JPH11281933A - 縁なし眼鏡のレンズ取付機構 - Google Patents

縁なし眼鏡のレンズ取付機構

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JPH11281933A
JPH11281933A JP10048898A JP10048898A JPH11281933A JP H11281933 A JPH11281933 A JP H11281933A JP 10048898 A JP10048898 A JP 10048898A JP 10048898 A JP10048898 A JP 10048898A JP H11281933 A JPH11281933 A JP H11281933A
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JP
Japan
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lens
mounting mechanism
bridge
nut
pad arm
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JP10048898A
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Inventor
Juichi Iwamoto
寿一 岩本
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一のピン構造でレンズとレンズ付属部材の
相対的回動を防止する。 【解決手段】 ボルト521のシャフトはヨロイ部62
の貫通孔62a、レンズ22の貫通孔22aを挿通す
る。ボルト521のシャフトにはネジ山が刻設され先端
部にはナット522が螺合する。ナット522とレンズ
22の間にワッシャ523を配設する。ナット522を
締め付けレンズ22をヨロイ部62に取り付ける。ヨロ
イ部62のレンズ22の表面に当接する部分に、チタン
製、若しくはチタン合金製の回転防止突起62bを設け
る。回転防止突起62bは円錐状に成形する。回転防止
突起62bは貫通孔62aの周辺部に貫通孔62aを挟
んで左右対称に位置決めする。ボルト521の頭部がヨ
ロイ部62に当接した状態でナット522を締め付け
る。回転防止突起62bはレンズ22の表面に圧接され
レンズ22に食い込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は縁なし眼鏡のレンズ
取付機構に関し、一層詳しくは縁なし眼鏡のレンズ付属
物にレンズを固着させるためのレンズ取付機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、縁なし眼鏡の場合には、
テンプルのヨロイ、ブリッジ等のレンズ付属物にレンズ
を直接固着させることが必要であり、このような固着の
ためには従来では一対の止めねじが用いられることが一
般的である。というのは、ヨロイ若しくはブリッジに単
一の止めネジのみでレンズを固着した場合、レンズがそ
の単一の止めねじの回りで回動し得ることになるからで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一対の止め
ネジを用いるために、各々のレンズ付属物のレンズ固着
箇所において2回のレンズ穿孔作業が伴うだけでなく、
止めネジの螺着作業が2回伴い、全体としては計8回の
穿孔作業と計8回の螺着作業とが必要となる。すなわ
ち、縁なし眼鏡の組立には多くの作業工数が掛かり、こ
のため縁なし眼鏡の生産性が悪いという問題があった。
【0004】また、各々のレンズ付属物のレンズ固着箇
所で穿設される2つの孔の位置及びそれぞれの孔を挿通
するレンズ付属物のネジの位置を正確に位置決めしなけ
ればならず、製造が困難であった。
【0005】さらに、眼鏡用の薄手のレンズに多数の孔
を穿設するのは強度の面からいって好ましくなく、穿孔
作業において、レンズの周縁部に接近して互いに隣接す
る挿通孔を形成する際、レンズが破損しやすいという問
題もあった。
【0006】本発明は、以上の問題を解決するものであ
り、縁なし眼鏡のレンズ付属物にレンズを単一の止めピ
