JPH11288845A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

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JPH11288845A
JPH11288845A JP10877398A JP10877398A JPH11288845A JP H11288845 A JPH11288845 A JP H11288845A JP 10877398 A JP10877398 A JP 10877398A JP 10877398 A JP10877398 A JP 10877398A JP H11288845 A JPH11288845 A JP H11288845A
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capacitor
anode
cathode
terminal
solid electrolytic
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JP10877398A
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English (en)
Inventor
Keiji Oka
圭二 岡
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Matsuo Electric Co Ltd
Original Assignee
Matsuo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ESR(等価直列抵抗)の小さい所謂低ES
R型の固体電解コンデンサを実現する。 【解決手段】 コンデンサ(外装材1)内には、2個の
コンデンサ素子2、2が内蔵されており、これら各コン
デンサ素子2、2は、陽極端子5と陰極端子6との間
に、並列に接続されている。このように、複数(2個)
のコンデンサ素子2、2を設け、これらを並列接続すれ
ば、コンデンサ全体のESRのうち、各コンデンサ素子
2、2自体の各抵抗成分により構成される抵抗分を、コ
ンデンサ素子2を1個のみとした場合よりも小さくで
き、よって、低ESR型の固体電解コンデンサを実現で
きる。なお、コンデンサ全体の静電容量は、各コンデン
サ素子2、2の各静電容量を並列接続して得られる容
量、即ち各静電容量の加算値となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばタンタル固
体電解コンデンサ等の固体電解コンデンサに関し、特に
等価直列抵抗(Equivalent Series Resistance:以下、
ESRという。)の小さい所謂低ESR型の固体電解コ
ンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】上記タンタル固体電解コンデンサとし
て、従来、例えば図8に示すような表面実装(SMD)
型のものが知られている。なお、同図において、(a)
は、このコンデンサの内部構造を観察できる程度に後述
する外装材1を部分的に除去した平面図、(b)は、正
面図、(c)は、(a)と同様に上記外装材1を部分的
に除去した側面図、(d)は、背面図、(e)は、底面
図、(f)は、上記(c)のG−G’断面図である。
【0003】同図に示すように、このコンデンサは、内
部にコンデンサ素子102を有している。このコンデン
サ素子102は、概略直方体状の素子本体103と、こ
の素子本体103の一側面から突出した棒状の陽極リー
ド104と、から成る。このうち、素子本体103は、
タンタルパウダを圧粉及び焼結して陽極体を形成し、こ
の陽極体の外周面に、化成処理により誘電体としてのタ
ンタル酸化膜を形成し、更に、この誘電体層の上に、再
化成処理により二酸化マンガン等の陰極層を形成したも
のである。一方、陽極リード104は、例えばタンタル
ワイヤで形成されたもので、その一端側が上記陽極体に
埋め込まれており、即ち上記陽極体の引き出し線として
機能する。
【0004】そして、陽極リード104の先端部分に
は、概略帯状の陽極端子5の一端が、その端縁を素子本
体103側に対向させた状態で、例えば溶接されてい
る。また、陰極層(素子本体表面)103の上記陽極リ
ード104が突出している側とは反対側の側面及び上面
(同図(c)における右側の面及び上方の面)で形成さ
れる角部には、クランク状に成形された概略帯状の陰極
