JPH11280689A - ターボ分子ポンプ - Google Patents

ターボ分子ポンプ

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JPH11280689A
JPH11280689A JP19653898A JP19653898A JPH11280689A JP H11280689 A JPH11280689 A JP H11280689A JP 19653898 A JP19653898 A JP 19653898A JP 19653898 A JP19653898 A JP 19653898A JP H11280689 A JPH11280689 A JP H11280689A
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spacer
turbo
casing
rotor
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Tetsumasa Ikegami
徹真 池上
Matsutaro Miyamoto
松太郎 宮本
Hiroyuki Kawasaki
裕之 川崎
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Ebara Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/02Multi-stage pumps
    • F04D19/04Multi-stage pumps specially adapted to the production of a high vacuum, e.g. molecular pumps
    • F04D19/042Turbomolecular vacuum pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/52Casings; Connections of working fluid for axial pumps
    • F04D29/522Casings; Connections of working fluid for axial pumps especially adapted for elastic fluid pumps

Abstract

(57)【要約】 【課題】 万一ロータ側に異常が発生した場合でも、ス
テータやケーシングの破損とこれに伴う真空系の破壊に
繋がらないような安全性の高いターボ分子ポンプを提供
する。 【解決手段】 ポンプケーシング14内部に、ロータR
とステータSにより翼排気部L1及び/又は溝排気部L2
が構成されたターボ分子ポンプにおいて、ステータの少
なくとも一部に、ステータ側に異常トルクが作用したと
きに周方向あるいは径方向のポンプケーシングに対する
拘束を解除する構造が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速回転するロー
タにより気体の排気を行うようにしたターボ分子ポンプ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のターボ分子ポンプの一例を図13
に示す。このターボ分子ポンプは、筒状のポンプケーシ
ング14の内部に、ロータ(回転部)Rとステータ(固
定部)Sにより翼排気部L1及び溝排気部L2が構成され
ている。ポンプケーシング14の下部は基部15によっ
て覆われ、これには排気ポート15aが設けられてい
る。ポンプケーシング14の上部には排気すべき装置や
配管に接続するためのフランジ14aが設けられてい
る。ステータSは、基部15の中央に立設された固定筒
状部16と、翼排気部L1及び溝排気部L2の固定側部分
とから主に構成されている。
【0003】ロータRは、固定筒状部16の内部に挿入
された主軸10と、それに取り付けられた回転筒状部1
2から構成されている。主軸10と固定筒状部16の間
には駆動用モータ18と、その上下に上部ラジアル軸受
20及び下部ラジアル軸受22が設けられている。そし
