JPH11285372A - 半開包皮切断装置 - Google Patents

半開包皮切断装置

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JPH11285372A
JPH11285372A JP10089067A JP8906798A JPH11285372A JP H11285372 A JPH11285372 A JP H11285372A JP 10089067 A JP10089067 A JP 10089067A JP 8906798 A JP8906798 A JP 8906798A JP H11285372 A JPH11285372 A JP H11285372A
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shutter
cutting
semi
pieces
cut
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Yasunori Tashiro
康憲 田代
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Rheon Automatic Machinery Co Ltd
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Rheon Automatic Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外温の変化によりシャッタ片15が熱膨脹し
た場合であっても、切断開口部9を開閉させて棒状の食
品生地Wに対して半開包皮切断を行う。 【解決手段】 シャッタ7は隣合った切断面17と摺動
面19をそれぞれ有したn(nは3以上の整数)個のシ
ャッタ片15を組合せてなり、各シャッタ片15の切断
面17に、切断開口部9を閉じる前に外皮材W1を切断
するエッジ部17aをそれぞれ備え、各シャッタ片15
の摺動面19と隣接する一方のシャッタ片15の切断面
17の摺動状態を保持する摺動保持具21を設け、n個
の垂直軸49を所定の円周S上に等間隔に設け、各垂直
軸49に対して対応するシャッタ片15が水平方向へ移
動可能にそれぞれ支持されるように構成し、n個のシャ
ッタ片15を開閉する水平方向へ同期して揺動させる揺
動作動手段を設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内包材(例えば
餡)と外皮材(例えば米飯,もち米,饅頭外皮)の二重
構造からなる棒状の食品生地に対して複数回の半開包皮
切断を行う半開包皮切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半開包皮切断装置の技術として、
特開平5−317019号公報に示すものがあり、この
先行技術は、内包材と外皮材の二重構造からなる棒状の
食品生地を上方向からシャッタの中央部の切断開口部へ
供給しつつ、この切断開口部を複数回開閉させることに
より、棒状の食品生地に対して複数回の半開包皮切断を
行うものである。上記シャッタは6個のシャッタ片を組
合せてなり、6個のシャッタ片は6つの内側ガイド面を
備えた六角形状の外枠内に収容されている。各シャッタ
片は、切断面と、この切断面に隣合った第1摺動面,第
2摺動面とを備えており、6個のシャッタ片の切断面に
よって開閉可能な切断開口部が形成される。各シャッタ
片の切断面には、切断開口部を閉じる前に外皮材を切断
するエッジ部がそれぞれ備えてある。ここで、各シャッ
タ片の第1摺動面は隣接する一方のシャッタ片の切断面
に対して摺動可能にそれぞれ構成してあり、各シャッタ
片の第2摺動面は対応する内側ガイド面に摺動可能にそ
れぞれ構成してある。そして、所定のシャッタ片を切断
開口部を開閉する方向へ往復動させる往復動作動装置が
設けてある。
【0003】上記の構成により、各シャッタ片の第1摺
動面は隣接する一方のシャッタ片の切断面に対して摺動
可能にそれぞれ構成してあると共に、各シャッタ片の第
2摺動面は対応する内側ガイド面に摺動可能にそれぞれ
構成してあることから、往復動作動装置により所定のシ
ャッタ片を切断開口部を閉じる水平方向へ往動させる
と、所定のシャッタ片に隣接する一方のシャッタ片も閉
じる水平方向へ往動する。この作用は、6個のシャッタ
片に順次働いて、6個のシャッタ片を上記閉じる水平方
向へ同期して往動させることができる。反対に、往復動
作動装置により所定のシャッタ片を切断開口部を開く水
平方向へ復動させると、6個のシャッタ片を開く水平方
向へ同期して復動させることができる。
【0004】従って、棒状の食品生地を上方向から切断
開口部へ供給しつつ、往復動作動装置により6個のシャ
ッタ片を切断開口部を閉じる水平方向へ同期して往動さ
せることにより、6個のシャッタ片のエッジ部により外
