JPH11284326A - 噴流式はんだ付け装置 - Google Patents

噴流式はんだ付け装置

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JPH11284326A
JPH11284326A JP8744598A JP8744598A JPH11284326A JP H11284326 A JPH11284326 A JP H11284326A JP 8744598 A JP8744598 A JP 8744598A JP 8744598 A JP8744598 A JP 8744598A JP H11284326 A JPH11284326 A JP H11284326A
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JP
Japan
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nozzle
solder
circuit board
printed circuit
jet
Prior art date
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Pending
Application number
JP8744598A
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English (en)
Inventor
Kenji Sasaki
健二 佐々木
Chiaki Komori
千彰 小森
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子部品の取付方向や形状に応じてノズルを任
意の角度に回転させる。 【解決手段】この噴流式はんだ付け装置30では、ノズ
ル31の下部に円筒状の接続部31bが形成され、これ
が搬送管33の円筒部33aの内側に回転自在に嵌め込
まれる。これにより、ノズル31はその回転面がプリン
ト基板15に平行となるように回転する。したがって、
半導体素子の取付方向や形状に応じてノズル31を自在
に回転させることができるので、電子部品にはんだブリ
ッジが生じない最適な角度を適宜選択でき、はんだブリ
ッジの発生を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、噴流式はんだ付
け装置に関する。詳しくは、溶融はんだが噴出するノズ
ルをはんだ槽の基板搬送方向に対して回転自在に取り付
けることによって、電子部品の取付方向や形状に応じて
ノズルを自在に回転できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリント基板を搬送して噴出
した溶融はんだに浸積させることで、はんだ付けを行う
噴流式はんだ付け装置が知られている。図3は噴流式は
んだ付け装置10の構成を示す。同図に示すように、噴
流式はんだ付け装置10は溶融はんだを貯留するはんだ
槽13、溶融はんだが噴出する噴出口11aを有するノ
ズル11及びノズル11に溶融はんだを送出する送出手
段12としてのファンを有している。
【0003】図3に示すように、はんだ槽13は上面の
ない箱状となされ、溶融はんだが貯留されるようになっ
ており、このはんだ槽13の内部に溶融はんだをノズル
11に送出するための送出手段12とノズル11が配設
されている。また、はんだ槽13の外側には送出手段1
2を駆動するためのモータ17が配設されている。
【0004】そして、図3において、このノズル11か
ら溶融はんだが噴出した領域上に対して、この例では電
子部品である半導体素子14を載置したプリント基板1
5が搬送用のコンベア16によって図中矢印の方向へ搬
送されるようになっている。
【0005】このように構成された噴流式はんだ付け装
置10では、図4において、ノズル11の噴出口11a
から噴出した溶融はんだは矢印の向き(上方)に噴出
し、プリント基板15の下面に当たりはんだ付けが施さ
れる(図5参照)。余分な溶融はんだははんだ槽13内
にこぼれ落ちて再び送出手段12によってノズル11に
送出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ノズル11
ははんだ層3に固定されているので、図3のように電子
部品がプリント基板の搬送方向に対してまっすぐに取り
付けられている場合には、電子部品のリード線群とノズ
ル11の位置関係が直角または平行となり、ノズル11
を通過した時のはんだの切れが悪くなる。
【0007】そのため、このような場合には、はんだブ
リッジが多発するという問題があった。また、このはん
だブリッジの発生を未然に防ぐために、プリント基板に
対する電子部品の取付方向や形状を設計段階で予め規制
することも考えられるが、この場合には設計の自由度が
低下するといった問題が生じる。
【0008】そこで、この発明は、上述した問題を解決
したものであって、電子部品の取付方向や形状に応じて
ノズルを自在に回転させることができる噴流式はんだ付
け装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明に係る噴流式はんだ付け装置は、溶融はん
だが噴出された領域上に電子部品を取り付けたプリント
基板を搬送することによって、プリント基板と電子部品
とをはんだ付けする噴流式はんだ付け装置において、溶
融はんだを貯留するはんだ槽と、このはんだ槽およびプ
リント基板の搬送方向に対して回転自在に取り付けられ
たノズルと、ノズルに溶融はんだを送出する送出手段と
を備え、ノズルは電子部品の取付方向や形状等に応じて
自在に回転可能とするようになされたことを特徴とする
ものである。
【0010】この発明では、溶融はんだが噴出するノズ
ルがはんだ槽の基板搬送方向に対して回転自在に取り付
けられる。したがって、電子部品の取付方向や形状に応
じてノズルを自在に回転させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る噴流式は
んだ付け装置の実施の一形態について、図面を参照して
詳細に説明する。
【0012】図1はこの発明に係わる噴流式はんだ付け
装置30の構成を示す。この発明は、溶融はんだが噴出
するノズルをはんだ槽に対して回転自在に取り付けるこ
とによって、その電子部品の取付方向や形状に応じてノ
ズルを自在に回転させることができるようにしたもので
ある。
【0013】同図に示すように、噴流式はんだ付け装置
30は溶融はんだを貯留するはんだ槽13、溶融はんだ