ンにより固着させるためのレンズ取付機構であって、レ
ンズとレンズ付属物の相対的回動を確実に阻止しうるよ
うなレンズ取付機構を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるレンズ取
付機構は、プラスチックから成るレンズを備えた縁なし
眼鏡のレンズ付属部材においてレンズ側に突出するよう
設けられた突起部がレンズの表面に圧接されることによ
り、レンズ付属部材とレンズの相対的回転が防止される
ことを特徴とする。
【0008】レンズ取付機構は例えば、レンズ付属部材
に穿設された第1の貫通孔およびレンズに穿設された第
2の貫通孔を挿通するボルトと、ボルトの端部に螺合さ
れるナットと、ナットとレンズの間に配設されるワッシ
ャとを備え、ナットを締めつけることにより突起部がレ
ンズに圧接される。
【0009】レンズ取付機構は例えば、レンズ付属部材
に一体的に設けられレンズに穿設された貫通孔を挿通す
るボルトと、ボルトの端部に螺合されるナットと、ナッ
トとレンズの間に配設されるワッシャとを備え、ナット
を締めつけることにより突起部がレンズに圧接される。
【0010】好ましくは突起部は、第1の貫通孔の周辺
部に設けられ、第1の貫通孔に対して対称的に設けられ
ている。
【0011】突起部は金属、例えばチタン若しくはチタ
ン合金から成る。
【0012】レンズ付属部材は例えば、レンズを連結す
るブリッジ、テンプルのヨロイ部、若しくはノーズパッ
ドを支持するパッドアームである。
【0013】好ましくはブリッジの端部とレンズの間に
パッドアームが配設され、レンズの表面と略直交する切
断面で切断したブリッジの端部の断面形状と、その切断
面で切断したパッドアームの端部の断面形状は合致す
る。
【0014】例えば、ブリッジの端部においてパッドア
ームの端部に当接する面に設けられた嵌合穴にパッドア
ームの端部が嵌合する。
【0015】例えば、ブリッジの端部においてパッドア
ームの端部に当接する面が円筒状凹面であり、パッドア
ームの端部においてブリッジの端部に当接する面が円筒
状凹面に対応した円筒状凸面である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施形態が適用さ
れる縁なし眼鏡の正面図、図2は平面図である。縁なし
眼鏡1の一対の眼鏡レンズ21、22は例えばウレタン
系樹脂等のプラスチックを成形したものである。眼鏡レ
ンズ21、22はブリッジ30の両端部においてそれぞ
れレンズ取付機構31、32を介して取り付けられてお
り、ブリッジ30により連結される。さらに、レンズ取
付機構31、32にはそれぞれノーズパッド41、42
が取り付けられている。眼鏡レンズ21、22の周縁部
においてブリッジ30と反対側には、それぞれレンズ取
付機構51、52を介してヨロイ部61、62が取り付
けられている。ヨロイ部61、62にはそれぞれ丁番7
1、72を介して折りたたみ自在にテンプル81、82
が連結されている。本実施形態のブリッジ30、ヨロイ
部61、62およびテンプル81、82はチタン製、あ
るいはチタン合金製である。
【0017】図3は、レンズ取付機構52近傍の分解斜
視図である。ボルト521のシャフトはヨロイ部62に
穿設された貫通孔62a(第1の貫通孔)およびレンズ
22に穿設された貫通孔22a(第2の貫通孔)を挿通
する。ボルト521のシャフトにはネジ山が刻設されて
おり、先端部にはナット522が螺合する。ナット52
2とレンズ22の間にはワッシャ523が配設される。
ナット522を締め付けることによりレンズ22はヨロ
イ部62に取り付けられる。
【0018】ヨロイ部62において、レンズ22の表面
に当接する部分には回転防止突起62bが設けられてい
る。回転防止突起62bはチタン製、若しくはチタン合
金製であり、図4に示すように円錐状に成形される。回
転防止突起62bは貫通孔62aの周辺部において貫通
孔62aを挟んで左右対称に位置決めされている。
【0019】ボルト521の頭部がヨロイ部62に当接
した状態で更にナット522を締め付けると、回転防止
突起62bの先端部がレンズ22の表面に圧接される。
上述のようにレンズ22はウレタン系樹脂から成り、回
転防止突起62bはチタン製、若しくはチタン合金製で
