JPH11287965A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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JPH11287965A
JPH11287965A JP10859398A JP10859398A JPH11287965A JP H11287965 A JPH11287965 A JP H11287965A JP 10859398 A JP10859398 A JP 10859398A JP 10859398 A JP10859398 A JP 10859398A JP H11287965 A JPH11287965 A JP H11287965A
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opening
slit
rectangular opening
optical device
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Katsuyuki Akashi
勝幸 明石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅の広い平行光が得られるようにし、レンズ
位置決め組み立て用の治具を不要にすること。 【解決手段】 光源20と該光源20からのビームを平
行光ビームとする光学系10を有する光学装置におい
て、矩形開口41が形成されたスリット4に対向して配
設されたレンズ保持装置30のレンズ3を保持するレン
ズ位置決め部31の開口32が、前記レンズ保持装置3
0の内周壁301に沿う円弧状部321と該円弧状部3
21の両端に前記レンズ保持装置30の前記内周壁30
1まで到達する前記スリット4の前記矩形開口41の長
辺方向に延在する平行な直線部322とから成る光学装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタや
ディジタル複写機等の画像記録装置に使用される光学走
査装置、および光源と該光源からのビームを平行光ビー
ムとする光学系を有する光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の第1のレンズ保持装置は、図10
ないし図12に示されるようにレンズ3を収容する中空
円筒体の収容本体30と、該収容本体30の一方の軸端
の全周に亘り半径方向内方に突出形成させ前記レンズ3
に突き当てて位置決めする環状の位置決め部31とから
なるものであった。
【0003】従来の第2のレンズ保持装置は、図13お
よび図14に示されるようにレンズ3を収容する中空円
筒体の収容本体30と、該収容本体30の一方の軸端に
図示しない治具を用いて前記レンズ3を位置決めして組
み立てるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第1のレン
ズ保持装置は、前記レンズ3を収容する前記収容本体3
0の一方の軸端の全周に亘り半径方向内方に突出形成さ
せた前記環状の位置決め部31によって、前記レンズ3
に突き当てて位置決めするものであるので、前記環状の
位置決め部31の内径は、前記レンズ3の有効径33の
内側に位置するため、半導体レーザ2からの射出光径1
1の両端を狭め、両端が狭められた該射出光径11の内
部にスリット板4の矩形開口41を収めるようにその幅
を決定する必要があるため、幅の狭い平行光しか得られ
ないという問題があった。
【0005】上記従来の第2のレンズ保持装置は、幅の
広い平行光を得るために上記第1の装置の環状の位置決
め部31を取り除き、前記収容本体30の一方の軸端に
図示しない治具を用いて前記レンズ3を位置決めして組
み立てるものであるので、位置決め組み立て用の治具が
必要になるという問題があった。
【0006】そこで本発明者は、レンズ保持装置のレン
ズを位置決めする位置決め部の形状を工夫するという点
に着目し、光源と該光源からのビームを平行光ビームと
する光学系を有する光学装置において、矩形開口が形成
されたスリットに対向して配設されたレンズ保持装置の
レンズを保持するレンズ位置決め部の開口形状を、前記
スリットの矩形開口の長辺の両端における前記光源から
のビームの射出光径を狭くしないように設定するという
本発明の第1の技術的思想に着眼するとともに、前記レ
ンズ位置決め部の開口の前記スリットの矩形開口の長辺
方向の間隔を、前記光源からのビームの射出光径より大
きく設定するという本発明の第2の技術的思想に着眼
し、更に研究開発を重ねた結果、幅の広い平行光が得ら
れるようにするとともに、レンズ外径とレンズ有効径の
間が少なくてもレンズを保持装置の位置決め部に突き当
てる事を可能とし、レンズ位置決め組み立て用の治具を
不要にするという目的を達成する本発明に到達した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の光学装置は、光源と該光源からのビーム
