JP4144077B2 - 容器合流装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は容器合流装置に係り、より詳しくは、二列で搬送されてきた容器を一列に集合させて下流側の容器処理装置等に供給する容器合流装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上流側の複数の容器処理装置で処理され、複数列のコンベヤによって搬送されてきた容器を一列に集合させた後、下流側に設けられた充填機等の容器処理装置に供給するようにした容器合流装置は従来から知られている(特公昭35−12889号公報)。
【0003】
前記公報に記載された容器合流装置は、二列の容器搬送コンベヤによって供給された容器を、各コンベヤの側部にそれぞれ配置されたスクリューによって搬送する。これらスクリューは、次第に拡大するピッチを有しており、容器の搬送速度を、最終的には前記コンベヤの走行速度の倍の速度まで加速する。また、両スクリューは、180度位相を異ならせるとともに、下流側が次第に接近するようになっており、両スクリューによって搬送されてきた二列の容器を、一列のコンベヤに交互に引渡すことにより合流させている。
【0004】
スクリューには外周面に螺旋状の溝が形成されており、容器を搬送する側の面を見ると、容器を受入れるポケットとこれらポケット間の山部とが交互に位置している。このスクリューによって容器を搬送する場合には、ポケット内に収容された容器が、進行方向前方側の山部に当接した状態、すなわち、コンベヤの走行速度がスクリューによる搬送速度よりも速い状態で、かつ、回転するスクリューが容器に対し、上から下へ当接する回転方向で搬送すると、容器はコンベヤに押し付けられながら進行するので、浮き上がることなく安定した容器搬送が可能である。しかしながら、コンベヤスピードよりもスクリューによる搬送速度が速くなると、ポケット内に収容されている容器はそのポケットの後方側の山部によって背面側を押された状態で搬送される。このように山部によって後方から押されると、容器は上から下に向けて押し込まれる状態になり、ガイドとの摩擦等により無理な押し圧がかかり、噛み込みや倒びんが発生する場合がある。特に、異なるサイズの容器に兼用するために、スクリューのポケットを大きくしてある場合には、小型の容器に噛み込み等のトラブルが発生するおそれが高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報に記載された容器合流装置では、二列の低速なコンベヤによって搬送されている容器をスクリューによってピッチを広げつつ加速して下流側の高速走行するコンベヤに引渡すようになっているので、スクリューの山部で後方から押す状態で搬送することになり、安定した搬送をすることができないという欠点がある。
【0006】
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、二列のコンベヤにより比較的低速で搬送されてきた容器をスクリューによってピッチを広げつつ加速した後、前記コンベヤのほぼ倍の速度で走行するコンベヤに引渡す際に、安定した姿勢で容器を搬送して合流させることができる容器合流装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る容器合流装置は、容器を搬送する二本の供給コンベヤと、容器に係合可能な突出部材が等ピッチで設けられ、両供給コンベヤの間に配置されて、突出部材間に載置された容器を供給コンベヤの二倍の速度で搬送する集合コンベヤと、両側の供給コンベヤと集合コンベヤとの間にそれぞれ配置され、容器に係合可能な突出部材が等ピッチで設けられて供給コンベヤよりも速い速度で容器を搬送する加速コンベヤと、前記集合コンベヤおよび前記加速コンベヤの突出部材の間隔とほぼ同じ幅のポケットが、上流側から徐々にピッチを広げ、下流側ではほぼ二倍のピッチで形成された一対のスクリューと、前記加速コンベヤから集合コンベヤへ容器を押し込む押し込みベルトとを備え、これら両スクリューの回転位相を180度異ならせるとともに、前記両供給コンベヤから集合コンベヤへ向けて斜めに配置し、両供給コンベヤによって搬送されてきた容器を、前記加速コンベヤの突出部材間に押し込み、さらに、前記集合コンベヤの突出部材間に交互に押し込むことにより一列に集合させるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る容器合流装置の全体の構成を示す平面図であり、上流側(図1の右側)の二台の容器処理装置(図示せず)から送り出された容器2が、それぞれ供給コンベヤ4,6によって搬送され、この容器合流装置で一列の集合コンベヤ8上に合流された後、下流側に配置された充填機等の図示しない容器処理装置に搬入される。
