JPH04338825A - 演算処理装置 - Google Patents

演算処理装置

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JPH04338825A
JPH04338825A JP3111796A JP11179691A JPH04338825A JP H04338825 A JPH04338825 A JP H04338825A JP 3111796 A JP3111796 A JP 3111796A JP 11179691 A JP11179691 A JP 11179691A JP H04338825 A JPH04338825 A JP H04338825A
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JP
Japan
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restored
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Application number
JP3111796A
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English (en)
Inventor
Koji Koizumi
小泉 浩治
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、割込プログラムやサブ
ルーチンを実行可能な演算プロセッサおよびこれらプロ
グラムの実行のために、現在実行中のプログラムに関す
る演算情報を退避記憶するスタックメモリを備えた演算
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リレー制御盤の代替を目的として誕生し
たプログラマブルコントローラ(以下、PCと称す)は
、ユーザの作成したシーケンスプログラムを内蔵の演算
処理装置により演算実行することでシステム機器の自動
制御を行う。PCは機器制御処理の高速化や高機能化が
図られており、各種自動化システムの中核的コンポーネ
ンツとして働いている。
【0003】PCに対して特別に要求される次の性能す
なわち、 (1)高速な制御応答性 (2)高度な機能 を実現するためにPC内の演算処理装置内に割込プログ
ラム実行機構やサブルーチン実行機構を設けていること
は周知の通りである。このようなPCに用いる演算処理
装置の内部構成例を図4に示し、以下にその説明を行う
【0004】図4において、1は、PCの制御・演算を
司るCPU(演算プロセッサ)であり、詳細説明は後述
する。2は、前記CPUの制御動作を指示する命令群(
いわゆるプログラム)を記憶するプログラムメモリであ
る。
【0005】3は、上記プログラムに従ってCPU1が
演算するデータを記憶するデータメモリである。データ
メモリ3は、演算データを記憶する以外に、CPU1内
の後述するレジスタファイル14の一部または全部を一
時的に保存したり、サブルーチン(プログラム)に与え
るパラメータなども記憶する。このときのデータメモリ
3はスタックメモリとして用いられる。
【0006】図4の如き演算処理装置の基本構成は、プ
ログラムメモリ2とデータメモリ3とが物理的に分離し
たハーバードアーキテクチャと呼ばれるものである。こ
の演算処理装置はアドレスバスとデータバスをそれぞれ
メモリ毎に独立に持ち(PA、PDならびにMA、MD
と表示している)、CPU1がこれらの外部メモリを同
時にアクセスできるので、処理速度が著しく向上すると
いう特徴を持つ。尚、図4においては、CPU1と外部
メモリとの間で授受する制御信号は説明の簡単のため図
示していない。
【0007】CPU1は、プログラムメモリ2から命令
を読み出すためにプログラムカウンタ11で生成される
アドレス情報をアドレスセレクタ16a、ドライバ17
aを通してPAバスに出力する。このアドレス情報で格
納位置の示されるプログラムメモリ2上の命令はPDバ
スのレシーバ17bを介して命令レジスタ12に取り込
まれる。
【0008】アドレスセレクタ16aはプログラム実行
の流れを変えるためにプログラムメモリ2に与えるアド
レス情報を後述のアドレス情報の中から選択的に切り換
えるものである。アドレスセレクタ16aに出力される
アドレス情報源には、命令実行毎に更新されるプログラ
ムカウンタ11の計数値、命令レジスタ12が格納する
アドレスフィールド部の情報、ALU(演算処理ユニッ
ト)15を介して転送されるレジスタファイル14の格
納情報がある。アドレスセレクタ16aの出力は、イン