を平行光ビームとする光学系を有する光学装置におい
て、矩形開口が形成されたスリットに対向して配設され
たレンズ保持装置のレンズを保持するレンズ位置決め部
の開口形状が、前記スリットの矩形開口の長辺の両端に
おける前記光源からのビームの射出光径を狭くしないよ
うに設定されているものである。
【0008】本発明(請求項2に記載の第2発明)の光
学装置は、前記第1発明において、前記レンズ位置決め
部の開口の前記スリットの矩形開口の長辺方向の間隔
が、前記レンズの有効径より大きく設定されているもの
である。
【0009】本発明(請求項3に記載の第3発明)の光
学装置は、前記第1発明において、前記レンズ位置決め
部の開口の前記スリットの矩形開口の長辺方向の間隔
が、前記光源からのビームの射出光径より大きく設定さ
れているものである。
【0010】本発明(請求項4に記載の第4発明)の光
学装置は、前記第1発明において、前記レンズ位置決め
部の開口の前記スリットの矩形開口の長辺方向の間隔
が、前記レンズの外径に設定されているものである。
【0011】本発明(請求項5に記載の第5発明)の光
学装置は、前記第2発明において、前記レンズ位置決め
部の開口が、前記スリットの矩形開口の長辺方向を長辺
にする楕円形状に設定されているものである。
【0012】本発明(請求項6に記載の第6発明)の光
学装置は、前記第2発明において、前記レンズ位置決め
部の開口が、前記スリットの矩形開口の長辺方向に延在
する平行な直線部と両端の円弧部とからなる長円形状に
設定されているものである。
【0013】本発明(請求項7に記載の第7発明)の光
学装置は、前記第2発明において、前記レンズ位置決め
部の開口が、前記レンズ保持装置の内周壁に沿う円弧状
部と該円弧状部の両端に前記レンズ保持装置の内周壁ま
で到達する前記スリットの矩形開口の長辺方向に延在す
る平行な直線部とから成るものである。
【0014】本発明(請求項8に記載の第8発明)の光
学装置は、前記第2発明において、前記レンズ位置決め
部の開口が、前記レンズ保持装置の内周壁に内接する矩
形形状に設定されているものである。
【0015】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
光学装置は、前記レンズ保持装置のレンズを保持するレ
ンズ位置決め部の開口形状が、前記スリットの矩形開口
の長辺の両端における前記光源からのビームの射出光径
を狭くしないように設定されているので、前記スリット
の矩形開口の幅を広げることを可能にして、幅の広い平
行光が得られるようにするとともに、レンズ位置決め組
み立て用の治具を不要にするという効果を奏する。
【0016】上記構成より成る第2発明の光学装置は、
前記第1発明において、前記レンズ位置決め部の開口の
前記スリットの矩形開口の長辺方向の間隔が、前記レン
ズの有効径より大きく設定されているので、前記スリッ
トの矩形開口の幅を広げることを可能にして、幅の広い
平行光が得られるようにするという効果を奏する。
【0017】上記構成より成る第3発明の光学装置は、
前記第1発明において、前記レンズ位置決め部の開口の
前記スリットの矩形開口の長辺方向の間隔が、前記光源
からのビームの射出光径より大きく設定されているの
で、前記スリットの矩形開口の幅を広げることを可能に
して、幅の広い平行光が得られるようにするという効果
を奏する。
【0018】上記構成より成る第4発明の光学装置は、
前記第1発明において、前記レンズ位置決め部の開口の
前記スリットの矩形開口の長辺方向の間隔が、前記レン
ズの外径に設定されているので、前記スリットの矩形開
口の幅を最も広げることを可能にして、最も幅の広い平
行光が得られるようにするとともに、レンズ外径とレン
ズ有効径の間が少なくてもレンズを保持装置の位置決め
部に突き当てる事を可能とし、レンズ位置決め組み立て
用の治具を不要にするという効果を奏する。
【0019】上記構成より成る第5発明の光学装置は、
前記第2発明において、前記レンズ位置決め部の開口
が、前記スリットの矩形開口の長辺方向を長辺にする楕
円形状に設定されているので、前記スリットの矩形開口
の幅を広げることを可能にして、幅の広い平行光が得ら
れるようにするとともに、レンズ外径とレンズ有効径の
間が少なくてもレンズを保持装置の位置決め部に突き当
てる事を可能とし、レンズ位置決め組み立て用の治具を
不要にするという効果を奏する。
【0020】上記構成より成る第6発明の光学装置は、
前記第2発明において、前記レンズ位置決め部の開口
が、前記スリットの矩形開口の長辺方向に延在する平行
な直線部と両端の円弧部とからなる長円形状に設定され
ているので、前記スリットの矩形開口の幅を広げること
を可能にして、幅の広い平行光が得られるようにすると
ともに、レンズ外径とレンズ有効径の間が少なくてもレ
ンズを保持装置の位置決め部に突き当てる事を可能と
し、レンズ位置決め組み立て用の治具を不要にするとい
う効果を奏する。
