁石２０と１対の強磁
性部材２１と制動ドラム１３とに磁気回路４０が形成さ
れる。
【００１６】制動時、外筒部１８ａを貫通する強磁性部
材２１が、制動ドラム１３の内周面１３ｃに直接対向す
るので磁束の洩れが少く、大きな制動力が得られる。ま
た、周方向に隣接する１対の磁石２０の相対向する端部
の極性が異なる配列の場合は、磁石２０の相対向する端
部の間に制動ドラム１３へ到達しない洩れ磁束が生じ
（短絡的磁気回路が生じ）、制動力が弱くなる恐れがあ
るが、本実施例では１対の磁石２０の相対向する端部の
極性が同じであるので、上述のような不具合は生じず、
より好ましい。
材２１が、制動ドラム１３の内周面１３ｃに直接対向す
るので磁束の洩れが少く、大きな制動力が得られる。ま
た、周方向に隣接する１対の磁石２０の相対向する端部
の極性が異なる配列の場合は、磁石２０の相対向する端
部の間に制動ドラム１３へ到達しない洩れ磁束が生じ
（短絡的磁気回路が生じ）、制動力が弱くなる恐れがあ
るが、本実施例では１対の磁石２０の相対向する端部の
極性が同じであるので、上述のような不具合は生じず、
より好ましい。
【００１７】非制動時、アクチユエータ３５により磁石
支持筒１９を制動ドラム１３の内部から案内筒１８に沿
つて引き出すと（図２は磁石支持筒１９を引き出す途中
の状態を示す）、磁石２０は制動ドラム１３へ磁束を及
ぼさなくなり、制動ドラム１３に制動力は発生しない。
支持筒１９を制動ドラム１３の内部から案内筒１８に沿
つて引き出すと（図２は磁石支持筒１９を引き出す途中
の状態を示す）、磁石２０は制動ドラム１３へ磁束を及
ぼさなくなり、制動ドラム１３に制動力は発生しない。
【００１８】図４に示す実施例は、周方向に隣接する１
対の磁石２０の相対向する端部の極性が異なるように構
成される点で、図１〜３に示すものと異なるだけであ
り、他の構成は図１〜３に示すものと同様である。この
実施例では、磁石２０の周方向の相互間隔、詳しくは相
隣接する１対の磁石２０の相対向する端部に接近する強
磁性部材２１の周方向の相互間隔を大きくすることによ
り、制動時磁石２０の相対向する端部の間に制動ドラム
１３へ到達しない洩れ磁束が生じるのを抑えることがで
きる。
対の磁石２０の相対向する端部の極性が異なるように構
成される点で、図１〜３に示すものと異なるだけであ
り、他の構成は図１〜３に示すものと同様である。この
実施例では、磁石２０の周方向の相互間隔、詳しくは相
隣接する１対の磁石２０の相対向する端部に接近する強
磁性部材２１の周方向の相互間隔を大きくすることによ
り、制動時磁石２０の相対向する端部の間に制動ドラム
１３へ到達しない洩れ磁束が生じるのを抑えることがで
きる。
【００１９】図５，６に示す実施例では、案内筒１８は
非磁性体からなる端壁板１８ｃ，１８ｄと、非磁性体か
らなる内筒部１８ｂと、磁性体からなる左半の継鉄筒２
８と、非磁性体である薄いステンレス鋼板からなる右半
の外筒部１８ａとにより、断面長方形の内空部２３を区
画される。案内筒１８の内空部２３に、非磁性体からな
る磁石支持筒１９が軸方向移動可能に支持される。磁石
支持筒１９の外周壁に多数の締結部材１９ａが周方向等
間隔に一体に形成され、各締結部材１９ａの断面長方形
をなす周方向の開口へ磁石２０が嵌合支持される。各磁
石２０の周方向の両端部の磁極面に、円弧状の強磁性部
材２１の基端面２１ａが結合される。強磁性部材２１は
磁石２０の両端の磁極面から周方向かつ径外方へ円弧状
に湾曲される。強磁性部材２１の先端面２１ｂは外筒部
１８ａを介して制動ドラム１３の内周面１３ｃへ対向可
能に構成される。磁石２０と１対の強磁性部材２１とは
ほぼ馬蹄形に組み合される。他の構成は図１〜３に示す
実施例と同様である。
非磁性体からなる端壁板１８ｃ，１８ｄと、非磁性体か
らなる内筒部１８ｂと、磁性体からなる左半の継鉄筒２
８と、非磁性体である薄いステンレス鋼板からなる右半
の外筒部１８ａとにより、断面長方形の内空部２３を区
画される。案内筒１８の内空部２３に、非磁性体からな
る磁石支持筒１９が軸方向移動可能に支持される。磁石
支持筒１９の外周壁に多数の締結部材１９ａが周方向等
間隔に一体に形成され、各締結部材１９ａの断面長方形
をなす周方向の開口へ磁石２０が嵌合支持される。各磁
石２０の周方向の両端部の磁極面に、円弧状の強磁性部
材２１の基端面２１ａが結合される。強磁性部材２１は
磁石２０の両端の磁極面から周方向かつ径外方へ円弧状
に湾曲される。強磁性部材２１の先端面２１ｂは外筒部
１８ａを介して制動ドラム１３の内周面１３ｃへ対向可
能に構成される。磁石２０と１対の強磁性部材２１とは
ほぼ馬蹄形に組み合される。他の構成は図１〜３に示す
実施例と同様である。
【００２０】制動時、磁石支持筒１９を図６に示す位置
から右方へ移動すると、磁石支持筒１９が制動ドラム１
３の内部へ臨み、磁石２０から延びる強磁性部材２１の
先端面２１ｂが、強磁性部材２１を経て制動ドラム１３
