JP2000053240A - 容器合流装置 - Google Patents

容器合流装置

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JP2000053240A JP10234935A JP23493598A JP2000053240A JP 2000053240 A JP2000053240 A JP 2000053240A JP 10234935 A JP10234935 A JP 10234935A JP 23493598 A JP23493598 A JP 23493598A JP 2000053240 A JP2000053240 A JP 2000053240A
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宗彦 高田
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英三 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】二列の供給コンベヤ4,6によって搬送されて
きた容器2を二本のスクリュー28,30によって一本
の集合コンベヤ8上に合流させる際に、容器を安定した
状態で搬送し倒びんや噛み込みを防止する。 【解決手段】二列の供給コンベヤによって容器を供給す
る。これら供給コンベヤの中間に供給コンベヤの二倍の
速度で走行する集合コンベヤが配置されている。集合コ
ンベヤは所定の間隔でリフトプレート26が立ち上がる
リフトリンクコンベヤである。各供給コンベヤと集合コ
ンベヤの間に中間コンベヤ14,16,18,20が配
置されている。両供給コンベヤから中央の集合コンベヤ
へ向けてそれぞれスクリュー28,30が配置されてい
る。各スクリューは、入口側がリフトプレートのピッチ
とほぼ同じピッチで、出口側がその二倍のピッチのポケ
ット28a,30aを有する。両スクリューは180度
位相をずらして配置されている。中間コンベヤは集合コ
ンベヤとほぼ等速で走行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器合流装置に係
り、より詳しくは、二列で搬送されてきた容器を一列に
集合させて下流側の容器処理装置等に供給する容器合流
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上流側の複数の容器処理装置で処理さ
れ、複数列のコンベヤによって搬送されてきた容器を一
列に集合させた後、下流側に設けられた充填機等の容器
処理装置に供給するようにした容器合流装置は従来から
知られている(特公昭35−12889号公報)。
【0003】前記公報に記載された容器合流装置は、二
列の容器搬送コンベヤによって供給された容器を、各コ
ンベヤの側部にそれぞれ配置されたスクリューによって
搬送する。これらスクリューは、次第に拡大するピッチ
を有しており、容器の搬送速度を、最終的には前記コン
ベヤの走行速度の倍の速度まで加速する。また、両スク
リューは、180度位相を異ならせるとともに、下流側
が次第に接近するようになっており、両スクリューによ
って搬送されてきた二列の容器を、一列のコンベヤに交
互に引渡すことにより合流させている。
【0004】スクリューには外周面に螺旋状の溝が形成
されており、容器を搬送する側の面を見ると、容器を受
入れるポケットとこれらポケット間の山部とが交互に位
置している。このスクリューによって容器を搬送する場
合には、ポケット内に収容された容器が、進行方向前方
側の山部に当接した状態、すなわち、コンベヤの走行速
度がスクリューによる搬送速度よりも速い状態で、か
つ、回転するスクリューが容器に対し、上から下へ当接
する回転方向で搬送すると、容器はコンベヤに押し付け
られながら進行するので、浮き上がることなく安定した
容器搬送が可能である。しかしながら、コンベヤスピー
ドよりもスクリューによる搬送速度が速くなると、ポケ
ット内に収容されている容器はそのポケットの後方側の
山部によって背面側を押された状態で搬送される。この
ように山部によって後方から押されると、容器は上から
下に向けて押し込まれる状態になり、ガイドとの摩擦等
