JPH11278137A - 容器保持装置 - Google Patents

容器保持装置

Info

Publication number
JPH11278137A
JPH11278137A JP10099851A JP9985198A JPH11278137A JP H11278137 A JPH11278137 A JP H11278137A JP 10099851 A JP10099851 A JP 10099851A JP 9985198 A JP9985198 A JP 9985198A JP H11278137 A JPH11278137 A JP H11278137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
main body
slide body
pair
slide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10099851A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3652876B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Mizue
水江俊之
Masaya Watanabe
渡辺雅也
Kazutomi Sakata
坂田一臣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Nifco Inc
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, Nifco Inc filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP09985198A priority Critical patent/JP3652876B2/ja
Publication of JPH11278137A publication Critical patent/JPH11278137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3652876B2 publication Critical patent/JP3652876B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体内からのスライド体の引き出しに伴っ
て、横方向に開き出すように付勢された一対のホルダー
体を有する容器保持装置において、本体内への収納状態
の維持機能等を、構造の複雑化を招くことなく、十分に
満足させる。 【解決手段】 本体1と、本体1内に収められるスライ
ド体2とを有する。スライド体2には、容器Yを収める
ホルダー部30をスライド体2の引き出し前方側にある
一端側に備え、かつ、他端側でスライド体2に横方向に
回動可能に組み付けられた一対のホルダー体3、3が備
えられている。一対のホルダー体3、3を、本体1から
のスライド体2の引き出し移動に伴って、ホルダー部3
0が設けられている側を互いに離し出す向きに回動付勢
する付勢手段5が設けられている。ホルダー部30と、
本体1への縦向きにある内面13aとには、付勢手段5
の付勢により相互に掛合し合う掛合手段が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の室内な
どに設けられて、かかる自動車の室内などにおいて飲料
などの容器を起立状態に保持するように用いられる容器
保持装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の室内などにおいて飲料などの容
器を起立状態に保持するように用いられる容器保持装置
として、自動車の内装パネルなどの内部などに内蔵状態
に取り付けられるケース状の本体と、この本体内に引き
出し可能に収められるスライド体とを有し、このスライ
ド体に、このスライド体の引き出し状態において前記容
器を起立状態に保持させる保持部を設けさせたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この種の容
器保持装置にあっては、第一に、前記スライド体が自動
車などに加わる振動などにより前記本体内から簡単に抜
け出さないようにしておくことが要請される。(収納状
態でのスライド体の仮留めの要請)
【0004】また、第二に、前記本体内に前記スライド
体をガタツキなく収納させることが要請される。(収納
状態でのガタツキ防止の要請)
【0005】また、第三に、前記本体内への前記スライ
ド体の完全収納位置を当該スライド体の押し込み操作に
あたって認識できるような節度感をもたせることが要請
される。(節度感付与の要請)