端子6の一端が、その端縁を上記陽極リード104の突
出方向に向けた状態で、例えば導電性接着剤7により接
着されている。
【0005】更に、コンデンサ素子102は、上記各端
子5、6の各他端側をそれぞれ外方に引き出した状態
で、例えば硬質樹脂製の上述した外装材1により概略直
方体状に封止(モールド)されている。そして、各端子
5、6は、それぞれ外装材1の相対向する側面(正面及
び背面側の各外側面)及び底面に沿って、概略コの字状
に折り曲げられており、外装材1の底面において、それ
ぞれの他端縁を、互いに所定の間隔を隔てて対向させて
いる。なお、これら各端子5、6の上記外装材1の底面
に沿う部分、詳しくは外方に露出させた面51、61
が、このコンデンサを図示しないプリント配線板(基
板)に実装する際の基板(詳しくは基板上に設けられた
ランド)との接触面になる。
【0006】また、外装材1の底面には、これに沿って
折り曲げられる各端子5、6の各他端側をそれぞれ収容
するための溝部11、12が設けられており、これによ
って、各端子5、6に対して、特に各端子5、6の各他
端に対して、これらを変形させたり、或いは外装材1か
ら剥離させたりする等の外力が加わり難くしている。な
お、これら各端子5、6の各他端側の面51、61は、
上述したようにプリント配線板との接触部となるので、
各溝部11、12は、上記各面51、61が、外装材1
の底面よりも僅かに外方(同図(b)乃至(d)及び
(f)の下方)に突出する程度の深さ寸法とされてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンデンサ
には、それ自体の静電容量と直列に、抵抗成分、即ち上
述したESRが存在することが知られている。例えば、
上記図8のコンデンサにおいては、コンデンサ素子10
2自体の材料や内部構造等に起因するコンデンサ素子1
02自体の抵抗成分、及びコンデンサ素子102と各端
子5、6との接触抵抗(導電性接着剤7自体の抵抗を含
む)、更には各端子5、6自体の抵抗等が、上記ESR
の要因となる。従って、例えば、このコンデンサをリプ
ル電流(電圧)の存在する直流電源ラインの平滑コンデ
ンサとして使用した場合、上記ESRによる電力損失が
発生する。よって、特に、DC/DCコンバータやスイ
ッチング電源回路等のように上記リプル電流が比較的に
大きい所謂高リプル電流回路等においては、上記ESR
による電力損失を極力抑えるために、低ESR型のコン
デンサが望まれる。
【0008】そこで、本発明は、上記図8に示す従来の
コンデンサよりもESRの小さい固体電解コンデンサを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のうちで、請求項
1に記載の発明は、複数のコンデンサ素子と、これら各
コンデンサ素子の各陽極部同志をそれぞれ相互に接続す
る陽極側接続手段と、上記各コンデンサ素子の各陰極部
同志をそれぞれ相互に接続する陰極側接続手段と、上記
各陽極部のうち一部の陽極部または全ての陽極部に一端
側が接続された陽極端子と、上記各陰極部のうち一部の
陰極部または全ての陰極部に一端側が接続された陰極端
子と、上記各端子の各他端側をそれぞれ外部に引き出し
た状態で上記各コンデンサ素子を一体に封止する絶縁性
の外装材と、を具備するものである。
【0010】本請求項1に記載の発明によれば、外装材
により一体化されたコンデンサ内には、複数のコンデン
サ素子が並列に接続された状態で内蔵されている。従っ
て、これら各コンデンサ素子自体の各抵抗成分も、それ
ぞれ並列に接続された状態となる。よって、コンデンサ
全体のESRのうち、各コンデンサ素子自体の各抵抗成
分により構成される抵抗分が、上述した図8に示す従来
のコンデンサのようにコンデンサ素子102を1個だけ
内蔵したものに比べて小さくなる。なお、コンデンサ全
体の静電容量は、各コンデンサ素子の各静電容量を並列
接続して得た容量、即ち各コンデンサ素子の各静電容量
を加算して得た値となる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の固体電解コンデンサにおいて、上記全ての陽極
部に上記陽極端子の一端側を接続し、この陽極端子によ
って上記陽極側接続手段を構成したものである。
【0012】本請求項2に記載の発明によれば、陽極端
子によって陽極側接続手段を構成している。従って、陽
極端子と陽極側接続手段とをそれぞれ別個に設けた場合
に比べて、陽極側接続手段と各陽極部との接触抵抗、及