皮を切断して、外皮の切断箇所の上側部分又は下側部分
を接合する。これによって、棒状の食品生地に対して半
開包皮切断を行って、頂部又は底部から内包材が露出し
た半開包皮食品を製造することができる。切断開口部を
閉じた後に、往復動作動装置により6個のシャッタ片を
切断開口部を開く水平方向へ同期して復動させることに
より、切断開口部を開いて元の状態に復帰せしめる。上
述の作用を複数回繰り返すことにより、棒状の食品生地
に対して複数回の半開包皮切断を行って複数の半開包皮
食品を製造することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の半開包
皮切断装置においては、外枠によりシャッタの外側を規
制しているため、外温の変化によりシャッタ片に熱膨脹
が生じた場合には、各シャッタ片の第1摺動面と隣接す
る一方のシャッタ片の切断面の摺動状態、各シャッタ片
の第2摺動面と対応する内側ガイド面の摺動状態が強固
になり、往復動作動装置によって6個のシャッタ片を切
断開口部を開閉する水平方向へ移動させることはでき
ず、半開包皮切断を行うことができないという問題があ
る。
【0006】又、外枠を用いて6個のシャッタ片を上記
開閉する方向へ往復動させることから、各シャッタ片の
第1摺動面を隣接する一方のシャッタ片の切断面に対し
て摺動可能にそれぞれ構成する他に、各シャッタ片の第
2摺動面を対応する内側ガイド面に対して摺動可能にそ
れぞれ構成する必要があるため、シャッタ片の3つの面
(第1摺動面,第2摺動面,切断面)の加工精度を高く
しなければならず、加工コストが高くなるという問題が
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、内包材と外皮材の二重構造からなる棒状の食
品生地を上方向からシャッタの中央部の切断開口部へ供
給しつつ、この切断開口部を複数回開閉することによ
り、棒状の食品生地に対して複数回の半開包皮切断を行
う半開包皮切断装置において、上記シャッタは、隣合っ
た切断面と摺動面をそれぞれ有したn(nは3以上の整
数)個のシャッタ片を組合せてなり、n個のシャッタ片
の切断面によって開閉可能な上記切断開口部を形成し、
各シャッタ片の切断面に、切断開口部を閉じる前に外皮
材を切断するエッジ部をそれぞれ備え、各シャッタ片の
摺動面と隣接する一方のシャッタ片の切断面に対して摺
動可能にそれぞれ構成し、各シャッタ片の摺動面と隣接
する一方のシャッタ片の切断面の摺動状態を保持する摺
動保持具を設け、n個の垂直軸を所定の円周上に等間隔
に設け、各垂直軸に対して対応するシャッタ片が水平方
向へ移動可能にそれぞれ支持されるように構成し、n個
のシャッタ片を上記切断開口部を開閉する水平方向へ同
期して揺動させる揺動作動手段を設けてなることを特徴
とする。
【0008】請求項1に記載の発明特定事項によると、
棒状食品生地を上方向から切断開口部へ供給しつつ、揺
動作動手段によりn個のシャッタ片を切断開口部を閉じ
る水平方向へ同期して揺動させることにより、n個のシ
ャッタ片のエッジ部によって外皮材を切断して、外皮材
の切断箇所の上側部分又は下側部分を接合する。これに
よって、棒状の食品生地に対して半開包皮切断を行っ
て、頂部又は底部から内包材が露出した半開包皮食品を
製造することができる。切断開口部を閉じた後に、揺動
作動手段によりn個のシャッタ片を切断開口部を開く水
平方向へ同期して揺動させることにより、切断開口部を
開いて元の状態に復帰せしめる。上述の作用を複数回繰
り返すことにより、棒状の食品生地に対して複数回の半
開包皮切断を行って、複数の半開包皮食品を製造するこ
とができる。
【0009】ここで、各垂直軸に対して対応するシャッ
タ片が水平方向へ移動可能にそれぞれ支持されるように
構成しているため、各シャッタ片の揺動が隣接する一対
のシャッタ片によって規制されることなく、それぞれ自
由に行うことができる。又、各シャッタ片の摺動面と隣
接する一方のシャッタ片の切断面の摺動状態を保持して
いるため、n個のシャッタ片の揺動動作の途中に、n個
のシャッタ片の組合せ状態が解かれることはない。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果の他に、各シャッタ片の切断面にお
けるエッジ部の上側に、外皮材を切断した後に内包材を
押上げつつ外皮材の切断箇所の上側部分を接合せしめる
接合部をそれぞれ連続して備えてなることを特徴とす
る。
【0011】請求項2に記載の発明特定事項によると、
請求項1に記載の発明特定事項による作用の他に、棒状
の食品生地を上方向から切断開口部へ供給しつつ、n個
のシャッタ片を切断開口部を閉じる水平方向へ同期して
揺動させることにより、n個のシャッタ片のエッジ部に
より外皮材を切断し、n個のシャッタ片の接合部により
内包材を押上げつつ外皮材の切断箇所の上側部分(次の
半開包皮切断によって製造される半開包皮食品の底部に
