JPH11284168A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH11284168A
JPH11284168A JP10087385A JP8738598A JPH11284168A JP H11284168 A JPH11284168 A JP H11284168A JP 10087385 A JP10087385 A JP 10087385A JP 8738598 A JP8738598 A JP 8738598A JP H11284168 A JPH11284168 A JP H11284168A
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solid
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Hiroshi Yamashita
浩史 山下
Tetsuya Yamaguchi
鉄也 山口
Hisanori Ihara
久典 井原
Nobuo Nakamura
信男 中村
Hidetoshi Nozaki
秀俊 野崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】フォトダイオードの暗時のリーク電流が小さ
く、ダイナミックレンジの大きく、ブルーミング、混色
を抑制した固体撮像装置を提供する。 【解決手段】半導体基板上に形成されたp型半導体層5
1と、このp型半導体層の表面に形成されたn型半導体
層52、n型半導体層53と、p型半導体層51の表面
に酸化膜54を挟んで堆積されたゲート電極55とを有
し、p型半導体層51とn型半導体層52によりダイオ
ードを生成し、半導体層51〜53によりトランジスタ
を形成し、当該トランジスタのドレインに相当するn型
半導体層53を深く形成し、かつ、当該n型半導体層5
3が隣接トランジスタのドレインに相当するn型半導体
層と基板中で電気的に接続され、当該ドレインに拡散電
流を集める構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置に係
わり、特に増幅機能を有するMOS型の固体撮像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】MOS型個体撮像素子は、微細化が可能
であり、また、単一電源で駆動できる、撮像部や周辺回
路を含め、全てをMOSプロセスで作製できて、1つの
集積回路としてチップを構成できるなどの利点から、近
年、注目を集めている。
【0003】MOS型個体撮像素子の従来技術につい
て、図面を参照して説明する。図3は増幅型MOSセン
サと呼ばれる固体撮像装置の回路図の一例である。図3
に示すように、この撮像素子は、単位画素を構成すると
共に光電変換を行うフォトダイオード111、112
13、…、133、…と、該フォトダイオード111
12、113、…、133、…の信号を増幅する増幅トラン
ジスタ211、212、213、…、233、…と、信号を読出
すラインを選択する垂直選沢トランジスタ311、312
13、…、333、…と、信号電荷をリセットするリセッ
トトランジスタ411、412、413、…、433、…とによ
り構成される単位セルが、行列2次元状に整然と配列さ
れている。図3には、単位セルが3×3個配列された例
が示されているが、実際にはこれより多くの単位セルが
配列される。
【0004】垂直シフトレジスタ5からは、水平方向に
水平アドレス線61 、62 、63 、…と、リセット線7
1 、72 、73 、…が配線されており、それぞれ上述し
た各単位セルに接続されている。すなわち、水平アドレ
ス線61 、62 、63 …は垂直選沢トランジスタ311
12、313、…、333、…のゲートに結線され、信号を
読出すラインが決定される。また、リセット線71 、7
2 、73 …は、リセットトランジスタ411、412
13、…、433、…のゲートに結線されている。
【0005】上記増幅トランジスタ211、212、213
…、233、…のソースは垂直信号線81 、82 、83
…に結線されている。これら垂直信号線81 、82 、8
3 、…の一端には、共通ゲート配線9及び共通ソース配
線10に接続された負荷トランジスタ111 、112
113 、…が設けられている。そして、上記垂直信号線
1 、82 、83 、…の他端には、水平選択トランジス
タ121 、122 、123 、…が結線されている。上記
水平選択トランジスタ121 、122 、123、…は、
水平シフトレジスタ13から供給される選択パルスによ
り選択されるもので、水平信号線14に結線されてい
る。
【0006】そして、各単位画素に入射された光は、光
電変換部を構成する各フォトダイオード111、112、1
13、…、133、…で電気信号に変換され、垂直選沢トラ
ンジスタ311、312、313、…、333、…、水平選択ト
ランジスタ121 、122 、123 、…で構成される信
号走査回路で順次読出される。
【0007】尚、信号走査回路を駆動制御するのが、素
子駆動回路であり、この素子駆動回路を構成するのが垂
直シフトレジスタ5、水平シフトレジスタ13である。 [従来技術A] <長波長光入射に伴う隣接画素への電子リーク>図4
は、従来のMOS型個体撮像素子における単位画素のう
ちのフォトダイオード部分およびその近傍の構造を示す
素子断面図である。図4では図3の光電変換部であるフ
ォトダイオード111、112、113、…、133、…部分
と、該フォトダイオード111、112、113、…、133
…の信号を増幅する増幅トランジスタ211、212
13、…、233、…部分のみを記述することとし、他の
信号走査回路は省略する。
【0008】図4において、41は光電変換部および信
号走査回路を搭載した基板、42は光電変換部、43は
増幅トランジスタ、44は素子分離領域であるフィール
ド酸化膜、44−1はフィールド酸化膜44の下の浅い
領域に形成された不純物拡散分離層、45はフォトダイ
オードで図3の111(または、112、113、…、133
…)に該当する。また、46は信号読み出しゲート、4
7は垂直信号線、48は遮光膜、49は集光レンズであ
る。集光レンズ49はセル毎に配されており、対応する
セルのフォトダイオード45に光学像を結像させるため
の微小なレンズである。また、遮光膜48は隣のセルと
光学的に分離するために設けられている。
【0009】ところで、この種の装置にあっては、次の
ような問題があった。すなわち、基板41中に入射した
長波長光、例えば、赤色光などの光はシリコン基板41
中の深い領域に進入する。そして、当該深い領域で光‐
電変換され、電子光子エネルギ対応の電子になるが、従
来の素子の場合、各セルとの画素を構成する領域は、浅
く形成された素子分離領域のみで分離されているため、
ある位置のセルにおける画素の領域に長波長光が進入す
ることにより、その領域下の基板領域における深い位置
で電子に変わる。この基板領域の深い位置で発生した信
号(電子)は、基板内を移動して多くは自己の画素領域
に戻り、画像信号となるが、一部は隣接画素にリーク拡
散することが避けられない。カラーの場合、画素は、R
(赤)、G(緑)、B(青)の各光成分に分解して取り
込む必要があるから、画素もRGBに分けられており、
これらは隣接配置されることになるから、隣接画素への
リーク拡散は、すなわち、混色やブルーミング発生の原
因となる。
【0010】[従来技術B] <画素微細化に伴うフォトダイオードの空乏層拡大処置
>また、図4に示した固体撮像装置は、画素の内部に増
幅機能を有する増幅型と呼ばれるMOS型固体撮像装置
であり、この増幅型のMOS型固体撮像装置は、画素数
の増大に対応できて、イメージサイズの縮小による画素