び陽極側接続手段自体の抵抗成分が無くなり、よって、
コンデンサ全体のESRが更に小さくなる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明の固体電解コンデンサにおいて、上記全
ての陰極部に上記陰極端子の一端側を接続し、この陰極
端子によって上記陰極側接続手段を構成したものであ
る。
【0014】本請求項3に記載の発明によれば、陰極端
子によって陰極側接続手段を構成している。従って、陰
極端子と陰極側接続手段とをそれぞれ別個に設けた場合
に比べて、陰極側接続手段と各陰極部との接触抵抗、及
び陰極側接続手段自体の抵抗成分が無くなり、よって、
コンデンサ全体のESRが更に小さくなる。
【0015】請求項4に記載の発明は、複数のコンデン
サ素子と、これら各コンデンサ素子の各陽極部及び各陰
極部のいずれか一方をそれぞれ相互に接続する相互接続
手段と、上記各陽極部及び上記各陰極部のうち上記相互
接続手段によって相互に接続される側の一部または全部
に一端側が接続された第1の端子と、上記各陽極部及び
上記各陰極部の他方にそれぞれ一端側が接続された複数
の第2の端子と、上記各端子の各他端側をそれぞれ外部
に引き出した状態で上記各コンデンサ素子を一体に封止
する絶縁性の外装材と、を具備し、上記外装材の外部に
おいて、上記各第2の端子の各他端側がそれぞれ互いに
近接した部分を有するものである。
【0016】本請求項4に記載の発明によれば、外装材
により一体化されたコンデンサ内には、複数のコンデン
サ素子が内蔵されている。そして、これら各コンデンサ
素子の各陽極部及び各陰極部のうちの一方は、相互接続
手段によって相互に接続されており、第一の端子によっ
て外装材の外方に引き出されている。そして、各陽極部
及び各陰極部のうち他方は、それぞれ個別に、またはこ
れら他方の側をいくつかの組に分けてこれらの組毎に、
設けられた複数の第二の端子によって、それぞれ外装材
の外方に引き出されている。従って、これら各第二の端
子(の各他端側)同志を、外装材の外部において相互に
接続すれば、各コンデンサ素子を並列接続したのと等価
な状態となり、即ち上記請求項1に記載の発明と同様の
固体電解コンデンサを構成できる。なお、各第二の端子
の各他端側は、外装材の外部において、それぞれ互いに
近接した部分を有するので、この部分を利用すれば各第
二の端子同志を接続し易い。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明の固体電解コンデンサにおいて、上記各陽極部及
び上記各陰極部のうち上記一方の側の全部に上記第1の
端子の一端側を接続し、この第1の端子によって上記相
互接続手段を構成したものである。
【0018】本請求項5に記載の発明によれば、第1の
端子によって相互接続手段を構成している。従って、第
1の端子と相互接続手段とをそれぞれ別個に設けた場合
に比べて、相互接続手段と各陽極部または各陰極部との
接触抵抗、及び相互接続手段自体の抵抗成分が無くな
り、よって、コンデンサ全体のESRが更に小さくな
る。
【0019】請求項6に記載の発明は、複数のコンデン
サ素子と、これら各コンデンサ素子の各陽極部にそれぞ
れ一端側が接続された複数の陽極端子と、上記各コンデ
ンサ素子の各陰極部にそれぞれ一端側が接続された複数
の陰極端子と、上記各端子の各他端側をそれぞれ外部に
引き出した状態で上記各コンデンサ素子を一体に封止す
る絶縁性の外装材と、を具備し、上記外装材の外部にお
いて、上記各陽極端子の各他端側がそれぞれ互いに近接
した部分を有し、上記各陰極端子の各他端側がそれぞれ
互いに近接した部分を有するものである。
【0020】本請求項6に記載の発明によれば、外装材
により一体化されたコンデンサ内には、複数のコンデン
サ素子が内蔵されている。そして、これら各コンデンサ
素子の各陽極部は、それぞれ個別に、またはこれら各陽
極部をいくつかの組に分けてこれらの組毎に、設けられ
た複数の陽極端子によって、それぞれ外装材の外方に引
き出されている。一方、各陰極部も、それぞれ個別に、
またはこれら各陰極部をいくつかの組に分けてこれらの
組毎に、設けられた複数の陰極端子によって、それぞれ
外装材の外方に引き出されている。従って、これら各陽
極端子(の各他端側)同志を外装材の外部で相互に接続
すると共に、各陰極端子(の各他端側)同志を外装材の
外部で相互に接続すれば、各コンデンサ素子を並列接続
したのと等価な状態となり、即ち上記請求項1に記載の
