JPH1127905A - 制御回路付きモータ - Google Patents
制御回路付きモータInfo
- Publication number
- JPH1127905A JPH1127905A JP9181060A JP18106097A JPH1127905A JP H1127905 A JPH1127905 A JP H1127905A JP 9181060 A JP9181060 A JP 9181060A JP 18106097 A JP18106097 A JP 18106097A JP H1127905 A JPH1127905 A JP H1127905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control circuit
- motor
- case
- frame
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御回路付きモータにおいて、制御回路ケー
スをモータに連結したとき、加振時にモータのフレーム
とギアケースに大きなストレスがかからないようにする
ことを目的とする。 【解決手段】 制御回路ケース３の一端の少なくとも２
個所は、ギアケース１に連結して制御回路ケース３の重
量および外力をギアケースで支持し、制御回路ケース３
の他端から延長した延長取付部６は、内外周に抜け止め
手段を有するゴムブッシュ４を介してフレーム後端の軸
受収納突起部８に嵌め込むことにより、ギアケース１と
フレーム２に大きなストレスがかからないようにする。
スをモータに連結したとき、加振時にモータのフレーム
とギアケースに大きなストレスがかからないようにする
ことを目的とする。 【解決手段】 制御回路ケース３の一端の少なくとも２
個所は、ギアケース１に連結して制御回路ケース３の重
量および外力をギアケースで支持し、制御回路ケース３
の他端から延長した延長取付部６は、内外周に抜け止め
手段を有するゴムブッシュ４を介してフレーム後端の軸
受収納突起部８に嵌め込むことにより、ギアケース１と
フレーム２に大きなストレスがかからないようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御回路付きモー
タに関する。
タに関する。
【０００２】
【従来の技術】図４に従来の安全装置付きパワーウィン
ドモータの構造を示す。図４において、まず制御回路ケ
ース２１に取付金具２２を挿入し、その取付金具の一端
はフレーム２３後端の軸受収納突起部２４の外周に嵌め
込み、さらに抜け防止のためにプッシュナット２５が圧
入されている。他端はフレーム２３とともにギアケース
２６にボルト２７で絞め込まれている。
ドモータの構造を示す。図４において、まず制御回路ケ
ース２１に取付金具２２を挿入し、その取付金具の一端
はフレーム２３後端の軸受収納突起部２４の外周に嵌め
込み、さらに抜け防止のためにプッシュナット２５が圧
入されている。他端はフレーム２３とともにギアケース
２６にボルト２７で絞め込まれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の固定方法では、フレームの軸受収納突起部の外径
は通常内径基準の深絞りのため寸法管理が難しく、制御
回路ケース延長部の取付け穴内径とは適度な嵌め合いに
することが困難でありガタの残ることは避けられない。
さらに制御回路ケースをフレームで支える構造となって
おり、車両ボデーへの取付はギアケースを固定している
ため、振動等が印加された場合制御回路ケースとフレー
ムが加振され、ギアケースとフレームの連結部にひずみ
を発生し、従来の制御回路のないモータと比べ電機子軸
に制御回路ケースの重量分だけ余計にストレスがかかる
ことになる。
来例の固定方法では、フレームの軸受収納突起部の外径
は通常内径基準の深絞りのため寸法管理が難しく、制御
回路ケース延長部の取付け穴内径とは適度な嵌め合いに
することが困難でありガタの残ることは避けられない。
さらに制御回路ケースをフレームで支える構造となって
おり、車両ボデーへの取付はギアケースを固定している
ため、振動等が印加された場合制御回路ケースとフレー
ムが加振され、ギアケースとフレームの連結部にひずみ
を発生し、従来の制御回路のないモータと比べ電機子軸
に制御回路ケースの重量分だけ余計にストレスがかかる
ことになる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願発明の制御回路付き
モータは、モータと、このモータの動作を制御する制御
回路部と、前記モータの駆動を伝えるギア部とを備え、
前記制御回路部の制御回路ケースは前記ギア部のギアケ
ースに少なくとも２個所で連結し、さらに前記モータの
