JP2009302573A - 固体撮像素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像信号に対するノイズを抑制することができ、かつ周辺回路形成領域において微細化を図ることができる構造の固体撮像素子を提供する。
【解決手段】第1導電型領域15及びその下部の第2導電型領域14を有する光電変換素子16から成る画素及びトランジスタを有して構成される画素形成領域4において、半導体基体10内に形成された第1導電型の不純物拡散層から成る素子分離領域11と、半導体基体10に埋め込まれ、且つ半導体基体10の上方に突出して形成された絶縁層17,18,19から成る素子分離層12とを含み、素子分離領域11及び素子分離層12は、光電変換素子16とトランジスタとを分離するように形成され、光電変換素子16の第1導電型領域15が隣接する素子分離部の素子分離層12に接して形成されている固体撮像素子を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ等に使用される固体撮像素子(イメージセンサ)に関するものである。
固体撮像素子(イメージセンサ)は、光電変換手段である複数の画素と、その画素の信号を選択読み出しするMOSトランジスタとを用いて、画素の信号を読み出す構成の半導体デバイスであり、例えば、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ等に使用されている。
このうち、特に、CMOS(相補型MOS)プロセスで製造される、いわゆるCMOS型固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)は、低電圧・低消費電力、多機能であり、かつ周辺回路とワン・チップ化できるSOC(システムオンチップ)というメリットを有する。
従って、携帯電話用のカメラや、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラの撮像素子として注目され使用されている。
CMOS型固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成の一例の概略構成図(回路構成図)を図9に示す。
このCMOSイメージセンサは、同一の半導体基板上に、光電変換を行う複数のフォトダイオード2とフォトダイオード2を選択読み出しするMOSトランジスタ3からなる画素1が二次元状に配列された画素形成領域4と、画素選択と信号出力のための周辺回路5,6とを備えている。
以下、画素形成領域4以外の領域、即ち画素選択のための回路5と出力回路6とを含む領域を、「周辺回路形成領域」と呼ぶこととする。
画素形成領域4においては、各画素1が、フォトダイオード2と、転送用トランジスタ3、リセット用トランジスタ7、アンプトランジスタ8の3個のMOSトランジスタとにより構成されている。また、周辺回路形成領域においては、画素選択のための回路5と出力回路6とがCMOSトランジスタを用いて構成されている。
従来のCMOSイメージセンサは、周辺回路形成領域の各回路が、CMOSトランジスタで形成されている。
一方、画素形成領域においては、各画素を構成するMOSトランジスタはすべてNMOSトランジスタである。
この画素を構成するNMOSトランジスタは、通常、周辺回路形成領域で使用されるNMOSトランジスタと同一の素子分離構造とされる(例えば、特許文献1参照)。
ここで、従来のCMOSイメージセンサにおいて、周辺回路形成領域に用いられる素子分離構造の断面図を図8に示す。
半導体基板51内に、N型半導体ウェル領域52及びP型半導体ウェル領域53が形成されている。N型半導体ウェル領域内52にPMOSトランジスタ54が、P型半導体ウェル領域53内にNMOSトランジスタ55がそれぞれ形成されている。
そして、このトランジスタ54,55同士間は、半導体基板51内に形成された溝内に素子分離層が埋め込まれた、いわゆるSTI(Shallow Trench Isolation)から成る素子分離部56により電気的に分離されている。この素子分離部56は、素子分離層として、例えば酸化膜が埋め込まれている。