【0009】
各供給コンベヤ4,6の内側にはそれぞれロータリストッパ10,12が配置されており、供給コンベヤ4,6によって搬送されてきた容器2を所定の間隔に切離して下流側に送り出すようになっている。平行に配置されている各供給コンベヤ4,6の内側に沿ってそれぞれ第1の中間コンベヤ14,16が配置されている。これら供給コンベヤ4,6および第1中間コンベヤ14,16は、無端状チェーンにプレートが取付けられたフラットな搬送面を有する通常のコンベヤが用いられている。
【0010】
さらに、これら各第1の中間コンベヤ14,16の内側に、それぞれ第2の中間コンベヤ18,20が平行して配置されている。これら第2の中間コンベヤ18,20は、所定の間隔で搬送面上に突出可能な突出部材22,24を有している。このような突出部材22,24を有するコンベヤの一例について図2(a)および(b)により説明する。これらの図に示すリフトリンクコンベヤAは、無端状チェーンBの各リンク上にそれぞれスラットCが取付けられており、さらに、この例では、6枚おきのスラットDが、支持軸Eを中心に揺動可能な円弧状のアームFの上端に取付けられている。このスラット(リフトプレート)Dは通常は自重により下降して、リンク上に固定された他のスラットCと同一の平面を構成している。そして、チェーンBの走行によりアームFが下方に配置したカム(図示せず)に当たると押し上げられて、リフトプレートDが搬送面の上方に突出し、搬送している容器に係合可能な状態になる。
【0011】
二本の平行な第2中間コンベヤ18,20の間に、集合コンベヤ8が配置されている。この集合コンベヤ8も、前記第2中間コンベヤ18,20と同様のリフトリンクコンベヤAによって構成されており、所定の位置で突出部材(リフトプレート)26を搬送面の上方に突出させて容器2に係合させることができる。平行している二本の第2中間コンベヤ18,20のリフトプレート22,24と、その中間に配置された集合コンベヤ8のリフトプレート26とが、進行方向の位置が一致するように、これら各コンベヤ8,18,20の位相が調整されている。
【0012】
集合コンベヤ8は、この集合コンベヤ8を介して容器2が搬入される充填機等の容器処理装置の処理能力(例えば、400bpm)に応じた速度で運転され、これに対して、上流側の両供給コンベヤ4,6は、集合コンベヤ8の走行速度のほぼ二分の一の速度(例えば、200bpmに相当する速度)で走行される。そして、これら供給コンベヤ4,6と集合コンベヤ8との間に配置されている第1中間コンベヤ14,16は、集合コンベヤ8の走行速度とほぼ同じ速度(例えば、400bpmに相当する速度)で、また、第2中間コンベヤ18,20は、集合コンベヤ8の走行速度と同じ速度で走行するようになっており、供給コンベヤ4,6よりも速い速度で容器2を搬送する加速コンベヤを構成している。
【0013】
前記両供給コンベヤ4,6の外側から各第2中間コンベヤ18,20の上方へ向けて、それぞれ押し込みスクリュー28,30が斜めに配置されている。各押し込みスクリュー28,30は、各種サイズの容器2に兼用できるように、大径の容器2を受入れ可能な幅のポケット28a,30aを有している。これらのポケット28a,30aは、スクリュー28,30の入口側(図1の右側)では、前記第2中間コンベヤ18,20および集合コンベヤ8のリフトプレート22,24,26の間隔とほぼ一致するピッチを有しており、下流側に向けてピッチが拡大し、出口側では、前記リフトプレート22,24,26の間隔のほぼ2倍のピッチを有している。これら両スクリュー28,30は、入口側では、供給コンベヤ4,6の搬送速度に対応する速度で容器2を搬送するように回転しており、入口側で受入れた容器2を保持して搬送する間に、前記ポケット28a,30aのピッチの拡大に応じて容器2の間隔を広げつつ加速して、これら容器2を、供給コンベヤ4,6上から第1中間コンベヤ14,16上を越えて第2中間コンベヤ18,20の一ピッチおきのリフトプレート22,24間に押し込むようになっている。
【0014】
