JP2001142015A - マルチビーム光源装置 - Google Patents

マルチビーム光源装置

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JP2001142015A
JP2001142015A JP32109699A JP32109699A JP2001142015A JP 2001142015 A JP2001142015 A JP 2001142015A JP 32109699 A JP32109699 A JP 32109699A JP 32109699 A JP32109699 A JP 32109699A JP 2001142015 A JP2001142015 A JP 2001142015A
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Akiyoshi Hamada
明佳 濱田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光量損失を増大させることなく、コンパクト
な構造を取ることができるマルチビーム光源装置を提供
する。 【解決手段】 光源部11〜15を魚眼レンズ16の物
面に配設し、各光源から射出されたレーザビームを魚眼
レンズ16に入射させる。このとき、光軸に対して大き
な入射角を持った位置に配設された光源部から射出され
るレーザビームは、魚眼レンズ16の半径方向に拡大さ
れてから魚眼レンズ16に入射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光ビームを
被走査面に走査する光ビーム走査光学装置等に用いられ
るマルチビーム光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル複写機やレーザプリンタ
などの画像形成装置の分野において、画像形成速度の高
速化が要請されており、このような要請に応えるため、
複数本のレーザビームを用いて感光体ドラム上を同時に
露光走査する、いわゆるマルチビーム走査光学装置を備
えた画像形成装置が開発され、これにより感光体ドラム
上に複数本の走査ラインを同時に描画することができる
ので、従来のシングルビーム方式に比べ、画像形成速度
の高速化が図れる。
【0003】このような装置における、複数の半導体レ
ーザから射出されたレーザビームを一定間隔に揃える光
源装置として、例えば、特開平9−211251号公報
に掲載されている技術(以下、「第1従来技術」とい
う。)では、光ファイバーを用いる手法が開示されてい
る。また、特開平5−19188号公報に掲載されてい
る技術(以下、「第2従来技術」という。)では、アフォ
ーカル光学系レンズを用いる手法が開示されている。こ
れは、アフォーカル光学系レンズの前側焦点を中心とす
る物面上から射出された複数のレーザビームを、この前
側焦点を通過させた後、当該レンズに入射させて、複数
のレーザビームを一定間隔に揃えるようにした手法であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1および第2従来技術にはそれぞれ次のような問題があ
る。第1従来技術においては、光ファイバーの光束の射
出部を一定間隔に揃えることで、レーザビームを一定間
隔に揃えることができる反面、半導体レーザと光ファイ
バーを接続するカップリング部分において、レーザビー
ムの一部が光ファイバー入射時の表面反射や光の漏出等
により、レーザビームの光量のうち、少なからずの量が
露光に利用されず、光量損失が大きいという問題があ
る。
【0005】他方、第2従来技術では、光ファイバーを
使用しないため光量損失はそれほど大きくないが、アフ
ォーカル光学系の前側焦点に一旦すべてのレーザビーム
を通過させるようにしているため、少なくとも前側焦点
の距離だけ、アフォーカル光学系のレンズから遠ざけて
半導体レーザを配設する必要があり、その分光源装置全
体が大きくなってしまう。従って、光源装置のコンパク
ト化という点で問題がある。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑み、光量損失
を増大させることなく、かつ、コンパクトに構成するこ
とができるマルチビーム光源装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るマルチビーム光源装置は、複数の発光
素子から射出される各光ビームを、互いに所定の間隔を
もって並進するように合成するビーム合成手段を備える
マルチビーム光源装置であって、前記ビーム合成手段
が、広角レンズであり、各発光素子からの光ビームが当
該広角レンズの光軸に対して所定の入射角をもって、当