さらに、従来のCMOSイメージセンサでは、画素を構成するNMOSトランジスタが、周辺回路形成領域で使用されるNMOSトランジスタと同一構造の素子分離部56で分離されているため、図9の画素形成領域4においても、同様に、図8に示した、半導体基板51内に素子分離層が埋め込まれた素子分離層56が形成されて、隣接する画素セル1と分離されている。
また、画素形成領域4の各画素セル1に形成されている、例えば転送用トランジスタ3、アンプトランジスタ8、リセットトランジスタ7等のトランジスタのソース/ドレイン拡散層も、それぞれ同様の構成の素子分離部56によって分離されている。
特開2003−142674号公報(図10)
しかしながら、従来のCMOSイメージセンサでは、上述したように、半導体基板51内に形成された溝内に素子分離層を埋め込んで素子分離部56を形成しているため、半導体基板51に溝を形成する際のダメージや、さらに製造中の熱処理工程において半導体基板51と埋め込まれた絶縁層(素子分離層)56との熱膨張係数の違いから発生する応力等によって、半導体基板51に歪や結晶欠陥が発生することがある。
この歪や結晶欠陥により、不要な電荷(リーク電流、暗電流)が発生して、フォトダイオード2に侵入する。
フォトダイオード2に蓄積された電荷は、転送用トランジスタ3を介して転送されるため、歪や結晶欠陥により発生した電荷が、そのまま画素信号に対するノイズ信号となってしまう。
さらに、シリコン基板のような単結晶基板に溝を形成すると、基板の表面だけでなく、溝の側壁にも単結晶の終端部が形成されることになるため、この終端部に形成された界面準位も、画像信号に対するノイズ信号の要因となる。
また、従来は、画素を構成するNMOSトランジスタが、周辺回路形成領域で使用されるNMOSトランジスタと同一構造の素子分離部56で分離されていたが、周辺回路形成領域に用いられるCMOSトランジスタは、微細化技術の最先端プロセスを採用しているケースが多く、さらには高速化、低消費電力、省スペースを主眼として設計されているために電源電圧も低電圧化しているケースも多い。
このため、素子分離部56を周辺回路形成領域のCMOSトランジスタの設計に合わせて最適化すると、画素形成領域4の素子分離部56が、上述の不要な電荷を発生しやすい構成となってしまうこともある。
上述した問題の解決のために、本発明においては、画像信号に対するノイズを抑制することができ、かつ周辺回路形成領域において微細化を図ることができる構造の固体撮像素子を提供するものである。
本発明の固体撮像素子は、半導体基体の表面に形成された第1導電型領域及びこの第1導電型領域の下部に接するように形成された第2導電型領域を有する光電変換素子から成る画素と、光電変換素子から信号電荷を読み出すトランジスタと、画素及びトランジスタを有して構成される画素形成領域と、この画素形成領域の半導体基体内に形成された第1導電型の不純物拡散層から成る素子分離領域と、画素形成領域の半導体基体に埋め込まれ、且つ半導体基体の上方に突出して形成された絶縁層から成る素子分離層とを含み、素子分離領域及び素子分離層は、光電変換素子とトランジスタとを分離するように形成され、光電変換素子の第1導電型領域は、隣接する素子分離層に接して形成されているものである。
上述の本発明の固体撮像素子の構成によれば、画素形成領域においては、半導体基体内に形成された第1導電型の不純物拡散層から成る素子分離領域と半導体基体の上方に突出して形成された絶縁層から成る素子分離層が形成されているため、半導体基体内に形成された素子分離領域(不純物領域)により接合分離を行うことができる。そして、この素子分離層では、絶縁層を半導体基体内に深く埋め込んでいないので、素子分離層の周囲の半導体基体に結晶欠陥、ダメージ、界面準位が発生することを抑制し、これら結晶欠陥、ダメージ、界面準位に起因するノイズを低減することができる。
上記本発明の固体撮像素子において、好ましくは、素子分離層の半導体基体内の深さが50nm以下であり、かつ厚さが50nm〜150nmである構成とする。
このように構成したことにより、素子分離層の半導体基体内の深さが50nm以下であることから、ノイズの発生を充分に少なくすることができ、厚さが50nm〜150nmであることから、寄生MOSトランジスタのリーク電流を抑制すると共に、素子分離層上に形成されるゲート電極の加工が容易になる。