両側のスクリュー28,30は、180度位相を異ならせてあり、出口側(下流側)では、一方のスクリュー(例えば28)のポケット28aが他方のスクリューの山部30bと対向(進行方向の位置が一致)し、また、前記一方のスクリュー28の山部28bが他方のスクリュー30のポケット30aに対向している。そして、これらスクリュー28,30の各ポケット28a,30aが、第2中間コンベヤ18,20のリフトプレート22,24の間の空間と位置が一致するように、スクリュー28,30と第2中間コンベヤ18,20との位相調整が行なわれている。
【0015】
押し込みスクリュー28,30によって搬送されてきた容器2を受取る第2中間コンベヤ18,20は、スクリュー28,30の先端を通過する直前に、リフトプレート22,24がカム(図示せず)によって立ち上がるようになっており、スクリュー28,30のポケット28a,30aによって保持されて搬送されてきた容器2はスクリュー28,30を通過すると、今度は、立ち上がった前後のリフトプレート22,24の間に位置決めされて第2中間コンベヤ18,20により搬送される。なお、第2中間コンベヤ18,20のリフトプレート22,24は、図1中に符号22A,24Aで示す位置で立ち上がるようになっている。
【0016】
両供給コンベヤ4,6の搬送面の上方両側から前記スクリュー28,30の内面側に沿って、搬送される容器2の側面を案内するガイド32,34,36,38が配置されている。このガイド32,34,36,38は、スクリュー28,30よりも上流側では、両側に平行して配置され、スクリュー28,30が設置されている部分では、ガイド34,36がスクリュー28,30の内側に平行して斜めに配置されている。これらガイド32,34,36,38および両スクリュー28,30は、容器2のサイズに応じて間隔の調整ができるようになっている。
【0017】
両側スクリュー28,30の下流側には、これらスクリュー28,30によって供給コンベヤ4,6上から第2中間コンベヤ18,20上まで押し込まれた容器2を、さらに中央の集合コンベヤ8上まで押し込むための押し込みベルト40,42が設置されている。両押し込みベルト40,42は、それぞれ、下流側の駆動ホイール44,46と上流側のアイドルホイール48,50とに掛け回されており、これら両ベルト40,42の互いに向かい合う側が、同一方向(図1の右から左側)に走行するようになっている。これら両押し込みベルト40,42は、第2中間コンベヤ18,20上の容器2をその中央に配置されている集合コンベヤ8上に押し込むように、スクリュー28,30と同様に斜めに配置されている。これら押し込みベルト40,42も、容器2のサイズに応じて間隔を調整できるようになっている。なお、押し込みベルト40,42が、第2中間コンベヤ18,20および集合コンベヤ8のリフトプレート22,24,26と干渉しない高さに配置されていることはいうまでもない。
【0018】
なお、前記各コンベヤ4,6,14,16,18,20,8、スクリュー28,30、押し込みベルト40,42およびロータリストッパ10,12等は、従来周知のように駆動的に連結して同期運転される。また、スクリュー28,30およびロータリストッパ10,12を別駆動としてサーボモータによって運転するようにしても良い。
【0019】
以上の構成に係る容器合流装置の作動について説明する。二本の供給コンベヤ4,6によって連続的に搬送されてきた容器2は、それぞれのロータリストッパ10,12によって、所定の間隔、すなわち、リフトリンクコンベヤ(第2中間コンベヤ18,20および集合コンベヤ8)のリフトプレート(突出部材22,24,26)のピッチと同じ間隔に切離されて送り出される。
【0020】
スクリュー28,30の入口側のポケット28a,30aのピッチは、前記リフトプレート22,24,26のピッチに一致しており、各容器2はスクリュー28,30のポケット28a,30a内に収容され、内側の側面をガイド34,36によって支持されて搬送される。容器2は、各コンベヤ4,6,14,16,18,20の走行方向に対して傾斜して配置されているスクリュー28,30によって次第に内側に押し込まれて、順次内側のコンベヤ14,16,18,20に乗り移る。容器2が供給コンベヤ4,6上にある間は、スクリュー28,30のポケット28a,30aのピッチはあまり拡大せず、容器2がこの供給コンベヤ4,6から第1中間コンベヤ14,16上に乗り移る付近から、スクリュー28,30のポケット28a,30aのピッチが大きく拡大して容器2の搬送速度を加速するが、第1中間コンベヤ14,16は供給コンベヤ4,6のほぼ二倍の速度で走行しているので、容器2はスクリュー28,30のポケット28a,30a内で安定して搬送される。