該広角レンズの物面側から入射され、像面側に複数の光
ビームの合成光が射出されることを特徴とする。
【0008】また、本発明に係るマルチビーム光源装置
は、前記複数の発光素子のうち、前記広角レンズの光軸
に対する入射角の大きい位置に配される発光素子と、広
角レンズとの間の光路途中に、光ビームの光束幅を広角
レンズの半径方向に拡大するアナモフィック系光学素子
が介設されていることを特徴とする。また、本発明に係
るマルチビーム光源装置は、前記アナモフィック系光学
素子の拡大率が広角レンズの光軸に対する入射角に応じ
て選択されることを特徴とする。
【0009】さらに、本発明に係るマルチビーム光源装
置は、前記複数の発光素子の発光位置が前記広角レンズ
の物面上に位置するような光学的位置関係で配置されて
いることを特徴とする。ここで、前記広角レンズは、魚
眼レンズとしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るマルチビーム
光源装置の実施の形態を、例えば、レーザ走査光学装置
に適用した場合について図面を参照しながら説明する。
図1は、レーザ走査光学装置1の全体構成を示す概略図
である。同図に示すようにレーザ走査光学装置1は、複
数のレーザビームを射出するマルチビーム光源装置10
と、射出されたレーザビームを感光体ドラム40の回転
周方向に相当する副走査方向に集光するシリンドリカル
レンズ18と、不図示のモータで回転されるポリゴンミ
ラー21により入射されたレーザビームを偏向する偏向
部20と、偏向されたレーザビームを感光体ドラム40
表面へ副走査方向と直交する主走査方向に走査させる走
査レンズ群30と、このレーザビームを感光体ドラム4
0へ向けて光路変更させる折り返しミラー31、およ
び、光路変更されて副走査方向に並んだ複数のレーザビ
ームを感光体ドラム40表面で副走査方向に集光させる
シリンドリカルレンズ32等から構成されている。
【0011】マルチビーム光源装置10は、レーザビー
ムを射出する光源部11〜15と、射出された各レーザ
ビームの主光線が光軸に略平行に進むように揃える魚眼
レンズ16と、魚眼レンズ16を透過した各レーザビー
ムを略平行光とするコリメータレンズ17等からなる。
魚眼レンズ16は広角レンズの一種であって、画角が1
80°以上と公知のものであり,図3の一例に示すよう
に第1〜4レンズ161〜164からなる。
【0012】図1に示される光源部11〜15は、図2
に一例を示すように支持台120に支持されている。な
お、本図には説明の便宜上、魚眼レンズ16は第1レン
ズ161のみを示している。支持台120は、魚眼レン
ズ16の光学的な物面に相当する湾曲面123と、この
湾曲面123に光源部11〜15がそれぞれ挿設される
ための孔121(図4(a)参照)を備えている。
【0013】各孔121に光源部11〜15がそれぞれ
挿設され、各光源部11〜15から射出されたレーザビ
ームが第1レンズ161の副走査方向に一列に並び、換
言すれば、第1レンズ161の半径方向(以下、「半径方
向」という。)に各々所定の入射角を持って入射するよ
うに並び、湾曲面123が魚眼レンズ16の光学的に物
面となるような位置で支持台120が図示しない筐体に
保持される。
【0014】この支持台120に支持された各光源部に
ついて説明すると、光源部13は、魚眼レンズ16の光
軸上に配設され、光源部12,14、光源部11,15
は、それぞれこの光軸に対してθ1、θ2の入射角を有
するように配設される。このθ1、θ2は、魚眼レンズ
16から射出された各レーザビームが等間隔となって進
行するような値に設定されており、一般的には、魚眼レ
ンズの特性上光軸に対して大きな入射角を持った光源ほ
ど大きくなる。即ち、この入射角はθ1<(θ2−θ
1)の関係となる。
【0015】図4(a)は、光源部11の構成を説明す
るための縦断面図である。同図に示すように光源部11
は、レーザビームを照射する半導体レーザLDと、半導
体レーザLDから射出されたレーザビームをコリメート
するコリメータレンズ111と、コリメートされたレー
ザビームを半径方向に拡大する平凹のシリンドリカルレ
ンズ112および、拡大されたレーザビームを半径方向
にコリメートして射出する平凸のシリンドリカルレンズ
113等が円筒部材110内に収納されて構成されてい
る。
【0016】円筒部材110の一方の開口部には半導体
レーザLDの発光点117が円筒部材内側に向けて取着
され、円筒部材110内部にはコリメータレンズ11
1、半径方向に負の集光力を有するシリンドリカルレン
ズ112,および、半径方向に正の集光力を有するシリ
ンドリカルレンズ113が光軸を同じくして並び、リン