サイズの微細化に適している。
【0011】そして、この固体撮像装置は、同一基板上
に各画素単位で光電変換素子であるフォトダイオードと
トランジスタが並設された構成がとられている。そし
て、光電変換素子による光電変換により発生した信号電
荷で信号電荷蓄積部の電位を変調して、その電位により
画素内部の増幅トランジスタを変調することで画素内部
に増幅機能を持たせている。
【0012】しかしながら、上記増幅型固体撮像装置の
ように、多画素化してくると、1画素当たりの光電変換
素子の面積、すなわち、画素に対応する1光電変換素子
当たりの形成面積が小さくなるため、当該光電変換素子
からの出力が小さくなる。
【0013】この画素面積の減少に伴う光検出出力(画
像信号出力)の減少を改善する方法としては、画素を構
成する光電変換素子であるフォトダイオードの空乏層を
広げるべく、半導体基板の不純物濃度を減少させること
が考えられる。しかし、かかる半導体基板の不純物濃度
の減少は、半導体基板の拡散電流を増大させてしまうと
いった問題を抱えてしまう。
【0014】すなわち、従来技術に係わるMOS型固体
撮像装置は、低濃度のp型半導体基板にn型半導体層が
形成されている。しかし、このような構成では、フォト
ダイオードの空乏層が半導体基板の深さ方向に辿り着く
深さによっては、フォトダイオードの暗時のリーク電流
も増加させてしまい、その結果としてダイナミックレン
ジを下げてしまう。
【0015】また、画素に強い光が照射され、多量のキ
ャリア(電子)が発生したとき、(フォトダイオードの
容量以上のキャリアが発生したとき、)キャリアがフォ
トダイオードから溢れ出し、隣接画素のフォトダイオー
ドに漏れ込み(ブルーミング)、画質を著しく劣化させ
てしまう。
【0016】[従来技術C] <トランジスタ微細化に伴うウェルの高濃度化>また、
MOS型個体撮像素子にあっては、各セルに配置された
増幅トランジスタをはじめとするトランジスタは、セル
の微細化と共にそのディメンジョンが小さくなるが、そ
の様にトランジスタの微細化が進むと、トランジスタを
作り込んでいるウェル濃度を高くせざるを得なくなって
いく。ウェル濃度を高くしないと、いわゆる短チャネル
効果や狭チャネル効果等といった微細化に伴い生ずる問
題が、より顕著になってしまうからである。
【0017】一方で、光電変換部であるフォトダイオー
ドでは、このようなセルの微細化により信号走査部と同
様、ウェル濃度を高くしていくと、次のような問題が生
ずることがわかった。
【0018】図15はその事情を示した図面である。す
なわち、図に示すウェル濃度‐接合リーク電流特性のよ
うに、フォトダイオードではウェルの濃度を高くしてい
くに伴ってその接合リーク電流が高くなってしまうので
ある。
【0019】そして、接合リーク電流が高くなってしま
うと、素子の信号量が少ないいわゆる暗時状態でそれが
雑音となり、著しく再生画面の画質が劣化してしまうこ
とになる。
【0020】すなわち、従来のMOSセンサにおいて
は、画素微細化に伴って信号走査回路を構成するトラン
ジスタを微細化する必要があり、微細なトランジスタを
二次元効果の影響無く動作させるためには、トランジス
タを作り込んでいるウェルの濃度を高くする必要があっ
た。
【0021】ところが、光電変換部であるフォトダイオ
ードでは、ウェルの濃度を高くすると、接合リーク電流
が高くなってしまい、それが再生面面上で雑音となり再
生画面の画質を著しく劣化させてしまう。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】[課題A] <長波長光入射に伴う隣接画素への電子リークの問題>
基板中に入射した赤色光などの長波長光が、シリコン基
板中の深い領域に浸透してここで光‐電変換され電子に
なるが、従来の素子の場合、各画素は浅い領域のみで素
子分離されているため、深い基板領域で発生した信号は
隣接画素にリーク拡散する。
【0023】そして、これが原因で、混色やブルーミン
グが発生し、画像特性が劣化していた。このように、従
来のMOS型固体撮像装置においては、基板あるいはウ
エル中で光電変換された信号が隣接画素から漏れ込むこ
とにより混色やブルーミングが発生するという問題があ
った。
【0024】そこで、この発明の第1の目的とするとこ
ろは、隣接する画素において長波長光の浸透による半導
体基板の深い領域で発生した信号の漏れ込みによる混色
およびブルーミングの発生を低減することができるよう
にした固体撮像装置を提供することにある。
【0025】[課題B] <画素微細化に伴うフォトダイオードの空乏層拡大処置
に対する問題>また、上記増幅型固体撮像装置では、多
画素化してくると、1画素当たりの光電変換素子の面
積、すなわち、画素に対応する1光電変換素子当たりの
形成面積が小さくなるため、当該光電変換素子からの出
力が小さくなる。この画素面積の減少に伴う光検出出力
(画像信号出力)の減少を改善する方法としては、画素
を構成する光電変換素子であるフォトダイオードの空乏
層を広げるべく、半導体基板の不純物濃度を減少させる
ことが考えられる。しかし、かかる半導体基板の不純物
濃度の減少は、半導体基板の拡散電流を増大させてしま
うといった問題を抱えてしまう。
【0026】すなわち、従来技術に係わる固体撮像装置
では、低濃度のp型半導体基板にn型半導体層が形成さ
れている。このような構成では、フォトダイオードの空
乏層が基板の深さ方向に辿り着く深さによって、フォト
ダイオードの暗時のリーク電流も増加させ、その結果と
してダイナミックレンジを下げてしまう。
【0027】また、画素に強い光が照射され、多量のキ
ャリア(電子)が発生したとき、(フォトダイオードの
容量以上のキャリアが発生したとき、)キャリアがフォ
トダイオードから溢れ出し、隣接画素のフォトダイオー
ドに漏れ込み(ブルーミング)、画質を著しく劣化させ
てしまう。
【0028】そこで、本発明の第2の目的とするところ
は、画素を微細化した場合に於いて、半導体基板からの
拡散電流の影響を低減させ、フォトダイオードの暗時の
リーク電流が小さくでき、また、ダイナミックレンジを
大きくできると共に、また、ブルーミング、混色を抑制
できるようにした増幅型固体撮像装置及びその製造方法
を提供することにある。
【0029】[課題C] <トランジスタ微細化に伴うウェルの高濃度化による接
合リーク問題>図4の回路構成の固体撮像装置にあって
は、微細化が可能であるが、各セルに配置された増幅ト
ランジスタをはじめとするトランジスタは、セルの微細
化に伴ってそのディメンジョンが小さくなる。そして、
トランジスタの微細化が進むと、トランジスタを作り込
んでいるウェル濃度を高くせざるを得なくなっていく。
ウェル濃度を高くしないと、いわゆる短チャネル効果や
狭チャネル効果等といった微細化に伴い生ずる問題が、
より顕著になってしまうからである。
【0030】一方で、光電変換部であるフォトダイオー
ドでは、このようなセルの微細化により信号走査部と同
様、ウェル濃度を高くするとそれに伴ってその接合リー
ク電流が高くなってしまう。そして、接合リーク電流が
高くなると、素子の信号量が少ない、いわゆる暗時状態
において、それが雑音となり、再生画面の著しい画質劣
化を招く。
【0031】すなわち、従来のMOSセンサにおいて
は、画素微細化に伴って信号走査回路を構成するトラン
ジスタを微細化する必要があり、微細なトランジスタを
二次元効果の影響無く動作させるためには、トランジス
タを作り込んでいるウェルの濃度を高くする必要があっ
た。
【0032】ところが、光電変換部であるフォトダイオ
ードでは、ウェルの濃度を高くすると、接合リーク電流
が高くなってしまい、それが再生面面上で雑音となり再
生画面の画質を著しく劣化させてしまうという問題があ
