JP3197078B2 - 容器の方向整列方法及び装置 - Google Patents

容器の方向整列方法及び装置

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JP3197078B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品壜詰プラント等の特
殊形状容器の方向を同一方向に整列することができる容
器の方向整列方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の容器の方向整列装置を示
し、複列の無端状ベルト03,04を併設し、進行方向
に対し縦方向に向く容器01と、進行方向に対し横方向
に向く容器02を案内するガイド05は、ベルト03の
進行方向に対しθ度の角度を設けた傾斜部のガイド05
1 と、ベルト03とベルト04の摺接部に沿ったガイド
052 より構成し、進行方向に対し縦方向に向いた容器
01はガイド05に沿って走行し、傾斜部のガイド05
1 に案内されてベルト03よりベルト04に乗り移った
後も、縦方向に容器011 の状態となり、容器の方向に
変化はない。一方進行方向に対し横方向に向いた容器0
2は、傾斜部のガイド051 の抵抗と、ベルト03の速
度V0 とベルト04の速度V1 のV1 >V0 の関係によ
り、ベルト04に乗り移る時に容器021 ,022 の様
に順次回転し、横方向の容器02はほぼ縦方向の容器0
2 のように回転する作用が生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の容器の方向
整列装置は、ガイド05の表面の摩擦係数及び傾斜部の
ガイド051 の角度θの値により、容器02の回転力が
変わる。またベルト03,04の速度差V1 −V0 の値
の変化によっても容器02の回転力は変わる。一方容器
の処理能力をアップする場合には、ガイド051 の角度
θの値及びベルト03,04の速度差V1 −V0 の値の
変更が必要である。この時横方向の容器02の回転力を
大きくするために傾斜部のガイド051 の角度θの値を
小さくし、ベルト03,04の速度差V1 −V0 の値を
大きくすると、縦方向の容器01に作用する回転力が大
きくなり、回転を必要としない容器01にまで回転力が
作用する弊害が現れる。この様にガイド051 の摩擦に
より容器02を回転する従来方式は容器の方向整列が不
確実であった。本発明は回転を与える必要がない縦方向
に向いた容器はそのまま素通しし、回転力を必要とする
横方向又は中間方向に向いた容器は、複数の並列した無
端状ベルトに跨がる状態となって、方向整列を可能とす
る容器の方向整列装置を提供し、前記従来の課題を解決
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、容器
の底部又は胴部の水平方向断面が長方形又は楕円形状の
容器を、互いに速度差を有する並列した無端状ベルトに
乗せ、入口から出口に向けて搬送しながら同容器の方向
を転換整列する方法において、同ベルトのうち片方のベ
ルトで容器を搬送すると共に、容器の底部及び/又は胴
部を固定ガイドで案内することにより、進行方向に対し
縦方向に向いた容器は他方のベルトへ移動することなく
進行し、進行方向に対し横方向又は中間方向に向いた容
器は他方のベルトに乗り上げ、両ベルトの速度差により
方向転換して固定ガイド側のベルト上を搬送するように
してなるもので、これを課題解決のため手段とするもの
である。また本発明は、容器の底部又は胴部の水平方向
断面が長方形又は楕円形状の容器を、互いに速度を有す
る並列した無端状ベルトに乗せ、入口から出口に向けて
搬送しながら同容器の方向を転換整列する装置におい
て、同無端状ベルトの上面を共に水平に形成すると共
に、片方の無端状ベルト側に固定ガイドを同容器の底部
及び/又は胴部を案内可能に設け、同固定ガイドの水平
方向の幅を入口から出口に向けて暫増させた後平行に
し、同容器が同ガイドに対して長径方向に整列したと
き、同容器が搬送される前記片方のベルトの幅以内に整
列されるようにしてなるもので、これを課題解決のため
の手段とするものである。
【0005】
【作用】回転を与える必要のない進行方向に対し縦方向