グ状のスペーサ114,115,116を介して各レン
ズは所定の位置関係を保った状態で保持されている。
【0017】この光源部11が、支持台120の孔12
1に半導体レーザLD側から挿設されて段差122に当
接することで、発光点117が湾曲面123の面内にあ
る状態、即ち、半導体レーザLDの発光位置が魚眼レン
ズ16の光学的に物面上にくるようになっている。図4
(b)は、発光点117から射出されたレーザビームの
広がりを説明するための図であり、図4(a)の矢印A
方向から見た発光点117,コリメータレンズ111、
および、シリンドリカルレンズ112,113でのレー
ザビームの主光線と直交するビーム断面の形状(以下、
「ビーム断面形状」という。)をそれぞれ示す。
【0018】図4(a)に示されるように、発光点11
7から射出されたレーザビームは、コリメータレンズ1
11により平行光とされた後、シリンドリカルレンズ1
12により半径方向に拡大されて、シリンドリカルレン
ズ113から射出される。その際、それぞれのビーム断
面形状は、図4(b)に示されるように、発光点117
でビーム断面形状が円形の断面1171とすると、コリ
メータレンズ111では大きな円形の断面1111とな
り、シリンドリカルレンズ112によって半径方向に拡
大されて射出されて、シリンドリカルレンズ113では
断面1131の様に半径方向(図中縦方向)に拡大され
た楕円形のビーム断面形状となる。
【0019】他方、半径方向と直交する周方向(以下、
「周方向」という。)については、図4(b)に示される
ように、ビーム断面形状の周方向(図中横方向)におけ
る光束幅は断面1111と断面1131ではほとんど変
化しておらず、図5に示されるように、周方向には発光
点117から射出されたレーザビームはコリメータレン
ズ111でコリメートされたままの光束幅で光源部11
から射出される。
【0020】なお、各光源部12,14,15は、光源
部11と同様の構造をもつため説明を省略する。ただ
し、光源部12,14は、断面1131の半径方向の長
さに対する断面1121の半径方向の長さの割合(以
下、「半径方向の拡大率」という。)が異なる。この半径
方向の拡大率は、各光源部の魚眼レンズ16の光軸に対
する入射角に応じて、魚眼レンズ16から射出される各
主光線のビーム断面形状がそれぞれほぼ同じとなるよう
に決められる。
【0021】このように半径方向の拡大率を前記入射角
に応じて決めなければいけないのは、魚眼レンズの特性
に起因し、一般的に、光ビームが光軸に対して大きな入
射角をもって魚眼レンズに入射されるほど、射出された
ビーム断面形状は半径方向に縮小される。したがって、
魚眼レンズの光軸に対して大きな入射角をもつ光源部ほ
ど、魚眼レンズ通過後に各ビーム断面形状がほぼ同じと
なるように光ビームの半径方向の拡大率を上げなくては
ならない。
【0022】本実施の形態では、レーザビームの魚眼レ
ンズ16の光軸に対する入射角に対応し、各光源部の半
径方向の拡大率は、光源部11,15>光源部12,1
4の関係となる。この拡大率を変更するには、シリンド
リカルレンズ112,113をその拡大率に応じた特性
に変更すればよい。また、光軸上に位置する光源部13
は、光源部11と一部異なる構造を持ち、コリメータレ
ンズ111のみでシリンドリカルレンズ112,113
を有しておらず、前記レンズ112,113の端部の厚
さとスペーサ115,116とあわせた長さのスペーサ
(不図示)と、スペーサ114を介してコリメータレンズ
111が固定された構造となっており、発光点117よ
り射出されたレーザビームはコリメータレンズ111に
より、コリメートされたままの光束幅で拡大されずに光
源部13から射出される。
【0023】このように各光源部11〜15から射出さ
れたレーザビームは、第1レンズ161に光軸に対して
所定の入射角をもって入射され、魚眼レンズ16を通過
した後、コリメータレンズ17へ入射される。以上、説
明してきたことを、図6をもってまとめて説明する。図
6は、光源部11〜15から射出されたレーザビームの
半径方向の光束幅変化を説明するための光路図である。
説明の便宜上、コリメータレンズ17,111や複数枚
のレンズから構成される魚眼レンズ16等を一つの主平
面のみで示しており、魚眼レンズ16で光源部13以外
の各レーザビームの光束幅が不連続になっているのは、
魚眼レンズ16が複数枚のレンズで構成されているから
である。
【0024】光源部13から射出されたレーザビームの
光束幅をL1、光源部12,14から射出された光束幅
をL2、一番光軸に対して大きな入射角を持った光源部
11,15から射出された光束幅をL3とすると、L1
<L2<L3と光束幅は入射角が大きくなるに従い大き