上述の本発明によれば、画素形成領域においては、素子分離領域部の結晶欠陥、ダメージ、界面準位に起因するノイズを低減することができる。また、固体撮像素子の解像度等の特性を向上することが可能である。
さらに、周辺回路形成領域では、周辺回路の高速化、低消費電力化、省スペース化が同時に実現できる。また、固体撮像素子の微細化を図ることが可能になる。
また、本発明によれば、画素形成領域の素子分離層の製造工程と、周辺回路形成領域の素子分離層の製造工程とにおいて、少なくとも一部の工程を同時に行うことができるため、固体撮像素子の製造工程数を削減することができる。
従って、製造工程数の削減により、製造に要する時間の短縮等を図ることができる。
本発明の固体撮像素子の一実施の形態の概略構成図(断面図)である。 図1の固体撮像素子の回路構成図である。 A 図1の固体撮像素子の素子分離層の基板内の深さと出力異常を発生した画素の個数との関係を示す図である。 B 図1の固体撮像素子の素子分離層の厚さと、素子分離能力及びゲートショートの発生数との関係を示す図である。 A〜C 図1の固体撮像素子の製造方法を示す工程図である。 D〜F 図1の固体撮像素子の製造方法を示す工程図である。 G〜I 図1の固体撮像素子の製造方法を示す工程図である。 J〜L 図1の固体撮像素子の製造方法を示す工程図である。 従来のCMOSセンサの周辺回路形成領域の断面図である。 従来の固体撮像素子の回路構成図である。
本発明の一実施の形態として、固体撮像素子の概略構成図(断面図)を図1に示す。
また、本実施の形態の固体撮像素子の回路構成図を図2に示す。本実施の形態の固体撮像素子は、先に図9に示した回路構成と同様の回路構成となっている。
この固体撮像素子は、例えばN型のシリコン基板から成る、同一の半導体基板10に、フォトダイオード2を有する画素セル1が多数形成された画素形成領域4と、周辺回路形成領域20とが形成されている。
図1に示すように、周辺回路形成領域20においては、図8に示した従来の素子分離部56の構成と同様に、半導体基板10に、シリコン酸化膜等の素子分離層21が埋め込まれた素子分離部が形成されている。即ち、この素子分離部は、いわゆるトレンチ素子分離(STI)構造となっている。図中13は、基板10の表面の薄い絶縁膜(例えばシリコン酸化膜)を示している。
画素形成領域4においては、半導体基板10内に形成されたN型の電荷蓄積領域14と、半導体基板10の表面付近に形成されたP型(P)の正電荷蓄積領域15とによりセンサ部16が構成されている。
なお、図示しないが、画素形成領域4や周辺回路形成領域20において、それぞれ半導体基板10内にトランジスタのソース/ドレイン領域が形成され、半導体基板10上に絶縁膜13を介してトランジスタのゲート電極等が形成されている。また、画素形成領域4においては、さらに上方に、必要に応じて、カラーフィルタやオンチップレンズが形成されている。
このCMOSイメージセンサの回路構成は、図2に示すように、同一の半導体基板上に、光電変換を行う複数のフォトダイオード2とフォトダイオード2を選択読み出しするMOSトランジスタ3からなる画素1を二次元状に配列された画素形成領域4と、画素選択と信号出力のための周辺回路5,6とを備えている。
画素形成領域4においては、各画素1が、フォトダイオード2と、転送用トランジスタ3、リセット用トランジスタ7、アンプトランジスタ8の3個のMOSトランジスタとにより構成されている。また、周辺回路形成領域においては、画素選択のための回路5と出力回路6とがCMOSトランジスタを用いて構成されている。
本実施の形態の固体撮像素子においては、特に、画素形成領域4において、各画素セル1間及び各画素セル1内のトランジスタ3,7,8(図2の回路構成図参照)をそれぞれ分離する素子分離部(第2の素子分離部)の構成が、周辺回路形成領域20の素子分離部(第1の素子分離部)とは異なっている。
即ち、図1の断面図に示すように、画素形成領域4においては、半導体基板10内に、P型(P)の不純物拡散層からなる素子分離領域11を形成すると共に、このP型の素子分離領域11の上方に、半導体基板10から突出した凸状の素子分離層(カバー層)12を形成して、これら素子分離領域11及び素子分離層(カバー層)12により素子分離部(第2の素子分離部)を構成している。