発明と同様の固体電解コンデンサを構成できる。なお、
各陽極端子の各他端側及び各陰極端子の各他端側は、そ
れぞれ、外装材の外部において互いに近接した部分を有
するので、この部分を利用すれば各陽極端子同志及び各
陰極端子同志をそれぞれ接続し易い。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5または6に記載の発明の固体電解コンデンサ
において、上記固体電解コンデンサを、上記各コンデン
サ素子の上記各陽極部としてタンタルを用いたタンタル
固体電解コンデンサとしたものである。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6または7に記載の発明の固体電解コンデ
ンサにおいて、上記固体電解コンデンサが、表面実装型
のものであって、この固体電解コンデンサを基板表面に
実装したとき、上記外装材が、上記基板表面に対向する
外側面を有し、上記各端子の各他端側が、上記基板表面
に沿う部分を有するものである。
【0023】なお、本請求項8に記載の発明の固体電解
コンデンサを基板表面に実装したときに、上記外装材の
基板表面に対向する外側面が、この固体電解コンデンサ
の底面となる。そして、各端子の各他端側において上記
基板表面に沿う部分が、基板表面、例えばこの基板がプ
リント配線板である場合には基板上に設けられたラン
ド、との接触部になる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明を例えば上述した図8のコ
ンデンサと同様の表面実装型のタンタル固体電解コンデ
ンサに応用した場合の第1の実施の形態について、図1
から図3を参照して説明する。
【0025】本第1の実施の形態のコンデンサは、図1
に示すように、上記図8のコンデンサにおけるコンデン
サ素子102に代えて、2個のコンデンサ素子2、2を
内蔵したものである。そして、後述するが、これら各コ
ンデンサ素子2、2を、陽極端子5と陰極端子6との各
一端間に並列に接続したものである。なお、これ以外の
構成については、上記図8と同様であるので、これら同
等部分には図8と同一の符号を付して、その詳細な説明
を省略する。
【0026】各コンデンサ素子2、2は、構造的には、
図8におけるコンデンサ素子102と同様のもので、そ
れぞれ、概略直方体状の素子本体3と、この素子本体3
の一側面から突出した棒状の陽極リード4と、で構成さ
れている。即ち、素子本体3は、タンタルパウダを圧粉
及び焼結して陽極体を形成し、この陽極体の外周面に、
化成処理により誘電体としてのタンタル酸化膜を形成
し、更に、この誘電体層の上に、再化成処理により二酸
化マンガン等の陰極層を形成したものである。一方、陽
極リード4は、例えばタンタルワイヤで形成されたもの
で、その一端側が上記陽極体に埋め込まれており、即ち
上記陽極体の引き出し線として機能する。
【0027】また、各コンデンサ素子2、2は、それぞ
れ同一規格のものであり、電気的には、上記図8におけ
るコンデンサ素子102と定格電圧が同じで、かつ半分
の静電容量のものである。従って、各コンデンサ素子
2、2は、個々には、上記コンデンサ素子102よりも
サイズが小さく、例えば、素子本体3、3は、上記コン
デンサ素子102の素子本体103を、陽極リード10
4の突出方向に沿って縦半分(左右2つ、即ち図8
(a)において上下2つ)に切ったのと略同程度のサイ
ズのものとされている。一方、各陽極リード4、4は、
上記コンデンサ素子102の陽極リード104と略同じ
サイズ(ワイヤ径及び突出量)のものとされている。
【0028】ところで、本第1の実施の形態では、上記
各コンデンサ素子2、2を、それぞれの陽極リード4、
4を陽極端子5側に向け、各素子本体3、3側を陰極端
子6側に向けると共に、各素子本体3、3の各陽極リー
ド4、4を突出させた側の各側面及びこの面とは反対側
の各側面、更に各素子本体3、3の各上面及び各底面
(図1(c)における上方の面及び下方の面)をそれぞ
れ揃えた状態で、水平方向(横一列)に並べて配置して
いる。更に、各素子本体3、3の各外側面のうち、各素
子本体3、3間で互いに対向する側の外側面同志を、例
えば導電性接着剤8により接着して、各素子本体3、3
の各外側面上に形成された各陰極層同志を、電気的に接
続(短絡)している。なお、ここで言う各陰極層(素子
本体表面)3、3が、特許請求の範囲に記載の陰極部に
対応し、これらを相互に接続する導電性接着剤8が、陰
極側接続手段に対応する。