くなっている。各レーザビームは、魚眼レンズ16を通
過した後、各主光線が光軸と平行となって射出され、コ
リメータレンズ17にて光束幅L1の平行光として射出
される。
【0025】このように、光軸に対して大きな入射角を
持った光源部の光束幅ほど半径方向により拡大されて、
各レーザビームは魚眼レンズ16を通過して半径方向に
縮小されても、通過直後の光束幅がすべてL1と等しく
なっている。さらに、各光源部の発光点117が光学的
に物面上に配置されているため、各レーザビームの主光
線が光軸と平行となって魚眼レンズ16から射出され、
コリメータレンズ17にて光束幅L1の平行光として略
一定間隔をもって射出される。
【0026】従って、各レーザビームが魚眼レンズ16
を通過しても、略同様のビーム断面形状を持つレーザビ
ームを半径方向に略一定の間隔をもって射出することが
できるようになる。以上述べてきたように、魚眼レンズ
を使用することで光軸に対して大きな入射角を持った位
置まで光源を配設できるため、従来技術より数多くの光
源を配置することができる。また、光束を所定の入射角
から魚眼レンズにそのまま取り込むようにしているた
め、光束を光学系の前側焦点で一旦集束させる必要がな
く、光源から魚眼レンズまでの光軸方向の距離をその分
短くすることができる。したがって、装置全体をコンパ
クト化でき、かつ、光ファイバを使用しないため光量損
失が増大しないマルチビーム光源装置が得られる。 (変形例)以上、本発明が適用されるレーザ走査光学装
置の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、
この実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下の
ような形態で実施をすることができる。
【0027】上記実施の形態では、光源部11〜15
を半径方向に並べた状態で行っていたが、さらに周方向
にも光源部を並べて二次元的に光源を配置するマトリッ
クス配置にしてもよい。図7は、光源部をマトリックス
配置にした場合の斜視図を示す。魚眼レンズ16の物面
に相当する湾曲面を持つ支持台200に光源部201〜
206が配設されている。各光源部201〜206は、
射出されたレーザビームが魚眼レンズ16通過後に各主
光線が略平行となるように、魚眼レンズ16の光軸に対
して半径方向に所定の入射角を有して保持されている。
光源部201〜203と光源部204〜206は列を形
成し、各列中の光源部は半径方向にそれぞれd1の2倍
の間隔をあけて並んでいる。さらに、光源部204〜2
06は、光源部201〜203と列間で周方向にd2の
間隔をあけ、かつ、半径方向にはd1だけ下側にずれた
状態になっている。
【0028】このように、光源部201〜206がマト
リックス配置されることで、半径方向に従来のビーム間
隔の約半分(=d1)の分だけ感光体ドラム40上での
ビーム間隔が狭まり、レーザビームの被走査面上の走査
密度を向上することができる。なお、光源部が周方向に
d2ずれた状態であり、感光体ドラム表面の主走査方向
の書き込み開始位置がレーザビーム間毎にずれてしまう
ため半導体レーザの発光タイミングを上記d2に応じた
分ずらす必要があるが、そのための技術は公知の技術な
ので、その詳細な説明は省略する。
【0029】上記実施の形態では、集光レンズに魚眼
レンズ16を使用していたが、画角が180°未満の広
角レンズを使用してもよい。光軸に対して大きな入射角
を持ったレーザビームを取り込む効果としては上記実施
の形態と略同様の効果があるからである。 上記実施の形態では、光軸に対して大きな入射角を持
った位置の光源からの光束を魚眼レンズ16に入射する
前に半径方向のみに拡大するアナモフィック光学系レン
ズとして半径方向のみにパワーを有するシリンドリカル
レンズ112,113を用いていたが、魚眼レンズ16
から射出される光束幅は周方向にも若干縮小するので、
当該縮小を補正するように周方向に拡大してもよい。そ
の際には、光源部11,12,14,15で使用されて
いるシリンドリカルレンズ112、113を、例えば、
周方向と半径方向に異なったパワーを有するトロイダル
レンズのようなレンズに置き換えて光束幅を周方向にも
拡大させることができる。このようにすることで、魚眼
レンズ16通過後に複数のビーム断面形状が略同じよう
になるように形成される。
【0030】上記実施の形態では、光源部11〜15
と同時に走査する本数を5本としたがこれらに限定され
る必要はなく、複数の光源部を用いた場合であればよ
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
マルチビーム光源装置によれば、複数の発光素子からの