P型の素子分離領域11は、上部の幅の広い部分11Aと、下部の幅の狭い部分11Bとを有し、断面略T字状に形成されている。
このように、P型の素子分離領域11を形成したことにより、接合分離による素子分離を行うことが可能になっている。
また、素子分離層(カバー層)12を形成したことにより、寄生MOSによるリーク電流を抑制することができる。
さらに、本実施の形態の固体撮像素子では、特に、画素形成領域4の素子分離部を構成する素子分離層(カバー層)12と、周辺回路形成領域20の素子分離部を構成する素子分離層21とが、同一の絶縁層(例えばシリコン酸化膜)17,18,19から形成されている。
即ち、画素形成領域4の素子分離部を構成する素子分離層(カバー層)12は、シリコン基板10との界面付近の薄いシリコン酸化膜17と、シリコン酸化膜18と、中央上部のシリコン酸化膜19とから構成されており、周辺回路部形成領域20の素子分離部を構成する素子分離層21は、シリコン基板10との界面付近の薄いシリコン酸化膜17と、シリコン酸化膜18と、中心部のシリコン酸化膜19とから構成されているので、絶縁層(例えばSiO層)17,18,19が共通になっている。
このように同一の絶縁層17,18,19から形成されていることにより、画素形成領域4の素子分離部を構成する素子分離層(カバー層)12の形成工程と、周辺回路形成領域20の素子分離部を構成する素子分離層21の形成工程とを共通にすることができる。
これにより、製造工程数を削減することができる。
そして、本実施の形態では、周辺回路形成領域20の素子分離層21の高さ(シリコン基板10表面のシリコン酸化膜13上の高さ)H2が、通常のSTIから成る素子分離層よりも高くなっている。
このため、画素形成領域4の素子分離層(カバー層)12の高さH1と、周辺回路形成領域20の素子分離層21の高さH2とが、比較的差が小さくなっている。
また、本実施の形態の固体撮像素子では、センサ部16の表面のP型の正電荷蓄積領域15が、素子分離領域11の上部11Aと接続して形成されていると共に、センサ部16のN型の電荷蓄積領域14が素子分離層(カバー層)12の下まで延在して、素子分離領域11の下部11Bと接する部分まで形成されている。
従来の画素形成領域の素子分離部にSTIを採用した構成においては、例えば前記特許文献1にも記載されているように、ノイズ低減を目的としてSTI構造の絶縁層の周囲に、P型の領域を形成していた。このP型の領域があるために、センサ部のN型の電荷蓄積領域を広く形成することができなかった。
これに対して、本実施の形態では、画素形成領域4において、STIによる素子分離の代わりに、素子分離領域11により素子分離を行うように構成したので、半導体基板10内の素子分離部の幅をSTIよりも狭めることが可能になり、これにより、センサ部16のN型の電荷蓄積領域14を広く形成して、素子分離層(カバー層)12の下まで延在して形成することができる。
このように素子分離層(カバー層)12の下まで延在して形成することにより、飽和電荷量Qsを増やすことができる。
画素形成領域4の素子分離層(カバー層)12は、半導体基板10内の深さを50nm以下とし、かつ厚さを50nmから150nmの範囲とすることが望ましい。
また、図1では、素子分離層(カバー層)12が、半導体基板10内に一部入り込んで形成されているが、半導体基板10上のみに素子分離層(カバー層)12が形成されている構成としてもよい。
周辺回路形成領域20の素子分離層21は、半導体基板10内の深さを150nm〜450nmとすることが望ましい。
ここで、画素形成領域4において、シリコン酸化膜から成る素子分離層(カバー層)12のシリコン基板10内に形成された深さ(シリコン基板10の掘れ量)と、出力異常(ノイズ)を発生した画素の個数との関係を図3Aに示す。
図3Aに示すように、深さが50nmを超えると、出力異常を発生した画素の個数が増大する。これは、埋め込んだ素子分離層(シリコン酸化膜)12とシリコン基板10の間に生じる熱膨張係数の違いに起因する、ストレスや応力が無視できないレベルに達することを意味する。そして、深さをさらに増大させると、シリコン基板10の界面準位が増大して、制御不能なトラップ電荷が増大することも意味している。