【0029】そして、上記のように配置した各コンデン
サ素子2、2の各陽極リード4、4の先端部分に、陽極
端子5の一端を溶接している。従って、各陽極リード
4、4は、陽極端子5により外装材1の外方に引き出さ
れるだけでなく、陽極端子5により相互に接続(短絡)
される。なお、ここで言う各陽極リード4、4が、特許
請求の範囲に記載の陽極部に対応する。そして、これら
各陽極リード4、4を外方に引き出すための陽極端子5
は、特許請求の範囲に記載の陽極側接続手段としても機
能する。
【0030】一方、各コンデンサ素子2、2の各陰極層
(素子本体表面)3、3上であって、これら各陰極層
3、3の上記各陽極リード4、4が突出している側とは
反対側の側面及び上面(図1(c)における右側の面及
び上方の面)で形成される角部に、クランク状に成形さ
れた陰極端子6の一端が、上記両方の陰極層3、3に跨
る状態に、導電性接着剤7により接着される。即ち、各
陰極層3、3は、上記導電性接着剤8のみならず、陰極
端子6(及び導電性接着剤7)によっても相互に接続さ
れる。従って、陰極端子6は、上記特許請求の範囲に記
載の陰極側接続手段としても機能する。
【0031】このように、本第1の実施の形態によれ
ば、互いに同一規格の2つのコンデンサ素子2、2を設
け、これら各コンデンサ素子2、2の各陽極リード4、
4と各陰極層3、3とを、それぞれ陽極端子5と陰極端
子6とで相互に接続することによって、各コンデンサ素
子2、2を並列接続している。これによって、各コンデ
ンサ素子2、2自体の各抵抗成分も並列接続されるの
で、コンデンサ全体から見た抵抗成分、即ちESRのう
ち、各コンデンサ素子2、2自体の各抵抗成分により構
成される抵抗分が半減する。従って、上述した図8のコ
ンデンサのようにコンデンサ素子102を1個だけ内蔵
したものに比べて、ESRの小さい低ESR型のコンデ
ンサを実現できる。なお、コンデンサ全体の静電容量
は、上記図8のコンデンサの静電容量と略同等になるこ
とは言うまでもない。
【0032】また、本第1の実施の形態では、各コンデ
ンサ素子2、2を並列接続する手段、即ち各コンデンサ
素子2、2の各陽極リード4、4同志及び各陰極層3、
3同志をそれぞれ相互に接続する手段として、陽極端子
5及び陰極端子6を兼用している。これに対して、例え
ば、各陽極リード4、4同志及び各陰極層3、3同志を
それぞれ相互に接続するための手段を、陽極端子5及び
陰極端子6とは別個に設けたとする。この場合、各陽極
リード4、4及び各陰極層3、3と、これらを相互に接
続するための手段との間に新たに接触抵抗が生じる。そ
して、この接触抵抗と、上記相互接続のための手段自体
の抵抗成分とが、コンデンサ全体のESRに加算される
ことになる。従って、本第1の実施の形態によれば、上
記のように陽極端子5及び陰極端子6とは別に上記相互
接続のための手段を設ける場合よりも、ESRの小さい
コンデンサを実現できる。
【0033】なお、本第1の実施の形態においては、各
コンデンサ素子2、2の陽極体として、タンタルを用い
たタンタル固体電解コンデンサを例に挙げて説明した
が、タンタル以外の原料を用いた固体電解コンデンサ
に、本発明を適用してもよい。
【0034】また、本第1の実施の形態では、コンデン
サの外観形状を、表面実装型としたが、これ以外の、例
えばディスクリート(独立)型等のコンデンサについて
も、本発明を適用できる。
【0035】更に、コンデンサ内に設けた各コンデンサ
素子2、2を、それぞれ同一規格のものとしたが、これ
に限らない。例えば、各コンデンサ素子2、2を、それ
ぞれ静電容量の異なるものとしてもよい。また、各コン
デンサ素子2、2を、それぞれ定格電圧の異なるものと
してもよいが、この場合、コンデンサ全体の定格電圧
は、各コンデンサ素子2、2のうち、定格電圧の低い側
の規格に依存することは言うまでもない。
【0036】そして、コンデンサ内に2個のコンデンサ
素子2、2を設けたが、3個以上のコンデンサ素子2、
2、・・・を設け、これらを並列接続してもよい。
【0037】また、本第1の実施の形態においては、各
コンデンサ素子2、2を水平方向(横一列)に並べて配
置したが、例えば図2に示すように、各コンデンサ素子
2、2を垂直方向(縦一列)に重ねて配置してもよい。
【0038】なお、この場合、各コンデンサ素子2、2
の各陽極リード4、4の突出位置が、垂直方向において
ずれるので、この図2のコンデンサにおいては、陽極端
子5の一端側を二股に分けて、そのうちの一方5aを上
方側のコンデンサ素子2の陽極リード4に接続し、他方