【0021】上記構成より成る第7発明の光学装置は、
前記第2発明において、前記レンズ位置決め部の開口
が、前記レンズ保持装置の内周壁に沿う円弧状部と該円
弧状部の両端に前記レンズ保持装置の内周壁まで到達す
る前記スリットの矩形開口の長辺方向に延在する平行な
直線部とから成るので、前記スリットの矩形開口の幅を
広げることを可能にして、幅の広い平行光が得られるよ
うにするとともに、レンズ外径とレンズ有効径の間が少
なくてもレンズを保持装置の位置決め部に突き当てる事
を可能とし、レンズ位置決め組み立て用の治具を不要に
するという効果を奏する。
【0022】上記構成より成る第8発明の光学装置は、
前記第2発明において、前記レンズ位置決め部の開口
が、前記レンズ保持装置の内周壁に内接する矩形形状に
設定されているので、前記スリットの矩形開口の幅を広
げることを可能にして、幅の広い平行光が得られるよう
にするとともに、レンズ外径とレンズ有効径の間が少な
くてもレンズを保持装置の位置決め部に突き当てる事を
可能とし、レンズ位置決め組み立て用の治具を不要にす
るという効果を奏する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0024】(第1実施形態)本第1実施形態の光学装
置は、図1ないし図4に示されるように光源20と該光
源20からのビームを平行光ビームとする光学系10を
有する光学装置において、矩形開口41が形成されたス
リット4に対向して配設されたレンズ保持装置30のレ
ンズ3を保持するレンズ位置決め部31の開口32が、
前記レンズ保持装置30の内周壁301に沿う円弧状部
321と該円弧状部321の両端に前記レンズ保持装置
30の前記内周壁301まで到達する前記スリット4の
前記矩形開口41の長辺方向に延在する平行な直線部3
22とから成るものである。
【0025】本第1実施形態の光学装置を構成する光走
査装置1は、図3に示されるように前記光源20として
の半導体レーザ2と、該半導体レーザ2に対向して光軸
上に配設された前記レンズ3を保持するレンズ保持装置
30と、該レンズ保持装置30に対向して光軸上に配設
された矩形開口41が形成された前記スリット4と、該
スリット4に当接して配設されたシリンドリカルレンズ
5と、該シリンドリカルレンズ5からの平行光を反射す
る回転多面鏡6と、該回転多面鏡6から反射された反射
光を通過供給させるfθレンズ7とから成る。
【0026】前記スリット4は、図1に示されるように
短辺411に対して2倍以上の充分な長さの長辺412
より成る矩形開口41が形成されている。
【0027】本第1実施形態のレンズ保持装置30は、
図2に示されるように上述した第1の従来装置と同様に
前記レンズ3を構成するコリメートレンズを収容する中
空円筒体の収容本体によって構成され、該収容本体30
の一方の軸端の全周に亘り半径方向内方に突出させ前記
レンズ3に突き当てて位置決めする環状の位置決め部3
1を形成して、略コの字状縦断面より成る。
【0028】前記環状の位置決め部31の内周壁によっ
て構成される円形開口32は、前記スリット4の前記矩
形開口41の長辺方向の両端に対応する部分を取り除く
ことにより、前記レンズ位置決め部31の前記開口32
として、前記円弧状部321と該円弧状部321の両端
に平行な直線部322とを形成して,略φ字状の形状に
形成するものである。
【0029】すなわち前記レンズ位置決め部31の前記
開口32は、図1ないし図4に示されるように前記スリ
ット4の前記矩形開口41の長辺方向の間隔が、前記レ
ンズ3の有効径33より大きく設定されている。
【0030】また前記開口32の前記スリット4の前記
矩形開口41の長辺方向の間隔が、前記光源20として
の半導体レーザ2からのビームの前記レンズ3を収容す
るレンズ保持装置30の収容本体の内径より大きな射出
光径11より大きく設定されている。
【0031】しかも前記レンズ位置決め部31の前記開
口32の前記スリット4の前記矩形開口41の長辺方向
の間隔が、可能な範囲の最大である前記レンズ3の外径
に設定されているものである。
【0032】上記構成より成る本第1実施形態の光学装
置は、図3に示されるように前記光源20としての半導
体レーザ2によってレーザ光が射出され、前記半導体レ
ーザ2に対向して光軸上に配設されたレンズ保持装置3
0により保持された前記コリメートレンズ3によってコ
リメートレンズの有効径範囲内において、射出されたレ
ーザ光が平行光束とされる。
【0033】前記コリメートレンズ3からの平行光束
が、前記スリット4の前記矩形開口41を通過して矩形
の平行光束とされ、前記シリントリカルレンズ5を介し
て前記回転多面鏡6に照射され、該回転多面鏡6によっ
て反射された平行光が前記fθレンズ7を介して出力さ
れる。
【0034】前記円弧状部321と該円弧状部321の
両端に平行な直線部322とを形成して,略φ字状の形
状に形成されているとともに、前記レンズ保持装置30
の前記レンズ位置決め部31の前記開口32の前記スリ