あるため、回転防止突起62bはレンズ22の表面に圧
接されるに従いレンズ22に食い込む。回転防止突起6
2bがレンズ22に圧接されることにより回転防止突起
62bとレンズ22の表面との間の摩擦力が増大され
る。その結果、レンズ22とヨロイ部62の相対的回転
が防止される。尚、レンズ取付機構51(図2参照)も
レンズ取付機構52と同様の構成を有しており、レンズ
21とヨロイ部61の相対的回転が防止される。
【0020】図5は、レンズ取付機構32(図2参照)
近傍の分解斜視図である。ブリッジ30の端部には、所
定の深さを有しその断面形状がボルト321の頭部32
1aに合致する嵌合穴30aが設けられている。嵌合穴
30aの底面の略中央には貫通孔30b(第1の貫通
孔)が穿設されている。線状部材のパッドアーム44の
一方の端部441は略U字型に折り曲げられており、そ
の凹部はノーズパッド42に固定された支持突起421
に係合する。パッドアーム44の他方の端部442は平
板状に成形されており、貫通孔442a(第1の貫通
孔)が穿設されている。ボルト321のシャフト321
bはブリッジ30の貫通孔30b、パッドアーム44の
端部442の貫通孔442a、およびレンズ22に穿設
された貫通孔22b(第2の貫通孔)を挿通する。シャ
フト321bの先端部にはナット322が螺合する。レ
ンズ22とナット322の間にはワッシャ323が配設
される。
【0021】図6はボルト321の拡大斜視図、図7は
パッドアーム44の端部442の拡大斜視図である。ボ
ルト321は、矩形の頭部321aとネジ山が刻設され
たシャフト321bを備えている。シャフトの321b
の外周面の一部には、その長手方向に沿って延びる断面
形状がV字型のV溝321cが設けられている。パッド
アーム44の端部442に形成された貫通孔442aの
横断面形状は円形を有しており、その内周面の一部に
は、ボルト321のシャフト321bのV溝321cに
合致する形状を有する突片442bが貫通孔442aの
中心に向かって形成されている。貫通孔442aの突片
442bがシャフト321bのV溝321cに嵌合する
よう、シャフト321bは貫通孔442aを挿通する。
【0022】図8はブリッジ30の端部及びパッドアー
ム44の端部442をレンズ22の側から見た図であ
る。ブリッジ30の端部のレンズ22の表面に当接する
部分に2つの回転防止突起32bが設けられている。回
転防止突起32bは図4に示す回転防止突起62bと同
様、チタン製、若しくはチタン合金製であり円錐状を有
し、その高さが端部442の厚さよりもやや大きくなる
よう成形される。また回転防止突起32bは、ブリッジ
30及びパッドアーム44がレンズ22に取り付けられ
る際、パッドアーム44の端部442の周縁部の外側に
位置決めされるよう配設される。
【0023】図5において、ボルト321のシャフト3
21bの先端に螺合するナット322を締め付けること
によりレンズ22にブリッジ30およびパッドアーム4
4が取り付けられる。ボルト321の頭部321aが嵌
合穴30aの底面に当接した状態でさらにナット322
を締め付けると、回転防止突起32b(図8参照)の先
端部がレンズ22の表面に圧接される。上述のようにレ
ンズ22はウレタン系樹脂から成り、回転防止突起32
bはチタン製、若しくはチタン合金製であるため、回転
防止突起32bはレンズ22の表面に圧接されるに従い
レンズ22に食い込む。回転防止突起32bがレンズ2
2に圧接されることにより回転防止突起32bとレンズ
22の表面との間の摩擦力が増大される。その結果、ブ
リッジ30とレンズ22の相対的な回転が防止される。
【0024】さらに、ボルト321の頭部321aはブ
リッジ30の嵌合穴30aが嵌合し、ボルト321のシ
ャフト321bのV溝321cにはパッドアーム44の
端部442の突片442bが嵌合している。従って、ボ
ルト321がブリッジ30に固着されるとともに、パッ
ドアーム44のボルト321回りの回転が防止される。
すなわち、ブリッジ30、パッドアーム44およびレン
ズ22の間の相対的な回転が防止される。
【0025】レンズ取付機構31(図2参照)もレンズ
取付機構32と同様の構成を有しており、ブリッジ3
0、パッドアーム43およびレンズ21の間の相対的な
回転が防止される。