5bを下方側のコンデンサ素子2の陽極リード4に接続
している。そして、このときの接続を容易にするため
に、各コンデンサ素子2、2の各陽極リード4、4は、
それぞれ、陽極端子5の幅方向(同図(a)の上下方向
または同図(f)の左右方向)において、相反する方向
にずらして設けられている。
【0039】また、この図2の構成においては、各コン
デンサ素子2、2のうち、上方側のコンデンサ素子2の
陰極層3のみに(導電性接着剤7を介して)陰極端子6
が接続され、下方側のコンデンサ素子2の陰極層3につ
いては、導電性接着剤8と上方側のコンデンサ2の陰極
層3と(導電性接着剤7と)を介して陰極端子6に接続
される。従って、両方の陰極層3、3を(導電性接着剤
7を介して)直接陰極端子6に接続する上記図1の構成
と異なり、この図2の構成では、下方側のコンデンサ素
子2の陰極層3と陰極端子6との間に、余分な抵抗成
分、即ち導電性接着剤8自体の抵抗や上方側のコンデン
サ素子2の陰極層3自体の抵抗等が発生し、ひいてはE
SRの増大を招く。そこで、図3に示すように、各コン
デンサ素子2、2の各陰極層3、3の間に、陰極端子6
の一端側の両面を挟み込む構成とすれば、上記のような
余分な抵抗成分の発生を防止できる。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図4から図6を参照して説明する。本第2の実施の
形態は、図4に示すように、各コンデンサ素子2、2の
各陽極リード4、4を、それぞれ別個の2つの陽極端子
15、25によって外装材1の外方に引き出した所謂バ
イポーラ構造のもので、この点が、各陽極リード4、4
を、1つの陽極端子5により引き出すという上記第1の
実施の形態と異なる。
【0041】即ち、各陽極端子15、25は、上記第1
の実施の形態における陽極端子5よりも幅の狭い概略帯
状のもので、互いに平行にかつ近接した状態で、それぞ
れの一端が、各コンデンサ素子2、2の各陽極リード
4、4の各先端部分に接続されている。そして、これら
各陽極端子15、25の他端側は、上記第1の実施の形
態における陽極端子5と同様に、それぞれ陰極端子6と
は反対の方向に向かって外装材1の外方に引き出され、
外装材1の側面(正面側の外側面)及び底面(溝部1
1)に沿って、概略コの字状に折り曲げられている。
【0042】このように、本第2の実施の形態のコンデ
ンサによれば、このコンデンサ単独では、各コンデンサ
素子2、2が並列接続されていない状態にあるが、各陽
極端子15、25を相互に接続すれば、各コンデンサ素
子2、2が並列に接続され、即ち上記第1の実施の形態
と同様の低ESR型のコンデンサを構成できる。特に、
各陽極端子15、25は、互いに近接しているので、こ
れらを相互に接続するのは容易である。例えば、このコ
ンデンサの実装先となるプリント配線板のランドとし
て、上記第1の実施の形態のコンデンサ用のランドと同
じ仕様(形状及び寸法)のものを形成すれば、各陽極端
子15、25(詳しくは、これら各陽極端子15、25
の各他端側底面151、251)は、上記ランドを介し
て相互に接続される。
【0043】なお、本第2の実施の形態における各陽極
端子15、25が、特許請求の範囲に記載の第2の端子
に対応する。また、本第2の実施の形態においては、陰
極端子6が、特許請求の範囲に記載の第1の端子に対応
する。そして、この陰極端子6は、導電性接着剤8と共
に、各コンデンサ素子2、2の各陰極層3、3(陰極
部)同志を相互に接続する特許請求の範囲に記載の相互
接続手段としても機能する。
【0044】また、本第2の実施の形態においては、各
コンデンサ素子2、2の各陽極リード4、4を、それぞ
れ別個の陽極端子15、25によって外装材1の外方に
引き出したが、各陰極層3、3側についても、これら
を、導電性接着剤8を取り除いて電気的に切り離した上
で、それぞれ別個の陰極端子によって外方に引き出して
もよい。そして、これら各陰極層3、3側のみを、それ
ぞれ別個の陰極端子によって外方に引き出し、陽極リー
ド4、4側を、それぞれに共通の陽極端子によって引き
出してもよい。
【0045】そして、上記第1の実施の形態において説
明した図2及び図3と同様に、本第2の実施の形態にお
いても、図5及び図6に示すように、各コンデンサ素子
2、2を垂直方向(縦一列)に重ねた配置としてもよ
い。
【0046】
【実施例】本発明の実施例として、上述した図1の構成
(第1の実施の形態)のコンデンサと、図8の従来のコ
