JPH11278654A - コンベヤ斜め合流部の物品搬送姿勢コントロール機構 - Google Patents

コンベヤ斜め合流部の物品搬送姿勢コントロール機構

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Publication number
JPH11278654A
JPH11278654A JP7997398A JP7997398A JPH11278654A JP H11278654 A JPH11278654 A JP H11278654A JP 7997398 A JP7997398 A JP 7997398A JP 7997398 A JP7997398 A JP 7997398A JP H11278654 A JPH11278654 A JP H11278654A
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JP
Japan
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conveyor
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conveyer
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Pending
Application number
JP7997398A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuro Hamazaki
敦郎 浜崎
Naohiro Maeda
尚宏 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移載コンベヤから合流コンベヤへ物品が乗り
移る際に、物品の向きを合流コンベヤの搬送方向に沿う
ように転向させることのできる構造が簡単なコンベヤ斜
め合流部の物品搬送姿勢コントロール機構を提供する。 【解決手段】 合流コンベヤ1と、合流コンベヤ1の搬
送方向に対して斜め後方から物品を合流させる移載コン
ベヤ2との合流部に乗継ぎバー3を配置する。物品が移
載コンベヤ2から合流コンベヤ1へ乗り移る際に物品の
底部後端側が一時的に乗継ぎバー3に支持され、乗継ぎ
バー3との接触部を支点として合流コンベヤ1の搬送方
向に物品の向きが転向される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合流コンベヤへそ
の搬送方向の斜め後方から移載コンベヤで物品を送り込
む際に物品の向きを合流コンベヤの搬送方向に転向させ
るためのコンベヤ斜め合流部の姿勢コントロール機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一つの合流コンベヤへ複数の箇所
から物品を投入して合流させ、仕分け作業等の次工程へ
送る場合には、合流コンベヤの搬送方向に沿って、片側
または両側に複数の移載コンベヤを搬送方向の斜め後方
から連結して、それぞれの移載コンベヤへ投入した物品
を合流コンベヤへ合流させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、移載コンベ
ヤから合流コンベヤへ物品を合流させる斜め合流部にお
いては、移載コンベヤの搬送方向と合流コンベヤの搬送
方向は向きが異なっているため、移載コンベヤから合流
コンベヤへの斜め合流部を物品が通過する際に、物品の
向きが搬送方向に対して傾いてしまい、例えば、合流コ
ンベヤの下流側に仕分けコンベヤを設置して仕分け作業
を行う場合や、物品表面にラベル等を貼り付ける作業を
行う場合においては、搬送方向に対して、物品の向きが
大きく傾いていると、物品表面に貼り付けられている仕
分先ラベルの光学読取り動作や、ラベルの貼付け動作に
支障をきたす恐れがあった。
【0004】そこで、本発明は、移載コンベヤから合流
コンベヤへ物品が乗り移る際に、物品の向きを合流コン
ベヤの搬送方向に沿うように転向させることのできる構
造が簡単なコンベヤ斜め合流部の物品搬送姿勢コントロ
ール機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、本発明