により無理な押し圧がかかり、噛み込みや倒びんが発生
する場合がある。特に、異なるサイズの容器に兼用する
ために、スクリューのポケットを大きくしてある場合に
は、小型の容器に噛み込み等のトラブルが発生するおそ
れが高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載された
容器合流装置では、二列の低速なコンベヤによって搬送
されている容器をスクリューによってピッチを広げつつ
加速して下流側の高速走行するコンベヤに引渡すように
なっているので、スクリューの山部で後方から押す状態
で搬送することになり、安定した搬送をすることができ
ないという欠点がある。
【0006】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、二列のコンベヤにより比較的低速で搬送され
てきた容器をスクリューによってピッチを広げつつ加速
した後、前記コンベヤのほぼ倍の速度で走行するコンベ
ヤに引渡す際に、安定した姿勢で容器を搬送して合流さ
せることができる容器合流装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る容器合流装
置は、容器を搬送する二本の供給コンベヤと、容器に係
合可能な突出部材が等ピッチで設けられ、両供給コンベ
ヤの間に配置されて、突出部材間に載置された容器を供
給コンベヤの二倍の速度で搬送する集合コンベヤと、両
側の供給コンベヤと集合コンベヤとの間にそれぞれ配置
され、供給コンベヤよりも速い速度で容器を搬送する加
速コンベヤと、前記集合コンベヤの突出部材の間隔とほ
ぼ同じ幅のポケットが、上流側から徐々にピッチを広
げ、下流側ではほぼ二倍のピッチで形成された一対のス
クリューとを備え、これら両スクリューの回転位相を1
80度異ならせるとともに、前記両供給コンベヤから集
合コンベヤへ向けて斜めに配置し、両供給コンベヤによ
って搬送されてきた容器を、前記集合コンベヤの突出部
材間に交互に押し込むことにより一列に集合させるよう
にしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
る容器合流装置の全体の構成を示す平面図であり、上流
側(図1の右側)の二台の容器処理装置(図示せず)か
ら送り出された容器2が、それぞれ供給コンベヤ4,6
によって搬送され、この容器合流装置で一列の集合コン
ベヤ8上に合流された後、下流側に配置された充填機等
の図示しない容器処理装置に搬入される。
【0009】各供給コンベヤ4,6の内側にはそれぞれ
ロータリストッパ10,12が配置されており、供給コ
ンベヤ4,6によって搬送されてきた容器2を所定の間
隔に切離して下流側に送り出すようになっている。平行
に配置されている各供給コンベヤ4,6の内側に沿って
それぞれ第1の中間コンベヤ14,16が配置されてい
る。これら供給コンベヤ4,6および第1中間コンベヤ
14,16は、無端状チェーンにプレートが取付けられ
たフラットな搬送面を有する通常のコンベヤが用いられ
ている。
【0010】さらに、これら各第1の中間コンベヤ1
4,16の内側に、それぞれ第2の中間コンベヤ18,
20が平行して配置されている。これら第2の中間コン
ベヤ18,20は、所定の間隔で搬送面上に突出可能な
突出部材22,24を有している。このような突出部材
22,24を有するコンベヤの一例について図2(a)
および(b)により説明する。これらの図に示すリフト
リンクコンベヤAは、無端状チェーンBの各リンク上に
それぞれスラットCが取付けられており、さらに、この
例では、6枚おきのスラットDが、支持軸Eを中心に揺
動可能な円弧状のアームFの上端に取付けられている。
このスラット(リフトプレート)Dは通常は自重により
下降して、リンク上に固定された他のスラットCと同一
の平面を構成している。そして、チェーンBの走行によ
りアームFが下方に配置したカム(図示せず)に当たる
と押し上げられて、リフトプレートDが搬送面の上方に
突出し、搬送している容器に係合可能な状態になる。
【0011】二本の平行な第2中間コンベヤ18,20
の間に、集合コンベヤ8が配置されている。この集合コ
ンベヤ8も、前記第2中間コンベヤ18,20と同様の