の内周面１３ｃに対向し、磁石２０と１対の強磁性部材
２１と制動ドラム１３とに磁気回路４０が形成され、制
動ドラム１３に渦電流が発生し、制動ドラム１３に制動
力が発生する。
から右方へ移動すると、磁石支持筒１９が制動ドラム１
３の内部へ臨み、磁石２０から延びる強磁性部材２１の
先端面２１ｂが、強磁性部材２１を経て制動ドラム１３
の内周面１３ｃに対向し、磁石２０と１対の強磁性部材
２１と制動ドラム１３とに磁気回路４０が形成され、制
動ドラム１３に渦電流が発生し、制動ドラム１３に制動
力が発生する。
【００２１】非制動時、磁石支持筒１９を図６に示す位
置から左方へ移動すると、強磁性部材２１の先端面２１
ｂは継鉄筒２８の内周面に対向し、磁石２０と１対の強
磁性部材２１と継鉄筒２８とに短絡的磁気回路が形成さ
れる。外筒部１８ａは外部から埃や泥水が内空部２３へ
浸入するのを防止するとともに、肉厚を薄くすることに
より強磁性部材２１の先端面２１ｂを制動ドラム１３の
内周面１３ｃへ近づけ、磁石２０から強磁性部材２１を
経て制動ドラム１３へ達する磁束の密度を高めることが
できる。本実施例では、案内筒１８の外筒部へ強磁性部
材２１の端部を鋳込む必要がないので、製造が簡略化さ
れる。
置から左方へ移動すると、強磁性部材２１の先端面２１
ｂは継鉄筒２８の内周面に対向し、磁石２０と１対の強
磁性部材２１と継鉄筒２８とに短絡的磁気回路が形成さ
れる。外筒部１８ａは外部から埃や泥水が内空部２３へ
浸入するのを防止するとともに、肉厚を薄くすることに
より強磁性部材２１の先端面２１ｂを制動ドラム１３の
内周面１３ｃへ近づけ、磁石２０から強磁性部材２１を
経て制動ドラム１３へ達する磁束の密度を高めることが
できる。本実施例では、案内筒１８の外筒部へ強磁性部
材２１の端部を鋳込む必要がないので、製造が簡略化さ
れる。
【００２２】
【発明の効果】本発明は上述のように、磁石支持筒に対
しブロツク状の磁石を両端の磁極が周方向に向くように
支持し、磁石の両端の磁極面に、磁石の磁極面から周方
向かつ径外方へ延びる強磁性部材の基端面を結合するか
対向させ、強磁性部材の先端面を制動ドラムの内周面に
対向させたものであり、磁石の形状が単純化されるので
製造経費を節減できる。
しブロツク状の磁石を両端の磁極が周方向に向くように
支持し、磁石の両端の磁極面に、磁石の磁極面から周方
向かつ径外方へ延びる強磁性部材の基端面を結合するか
対向させ、強磁性部材の先端面を制動ドラムの内周面に
対向させたものであり、磁石の形状が単純化されるので
製造経費を節減できる。
【００２３】磁石支持筒の外周壁に結合されたブロツク
状の磁石の両端を、不動の案内筒に結合された１対の強
磁性部材の間へ臨ませて組合体を構成することにより、
磁石からの磁束が湾曲した強磁性部材を経て制動ドラム
へ導かれるので、磁束の洩れが少く、制動ドラムへ有効
に働く磁束密度を高められ、制動ドラムとの間に効率的
な磁気回路が形成され、大きな制動力が得られる。
状の磁石の両端を、不動の案内筒に結合された１対の強
磁性部材の間へ臨ませて組合体を構成することにより、
磁石からの磁束が湾曲した強磁性部材を経て制動ドラム
へ導かれるので、磁束の洩れが少く、制動ドラムへ有効
に働く磁束密度を高められ、制動ドラムとの間に効率的
な磁気回路が形成され、大きな制動力が得られる。
【００２４】強磁性部材の先端部は、非磁性体からなる
極く薄い案内筒の外筒部により覆われるか外筒部に貫通
支持され、制動ドラムの内周面へ接近するので、磁石か
ら強磁性部材を経て制動ドラムへ働く磁束の密度が高め
られる。
極く薄い案内筒の外筒部により覆われるか外筒部に貫通
支持され、制動ドラムの内周面へ接近するので、磁石か
ら強磁性部材を経て制動ドラムへ働く磁束の密度が高め
られる。
【００２５】ブロツク状の磁石を支持する磁石支持筒は
非磁性体から構成できるので、磁石支持筒と磁石の組立
が容易になり、また磁石支持筒が軽量になるので、磁石
支持筒を駆動するアクチユエータの容量を縮小できる。
非磁性体から構成できるので、磁石支持筒と磁石の組立
が容易になり、また磁石支持筒が軽量になるので、磁石
支持筒を駆動するアクチユエータの容量を縮小できる。
【００２６】周方向の端部に磁極を有する磁石を用いる
ので、磁石からの磁束が従来例のように磁石支持筒へ流
れることがなく、制動ドラムへ有効に導かれ、磁気回路
が磁石から強磁性部材、制動ドラム、強磁性部材、磁石
へと形成されるので、従来のような磁石支持筒は不必要
になり、構造が簡単になり、軽量化が可能になる。
ので、磁石からの磁束が従来例のように磁石支持筒へ流
れることがなく、制動ドラムへ有効に導かれ、磁気回路
が磁石から強磁性部材、制動ドラム、強磁性部材、磁石
へと形成されるので、従来のような磁石支持筒は不必要
になり、構造が簡単になり、軽量化が可能になる。
【００２７】磁石の周方向の端部に１対の強磁性部材を