った。
【0033】このように、従来のMOS型固体撮像装置
においては、セル微細化と共にそれを構成するトランジ
スタを微細化する必要があり、微細なトランジスタを二
次元効果の影響無く動作させるためにはトランジスタを
作り込んでいるウェルの濃度を高くする必要があった
が、光電変換部であるフォトダイオードではウェル濃度
を高くすると、接合リーク電流が高くなってしまい、そ
れが再生画面上で雑音となり再生画面の面質を著しく劣
化させてしまうという問題があった。
【0034】そこでこの発明の第3の目的とするところ
は、光電変換部のフォトダイオードの接合リーク電流を
低く抑圧することができ、接合リーク電流による暗時雑
音を低くしたままセルを微細化することができるように
したMOS型固体撮像装置を提供することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成を採用している。すなわ
ち、 [A] 長波長光入射に伴う隣接画素への電子リーク抑
制という第1の目的を達成するため、本発明は、光電変
換部と信号走査回路を含む単位セル複数を行列二次元状
に配置してなる撮像領域と、この撮像領域の各セルから
の信号を読み出す信号線とを半導体基板上に形成した固
体撮像装置において、前記光電変換部を分離する素子分
離領域においてフィールド酸化膜下に半導体基板あるい
はウエルと同一導電型の浅い不純物層と深い不純物層を
形成する。これにより、隣接する画素からの拡散による
信号が漏れ込みにくくなり、混色およびブルーミングの
発生を低減することが可能になる。
【0036】本発明によれば、素子分離領域においてフ
ィールド酸化膜下に基板あるいはウエルと同一導電型の
不純物拡散層が基板の浅い領域と深い領域に形成される
ように構成されている。そのため、半導体基板の深い領
域でも素子分離が可能になるため、隣接する画素におい
て長波長光の浸透による半導体基板の深い領域で発生し
た信号が漏れ込みにくくなるため、混色およびブルーミ
ングを低減することが可能になる。
【0037】[B] また、画素微細化に伴うフォトダ
イオードの空乏層拡大処置により発生する半導体基板の
拡散電流増大抑制という第2の目的を達成するため、本
発明は、光を電荷に変換する光電変換素子と、この光電
変換素子から信号を取り出すためのトランジスタとを有
する固体撮像装置において、半導体基板の上に形成され
た第1の半導体層と、上記第1の半導体層の表面に形成
された第2、第3の半導体層と、上記第1の半導体層の
表面に酸化膜を挟んで堆積された転送電極層とを有し、
上記第1及び第2の半導体層にて上記光電変換素子が形
成され、上記第1乃至第3半導体及び上記転送電極層に
て上記トランジスタが形成されると共に、当該トランジ
スタのドレインに相当する第3の半導体層を、上記光電
変換素子の空乏層領域の深さより深く半導体基板中に埋
め込み形成し、また、当該ドレインと隣接トランジスタ
のドレインとの間を電気的に接続する前記第3の半導体
層と同一導電性の補助導電層を、前記空乏層領域の深さ
より深い位置に形成したことを特徴とする。
【0038】そして、トランジスタのドレインに相当す
る第3の半導体層を、上記光電変換素子の空乏層領域の
深さより深く半導体基板中に埋め込み形成し、また、当
該ドレインと隣接トランジスタのドレインとの間を電気
的に接続する前記第3の半導体層と同一導電性の補助導
電層を、前記空乏層領域の深さより深い位置に形成した
ことにより、第1の半導体層(基板)に発生した拡散電
流を、各画素においてドレインに集めてしまうようにし
た。
【0039】従って、画素微細化に伴い、検出信号増大
のための処置としてのフォトダイオードの空乏層拡大に
伴う半導体基板の拡散電流増大を抑制できるようにな
る。 [C]また、トランジスタ微細化に伴うウェルの高濃度
化による接合リーク抑制という第3の目的を達成するた
め、本発明は、光電変換部と信号走査回路を含む単位セ
ル複数を二次元状に配置してなる撮像領域と、この撮像
領域の各セルからの信号を読み出す信号線とを半導体基
板上に形成した固体撮像装置において、前記光電変換部
は、信号電荷と同一導伝型の第1の導伝型領域およびこ
の第1の導電型領域とは逆の導伝型のウェル領域とから
なり、前記信号走査回路は一つ以上のトランジスタから
なり、該トランジスタはトランジスタの導伝型とは逆の
導伝型のウェル内に形成されると共に、前記光電変換部
のウェルの不純物濃度と前記信号走査回路のウェルの不
純物濃度とを異ならせた構成とする。例えば、光電変換
部のウェル濃度は信号走査回路のウェル濃度よりも低く
する。
【0040】このような本発明によれば、光電変換部の
ウェル濃度が信号走査回路部のウェル濃度よりも低く構
成されているため、信号走査回路部のウェル濃度を、ト
ランジスタが二次元効果の影響無く動作させるに十分な
高さの濃度で構成した場合でも、光電変換部のウェル濃
度が信号走査回路部のウェル濃度より低くなるよう構成
することができる。そのため、光電変換部のフォトダイ
オードの接合リーク電流を低く抑圧することができ、接
合リーク電流による暗時雑音を低くしたままセルを微細
化することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。はじめに、長波長光入射に伴う隣接画素
への電子リーク抑制を図るための具体的例を第1および
第2の実施形態で説明する。
【0042】(第1の実施形態)第1の実施形態は、半
導体基板上に光電変換部と信号走査回路を含む単位セル
を行列二次元状に配置してなる撮像領域と、この撮像領
域の各セルからの信号を読み出す信号線とからなる固体
撮像装置において、前記光電変換部を分離する素子分離
領域には、フィールド酸化膜下に半導体基板あるいはウ
エルと同一導電型の浅い不純物層と深い不純物層を形成
することにより、隣接する画素からの拡散による信号が
漏れ込みにくくし、混色およびブルーミングの発生を低
減するようにするもので、以下、詳細を説明する。
【0043】図1は、本発明の第1の実施形態を説明す
るための断面構造を示した図である。図1では図3で説
明した回路における光電変換を行うフォトダイオード
(光電変換部)111,112,113,…,133,…および
該フォトダイオード111,112,1 13,…,133,…の信
号を増幅する増幅トランジスタ211,212,213,…,
33,…部分のみを記述することとし、他の走査回路は
省略する。
【0044】図1において、21は光電変換部および走
査回路を搭載した半導体基板(シリコン基板など)、2
2は光電変換部領域、23は増幅トランジスタ、24は
素子分離領域(フィールド分離領域)であるフィールド
酸化膜領域、24−1はフィールド酸化膜領域24の下
の浅い領域に形成された第1の不純物拡散分離層、24
−2はこの第1の不純物拡散分離層24−1の下の深い
領域に形成された第2の不純物拡散分離層、25はフォ
トダイオード、26は信号読み出しゲート、27は垂直
信号線、28は遮光膜、29は集光レンズである。
【0045】ここで、フィールド酸化膜領域24の下の
浅い領域に形成された第1の不純物拡散分離層24‐1
は、フィールド酸化膜領域24下において、深さ0.5
μm以下の深さで分布されるように形成されており、ま
た、この第1の不純物拡散分離層24−1の下の深い領
域に形成された第2の不純物拡散分離層24‐2は、
0.5μm以上の深さに亙り、分布するように形成され
ている。
【0046】ここで、素子分離領域は、本発明ではフィ
ールド酸化膜領域24およびその下の第1の不純物拡散
分離層24‐1およびその下の第2の不純物拡散分離層
24‐2とで形成されるものとする。
【0047】このような構成の第1の実施形態の構造の
特徴とするところは、浅い不純物拡散分離層である0.