て、主軸10の下部には、主軸10の下端のターゲット
ディスク24aと、ステータS側の上下の電磁石24b
を有するアキシャル軸受24が配置されている。このよ
うな構成によって、ロータRが5軸の能動制御を受けな
がら高速回転するようになっている。
【0004】回転筒状部12の上部外周には、回転翼3
0が一体に設けられて羽根車を構成し、ケーシング14
の内面には、回転翼30と交互に配置される固定翼32
が設けられ、これらが、高速回転する回転翼30と静止
している固定翼32との相互作用によって排気を行う翼
排気部L1を構成している。
【0005】さらに、翼排気部L1の下方にはねじ溝排
気部L2が設けられている。すなわち、回転筒状部12
には、外周面にねじ溝34aが形成されたねじ溝部34
が固定筒状部16を囲むように設けられ、一方、ステー
タSには、このねじ溝部34の外周を囲むねじ溝部スペ
ーサ36が配置されている。ねじ溝排気部L2は、高速
回転するねじ溝部34のねじ溝34aのドラッグ作用に
よって排気を行う。
【0006】このように翼排気部L1の下流側にねじ溝
排気部L2を有することで、広い流量範囲に対応可能な
広域型ターボ分子ポンプが構成されている。この例で
は、ねじ溝排気部L2のねじ溝をロータR側に形成した
例を示しているが、ねじ溝をステータS側に形成するこ
とも行われている。
【0007】上記のようなターボ分子ポンプは、以下の
ように組み立てられる。まず、基部15に形成された環
状凸部15bにねじ溝部スペーサ36の下面の段差面3
6aを嵌合させて取り付ける。次に、ロータRを所定の
位置に据え、その回転翼30の間に通常半割の固定翼3
2を両側から組み込み、その上に上下に段差面を有する
リング状の固定翼スペーサ38を乗せる。以下、この工
程を順次繰り返してロータRを取り囲む固定翼32の積
層構造を形成する。
【0008】最後に、上からケーシング14を上記の積
層構造の周囲に装着し、その下部のフランジ14bをス
テータSの基部15にボルト等で固定し、ケーシング1
4の内周面上部の段差面14cで最上段の固定翼スペー
サ38を押さえて積層構造及びねじ溝部スペーサ36を
固定する。このような構成から分かるように、各固定翼
32はその縁部を上下の固定翼スペーサ38により上下
から押さえられ、同様にねじ溝部スペーサ36も最下段
の固定翼32と固定翼スペーサ38及び基部15の凸部
15bに押さえられて周方向に共回りしないように拘束
されている。
【0009】なお、図示しないが、ねじ溝部スペーサ3
6のステータSの固定筒状部16に対する固定を確実に
するため、ねじ溝部スペーサ36をステータSの固定筒
状部16に強固にボルト締結することも行われている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなターボ分子
ポンプにおいて、ロータRの偏心等による回転異常やそ
れに伴う回転翼30の破壊等が生じる場合がある。この
場合、ロータRやその破片が固定翼スペーサ38やねじ
溝部スペーサ36と衝突してステータS側にも径方向や
円周方向に多大な力が加わることがある。
【0011】このような異常な力により、固定翼32や
スペーサ36,38の変形のみならず、ケーシング14
や固定筒状部16の破損あるいはこれらの接合部の破
断、あるいはこれらと外部との接続配管部の破断等を生
じる可能性がある。このようなステータS側の破損や破
断は、ターボ分子ポンプが用いられている処理装置の全
体の真空を破壊し、処理装置自体や処理途中の製品への
損害をもたらす他、処理ガスの外部放出を招く事故に繋
がりかねない。
【0012】本発明は上記に鑑み、万一ロータ側に異常
が発生した場合でも、ステータやケーシングの破損とこ
れに伴う真空系の破壊に繋がらないような安全性の高い
ターボ分子ポンプを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ポンプケーシング内部に、ロータとステータにより
翼排気部及び/又は溝排気部が構成されたターボ分子ポ
ンプにおいて、前記ステータの少なくとも一部に、前記