なる部分)を接合する。これによって、棒状の食品生地
に対して半開包皮切断を行って、頂部から内包材が露出
した半開包皮食品を製造することができる。
【0012】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
2に記載の発明特定事項の他に、各シャッタ片の先端側
下面に凹部をエッジ部に近接してそれぞれ設けてなるこ
とを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明特定事項によると、
請求項2に記載の発明特定事項による作用の他に、n個
のシャッタ片のエッジ部により外皮材を切断すると、外
皮材の切断箇所の下側部分(半開包皮食品の頂部になる
部分)は凹部内に位置してあって、シャッタ片の下面と
の接触は強くならない。
【0014】請求項4に記載の発明にあっては、請求項
2又は請求項3に記載の発明特定事項の他に、n個のシ
ャッタ片を前記切断開口部を閉じる水平方向へ同期して
揺動させると、n個のシャッタ片の切断面のエッジ部が
集合して前記シャッタの上面中央部に窪みが形成され、
n個のシャッタ片を閉じる水平方向へ更に揺動させる
と、上記窪みが消滅してシャッタの上面中央部が平坦に
なるように構成してなることを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明特定事項によると、
n個のシャッタ片を切断開口部を閉じる水平方向へ同期
して揺動させるとn個のシャッタ片の切断面のエッジ部
が集合してシャッタの上面中央部に窪みが形成され、切
断開口部の第1段階の閉作動が終了する。更に、n個の
シャッタ片を閉じる水平方向へ同期して揺動させると、
窪みが消滅してシャッタの上面中央部が平坦になって切
断開口部の第2段階の閉作動が終了する。
【0016】請求項5に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明特定事項の他に、各シャッタ片の切断面
におけるエッジ部の下側に、外皮材を切断した後に内包
材を押下げつつ外皮材の切断箇所の下側部分を接合せし
める接合部をそれぞれ連続して備えてなることを特徴と
する。
【0017】請求項5に記載の発明特定事項によると、
請求項1に記載の発明特定事項による作用の他に、棒状
の食品生地を上方向から切断開口部へ供給しつつ、n個
のシャッタ片を切断開口部を閉じる水平方向へ同期して
揺動させることにより、n個のシャッタ片のエッジ部に
より外皮材を切断し、n個のシャッタ片の接合部により
内包材を押下げつつ外皮材の切断箇所の下側部分(半開
包皮食品の頂部になる部分)を接合する。これによっ
て、棒状の食品生地に対して半開包皮切断を行って、底
部から内包材が露出した半開包皮食品を製造することが
できる。
【0018】請求項6に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の発明特
定事項の他に、n個の前記垂直軸のうち少くとも1つの
垂直軸の回転が対応する前記シャッタ片に伝達されるよ
うに構成し、前記揺動作動手段は、上記少くとも一つの
垂直軸を正逆方向へ回転させる回転作動装置であること
を特徴とする。
【0019】請求項6に記載の発明特定事項によると、
請求項1〜請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の
発明特定事項による作用の他に、各シャッタ片の摺動面
と隣接する一方のシャッタ片の切断面の摺動状態がそれ
ぞれ保持されていることから、回転作動装置により少く
とも1つの垂直軸を正方向へ回転させて、対応するシャ
ッタ片を切断開口部を閉じる水平方向へ揺動させると、
隣接する一方のシャッタ片を閉じる水平方向へ揺動させ
ることができる。この作用は、n個のシャッタ片に順次
働いて、n個のシャッタ片を切断開口部を閉じる水平方
向へ同期して揺動させることができる。反対に、回転作
動装置により少くとも1つの垂直軸を逆方向へ回転させ
ると、n個のシャッタ片を切断開口部を開く水平方向へ
同期して揺動させることができる。
【0020】請求項7に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の発明特
定事項の他に、各シャッタ片に長穴をそれぞれ備え、各
垂直軸に揺動部材をそれぞれ備え、各揺動部材に対応す
るシャッタ片が上記長穴を介して水平方向へ移動可能か
つ揺動不能にそれぞれ支持されるように構成し、前記揺
動作動手段は、n個の垂直軸を同期して回転させる回転
作動装置であることを特徴とする。
【0021】請求項7に記載の発明特定事項によると、
請求項1〜請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の
発明特定事項による作用の他に、各揺動部材に対応する
シャッタ片が長穴を介して水平方向へ揺動不能にそれぞ