リフトリンクコンベヤAによって構成されており、所定
の位置で突出部材(リフトプレート)26を搬送面の上
方に突出させて容器2に係合させることができる。平行
している二本の第2中間コンベヤ18,20のリフトプ
レート22,24と、その中間に配置された集合コンベ
ヤ8のリフトプレート26とが、進行方向の位置が一致
するように、これら各コンベヤ8,18,20の位相が
調整されている。
【0012】集合コンベヤ8は、この集合コンベヤ8を
介して容器2が搬入される充填機等の容器処理装置の処
理能力(例えば、400bpm)に応じた速度で運転さ
れ、これに対して、上流側の両供給コンベヤ4,6は、
集合コンベヤ8の走行速度のほぼ二分の一の速度(例え
ば、200bpmに相当する速度)で走行される。そし
て、これら供給コンベヤ4,6と集合コンベヤ8との間
に配置されている第1中間コンベヤ14,16は、集合
コンベヤ8の走行速度とほぼ同じ速度(例えば、400
bpmに相当する速度)で、また、第2中間コンベヤ1
8,20は、集合コンベヤ8の走行速度と同じ速度で走
行するようになっており、供給コンベヤ4,6よりも速
い速度で容器2を搬送する加速コンベヤを構成してい
る。
【0013】前記両供給コンベヤ4,6の外側から各第
2中間コンベヤ18,20の上方へ向けて、それぞれ押
し込みスクリュー28,30が斜めに配置されている。
各押し込みスクリュー28,30は、各種サイズの容器
2に兼用できるように、大径の容器2を受入れ可能な幅
のポケット28a,30aを有している。これらのポケ
ット28a,30aは、スクリュー28,30の入口側
(図1の右側)では、前記第2中間コンベヤ18,20
および集合コンベヤ8のリフトプレート22,24,2
6の間隔とほぼ一致するピッチを有しており、下流側に
向けてピッチが拡大し、出口側では、前記リフトプレー
ト22,24,26の間隔のほぼ2倍のピッチを有して
いる。これら両スクリュー28,30は、入口側では、
供給コンベヤ4,6の搬送速度に対応する速度で容器2
を搬送するように回転しており、入口側で受入れた容器
2を保持して搬送する間に、前記ポケット28a,30
aのピッチの拡大に応じて容器2の間隔を広げつつ加速
して、これら容器2を、供給コンベヤ4,6上から第1
中間コンベヤ14,16上を越えて第2中間コンベヤ1
8,20の一ピッチおきのリフトプレート22,24間
に押し込むようになっている。
【0014】両側のスクリュー28,30は、180度
位相を異ならせてあり、出口側(下流側)では、一方の
スクリュー(例えば28)のポケット28aが他方のス
クリューの山部30bと対向(進行方向の位置が一致)
し、また、前記一方のスクリュー28の山部28bが他
方のスクリュー30のポケット30aに対向している。
そして、これらスクリュー28,30の各ポケット28
a,30aが、第2中間コンベヤ18,20のリフトプ
レート22,24の間の空間と位置が一致するように、
スクリュー28,30と第2中間コンベヤ18,20と
の位相調整が行なわれている。
【0015】押し込みスクリュー28,30によって搬
送されてきた容器2を受取る第2中間コンベヤ18,2
0は、スクリュー28,30の先端を通過する直前に、
リフトプレート22,24がカム(図示せず)によって
立ち上がるようになっており、スクリュー28,30の
ポケット28a,30aによって保持されて搬送されて
きた容器2はスクリュー28,30を通過すると、今度
は、立ち上がった前後のリフトプレート22,24の間
に位置決めされて第2中間コンベヤ18,20により搬
送される。なお、第2中間コンベヤ18,20のリフト
プレート22,24は、図1中に符号22A,24Aで
示す位置で立ち上がるようになっている。
【0016】両供給コンベヤ4,6の搬送面の上方両側
から前記スクリュー28,30の内面側に沿って、搬送
される容器2の側面を案内するガイド32,34,3
6,38が配置されている。このガイド32,34,3
6,38は、スクリュー28,30よりも上流側では、
両側に平行して配置され、スクリュー28,30が設置
されている部分では、ガイド34,36がスクリュー2
8,30の内側に平行して斜めに配置されている。これ
らガイド32,34,36,38および両スクリュー2