ステータ側に異常トルクが作用したときに周方向あるい
は径方向の前記ポンプケーシングに対する拘束を解除す
る構造が設けられていることを特徴とするターボ分子ポ
ンプである。
【0014】これにより、ロータの異常等によりステー
タ側に異常トルクが伝達した時に、ステータ構造の拘束
が解除され、ロータの回転エネルギーを吸収するととも
に、ポンプケーシングへのトルク伝達を妨げてポンプケ
ーシングやそれと外部の接続の破壊を防止する。拘束を
解除する部位は、通常、翼排気部及び/又は溝排気部の
ステータ側部分、つまり、固定翼やねじ溝部スペーサを
ケーシングに固定する構造の一部が選択される。
【0015】請求項2に記載の発明は、前記拘束解除構
造は、ステータ側に形成された脆弱部を有することを特
徴とする請求項1に記載のターボ分子ポンプである。こ
れにより、ロータの回転エネルギーをステータ側の脆弱
部の破壊エネルギーに変換させ、結果的に異常トルクを
低減することができる。前記拘束解除機構は、前記ステ
ータを構成する構成要素に設けられた脆弱部を有するよ
うにしてもよい。
【0016】前記拘束解除機構は、前記ステータを前記
ケーシングに固定する固定構造に設けるようにしてもよ
い。前記ステータを複数の構成要素から構成し、前記拘
束解除機構を前記複数の構成要素どうしを固定する固定
構造に設けるようにしてもよい。前記翼排気部は積層さ
れた固定翼を有し、前記拘束解除機構が前記積層された
固定翼の拘束を解除するようにしてもよい。前記積層さ
れた固定翼を固定する積層された固定翼スペーサを有
し、前記拘束解除機構が前記積層された固定翼スペーサ
の拘束を解除するようにしてもよい。
【0017】少なくとも1枚の前記固定翼スペーサの外
方に該固定翼スペーサの径方向外方への待避を許容する
空間を設けるようにしてもよい。前記積層された固定翼
又は積層された固定翼スペーサを、周方向又は径方向の
力によって転倒するピンを介して固定するようにしても
よい。前記固定翼スペーサを強度を調整した締結具で固
定するようにしてもよい。前記溝排気部は前記ステータ
に固定された溝排気部スペーサを有し、前記機構が該溝
排気部スペーサの拘束を解除するようにしてもよい。前
記溝排気部スペーサを強度を調整した締結具で固定する
ようにしてもよい。前記溝排気部スペーサを一端側での
み前記ステータに固定するようにしてもよい。
【0018】請求項3に記載の発明は、前記溝排気部を
構成する筒状のステータには前記ポンプケーシングに固
定するためのフランジ部が設けられ、前記脆弱部は前記
フランジ部に周方向に延びて形成されていることを特徴
とする請求項2に記載のターボ分子ポンプである。これ
により、外方に変形しやすい溝排気部を構成するステー
タを脆弱部に沿ってせん断分離させて、異常トルクがケ
ーシングに作用することを防止することができる。
【0019】請求項4に記載の発明は、ポンプケーシン
グ内部に、ロータとステータにより翼排気部及び/又は
溝排気部が構成されたターボ分子ポンプにおいて、前記
ステータと前記ポンプケーシングの間の少なくとも一部
に摩擦低減構造が設けられていることを特徴とするター
ボ分子ポンプである。これにより、ステータとケーシン
グの間の摩擦が低減されているので、ステータの回転ト
ルクはケーシングに伝達しにくく、従って、異常トルク
がケーシングに作用することを防止することができる。
例えば、4フッ化エチレン樹脂のような素材自体が低摩
擦であるような部材の他、ボールベアリングやころベア
リング等の低摩擦構造を用いることもできる。
【0020】請求項5に記載の発明は、ポンプケーシン
グ内部に、ロータとステータにより翼排気部及び/又は
溝排気部が構成されたターボ分子ポンプにおいて、前記
ステータと前記ポンプケーシングの間の少なくとも一部
に衝撃緩衝構造が設けられていることを特徴とするター
ボ分子ポンプである。ロータからステータに伝達された
衝撃がこの衝撃緩衝構造によって吸収されるので、異常
トルクがケーシングに作用することを防止することがで
きる。衝撃緩衝構造としては、比較的柔軟な金属材料、
高分子素材、あるいはこれらの複合素材が用いられる。