なお、図中に示す「通常STI」は通常のSTI構造の素子分離層の厚さ350nmを示している。本実施の形態の構成により、通常のSTI構造の素子分離層よりも出力異常を発生した画素の個数を大幅に低減することができることがわかる。
また、画素形成領域4の素子分離層(シリコン酸化膜)12の厚さと、素子分離能力(リーク電流の臨界値)及びゲートショート(短絡)の発生数との関係を図3Bに示す。実線が素子分離能力を示し、破線がゲートショートの発生数を示している。
図3Bに示すように、素子分離層12の厚さが50nm未満になると、素子分離能力を示す寄生MOSトランジスタのリーク電流が増大し、一方、厚さが150nmを超えるとゲート電極が著しくショートしやすくなり、歩留を著しく低下させる。これは、素子分離層12を厚くすると、素子分離層12の上に形成されるゲート電極の加工が難しくなるために、ゲートショートの発生数が増大するためである。
従って、画素形成領域4に形成される素子分離層(カバー層)12は、半導体基板10内の深さが50nm以下であり、かつ厚さが50nm〜150nmの範囲であることが望ましい。
また、好ましくは、周辺回路形成領域20の素子分離部の最小分離幅が、画素形成領域4の素子分離部の最小分離幅よりも小さい構成とする。
このように構成することにより、周辺回路形成領域20では、素子分離部の最小分離幅が小さいため、固体撮像素子のさらなる微細化を図り、高速化、低消費電力化、省スペース化を図ることができる。また、画素形成領域4では、素子分離部の最小分離幅が大きいためノイズの発生やリーク電流を充分に抑制することができる。
本実施の形態の固体撮像素子は、例えば次のようにして製造することができる。
まず、半導体基板10、例えばシリコン基板の表面を酸化して、シリコン酸化膜31を形成する。このシリコン酸化膜31の厚さは、例えば5nm〜20nmとする。
次に、シリコン酸化膜31上に、CVD(化学的気相成長)法により、シリコン窒化膜32を、例えば膜厚100nm〜200nmで形成する(以上、図4A参照)。なお、このシリコン窒化膜32は、後に形成するシリコン酸化膜をCMP(化学的機械的研摩)法により研磨する工程において、研磨ストッパーとなるものである。
次に、図4Bに示すように、画素形成領域4及び周辺回路形成領域20における、それぞれの素子分離層12,21を形成する箇所のシリコン窒化膜32を選択的に除去する。このシリコン窒化膜32を選択的に除去する際の、画素形成領域4のシリコン基板10の掘れ量はできるだけ少なくすることが望ましく、深さ50nm以下に抑える。
次に、表面を覆ってレジストを形成した後、露光現像により画素形成領域4を覆うレジストパターン33を形成する。
そして、周辺回路形成領域20において、シリコン窒化膜32をハードマスクとして、通常の方法でシリコン基板10に溝(トレンチ)34を形成する(以上図4C参照)。このとき、溝34を作製するエッチングによって、シリコン窒化膜32が削られて、周辺回路形成領域20のシリコン窒化膜32が、画素形成領域4のシリコン窒化膜32と比較して少し薄くなっている。
続いて、レジストパターン33を除去し、その後、開口により露出したシリコン基板10の表面を酸化して、図5Dに示すように、画素形成領域4及び周辺回路形成領域20のそれぞれに、厚さ5nm〜20nmのシリコン酸化膜17を形成する。
次に、表面を覆ってレジストを形成した後、露光現像により周辺回路形成領域20を覆うレジストパターン35を形成する。
さらに、P型不純物例えばボロンを、1×1012〜5×1013個/cmの濃度でイオン注入することにより、画素形成領域4において、素子分離領域(チャネルストップ層)11の上部11Aを形成する(以上図5E参照)。
続いて、レジストパターン35を除去した後に、表面を覆って、CVD法によりシリコン酸化膜18を形成する。このシリコン酸化膜18は、シリコン窒化膜32よりも薄く形成する。これにより、画素形成領域4において、シリコン窒化膜32の開口の内壁に沿ってシリコン酸化膜18が形成され、開口の中心部に空間が残る。また、周辺回路形成領域20の溝34の内部の中心部にも空間が残る。
このシリコン酸化膜18は、HTO(High Temperature Oxide)が望ましい(以上図5F参照)。