8,30は、容器2のサイズに応じて間隔の調整ができ
るようになっている。
【0017】両側スクリュー28,30の下流側には、
これらスクリュー28,30によって供給コンベヤ4,
6上から第2中間コンベヤ18,20上まで押し込まれ
た容器2を、さらに中央の集合コンベヤ8上まで押し込
むための押し込みベルト40,42が設置されている。
両押し込みベルト40,42は、それぞれ、下流側の駆
動ホイール44,46と上流側のアイドルホイール4
8,50とに掛け回されており、これら両ベルト40,
42の互いに向かい合う側が、同一方向(図1の右から
左側)に走行するようになっている。これら両押し込み
ベルト40,42は、第2中間コンベヤ18,20上の
容器2をその中央に配置されている集合コンベヤ8上に
押し込むように、スクリュー28,30と同様に斜めに
配置されている。これら押し込みベルト40,42も、
容器2のサイズに応じて間隔を調整できるようになって
いる。なお、押し込みベルト40,42が、第2中間コ
ンベヤ18,20および集合コンベヤ8のリフトプレー
ト22,24,26と干渉しない高さに配置されている
ことはいうまでもない。
【0018】なお、前記各コンベヤ4,6,14,1
6,18,20,8、スクリュー28,30、押し込み
ベルト40,42およびロータリストッパ10,12等
は、従来周知のように駆動的に連結して同期運転され
る。また、スクリュー28,30およびロータリストッ
パ10,12を別駆動としてサーボモータによって運転
するようにしても良い。
【0019】以上の構成に係る容器合流装置の作動につ
いて説明する。二本の供給コンベヤ4,6によって連続
的に搬送されてきた容器2は、それぞれのロータリスト
ッパ10,12によって、所定の間隔、すなわち、リフ
トリンクコンベヤ(第2中間コンベヤ18,20および
集合コンベヤ8)のリフトプレート(突出部材22,2
4,26)のピッチと同じ間隔に切離されて送り出され
る。
【0020】スクリュー28,30の入口側のポケット
28a,30aのピッチは、前記リフトプレート22,
24,26のピッチに一致しており、各容器2はスクリ
ュー28,30のポケット28a,30a内に収容さ
れ、内側の側面をガイド34,36によって支持されて
搬送される。容器2は、各コンベヤ4,6,14,1
6,18,20の走行方向に対して傾斜して配置されて
いるスクリュー28,30によって次第に内側に押し込
まれて、順次内側のコンベヤ14,16,18,20に
乗り移る。容器2が供給コンベヤ4,6上にある間は、
スクリュー28,30のポケット28a,30aのピッ
チはあまり拡大せず、容器2がこの供給コンベヤ4,6
から第1中間コンベヤ14,16上に乗り移る付近か
ら、スクリュー28,30のポケット28a,30aの
ピッチが大きく拡大して容器2の搬送速度を加速する
が、第1中間コンベヤ14,16は供給コンベヤ4,6
のほぼ二倍の速度で走行しているので、容器2はスクリ
ュー28,30のポケット28a,30a内で安定して
搬送される。
【0021】スクリュー28,30によって内側へ押し
込まれた容器2は、第1中間コンベヤ14,16から第
2中間コンベヤ18,20へと乗り移る。第2中間コン
ベヤ18,20はリフトリンクコンベヤであり、所定の
間隔でリフトプレート22,24が設けられているが、
スクリュー28,30とリフトプレート22.24の位
相が一致しており、スクリュー28、30に押し込まれ
た容器2は、二枚のリフトプレート22,24の間に載
置される。スクリュー28,30の出口側では、ポケッ
ト28a,30aのピッチがリフトプレート22,24
のピッチの約二倍になっているので、一方のスクリュー
(例えば28)から押出された容器2は、一つおきのリ
フトプレート22間に挿入され、しかも、両スクリュー
28,30の位相が180度ずれているので、他方のス
クリュー30に押出された容器2は、前記容器2が挿入
されているリフトプレート22間とは一ピッチずれた別
の空間(リフトプレート24間)に挿入される。つまり
両側の第2中間コンベヤ18,20上には、一つおきに
互い違いで容器2が載せられる。
【0022】第2中間コンベヤ18,20のリフトプレ