【0021】
スクリュー28,30によって内側へ押し込まれた容器2は、第1中間コンベヤ14,16から第2中間コンベヤ18,20へと乗り移る。第2中間コンベヤ18,20はリフトリンクコンベヤであり、所定の間隔でリフトプレート22,24が設けられているが、スクリュー28,30とリフトプレート22.24の位相が一致しており、スクリュー28、30に押し込まれた容器2は、二枚のリフトプレート22,24の間に載置される。スクリュー28,30の出口側では、ポケット28a,30aのピッチがリフトプレート22,24のピッチの約二倍になっているので、一方のスクリュー(例えば28)から押出された容器2は、一つおきのリフトプレート22間に挿入され、しかも、両スクリュー28,30の位相が180度ずれているので、他方のスクリュー30に押出された容器2は、前記容器2が挿入されているリフトプレート22間とは一ピッチずれた別の空間(リフトプレート24間)に挿入される。つまり両側の第2中間コンベヤ18,20上には、一つおきに互い違いで容器2が載せられる。
【0022】
第2中間コンベヤ18,20のリフトプレート22,24は、容器2がスクリュー28,30から排出される位置付近(22A,24A参照)で、図示しないカムによって立ち上がるようになっており、容器2は、スクリュー28,30のポケット28a,30aから解放された後は、前後のリフトプレート22,24間に保持されて搬送される。スクリュー28,30から離れて第2中間コンベヤ18,20によって搬送される容器2は、押し込みベルト40,42によって、両側の第2中間コンベヤ18,20上から中央の集合コンベヤ8上に押し込まれる。第2中間コンベヤ18,20のリフトプレート22,24と集合コンベヤ8のリフトプレート26とは進行方向の位置が一致しており、両側の第2中間コンベヤ18,20から交互に集合コンベヤ8上に容器2が押し込まれて、集合コンベヤ8上では、リフトプレート26間のすべての空間に容器2が挿入される。
【0023】
このように二列の供給コンベヤ4,6から送られてきた容器2を、この容器合流装置によって合流させて集合コンベヤ8上に一列に整列させた後、下流側の充填機等の容器処理装置に搬入する場合には、下流側の容器処理装置の能力が高い場合でも、供給コンベヤ4,6の搬送速度を遅くしたので、容器2の噛み込みや倒びん等のトラブルを防止することができる。しかも、入口側から出口側に向けてポケット28a,30aのピッチが拡大するスクリュー28,30によって加速して、比較的低速の供給コンベヤ4,6からその二倍の速度で走行する集合コンベヤ8へと引渡す場合に、これらコンベヤ4,6,8の中間に配置された第1中間コンベヤ14,16の走行速度を、高速な集合コンベヤ8とほぼ同速とし、第2中間コンベヤ18,20の走行速度を、集合コンベヤ8と同速としたので、ポケット28a,30a内に収容された容器が、進行方向前方側の山部28b,30bに当接した状態を維持して搬送され、スクリュー28,30による容器搬送を安定して行なうことができる。
【0024】
なお、前記実施の形態では、二本の供給コンベヤ4,6と集合コンベヤ8との間に、それぞれ第1中間コンベヤ14,16および第2中間コンベヤ18,20を配置したが、これは両供給コンベヤ4,6の側部にそれぞれ設置したロータリストッパ10,12のサイズ(直径)が大きいので、両供給コンベヤ4,6の間隔が広くなってしまうためこのような構成としたもので、必ずしも二列の中間コンベヤ14,16,18,20を必要とするものではなく、一列または三列以上の中間コンベヤを配置するようにして、加速コンベヤを構成しても良い。
【0025】
前記実施の形態では、上流側の二台の容器処理装置から、二列の供給コンベヤ4,6によって搬送されてきた容器2を合流させて、集合コンベヤ8上で一列にした後、充填機等の下流側の容器処理装置に供給するようにしているが、上流側の装置の一方がトラブル等で停止した場合には、一方の供給コンベヤからしか容器が供給されず集合コンベヤ8上の容器2は一本おきに抜けた状態になる。これに対し本実施例では、同期運転のため集合コンベヤ8と連結されている駆動軸に設けた減速機の減速比を変更したり、別駆動として設けたサーボモータの設定値を読み替えることにより、供給コンベヤ4,6、ロータリストッパ10,12、スクリュー28,30、第1中間コンベヤ14,16を集合コンベヤ8に対する相対速度において通常運転の倍の速度で運転するように切り換え、集合コンベヤ8の容器の搬送速度と同じ速度で容器を搬送することができるようにしている。