クリメンタとレジスタとで構成されるプログラムカウン
タ11にも接続され、プログラム実行が継続できるよう
になっている。
【0009】制御回路13は、命令レジスタ12に保持
されている実行すべき命令を解読して各部に動作指示を
与えるもので、命令解読にはマイクロプログラム方式を
採用するのが一般的である。データメモリ3に対するア
ドレス情報は、プログラムメモリ2の場合と同様にアド
レスセレクタ16b、ドライバ17cを通してMAバス
で伝達される。但し、このメモリに対するアドレス情報
源は図示の通りプログラムメモリ2とは多少異なる。ド
ライバ17cから出力されたアドレス情報で示されるデ
ータメモリ3上の格納位置のデータは、データバスMD
,レシーバ17e,データセレクタ16cを通してレジ
スタファイル14に取り込まれる。レジスタファイル1
4の内容は、ALU15、データセレクタ16dおよび
ドライバ17dを介してデータメモリ3に与えることも
できる。
【0010】データセレクタ16dは、レジスタファイ
ル14以外に、プログラムカウンタ11の内容をデータ
メモリ3(のスタックメモリ)に出力するためのもので
ある。
【0011】レジスタファイル14は、2出力(Aポー
トとBポート)、1入力(Cポート)のスクラッチパッ
ドレジスタで、複数の独立したレジスタで構成される。 上述したレジスタファイル14中のスタックメモリ領域
のアクセス位置を示すスタックポインタもこの中に含ま
れる。
【0012】ALU15は、制御回路13の指示を受け
て、前記レジスタファイルからデータを受け取って種々
の演算を行うものである。ALU15で演算した結果は
、データセレクタ16cを介して再びレジスタファイル
に書き戻される。データセレクタ16cには、プログラ
ムメモリ2からの定数などのデータも供給されている。 演算処理装置の構成は以上の通りである。
【0013】さて、冒頭に述べたようなPCの制御応答
の高速性および複雑な機能を実現するために、プログラ
ムメモリ2のプログラム中には割込プログラムやサブル
ーチンプログラム(サブプログラム)が多用されている
。割込みプログラムは、CPU1が割込み信号(不図示
)を入力したときに現在、実行しているプログラムを中
断し、割込み的に実行するプログラムである。サブルー
チンプログラムは、CPU1が現在実行しているプログ
ラム中にサブルーチン実行命令を検出したときには、C
PU1の実行プログラム中断して割込み的に実行するプ
ログラムである。
【0014】これらのプログラムを実行後、中断してい
たプログラムの流れを元の状態に戻すために、割込みプ
ログラムやサブルーチンプログラムの実行に先立って、
現在のプログラムの戻りアドレス(プログラムカウンタ
11の内容)のほか、必要があればレジスタファイル1
4内の任意のレジスタに格納されている情報をデータメ
モリ3のスタックメモリ領域に退避(PUSHと呼ばれ
る)している。この処理はプログラム命令により指示さ
れる。このため割込プログラムやサブルーチンなどによ
って上記レジスタの内容が消去されても中断後のプログ
ラムの実行の再開に影響を与えることがない。
【0015】また、中断プログラムを再開する場合は、
データメモリ3のスタック領域からレジスタファイル1
4に退避情報を復元(POPと呼ばれる)しなければな
らない。
【0016】次に、任意の複数レジスタを退避し、復元
するための機械諸命令のフォーマットを図5に示す。命
令は命令コード部18aとレジスタ指定部18bより成
る。命令コード部18aは、CPU1に対して指示する
動作内容を示す識別コードであり、複数レジスタ退避命
令用コード(以下、PUSHMと略すことがある)およ
び複数レジスタ復元命令用コード(以下、POPMと略
すことがある)が予め定められている。レジスタ指定部
18b退避又は復元の対象のレジスタを示すビット情報
列であり、図示の如くビット単位で退避、復元するレジ
スタと1対1で対応している。
【0017】図5の例では命令で取り扱えるレジスタの
本数はR0ないしR15の16本であり、従ってレジス
タ指定部のデータ長さは16ビットの長さである。また
、16本のレジスタのうち、どのレジスタの格納情報を
退避、復元するかはレジスタ指定部18bの中の対応す
るビット情報を例えば“1”にセットすることにより指
定される。命令PUSHMと命令POPMとではレジス
タ指定が反転しているのは、退避順番と復元順番とが逆
のためであり、処理系を単純化するためである。また、
1つの命令で複数のレジスタを処理する理由は、プログ
ラムの長大化を避けるためである。
【0018】プログラムメモリ2から読出したプログラ