れ支持されていることから、回転作動装置によりn個の
垂直軸を正逆方向へ同期して複数回回転させると、n個
のシャッタ片を切断開口部を開閉する水平方向へ複数回
揺動させて、切断開口部を複数回開閉することができ
る。ここで、各揺動部材に対応するシャッタ片が長穴を
介して水平方向へ移動可能にそれぞれ支持されるように
構成してあるため、各シャッタ片の揺動が隣接する一対
のシャッタ片によって規制されることなく、それぞれ自
由に行うことができる。
【0022】請求項8に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項7のうちのいずれかの請求項に記載の発明特
定事項の他に、各シャッタ片にスライド部をそれぞれ備
え、各垂直軸にガイド部をそれぞれ備え、各ガイド部に
対応するシャッタ片が上記スライド部を介して水平方向
へ移動可能かつ揺動不能にそれぞれ支持されるように構
成し、前記揺動作動手段は、n個の垂直軸を同期して回
転させる回転作動装置であることを特徴とする。
【0023】請求項8に記載の発明特定事項によると、
請求項1〜請求項7のうちのいずれかの請求項に記載の
発明特定事項による作用の他に、各ガイド部に対応する
シャッタ片がスライド部を介して揺動不能にそれぞれ支
持されるように構成してあるから、回転作動装置により
n個の垂直軸を正逆方向へ同期して複数回回転させる
と、n個のシャッタ片を切断開口部を開閉する水平方向
へ複数回揺動させて、切断開口部を複数回開閉させるこ
とができる。ここで、各ガイド部に対応するシャッタ片
がスライド部を介して水平方向へ移動可能にそれぞれ支
持されているため、各シャッタ片の揺動が隣接する一対
のシャッタ片の揺動によって規制されることなく、それ
ぞれ自由に行うことができる。
【0024】請求項9に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項8のうちのいずれかの請求項に記載の発明特
定事項の他に、n個の前記垂直軸を備えた昇降部材を昇
降可能に設け、この昇降部材に前記食品生地が上方向か
ら進入可能な進入口を備えてなることを特徴とする。
【0025】請求項9に記載の発明特定事項によると、
請求項1〜請求項8のうちのいずれかの請求項に記載の
発明特定事項による作用の他に、複数回の半開包皮切断
を行う過程において、n個のシャッタ片を切断開口部を
開閉する水平方向へ揺動させる時にn個のシャッタを昇
降部材と一体的に下降させる。又、n個のシャッタ片を
開いて元の状態に復帰した時にn個のシャッタ片を昇降
部材と一体的に上昇させる。
【0026】
【発明の実施の形態】図3〜図5を参照するに、本発明
の実施の形態に係る半開食品製造搬送機1は、内包材
(例えば餡)W1と外皮材(例えば米飯,もち米,饅頭
外皮)W2の二重構造からなる棒状の食品生地Wに対し
て複数回の半開包皮切断を行うと共に、半開包皮食品W
Aを搬送方向(左方向、図3において左方向、図4にお
いて上方向、図5において紙面に向って裏方向)へ搬送
するものであって、箱型の本体フレーム3をベースにし
ている。上記本体フレーム3には半開包皮切断装置5が
設けてあり、この半開包皮切断装置5は、棒状の食品生
地Wを上方向(図3及び図5において上方向、図4にお
いて紙面に向って表方向)からシャッタ7の中央部の切
断開口部9へ供給しつつ、この切断開口部9を複数回開
閉することにより棒状の食品生地Wに対して複数回の半
開包皮切断を行うものである。上記本体フレーム3にお
ける半開包皮切断装置5の上方には棒状の食品生地Wを
上方向から切断開口部9へ供給する食品生地供給装置1
1が設けてあり、本体フレーム3における半開包皮切断
装置5の下方には半開包皮食品WAを搬送方向へ搬送す
るコンベア装置13が設けてある。
【0027】以下、半開包皮切断装置5を主として説明
する。
【0028】図1及び図2を参照するに、上記シャッタ
7は6個のシャッタ片15を組合せてなり、各シャッタ
片15は隣合った切断面17と摺動面19をそれぞれ有
している。6個のシャッタ片15の切断面17によって
開閉可能な上記切断開口部9が形成される。又、各シャ
ッタ片15の摺動面19は隣接する一方のシャッタ片1
5の切断面17に対して摺動可能にそれぞれ構成してあ
って、各シャッタ片の上面には各シャッタ片15の摺動
面19と隣接する一方のシャッタ片15の切断面17の
摺動状態を保持する摺動保持具21がそれぞれ設けてあ
る。
【0029】図6(a)に示すように、各シャッタ片1
5の切断面17には、切断開口部9を閉じる前に外皮材
1を切断するエッジ部17aがそれぞれ備えてあり、
各シャッタ片15の切断面17におけるエッジ部17a
の上側(図6において上側)には外皮材W2を切断した
後に内包材W1を押上げつつ外皮材W1の切断箇所の上側
部分(次の半開包皮切断によって製造される半開包皮食
品WAの底部になる部分)を接合せしめる接合部17b
