JPH11288306A - プログラマブルコントローラの演算方式 - Google Patents

プログラマブルコントローラの演算方式

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JPH11288306A
JPH11288306A JP8912598A JP8912598A JPH11288306A JP H11288306 A JPH11288306 A JP H11288306A JP 8912598 A JP8912598 A JP 8912598A JP 8912598 A JP8912598 A JP 8912598A JP H11288306 A JPH11288306 A JP H11288306A
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JP
Japan
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boolean
instruction
opc
stored
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Pending
Application number
JP8912598A
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English (en)
Inventor
Teruhisa Anpo
輝久 安保
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH11288306A publication Critical patent/JPH11288306A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブール式のままプログラムメモリにロード
し、ブール式をそのまま評価演算可能とする。 【解決手段】 プログラムメモリPM,データメモリD
M,論理演算部(LU,DS等)を有し、PMから読み
出したブール式の一部を形成する要素となるオペコード
OPCを演算制御信号で論理演算部の演算を進行させる
プログラマブルコントローラの演算において、ブール式
の“AND(”と“OR(”のOPCが読み出されたと
き、そのOPCを一時待避記憶させるインストラクショ
ンスタックISを設け、PMにプログラミングツールか
ら命令をブール式の並びのまま格納し、“AND(”と
“OR(”のOPCが読み出されたときISに一時記憶
し、その後ブール式の“)”が読み出されたときISに
記憶されたOPCを読み出してDEC処理する。“)”
命令が“AND(”と“OR(”のどちらに対する処理
にすべきなのか認識し演算できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラマブル
コントローラのラダープログラム演算方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラは、プログ
ラムメモリ上に格納されたユーザプログラムの命令の羅
列を、順次読み出し、解析し、その結果に基づき演算実
行する。
【0003】プログラマブルコントローラの言語のう
ち、ラダー言語とIL言語発明は論理演算を主に行う言
語である。図2にラダープログラム、図4にIL言語の
例を示す。このプログラムをブール式で書くと(1)式
となる。
【0004】
【数1】 g=aAND b AND(c OR(d AND e))AND f …(1) この式をプログラマブルコントローラが右辺の左側から
右側に向かって順番に読み出し実行すれば図2のラダー
プログラムの演算結果と一致する。しかし、(1)式に
おいて左側から順番に実行していくと、“AND(と”
“OR(”に行き当たる。この2つの命令は括弧内を先
に演算したあと演算すべき演算子である。従ってプログ
ラマブルコントローラではこのまま演算できない。
【0005】プログラマブルコントローラでは、左括弧
に遭遇したときそれまでの演算結果をスタックにプッシ
ュしておき括弧内を先に演算し、その結果と先にスタッ
クにプッシュしておいた値とで論理積/論理和などの演
算を後から行う。
【0006】従来プログラマブルコントローラの演算回
路ブロック図を図3に示す。プログラマブルコントロー
ラで図2のラダープログラム((1)式)を演算するた
めのメモリへの展開の様子を表1に示す。
【0007】
【表1】
【0008】この例ではステップ3,4の“LOAD”
命令で左括弧用のプッシュを行い、ステップ6,7の
“ORB”や“ANDB”といった命令で、右括弧のポ
ップとブロック単位の論理積/論理和を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプログラマ
ブルコントローラは、プログラムメモリに格納された内
容を順番に逐次読み出しながら演算する。上記(1)式
を実行する場合、式の右辺を左から右に向かって順番に
実行する。そして“AND(”と“OR(”に行き当た
る。この“AND(”と“OR(”の命令は後から遭遇
する括弧内を先に演算したあと演算すべき演算子であ
る。従って遭遇したとき演算できず、しかも後から演算
しなければならない。そのため後から遭遇する“)”命
令を、予め“ORB”や“ANDB”といった命令に変
更してプログラムメモリに格納している。
【0010】プログラムメモリPMにプログラムを格納
するには専用のプログラミングツールを使用する。この
時、(1)式を表1の形に変換してプログラムメモリに
ロードしている。即ち、プログラミングツールは、式の
右辺全部を一度に評価し、ブロック単位に区切り直して
“ORB”や“ANDB”命令に変換し直している。こ
の処理は複雑で手間が掛かる。
【0011】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ブール式のままプ
ログラムメモリにロードして演算することができるプロ
グラマブルコントローラの演算方式を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、プログラム
メモリ、データメモリ及び論理演算部とを介し、プログ
ラムメモリから読み出したブール式の一部を形成する要
素となるオペコードを演算制御信号で論理演算部の演算
を進行させるプログラマブルコントローラの演算方式に
おいて、前記ブール式の“AND(”と“OR(”のオ
ペコードが読み出されたとき、そのオペコードを一時待
避記憶させるレジスタを設け、前記プログラムメモリ
に、プログラミングツールから命令をブール式の並びの
まま格納し、ブール式の“AND(”と“OR(”のオ
ペコードが読み出されたとき前記レジスタにそのオペコ
ードを一時待避記憶し、その後ブール式の“)”が読み
出されたとき前記レジスタに一時待避記憶させたオペコ
ードを読み出してデコード処理し、ブール式をそのまま