ム命令が上述のPUSHM命令やPOPM命令の場合、
図4の制御回路13は図6,図7に示す処理手順に従っ
て、これら命令で規定された処理を実行する。
【0019】まず、PUSHM(退避)処理を図6によ
り説明する。
【0020】ステップS1:命令レジスタ(図4の部番
12)に保持されている命令のレジスタ指定部(図5の
部番18bを参照)を制御回路(図の部番13)内の作
業用レジスタに読み取る。
【0021】ステップS2:レジスタ番号を示すポイン
タRPにゼロをセットする。
【0022】ステップS3:上記作業用レジスタとキャ
リーフラグCYとを接続し、1ビット左シフトする。
【0023】ステップS4:キャリーフラグCYを見て
、レジスタが退避指定されているか判断する。もし退避
する必要が無ければステップS5,S6の処理をせずに
ステップS7へ飛び越す。
【0024】ステップS5:レジスタポインタRPで示
される1つのレジスタをレジスタファイル(図4の部番
14)から選択し、ALU(図4の部番15)を通過し
てデータメモリ(図4の部番3)へ出力する。データメ
モリ3のスタックメモリ領域を示すアドレス情報は、レ
ジスタファイル内のスタックポインタSPから出力され
、アドレスセレクタ(図4の部番16b)によって与え
られる。これで1つのレジスタの格納情報がスタックメ
モリに退避される。
【0025】ステップS6:スタックポインタSPを更
新(次のレジスタ退避に備えマイナス1)する。
【0026】ステップS7:レジスタポインタRPを更
新(次のレジスタ退避に備えプラス1)する。
【0027】ステップS8:全レジスタ分終了したかど
うかレジスタポインタRPを参照して判断する。残って
いるレジスタがあればステップS3へ移り、上記手順を
繰り返す。
【0028】図7のPOPM(復元)処理については図
6のPUSHM(退避)処理のステップS5,S6の順
番が逆であること、レジスタポインタRPおよびスタッ
クポインタSPの動きが逆であること、ステップS6に
おいてスタックメモリ領域からレジスタにデータが読み
戻されることを除き同一であるため説明を省略する。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の演算処
理装置では複数レジスタの退避命令または復元命令の処
理を実行する際に、命令の中のレジスタ指定部(図5の
部番18b)の情報を1つずつ取出し、内容確認し、退
避,復元の対象となるレジスタを検出するため、退避命
令および復元命令の実行処理時間が長くなる。特に、こ
の命令の出現頻度が高いプログラマブルコントローラで
は制御応答性が低下するという問題があった。
【0030】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、割込み処理やサブルーチン処理に関る情報の退避,
復元処理を従来よりも速く実行することの可能な演算処
理装置を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、演算関連情報を一時記憶する複数
のレジスタを有し、プログラム命令の指示により当該複
数のレジスタの記憶情報を退避/復元させると共に、退
避/復元対象のレジスタと退避/復元しないレジスタと
を、前記プログラム命令中の、前記複数のレジスタに対
応させたビット情報列で指示する演算処理装置において
、前記ビット情報列の中の有効ビットを連続的に抽出す
ることにより退避/復元対象のレジスタを示す符号信号
を順次に発生する符号化手段と、当該発生された符号信
号を解読し、退避/復元対象のレジスタを選択するため
の選択信号を発生する解読手段とを具えたことを特徴と
する。
【0032】
【作用】本発明では、退避/復元対象のレジスタが、た
とえばビット“1”の有効ビットで表わされることに着
目し、この有効ビットを連続的に取り出し、符号化する
。このため、退避/復元対象のレジスタおよび退避/復
元しないレジスタを共に示すビット情報列が退避/復元
対象のレジスタのみを示す符号信号に変換される。次に
、この符号信号を解読してレジスタを選択する選択信号
を発生する。
【0033】従来では退避/復元しないなレジスタを示
すビット情報の判別を行なわなければならないのに対し
、本発明ではこの判別処理が不要であり、この判別処理
の時間だけ退避/復元対象のレジスタの識別処理が短縮
される。
【0034】
【実施例】以下、図面を参照して本発明実施例を説明す
る。
【0035】図1は、本発明実施例回路構成を示す。図
1の回路は、図4の制御回路13の一部を構成し、退避
,復元に関わる処理を行う。図2は退避,復元命令中の
レジスタ指定部を4ビットに省略した場合の機械語フォ