【0026】図9は、本発明の第2実施形態に係る縁な
し眼鏡のブリッジおよびパッドアームのレンズ取付機構
の縦断面図、図10は図9の線A−A矢視断面図であ
り、第1実施形態と同一の部材には同一番号を付してあ
る。レンズ取付機構35において、ボルト351の頭部
はブリッジ300の嵌合穴300aに嵌合している。ボ
ルト351のシャフトは嵌合穴300aの底面の略中央
に穿設された貫通孔300b(第1の貫通孔)、パッド
アーム45の一方の端部452に穿設された貫通孔45
2a、およびレンズ21に穿設された貫通孔21b(第
2の貫通孔)を挿通する。ボルト351のシャフトの先
端部にはナット322が螺合し、レンズ21とナット3
22の間にはワッシャ323が配設される。パッドアー
ム45の端部452はブリッジ300の端部に設けられ
た嵌合穴300cに嵌合している。その他の構成は第1
実施形態と同様である。
【0027】図11はブリッジ300及びパッドアーム
45の端部452をレンズ21の側から見た図である。
ブリッジ300の端部のレンズ21側の面には回転防止
突起35bが設けられている。ブリッジ300の端部の
レンズ21の表面に当接する部分に2つの回転防止突起
35bが設けられている。回転防止突起35bは第1実
施形態と同様、チタン製、若しくはチタン合金製であり
円錐状を有している。回転防止突起35bは、ブリッジ
300及びパッドアーム45がレンズ21に取り付けら
れる際、パッドアーム45の先端部452の周縁部の外
側に位置決めされるよう配設される。
【0028】図9に示すようにボルト351の頭部35
1aが嵌合穴300aの底面に当接した状態でナット3
22を締め付けると、回転防止突起35bの先端部がレ
ンズ21の表面に圧接される。第1実施形態と同様、回
転防止突起35bはレンズ21の表面に圧接されるに従
いレンズ21に食い込む。回転防止突起35bがレンズ
21に圧接されることにより回転防止突起35bとレン
ズ21の表面との間の摩擦力が増大され、その結果ブリ
ッジ300とレンズ21の相対的な回転が防止される。
【0029】また、パッドアーム45の端部452はブ
リッジ300の端部に設けられた嵌合穴300cに嵌合
しているので、パッドアーム45とブリッジ300の相
対的な回転が防止される。
【0030】図12は、本発明の第3実施形態に係る縁
なし眼鏡のブリッジおよびパッドアームのレンズ取付機
構の縦断面図、図13は図10の線B−B矢視断面図で
あり、第1実施形態および第2実施形態と同一の部材に
は同一番号を付してある。ブリッジ301の端部におい
てパッドアーム47の端部472に当接する面は略円筒
の外周面状に湾曲しており、端部472においてブリッ
ジ301に当接する面は、それに合致する形状を有して
いる。すなわち、ブリッジ301の端部は円筒状凹面を
有し、端部472はそれに対応する円筒状凸面を有して
いる。図14はブリッジ301及びパッドアーム47の
端部472をレンズ21の側から見た図である。パッド
アーム47の端部472のレンズ21側の面には回転防
止突起37bが設けられている。回転防止突起37bは
第1および第2実施形態と同様、チタン製、若しくはチ
タン合金製であり円錐状を有している。回転防止突起3
7bは、貫通孔472aの周辺部において貫通孔472
aを挟んで左右対称に位置決めされている。その他の構
成は第1および第2実施形態と同様である。
【0031】図12に示すようにボルト371の頭部が
嵌合穴301aの底面に当接した状態でナット322を
締め付けると、回転防止突起37bの先端部がレンズ2
1の表面に圧接される。第1および第2実施形態と同
様、回転防止突起37bはレンズ21の表面に圧接され
るに従いレンズ21に食い込み、それにより回転防止突
起37bとレンズ21の表面との間の摩擦力が増大さ
れ、ブリッジ301とレンズ21の相対的な回転が防止
される。
【0032】また、ブリッジ301の端部においてパッ
ドアーム47に当接する面は円筒状凹面であり、パッド
アーム47の端部472はそれに対応する円筒状凸面を
有しているので、ブリッジ301とパッドアーム47の
相対的な回転が防止される。
【0033】図15は本発明の第4実施形態に係る縁な
し眼鏡のヨロイ部と眼鏡レンズの取付部近傍の分解斜視
図である。レンズ22の周縁部近傍に貫通孔22aが穿