さらには、これらと比較的剛性の高い素材との複合素材
として、衝撃吸収機能と形状維持機能を併せ持つように
してもよい。
【0021】請求項6に記載の発明は、前記溝排気部を
構成する筒状のステータは、溝排気部の前記翼排気部に
連絡する端部においてのみ前記ポンプケーシングに固定
され、他端側ではポンプケーシングに対して隙間をもっ
て配置されていることを特徴とする請求項1ないし5の
いずれかに記載のターボ分子ポンプである。これによ
り、外方に変形しやすい溝排気部を構成するステータの
下端をケーシングから引き離しておき、異常トルクがケ
ーシングに作用することを防止することができる。
【0022】請求項7に記載の発明は、前記摩擦低減構
造は、内輪の肉厚を外輪の肉厚より厚くしたメカニカル
ベアリングで構成されていることを特徴とする請求項4
に記載のターボ分子ポンプである。これにより、ベアリ
ングの内輪の剛性を高くして、ベアリングが回転機能を
失うことなく、摩擦低減構造として確実に動作するよう
にすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1及び図2は、本発明の第1の
実施の形態のターボ分子ポンプを示すもので、回転翼3
0と固定翼32とを交互に配置することによって形成さ
れた翼排気部L1と、ねじ溝部34とねじ溝部スペーサ
36を有するねじ溝排気部L2とを有する全体の構成、
及び固定翼32と固定翼スペーサ38及びねじ溝部スペ
ーサ36をケーシング14で押さえている構造は図13
と同じであるので図示を略する。
【0024】この実施の形態では、ロータR側の異常に
より固定翼32に異常トルクがかかった時に、固定翼ス
ペーサ38の一部が径方向外方に逃げるようになってい
る。すなわち、この実施の形態では、最上段及び最下段
の固定翼スペーサ38a,38bが2つの半割状のスペ
ーサ片40から構成されている。そして、ケーシング1
4の内周面には、最上段及び最下段の固定翼スペーサ3
8a,38bの背面に対向する位置に、これらの固定翼
スペーサ38a,38bの厚さよりやや大きい幅を有す
る周方向に延びる溝42,44が全周に亘って設けられ
ている。
【0025】このように構成したターボ分子ポンプにお
いて、正常運転時には、固定翼32又は固定翼スペーサ
38に周方向あるいは径方向に大きなトルクが作用する
ことはなく、固定翼32及び固定翼スペーサ38の積層
体も互いの摩擦により拘束されてその位置を維持する。
また、最上段及び最下段の固定翼スペーサ38a,38
bはリング形状を保ち、他の固定翼スペーサ38と共に
各固定翼32を保持する。
【0026】何らかの理由でロータRの回転に異常が起
き、あるいはロータRが破損し、固定翼スペーサ38
a,38bの双方又はいずれかに周方向及び径方向に大
きな力が加わると、固定翼スペーサ38a,38bが外
方に押され、半割状のスペーサ片40がそれぞれ分離し
て周方向溝42,44の中に入り込み、他の固定翼スペ
ーサ38もステータSに対する軸方向の拘束が解かれて
回転自在となる。これにより、固定翼32や固定翼スペ
ーサ38がロータRと共回りするので、ロータRの回転
エネルギーを徐々に吸収し、やがてロータRは停止す
る。固定翼32や固定翼スペーサ38がケーシング14
に対する拘束を解かれるので、ロータRのトルクがケー
シング14側に伝達されることがなくなり、ケーシング
14の破損や外部との接続の破断が起きることがない。
【0027】なお、上述した実施の形態においては、最
上段及び最下段の固定翼スペーサ38a,38bを分割
した例を示しているが、いずれか一方のみでも良く、中
間に位置する固定翼スペーサ38を分割するようにして
も良い。また、分割の数は、2あるいはそれ以上でも良
い。
【0028】図3及び図4は、第2の実施の形態のター
ボ分子ポンプを示すものである。この実施の形態も、異
常発生時に早期に固定翼32の拘束を解くように構成し
ている。この実施の形態では、図4に示すように、軸方
向の最上段の固定翼32aの羽根32cの間に支えピン
46が、同様に、最下段の固定翼32bの羽根の間に支
えピン48が、それぞれ周方向に複数が均等な間隔で設