ーマットを示す。よって、図1の回路も4ビットのレジ
スタ指定部を取り扱うように構成している。なお、本実
施例では説明を簡単にするため、レジスタ指定部を4ビ
ットとしているか、プログラマブルコントローラでは一
般にレジスタ指定部が数十ビットあることに注意された
い。本発明の演算処理装置の基本的な内部構成は制御回
路13を除き従来と同じで図4の通りである。
【0036】図1に示す回路は次の主要回路から構成さ
れている。
【0037】命令デコーダ13a:命令レジスタ12(
図4参照)に保持されている命令の中の命令コード部の
内容を解読する。
【0038】符号化部13b:命令のレジスタ指定部の
有効ビットのみを抽出し、これを優先順に従って1ビッ
トずつ連続的に選択した後、符号信号として出力する。
【0039】解読部13c:上記符号化部から出力され
る符号信号を解読して、退避(または復元)すべきレジ
スタの選択信号を生成する。
【0040】このような回路の動作内容を図2,3,4
を参照しながら説明する。
【0041】ここでは、第1レジスタ,第3レジスタが
退避対象と仮定し、プログラム命令中のレジスタ指定部
の有効ビットがR0とR3の2ビットとなっている。即
ち、図2のPUSHM命令およびPOPM命令において
、R0=R3=“1”、R1=R2=“0”と記載され
ている。
【0042】図3のタイムチャートにおいて、CPU1
(図4参照)は、プログラムメモリ2から実行すべき命
令を読み出すために、図3の時刻t1でプログラムカウ
ンタ11の保持するアドレス情報をアドレスセレクタ1
6aで選択しPAバスを介してプログラムメモリ2に与
える。
【0043】このアドレス情報に応じた命令は、図3の
時刻t2で命令レジスタ12にPDバスを介して取り込
まれる。同時に、プログラムカウンタ11は、次の命令
を読み出すために更新される。
【0044】制御回路13内の命令デコーダ13a(図
1参照)は、取り込まれた命令を解読し、この命令が複
数レジスタ退避命令(または復元命令)であることを知
ると、瞬時(図3の時刻t2の直後)にPUSHM(ま
たはPOPM)検知信号をセットし符号化部13bと解
読部13cとを活性化する。
【0045】この活性化に応じて符号化部13bは、命
令のレジスタ指定部に有効ビットがあるかどうかチェッ
クする。上述のようにレジスタ指定部には2ビットがセ
ットされていることから、現在の命令の実行が終了する
まで次の命令の読み出しを禁止するために命令ラッチ停
止信号を発生(オン)する。この信号が出ている間は命
令レジスタ12の更新が禁止される。
【0046】命令中のレジスタ指定部は、入力ゲート1
31を通して取り込まれる。この後、優先順位ゲート1
32によってレジスタ指定部の中の有効ビット1つが選
択される。今、R0=R3=“1”、R1=R2=“0
”で有効ビットが2つあるが、入力ゲート131aの出
力が“1”のため優先順位ゲート132aないし132
cによって、入力ゲート131bないし131dの出力
は全て無効化され、この結果、入力ゲート131aの有
効出力ビット(R0)だけが有効(ビット“1”)とな
る。上述の命令ラッチ停止信号は、入力ゲートおよび優
先順位ゲートの出力をゲート136および137を介し
て発生される。
【0047】図3の時刻t3で、データラッチ133に
は上述の通り優先付けされたレジスタ指定情報が取り込
まれる。この結果、データラッチの出力QAだけが図3
に示すように“L”となり、その他出力QB〜QDは“
H”となる。
【0048】データラッチ133が保持出力するビット
信号列(レジスタ指定情報)は次段の解読部13cに伝
わる。解読部13cは入力のビット信号列を解読し、ビ
ット信号列と対応のレジスタの選択信号が生成する。こ
こで、レジスタ退避時と復元時とではレジスタ指定情報
とレジスタ番号との対応が図2および図5のようにビッ
ト単位で反転していることに注意を要する。つまり、Q
A信号が“L”の場合ゲート134および135によっ
てPUSHM処理ではレジスタR0が、POPM処理で
はレジスタR3がそれぞれ選択される。
【0049】この理由はデータメモリ3(図4)に割り
付けられるスタック領域が先入れ後出し(いわゆるFI
LO)方式のスタック構造を採るからである。ビット単
位の反転は例えばアセンブラに負担させればよく、こう
することにより、ハードウェア(図1の実施例の回路を
指す)を単純化できる。勿論、ハードウェアは複雑にな
るものの反転させずに処理することも可能であるが、そ
の説明は省略する。
【0050】データラッチ133の出力は、解読部13
cに接続されるだけでなく、上記入力ゲートにフィード
バックされており、次の時刻では同一有効ビットが繰り