5μm以下の第1の不純物拡散分離層24‐1と、0.
5μm以上の深い不純物拡散分離層である第2の不純物
拡散分離層24−2をフィールド酸化膜領域24下に形
成してなる3段構成の素子分離領域とし、半導体基板2
1の深い層に入り込んだ長波長光による深い部分での発
生電荷を一つの素子分離領域内に閉じこめ、隣接画素に
リークできないようにしたことにある。
【0048】このような素子分離領域構造を採用するこ
とにより、走査回路の複数のトランジスタ間の素子分離
および半導体基板21の深い領域で光電変換された信号
についても画素分離が可能となるため、従来問題となっ
ていた隣接画素からの基板の深い領域で発生した信号の
漏れ込みによって生じる混色およびブルーミングを低減
することが可能となる。
【0049】長波長光入射に伴う隣接画素への電子リー
ク抑制を図るための別の例を第2の実施形態として説明
する。 (第2の実施形態)図2は本発明の第2の実施形態の画
素の断面図である。第2の実施形態と第1の実施形態で
異なる点は、第2の実施形態では走査回路(増幅トラン
ジスタ、選択トランジスタ、リセットトランジスタ)下
に第3の素子分離拡散層24−3がたとえば約0.5μ
m以上の深さの領域に幅約0.2μm以上で形成され、
さらに第3の素子分離拡散層24−3の下に光電変換層
と同一導電型のn型不純物拡散層25−1が素子分離拡
散層24−2の深さ以下に形成されている点にある。
【0050】この実施形態においては、各画素において
半導体基板の深い領域で発生した信号もそれぞれの画素
の第2の光電変換拡散層25−1に吸収されるため、隣
接画素からの漏れ込み信号は低減することができる。ま
た、従来はフォトダイオード以外の領域、すなわち、走
査回路領域下で発生した信号はリセットトランジスタに
より吸収され捨てられてしまうが、第2の実施形態によ
れば、走査回路下もフォトダイオードとなっているため
飽和信号量を増加することが可能となる。
【0051】本実施形態では分離拡散層は浅い領域での
拡散層および深い領域での拡散層と2段で形成されてい
るが深い領域においては可能な限り、さらに、3段階、
4段階…と深い領域に分離拡散層を形成することによ
り、混色およびブルーミングを効果的に低減することが
可能になる。
【0052】以上、第1の実施形態は、半導体基板上に
光電変換部と信号走査回路を含む単位セルを行列二次元
状に配置してなる撮像領域と、この撮像領域の各セルか
らの信号を読み出す信号線とからなる固体撮像装置にお
いて、前記光電変換部を分離する素子分離領域には、フ
ィールド酸化膜下に半導体基板あるいはウエルと同一導
電型の浅い不純物層と深い不純物層を形成することによ
り、隣接する画素からの拡散による信号が漏れ込みにく
くし、混色およびブルーミングの発生を低減するように
した。
【0053】本発明によれば、素子分離領域においてフ
ィールド酸化膜下に基板あるいはウエルと同一導電型の
不純物拡散層が基板の浅い領域と深い領域に形成される
ように構成されている。そのため、基板の深い領域でも
素子分離が可能になるため、隣接する画素において基板
の深い領域で発生した信号からの信号の漏れ込みにくく
なるため、混色およびブルーミングを低減することが可
能になる。
【0054】また、第2の実施形態においては、走査回
路(増幅トランジスタ、選択トランジスタ、リセットト
ランジスタ)下に第3の素子分離拡散層を形成し、さら
にこの第3の素子分離拡散層下に光電変換層と同一導電
型のn型不純物拡散層を素子分離拡散層の先端より浅い
位置に形成した。
【0055】そのため、この実施形態においては、各画
素において半導体基板の深い領域で発生した信号もそれ
ぞれの画素の第2の光電変換拡散層に吸収され、隣接画
素からの漏れ込み信号を低減できる。また、走査回路下
もフォトダイオードとなっているため、フォトダイオー
ド以外の領域、すなわち、走査回路領域下で発生した信
号も活用できるようになって、飽和信号量を増加するこ
とができるようになる。
【0056】以上、第1および第2の実施形態では長波
長光入射に伴う隣接画素へのリーク抑制を図るための技
術を説明した。次に本発明の第2の目的である画素微細
化に伴うフォトダイオードの空乏層拡大処置により発生
する半導体基板の拡散電流増大抑制に関する具体例を第
3の実施形態として説明する。
【0057】(第3の実施形態)増幅型固体撮像装置の
ように、多画素化してくると、1画素当たりの光電変換
素子の面積、すなわち、画素に対応する1光電変換素子
当たりの形成面積が小さくなるため、当該光電変換素子
からの出力が小さくなる。この画素面積の減少に伴う光
検出出力(画像信号出力)の減少を改善する方法として
は、画素を構成する光電変換素子であるフォトダイオー
ドの空乏層を広げるべく、半導体基板の不純物濃度を減
少させることが考えられる。しかし、かかる半導体基板
の不純物濃度の減少は、半導体基板の拡散電流を増大さ
せてしまう。
【0058】すなわち、従来においては、MOS型個体
撮像素子は、低濃度のp型半導体基板にn型半導体層を
形成している。このような構成では、フォトダイオード
の空乏層が基板の深さ方向に辿り着く深さによって、フ
ォトダイオードの暗時のリーク電流も増加させ、その結
果としてダイナミックレンジを下げてしまう。
【0059】また、画素に強い光が照射され、多量のキ
ャリア(電子)が発生したとき、(フォトダイオードの
容量以上のキャリアが発生したとき、)キャリアがフォ
トダイオードから溢れ出し、隣接画素のフォトダイオー
ドに漏れ込み(ブルーミング)、画質を著しく劣化させ
てしまう。
【0060】そこで、第3の実施形態では、この対策と
して次のようにする。図5に、第3の実施形態に係わる
固体撮像装置の断面図を示す。同図に示されるように、
本固体撮像装置では、低濃度のp型半導体層51の表面
にn型半導体層52、n型半導体層53−1が形成され
ており、さらに所定領域にシリコン酸化膜54を介し
て、ゲート電極55が体積されて形成された構造になっ
ている。
【0061】ここで、補助用n型半導体層53−2は、
隣接トランジスタのドレインを形成している高濃度のn
型半導体層53−1部分と電気的に接続されている。上
記高濃度のn型半導体層53−1は、空乏層56の深さ
よりも深い位置まで先端部側が到達するように、半導体
基板51に形成されており、補助用n型半導体層53−
2は、近隣のn型半導体層53−1間を繋ぐように、且
つ、空乏層56の深さよりも深い位置に分布するよう
に、上記高濃度のn型半導体層53−1間に形成されて
いる。
【0062】そして、上記p型半導体層51と上記n型
半導体層52により、フォトダイオードが形成され、上
記p型半導体層51と上記n型半導体層52、n型半導
体層53−1、ゲート電極55によってリセットトラン
ジスタが形成されている。
【0063】このように、本固体撮像装置は、フォトダ
イオードの近傍にリセットトランジスタを配設した構造
となっている。また、本実施形態の場合には、低濃度の
n型半導体層とp型半導体層により構成しても、同様の
効果が得られる。
【0064】さらに、この実施の形態では、p型半導体
層51と上記n型半導体層52により形成されるフォト
ダイオードのリーク電流低減と、画素の分離性能を向上
させるべく、当該フォトダイオードの空乏層56の深さ
よりも深い位置まで先端部側が到達するように、上記高
濃度のn型半導体層53−1を形成している。
【0065】この高濃度のn型半導体層53−1は、上
記リセットトランジスタがp型のMOSトランジスタで
ある場合には、p型であっても、十分な撮像機能を発揮