【0006】また、第四に、前記保持部において、外径
の異なる種々の容器をそれぞれ安定に保持することが要
請される。(異形容器安定保持の要請)
【0007】これらの各要請は、前記本体内に引き出し
可能に収められる前記スライド体を有する従前の容器保
持装置において、それぞれ様々な手法により確保されて
きたものであるが、本出願人が今般検討するに至った、
本体から引き出されるスライド体を有し、このスライド
体に、飲料等の容器を起立状態に内側に収めるホルダー
部を当該スライド体の引き出し前方側にある一端側に備
え、かつ、他端側で当該スライド体に横方向に回動可能
に組み付けられた一対のホルダー体が備えられていると
共に、前記一対のホルダー体を、前記本体からの前記ス
ライド体の引き出し方向への移動操作に伴って、この一
対のホルダー体における前記ホルダー部が設けられてい
る側を互いに離し出す向きに当該一対のホルダー体を回
動させるように付勢する付勢手段を設けさせた容器保持
装置においては、前記各要請を確保する具体的な手法の
提供はなされていない。
【0008】そこで、この発明は、本体内からのスライ
ド体の引き出しに伴って、横方向に開き出すように付勢
された一対のホルダー体を有する容器保持装置におい
て、前記各要請を、構造の複雑化を招くことなく、十分
に満足させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、容器保持装置を、
本体と、この本体内に引き出し方向に移動可能に収めら
れるスライド体とを有しており、前記スライド体には、
飲料等の容器を起立状態に内側に収めるホルダー部を当
該スライド体の引き出し前方側にある一端側に備え、か
つ、他端側で当該スライド体に横方向に回動可能に組み
付けられた一対のホルダー体が備えられていると共に、
前記一対のホルダー体を、前記本体からの前記スライド
体の引き出し方向への移動操作に伴って、この一対のホ
ルダー体における前記ホルダー部が設けられている側を
互いに離し出す向きに当該一対のホルダー体を回動させ
るように付勢する付勢手段が設けられており、前記ホル
ダー体におけるホルダー部と、前記本体への前記スライ
ド体の収納状態において当該ホルダー体のホルダー部に
接する縦向きにある内面とには、前記付勢手段の付勢に
より相互に掛合し合う掛合手段が設けてある構成のもの
とした。
【0010】かかる構成によれば、前記本体への前記ス
ライド体の収納状態において、前記付勢手段による前記
本体の縦向きにある内面への前記ホルダー体のホルダー
部の押し付けを利用して、前記掛合手段を掛合させるこ
とができ、容器保持装置の構造を複雑にすることなく、
前記収納状態でのスライド体の仮留め、すなわち、当該
収納状態の維持をすることができる。
【0011】また、前記スライド体の前記本体内への完
全収納位置を、前記掛合手段の掛合により認識させるこ
とができ、当該スライド体の移動操作に所望の節度感を
付与させることができる。
【0012】前記掛合手段としては、前記付勢手段の付
勢により、前記スライド体の押し込みに伴って所定の位
置で掛合され、また、前記スライド体の引き出しにとも
なって掛合を解かせる、凹部と当該凹部に入り込む突
部、穴と当該穴に入り込む突部、突部と当該突部を乗り
越え可能な突部などを用いることができる。
【0013】また、前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明にあっては、容器保持装置を、本体と、こ
の本体内に引き出し方向に移動可能に収められるスライ
ド体とを有しており、前記スライド体には、飲料等の容
器を起立状態に内側に収めるホルダー部を当該スライド
体の引き出し前方側にある一端側に備え、かつ、他端側
で当該スライド体に横方向に回動可能に組み付けられた
一対のホルダー体が備えられていると共に、前記一対の
ホルダー体を、前記本体からの前記スライド体の引き出
し方向への移動操作に伴って、この一対のホルダー体に
おける前記ホルダー部が設けられている側を互いに離し
出す向きに当該一対のホルダー体を回動させるように付
勢する付勢手段が設けられており、しかも、前記本体へ
の前記スライド体の収納状態において当該本体の横向き
にある内面側にある前記ホルダー体のホルダー部には、
当該本体の内面に接して弾性変形される弾性接触手段が
設けてある構成のものとした。
【0014】かかる構成によれば、前記本体への前記ス
ライド体の収納状態において、前記付勢手段による前記
本体の横向きにある内面への前記弾性接触手段の押し付
けを利用して、前記収納状態でのスライド体の仮留め、
すなわち、当該収納状態の維持をすることができる。
【0015】また、かかる弾性接触手段を弾性変形させ