ンデンサとの、各ESRを、それぞれ周波数100Hz
乃至10MHzの範囲で測定した結果を、図7に示す。
なお、同図は、横軸を上記周波数軸とし、縦軸にこれら
各周波数におけるESRの測定値を表わしたグラフであ
る。そして、同図において、実線で示すグラフが、図1
のコンデンサの測定結果で、点線で示すグラフが、図8
の従来のコンデンサの測定結果である。また、本実施例
では、図1及び図8の各コンデンサ共に、定格電圧が1
0Vで、静電容量が220μFのものを、測定対象とし
ている。
【0047】この図7から明らかなように、測定した全
ての周波数において、図1のコンデンサの方が、図8の
従来のコンデンサに比べて、ESRが小さい。特に、そ
れぞれのESRが最も小さい値を示している1MHz付
近の周波数においては、約30%もの低ESR化が実現
できている。従って、本実施例の結果から、図1の構成
により、図8の従来のコンデンサよりもESRの小さい
低ESR型のコンデンサを実現できることが判る。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
コンデンサ素子を外装材により一体化し、これら各コン
デンサ素子を並列接続することによって、コンデンサ全
体のESRのうち、各コンデンサ素子自体の各抵抗成分
により構成される抵抗分を、例えば上述した図8に示す
従来のコンデンサのようにコンデンサ素子102を1個
のみとしたものに比べて、小さくしている。従って、上
記従来のコンデンサよりもESRの小さい低ESR型の
固体電解コンデンサを実現できるという効果がある。
【0049】また、上記各コンデンサ素子を並列接続す
る手段、即ち各コンデンサ素子の各陽極部同志及び各陰
極部同志をそれぞれ相互に接続する手段として、これら
各陽極部及び各陰極部をそれぞれ外装材の外方に引き出
すための陽極端子及び陰極端子を兼用すれば、上記各陽
極部同志及び各陰極部同志をそれぞれ相互に接続するた
めの手段を特別に設ける必要がなくなる。この場合、こ
の相互接続するための手段と各陽極部及び各陰極部との
接触抵抗、及びこの相互接続するための手段自体の抵抗
成分が無くなるため、コンデンサ全体のESRを更に小
さくできるという効果がある。
【0050】なお、上記各効果は、本発明を、タンタル
固体電解コンデンサや、表面実装型の固体電解コンデン
サに応用した場合にも、同様に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を表面実装型のタンタル固体電解コンデ
ンサに応用した第1の実施の形態を示す図で、(a)
は、コンデンサの内部構造を観察できる程度に外装材を
部分的に除去した平面図、(b)は、正面図、(c)
は、(a)と同様に上記外装材を部分的に除去した側面
図、(d)は、背面図、(e)は、底面図、(f)は、
(c)のA−A’断面図である。
【図2】同実施の形態の別の例を示す図で、(a)は、
コンデンサの内部構造を観察できる程度に外装材を部分
的に除去した平面図、(b)は、正面図、(c)は、
(a)と同様に上記外装材を部分的に除去した側面図、
(d)は、背面図、(e)は、底面図、(f)は、
(c)のB−B’断面図である。
【図3】同実施の形態の更に別の例を示す図で、(a)
は、コンデンサの内部構造を観察できる程度に外装材を
部分的に除去した平面図、(b)は、正面図、(c)
は、(a)と同様に上記外装材を部分的に除去した側面
図、(d)は、背面図、(e)は、底面図、(f)は、
(c)のC−C’断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す図で、(a)
は、コンデンサの内部構造を観察できる程度に外装材を
部分的に除去した平面図、(b)は、正面図、(c)
は、(a)と同様に上記外装材を部分的に除去した側面
図、(d)は、背面図、(e)は、底面図、(f)は、
(c)のD−D’断面図である。
【図5】同実施の形態の別の例を示す図で、(a)は、
コンデンサの内部構造を観察できる程度に外装材を部分
的に除去した平面図、(b)は、正面図、(c)は、
(a)と同様に上記外装材を部分的に除去した側面図、
(d)は、背面図、(e)は、底面図、(f)は、
(c)のE−E’断面図である。
【図6】同実施の形態の更に別の例を示す図で、(a)
は、コンデンサの内部構造を観察できる程度に外装材を
部分的に除去した平面図、(b)は、正面図、(c)
は、(a)と同様に上記外装材を部分的に除去した側面
図、(d)は、背面図、(e)は、底面図、(f)は、