ート22,24は、容器2がスクリュー28,30から
排出される位置付近(22A,24A参照)で、図示し
ないカムによって立ち上がるようになっており、容器2
は、スクリュー28,30のポケット28a,30aか
ら解放された後は、前後のリフトプレート22,24間
に保持されて搬送される。スクリュー28,30から離
れて第2中間コンベヤ18,20によって搬送される容
器2は、押し込みベルト40,42によって、両側の第
2中間コンベヤ18,20上から中央の集合コンベヤ8
上に押し込まれる。第2中間コンベヤ18,20のリフ
トプレート22,24と集合コンベヤ8のリフトプレー
ト26とは進行方向の位置が一致しており、両側の第2
中間コンベヤ18,20から交互に集合コンベヤ8上に
容器2が押し込まれて、集合コンベヤ8上では、リフト
プレート26間のすべての空間に容器2が挿入される。
【0023】このように二列の供給コンベヤ4,6から
送られてきた容器2を、この容器合流装置によって合流
させて集合コンベヤ8上に一列に整列させた後、下流側
の充填機等の容器処理装置に搬入する場合には、下流側
の容器処理装置の能力が高い場合でも、供給コンベヤ
4,6の搬送速度を遅くしたので、容器2の噛み込みや
倒びん等のトラブルを防止することができる。しかも、
入口側から出口側に向けてポケット28a,30aのピ
ッチが拡大するスクリュー28,30によって加速し
て、比較的低速の供給コンベヤ4,6からその二倍の速
度で走行する集合コンベヤ8へと引渡す場合に、これら
コンベヤ4,6,8の中間に配置された第1中間コンベ
ヤ14,16の走行速度を、高速な集合コンベヤ8とほ
ぼ同速とし、第2中間コンベヤ18,20の走行速度
を、集合コンベヤ8と同速としたので、ポケット28
a,30a内に収容された容器が、進行方向前方側の山
部28b,30bに当接した状態を維持して搬送され、
スクリュー28,30による容器搬送を安定して行なう
ことができる。
【0024】なお、前記実施の形態では、二本の供給コ
ンベヤ4,6と集合コンベヤ8との間に、それぞれ第1
中間コンベヤ14,16および第2中間コンベヤ18,
20を配置したが、これは両供給コンベヤ4,6の側部
にそれぞれ設置したロータリストッパ10,12のサイ
ズ(直径)が大きいので、両供給コンベヤ4,6の間隔
が広くなってしまうためこのような構成としたもので、
必ずしも二列の中間コンベヤ14,16,18,20を
必要とするものではなく、一列または三列以上の中間コ
ンベヤを配置するようにして、加速コンベヤを構成して
も良い。
【0025】前記実施の形態では、上流側の二台の容器
処理装置から、二列の供給コンベヤ4,6によって搬送
されてきた容器2を合流させて、集合コンベヤ8上で一
列にした後、充填機等の下流側の容器処理装置に供給す
るようにしているが、上流側の装置の一方がトラブル等
で停止した場合には、一方の供給コンベヤからしか容器
が供給されず集合コンベヤ8上の容器2は一本おきに抜
けた状態になる。これに対し本実施例では、同期運転の
ため集合コンベヤ8と連結されている駆動軸に設けた減
速機の減速比を変更したり、別駆動として設けたサーボ
モータの設定値を読み替えることにより、供給コンベヤ
4,6、ロータリストッパ10,12、スクリュー2
8,30、第1中間コンベヤ14,16を集合コンベヤ
8に対する相対速度において通常運転の倍の速度で運転
するように切り換え、集合コンベヤ8の容器の搬送速度
と同じ速度で容器を搬送することができるようにしてい
る。つまり、通常集合コンベヤ8に対し1/2の能力で
容器を搬送している供給コンベヤ4,6ならびにスクリ
ュー28,30を集合コンベヤ8と同能力とするもので
ある。これにより上流側の装置の一方が停止すると供給
が停止した側のスクリューから容器2の払い出しを行な
った後、前記のように運転速度の切換えを行なうことに
よって運転可能な他方の上流側の装置から供給される容
器2をいずれか一方の供給コンベヤ4,6、スクリュー
28,30、第1中間コンベヤ14,16を介して連続
的に第2中間コンベヤ18,20、集合コンベヤ8のリ
フトプレート22,24,26の間に供給することがで
き、充填機などの下流側の装置の運転を継続することが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、容器