のコンベヤ斜め合流部の物品搬送姿勢コントロール機構
は、略水平な搬送面を有する合流コンベヤと、合流コン
ベヤの搬送面の側縁部に沿うように搬出側端部を隣接し
て合流コンベヤの搬送方向に対して斜め後方から物品を
合流させる略水平な搬送面を有する移載コンベヤと、合
流コンベヤの側縁部と移載コンベヤの搬出側端部との間
に長手方向を合流コンベヤの搬送方向に向けて配置され
た乗継バーから構成されている。
【0006】また、合流コンベヤは移載コンベヤよりも
搬送速度が速く搬送面の高さはやや低位に設定され、乗
継ぎバー上面の高さは合流コンベヤと移載コンベヤのそ
れぞれの搬送面の高さの間で、物品が移載コンベヤから
合流コンベヤへ乗り移る際に物品底面に接触して物品の
向きを合流コンベヤの搬送方向に転向させる高さに設定
されている。前記コンベヤ斜め合流部の物品搬送姿勢コ
ントロール機構においては、乗継ぎバーの上面の合流コ
ンベヤ側が面取りされていることが望ましい。
【0007】
【作用】物品が移載コンベヤの上流側に投入されて合流
コンベヤ側へ搬送され、移載コンベヤから合流コンベヤ
上へ送り込まれる。この際、物品の重心がまだ移載コン
ベヤ上にあるうちは、合流コンベヤの搬送面の高さが移
載コンベヤの搬送面の高さよりやや低いため、前記物品
は移載コンベヤの動きに従って、その搬出側端部から合
流コンベヤ側に前端部分が押し出される。
【0008】やがて、物品の重心位置が移載コンベヤの
搬出側端部から合流コンベヤ側に移ると、物品は前方へ
傾いてその底部前端が合流コンベヤの搬送面上に接触す
る。そうすると、物品は合流コンベヤの搬送面からの摩
擦力を受けて、僅かずつ合流コンベヤの搬送方向に向き
を変えながら合流コンベヤ側に引き込まれていく。
【0009】この段階では、乗継ぎバーには物品は接触
しておらず、合流コンベヤの搬送面と物品底面との接触
面積は次第に増加し、これに伴って合流コンベヤから物
品が受ける摩擦力が大きくなる。
【0010】そのため、物品は移載コンベヤの搬送面に
対して滑りが大きくなり、やがて物品後端は移載コンベ
ヤの搬出側端部から外れて乗継ぎバー上へ落下して支持
される。
【0011】その結果、物品は乗継ぎバーに支持されて
いる底部後端部分を支点として、前端側が合流コンベヤ
に引っ張られて合流コンベヤの搬送方向へ向きを転向さ
れた後、乗継ぎバーから外れて完全に合流コンベヤへ乗
り移る。
【0012】なお、乗継ぎバーの上面の合流コンベヤ側
が面取りされているものでは、物品の底部が凹凸を有し
ていたり変形しやすい場合に、物品の重心が移載コンベ
ヤ側から合流コンベヤ側へ移動する段階で物品が前方に
傾いた時に、物品底部が乗継ぎバーの合流コンベヤ側の
上面角部に接触して、物品底部の中央位置を支点として
物品の向きが過剰に回転されたり、前記角部に引っかか
って乗り継ぎ動作に支障をきたすことが防止される。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の物品搬送姿勢
コントロール機構の1実施例を説明する。図1に示すよ
うに、物品搬送姿勢コントロール機構は合流コンベヤ1
と移載コンベヤ2と乗継バー3から構成されている。
【0014】本実施例においては、合流コンベヤ1は図
示していない仕分けコンベヤの上流端に連結されてい
て、合流コンベヤ1の搬送方向に沿って複数設置されて
いる移載コンベヤ2から送り込まれてくる物品を合流さ
せて、仕分けコンベヤへ送り込むために用いられてい
る。
【0015】本実施例では、合流コンベヤ1はベルトコ
ンベヤで構成されており、その搬送ベルト1Aの搬送側
走行部分は、合流コンベヤ機枠1Bに搬送方向複数箇所
で回転自在に支持されているベルト支持ローラ1Cに下
方から支持されて搬送面S1が水平に保持されている。
【0016】また、移載コンベヤ2は、合流コンベヤ1
の搬送面S1の片側の側縁部e1に沿うように搬出側端
部e2を隣接して、合流コンベヤ1の搬送方向に対して
斜め後方から物品を送り込むように配置されている。
【0017】図2は、前記移載コンベヤ2の平面図であ
って、物品を図1の合流コンベヤ1へ斜め方向から送り
込む搬送ベルト2Aを有している。前記搬送ベルト2A