モータフレームの後端から突出した軸受収納突起部と、
前記制御回路ケースから突出した延長取付部との間に、
内径側および外径側に抜け止め手段を有したゴムブッシ
ュを配置して連結した構成であり、制御回路ケースの一
端の少なくとも２個所はギアケースに連結して制御回路
ケースの重量および外力をギアケースで支持し、制御回
路ケースの他端から延長した延長取付部はゴムブッシュ
を介してフレーム後端の軸受収納突起部に嵌め込まれる
ように構成したものである。
モータは、モータと、このモータの動作を制御する制御
回路部と、前記モータの駆動を伝えるギア部とを備え、
前記制御回路部の制御回路ケースは前記ギア部のギアケ
ースに少なくとも２個所で連結し、さらに前記モータの
モータフレームの後端から突出した軸受収納突起部と、
前記制御回路ケースから突出した延長取付部との間に、
内径側および外径側に抜け止め手段を有したゴムブッシ
ュを配置して連結した構成であり、制御回路ケースの一
端の少なくとも２個所はギアケースに連結して制御回路
ケースの重量および外力をギアケースで支持し、制御回
路ケースの他端から延長した延長取付部はゴムブッシュ
を介してフレーム後端の軸受収納突起部に嵌め込まれる
ように構成したものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】本願発明はモータと、このモータ
の動作を制御する制御回路部と、前記モータの駆動を伝
えるギア部とを備え、前記制御回路部の制御回路ケース
は前記ギア部のギアケースに少なくとも２個所で連結
し、さらに前記モータのモータフレームの後端から突出
した軸受収納突起部と、前記制御回路ケースから突出し
た延長取付部との間に、内径側および外径側に抜け止め
手段を有したゴムブッシュを配置して連結した構成であ
り、制御回路ケースの重量および外力をギアケースで支
持し、ケースの端面から延長した延長取付部はゴムブッ
シュを介してフレーム後端の軸受収納突起部に嵌め込ま
れているので、加振された場合にギアケースとフレーム
に嵌みが発生しにくいという作用がある。
の動作を制御する制御回路部と、前記モータの駆動を伝
えるギア部とを備え、前記制御回路部の制御回路ケース
は前記ギア部のギアケースに少なくとも２個所で連結
し、さらに前記モータのモータフレームの後端から突出
した軸受収納突起部と、前記制御回路ケースから突出し
た延長取付部との間に、内径側および外径側に抜け止め
手段を有したゴムブッシュを配置して連結した構成であ
り、制御回路ケースの重量および外力をギアケースで支
持し、ケースの端面から延長した延長取付部はゴムブッ
シュを介してフレーム後端の軸受収納突起部に嵌め込ま
れているので、加振された場合にギアケースとフレーム
に嵌みが発生しにくいという作用がある。
【０００６】
【実施例】図１は制御回路ケースとパワーウィンドモー
タを一体化した状態を示し、制御回路ケース３は、ボル
ト／ナット連結部５でギアケース１に固定され、延長取
付部６でフレーム２と結合されている。
タを一体化した状態を示し、制御回路ケース３は、ボル
ト／ナット連結部５でギアケース１に固定され、延長取
付部６でフレーム２と結合されている。
【０００７】図２は制御回路ケースのカバーを外した形
状を示したものである。ケースの一端にボルト／ナット
連結部５を設ける。この連結部はギアケースとボルト／
ナットで固定され、図２中のＸ，Ｙ方向には固定されて
いる。モータは、図１の取付足７で車両のボデーに固定
されており、モータが加振された時、制御回路ケース３
はギアケース１で支持されているのでフレーム２に大き
なストレスがかかることはない。
状を示したものである。ケースの一端にボルト／ナット
連結部５を設ける。この連結部はギアケースとボルト／
ナットで固定され、図２中のＸ，Ｙ方向には固定されて
いる。モータは、図１の取付足７で車両のボデーに固定
されており、モータが加振された時、制御回路ケース３
はギアケース１で支持されているのでフレーム２に大き
なストレスがかかることはない。
【０００８】図３はゴムブッシュ４の断面形状を示した
ものである。内周側にはフレーム２の軸受収納突起部８
に挿入したときの抜け防止の複数の襞１０が設けられて
いる。外周側には制御回路ケース延長取付部６にあけら
れている取付穴９にゴムブッシュ４を挿入した後の抜け
防止のための突起１１が設けられている。ゴムブッシュ
４を制御回路ケース３の延長取付部６にある取付穴９に
挿入し、その状態でフレーム２の軸受収納突起部８に挿
入しボルト／ナット連結部５でギアケース１に固定する
ことにより、図２中のＺ方向の振れが抑制される。図２
から明らかなようにＺ方向の振れはボルト／ナット連結
部５の取付面によっても抑制されている。
ものである。内周側にはフレーム２の軸受収納突起部８