に向いた容器は、本流の無端状ベルトによってのみ下流
へ搬送されて、他方の速度差を有する無端状ベルト上へ
は移動しないため回転力は生じない。一方進行方向に対
し横方向又は中間方向に向いた容器は、平板ガイド及び
又は胴ガイドにより他方の無端状ベルト上に容器の底部
の一部が乗跨した(乗り上げた)状態となり、かつ各ベ
ルトに速度差を設けてあるため、容器が一定距離走行す
る間に容器に回転力が生じる。そして横方向又は中間方
向に向いた容器が縦方向に回転した時、容器は両ベルト
の速度差による容器の回転と共に、水平ベルトに完全に
乗り移る作用が生ずる。
【0006】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図6は本発明の実施例を示す。なお、ここで
は、例えばPET製の長角びん等の容器の底部の水平方
向断面が矩形状の場合について説明する。さて図1は本
発明の実施例を示す装置の平面図で進行方向に対し縦方
向に向く容器1、進行方向に対し横方向に向く容器2及
び縦及び横方向の中間方向に向く容器3は、上流から容
器間隔をとってランダムに投入され、水平ベルト4上を
右側から左側へ搬送される。また本流の水平ベルト4は
無端状となり左側上流に設けた駆動手段(図示しない)
で駆動され、同ベルト4に併設した水平ベルト5は、モ
ータ7、鎖車8,10、ローラチエン9、駆動軸11及
びスプロケット12により駆動され、通常はベルト4の
速度V0 と、ベルト5の速度V1 はV1 >V0 の関係と
するが、処理能力が低い時はV1 <V0 の関係も成り立
つ。15は従動スプロケットである。
【0007】図3は図2のB〜B断面図で、容器32
ベルト4,5に跨がっている状態で、ベルト4の上には
容器32 の右側底部の大部分が接触し、ベルト5の上に
は容器32 の左側底部の一部がベルト5の上に乗跨さ
れ、容器32 の右側の平板ガイド6のの先端6′で案内
されている。またベルト4のキャリア側はチエンレール
16上を摺動し、リターン側はローラ17で受ける。一
方ベルト5のキャリア側はチエンレール13上を摺動
し、リターン側も同様にチエンレール14上を摺動す
る。なお、これらの部品はフレーム側板18にそれぞれ
結合している。また平板ガイド6の水平面における幅
は、図1に示す様に上流から下流に向かって暫増部を構
成し、それ以降は本実施例では一定幅部と、暫減部を設
けてある。
【0008】図4は図2のC〜C断面図で、進行方向に
対し縦方向に向く容器1がベルト4に乗っており、ベル
ト5に接することなく平板ガイド6の先端6′で案内さ
れていても、回転力が作用することなく素通りするのみ
である。即ち、縦方向に向く容器は本流の水平ベルト4
から水平ベルト5へ移動することなく搬送される。図5
は容器の底部を長辺側正面と短辺側正面より見た図であ
り、夫々容器の進行方向に対して前者は横方向、後者が
縦方向で供給された容器1、2の底部コーナ部2′に接
して平板ガイド6の先端6′で案内され、容器の他側底
部コーナ2′の底部の一部がベルト5上に乗跨せしめた
ものと、乗跨してないものの様子を図示している。その
時の横方向送りと縦方向送りの容器中心進路間のオフセ
ット量はδである。図6は図5の容器を下から見た図で
あるが、何れの場合も平板ガイド6の先端6′が接触す
る底部コーナ部2′を示す。この様な構成により、容器
2、3(31 、32 、33 )何れの場合でも、容器の底
部コーナ2′に平板ガイド6の先端6′が接することに
より、容器の中心進路をオフセットさせられ、容器底部
の一部をベルト5上に乗跨せしめ、ベルト5と水平ベル
ト4間の速度差から発生する推進力差によって容器2、
3に回転力を生じせしめ、容器の方向整列をするもので
ある。一方容器1に対しても平板ガイド6の先端6′が
容器底部コーナ2′を案内するが容器1は水平ベルト4
に乗ったまま、ベルト5に接することなく素通りする。
従って全ての容器の方向を整列して下流へ搬送出来る。
なお、ベルト以外にコンベア等の搬送手段も採用でき
る。
【0009】また図3,図4の如く平板ガイド6に代え
て、図1で示す平板ガイド6の平面図に相当する容器に
接する先端形状を有する胴ガイド19を採用してもよ
く、平板6と胴ガイド19を併用してもよい。なお、胴