次に、表面を覆ってレジストを形成した後、露光現像により周辺回路形成領域20を覆うレジストパターン36を形成する。
さらに、シリコン基板10内に、P型不純物例えば、ボロンを5×1012〜1×1014個/cmの濃度でイオン注入することにより、画素形成領域4において、素子分離領域11の下部11Bを形成する。ここで、シリコン窒化膜32の開口内のシリコン酸化膜18がイオン注入に対するマスクとして作用し、素子分離領域11の下部11Bの幅が、開口の中心部の空間に対応する狭い幅となる。これにより、素子分離領域11の下部11Bは、上部11Aより狭い幅に形成され、断面がT字形状の素子分離領域11が形成される(以上図6G参照)。
次に、レジストパターン36を除去した後、図6Hに示すように、シリコン酸化膜37を、HDP法により、例えば100nm〜200nmの厚さに形成する。これにより、画素形成領域4の前述の開口の中心部の空間及び周辺回路形成領域20の溝の34内部の中心部の空間が、シリコン酸化膜37で埋められる。
次に、図6Iに示すように、レジストマスク38を用いて、比較的厚い素子形成領域上の部分のシリコン酸化膜37を選択的にエッチング除去する。これは、ウェーハ面内でのCMP工程での研磨速度を合わせるためである。
続いて、CMP(化学的機械的研磨)法やエッチバック法を用いて、表面を平坦化することにより、シリコン窒化膜32上のシリコン酸化膜37を除去する。このとき、シリコン窒化膜32が、CMP又はエッチングのストッパー層として作用する。これにより、画素形成領域4及び周辺回路形成領域20のそれぞれにおいて、シリコン窒化膜32の開口内のシリコン酸化膜37のみが残り、図1に示したシリコン酸化膜19となる(以上図7J参照)。
次に、ホット燐酸液を用いて、シリコン窒化膜32を除去する。
これにより、図7Kに示すように、画素形成領域4には、半導体基板10に凸状の絶縁膜(シリコン酸化膜17、シリコン酸化膜18、並びにシリコン酸化膜19)により素子分離層(カバー層)12が形成され、素子分離層(カバー層)12の下には、素子分離領域(チャネルストップ拡散層)11が形成される。
一方、同一のシリコン基板10の周辺回路形成領域20には、STIとして絶縁層(シリコン酸化膜17、シリコン酸化膜18、並びにシリコン酸化膜19)から成る素子分離層21が形成される。
その後は、図7Lに示すように、センサ部16のN型の電荷蓄積領域14や正電荷蓄積領域15、トランジスタのソース/ドレイン領域等を、半導体基板10へのイオン注入により順次形成する。
そして、半導体基板10の表面のシリコン酸化膜31上に、ゲート電極等を形成した後、必要に応じて、画素形成領域4にカラーフィルタやオンチップレンズ等を形成して、固体撮像素子を製造することができる。
上述の製造方法によれば、従来のSTI形成工程に対して、必要最小限の工程を付加することにより、周辺回路形成領域20にはSTIとして素子分離層21を形成し、画素形成領域4には素子分離層(カバー層)12と接合分離の素子分離領域11とを形成することができる。
なお、図1の断面図及び上述の製造方法では、画素形成領域4の素子分離層(カバー層)12と、周辺回路形成領域20の素子分離層21とを、略同じ幅に形成している。
これに対して、前述したように、周辺回路形成領域20の素子分離部の最小分離幅が、画素形成領域4の素子分離部の最小分離幅よりも小さい構成とする場合には、図4Bに示した工程において、シリコン窒化膜32に形成する開口の幅を、周辺回路形成領域20の方を狭くすればよい。
また、図1の断面図及び上述の製造方法では、画素形成領域4の素子分離層(カバー層)12の高さH1と、周辺回路形成領域20の素子分離層21の高さH2とが、若干異なっている。
これに対して、例えばシリコン基板10に溝34を形成する工程において、シリコン窒化膜32が削れることをほとんど抑制できるならば、これらの素子分離層12,21を略同一の高さとすることが可能になる。
上述の本実施の形態の固体撮像素子によれば、画素形成領域4の素子分離部を構成する素子分離層(カバー層)12及び周辺回路形成領域20の素子分離部を構成する素子分離層21が、同一の絶縁層17,18,19から構成されていることにより、画素形成領域4の素子分離層(カバー層)12の形成工程と、周辺回路形成領域20の素子分離層21の形成工程とを共通にすることができる。