た状態での、この弾性接触手段の前記本体の横向きにあ
る内面への押し当たりにより、前記スライド体を前記本
体の上下方向に押し付ける力、前記ホルダー体を上下方
向において当該スライド体に押し付ける力などを作用さ
せることができ、前記スライド体の収納状態における当
該スライド体ならびに一対のホルダー体のガタツキを防
止することができる。
【0016】前記弾性接触手段は、前記ホルダー体のホ
ルダー部における前記本体の横向きにある内面に向き合
う側に、バネ、弾性変形可能なプラスチック片、ゴム片
などを設けることにより、構成することができる。
【0017】また、かかる弾性接触手段を、前記ホルダ
ー部に対し、このホルダー部における前記本体の横向き
にある内面に向き合う側から中央部を突き出す向きか
ら、この中央部を当該ホルダー部の内側に突き出させる
向きまで、回動させることができるように、両端部を回
動可能に組み付けた湾曲されたバネ状体として構成して
あることもある。
【0018】このように構成した場合、前記スライド体
の前記本体からの引き出し状態において、前記バネ状体
の中央部をホルダー部の内側に突き出させる向きまで回
動させて、このホルダー部に収められる容器の径がやや
小さくても、このバネ状体の中央部をかかる容器の外面
に当接させることにより、容器の保持状態を損なわない
ようにすることができる。
【0019】また、容器保持装置を、本体と、この本体
内に引き出し方向に移動可能に収められるスライド体と
を有しており、前記スライド体には、飲料等の容器を起
立状態に内側に収めるホルダー部を当該スライド体の引
き出し前方側にある一端側に備え、かつ、他端側で当該
スライド体に横方向に回動可能に組み付けられた一対の
ホルダー体が備えられていると共に、前記一対のホルダ
ー体を、前記本体からの前記スライド体の引き出し方向
への移動操作に伴って、この一対のホルダー体における
前記ホルダー部が設けられている側を互いに離し出す向
きに当該一対のホルダー体を回動させるように付勢する
付勢手段が設けられており、前記ホルダー体におけるホ
ルダー部と、前記本体への前記スライド体の収納状態に
おいて当該ホルダー体のホルダー部に接する縦向きにあ
る内面とには、前記付勢手段の付勢により相互に掛合し
合う掛合手段が設けてあると共に、前記本体への前記ス
ライド体の収納状態において当該本体の横向きにある内
面側にある前記ホルダー体のホルダー部には、当該本体
の内面に接して弾性変形される弾性接触手段が設けてあ
る構成のものとしてあることもある。
【0020】かかる構成とした場合、前記本体内への前
記スライド体の収納状態の維持、スライド体の押し込み
操作にあたっての節度感の付与、収納状態でのガタツキ
防止の各機能を、容器保持装置の構造を複雑にすること
なく、得ることができる。
【0021】また、請求項3記載の発明にあっては、さ
らに、請求項1又は請求項2記載の容器保持装置におけ
るホルダー体のホルダー部に、一端側又は両端側におい
て回動可能に組み付けられ、かつ、当該ホルダー部の内
側に少なくとも一部が突き出されるように倒伏向きに回
動される補助ホルダー片が設けてある構成とした。
【0022】かかる構成によれば、前記スライド体の前
記本体からの引き出し状態において、前記補助ホルダー
片をホルダー部の内側に突き出させる倒伏向きに回動さ
せて、このホルダー部に収められる容器の径がやや小さ
くても、この補助ホルダー片の一部をかかる容器の外面
に当接させることにより、容器の保持状態を損なわない
ようにすることができる。
【0023】なお、前記弾性接触手段とされるバネ状体
を、かかる補助ホルダー片として構成してあることもあ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の典型的な実施の
形態の一つを、図1ないし図11に基づいて説明する。
【0025】なお、ここで図1は、この実施の形態にか
かる容器保持装置を構成する各部品を分離して斜視の状
態として示している。また、図2は、本体1からスライ
ド体2を引き出した状態を側方から見て、また、図3
は、この引き出した状態を上方から見て、それぞれ示し
ている。また、図4は、本体1内にスライド体2を収納
した状態を側方から見て、また、図5は、この収納状態
を上方から見て、また、図6および図7は、かかる収納
状態において、容器保持装置を縦断面にして、それぞれ
示している。
【0026】また、図8は、容器保持装置を構成する一
対のホルダー体3、3が相互にその一部を重ね合わせた
状態を、当該一対のホルダー体3、3とこの一対のホル
ダー体3、3をスライド体2に組み付ける連結部材4と
を斜視の状態で示して表しており、また、図9は、これ
らを分離して斜視の状態で示している。また、図10