することができる。
【0066】このように、空乏層56の深さよりも深い
位置まで先端部側が到達するように、トランジスタのド
レインである上記高濃度のn型半導体層53−1を形成
し、且つ、近隣のn型半導体層53−1間を補助用n型
半導体層53−2で繋いだ構成によれば、フォトダイオ
ード部分における半導体構造である図6に示されるよう
に、フォトダイオードの空乏層56が基板51の深さ方
向に辿り着く深さよりも深い位置にて、拡散電流57を
リセットトランジスタ(p型半導体層51、n型半導体
層52、n型半導体層53、ゲート電極55によって形
成される部分)のドレインに相当するn型半導体層53
−1、あるいは、近隣の前記n型半導体層53‐1同士
を繋ぐn型半導体層53‐2に吸収できる。
【0067】つまり、微細化されたフォトダイオードで
の光検出出力を確保すべく、フォトダイオードの空乏層
を広げるために半導体基板の不純物濃度を減少させた場
合に図6に示すように半導体基板の拡散電流57の増大
があっても、この拡散電流57はその多くは空乏層56
の深さよりも深い位置まで先端部側が到達するように形
成してある、トランジスタのドレインである上記高濃度
のn型半導体層53−1および近隣のn型半導体層53
−1間を繋ぐ補助用n型半導体層53−2に、流れ込む
ことになり、空乏層56到達以前の段階にて拡散電流5
7の大半を吸収できる。
【0068】このn型半導体層53−1,53‐2はリ
セットトランジスタのドレインを構成するので、この実
施形態においては拡散電流57を当該リセットトランジ
スタのドレインに流して空乏層56に流れ込むのを抑制
できる構造となる。
【0069】尚、図6では、概略的に矢印で拡散電流5
7の流れを示したが、本発明によれば、p型半導体層5
1と上記n型半導体層52により構成されるフォトダイ
オード部分に拡散電流57が集まる割合が大幅に減少
し、固体撮像装置のダイナミックレンジが向上する。
【0070】次にこのような効果を得ることのできる図
5の如き構造の半導体素子の作製方法を説明する。 <撮像素子の作製方法>以下、図7を参照して、先に図
5に示した第3の実施形態に係わる撮像素子の作製方法
の一例を説明する。ここでは、本発明の特徴となる拡散
電流を吸収するドレインの作製方法を中心に説明する。
補助用n型半導体層53−2は、半導体基板内に埋め込
まれて形成されており、隣接のリセツトトランジスタの
ドレインと電気的に接続されているが、このような構造
を得るには次のような手順を踏む。
【0071】[工程1] まず、半導体基板51である
低濃度のp型半導体層表面にレジストを塗布し、これを
パターニングしてリセットトランジスタのドレイン(n
型半導体層)53−1となる部分だけ開口したレジスト
パターンを形成する。
【0072】[工程2] この後、加速器を用いてイオ
ン注入法でP(リン)あるいは、砒素をイオン注入す
る。この時、リンイオンの注入条件の一例としては、1
60[KeV]以上のエネルギで、5E13cm-3のド
ーズ量が好ましい。
【0073】[工程3] この後、アッシャーなどを用
いてレジストを剥離する。 [工程4] この後、今度は、リセットトランジスタの
ドレイン53−1を繋ぐ補助用n型半導体層53−2形
成領域となる部分を開口したレジストパターンを形成す
る。
【0074】[工程5] この後、加速器を用いてイオ
ン注人法でPなどのようなn型半導体層を形成のための
元素をイオン注入し、n型半導体層を形成する。この
時、イオン注入条件としては、例えば、Pイオンを40
0[KeV]以上のエネルギーによる5E13cm-3
ドープ量でのイオン注入をすることが好ましい。その理
由は、リセットトランジスタのドレインを繋ぐ補助用n
型半導体層53−2を半導体基板51内に埋め込む構造
にしないと、基板表面に形成されたトランジスタなどが
きちんと動作しなくなるためである。つまり、補助用n
型半導体層53−2は、基板表面に形成されたトランジ
スタの空乏層56が広がった時に、当該空乏層56が補
助用n型半導体層53−2と電気的に繋がることのない
構造にすることである。
【0075】[工程6] この後、アッシャーなどによ
りレジストを剥離する。これにより、リセットトランジ
スタのドレイン53−1を繋ぐ補助用n型半導体層53
−2を形成することができる。
【0076】<撮像素子の別の作製方法>本発明の補助
用n型半導体層53−2を形成する別の方法について説
明する。これは図7に示す如きの手順を踏む。
【0077】[工程i] 先ず、半導体基板51を構成
する低濃度のp型半導体層の表面にレジストを塗布し、
このレジストをパターニングしてリセットトランジスタ
のドレイン53−1および、補助用n型半導体層53−
2となる部分だけ開口したレジストパターン71を形成
する。この後、例えば反応性イオンエッチング法を用い
て、上記ドレインとなる部分をエッチングして、トレン
チ51aを形成する(図7(a)参照)。
【0078】[工程ii] 続いて、例えば、アッシャー
等によりレジストを除去する。この後、トレンチ51a
に対してカバーレッジのよい条件でn型ポリシリコン層
72を形成する(図7(b)参照)。
【0079】この方法としては、アモルファスシリコン
を用いて、後に際加熱してポリシリコンとする方法を用
いることもできる。 [工程iii ] この後、例えば、平坦化のためのCMP
やエッチング技術等の方法を用いて、表面を研磨して平
坦化する(図7(c)参照)。これにより、トレンチ5
1aがn型ポリシリコン層72aで埋められた半導体基
板51が得られる。
【0080】[工程iv] この後、この半導体基板51
の表面にレジストを塗布し、n型半導体層53−2の形
成領域だけ開口したレジストパターン73を形成する
(図7(d)参照)。
【0081】[工程v] そして、イオン注入法により
B(ボロンイオン)を打ち込み、n型半導体層53−2
が残るように半導体基板51の表面近傍(トランジスタ
を形成する領域)74をP型化する(図7(e)参
照)。
【0082】この後、アッシャー等でレジストを除去す
る。これにより、半導体基板内に補助用n型半導体層5
3−2が埋め込まれた図7(e)の如き構造を形成する
ことができる。
【0083】この後、シリコン酸化膜54、ゲート電極
55をp型半導体層51の所定領域に膜堆積する。この
ような一連の工程により、本発明の特徴となる拡散電流
を吸収するドレインに相当するn型半導体層を形成する
ことができる。
【0084】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は、これに限定されることなく、その趣旨を
逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは
勿論である。例えば、上記実施の形態では、ドレインを
基板深くに形成する方法として、トレンチであらかじめ
基板を掘り、ポリシリコン等を埋め込み、さらにCMP
(Chemical Mechanical Polishing )等により平坦化し
て、n型半導体層3−2を形成することも可能である。
【0085】以上、この実施形態は、画素の微小化に伴
うフォトダイオード(光電変換素子)の出力減少を改善
すべく、半導体基板の不純物濃度を減少させた場合にお
いて、半導体基板からの拡散電流の影響を減少させるこ
とができて、フォトダイオードの暗時のリーク電流を小
さくでき、ダイナミックレンジを大きくすると共に、さ
らに、隣接画素への信号電荷の漏れ込みを抑制して、ブ
ル−ミングおよび、混色を抑制できるようにした増幅型