設されている。ヨロイ部64において丁番72と反対側
の端部にはボルト541が設けられている。ワッシャ5
43は円筒状の筒部543aと、筒部543aと一体的
に形成されたフランジ543bとを有している。筒部5
43aは貫通孔22aに嵌入され、ボルト541は貫通
孔22a内に嵌入された筒部543aを挿通する。ボル
ト531の先端部にはナット542が螺合する。ヨロイ
部64においてボルト541の近傍には回転防止突起6
4aが形成されている。その他の構成は第1実施形態と
同様である。
【0034】図16は、第4実施形態のレンズ取付部5
4の近傍を、レンズ22の表面と略直交する面で切断し
た断面図である。ボルト541の先端部に螺合するナッ
ト542を締め付けることによりレンズ22はヨロイ部
64に取り付けられる。フランジ543bがレンズ22
の裏面に接した状態でナット542を更に締め付ける
と、ボルト541はレンズ22の表面から裏面へ向かう
方向へ引き込まれ、同時に回転防止突起64aがレンズ
22の表面に圧接される。第1実施形態と同様、レンズ
22はウレタン系樹脂から成り、回転防止突起64aは
チタン製、若しくはチタン合金製であるため、回転防止
突起64aはレンズ22の表面に圧接されるに従いレン
ズ22に食い込む。回転防止突起64aがレンズ22に
圧接されることにより回転防止突起64aとレンズ22
の表面との間の摩擦力が増大される。その結果、ヨロイ
部64とレンズ22の相対的な回転が防止される。
【0035】以上のように、第1から第4実施形態によ
れば、単一の取付機構でレンズ付属物であるブリッジ、
ヨロイ部、パッドアームをレンズに取り付けるため、製
造工程が省略される。
【0036】また、取付のための貫通孔の他に回動防止
のための貫通孔をレンズに設ける必要がないため製造が
容易であるとともに、レンズの強度を弱めることがない
ためレンズの破損を防止することができる。
【0037】尚、第1から第4実施形態のそれぞれの変
形例として、回転防止突起32b、35b、37b、6
2b、64aの形状を円柱、角柱若しくは角錐に形成し
てもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、縁なし
眼鏡のレンズ付属物にレンズを単一の止めピンにより固
着し、レンズとレンズ付属物の相対的回動を確実に阻止
しうるレンズ取付機構が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の縁なし眼鏡の正面図で
ある。
【図2】第1実施形態の縁なし眼鏡の平面図である。
【図3】第1実施形態のヨロイ部近傍のレンズ取付機構
の分解斜視図である。
【図4】ヨロイ部端部の拡大図である。
【図5】第1実施形態のブリッジ部のレンズ取付機構の
分解斜視図である。
【図6】ボルトの拡大斜視図である。
【図7】パッドアーム端部の拡大斜視図である。
【図8】第1実施形態のブリッジ端部およびパッドアー
ム端部をレンズ側から見た図である。
【図9】第2実施形態のブリッジ部のレンズ取付機構の
縦断面図である。
【図10】第2実施形態のブリッジ部のレンズ取付機構
の断面図である。
【図11】第2実施形態のブリッジ端部およびパッドア
ーム端部をレンズ側から見た図である。
【図12】第3実施形態のブリッジ部のレンズ取付機構
の縦断面図である。
【図13】第3実施形態のブリッジ部のレンズ取付機構
の断面図である。
【図14】第3実施形態のブリッジ端部およびパッドア
ーム端部をレンズ側から見た図である。
【図15】第4実施形態のヨロイ部近傍のレンズ取付機
構の分解斜視図である。
【図16】第4実施形態のヨロイ部近傍のレンズ取付機
構の断面図である。
【符号の説明】
1 縁なし眼鏡 21、22 眼鏡レンズ 30、300、301 ブリッジ 32b、35b、37b、62b、64a 回転防止突
起 41、42 ノーズパッド 61、62、64 ヨロイ部 71、72 丁番 81、82 テンプル 321、351、371、541 ボルト 322 ナット 323 ワッシャ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックから成るレンズを備えた縁
    なし眼鏡のレンズ付属部材において前記レンズ側に突出