は、容器保持装置を構成する一対のホルダー体3、3が
互いに離れ出した状態を、当該一対のホルダー体3、3
とこの一対のホルダー体3、3をスライド体2に組み付
ける連結部材4とを、連結部材4の上板体40側から見
て、また、図11は、下板体41側から見て、それぞれ
示している。
【0027】この実施の形態にかかる容器保持装置は、
本体1と、この本体1内に前後方向に移動操作可能に収
められるスライド体2とを備えている。本体1の前側に
は、かかるスライド体2の引き出し開口10が形成され
ている。また、かかるスライド体2の上面20側には、
このスライド体2の引き出し前方側にある一端側に円形
枠状をなすホルダー部30を有する一対のホルダー体
3、3がそれぞれ、その他端側で当該スライド体2に対
して横方向に回動可能に組み付けられている。かかる一
対のホルダー体3、3は、ホルダー部30を横向きに配
し、かつ、前記スライド体2の左右側に並び設けられて
いる。そして、この実施の形態にあっては、かかる一対
のホルダー体3、3間に、当該一対のホルダー体3、3
のホルダー部30側を互いに離し出す向きに付勢する付
勢手段5が備えられており、前記スライド体2を本体1
内に収めた状態(以下、スライド体2の収納状態Sとい
う。)において、前記一対のホルダー体3、3における
前記ホルダー部30がそれぞれ、前記本体1の縦向きに
ある内面13aに接し、互いのホルダー部30の一部を
上下に重ね合わせた状態(以下、ホルダー部30の重ね
合わせ状態Jという。)に保持されると共に、前記スラ
イド体2を本体1内から引き出した状態(以下、スライ
ド体2の引き出し状態Hという。)において、前記一対
のホルダー体3、3における前記ホルダー部30がそれ
ぞれ、前記付勢手段5の付勢により、互いのホルダー部
30を重ね合わせないように横向きに離れ出し(以下、
ホルダー部30の離れ出し状態Fという。)、この離れ
出し状態Fにおいてそれぞれホルダー部30の内側に上
方より飲料などの容器Yを起立状態に収め、保持するよ
うに用いられる。この実施の形態にあっては、かかる離
れ出し状態Fにあるホルダー部30の下方には前記スラ
イド体2の上面20が位置され、このように保持された
容器Yの底面Yaはかかるスライド体2の上面20によ
り支持される。
【0028】したがって、この実施の形態にかかる容器
保持装置は、例えば、自動車の室内におけるインストル
メントパネル内や、センターコンソール内などに、前記
本体1を前記引き出し開口10を外方に臨ませた状態で
設置させ、必要に応じて前記収納状態Sにあるスライド
体2を前記引き出し状態Hとして、前記離れ出し状態F
にあるホルダー部30により、かかる自動車の室内など
において、缶、瓶、カップ、紙パックなどの前記容器Y
を起立状態に保持するように用いることができる。
【0029】そこで先ず、前記本体1およびスライド体
2について説明する。
【0030】この実施の形態にあっては、かかる本体1
は、横向きに長い長方形状の輪郭を有する前記引き出し
開口10における上縁に続く横向きの上板部11と、こ
の引き出し開口10の下縁に続く横向きの下板部12
と、この引き出し開口10の左右両縁にそれぞれ続く縦
向きの側板部13とを備えている。
【0031】一方、前記スライド体2は、前記本体1の
一対の側板部13、13内面間に収まる大きさのトレイ
部21と、このトレイ部21における引き出し前方側に
あって前記収納状態Sにおいて前記本体1の引き出し開
口10を覆う前板部22とを有している。本体1内への
かかるスライド体2の前記収納状態Sから当該スライド
体2を引き出すにあたっては、かかる前板部22の上縁
部22aに指などを引っ掛けて、この引き出しをなせる
ようにしてある。また、かかるトレイ部21の引き出し
奥側にある引き出し方向に沿った両側部には、前記本体
1の側板部13に対向する案内板部23が縦向きに起
立、形成されている。
【0032】前記本体1の両側板部13には、スライド
体2の引き出し方向に沿った一対のリブ14a、14a
が間隔を開けてそれぞれ形成され、これによりかかる両
側板部13、13にそれぞれ案内溝14が形成されてい
る。一方、前記スライド体2における前記案内板部23
における外側と、このスライド体2の前端側にある側部
とには、このスライド体2の両側においてそれぞれ、前
記本体1の案内溝14に嵌り込むリブ24が形成されて
いる。この結果、この実施の形態にあっては、かかる本
体1の案内溝14にスライド体2のリブ24を嵌め入れ
て、当該本体1内から引き出し操作可能に当該本体1と
スライド体2とを組み合わせることができるものとさ
れ、かかる引き出し操作または押し込み操作を規則的に
行わせることができると共に、本体1の上下方向に向け
たスライド体2のガタつきを防止することができる。