に挿入したときの抜け防止の複数の襞１０が設けられて
いる。外周側には制御回路ケース延長取付部６にあけら
れている取付穴９にゴムブッシュ４を挿入した後の抜け
防止のための突起１１が設けられている。ゴムブッシュ
４を制御回路ケース３の延長取付部６にある取付穴９に
挿入し、その状態でフレーム２の軸受収納突起部８に挿
入しボルト／ナット連結部５でギアケース１に固定する
ことにより、図２中のＺ方向の振れが抑制される。図２
から明らかなようにＺ方向の振れはボルト／ナット連結
部５の取付面によっても抑制されている。
【０００９】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、制御回
路ケースはギアケースとリジッドに連結されており、フ
レームとはゴムブッシュを介してフレキシブルに連結さ
れているので、モータが加振された場合ギアケースとフ
レームに大きなストレスがかかることはなく信頼性の高
いシステムを提供できる。
路ケースはギアケースとリジッドに連結されており、フ
レームとはゴムブッシュを介してフレキシブルに連結さ
れているので、モータが加振された場合ギアケースとフ
レームに大きなストレスがかかることはなく信頼性の高
いシステムを提供できる。
【図１】本発明の一実施例によるパワーウィンドモータ
と制御回路の連結状態を示す図
と制御回路の連結状態を示す図
【図２】（ａ）同カバーを外した制御回路ケースの正面
図 （ｂ）同カバーを外した制御回路ケースの側面図
図 （ｂ）同カバーを外した制御回路ケースの側面図
【図３】同ゴムブッシュの断面図
【図４】従来のパワーウィンドモータと制御回路の連結
状態を示す図
状態を示す図
１，２６ ギアケース ２，２３ フレーム ３，２１ 制御回路ケース ４ ゴムブッシュ ５ ボルト／ナット連結部 ６ 制御回路ケース延長取付部 ７ モータ取付足 ８，２４ フレーム軸受収納突起部 ９ 制御回路ケース延長取付部取付穴 １０ ゴムブッシュ襞 １１ ゴムブッシュ突起 ２２ 取付金具 ２５ プッシュナット ２７ ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】モータと、このモータの動作を制御する制
御回路部と、前記モータの駆動を伝えるギア部とを備
え、前記制御回路部の制御回路ケースは前記ギア部のギ
アケースに少なくとも２個所で連結し、さらに前記モー
タのモータフレームの後端から突出した軸受収納突起部
と、前記制御回路ケースから突出した延長取付部との間
に、内径側および外径側に抜け止め手段を有したゴムブ
ッシュを配置して連結したことを特徴とする制御回路付
きモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9181060A JPH1127905A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 制御回路付きモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9181060A JPH1127905A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 制御回路付きモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1127905A true JPH1127905A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16094091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9181060A Pending JPH1127905A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 制御回路付きモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1127905A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007091071A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP9181060A patent/JPH1127905A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007091071A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
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