評価演算しうるようにしたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に実施の形態にかかるプログ
ラマブルコントローラの演算回路ブロック図を示す。こ
の演算回路は従来図3のものにインストラクションスタ
ックISを加えた構成となっている。
【0014】図1の演算回路の機能について説明する。
プログラムメモリPMにはプログラミングツールからの
命令をブール式の並びのまま格納され、データメモリD
Mには制御情報(データ)が格納される。プログラムカ
ウンタPCの命令によりプログラムメモリPMから読み
出された命令はオペコードレジスタOPCおよびオペラ
ンドレジスタOPRに格納される。
【0015】データメモリDMの制御情報はオペランド
レジスタOPRの命令により読み出されマルチプレクサ
MUX1を介して論理演算ユニットLUに入る。
【0016】オペコードレジスタOPCの内容はデコー
ダDECで演算制御信号にデコーダされ、論理演算ユニ
ットLU,データスタックDS,アキュムレータACC
等に与えられ、論理演算ユニットLU等がカレントの命
令にふさわしい処理を行う。これを繰り返しながら、プ
ログラムメモリの逐次読み出し、論理演算ユニットLU
の演算を進行させる。これが通常の括弧を伴わない命令
の場合または括弧を伴う命令に遭遇するまでの処理であ
る。
【0017】上記演算の進行中“AND(”と“O
R(”命令に遭遇するとインストラクションスタックI
S“AND(”と“OR(”の種別をプッシュする。そ
してやがて右括弧“(”に遭遇した時は、インストラク
ションスタックISに格納された“AND(”と“OR
(”の種別を取り出しデコーダDECでデコードし論理
演算ユニットLU,データスタックDS,マルチプレク
サMUX1等にその命令にふさわしい演算制御信号を与
える。
【0018】この演算制御信号により論理演算ユニット
LUは、右括弧“)”命令が“AND(”と“OR(”
のどちらに対する処理にすべきなのか認識し、括弧部分
を演算することができる。
【0019】しかして、上記図2の場合((1)式)の
ラダープログラムの展開は、表2のように行うことがで
きる。
【0020】
【表2】
【0021】この発明によれば、従来(表1)のよう
に、“LOAD”命令で左括弧用のプッシュを行い、
“ORB”や“ANDB”といった命令で、右括弧のポ
ップとブロック単位の論理積/論理和を用いる必要がな
くなる。
【0022】
【発明の効果】この発明は、上述のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。
【0023】(1)ブール式をそのまま評価演算でき
る。
【0024】(2)プログラミングツールは、ブール式
のままプログラムメモリにロードできるので、式全体の
評価をしなくてもよい。
【0025】(3)ラダー言語だけでなくIL言語やS
T言語にも応用できる。
【0026】(4)IEC1131−3に対応したプロ
グラマブルコントローラでは、ユーザプログラムとプロ
グラムメモリの内容を完全に1:1に対応させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる演算回路ブロック図。
【図2】ラダープログラム例を示す線図。
【図3】従来例にかかる演算回路ブロック図。
【図4】IL言語例を示す図。
【符号の説明】
PM…プログラムメモリ DM…データメモリ PC…プログラムカウンタ OPC…オペコードレジスタ OPR…オペランドレジスタ IS…インストラクションスタック,一時待避記憶させ
るレジスタ DEC…デコーダ DS…データスタック MUX1,MUX2…マルチプレクサ LU…論理演算ユニット ACC…アキュムレータ a〜f…制御情報(データ)の内容 g…演算結果の内容。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムメモリ、データメモリ及び論
    理演算部とを有し、プログラムメモリから読み出したブ
    ール式の一部を形成する要素となるオペコードを演算制
    御信号で論理演算部の演算を進行させるプログラマブル
    コントローラの演算方式において、 前記ブール式の“AND(”と“OR(”のオペコード
    が読み出されたとき、そのオペコードを一時待避記憶さ
    せるレジスタを設け、 前記プログラムメモリに、プログラミングツールから命
    令をブール式の並びのまま格納し、 ブール式の“AND(”と“OR(”のオペコードが読
    み出されたとき前記レジスタにそのオペコードを一時待
    避記憶し、その後ブール式の“)”が読み出されたとき
    前記レジスタに一時待避記憶させたオペコードを読み出
    してデコード処理し、 ブール式をそのまま評価演算しうるようにしたことを特
    徴とするプログラマブルコントローラの演算方式。
JP8912598A 1998-04-02 1998-04-02 プログラマブルコントローラの演算方式 Pending JPH11288306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8912598A JPH11288306A (ja) 1998-04-02 1998-04-02 プログラマブルコントローラの演算方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8912598A JPH11288306A (ja) 1998-04-02 1998-04-02 プログラマブルコントローラの演算方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11288306A true JPH11288306A (ja) 1999-10-19

Family

ID=13962176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8912598A Pending JPH11288306A (ja) 1998-04-02 1998-04-02 プログラマブルコントローラの演算方式

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JP (1) JPH11288306A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102563A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Meidensha Corp プログラマブルコントローラの演算方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102563A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Meidensha Corp プログラマブルコントローラの演算方式

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