の固体撮像装置を提供するため、光を電荷に変換する光
電変換素子と、トランジスタを有する固体撮像装置にお
いて、半導体基板の上に形成された第1の半導体層と、
上記第1の半導体層の表面に形成された第2および第3
の半導体層と、上記第1の半導体層の表面に酸化膜を挟
んで堆積された転送電極層とを有し、上記第1及び第2
の半導体層により上記光電変換素子を形成し、上記第
1、第3半導体層により上記トランジスタを形成し、当
該ドレインが基板内で隣接面素のドレインと電気的に接
続され、第1の半導体層の拡散電流を集めるようにし
た。
【0086】すなわち、この増幅型固体撮像装置は、光
電変換素子たるフォトダイオードの周囲の空乏層の底部
領域の、半導体基板中での深さ位置よりも深い位置に、
上記トランジスタのドレインに相当する第3の半導体層
の端部側が来るように当該第3の半導体層を形成し、拡
散電流を上記トランジスタのドレインに相当する第3の
半導体層に吸収できるようにした。さらに、当該3の半
導体層が隣接画素に設置されたトランジスタのドレイン
と基板内部で電気的につなげた。
【0087】従って、これにより、半導体基板からの拡
散電流の影響を低減させ、フォトダイオードの暗時のリ
ーク電流が小さくでき、また、ダイナミックレンジを大
きくできると共に、また、ブルーミング、混色を抑制で
きるようになる。
【0088】次に、上記[課題C]の解決を図る実施形
態を次に説明する。上記[課題C]においては、MOS
型固体撮像装置におけるセル微細化に伴って、セルを構
成するトランジスタを微細化する必要があり、微細なト
ランジスタを二次元効果の影響無く動作させるためには
トランジスタを作り込んでいるウェルの濃度を高くする
必要があるという背景にて生ずる問題をとり上げてい
る。
【0089】すなわち、光電変換部であるフォトダイオ
ードではウェル濃度を高くすると、接合リーク電流が高
くなってしまい、それが再生画面上で雑音となり再生画
面の面質を著しく劣化させてしまうという問題がある。
【0090】そこでここでは、光電変換部のフォトダイ
オードの接合リーク電流を低く抑圧することができ、接
合リーク電流による暗時雑音を低くしたままセルを微細
化することができるようにしたMOS型固体撮像装置を
実現する。
【0091】(第4の実施形態)第4の実施形態の基本
は、半導体基板上に、撮像領域の信号走査回路を駆動す
るための素子駆動回路を配置してなる駆動回路領域と、
光電変換部と信号走査回路部を含む単位セルを行列二次
元状に配置してなる撮像領域と、撮像領域の各セルから
の信号を読み出す信号線とからなる固体撮像装置におい
て、光電変換部は、信号電荷と同一導伝型の第1の導伝
型領域および当該第1の導伝型とは逆導伝型のウェル領
域とから構成すると共に、前記信号走査回路は少なくと
も一つのトランジスタから構成し、且つ、該トランジス
タはトランジスタの導伝型とは逆導伝型のウェル内に形
成し、前記光電変換部のウェルの不純物濃度と前記信号
走査回路のウェルの不純物濃度とが異なる構成とするこ
とで、光電変換部のフォトダイオードの接合リーク電流
を低く抑圧できるようにし、接合リーク電流による暗時
雑音を低くしたままセルを微細化できるようにした技術
である。
【0092】図8にこのような実施形態に係わる単位セ
ルの平面構成を示す。また、図9には、図8に対応する
本発明の単位セルの回路構成を示した。素子回路構成
は、従来の素子回路構成と同じである。
【0093】図10は第4の実施形態における本発明の
固体撮像装置の要部断面構造を示した図面で、図8の矢
視A‐A′の断面に相当する。図8において、81は光
電変換部であるフォトダイオードである。また、82は
増幅トランジスタ、83はアドレストランジスタ、84
はリセットトランジスタ、85は転送トランジスタ、8
6は垂直信号線、87は電源線である。88は光電変換
部のp型ウェル領域、また89は信号走査回路部のp型
ウェル領域である。
【0094】図10において101はフォトダイオード
を構成するn型拡散層領域、108はフォトダイオード
が作り込まれているp−well(p型ウェル)であ
る。また、82は増幅トランジスタ、83はアドレスト
ランジスタである。また、86は垂直信号線、87は電
源線である。そして、89は信号走査回路部が作り込ま
れているp−well(p型ウェル)領域、100はp
型半導体基板である。
【0095】また、図9において、81はフォトダイオ
ード、82は増幅トランジスタ、83はアドレストラン
ジスタ、84はリセットトランジスタである。また、8
6は垂直信号線、87はアドレス線、88はリセット線
である。
【0096】図11(a)には、図10の単位画素にお
ける光電変換部の矢視A−A′での断面における不純物
濃度プロファイルを示した。図11(b)には、画素信
号走査回路部の矢視B−B′での断面における不純物濃
度プロファイルを示した。
【0097】図11(b)に示した不純物濃度プロファ
イルでは、信号走査回路部のp型ウェル89のホウ素濃
度は1017(10の17乗)代の濃度であり、この濃度
は設計基準0.7ミクロンのMOS回路がショートチャ
ネル効果等を起こさず動作する濃度である。
【0098】従って、このpウェル濃度では信号走査回
路は問題無く動作し、信号を読み出すことができる。一
方で、例えば光電変換部のウェル108の濃度は1015
(10の15乗)代の濃度である。この濃度では、図1
1(c)に示したように、pnジャンクションのリーク
電流は十分に小さくなる。従って、暗時の雑音が問題に
なることも無く、感度の高い撮像装置が実現できる。
【0099】このように、画素内の信号走査回路部にお
いては、ウェルの濃度を微細な画素内に組み込まれたM
OS回路でショートチャネル効果が起こることなく動作
できるのに十分な高さの濃度にし、かつ、光電変換部で
はリーク電流が十分に低くなるウェル濃度まで下げるこ
とにより、微細な画素で雑音が低い撮像装置が実現でき
る。
【0100】(第5の実施形態)図12は別の実施形態
を示した図面である。図12の実施形態が図10の実施
形態と異なるのは光電変換部に設けられたp型ウェル1
08が信号走査回路部と共通に設けられている点であ
る。
【0101】また、図10、図12の実施形態では基板
100の導伝型がウェルの導伝型と同一のp型である
が、基板100の導伝型はn型でも良い。このようにし
ても、第4の実施形態同様に、微細な画素で雑音が低い
撮像装置が実現できる。
【0102】(第6の実施形態)ここに説明する第6の
実施形態は、半導体基板上に、撮像領域の信号走査回路
を駆動するための素子駆動回路を配置してなる駆動回路
領域と、光電変換部と信号走査回路部を含む単位セルを
行列二次元状に配置してなる撮像領域と、撮像領域の各
セルからの信号を読み出す信号線とからなる固体撮像装
置において、前記撮像領域のうち少なくとも光電変換部
に第一のウェルを形成し、信号走査回路部に第二のウェ
ルを形成し、前記素子駆動回路部には第三のウェルを形
成すると共に、それぞれのウェルの濃度を異ならせた構
成とすることで、光電変換部のフォトダイオードの接合
リーク電流を低く抑圧できるようにし、接合リーク電流
による暗時雑音を低くしたままセルを微細化できるよう
にした技術を示す。
【0103】図13はこのような本発明の実施形態にお
けるウェル構成を示した素子構成の断面構造図である。
図13において、61は撮像領域に設けられたp型ウェ
ル、62は信号走査回路部に設けられたp型ウェル、6
3−1は素子駆動領域に設けられたp型ウェル、63−
2は素子駆動領域に設けられたn型ウェルである。