は、移載コンベヤ機枠2Bの搬入側端部に回転自在に設
けられている支持ローラ2Cから搬出側端部e2へ向か
って移載コンベヤ機枠2Bの上部を走行するように案内
されており、この区間の搬送ベルト2Aの上面が物品の
搬送面S2として用いられている。
【0018】移載コンベヤ2の搬出側端部e2には反転
ガイド2Dが設けられている。前記反転ガイド2Dは表
面が滑らかに仕上げられた細長いステンレス製のパイプ
で形成されており、長手方向両端が移載コンベヤ機枠2
Bに水平に固定されている。
【0019】搬送ベルト2Aは、搬出側端部e2で反転
ガイド2Dの外周面によって移載コンベヤ機枠2B下方
に転向され、搬送ベルト2Aの上面が搬送面S2となっ
ている部分の下方を斜めに横切って駆動ローラ2Eへ掛
け渡されている。
【0020】前記駆動ローラ2Eには、移載コンベヤ機
枠2B内に配置されている図示しないモータの駆動力が
伝動装置2Fを介して伝達されて搬送ベルト2Aを走行
駆動するようになっている。
【0021】また、図2には図示されていないが、前記
反転ガイド2Dの下方にはこれと並行して同一構造のも
う一つの反転ガイドが設けられていて、前記駆動ローラ
2Eを通過した搬送ベルト2Aは、前記下方の反転ガイ
ドで再び折り返されて、移載コンベヤ機枠2Bの搬入端
側の支持ローラ2Cの下方に並行に回転自在に配置され
ているこれも図示しないガイドローラを介して、搬入端
側支持ローラ2Cへと循環走行するように掛け渡されて
いる。
【0022】なお、前記反転ガイド2Dとその下方に配
置されている図示しないもう一つの反転ガイドは、それ
ぞれの両端を移載コンベヤ機枠2Bに固定されている
が、搬送ベルト2Aの走行抵抗を減少するために、これ
らの反転ガイドを移載コンベヤ機枠2Bに両端が回転自
在に支持された細長いローラによって構成してもよい。
【0023】次に、図3は、図1のA−A線位置におけ
る矢印方向に見た断面図であって、同図に示すように、
乗継ぎバー3は合流コンベヤ機枠1Bの移載コンベヤ2
側に水平に折曲形成されている取付片1D上に設けられ
ている。
【0024】また、移載コンベヤ2の搬送面S2は、合
流コンベヤ1の搬送面S1よりレベル差H1だけ高い位
置に設定されており、また、乗継ぎバー3は、搬送面S
1よりレベル差H2だけ高く、搬送面S1と搬送面S2
との間の中間のの高さに設定されている。
【0025】本実施例では、乗継ぎバー3が長尺である
ため、合流コンベヤ1の搬送方向に前側の半分と後側の
半分とが2分割されて製作されており、これらは、取付
片1D上に前後に連続するようにねじ固定されて一体に
組み立てられている。
【0026】なお、図3に示すように、搬送側で搬送ベ
ルト1Aの裏面を支持しているベルト支持ローラ1Cの
長さは、搬送ベルト1Aの幅よりも短くなっており、前
記ベルト支持ローラ1Cから左右に突き出た搬送ベルト
1Aの両側部分は、合流コンベヤ機枠1Bの左右両側か
ら内向きに対向して突出された一対のベルト受部1Eの
上面によって滑動自在に支持されている。
【0027】また、合流コンベヤ機枠1Bの支持ローラ
1Cの取付位置の下方には、搬送ベルト1Aの戻り側走
行部分を支持する回転自在な支持ローラ1Fが複数搬送
方向に配列されている。
【0028】図4は、乗継ぎバー3の前側部分の平面
図、図5は、図4のB−B線位置における矢印方向に見
た断面図であって、これらの図に示すように、乗継ぎバ
ー3は移載コンベヤ2の搬送側端部e2に隣接する側の
上面3Aが平坦に形成されており、前記上面3Aから合
流コンベヤ1の側縁部e1側へ向けて緩く傾斜している
面取部3Bが形成されている。
【0029】前記面取部3Bは上面3Aよりも幅がやや
広く形成されており、この部分に前述した図3に示す取
付片1Dにねじ固定するためのねじ孔3Cが複数箇所形
成されている。
【0030】また、乗継ぎバー3の前側部分先端側は、
移載コンベヤ2に隣接する側が半径の大きい円弧状の切
欠面3Dによって先細りに形成されており、図2に示す
ように、移載コンベヤ2の搬送面S2の外側の端に立設
されている物品落下防止用ガイドGの搬送方向下流側の
湾曲部分が前記切欠面3Dに適合するようになってい
る。
【0031】次に、図6によって移載コンベヤ2から合