【0033】また、前記本体1の上板部11には、前記
引き出し開口10における上縁との間に間隔を開けて、
この上板部11を左右に区分するように、当該本体1の
前後方向に延びる割溝15が形成してある。一方、前記
スライド体2のおける引き出し奥側には、前記一対の案
内板部23、23間において上方に向けて奥側板部25
が突き出し状に形成されており、この奥側板部25の突
き出し端に前記割溝15に入り込む幅を備え、かつ、こ
の突き出し端から当該スライド体2の引き出し前方側に
向けて一体に突き出す抜け止め片26が設けてあり、こ
の抜け止め片26は前記奥側板部25との連接位置を中
心に上下に弾性変形可能に構成してある。この結果、こ
の実施の形態にあっては、前記本体1の引き出し開口1
0から前記スライド体2を前記奥側板部25の側から差
し込むことに伴って、前記抜け止め片26上面を本体1
の引き出し開口10の上縁に突き当てて当該抜け止め片
26を下方に撓め込ませ、この後、前記割溝15にこの
抜け止め片26が入り込む位置で当該抜け止め片26を
弾性復帰させて当該抜け止め片26が前記割溝15から
外方に突き出されるようにすることができ、その後は、
この抜け止め片26が当該割溝15における前記引き出
し開口10側にある溝端15aに引っ掛かる位置より先
に前記スライド体2が引き出されないように、当該スラ
イド体2と本体1とをワンタッチで組み付けることがで
きる。
【0034】なお、本体1の引き出し開口10における
上縁部の略中央から前記割溝15に至るまでの間には、
この本体1への前記スライド体2の組み付けにあたり、
前記スライド体2の抜け止め片26を通り抜けさせ易い
ように、上板部11内面に凹所16が形成してある。
【0035】次いで、前記一対のホルダー体3、3につ
いて説明する。
【0036】この実施の形態にあっては、かかる一対の
ホルダー体3、3は、いずれも略同じ大きさの円形枠状
をなすホルダー部30を一端側に有すると共に、このホ
ルダー部30の外側から一体に突き出し設けられる腕部
31を有し、この腕部31における先端部に前記スライ
ド体2側への回動組み付け部32を有している。
【0037】この実施の形態にあっては、前記スライド
体2の上面20側であって、当該スライド体2の奥側に
おいて、前記一対の案内板部23間に上下方向に向けて
回動可能に組み付けられる、前記一対のホルダー体3、
3の連結部材4が設けられている。かかる連結部材4
は、前記ホルダー体3の腕部31を収める間隔を開けて
配された上下板体40、41と、前記スライド体2の案
内板部23に向き合う左右側板体42、42とを備えて
いる。そして、この左右側板体42、42における奥端
部外側に軸突部43をそれぞれ有しており、前記スライ
ド体2の案内板部23に設けた軸穴23aにこの軸突部
43を収めて、前端部側を上下動可能するように当該ス
ライド体2に組み付けられている。
【0038】また、かかる連結部材4の下板体41の奥
側には、この下板体41の奥側側端において開放された
欠切部44が形成してある。この欠切部44を挟んだ前
記連結部材4の前後方向に沿った両側部にはそれぞれ、
連結部材4の上下方向に亙る仕切壁45が形成されてい
ると共に、この一対の仕切壁間45、45には、この一
対の仕切壁間45、45の向き合った側に設けた突部4
5aを両端側から差し入れて、ねじりコイルバネ6が組
み付けられている。このねじりコイルバネ6の一端は、
前記スライド体2の上面20に当接され、かつ、その他
端は前記連結部材4の上板体40内面に当接されてお
り、この当接状態においてかかるねじりコイルバネ6は
上板体40に当接されている他端側を上方に持ち上げる
向きに付勢力を作用させるように弾性変形されている。
【0039】一方、前記一対のホルダー体3、3は、こ
の一対のホルダー体3、3における前記ホルダー部30
を左右方向において並設させるように、前記連結部材4
における前側から前記腕部31を当該連結体を構成する
上下板体40、41間にそれぞれ差し入れられた状態
で、前記回動組み付け部32をもって当該連結部材4に
横方向に向けて回動可能に組み付けられている。この実
施の形態にあっては、かかる回動組み付け部32を、前
記腕部31に上下方向に向けて透設された軸穴32a
と、前記連結部材4の前記上下板体40、41間にそれ
ぞれ設けられ、しかも、当該腕部31の軸穴32aに連
通される軸穴32cと、これら各軸穴32a、32cに
通される軸体32bとにより構成して、前記ホルダー体
3の回動状態での組み付けをなしている。
【0040】また、この実施の形態にあっては、前記連
結部材4における上下板体40、41間に、前記一対の
ホルダー体3、3をそのホルダー部30を互いに離れ出
す向きに回動させるように付勢させる付勢手段5を備え