を搬送する二本の供給コンベヤと、容器に係合可能な突
出部材が等ピッチで設けられ、両供給コンベヤの間に配
置されて、突出部材間に載置された容器を供給コンベヤ
の二倍の速度で搬送する集合コンベヤと、両側の供給コ
ンベヤと集合コンベヤとの間にそれぞれ配置され、供給
コンベヤよりも速い速度で容器を搬送する加速コンベヤ
と、前記集合コンベヤの突出部材の間隔とほぼ同じ幅の
ポケットが、上流側から徐々にピッチを広げ、下流側で
はほぼ二倍のピッチで形成された一対のスクリューとを
備え、これら両スクリューの回転位相を180度異なら
せるとともに、前記両供給コンベヤから集合コンベヤへ
向けて斜めに配置し、両供給コンベヤによって搬送され
てきた容器を、前記集合コンベヤの突出部材間に交互に
押し込むことにより一列に集合させるようにしたので、
低速のコンベヤによって搬送してきた容器を高能力の処
理装置に供給することができる。また、スクリューによ
る容器の搬送を安定した姿勢で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る容器合流装置の全体の
構成を示す平面図である。
【図2】前記容器合流装置の集合コンベヤおよび第2中
間コンベヤとして用いられるリフトリンクコンベヤの一
例を示すもので、(a)はその側面図、(b)は下面図
である。
【符号の説明】
2 容器 4 供給コンベヤ 6 供給コンベヤ 8 集合コンベヤ 14 加速コンベヤ(第1中間コンベヤ) 16 加速コンベヤ(第1中間コンベヤ) 18 加速コンベヤ(第2中間コンベヤ) 20 加速コンベヤ(第2中間コンベヤ) 22 突出部材(リフトプレート) 24 突出部材(リフトプレート) 26 突出部材(リフトプレート) 28 スクリュー 28a ポケット 30 スクリュー 30a ポケット
フロントページの続き (72)発明者 太田 正人 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内 (72)発明者 山田 隆夫 大阪府大阪市北区堂島2−1−5 サント リー株式会社内 (72)発明者 高田 宗彦 大阪府大阪市北区堂島2−1−5 サント リー株式会社内 (72)発明者 佐々木 英三 大阪府大阪市北区堂島2−1−5 サント リー株式会社内 Fターム(参考) 3F027 AA05 CA03 DA15 EA01 3F034 AA05 KA04 3F070 AA07 BD06 BE02 BF01 DA09 EA30 EC01 EE08 3F081 AA18 BC04 BD02 BF02 BF16 CB06 CE08 DA02 DA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を搬送する二本の供給コンベヤと、
    容器に係合可能な突出部材が等ピッチで設けられ、両供
    給コンベヤの間に配置されて、突出部材間に載置された
    容器を供給コンベヤの二倍の速度で搬送する集合コンベ
    ヤと、両側の供給コンベヤと集合コンベヤとの間にそれ
    ぞれ配置され、供給コンベヤよりも速い速度で容器を搬
    送する加速コンベヤと、前記集合コンベヤの突出部材の
    間隔とほぼ同じ幅のポケットが、上流側から徐々にピッ
    チを広げ、下流側ではほぼ二倍のピッチで形成された一
    対のスクリューとを備え、これら両スクリューの回転位
    相を180度異ならせるとともに、前記両供給コンベヤ
    から集合コンベヤへ向けて斜めに配置し、両供給コンベ
    ヤによって搬送されてきた容器を、前記集合コンベヤの
    突出部材間に交互に押し込むことにより一列に集合させ
    ることを特徴とする容器合流装置。
  2. 【請求項2】 一方の供給コンベヤからの容器の供給が
    停止した場合に、他方の側の供給コンベヤ、スクリュー
    および加速コンベヤを、前記集合コンベヤに対する相対
    速度において通常運転時の倍の速度で運転することを特
    徴とする請求項1に記載の容器合流装置。
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