けられている。
【0029】すなわち、この支えピン46は、段差面1
4cと最上段の固定翼スペーサ38cの間に「つっかい
棒」のように掛け渡されており、その長さは最上段の固
定翼32aの厚さよりやや大きく設定されている。同様
に、支えピン48は、ねじ溝部スペーサ36と最下段の
固定翼スペーサ38dの間に掛け渡され、その長さは最
下段の固定翼32bの厚さよりやや大きく設定されてい
る。従って、最上段の固定翼32aとケーシング14の
段差面14c及び最下段の固定翼スペーサ38dと最下
段の固定翼32bとの間に隙間T1,T2が形成される。
【0030】これらの支えピン46,48は、正常運転
時には固定翼スペーサ38を支持するのに充分で、異常
時にステータSとロータRの間に捻れやトルクが生じた
場合には容易に破断するような強度と数に設定されてい
る。また、隙間T1,T2の幅は、通常運転時に固定翼3
2aが「がたつく」ことがない程度の、例えば、50〜
100μmに設定されている。
【0031】このように構成したターボ分子ポンプにお
いては、正常運転時においては図3に示す状態を保持す
るが、ロータRが破壊または異常回転して、ステータS
とロータRの間に捻れやトルクが生じた場合には、支え
ピン46,48が倒れるかあるいは破断する。これによ
り上下の隙間T1,T2が中段の積層構造に分散させら
れ、各固定翼32及び固定翼スペーサ38の軸方向の拘
束が解除させられる。この結果、各固定翼スペーサ38
は、ケーシング14に対して回転自在となり、ケーシン
グ14側へ伝達されるトルクを軽減し、破損を防止する
ことができる。なお、この例では、支えピン46,48
が上下に設けられているが、いずれか一方であっても良
い。
【0032】図5乃至図7は、第3の実施の形態のター
ボ分子ポンプを示すもので、翼排気部L1の最上段以外
の固定翼スペーサ50には、図6及び図7に示すよう
に、その周縁部に、雌ねじ50aとねじ挿通穴50bと
が円周方向に沿って交互に設けられ、上方の固定翼スペ
ーサ50のねじ挿通穴50b内に締結部材であるボルト
52を挿通して下方の固定翼スペーサ50の雌ねじ50
aに螺合させることによって、各固定翼スペーサ50が
順次締結されている。最下段の固定翼スペーサ50は、
ねじ溝部スペーサ54の上部に螺着されている。
【0033】これらのボルト52は、ロータRが破壊ま
たは異常回転して該スペーサ50に異常トルクが伝達さ
れた場合に破断するような強度に設定されている。この
ようなボルト52の強度の設定は、その太さや素材を選
択する、あるいは所定箇所にノッチのような破断誘因部
を形成することにより行われる。
【0034】ねじ溝排気部L2のねじ溝部スペーサ54
も、その下側のスリット状ねじ取付穴55にボルト56
を装着してこれをステータSの基部15に螺合させるこ
とにより固定されている。このボルト56の強度は、ス
ペーサ54に所定のトルクが伝達された場合に破断する
程度に設定されている。
【0035】また、この例では、ねじ溝部スペーサ54
の下端部を支持する凸部17aの内側は角が切り欠かれ
ており、ねじ溝部スペーサ54の下端部と接触する接触
面17bの高さHが図12の場合より小さくなってい
る。さらに、この実施の形態では、各スペーサ50,5
4とステータSのケーシング14との間に、摩擦係数の
小さい素材から形成され、摩擦低減構造を構成する円筒
状の低摩擦部材58が介装されている。
【0036】このように構成されたターボ分子ポンプで
は、異常トルクが各固定翼スペーサ50やねじ溝部スペ
ーサ54に作用すると、固定翼スペーサ50やねじ溝部
スペーサ54をステータSに締結するボルト52,56
が破断し、これらの拘束を解いてステータSに対して回
転自在とする。これにより、ロータRの持つ回転エネル
ギーが吸収されるとともに、ロータRからステータSに
伝達されるトルクが減少させられ、ステータSの破損等
を防止する。
【0037】また、固定翼スペーサ50及びねじ溝部ス
ペーサ54とケーシング14の間に低摩擦部材58が設
けられているので、ボルト52,56が破断した後に、
固定翼スペーサ50及びねじ溝部スペーサ54とケーシ