接合する構造であるので、磁石の体積と個数が同じなら
ば、制動ドラムの内周面に対向する強磁性部材（磁極）
の数は２倍になり、制動力を向上できる。逆に、従来と
同じ制動性能でよければ、磁石の数をほぼ半減すること
がかのうになり、製造経費を削減できる。
接合する構造であるので、磁石の体積と個数が同じなら
ば、制動ドラムの内周面に対向する強磁性部材（磁極）
の数は２倍になり、制動力を向上できる。逆に、従来と
同じ制動性能でよければ、磁石の数をほぼ半減すること
がかのうになり、製造経費を削減できる。
【００２８】また、１対の磁石の相対向する端部の極性
を同じにすれば、磁石間の洩れ磁束を減少させることが
でき、より大きな制動力を得ることができる。
を同じにすれば、磁石間の洩れ磁束を減少させることが
でき、より大きな制動力を得ることができる。
【図１】本発明の第１実施例に係る渦電流減速装置の正
面断面図である。
面断面図である。
【図２】同渦電流減速装置の要部を示す正面断面図であ
る。
る。
【図３】同渦電流減速装置の制動状態を示す側面断面図
である。
である。
【図４】本発明の部分的変更実施例に係る渦電流減速装
置の制動状態を示す側面断面図である。
置の制動状態を示す側面断面図である。
【図５】同渦電流減速装置の制動状態を示す側面断面図
である。
である。
【図６】本発明の第２実施例に係る渦電流減速装置の要
部を示す正面断面図である。
部を示す正面断面図である。
２：歯車箱 ４：回転軸 ７：制動ドラム ９：ホイー
ル １２：支持腕 １３：制動ドラム １３ａ：冷却フ
イン １３ｃ：内周面 １８ａ：外筒部 １８ｂ：内筒
部 １８ｃ：端壁板 １８ｄ：端壁板 １７：ロツド
１８：案内筒 １９：磁石支持筒 ２０：永久磁石 ２
１：強磁性部材 ２１ａ：基端面 ２１ｂ：先端面 ２
３：内空部 ２８：継鉄筒 ３１：枠板 ３５：アクチ
ユエータ ３７：ピストン
ル １２：支持腕 １３：制動ドラム １３ａ：冷却フ
イン １３ｃ：内周面 １８ａ：外筒部 １８ｂ：内筒
部 １８ｃ：端壁板 １８ｄ：端壁板 １７：ロツド
１８：案内筒 １９：磁石支持筒 ２０：永久磁石 ２
１：強磁性部材 ２１ａ：基端面 ２１ｂ：先端面 ２
３：内空部 ２８：継鉄筒 ３１：枠板 ３５：アクチ
ユエータ ３７：ピストン
Claims (4)
- 【請求項１】回転軸に結合された制動ドラムの内部に非
磁性体からなる案内筒を同軸に配設し、非磁性体からな
る磁石支持筒を前記案内筒に軸方向移動可能に支持し、
前記磁石支持筒の外周壁に多数の永久磁石を周方向等間
隔に支持し、各永久磁石の周方向の両端部の磁極面に、
強磁性部材の基端面を対向させ、前記案内筒の制動ドラ
ムの内周面に接近する壁部に前記強磁性部材の先端部を
支持し、前記永久磁石の両端部の磁極面が前記強磁性部
材の基端面に対向する制動位置と、前記永久磁石の両端
部の磁極面が前記強磁性部材の基端面から引退する非制
動位置とに、前記磁石支持筒を往復駆動するアクチユエ
ータを備えたことを特徴とする渦電流減速装置。 - 【請求項２】回転軸に結合された制動ドラムの内部に非
磁性体からなる断面箱型の案内筒を同軸に配設し、非磁
性体からなる磁石支持筒を前記案内筒に軸方向移動可能
に支持し、前記磁石支持筒の外周壁に多数の永久磁石を
周方向等間隔に支持し、各永久磁石の周方向の両端部の
磁極面に強磁性部材の基端面を結合し、該強磁性部材の
先端面が制動ドラムの内周面に対向する制動位置と、前
記強磁性部材が制動ドラムの外部へ引退する非制動位置
とに、前記磁石支持筒を往復駆動するアクチユエータを
備えたことを特徴とする渦電流減速装置。 - 【請求項３】周方向に隣接する１対の磁石の相対向する
端部の極性が同じである、請求項１，２に記載の渦電流
減速装置。 - 【請求項４】前記案内筒は断面箱型をなし、該案内筒の
外筒部の制動ドラムの内部へ臨む半部が薄いステンレス
鋼板などの非磁性体からなり、制動ドラムの外部へ突出
する半部が磁性体からなる、請求項２に記載の渦電流減
速装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10106963A JPH11289747A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 渦電流減速装置 |
| DE69903211T DE69903211T2 (de) | 1998-04-02 | 1999-03-31 | Wirbelstrom Bremsgerät |
| EP99106570A EP0948119B1 (en) | 1998-04-02 | 1999-03-31 | Eddy current reduction apparatus |