が噴出するノズル31及びノズル31に溶融はんだを送
出する送出手段としてのファン12を有している。
【0014】図2に示すように、はんだ槽13は上面の
ない所定深さの箱状となされ、ここに溶融はんだが貯留
されるようになっている。はんだ槽13内の下側にはフ
ァン12が取り付けられる。このファン12ははんだ槽
13の内壁に形成された軸受13a,13aに回転自在
に支持されて、はんだ槽13の外部に設けられたモータ
17によって駆動力が付与される。
【0015】また、はんだ槽13の下側にはファン12
によって送出された溶融はんだを送出するための送出管
33が支持体13b,13bを介して固定されている。
搬送管33の出口側(図2ではほぼ中央)は上方に屈折
されて円筒部33aが形成され、ここにノズル31が配
される。
【0016】ノズル31は略直方体状となされ、その上
部に細長い開口部31aがライン状に形成されている。
ノズル31の下部には円筒状の接続部31bが形成さ
れ、これが搬送管33の円筒部33aの内側に回転自在
に嵌め込まれる。このように取り付けられたノズル31
はその回転面がプリント基板15の平面に平行となるよ
うに回転する。
【0017】また、図1及び図2に示すように、ノズル
31の側面31cにはノズル31の手動による回転操作
が容易になるようにL字状の取手34が設けられてい
る。この場合、取手34の回転角度が分かるように、取
手34近傍のはんだ槽13側に目盛りを配しておくこと
も考えられる。
【0018】そして、図1において、ノズル31から溶
融はんだが噴出した領域上に対して、電子部品この例で
は半導体素子14が載置されたプリント基板15が搬送
用のコンベア16によって図中矢印の方向へ搬送される
ようになっている。
【0019】このように構成された噴流式はんだ付け装
置30では、図2において、ノズル11の噴出口31a
から噴出した溶融はんだはが矢印の向き(上方)に噴出
し、プリント基板15の下面に当たりはんだ付けが施さ
れる。余分な溶融はんだははんだ槽13内にこぼれ落ち
て再びファン12によってノズル31に送出される。
【0020】この場合、図1のように正方形型の半導体
素子14がその搬送方向に対してまっすぐに取り付けら
れている場合にはノズル31をほぼ45度に回転させて
おけば、はんだの切れが良くなり、はんだブリッジの発
生を防止することができる。
【0021】この他に、例えばその長手方向が搬送方向
を向くように配された長方形型の半導体素子(図示せ
ず)をプリント基板15にはんだ付けする場合には、ノ
ズル31の回転角度を搬送方向に対してほぼ35度に設
定すればはんだブリッジが防止される。また、各種のチ
ップ部品(図示せず)が多数配されている場合にはノズ
ル31を搬送方向に対してほぼ80度回転させた状態で
はんだ付けを行えば、はんだブリッジが防止される。
【0022】以上のようにこの発明では、半導体素子1
4の取付方向や形状などに応じてノズル31を自在に回
転させることができるので、半導体素子14にはんだブ
リッジが生じない最適な角度を適宜選択でき、はんだブ
リッジの発生を防止することができる。また、はんだブ
リッジが生じないように半導体素子14の取付方向や形
状を規制する必要がないので、プリント基板15の設計
の自由度を増すことができる。
【0023】なお、この実施の形態では、ノズル31に
円筒状の接続部31bを形成し、これを搬送管33の円
筒部33aに嵌め込むことによってノズル31を回転自
在とした場合を説明したが、ノズル31を回転自在とす
るための構成はこれに限定されることはない。また、ノ
ズル31よりはんだを噴出させる方法としては上述した
例の他に、電磁誘導による方法等が知られており、上述
した実施例に限定されることはない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る噴
流式はんだ付け装置では、溶融はんだが噴出するノズル
をはんだ槽に対して回転自在となるように取り付けたも
のである。
【0025】したがって、電子部品の取付方向や形状に
応じてノズルを自在に回転させることができるので、電
子部品にはんだブリッジが生じない最適な角度を適宜選
択でき、はんだブリッジの発生を防止することができ
る。また、はんだブリッジが生じないように電子部品の
取付方向や形状を規制する必要がないので、プリント基
板の設計の自由度が増す等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係わる噴流式はんだ付
け装置30の上面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】従来の噴流式はんだ付け装置10の上面図であ
る。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】溶融はんだが噴出された領域上にプリント基板
15が搬送された状態を示す図である。
【符号の説明】
10,30 噴流式はんだ付け装置 11,31 ノズル 12 ファン(送出手段) 13 はんだ槽 14 半導体素子 15 プリント基板 16 コンベア 17 モータ 31a 噴出口 31b 接続部 31c 側面 33 搬送管 34 取手

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融はんだが噴出された領域上に電子部
    品を取り付けたプリント基板を搬送することによって、
    上記プリント基板と上記電子部品とをはんだ付けする噴
    流式はんだ付け装置において、 上記溶融はんだを貯留するはんだ槽と、 上記はんだ槽、上記プリント基板の搬送方向に対して回
    転自在に取り付けられたノズルと、 上記ノズルに上記溶融はんだを送出する送出手段とを備
    え、 上記ノズルは上記電子部品の取付方向や形状等に応じて
    自在に回転可能とするようになされたことを特徴とする
    噴流式はんだ付け装置。
  2. 【請求項2】 上記ノズルは細長い開口部を有している
    ことを特徴とする請求項1記載の噴流式はんだ付け装置
  3. 【請求項3】 上記ノズルにはこれに回転力を付与する
    ための取手が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の噴流式はんだ付け装置。
JP8744598A 1998-03-31 1998-03-31 噴流式はんだ付け装置 Pending JPH11284326A (ja)

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