ング14の間に作用する摩擦力も低減させられ、また、
ねじ溝部スペーサ54と基部15の接触面も小さく設定
されているので、これらによってもステータS側に伝達
される力が軽減させられる。なお、最上段の固定翼スペ
ーサ38の背部に周方向溝42が形成されているのは、
第1の実施の形態と同様の意味である。
【0038】図8は、この発明の第4の実施の形態を示
すもので、この実施の形態では、ケーシング14が吸気
側ケーシング14Aと排気側ケーシング14Bとに分割
され、これを連結して構成されている。翼排気部L1
固定翼スペーサ50をボルト52を順次締結して固定し
ている構造は、先の実施の形態と同様である。
【0039】一方、排気側ケーシング14Bの上端には
段差面60が設けられ、ねじ溝部スペーサ54にはこの
段差面と係合するフランジ部54aが形成され、これら
がボルト56により締結されて、ねじ溝部スペーサ54
が排気側ケーシング14Bに固定されている。これらの
ボルト56の強度も、所定のトルクで破断する程度に設
定されている。この実施の形態においても、固定翼スペ
ーサ50と吸気側ケーシング14Aとの間、及び、ねじ
溝部スペーサ54と排気側ケーシング14Bとの間にそ
れぞれ円筒状の低摩擦部材(摩擦低減構造)58a,5
8bが介装されている。この実施の形態のターボ分子ポ
ンプも、先の実施の形態と同様の作用効果を奏すること
ができる。
【0040】図9は、図8の第4の実施の形態の変形例
を示すものである。この例のねじ溝排気部のステータで
あるねじ溝部スペーサ54は、先の実施の形態と同様に
その上端のフランジ部54aを排気側ケーシング14B
の上端の段差面60にボルト固定することにより、取り
付けられている。また、ねじ溝部スペーサ54と排気側
ケーシング14Bとの間には、低摩擦部材(摩擦低減構
造)58a,58bが介装されている。先の実施の形態
では、ねじ溝部スペーサ54の下端はステータの基部1
5の内面と接触しており、ここで拘束を受けていたが、
この実施の形態では、スペーサ54の下端はステータの
基部15の間に隙間T3が形成されており、ケーシング
によって拘束されていない。これは、以下のような理由
による。
【0041】翼排気部L1及びねじ溝排気部L2が一体と
なっている形式のターボ分子ポンプにおいては、ロータ
Rの破壊はねじ溝部の下端から起きやすい。これは、第
1に、ねじ溝部34の上端が翼排気に拘束されているの
に対して下端側は拘束を受けておらず、従って、高速回
転による自らの質量による遠心力の作用で下方に行くに
従って弾性変形量が大きくなるからである。そして、第
2に、ねじ溝部の下端側は、半導体製造等に使用するプ
ロセスガスの絶対圧力が高くなるために、腐食を受け易
く、その結果として弾性変形時の応力による割れを生じ
やすいからである。
【0042】図8に示すように、ねじ溝部スペーサ54
の下端がケーシング14Bに固定又は接触していると、
ねじ溝部スペーサ54が外周側に変形する際、前記固定
又は接触部によってこの変形が拘束され、周方向に加わ
る力がケーシングに直接伝達されてしまう。一方、この
変形例では、ねじ溝部スペーサ54の下端とケーシング
14Bの間に隙間T3があるので、多少外方に変形して
もケーシングに拘束されず、低摩擦部材58bによって
内部を滑りながら回転してその回転エネルギーを消失さ
せることができる。
【0043】図10は、図8に示す前記第4の実施の形
態に更に改良を加えた他の変形例を示すもので、この変
形例は、ねじ溝部スペーサ54の本体とフランジ部54
aとの境界部分に、ノッチ状の破壊用溝部70を周方向
の全長に亘って延びるように設け、それによって脆弱部
72を形成している。この変形例によれば、あるしきい
値以上の異常トルクがねじ溝部スペーサ54に作用する
と、破壊用溝部70に沿って脆弱部72がせん断破壊
し、ねじ溝部スペーサ54の本体がフランジ部54aか
ら分離する。従って、ねじ溝部スペーサ54は、低摩擦
部材58bを介してロータRと共回りし、徐々にその回
転エネルギーを消費する。
【0044】図11は、第5の実施の形態を示すもの