| US09/283,890 US6220403B1 (en) | 1998-04-02 | 1999-04-01 | Eddy current braking system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10106963A JPH11289747A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 渦電流減速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11289747A true JPH11289747A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14446987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10106963A Pending JPH11289747A (ja) | 1998-04-02 | 1998-04-02 | 渦電流減速装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6220403B1 (ja) |
| EP (1) | EP0948119B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11289747A (ja) |
| DE (1) | DE69903211T2 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20050146213A1 (en) * | 2002-02-28 | 2005-07-07 | Kenji Imanishi | Eddy current speed reducer |
| WO2011146076A1 (en) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | Otis Elevator Company | Brake for elevator |
| SG10202004030QA (en) | 2014-08-18 | 2020-05-28 | Eddy Current Lp | Tuning of a kinematic relationship between members |
| JP6615870B2 (ja) | 2014-08-18 | 2019-12-04 | エディ・カーレント・リミテッド・パートナーシップ | 装置、ロープ繰出し装置、乗客座席拘束装置、変速機駆動装置、リニアガイド式命綱 |
| JP6721250B2 (ja) | 2014-08-18 | 2020-07-08 | エディ・カーレント・リミテッド・パートナーシップ | ラッチ装置、ロープ繰り出し装置、乗客座席拘束装置、車両及びジップライン |
| CN113595358B (zh) | 2014-12-04 | 2024-03-22 | 涡流有限合伙公司 | 更改涡流相互作用的方法 |
| AU2015355673B2 (en) | 2014-12-04 | 2020-04-30 | Eddy Current Limited Partnership | Transmissions incorporating eddy current braking |
| AU2015355674A1 (en) * | 2014-12-04 | 2017-06-08 | Eddy Current Limited Partnership | Eddy current brake configurations |
| CN106999737B (zh) | 2014-12-04 | 2021-02-26 | 涡流有限合伙公司 | 元件之间的闭锁激活 |
| SG11201704356SA (en) | 2014-12-04 | 2017-06-29 | Eddy Current Ltd Partnership | Energy absorbing apparatus |
| JP7044444B2 (ja) | 2015-12-18 | 2022-03-30 | エディ・カーレント・リミテッド・パートナーシップ | 動力システムのための可変挙動制御機構 |
| US9709111B1 (en) * | 2016-05-25 | 2017-07-18 | Warner Electric Technology Llc | Rotational coupling device with non-contact anti-rotation mechanism |
| US10906404B2 (en) * | 2017-11-05 | 2021-02-02 | Guillaume Savoie-Lavigueur | Eddy current braking system and method for installing the same on a vehicle |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1673443B2 (de) * | 1968-02-17 | 1972-11-02 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Fankfurt | Drehbeschleunigungsmessgeraet |