【0104】この例では、光電変換部のウェル濃度は信
号走査回路のウェル濃度よりも低くなっている。すなわ
ち、ウェルの不純物濃度は、第一のウェルをp型ウェル
61、第二のウェルをp型ウェル63−1、第三のウェ
ルをn型ウェル63−2とすると、 第一のウェル<第二のウェル<第三のウェル の関係にある。
【0105】本発明によれば、光電変換部のウェル濃度
が信号走査回路部のウェル濃度よりも低く構成されてい
る。そのため、信号走査回路部のウェル濃度を、トラン
ジスタが二次元効果の影響無く動作させるに十分な高さ
の濃度で構成した場合でも、光電変換部のウェル濃度が
信号走査回路部のウェル濃度より低くなるよう構成する
ことができる。そのため、光電変換部のフォトダイオー
ドの接合リーク電流を低く抑圧することができ、接合リ
ーク電流による暗時雑音を低くしたままセルを微細化す
る事ができる。
【0106】また、図14に示す構成とすることもでき
る。図14において、71は光電変換部と信号走査回路
部に共通に設けられたp型ウェル、72は光電変換部に
設けられたp型ウェル、73は信号走査回路部のp型ウ
ェル、74は素子駆動回路部のp型ウェル、75は素子
駆動回路部のn型ウェルである。また、76はp型半導
体基板である。この例では半導体基板の導伝型はp型で
あるが、これはn型の半導体基板でも良い。
【0107】この固体撮像装置においては、半導体素子
を構成するウェルは第一から第四までの四つの領域に分
けてあり、第一のウェルであるp型ウェル71は少なく
とも前記光電変換部と前記信号走査回路部に共通に設け
られ、第二のウェルであるp型ウェル72は前記光電変
換部に設けられ、第三のウェルであるp型ウェル73は
前記信号走査部に設けられ、第四のウェルであるn型ウ
ェル75は前記素子駆動回路部に設けられている。
【0108】そして、前記第一のウェル、第二のウェ
ル、第三のウェル、及び第四のウェルの不純物濃度がそ
れぞれ異なり、濃度の薄い方から順に、第二のウェル、
第三のウェル、第四のウェル、第一のウェル、になって
いる。
【0109】この構成によれば、光電変換部のウェル濃
度が信号走査回路部のウェル濃度よりも低く構成され
る。そのため、信号走査回路部のウェル濃度を、トラン
ジスタが二次元効果の影響無く動作させるに十分な高さ
の濃度で構成した場合でも、光電変換部のウェル濃度が
信号走査回路部のウェル濃度より低くなるよう構成する
ことができる。そのため、光電変換部のフォトダイオー
ドの接合リーク電流を低く抑圧することができ、接合リ
ーク電流による暗時雑音を低くしたままセルを微細化す
る事ができる。
【0110】なお、本発明は上述の具体例に限定される
こと無く、種々変形して実施可能である。以上、第4お
よび第5の実施形態に示した本発明は、半導体基板上に
光電変換部と信号走査回路を含む単位セルを行列二次元
状に配置してなる撮像領域と、この撮像領域の各セルか
らの信号を読み出す信号線とからなる固体撮像装置にお
いて、前記光電変換部は、信号電荷と同一導伝型の第一
の導伝型領域とそれとは反対の導伝型のウェル領域とか
らなり、前記信号走査回路は一つ以上のトランジスタか
らなり、該トランジスタはトランジスタの導伝型とは逆
の導伝型のウェル内に形成され、前記光電変換部のウェ
ルの不純物濃度と前記信号走査回路のウェルの不純物濃
度とが異なるものとしたものであり、例えば、光電変換
部のウェル濃度は信号走査回路のウェル濃度よりも低く
したものである。
【0111】そして、本発明のこの構成により、信号走
査回路部のウェル濃度を、トランジスタが二次元効果の
影響無く動作させるに十分な高さの濃度で構成した場合
でも、光電変換部のウェル濃度が信号走査回路部のウェ
ル濃度より低くなるよう構成することができるため、光
電変換部のフォトダイオードの接合リーク電流を低く抑
圧することができ、接合リーク電流による暗時雑音を低
くしたままセルを微細化する事ができる。
【0112】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
以下の効果が得られる。 [A] 素子分離領域においてフィールド酸化膜下に基
板あるいはウエルと同一導電型の不純物拡散層が基板の
浅い領域と深い領域に形成されるように構成したことに
より、半導体基板の深い領域でも素子分離が可能になっ
て、隣接する画素において長波長光の浸透による半導体
基板の深い領域で発生した信号が漏れ込みにくくなり、
従って、混色およびブルーミングを低減することが可能
になる固体撮像装置を提供することができる。
【0113】[B] また、本発明によれば、半導体基
板からの拡散電流の影響を低減させ、フォトダイオード
の暗時のリーク電流が小さく、ダイナミックレンジの大
きく、また、ブルーミング、混色を抑制することのでき
る固体撮像装置を提供することができる。
【0114】[C]また、本発明によれば、撮像素子の
微細化に伴いウェル濃度が高くなり、それに従いフォト
ダイオードの逆バイアスリーク電流が高くなり、その結
果、良質の再生画像を得ることのできる固体撮像装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための図であって、本発明の
第1の実施形態としてのフォトダイオード部分近傍断面
構造を示す図である。
【図2】本発明を説明するための図であって、本発明の
第2の実施形態としてのフォトダイオード部分近傍断面
構造を示す図である。
【図3】MOS型個体撮像装置の回路構成例を説明する
ための図である。
【図4】従来技術を説明するための図である。
【図5】本発明を説明するための図であって、本発明の
第3の実施形態としてのフォトダイオード部分近傍断面
構造を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施形態の効果を説明するため
の図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係わる固体撮像装置
のドレインの作製方法の一例を示す工程図である。
【図8】本発明を説明するための図であって、本発明に
おける固体撮像装置の第4の実施の形態に係わる単位セ
ルの平面構造を示した図である。
【図9】本発明を説明するための図であって、本発明の
第4の実施形態における単位画素の回路構成例を示す図
である。
【図10】本発明を説明するための図であって、本発明
の第4の実施形態における本発明の固体撮像装置の要部
断面構造を示した図面であり、図8における矢視A−
A′断面構造を示した図である。
【図11】本発明を説明するための図であって、図10
の単位画素における光電変換部の矢視A−A′、B−
B′の断面の不純物濃度プロファイル及びそれぞれのp
ウェル濃度での逆バイアスリーク電流の様子を示した図
である。
【図12】本発明を説明するための図であって、本発明
における第二の実施の形態に係わる単位セルの断面構造
を示したものである。
【図13】本発明を説明するための図であって、本発明
の第5の実施形態に係わる単位セルの断面構造を示した
図である。
【図14】本発明を説明するための図であって、本発明
の第6の実施形態に係わる単位セルの断面構造を示した
図である。
【図15】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
11 ,112 ,113 ,〜133…フォトダイオード 211 ,212 ,213 ,〜233…増幅トランジスタ 311 ,312 ,313〜333…垂直選沢トランジスタ 411 ,412 ,413 ,〜433…リセットトランジス