で、この実施の形態では、ケーシング14が吸気側ケー
シング14Aと排気側ケーシング14Bとに分割され、
固定翼スペーサ50と吸気側ケーシング14Aとの間、
及び、ねじ溝部スペーサ54と排気側ケーシング14B
との間にボールベアリング装置(摩擦低減構造)80
a,80bが設けられている。これらのボールベアリン
グ装置80a,80bはそれぞれ内輪82a,82bと
外輪84a,84bの間にボールが配置されて構成され
ており、この実施の形態では内輪82a,82bの肉厚
の方が外輪84a,84bの肉厚よりも厚く、従って、
剛性が高く設定されている。
【0045】この実施の形態では、ボールベアリング装
置80a,80bの内輪82a,82bの機械的強度が
大きいので、ロータR側に異常が発生して、ロータRや
その破片がステータSに衝突し、ステータSに局所的に
多大な力が加わっても、内輪82a,82bの軌道面の
変形を防止して、ボールベアリング装置80a,80b
が常に安定して回転する。なお、外輪84a,84bは
ケーシング14A,14Bで支えられており、薄くして
もその軌道面に変形を及ぼす影響が少ない。
【0046】また、摩擦低減構造として、ボールベアリ
ングの代わりにころベアリングを使用することもでき、
この場合も内輪を外輪よりも厚くすることにより、上記
と同様な作用効果を奏することができる。
【0047】図12(a)は、図11の実施の形態を改
良した第6の実施の形態を示すもので、この実施の形態
では、ねじ溝排気部L2において、ねじ溝部スペーサ5
4とボールベアリング装置80bの間に衝撃吸収部材
(衝撃吸収構造)86が設けられている。この衝撃吸収
部材86としては、比較的柔軟な金属材料、高分子素
材、あるいはこれらの複合素材が用いられる。このよう
に、ステータSとポンプケーシング14の間に衝撃吸収
構造を設けることにより、ロータRからステータSに伝
達された衝撃トルクがケーシング14に伝達されるのを
防止し、ケーシング14や真空の破壊を防止することが
できる。また、ボールベアリング装置80bのような摩
擦低減構造と衝撃吸収構造とを併用することにより、上
記効果を一層高めることができる。
【0048】図12(b)に示すのは、衝撃吸収部材8
6を比較的剛性の高いステンレス板88と比較的柔らか
く衝撃吸収機能の高い鉛板90とを重ねた複合素材とし
て構成したもので、これにより、衝撃吸収機能と形状維
持機能を併せ持つようにしている。
【0049】上記では、本発明の種々の構成を翼排気部
1とねじ溝排気部L2を有する広域型ターボ分子ポンプ
に適用したが、それぞれの趣旨に従い、本発明の構成を
翼排気部L1のみあるいはねじ溝排気部L2のみを有する
ポンプに採用してもよく、翼排気部L1とねじ溝排気部
2の双方を有する広域型ターボ分子ポンプにおいて一
方の排気部のみに本発明の構成を採用しても良いことは
勿論である。また、上述したいくつかの実施の形態の構
成を適宜組み合わせて用いても良いことは言うまでもな
い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ロータの異常等によりステータ側に異常トルクが伝達し
た時に、ステータの構造の拘束を迅速に解除したり、ス
テータとケーシングの間に摩擦低減構造や衝撃吸収構造
を構成することで、ロータの回転エネルギーを吸収する
とともに、ポンプケーシングへのトルク伝達を妨げてポ
ンプケーシングやそれと外部の接続の破壊を防止する。
従って、万一ロータ側に異常が発生した場合でも、ステ
ータ側の破損や真空系の破壊に繋がらないような安全性
の高いターボ分子ポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のターボ分子ポンプ
の要部を示す断面図である。
【図2】図1の最上段及び最下段にの回転翼スペーサの
平面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のターボ分子ポンプ
の要部を示す断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態のターボ分子ポンプ