これにより、製造工程数を削減することができる。
また、センサ部16のN型の電荷蓄積領域14が、素子分離層(カバー層)12の下まで延在して形成されていることにより、センサ部16即ち光電変換素子が素子分離層(カバー層)12の下まで延在しており、飽和電荷量を最大限に得ることができる。
これにより、固体撮像素子の解像度等の特性を向上することが可能になる。
また、画素形成領域4においては、半導体基板10内の素子分離領域11と素子分離層(カバー層)12とにより素子分離部が構成されている。
これにより、STI構造の素子分離部を構成した場合と比較して、素子分離部付近の結晶欠陥、ダメージ、界面準位に起因するノイズを低減することが可能である。
さらに、周辺回路形成領域20では、従来のCMOSセンサの素子分離部と同様に、STI構造の素子分離層21が形成されているため、周辺回路の高速化や、消費電力の低減、並びに省スペース化を同時に実現することができる。
上述の実施の形態では、画素形成領域4の素子分離層(カバー層)12と、周辺回路形成領域20の素子分離層21とが、同一の絶縁層17,18,19から成る構成であったが、本発明では、これらの素子分離層が同一の絶縁層から成る構成に限定されるものではない。
即ち、本発明では、画素形成領域の素子分離層と、周辺回路形成領域の素子分離層とが、少なくとも同一の絶縁層を含み、この同一の絶縁層を共通にすると共に、一部異なる絶縁層を含む構成としても構わない。この場合でも、画素形成領域の素子分離層の製造工程と、周辺回路形成領域の素子分離層の製造工程とを、少なくとも一部の工程(同一の絶縁層の形成工程)を同時に行うことができるので、製造工程数を削減することができる。
上述の実施の形態では、半導体基体として、シリコン基板等の半導体基板10を用いた場合を説明したが、その他にも、例えば半導体基板とその上の半導体エピタキシャル層とにより半導体基体を構成してもよい。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
1 画素、2 フォトダイオード、4 画素形成領域、10 シリコン基板、11 素子分離領域、12 素子分離層(カバー層)、14 電荷蓄積領域、15 正電荷蓄積領域、16 センサ部、17,18,19 シリコン酸化膜、20 周辺回路形成領域、21 素子分離層、32 シリコン窒化膜

Claims (5)

  1. 半導体基体の表面に形成された第1導電型領域及び前記第1導電型領域の下部に接するように形成された第2導電型領域を有する光電変換素子から成る画素と、
    前記光電変換素子から信号電荷を読み出すトランジスタと、
    前記画素及び前記トランジスタを有して構成される画素形成領域と、
    前記画素形成領域の前記半導体基体内に形成された第1導電型の不純物拡散層から成る素子分離領域と、
    前記画素形成領域の前記半導体基体に埋め込まれ、且つ前記半導体基体の上方に突出して形成された絶縁層から成る素子分離層とを含み、
    前記素子分離領域及び前記素子分離層は、前記光電変換素子と前記トランジスタとを分離するように形成され、
    前記光電変換素子の前記第1導電型領域は、隣接する前記素子分離層に接して形成されている
    固体撮像素子。
  2. 前記第1導電型領域は、隣接する前記素子分離領域と接して形成されている請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記素子分離層は、前記半導体基体内の深さが50nm以下であり、かつ厚さが50nm〜150nmである請求項2に記載の固体撮像素子。
  4. 前記光電変換素子の前記第2導電型領域は、前記素子分離層の下まで延在して、前記素子分離領域と接して形成されている請求項2に記載の固体撮像素子。
  5. 前記素子分離領域は、前記素子分離層と略同一幅の第1の素子分離領域と、前記第1の素子分離領域の下部に接して前記第1の素子分離領域よりも狭い幅に形成された第2の素子分離領域とを含む請求項2に記載の固体撮像素子。
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