JPH04152509A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

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JPH04152509A
JPH04152509A JP27679590A JP27679590A JPH04152509A JP H04152509 A JPH04152509 A JP H04152509A JP 27679590 A JP27679590 A JP 27679590A JP 27679590 A JP27679590 A JP 27679590A JP H04152509 A JPH04152509 A JP H04152509A
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Akihiro Shimada
晶弘 島田
Yutaka Yokoyama
豊 横山
Susumu Ando
進 安藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、電解質層に有機導電ポリマー等の固体電解
質を用いた固体電解コンデンサに関する。
【従来の技術】
従来、混成集積回路等の各種の電子回路では、基板上に
実装すべき電子部品の小型化の要請に伴って電解コンデ
ンサもチップ化され、特に、導電性高分子を用いた固体
電解コンデンサが実用化されている。 特に、固体電解コンデンサでは、陽極体に例えばアルミ
ニウム板を用いて、その表面にエツチングにより拡面化
処理が行われた上、その表面に電解処理によって誘電体
層が形成され、この誘電体層の上面に有機半導体層を成
長させて電解質層が形成されている。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような固体電解コンデンサは、原理的に
は従来の電解コンデンサと同様であるが、固体電解質を
用いていること等から低インピーダンス化や、極端な小
型、軽量化等、従来の電解コンデンサでは得ることがで
きない特性を備えているものの、静電容量の点では高容
量化できないという欠点があった。 そこで、この発明は、高容量化を図った固体電解コンデ
ンサの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
即ち、この発明の固体電解コンデンサは、表1面に固体
電解質層(10a、10b)が形成さイた第1の陽極体
(2)とともに、前記固体電解を層に対向する面部に固
体電解質層(10c、1(d)が形成された第2の陽極
体(4a、4b)4備え、前記第1及び第2の陽極体を
前記固体電解質層間に陰極層(12a、12b、12c
、12d)を介在させて積層し、前記第1及び第2の酪
極体に共通の陽極端子(16)を設け、前記陰杓層に陰
極端子(22)を設けてなるものである。
【作   用】
この発明の固体電解コンデンサによれば、表麿面に固体
電解質層が形成された第1の陽極体と、固体電解質層が
形成された第2の陽極体とを陰極層を介在させて積層体
を形成しているので、第1の陽極体と陰極層、陰極層と
第2の陽極体の間にそれぞれ静電容量が形成される。そ
して、各陽極体には共通の陽極端子、陰極層には陰極端
子が形成されているので、陽極端子と陰極端子との間に
は、第1又は第2の陽極体と陰極層との間に形成された
静電容量が並列化されて取り出され、高容量化が図られ
る。 そして、第1の陽極体は、その表裏面側に固体電解質層
が設置され、その表裏面を全面的に静電容量の形成に用
いているので、体積当たりの静電容量値、体積効率の向
上に寄与する。したがって、この発明の固体電解コンデ
ンサでは、小型化、高容量化を実現できる。
【実 施 例】
第1図の(A)、(B)及び第2図は、この発明の固体
電解コンデンサの一実施例を示す。 この固体電解コンデンサには、薄い平板状を成す第1の
陽極体2が設置されているとともに、この陽極体2を挟
んで第2の陽極体4a、4bが設置されている。陽極体
2は11図中その右端部分が陽極体4a、4bの縁部よ
り僅かに内側に設置されるとともに1.その左端部分が
陽極体4a、4bの縁部より陽極体4 b側に折り返さ
れるように長大に形成されている。そして陽極体2には
、陽極体4a、4bより薄い箔、例えば、薄いアルミニ
ウム箔が用いられ、また、陽極体4a、4bには、固体
電解コンデンサに十分な機械的強度を持たせるため、例
えば、比較的厚いアルミニウム板が用いられる。 陽極体2には、その表裏面にエツチング処理が施された
後、化成処理により表裏面に、陽極側の端子を引き出す
部分を選択的に残して誘電体層6が形成される。即ち、
陽極体2には所謂化成箔が用いられる。この陽極体2の
表裏面は、レジスト8a、8bで区画された後、レジス
ト8a、8bで包囲された範囲、即ち、誘電体層6の表
面には固体電解質層10a、10bが形成されるととも
に、その上面に陰極層12a、12bが例えば導電ペー
ストで形成される。この場合、レジスト8a、8bは折
曲げ部分側(図中左側)の幅を広く、その反対側の部分
の幅を狭(設定する。 固体電解質層10a、10bは、誘電体層6が形成され
ている陽極体2の表裏面に気相重合、化学重合又は電解
重合によってポリピロール等のポリマー膜を以て形成さ
れ、その上面に実質的な陰極層を成す導体層としてカー
ボンペースト及び銀ペーストが印刷等によって形成され
た後、その上に例えば導電ペーストを塗布して陰極層1
2a、12bが形成される。この陰極層12a、12b
には、陽極体4a、4b側との接着を行うために十分な
導電性とともに接着力を持つ導電性接着剤が用いられる
。 陽極体2の表裏面に設置すべき陽極体4a、4bには、
その内面側にエツチング処理を行った後、化成処理によ
り誘電体層6が形成され、陽極体2に設置された固体電
解質層10a、10bに対応する同一範囲でレジスト8
c、8dで区画されている。各レジス)8c、8dで区
画された陽極体4a、4bの表面部分に固体電解質層1
0c、10dが形成され、その上面に例えば導電ペース
トが塗布されて陰極層12c、12dが形成される。 この陰極層12c、12dが陽極体2側との接着を行う
ために十分な導電性とともに接着力を持つ導電性接着剤