タ 5…垂直シフトレジスタ 61 ,62 ,63 ,〜…水平アドレス線 71 ,72 ,73 ,〜…リセット線 81 ,82 ,83 ,〜…垂直信号線 13…水平シフトレジスタ 14…水平信号線 21…光電変換部および走査回路を搭載した半導体基板 22…光電変換部領域 23…増幅トランジスタ 24…素子分離領域(フィールド分離領域)であるフィ
ールド酸化膜領域 24−1…第1の不純物拡散分離層 24−2…第2の不純物拡散分離層 24−3…第3の素子分離拡散層 25…フォトダイオード 25−1…光電変換層(フォトダイオード)と同一導電
型の不純物拡散層 26…信号読み出しゲート 27…垂直信号線 28…遮光膜 29…集光レンズ 51…低濃度のp型半導体層 52…n型半導体層 53−1…n型半導体層 53−2…n型半導体層 54…シリコン酸化膜 55…ゲート電極 56…空乏層 57…拡散電流 71,73…レジスト 74…P型化した領域 81…光電変換部(フォトダイオード) 82…増幅トランジスタ、 83…アドレストランジスタ 84…リセットトランジスタ 85…転送トランジスタ 86…垂直信号線 87…電源線 88…光電変換部のp型ウェル領域 89…信号走査回路部のp型ウェル領域。 100…p型半導体基板。 101…フォトダイオードを構成するn型拡散層領域 108…フォトダイオードが作り込まれているp−we
ll(p型ウェル)
フロントページの続き (72)発明者 井原 久典 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 中村 信男 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 野崎 秀俊 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光電変換部と信号走査回路を含む単位セル
    複数を行列二次元状に配置してなる撮像領域と、この撮
    像領域の各セルからの信号を読み出す信号線とを半導体
    基板上に形成した固体撮像装置において、 前記光電変換部を分離する素子分離領域に、基板あるい
    はウェルと同一導電型の不純物層を基板表面の浅い領域
    に形成すると共に、前記基板表面の浅い領域に形成され
    た不純物層の下の深い領域に第2の不純物分離層を形成
    したことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】光電変換部と信号走査回路を含む単位セル
    複数を行列二次元状に配置してなる撮像領域と、この撮
    像領域の各セルからの信号を読み出す信号線とを半導体
    基板上に形成してなる前記固体撮像装置において、 半導体基板上に形成される前記信号走査回路下に素子分
    離不純物層を形成し、この素子分離不純物層下に光電変
    換部と同一の不純物層による第2の光電変換層を形成す
    ることをことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 【請求項3】光を電荷に変換する光電変換素子と、この
    光電変換素子から信号を取り出すためのトランジスタと
    を有する固体撮像装置において、 半導体基板の上に形成された第1の半導体層と、上記第
    1の半導体層の表面に形成された第2、第3の半導体層
    と、上記第1の半導体層の表面に酸化膜を挟んで堆積さ
    れた転送電極層とを有し、上記第1及び第2の半導体層
    により上記光電変換素子が形成され、 上記第1乃至第3半導体及び上記転送電極層により上記
    トランジスタが形成されると共に、当該トランジスタの
    ドレインに相当する第3の半導体層を、上記光電変換素
    子の空乏層領域の深さより深く半導体基板中に埋め込み
    形成し、また、当該ドレインと隣接トランジスタのドレ
    インとの間を電気的に接続する前記第3の半導体層と同
    一導電性の補助導電層を、前記空乏層領域の深さより深
    い位置に形成したことを特徴とする増幅型個体撮像素
    子。
  4. 【請求項4】光電変換部と信号走査回路部を含む単位セ
    ル複数を行列二次元状に配置してなる撮像領域と、撮像
    領域の信号走査回路を駆動するための素子駆動回路を配
    置してなる駆動回路領域と、撮像領域の各セルからの信
    号を読み出す信号線とを半導体基板上に形成した固体撮
    像装置において、 前記光電変換部は、信号電荷と同一導伝型の第1の導伝
    型領域および当該第1の導伝型とは逆導伝型のウェル領
    域とから構成されると共に、前記信号走査回路は少なく
    とも一つのトランジスタからなり、且つ、該トランジス
    タはトランジスタの導伝型とは逆導伝型のウェル内に形
    成されてなり、前記光電変換部のウェルの不純物濃度と
    前記信号走査回路のウェルの不純物濃度とが異なる構成
    としたことを特徴とする固体撮像装置。
  5. 【請求項5】前記光電変換部のウェル濃度は、前記信号
    走査回路のウェル濃度より低くしたことを特徴とする請
    求項4記載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】前記光電変換部のウェルの接合深さは、前
    記信号走査回路のウェル濃度より小さいものであること
    を特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】光電変換部と信号走査回路部を含む単位セ
    ル複数を行列二次元状に配置してなる撮像領域と、撮像
    領域の信号走査回路を駆動するための素子駆動回路を配
    置してなる駆動回路領域と、撮像領域の各セルからの信
    号を読み出す信号線とを半導体基板上に形成した固体撮
    像装置において、 前記撮像領域のうち少なくとも光電変換部には第一のウ
    ェルが形成され、信号走査回路部には第二のウェルが形
    成され、前記素子駆動回路部には第三のウェルが形成さ
    れると共に、それぞれのウェルの濃度を異ならせたこと
    を特徴をする固体撮像装置。
  8. 【請求項8】ウェルの不純物濃度は、第一のウェル<第
    二のウェル<第三のウェルの関係にあることを特徴とす
    る請求項7記載の固体撮像装置。
  9. 【請求項9】光電変換部と信号走査回路部を含む単位セ
    ル複数を二次元状に配置してなる撮像領域と、撮像領域
    の信号走査回路を駆動するための素子駆動回路を配置し
    てなる駆動回路領域と、各単位セルからの信号を読み出
    す信号線とを半導体基板上に形成した固体撮像装置にお
    いて、 半導体素子を構成するウェルは第一から第四までの四つ
    の領域に分けてあり、第一のウェルは少なくとも前記光
    電変換部と前記信号走査回路部に共通に設けられ、第二
    のウェルは前記光電変換部に設けられ、第三のウェルは
    前記信号走査部に設けられ、第四のウェルは前記素子駆
    動回路部に設けられていることを特徴とする固体撮像装
    置。
  10. 【請求項10】前記第一のウェル、第二のウェル、第三
    のウェル、及び第四のウェルの不純物濃度がそれぞれ異
    なり、濃度の薄い方から順に、第二のウェル、第三のウ
    ェル、第四のウェル、第一のウェル、になっていること
    を特徴をとする請求項9記載の固体撮像装置。
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