ガイド19は、実質的に前記平板ガイド6と同様な作用
効果が発揮出来ればよい。即ち、回転力を与える必要が
ない容器1、回転力を与える必要のある容器2,3の何
れの場合でも、胴ガイド19が容器胴部を案内すること
によって、平板ガイドの場合と同量のオフセットが得ら
れ、容器2,3の時、容器底部の一部がベルト5上に乗
跨せしめられる。また形状概念としては平板ガイドと同
一思想で設計され、取付け位置は容器胴部付近となる。
【0010】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明による
と、進行方向に対し縦方向、横方向及び中間方向に向い
た容器がランダムに供給されても、排出側では全て縦方
向の容器に揃えることができる。この場合縦方向の容器
は、実質的に平板ガイドで容器の進路を案内されても水
平ベルト上を素通りし、回転力を受けることがない。ま
た横方向及び中間方向の容器は、平板ガイドで容器の進
路がオフセットせしめられることにより、容器の底部の
片側は片方のベルト上に乗跨され、容器の大部分の底部
はガイド側の水平ベルト上にある。この時各ベルトの速
度差により、容器は回転力が生じて全底面がガイド側の
水平ベルト上に乗り移る作用が働き、容器は完全に縦方
向となり、同水平ベルト上に乗って排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る容器の方向整列装置の平
面図である。
【図2】図1のA〜A断面図である。
【図3】図2のB〜B断面図である。
【図4】図2のC〜C断面図である。
【図5】容器を長辺側と短辺側より見た側面図及び正面
図である。
【図6】図5の容器底部の下面図である。
【図7】従来の容器の方向整列装置の平面図である。
【符号の説明】
1,2,3 容器 4 水平ベルト 5 水平ベルト 6 平板ガイド 7 モータ 12 スプロケット 13,14,16 チエンレール 17 ローラ 18 フレーム側板 19 胴ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/22 - 47/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の底部又は胴部の水平方向断面が長
    方形又は楕円形状の容器を、互いに速度差を有する並列
    した無端状ベルトに乗せ、入口から出口に向けて搬送し
    ながら同容器の方向を転換整列する方法において、同ベ
    ルトのうち片方のベルトで容器を搬送すると共に、容器
    の底部及び/又は胴部を固定ガイドで案内することによ
    り、進行方向に対し縦方向に向いた容器は他方のベルト
    へ移動することなく進行し、進行方向に対し横方向又は
    中間方向に向いた容器は他方のベルトに乗り上げ、両ベ
    ルトの速度差により方向転換して固定ガイド側のベルト
    上を搬送することを特徴とする容器の方向整列方法。
  2. 【請求項2】 容器の底部又は胴部の水平方向断面が長
    方形又は楕円形状の容器を、互いに速度を有する並列し
    た無端状ベルトに乗せ、入口から出口に向けて搬送しな
    がら同容器の方向を転換整列する装置において、同無端
    状ベルトの上面を共に水平に形成すると共に、片方の無
    端状ベルト側に固定ガイドを同容器の底部及び/又は胴
    部を案内可能に設け、同固定ガイドの水平方向の幅を入
    口から出口に向けて暫増させた後平行にし、同容器が同
    ガイドに対して長径方向に整列したとき、同容器が搬送
    される前記片方のベルトの幅以内に整列されるようにし
    てなることを特徴とする容器の方向整列装置。
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JP4708171B2 (ja) * 2004-11-29 2011-06-22 株式会社前川製作所 原木パンの切断整列装置
KR20130131526A (ko) * 2012-05-24 2013-12-04 에이스기계 주식회사 판상 요소를 선회시키기 위한 점접촉 방식의 컨베이어 장치

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