がそれぞれ連続して備えてある。又、各シャッタ片15
の先端側下面には凹部23がエッジ部に近接してそれぞ
れ設けてある。
【0030】ここで、切断面17のエッジ部17aは図
6(a)(b)に示すように鋭角な角部である他に、図
6(c)(d)(e)に示すように垂直な垂直面であっ
ても差支えない。又、切断面17の接合部17bは図6
(a)に示すような形状に限るものでなく、図6(b)
(c)に示すような傾斜面、又は図6(d)に示すよう
な凹状の曲面あるいは図6(e)に示すような凸状の曲
面であっても差支えない。更に、図7に示すように、切
断面17のエッジ部7aの下側(図7において下側)に
穏やかな傾斜部25を連続して備えても差支えない。
【0031】又、底部から内包材W1が露出した食品生
地を製造する場合には、図6及び図7に示す切断面17
を備えたシャッタ片15の代わりに、図8(a)(b)
に示すような切断面17を備えたシャッタ片15を用い
る。このシャッタ片15の切断面17におけるエッジ部
17aの下側(図8において下側)には、外皮材W2
切断した後に、内包材W1を押上げつつ外皮材W2の切断
箇所の下側部分(半開包皮食品の頂部になる部分)を接
合せしめる接合部17bを連続して備えている。
【0032】再び図2を参照するに、6個のシャッタ片
15を切断開口部9を閉じる水平方向へ同期して揺動さ
せると、6個のシャッタ片15の切断面17のエッジ部
17aが集合してシャッタ7の上面中央部に窪み27が
形成され、6個のシャッタ片15を閉じる水平方向へ更
に揺動させると、上記窪み27が消滅してシャッタ7の
上面中央部が平坦になるように構成してある。
【0033】次に、6個のシャッタ片15を同期して切
断開口部9を開閉する水平方向へ揺動させるための構
成、シャッタ片15を昇降させるための構成等について
説明する。
【0034】再び図3〜図5を参照するに、上記本体フ
レーム3には一対の固定部材29が設けてあり、一対の
固定部材29には前後方向(図3において紙面に向って
表裏方向、図4及び図5において左右方向)へ延びた支
持フレーム31が揺動軸33を介して上下方向(図3及
び図5において上下方向、図4において紙面に向って表
裏方向)へ揺動可能に設けてある。上記支持フレーム3
1を上下方向へ揺動させるため、支持フレーム31の基
部にはモータ35がブラケット37を介して設けてあ
り、このモータ35の出力軸39には回転中心から外周
面までの長さが変化するカムローラ41が設けてあっ
て、本体フレーム3の適宜位置にはこのカムローラ41
が当接する当接ローラ43が設けてある。尚、カムロー
ラ41は支持フレーム31に作用する重力によって当接
ローラ43に当接するものである。
【0035】図4、図1、図2を参照するに、上記支持
フレーム31の先端部には昇降ケース45が設けてあ
り、この昇降ケース45は食品生地Wが進入可能な進入
口47を備えている。上記昇降ケース45内には回転可
能な6個の垂直軸49が所定の円周S上に等間隔に設け
てあり、各垂直軸49に対して対応するシャッタ片15
が水平方向へ移動可能にそれぞれ支持されるように構成
してある。
【0036】各垂直軸49に対して対応するシャッタ片
15が水平方向へ移動可能にそれぞれ支持されるため、
各シャッタ片15には切断面17に平行な長穴53がそ
れぞれ備えてあり、各垂直軸49には揺動部材51がそ
れぞれ備えてあって、各揺動部材51には対応するシャ
ッタ片15を長穴53を介して水平方向へ移動可能かつ
揺動不能にそれぞれ支持するように構成してある。その
他の態様として、各シャッタ片15にはスライド部がそ
れぞれ備えてあり、各垂直軸49にはガイド部がそれぞ
れ備えてあって、各ガイド部に対応するシャッタ片15
がスライド部を介して水平方向へ移動可能かつ揺動不能
にそれぞれ支持されるように構成してある。
【0037】6個の垂直軸49を同期して正逆方向へ回
転させるため回転作動装置55が設けてある。即ち、各
垂直軸49には従動ギア57がそれぞれ設けてあり、昇
降ケース45内には6個の従動ギア57に噛合したリン
グ状の中間ギア59が回転可能に設けてある。又、昇降
ケース45内には中間ギア55に噛合した駆動ギア61
が回転可能に設けてあり、この駆動ギア61には従動リ
ンク63の基部が設けてある。又、支持フレーム27の
後部には水平方向へ揺動可能な駆動リンク65がブラケ
ット67を介して設けてあり、従動リンク63の先端部
には連結リンク69の一端部が連結してあって、駆動リ
ンク65の一端部には連結リンク69の他端部が連結し
てある。上記駆動リンク65を水平方向へ揺動させるた
め、モータ31の出力軸39にはカム溝71に備えたカ
ムプレート69が設けてあり、駆動リンク65の他端部
に設けた従動子75がカム溝71に移動可能に係合して
ある。ここで、6個の垂直軸49を正逆方向へ回転させ
て6個のシャッタ片15を切断開口部9を開閉する水平
方向へ揺動させる時に支持フレーム27を下方向へ揺動