流コンベヤ1へ物品Wが乗り移る動作を説明する。合流
コンベヤ1の搬送ベルト1Aの搬送速度V1は、移載コ
ンベヤ2の搬送ベルト2Aの搬送速度V2よりも若干速
く設定されている。
【0032】また、合流コンベヤ1の搬送面S1と物品
W間の摩擦係数μ1は、移載コンベヤ2の搬送面S2の
物品W間の摩擦係数μ2よりも大きく設定されている。
【0033】今、移載コンベヤ2の搬送面S2上へ搬入
された物品Wは、搬送速度V2で実線(A)で示す位置
から仮想線(B)で示す位置まで搬送されてくると、そ
の重心が移載コンベヤ2の搬出側端部e2から外れ、合
流コンベヤ1の搬送面S1の上方に移動するため、物品
Wは傾いて合流コンベヤ1の中央側へ突き出し、前端隅
部P近傍の底面が搬送面S1へ接触する。
【0034】このとき、物品Wの底面はまだ乗継ぎバー
3には接触しておらず、搬送面S1と物品W間の摩擦係
数μ1が搬送面S2と物品の摩擦係数μ2より大きいも
のの、物品Wの底面は搬送面S2との接触面積が大きい
ため、物品Wは合流コンベヤ1に引かれるが、ほとんど
移載コンベヤ2の動きに従って移動する。
【0035】その後、物品Wが仮想線(C),(D)の
位置に順次移動することに伴って、移載コンベヤ2の搬
送面S2より合流コンベヤ1の搬送面S1の方が物品W
の荷重のかかる割合が大きくなり、また、μ1>μ2で
あるため、物品Wは次第に合流コンベヤ1の動きに従う
ようになり、移載コンベヤ2の搬送面S2と物品W底面
との間は滑りが次第に大きくなる。
【0036】そして、物品Wが仮想線(E)の位置まで
移動すると、物品Wの後端は移載コンベヤ2の搬送面S
2から外れて乗継ぎバー3上へ支持される。これから先
は、物品Wは乗継ぎバー3に支持されている底部後端の
接触部分を支点として、向きを回転しながら前部底面が
合流コンベヤ1の搬送面S1によって引っ張られて前進
し、乗継ぎバー3から物品Wが完全に外れる仮想線
(F)の位置まで移動する間に、物品Wの向きは合流コ
ンベヤ1の搬送方向に転向される。
【0037】なお、本実施例においては、図4及び図5
に示すように乗継ぎバー3に面取部3Bを形成すること
によって、物品Wの後端が移載コンベヤ2の搬送面S2
上から離れる前に、物品Wの傾斜で乗継ぎバー3に接触
することを防止しており、物品Wの底部が凹凸を有して
いたり変形しやすい場合に、物品Wの重心が移載コンベ
ヤ2側から合流コンベヤ1側へ移動する段階で物品Wの
底部が乗継ぎバー3の合流コンベヤ1側の上面角部に接
触して、物品W底部の中央位置を支点として物品の向き
が過剰に回転されたり、前記角部に引っかかって乗り継
ぎ動作に支障をきたすことを防止している。
【0038】なお、本実施例においては、乗継ぎバー3
を2分割構造としているが、単一の部材で構成してもよ
い。また、合流コンベヤ1の搬送面S1と物品Wとの間
の摩擦係数μ1は、移載コンベヤ2の搬送面S2と物品
Wとの間の摩擦係数μ2より大きく設定しているが、こ
れに限定するものではなく、摩擦係数μ1と摩擦係数μ
2の大小関係は、合流コンベヤ1と移載コンベヤ2の搬
送速度の比率や、合流部の交差角度、乗継ぎバー3と物
品Wとの間の摩擦係数等の諸条件に応じて最適な値のも
のを実験等を行って選択すればよい。
【0039】さらに、本実施例においては、合流コンベ
ヤ1の一方の側にだけ移載コンベヤ2を配置している
が、移載コンベヤは合流コンベヤの両側に配置してもよ
い。また、この実施例における合流コンベヤ1にはベル
トコンベヤを用いているが、合流コンベヤは搬送面が略
水平なコンベヤであればよく、例えば、スラットコンベ
ヤを合流コンベヤとして用いることもできる。
【0040】そのため、仕分けコンベヤに物品を仕分け
位置で側方に排出するスライドシューを有する構造のス
ラットコンベヤが用いられている場合等においては、仕
分けコンベヤの仕分け位置より上流側部分を合流コンベ
ヤとして兼用することもできる。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のコンベ
ヤ斜め合流部の物品搬送姿勢コントロール機構によれ
ば、移載コンベヤから合流コンベヤへ物品が乗り移る過
程で、一時的に物品底面の後端側が乗継ぎバーに支持さ
れ、乗継ぎバーに支えられている底部後端部分を支点と