(c)のF−F’断面図である。
【図7】本発明の実施例として、各周波数におけるES
Rを測定してこれをグラフ化した周波数−ESR特性図
で、実線のグラフが、図1の構造のコンデンサの特性を
表わし、点線のグラフが、従来のコンデンサの特性を表
わす。
【図8】従来の表面実装型のタンタル固体電解コンデン
サの一例で、(a)は、コンデンサの内部構造を観察で
きる程度に外装材を部分的に除去した平面図、(b)
は、正面図、(c)は、(a)と同様に上記外装材を部
分的に除去した側面図、(d)は、背面図、(e)は、
底面図、(f)は、(c)のG−G’断面図である。
【符号の説明】
1 外装材 2 コンデンサ素子 3 陰極層(素子本体) 4 陽極リード 5 陽極端子 6 陰極端子 7、8 導電性接着剤

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンデンサ素子と、 これら各コンデンサ素子の各陽極部同志をそれぞれ相互
    に接続する陽極側接続手段と、 上記各コンデンサ素子の各陰極部同志をそれぞれ相互に
    接続する陰極側接続手段と、 上記各陽極部のうち一部の陽極部または全ての陽極部に
    一端側が接続された陽極端子と、 上記各陰極部のうち一部の陰極部または全ての陰極部に
    一端側が接続された陰極端子と、 上記各端子の各他端側をそれぞれ外部に引き出した状態
    で上記各コンデンサ素子を一体に封止する絶縁性の外装
    材と、を具備する固体電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】 上記全ての陽極部に上記陽極端子の一端
    側を接続し、この陽極端子によって上記陽極側接続手段
    を構成した請求項1に記載の固体電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 上記全ての陰極部に上記陰極端子の一端
    側を接続し、この陰極端子によって上記陰極側接続手段
    を構成した請求項1または2に記載の固体電解コンデン
    サ。
  4. 【請求項4】 複数のコンデンサ素子と、 これら各コンデンサ素子の各陽極部及び各陰極部のいず
    れか一方をそれぞれ相互に接続する相互接続手段と、 上記各陽極部及び上記各陰極部のうち上記相互接続手段
    によって相互に接続される側の一部または全部に一端側
    が接続された第1の端子と、 上記各陽極部及び上記各陰極部の他方にそれぞれ一端側
    が接続された複数の第2の端子と、 上記各端子の各他端側をそれぞれ外部に引き出した状態
    で上記各コンデンサ素子を一体に封止する絶縁性の外装
    材と、を具備し、 上記外装材の外部において、上記各第2の端子の各他端
    側がそれぞれ互いに近接した部分を有する固体電解コン
    デンサ。
  5. 【請求項5】 上記各陽極部及び上記各陰極部のうち上
    記一方の側の全部に上記第1の端子の一端側を接続し、
    この第1の端子によって上記相互接続手段を構成した請
    求項4に記載の固体電解コンデンサ。
  6. 【請求項6】 複数のコンデンサ素子と、 これら各コンデンサ素子の各陽極部にそれぞれ一端側が
    接続された複数の陽極端子と、 上記各コンデンサ素子の各陰極部にそれぞれ一端側が接
    続された複数の陰極端子と、 上記各端子の各他端側をそれぞれ外部に引き出した状態
    で上記各コンデンサ素子を一体に封止する絶縁性の外装
    材と、を具備し、 上記外装材の外部において、上記各陽極端子の各他端側
    がそれぞれ互いに近接した部分を有し、上記各陰極端子
    の各他端側がそれぞれ互いに近接した部分を有する固体
    電解コンデンサ。
  7. 【請求項7】 上記固体電解コンデンサが、上記各コン
    デンサ素子の上記各陽極部としてタンタルを用いたタン
    タル固体電解コンデンサである請求項1、2、3、4、
    5または6に記載の固体電解コンデンサ。
  8. 【請求項8】 上記固体電解コンデンサが、表面実装型
    のものであって、この固体電解コンデンサを基板表面に
    実装したとき、上記外装材が、上記基板表面に対向する
    外側面を有し、上記各端子の各他端側が、上記基板表面
    に沿う部分を有する請求項1、2、3、4、5、6また
    は7に記載の固体電解コンデンサ。
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