ット4の前記矩形開口41の長辺方向の間隔が、前記レ
ンズ3の外径に設定されているので、前記スリット4の
前記矩形開口41の幅を最も広げることを可能にして、
最も幅の広い平行光が得られるようになる。
【0035】上記作用を奏する本第1実施形態の光学装
置は、前記レンズ位置決め部の開口の前記スリットの矩
形開口の長辺方向の間隔が、前記光源からのビームの射
出光径より大きく設定されているので、前記スリットの
矩形開口の幅を広げることを可能にして、幅の広い平行
光が得られるようにするという効果を奏する。
【0036】また第1実施形態の光学装置は、上述した
ように前記スリット4の前記矩形開口41の幅を最も広
げることを可能にして、最も幅の広い平行光が得られる
ようにするとともに、レンズ外径とレンズ有効径の間が
少なくてもレンズを保持装置30の位置決め部31に突
き当てる事を可能とし、レンズ位置決め組み立て用の治
具を不要にするという効果を奏する。
【0037】すなわち、本第1実施形態のの光学装置
は、コリメート光学レンズの保持装置30が、外径と有
効系の差が少ないレンズの組み付け時に位置決め治具を
必要としないため、低コストで安定した位置決めが可能
となる優れた効果を奏する。
【0038】(第2実施形態)本第2実施形態の光学装
置は、前記レンズ位置決め部31の開口34の形状を、
図5および図6に示されるように楕円形状に変更した点
のみ相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
【0039】前記レンズ位置決め部31の前記開口34
を、前記スリット4の前記矩形開口41の長辺方向を長
辺にする楕円形状に設定して、前記光源20としての半
導体レーザ2からのビームの前記レンズ3を収容するレ
ンズ保持装置30の収容本体の内径より大きな射出光径
11より大きく設定されている。
【0040】上記構成より成る第2実施形態の光学装置
は、前記レンズ位置決め部31の前記開口34が、前記
スリット4の前記矩形開口41の長辺方向を長辺にする
楕円形状に設定されているので、前記スリット4の前記
矩形開口41の幅を広げることを可能にして、幅の広い
平行光が得られるようにするとともに、レンズ外径とレ
ンズ有効径の間が少なくてもスリット以降の光束に影響
を与えることなくレンズ3を保持装置30の位置決め部
31に突き当てる事を可能とし、レンズ位置決め組み立
て用の治具を不要にするという効果を奏する。
【0041】(第3実施形態)本第3実施形態の光学装
置は、前記レンズ位置決め部31の開口35の形状を、
図7および図8に示されるように長円形状に変更した点
のみ相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
【0042】前記レンズ位置決め部31の前記開口35
が、前記スリット4の矩形開口41の長辺方向に延在す
る平行な直線部351と両端の円弧部352とからなる
長円形状に設定されているものである。
【0043】上記構成より成る第3実施形態の光学装置
は、前記レンズ位置決め部31の前記開口35が、前記
スリット4の前記矩形開口41の長辺方向を長辺にする
長円形状に設定されているので、前記スリット4の前記
矩形開口41の幅を広げることを可能にして、幅の広い
平行光が得られるようにするとともに、レンズ外径とレ
ンズ有効径の間が少なくてもスリット以降の光束に影響
を与えることなくレンズ3を保持装置30の位置決め部
31に突き当てる事を可能とし、レンズ位置決め組み立
て用の治具を不要にするという効果を奏する。
【0044】(第4実施形態)本第4実施形態の光学装
置は、前記レンズ位置決め部31の開口36の形状を、
図9に示されるように矩形形状に変更した点のみ相違点
であり、以下相違点を中心に説明する。
【0045】前記レンズ位置決め部31の前記開口36
が、レンズ保持装置30を構成する中空円筒体の収容本
体30の内周壁301に内接するコーナー部361に面
取りを施した矩形形状に設定されているものである。
【0046】上記構成より成る第4実施形態の光学装置
は、前記レンズ位置決め部31の前記開口35が、前記
収容本体30の内周壁301に内接するコーナー部36
1に面取りを施した矩形形状に設定されているので、前
記スリット4の前記矩形開口41の幅を有効に広げるこ
とを可能にして、幅の広い平行光が有効に得られるよう
にするとともに、レンズ外径とレンズ有効径の間が少な
くてもスリット以降の光束に影響を与えることなくレン
ズ3を保持装置30の位置決め部31に突き当てる事を
可能とし、レンズ位置決め組み立て用の治具を不要にす
るという効果を奏する。
【0047】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の光学装置におけるレン
ズ保持装置の位置決め部および開口ならびにスリットの
矩形開口を示す正面図である。
【図2】本第1実施形態装置におけるレンズ位置決め部
および開口ならびにスリットの矩形開口を示す図1中A