して、物品の向きが合流コンベヤの搬送方向に転向され
るため、合流コンベヤの搬送方向に対して斜め後方から
物品を合流させる際に、合流コンベヤへその搬送方向に
向きを転向させて送り込むことができ、合流コンベヤ下
流側における仕分け工程等の次工程に物品の向きが傾い
たまま送られて支障を生じることを防止できる。
【0042】また、合流コンベヤと移載コンベヤとの間
に乗継ぎバーを設けるだけの簡単な構造のため、保守が
容易で製造コストも安くできる。
【0043】さらに、乗継ぎバーの上面の合流コンベヤ
側が面取りされているものでは、物品底部が凹凸を有し
ていたり変形し易い場合でも、物品の重心が移載コンベ
ヤ側から合流コンベヤ側へ移動する過程で、乗継ぎバー
の合流コンベヤ側の上面角部に物品底部中央が接触して
ここが支点となり、物品の向きが過剰に転向されたり、
物品底部が前記角部に引っ掛かって乗り継ぎ動作に支障
をきたすことようなことがなく、移載コンベヤから合流
コンベヤへの物品の乗り継ぎ動作を円滑かつ確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の物品搬送姿勢コントロール機構の1
実施例を示す合流コンベヤと移載コンベヤの平面図。
【図2】 移載コンベヤの平面図。
【図3】 図1のA−A線位置における矢印方向に見た
断面図。
【図4】 乗継ぎバーの一部を示す平面図。
【図5】 図4のB−B線位置における矢印方向に見た
断面図。
【図6】 移載コンベヤから合流コンベヤへ物品が乗り
移る過程を示す図。
【符号の説明】
1 合流コンベヤ 1A 搬送側
走行部分 1B 合流コンベヤ機枠 1C ベルト
支持ローラ 2 移載コンベヤ 2A 搬送ベ
ルト 2B 移載コンベヤ機枠 2C 支持ロ
ーラ 2D 反転ガイド 2E 駆動ロ
ーラ 3 乗継ぎバー 3A 上面 3B 面取部 3C ねじ孔 3D 切欠面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平な搬送面を有する合流コンベヤ
    と、 合流コンベヤの搬送面の側縁部に沿うように搬出側端部
    を隣接して合流コンベヤの搬送方向に対して斜め後方か
    ら物品を合流させる略水平な搬送面を有する移載コンベ
    ヤと、 合流コンベヤの側縁部と移載コンベヤの搬出側端部との
    間に長手方向を合流コンベヤの搬送方向に向けて配置さ
    れた乗継バーから構成され、 合流コンベヤは移載コンベヤよりも搬送速度が速く搬送
    面の高さはやや低位に設定され、 乗継ぎバー上面の高さは合流コンベヤと移載コンベヤの
    それぞれの搬送面の高さの間で、物品が移載コンベヤか
    ら合流コンベヤへ乗り移る際に物品底面に接触して物品
    の向きを合流コンベヤの搬送方向に転向させる高さに設
    定されていることを特徴とするコンベヤ斜め合流部の姿
    勢コントロール機構。
  2. 【請求項2】 乗継ぎバーの上面の合流コンベヤ側が面
    取りされていることを特徴とする請求項1記載のコンベ
    ヤ斜め合流部の姿勢コントロール機構。
JP7997398A 1998-03-26 1998-03-26 コンベヤ斜め合流部の物品搬送姿勢コントロール機構 Pending JPH11278654A (ja)

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JP (1) JPH11278654A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7431149B2 (en) 2004-03-17 2008-10-07 Sanki Engineering Co., Ltd. Belt junction conveyor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7431149B2 (en) 2004-03-17 2008-10-07 Sanki Engineering Co., Ltd. Belt junction conveyor

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