させると共に、6個のシャッタ片15を開いて元の状態
に復帰した時に支持フレーム31を上方向へ揺動させる
ように、カムローラ43の形状及びカム溝71の形状は
所定の形状に構成してある。
【0038】上記の構成により、モータ35の駆動によ
りカムプレート73を回転させるとカム溝71の作用に
より駆動リンク65,連結リンク69,従動リンク63
を介して駆動ギア61を正逆方向へ回転させ、中間ギア
59,従動ギア57を介して6個の垂直軸49を正逆方
向へ同期して回転させる。ここで、6個の垂直軸49を
正方向へ同期して回転させると、6個のシャッタ片15
を切断開口部9を閉じる水平方向へ揺動させることがで
き、6個の垂直軸49を逆方向へ同期して回転させる
と、6個のシャッタ片15を切断開口部9を開く水平方
向へ同期して揺動させることができる。
【0039】又、6個のシャッタ片15を切断開口部9
を開閉する水平方向へ揺動させる時に、カムローラ37
の作用によって支持フレーム31を揺動軸33を中心と
して下方向へ揺動させて、6個のシャッタ片15を昇降
ケース45と一体的に近似下降させる。又、6個のシャ
ッタ片15を開いた状態にした時に、カムローラ41の
作用によって支持フレーム31を揺動軸33を中心とし
て上方向へ揺動させて、6個のシャッタ片15を昇降ケ
ース45と一体的に近似昇降させる。
【0040】前記コンベア装置13はベルトBの一部を
支持するベルト支持部材73を備えており、このベルト
支持部材73は昇降可能に構成してある。ここで、ベル
ト支持部材77を上昇させることにより、包皮切断の途
中で食品生地Wが自重により落下することを防止してい
る。
【0041】本発明の実施の形態の作用について説明す
る。
【0042】食品生地供給装置11により食品生地Wを
上方向から切断開口部9へ供給しつつ、回転作動装置5
5におけるカム溝71の作用によて6個の垂直軸49を
正方向へ回転させて、6個のシャッタ片15を切断開口
部9を閉じる水平方向へ同期して揺動させる。n個のシ
ャッタ片15のエッジ部15aにより外皮材W2を切断
して(図9(a)(b)参照)n個のシャッタ片15の
接合部17bにより内包材W1を押上げつつ外皮材W2
切断箇所の上側部分を接合する(図10(a)(b)参
照)。よって、食品生地Wに対して半開包皮切断を行っ
て、頂部から内包材W1が露出した半開包皮食品WAを
製造することができる。この時、6個のシャッタ片15
の切断面17のエッジ部17aが集合してシャッタ7の
上面中央部に窪み27が形成されている(図2(a)参
照)。更に、6個のシャッタ片15を閉じる水平方向へ
同期して揺動させると、この窪み27が消滅してシャッ
タ7の上面中央部が平坦になって、切断開口部9の閉作
動が終了する(図2(b)参照)。
【0043】切断開口部9の閉作動が終了した後に、回
転作動装置55におけるカム溝71の作用によって、6
個の垂直軸49を逆方向へ同期して回転させて、6個の
シャッタ片15を切断開口部9を開く水平方向へ揺動さ
せることにより、切断開口部9を開いて元の状態に復帰
せしめる。
【0044】上述の作用を複数回繰り返すことにより、
棒状の食品生地Wに対して複数回の半開包皮切断を行っ
て、複数の半開包皮食品WAを製造することができる。
尚、複数の半開包皮食品WAはコンベア装置13によっ
て次工程へ搬送される。
【0045】ここで、各揺動部材51に対応するシャッ
タ片15が水平方向へ移動可能にそれぞれ支持されてい
るため、各シャッタ片15の揺動が隣接する一対のシャ
ッタ片15によって規制されることなく、それぞれ自由
に行うことができる。又、各シャッタ片15の摺動面1
9と隣接する一方のシャッタ片15の切断面17の摺動
状態をそれぞれ保持されているため、6個のシャッタ片
15の揺動動作の途中に、6個のシャッタ片15の組合
せ状態が解かれることはない。
【0046】複数回の半開包皮切断を行う過程におい
て、6個のシャッタ片15を切断開口部9を開閉する水
平方向へ揺動させる時に6個のシャッタ片15を昇降ケ
ース41と一体的に近似下降させる。又、6個のシャッ
タ片が開いた元の状態に復帰した時に6個のシャッタ片
15を昇降ケース41と一体的に近似上昇させる。
【0047】以上のごとき、本発明の実施の形態によれ
ば、シャッタ7の外側を規制する外枠を用いることな
く、6個のシャッタ片15を切断開口部9を開閉する水
平方向へ同期して揺動させることができるため、外温の
変化によりシャッタ片15が熱膨脹した場合であって
も、切断開口部9を開閉させて棒状の食品生地Wに対し
て半開包皮切断を行うことができる。又、各シャッタ片
15の摺動面19は隣接する一方のシャッタ片15の切
断面17にそれぞれ摺動するだけであるため、シャッタ
片15の2つの面(切断面17と摺動面19)の加工精
度を高くすれば足り、従来の半開包皮切断装置に比べて
加工コストが低くなる。
【0048】又、6個のシャッタ片15のエッジ部17