    するよう設けられた突起部が前記レンズの表面に圧接さ
    れることにより、前記レンズ付属部材と前記レンズの相
    対的回転が防止されることを特徴とする縁なし眼鏡のレ
    ンズ取付機構。
  2. 【請求項2】 前記レンズ取付機構が、前記レンズ付属
    部材に穿設された第1の貫通孔および前記レンズに穿設
    された第2の貫通孔を挿通するボルトと、前記ボルトの
    端部に螺合されるナットと、前記ナットと前記レンズの
    間に配設されるワッシャとを備え、前記ナットを締めつ
    けることにより前記突起部が前記レンズに圧接されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の縁なし眼鏡のレンズ取
    付機構。
  3. 【請求項3】 前記レンズ取付機構が、前記レンズ付属
    部材に一体的に設けられ前記レンズに穿設された貫通孔
    を挿通するボルトと、前記ボルトの端部に螺合されるナ
    ットと、前記ナットと前記レンズの間に配設されるワッ
    シャとを備え、前記ナットを締めつけることにより前記
    突起部が前記レンズに圧接されることを特徴とする請求
    項1に記載の縁なし眼鏡のレンズ取付機構。
  4. 【請求項4】 前記突起部が前記第1の貫通孔の周辺部
    に設けられていることを特徴とする請求項2若しくは請
    求項3に記載の縁なし眼鏡のレンズ取付機構。
  5. 【請求項5】 前記突起部が前記第1の貫通孔に対して
    対称的に設けられていることを特徴とする請求項4に記
    載の縁なし眼鏡のレンズ取付機構。
  6. 【請求項6】 前記突起部が金属から成ることを特徴と
    する請求項1から請求項5のいずれかに記載の縁なし眼
    鏡のレンズ取付機構。
  7. 【請求項7】 前記突起部がチタン若しくはチタン合金
    から成ることを特徴とする請求項6に記載の縁なし眼鏡
    のレンズ取付機構。
  8. 【請求項8】 前記レンズ付属部材が前記レンズを連結
    するブリッジであることを特徴とする請求項1から請求
    項7のいずれかに記載の縁なし眼鏡のレンズ取付機構。
  9. 【請求項9】 前記ブリッジの端部と前記レンズの間に
    パッドアームが配設され、前記レンズの表面と略直交す
    る切断面で切断した前記ブリッジの端部の断面形状と、
    前記切断面で切断した前記パッドアームの端部の断面形
    状が合致することを特徴とする請求項8に記載の縁なし
    眼鏡のレンズ取付機構。
  10. 【請求項10】 前記ブリッジの端部において前記パッ
    ドアームの端部に当接する面に設けられた嵌合穴に前記
    パッドアームの端部が嵌合することを特徴とする請求項
    9に記載の縁なし眼鏡のレンズ取付機構。
  11. 【請求項11】 前記ブリッジの端部において前記パッ
    ドアームの端部に当接する面が円筒状凹面であり、前記
    パッドアームの端部において前記ブリッジの端部に当接
    する面が前記円筒状凹面に対応した円筒状凸面であるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の縁なし眼鏡のレンズ
    取付機構。
  12. 【請求項12】 前記レンズ付属部材がテンプルのヨロ
    イ部であることを特徴とする請求項1から請求項7のい
    ずれかに記載の縁なし眼鏡のレンズ取付機構。
  13. 【請求項13】 前記レンズ付属部材がノーズパッドを
    支持するパッドアームであることを特徴とする請求項1
    から請求項7のいずれかに記載の縁なし眼鏡のレンズ取
    付機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7714703B2 (en) 2006-08-23 2010-05-11 Denso Corporation Radio communication module and method for installing radio communication module on license plate

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