光ビームを広角レンズの光軸に対してそれぞれ所定の入
射角をもって広角レンズの物面側から広角レンズに入射
させているので、光ビームを光学系の前側焦点に集めて
から入射させる必要がなく、光軸に対して大きな入射角
を持った位置の発光素子からの光ビームも入射すること
ができるため、装置全体をコンパクト化することができ
る。
【0032】また、本発明に係るマルチビーム光源装置
によれば、発光素子からの光ビームを集光するために光
ファイバーを使用していないので光量損失が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るレーザ走査光学装置
の全体構成を示す斜視図である。
【図2】上記レーザ走査光学装置に用いられる光源部お
よびその周辺を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る魚眼レンズのレンズ
構成の一例を示す図である。
【図4】(a)上記光源部の概略構成を示す縦断面図で
ある。 (b)上記光源部でのレーザビームの広がりを説明する
ための図である。
【図5】上記光源部でのレーザビームの光束幅の変化を
説明するための図である
【図6】上記光源部から射出されたレーザビームの半径
方向の光路を示す光路図である。
【図7】上記光源部がマトリックス配置された場合を示
す光源部付近の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 レーザビーム走査装置 10 マルチビーム光源装置 11〜15 光源部 16 魚眼レンズ 17 コリメータレンズ 110 円筒部材 111 コリメータレンズ 112,113 シリンドリカルレンズ 114〜116 スペーサ 117 発光点 120 支持台 121 孔 122 段差 123 湾曲面 161 第1レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H045 AA01 BA02 BA22 BA32 CA67 CB01 2H087 KA19 LA07 LA24 LA25 PA01 PA03 PA04 PA17 PA18 PB01 PB03 PB05 QA02 QA07 QA14 QA17 QA22 QA25 QA33 QA34 QA42 QA45 RA07 RA08 RA45 9A001 BB06 KK16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光素子から射出される各光ビー
    ムを、互いに所定の間隔をもって並進するように合成す
    るビーム合成手段を備えるマルチビーム光源装置であっ
    て、 前記ビーム合成手段が、広角レンズであり、 各発光素子からの光ビームが当該広角レンズの光軸に対
    して所定の入射角をもって、当該広角レンズの物面側か
    ら入射され、像面側に複数の光ビームの合成光が射出さ
    れることを特徴とするマルチビーム光源装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の発光素子のうち、前記広角レ
    ンズの光軸に対する入射角の大きい位置に配される発光
    素子と広角レンズとの間の光路途中に、光ビームの光束
    幅を広角レンズの半径方向に拡大するアナモフィック系
    光学素子が介設されていることを特徴とする請求項1に
    記載のマルチビーム光源装置。
  3. 【請求項3】 前記アナモフィック系光学素子は、その
    拡大率が広角レンズの光軸に対する入射角に応じて選択
    されることを特徴とする請求項2に記載のマルチビーム
    光源装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の発光素子は、その発光位置が
    前記広角レンズの物面上に位置するような光学的位置関
    係で配置されていることを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載のマルチビーム光源装置。
  5. 【請求項5】 前記広角レンズは、魚眼レンズであるこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のマル
    チビーム光源装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006349784A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Sumitomo Heavy Ind Ltd ビーム合成装置
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