つまり、通常集合コンベヤ8に対し1/2の能力で容器を搬送している供給コンベヤ4,6ならびにスクリュー28,30を集合コンベヤ8と同能力とするものである。これにより上流側の装置の一方が停止すると供給が停止した側のスクリューから容器2の払い出しを行なった後、前記のように運転速度の切換えを行なうことによって運転可能な他方の上流側の装置から供給される容器2をいずれか一方の供給コンベヤ4,6、スクリュー28,30、第1中間コンベヤ14,16を介して連続的に第2中間コンベヤ18,20、集合コンベヤ8のリフトプレート22,24,26の間に供給することができ、充填機などの下流側の装置の運転を継続することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、容器を搬送する二本の供給コンベヤと、容器に係合可能な突出部材が等ピッチで設けられ、両供給コンベヤの間に配置されて、突出部材間に載置された容器を供給コンベヤの二倍の速度で搬送する集合コンベヤと、両側の供給コンベヤと集合コンベヤとの間にそれぞれ配置され、容器に係合可能な突出部材が等ピッチで設けられて供給コンベヤよりも速い速度で容器を搬送する加速コンベヤと、前記集合コンベヤおよび前記加速コンベヤの突出部材の間隔とほぼ同じ幅のポケットが、上流側から徐々にピッチを広げ、下流側ではほぼ二倍のピッチで形成された一対のスクリューと、前記加速コンベヤから集合コンベヤへ容器を押し込む押し込みベルトとを備え、これら両スクリューの回転位相を180度異ならせるとともに、前記両供給コンベヤから集合コンベヤへ向けて斜めに配置し、両供給コンベヤによって搬送されてきた容器を、前記加速コンベヤの突出部材間に押し込み、さらに、前記集合コンベヤの突出部材間に交互に押し込むことにより一列に集合させるようにしたので、低速のコンベヤによって搬送してきた容器を高能力の処理装置に供給することができる。また、スクリューによる容器の搬送を安定した姿勢で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る容器合流装置の全体の構成を示す平面図である。
【図2】前記容器合流装置の集合コンベヤおよび第2中間コンベヤとして用いられるリフトリンクコンベヤの一例を示すもので、(a)はその側面図、(b)は下面図である。
【符号の説明】
2 容器
4 供給コンベヤ
6 供給コンベヤ
8 集合コンベヤ
14 加速コンベヤ(第1中間コンベヤ)
16 加速コンベヤ(第1中間コンベヤ)
18 加速コンベヤ(第2中間コンベヤ)
20 加速コンベヤ(第2中間コンベヤ)
22 突出部材(リフトプレート)
24 突出部材(リフトプレート)
26 突出部材(リフトプレート)
28 スクリュー
28a ポケット
30 スクリュー
30a ポケット

Claims (2)

  1. 容器を搬送する二本の供給コンベヤと、容器に係合可能な突出部材が等ピッチで設けられ、両供給コンベヤの間に配置されて、突出部材間に載置された容器を供給コンベヤの二倍の速度で搬送する集合コンベヤと、両側の供給コンベヤと集合コンベヤとの間にそれぞれ配置され、容器に係合可能な突出部材が等ピッチで設けられて供給コンベヤよりも速い速度で容器を搬送する加速コンベヤと、前記集合コンベヤおよび前記加速コンベヤの突出部材の間隔とほぼ同じ幅のポケットが、上流側から徐々にピッチを広げ、下流側ではほぼ二倍のピッチで形成された一対のスクリューと、前記加速コンベヤから集合コンベヤへ容器を押し込む押し込みベルトとを備え、これら両スクリューの回転位相を180度異ならせるとともに、前記両供給コンベヤから集合コンベヤへ向けて斜めに配置し、両供給コンベヤによって搬送されてきた容器を、前記加速コンベヤの突出部材間に押し込み、さらに、前記集合コンベヤの突出部材間に交互に押し込むことにより一列に集合させることを特徴とする容器合流装置。
  2. 一方の供給コンベヤからの容器の供給が停止した場合に、他方の側の供給コンベヤ、スクリューおよび加速コンベヤを、前記集合コンベヤに対する相対速度において通常運転時の倍の速度で運転することを特徴とする請求項1に記載の容器合流装置。
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