の断面図である。
【図6】図5の回転翼スペーサを示す平面図である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態のターボ分子ポンプ
の断面図である。
【図9】図8に示す第4の実施の形態の変形例のターボ
分子ポンプの断面図である。
【図10】図8に示す第4の実施の形態の他の変形例の
ターボ分子ポンプの断面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態のターボ分子ポン
プの断面図である。
【図12】(a)本発明の第6の実施の形態のターボ分
子ポンプの断面図、(b)衝撃吸収構造の他の実施の形
態を示す断面図である。
【図13】従来のターボ分子ポンプを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 主軸 12 回転筒状部 14 ケーシング 15 基部 16 固定筒状部 18 駆動用モータ 30 回転翼 32 固定翼 34 ねじ溝部 36,54 ねじ溝部スペーサ 38,38a,38b,38c,50 固定翼スペーサ 42,44 周溝 46,48 支えピン 52,56 ボルト(締結部材) 58,58a,58b 低摩擦部材(摩擦低減構造) 72 脆弱部 80a,80b ボールベアリング装置(摩擦低減構
造) 86 衝撃吸収部材 R ロータ S ステータ L1 翼排気部 L2 ねじ溝排気部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプケーシング内部に、ロータとステ
    ータにより翼排気部及び/又は溝排気部が構成されたタ
    ーボ分子ポンプにおいて、 前記ステータの少なくとも一部に、前記ステータ側に異
    常トルクが作用したときに周方向あるいは径方向の前記
    ポンプケーシングに対する拘束を解除する構造が設けら
    れていることを特徴とするターボ分子ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記拘束解除構造は、ステータ側に形成
    された脆弱部を有することを特徴とする請求項1に記載
    のターボ分子ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記溝排気部を構成する筒状のステータ
    には前記ポンプケーシングに固定するためのフランジ部
    が設けられ、前記脆弱部は前記フランジ部に周方向に延
    びて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の
    ターボ分子ポンプ。
  4. 【請求項4】 ポンプケーシング内部に、ロータとステ
    ータにより翼排気部及び/又は溝排気部が構成されたタ
    ーボ分子ポンプにおいて、前記ステータと前記ポンプケ
    ーシングの間の少なくとも一部に摩擦低減構造が設けら
    れていることを特徴とするターボ分子ポンプ。
  5. 【請求項5】 ポンプケーシング内部に、ロータとステ
    ータにより翼排気部及び/又は溝排気部が構成されたタ
    ーボ分子ポンプにおいて、前記ステータと前記ポンプケ
    ーシングの間の少なくとも一部に衝撃緩衝構造が設けら
    れていることを特徴とするターボ分子ポンプ。
  6. 【請求項6】 前記溝排気部を構成する筒状のステータ
    は、溝排気部の前記翼排気部に連絡する端部においての
    み前記ポンプケーシングに固定され、他端側ではポンプ
    ケーシングに対して隙間をもって配置されていることを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のターボ
    分子ポンプ。
  7. 【請求項7】 前記摩擦低減構造は、内輪の肉厚を外輪
    の肉厚より厚くしたメカニカルベアリングで構成されて
    いることを特徴とする請求項4に記載のターボ分子ポン
    プ。
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