aにより外皮材W2を切断すると、外皮材W2の切断箇所
の下側部分は凹部23内に位置してあって(図9(b)
参照)、シャッタ片15の下面との接触は強くないた
め、外皮材W2の切断箇所の下側部分がシャッタ片15
に引きずられることを抑制し、適切な半開包皮切断を行
うことができる。
【0049】又、切断開口部9の閉動作が終了した時
に、窪み27が消滅してシャッタ7の上面中央部が平坦
になっているため、次の半開包皮切断によって製造され
る半開包皮食品WAの底部に窪みが形成されることを阻
止して、半開包皮食品WAの品質向上を図ることができ
る。
【0050】6個のシャッタ片を切断開口部9を閉じる
方向へ揺動させる時に、6個のシャッタ片は近似下降し
ているため、上方向から供給される食品生地Wがシャッ
タ7の上面に停滞することはなく、安定した半開包皮切
断を行うことができる。
【0051】尚、本発明は前述のごとき発明の実施の形
態の説明に限るものでなく、以下のごとく種々の対応で
実施可能である。
【0052】即ち、6個の垂直軸49を正逆方向へ同期
して回転させて6個のシャッタ片15を切断開口部9を
開閉する水平方向へ揺動させる代わりに、6個の垂直軸
49のうち少くとも1つの垂直軸49の回転が対応する
シャッタ片15に伝達されるように構成し、上記少くと
も1つの垂直軸49を正逆方向へ回転できるように構成
しても差支えない。又、垂直軸49を正逆方向へ回転さ
せてシャッタ片15を上記開閉する方向へ揺動させる代
わりに、6個のシャッタ片15のうち少くとも1つのシ
ャッタ片15をシリンダ等の作動により開閉する方向へ
揺動させるように構成しても差支えない。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の発明にあっては、シャ
ッタの外側を規制する外枠を用いることなく、n個のシ
ャッタ片を切断開口部を開閉する水平方向へ同期して揺
動させることができるため、外温の変化によりシャッタ
片が熱膨脹した場合であっても、切断開口部を開閉させ
て棒状の食品生地に対して半開包皮切断を行うことがで
きる。
【0054】又、各シャッタ片の摺動面は隣接する一方
のシャッタ片の切断面にそれぞれ摺動するだけであるた
め、シャッタ片の2つの面(切断面と摺動面)の加工精
度を高くすれば足り、従来の半開包皮切断装置に比べ
て、加工コストが低くなる。
【0055】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明と同様の効果を奏する。
【0056】請求項3に記載の発明にあっては、n個の
シャッタ片のエッジ部により外皮材を切断すると、外皮
材の切断箇所の下側部分は凹部内に位置してあって、シ
ャッタ片の下面との接触は強くないため、外皮材の切断
箇所の下側部分がシャッタ片に引きずられることを抑制
して、適切な半開包皮切断を行うことができる。
【0057】請求項4に記載の発明にあっては、請求項
2又は請求項3に記載の発明の効果の他に、切断開口部
の閉作動が終了した時に窪みが消滅してシャッタの上面
中央部が平坦になっているため、次の半開包皮切断によ
って製造される半開包皮食品の底部に窪みが形成される
ことを阻止して、半開包皮食品の品質向上を図ることが
できる。
【0058】請求項5に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明と同様の効果を奏する。
【0059】請求項6に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の発明の
効果と同様の効果を奏する。
【0060】請求項7に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の発明の
効果と同様の効果を奏する。
【0061】請求項8に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項7のうちのいずれかの請求項に記載の発明の
効果と同様の効果を奏する。
【0062】請求項9に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項8のうちのいずれかの請求項に記載の発明の
効果の他に、n個のシャッタ片を切断開口部を閉じる方
向へ揺動させる時に、n個のシャッタ片は下降している
ため、上方向から供給される食品生地がシャッタの上面
中央に停滞することはなく、安定した半開包皮切断を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッタの動作図である。
【図2】シャッタの動作図である。
【図3】半開包皮食品製造搬送機の正面図である。
【図4】半開包皮切断装置の平面図である。
【図5】半開包皮切断装置の側面図である。
【図6】切断面の態様を示す図である。
【図7】切断面の態様を示す図である。
【図8】切断面の態様を示す図である。