返して選択されないようになっている。また、上述の命
令ラッチ停止信号により時刻t3では命令レジスタ12
は更新されない。この停止動作は時刻t4でも同様であ
る。
【0051】時刻t4では、入力ゲート131dの出力
だけが優先順位ゲート132cを通り“1”となってお
り、これがデータラッチ134に保持されてQD信号だ
けがレベル“L”になる。この結果PUSHM命令では
レジスタR3が、POPM命令ではR0が選択される。 また、QD信号が“L”になると入力ゲート131の全
ての入力が“L”にロックされて命令ラッチ停止信号が
オフする。
【0052】時刻t5では、次に実行すべき命令が命令
レジスタ12に取り込まれる。ここで取り込まれた命令
がPUSHM命令でもPOPM命令でも無ければ命令デ
コーダ13aの出力PUSHM(またはPOPM)信号
がオフしゲート138によってデータラッチ133がク
リアされる。この結果データラッチの出力が全て“H”
になる。
【0053】以上の処理手順により退避又は復元の対象
のレジスタを指定するレジスタ指定部18b中の有効ビ
ットだけが連続的(1クロック毎)に抽出され、指定さ
れたレジスタが動作可能状態となる。このため、レジス
タ指定部18b中の指定外のビット情報の判別処理を従
来のように、行う必要はなく、指定外のビット情報の判
別処理時間だけ退避/復元処理が短縮される。
【0054】
【発明の効果】従来のPCにおける複数レジスタの退避
命令または復元命令の処理では、退避または復元の対象
ではないレジスタに関しても退避/復元の有無について
の判別処理時間が費やされるが、本発明によれば対象で
はないレジスタの処理時間はゼロになる。このため退避
/復元処理全体の処理時間が従来よりも短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の回路構成を示す回路図である。
【図2】本発明実施例における退避/復元命令のコード
フォーマットを示す説明図である。
【図3】本発明実施例の動作タイミングを示すタイミン
グチャートである。
【図4】従来例の回路構成を示すブロック図である。
【図5】従来例の退避/復元命令のコードフォーマット
を示す説明図である。
【図6】従来例の演算処理装置の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】従来例の演算処理装置の処理手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1  CPU 2  プログラムメモリ 3  データメモリ 11  プログラムカウンタ 12  命令レジスタ 13  制御回路 13a  命令デコーダ 13b  符号化部 13c  解読部 14  レジスタファイル 15  ALU 16a  アドレスセレクタ 16b  アナログセレクタ 16c  データセレクタ 16d  データセレクタ 17a  ドライバ 17b  レシーバ 17c  ドライバ 17d  ドライバ 17e  レシーバ 131  入力ゲート 132  優先順位ゲート 133  データラッチ 134〜138  ゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  演算関連情報を一時記憶する複数のレ
    ジスタを有し、プログラム命令の指示により当該複数の
    レジスタの記憶情報を退避/復元させると共に、退避/
    復元対象のレジスタと退避/復元しないレジスタとを、
    前記プログラム命令中の、前記複数のレジスタに対応さ
    せたビット情報列で指示する演算処理装置において、前
    記ビット情報列の中の有効ビットを連続的に抽出するこ
    とにより退避/復元対象のレジスタを示す符号信号を順
    次に発生する符号化手段と、当該発生された符号信号を
    解読し、退避/復元対象のレジスタを選択するための選
    択信号を発生する解読手段とを具えたことを特徴とする
    演算処理装置。
JP3111796A 1991-05-16 1991-05-16 演算処理装置 Pending JPH04338825A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008282105A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Fujitsu Microelectronics Ltd マイクロプロセッサおよびレジスタ退避方法
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