−A線に沿う側断面図である。
【図3】本第1実施形態の光学装置の全体を示すシステ
ム図である。
【図4】本第1実施形態装置における射出光径とレンズ
位置決め部および開口ならびにスリットの矩形開口の関
係を示す正面図である。
【図5】本発明の第2実施形態の光学装置におけるレン
ズ保持装置の位置決め部および開口ならびにスリットの
矩形開口を示す正面図である。
【図6】本第2実施形態装置におけるレンズ位置決め部
および開口ならびにスリットの矩形開口を示す図1中B
−B線に沿う側断面図である。
【図7】本発明の第3実施形態の光学装置におけるレン
ズ保持装置の位置決め部および開口ならびにスリットの
矩形開口を示す正面図である。
【図8】本第3実施形態装置におけるレンズ位置決め部
および開口ならびにスリットの矩形開口を示す図1中C
−C線に沿う側断面図である。
【図9】本発明の第4実施形態の光学装置におけるレン
ズ保持装置の位置決め部および開口ならびにスリットの
矩形開口を示す正面図である。
【図10】従来の第1光学装置におけるレンズ保持装置
の位置決め部および開口ならびにスリットの矩形開口を
示す正面図である。
【図11】従来の第1光学装置におけるレンズ位置決め
部および開口ならびにスリットの矩形開口を示す図1中
D−D線に沿う側断面図である。
【図12】従来の第1光学装置における射出光径とレン
ズ位置決め部および開口ならびにスリットの矩形開口の
関係を示す正面図である。
【図13】従来の第2光学装置におけるレンズ保持装置
の位置決め部および開口ならびにスリットの矩形開口を
示す正面図である。
【図14】従来の第2光学装置におけるレンズ位置決め
部および開口ならびにスリットの矩形開口を示す図1中
E−E線に沿う側断面図である。
【符号の説明】
10 光学系 20 光源 3 レンズ 30 レンズ保持装置 31 レンズ位置決め部 32 開口 301 内周壁 321 円弧状部 322 直線部 4 スリット 41 矩形開口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と該光源からのビームを平行光ビー
    ムとする光学系を有する光学装置において、 矩形開口が形成されたスリットに対向して配設されたレ
    ンズ保持装置のレンズを保持するレンズ位置決め部の開
    口形状が、前記スリットの矩形開口の長辺の両端におけ
    る前記光源からのビームの射出光径を狭くしないように
    設定されていることを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記レンズ位置決め部の開口の前記スリットの矩形開口
    の長辺方向の間隔が、前記レンズの有効径より大きく設
    定されていることを特徴とする光学装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記レンズ位置決め部の開口の前記スリットの矩形開口
    の長辺方向の間隔が、前記光源からのビームの射出光径
    より大きく設定されていることを特徴とする光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記レンズ位置決め部の開口の前記スリットの矩形開口
    の長辺方向の間隔が、前記レンズの外径に設定されてい
    ることを特徴とする光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記レンズ位置決め部の開口が、前記スリットの矩形開
    口の長辺方向を長辺にする楕円形状に設定されているこ
    とを特徴とする光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項2において、 前記レンズ位置決め部の開口が、前記スリットの矩形開
    口の長辺方向に延在する平行な直線部と両端の円弧部と
    からなる長円形状に設定されていることを特徴とする光
    学装置。
  7. 【請求項7】 請求項2において、 前記レンズ位置決め部の開口が、前記レンズ保持装置の
    内周壁に沿う円弧状部と該円弧状部の両端に前記レンズ
    保持装置の内周壁まで到達する前記スリットの矩形開口
    の長辺方向に延在する平行な直線部とから成ることを特
    徴とする光学装置。
  8. 【請求項8】 請求項2において、 前記レンズ位置決め部の開口が、前記レンズ保持装置の
    内周壁に内接する矩形形状に設定されていることを特徴
    とする光学装置。
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JP2013210555A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Ricoh Co Ltd 光走査装置および画像形成装置

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