| DE1903528A1 (de) * | 1969-01-24 | 1970-08-13 | Max Baermann | Wirbelstrom- und/oder Hysteresisbremse bzw.-kupplung,insbesondere fuer Fahrzeuge |
| US3962595A (en) * | 1974-12-20 | 1976-06-08 | W. J. Industries, Incorporated | Magnetic particle brake |
| US4122922A (en) * | 1977-08-17 | 1978-10-31 | Max Baermann | Infinitely variable wear-free eddy current and/or hysteresis brake, preferably for track-bound vehicles |
| YU41934B (en) * | 1979-08-03 | 1988-02-29 | Baermann Max | Switehing-in permanent - magnetbrake |
| US5206555A (en) * | 1987-03-02 | 1993-04-27 | Unisys Corp. | Adjustable brake for magnetic actuator |
| EP0312601B1 (en) * | 1987-04-30 | 1991-09-18 | Tokyo-Buhin Kogyo Co., Ltd. | Eddy current brake |
| JPH02246766A (ja) * | 1989-03-16 | 1990-10-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁ブレーキ装置 |
| JPH0691732B2 (ja) * | 1989-06-20 | 1994-11-14 | いすゞ自動車株式会社 | 渦電流式リターダのロータ |
| JPH0714270B2 (ja) * | 1989-08-28 | 1995-02-15 | いすゞ自動車株式会社 | 渦電流式減速装置 |
| JPH0767269B2 (ja) * | 1989-08-30 | 1995-07-19 | いすゞ自動車株式会社 | 渦電流式減速装置 |
| JPH06103977B2 (ja) * | 1991-01-31 | 1994-12-14 | いすゞ自動車株式会社 | 渦電流式減速装置 |
| WO1993009590A1 (en) * | 1991-11-08 | 1993-05-13 | Isuzu Motors Ltd. | Eddy current type retarder |
| EP0662569A1 (en) * | 1994-01-10 | 1995-07-12 | Iwao Ikegami | Brake apparatus |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP10106963A patent/JPH11289747A/ja active Pending
-
1999
- 1999-03-31 EP EP99106570A patent/EP0948119B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-31 DE DE69903211T patent/DE69903211T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-01 US US09/283,890 patent/US6220403B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69903211T2 (de) | 2003-02-20 |
| DE69903211D1 (de) | 2002-11-07 |
| EP0948119B1 (en) | 2002-10-02 |
| US6220403B1 (en) | 2001-04-24 |
| EP0948119A1 (en) | 1999-10-06 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050905 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060808 |