【図9】作用説明図である。
【図10】作用説明図である。
【符号の説明】
1 半開包皮食品製造搬送機 5 半開包皮切断装置 7 シャッタ 9 切断開口部 15 シャッタ片 17 切断面 17a エッジ部 17b 接合部 19 摺動面 21 摺動保持具 23 凹部 27 窪み 45 昇降ケース 47 進入口 49 垂直軸 51 揺動部材 53 長穴 55 回転作動装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内包材と外皮材の二重構造からなる棒状
    の食品生地を上方向からシャッタの中央部の切断開口部
    へ供給しつつ、この切断開口部を複数回開閉することに
    より、棒状の食品生地に対して複数回の半開包皮切断を
    行う半開包皮切断装置において、 上記シャッタは、隣合った切断面と摺動面をそれぞれ有
    したn(nは3以上の整数)個のシャッタ片を組合せて
    なり、n個のシャッタ片の切断面によって開閉可能な上
    記切断開口部を形成し、各シャッタ片の切断面に、切断
    開口部を閉じる前に外皮材を切断するエッジ部をそれぞ
    れ備え、各シャッタ片の摺動面と隣接する一方のシャッ
    タ片の切断面に対して摺動可能にそれぞれ構成し、各シ
    ャッタ片の摺動面と隣接する一方のシャッタ片の切断面
    の摺動状態を保持する摺動保持具を設け、n個の垂直軸
    を所定の円周上に等間隔に設け、各垂直軸に対して対応
    するシャッタ片が水平方向へ移動可能にそれぞれ支持さ
    れるように構成し、n個のシャッタ片を上記切断開口部
    を開閉する水平方向へ同期して揺動させる揺動作動手段
    を設けてなることを特徴とする半開包皮切断装置。
  2. 【請求項2】 各シャッタ片の切断面におけるエッジ部
    の上側に、外皮材を切断した後に内包材を押上げつつ外
    皮材の切断箇所の上側部分を接合せしめる接合部をそれ
    ぞれ連続して備えてなることを特徴とする請求項1に記
    載の半開包皮切断装置。
  3. 【請求項3】 各シャッタ片の先端側下面に凹部をエッ
    ジ部に近接してそれぞれ設けてなることを特徴とする請
    求項2に記載の半開包皮切断装置。
  4. 【請求項4】 n個のシャッタ片を前記切断開口部を閉
    じる水平方向へ同期して揺動させると、n個のシャッタ
    片の切断面のエッジ部が集合して前記シャッタの上面中
    央部に窪みが形成され、n個のシャッタ片を閉じる水平
    方向へ更に揺動させると、上記窪みが消滅してシャッタ
    の上面中央部が平坦になるように構成してなることを特
    徴とする請求項2又は請求項3のうちのいずれかの請求
    項に記載の半開包皮切断装置。
  5. 【請求項5】 各シャッタ片の切断面におけるエッジ部
    の下側に、外皮材を切断した後に内包材を押下げつつ外
    皮材の切断箇所の下側部分を接合せしめる接合部をそれ
    ぞれ連続して備えてなることを特徴とする請求項1に記
    載の半開包皮切断装置。
  6. 【請求項6】 n個の前記垂直軸のうち少くとも1つの
    垂直軸の回転が対応する前記シャッタ片に伝達されるよ
    うに構成し、前記揺動作動手段は、上記少くとも一つの
    垂直軸を正逆方向へ回転させる回転作動装置であること
    を特徴とする請求項1〜請求項5のうちのいずれかの請
    求項に記載の半開包皮切断装置。
  7. 【請求項7】 各シャッタ片に長穴をそれぞれ備え、各
    垂直軸に揺動部材をそれぞれ備え、各揺動部材に対応す
    るシャッタ片が上記長穴を介して水平方向へ移動可能か
    つ揺動不能にそれぞれ支持されるように構成し、前記揺
    動作動手段は、n個の垂直軸を同期して回転させる回転
    作動装置であることを特徴とする請求項1〜請求項6の
    うちのいずれかの請求項に記載の半開包皮切断装置。
  8. 【請求項8】 各シャッタ片にスライド部をそれぞれ備
    え、各垂直軸にガイド部材をそれぞれ備え、各ガイド部
    材に対応するシャッタ片が上記スライド部を介して水平
    方向へ移動可能かつ揺動不能にそれぞれ支持されるよう
    に構成し、前記揺動作動手段は、n個の垂直軸を同期し
    て回転させる回転作動装置であることを特徴とする請求
    項1〜請求項7のうちのいずれかの請求項に記載の半開
    包皮切断装置。
  9. 【請求項9】 n個の前記垂直軸を備えた昇降部材を昇
    降可能に設け、この昇降部材に前記食品生地が上方向か
    ら進入可能な進入口を備えてなることを特徴とする請求
    項1〜請求項8のうちのいずれかの請求項に記載の半開
    包皮切断装置。
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