層を成すことは陽極体2側の陰極層12aS 12bと
同様である。 陽極体2の表裏面には、各固体電解質層10a、tob
、10c、10dを合致させて陽極体4a、4bが陰極
層12a、12b、12c、12dを介在させて積層さ
れる。この場合、陰極層12aと陰極層12c、陰極層
12bと陰極層12dが接合され、陽極体4a、4bの
間から陽極体2の一部、即ち、誘電体層6が選択的に形
成されていない端部が引き出されるとともに、各陽極体
4a、4bの間には空間部14が形成される。 各陽極体4a、4b間から引き出された陽極体2の一端
は、陽極体4b側に折り返されるとともに、陽極体4b
の縁面に導電性接着剤を以て電気的に接続されており、
陽極体4a、陽極体2及び陽極体4bには陽極端子16
が導電性接着剤I7を以て固着されるとともに電気的に
接続されている。 陽極端子16は、陽極体4a、4bの縁面に対応する垂
直部161と陽極体4bの底面に配設すべき水平部16
2とを以てL字形を成しており、その垂直部161の内
面側には陽極体4bの縁面上に折り返されて突出する陽
極体2の突出量に対応する凹部163が形成されている
。この凹部163に陽極体2が収容されるので、陽極端
子16は直角を成す垂直部161及び水平部162の半
田付は面を成している。陽極端子16は、半田付は可能
な金属板、又は表面に半田付は可能な金属層が形成され
た金属板で形成されている。 また、空間部14内の陽極体2の縁面側には絶縁層18
を成す絶縁性接着剤を塗布するとともに、陽極体4bの
縁面及び底面部側に絶縁性接着剤20を塗布し、陰極端
子22が接着されて固着されることにより、陰極層12
c、12dと陰極端子22との電気的な接続が図られて
いる。 陰極端子22は、垂直部221と、陽極体4bの底面に
配設すべき水平部222とからなるL字形を成しており
、その垂直部221の内面側には陽極体4a、4b間の
空間部14に対応した断面矩形の厚肉部223が一体に
形成されている。そして、陰極端子22の垂直部221
は陽極体4bとの電気的な絶縁を図るため、絶縁層を兼
ねる絶縁性接着剤20を以て陽極体4bの縁面及び底面
に接着固定されている。 以上のように構成したので、陽極体2と陰極層12aと
の間、陽極体2と陰極層12bとの間にそれぞれコンデ
ンサ素子が形成されて静電容量が得られ、また、陽極体
4aと陰極層12cとの間、陽極体4bと陰極層12d
との間にもそれぞれコンデン・す素子が形成されて静電
容量が得られる。 そして、陰極層12aと陰極1112 c、陰極層12
bと陰極層12dは接合されて共通化されている。ここ
で、陽極体2と陰極層12aとの間の静電容量、陽極体
2と陰極層12bとの間の静電容量、陽極体4aと陰極
層12cとの間の静電容量、陽極体4bと陰極層12d
との間の静電容量をCとすると、この固体電解コンデン
サは、第3図に示す等価回路で表すことができる。そし
て、この固体電解コンデンサで得られる静電容量は4C
となり、小型化とともに高容量化が図られることが分か
る。 また、端子構造について見ると、陽極側では陽極体2が
陽極体4a、4bの間から引き出されており、陽極体2
を以て陽極体4a、4b間が共通化されているとともに
、陽極体2上に設置された陽極端子16を以て陽極体2
.4a、4bの共通化が図られている。また、陰極側で
は、陰極層12aと陰極層12c、陰極層12bと陰極
層12dの共通化とともに、空間部14に露出させた陰
極層12cと陰極層12dとの間に陰極端子22を挟み
込んで固着することにより、各陰極層12a、12b、
12c、12d間の共通化が陰極端子22を通して図ら
れている。したがって、この固体電解コンデンサでは高
容量化と相俟って端子構造の簡略化が図られている。
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、表裏面に固体
電解質層を形成した第1の陽極体に対し、表面に固体電
解質層を形成した第2の陽極体を各固体電解質層間に陰
極層を介在させて積層化し、各陽極体に共通の陽極端子
、陰極層に陰極端子を設けたので、各陽極体と陰極層と
の間に形成された静電容量が陽極端子と陰極端子との間
では並列化されて取り出され、小型化とともに高容量化
された固体電解コンデンサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の固体電解コンデンサの一実施例を示
し、(A)はその斜視図、(B)は(A)のIB−IB
線断面図、 第2図は第1図に示した固体電解コンデンサの分解構造
を示す断面図、 第3図は第1図に示した固体電解コンデンサの等価回路
を示す図である。 2・・・第1の陽極体 4a、4b・・・第2の陽極体 10a、10b、10c、10d−−・固体電解質層 12a、12b、12c、12d−−−陰極層16・・
・・陽極端子 22・・・・陰極端子 第 図 b 第2の陽極体 (A) 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  表裏面に固体電解質層が形成された第1の陽極体とと
    もに、前記固体電解質層に対向する面部に固体電解質層
    が形成された第2の陽極体を備え、前記第1及び第2の
    陽極体を前記固体電解質層間に陰極層を介在させて積層
    し、前記第1及び第2の陽極体に共通の陽極端子を設け
    、前記陰極層に陰極端子を設けて成ることを特徴とする
    固体電解コンデンサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007012797A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Nichicon Corp 積層型固体電解コンデンサ
JP2009170861A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Young Joo Oh 金属キャパシタ及びその製造方法
JP4888788B2 (ja) * 2005-06-30 2012-02-29 株式会社村田製作所 固体電解コンデンサ及びその製造方法

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