させてある。
【0041】すなわち、この実施の形態にあっては、前
記欠切部44における前記連結部材4の左右方向に沿っ
た縁部の略中程に下板体41から上板体40の側に向け
て突き出す突部46が形成されており、この突部46を
巻回部内に差し込んで、当該連結部材4に固定されたね
じりコイルバネ50により前記付勢手段5を構成してい
る。かかるねじりコイルバネ50は、前記一対のホルダ
ー体3、3の離れ出し状態Fにおいても、その一端側を
前記一対のホルダー体3、3の一方の腕部31における
他方の腕部31に向き合った端部31aに当接させると
共に、その他端側を前記一対のホルダー体3、3の他方
の腕部31における一方の腕部31に向き合った端部3
1aに当接させた状態で、両端を開き出す向きに弾性変
形されるように組み付けられている。なお、かかる一対
のホルダー体3、3の離れ出し状態Fにおいては、当該
ホルダー体3の腕部31における外側端部が、この外側
端部に向き合う前記連結部材4の左側板体42又は右側
板体42の内面に突き当たって、この突き当たり位置よ
り先への前記ねじりコイルバネ50による離れ出しを阻
止される構成としてある。
【0042】そして、この実施の形態にあっては、前記
スライド体2の前記引き出し状態Hにおいて、かかる付
勢手段5とされるねじりコイルバネ50により前記一対
のホルダー体3、3が前記離れ出し状態Fとされる一
方、この引き出し状態Hから前記スライド体2を収納状
態Sとなる向きに押し込み操作することに伴って、前記
一対のホルダー体3、3のホルダー部30における外側
端面30aを前記本体1の引き出し開口10縁およびこ
れに続く縦向きの側板部13の内面に突き当てさせて、
前記離れ出し状態Fにある一対のホルダー体3、3を前
記付勢手段5の付勢に抗して前記重ね合わせ状態Jに移
行させ、前記スライド体2共々、本体1内に収納させる
構成としてある。
【0043】この実施の形態にあっては、前記重ね合わ
せ状態Jにおいて上下に重ね合わされるホルダー体3の
ホルダー部30の重合部33に、凹所33aを形成し、
かかる重ね合わせ状態Jへの移行過程において、双方の
ホルダー部30、30が突き当たり合わないようにして
ある。より具体的には、この実施の形態にあっては、図
10における下側に位置されるホルダー体3のホルダー
部30の前記重合部33に当該ホルダー部30の上側か
ら下側に向けた前記凹所33aが形成してあり、また、
図10における上側に位置されるホルダー体3のホルダ
ー部30の前記重合部33に当該ホルダー部30の下側
から上側に向けた前記凹所33aが形成してある。かか
る凹所33aは前記ホルダー部30の上下方向の厚さ寸
法の略半分の深さに構成してあり、前記重ね合わせ状態
Jにおいて、双方のホルダー体3、3のホルダー部30
の凹所面33bが向き合うように構成してある。(図
8)
【0044】また、この実施の形態にあっては、前記ス
ライド体2に備えられた前記連結部材4が、前記バネ6
により、上方に付勢された状態で組み付けられているこ
とから、当該スライド体2の前記収納状態Sにあって
は、前記一対のホルダー体3、3における当該スライド
体2の引き出し前方側にある上側端面30bが前記本体
1の上板部11内面に向けて押し上げられた状態とされ
る。
【0045】一方、この実施の形態にあっては、前記ス
ライド体2の前記引き出し状態Hにあっては、前記連結
部材4の上板体40の外面が前記本体1の引き出し開口
10の上縁に突き当たる位置まで当該連結部材4が前記
ねじりコイルバネ6の付勢により上方に向けて傾動され
る構成としてある。(図2)この結果、この実施の形態
にあっては、前記スライド体2の前記引き出し状態Hに
おいて、前記のように傾動される連結部材4により前記
離れ出し状態Fにある一対のホルダー体3、3も上方に
向けて傾動される。これにより、この実施の形態にあっ
ては、前記スライド体2の引き出し前方に向かうに連れ
て前記ホルダー部30が次第に当該スライド体2の上面
20から離れ出すようにすることができ、前記スライド
体2の収納状態Sにおいて当該スライド体2の上面20
とホルダー体3におけるホルダー部30の下端部とが接
し合うようにしておいても、当該スライド体2の引き出
し状態Hにおいて当該スライド体2の上面20から離れ
た位置での起立状態に保持される容器Yの上下方向にあ
る外面の支持をなすことができる。すなわち、この実施
の形態にかかる容器保持装置によれば、前記スライド体
2の収納状態Sでの上下方向の寸法を最小限に設定しな
がら、(図4)高さのある容器Yの起立状態での保持を
安定的になすことができる。(図2)
【0046】なお、この実施の形態にあっては、前記ス
ライド体2に、当該スライド体2の前記引き出し状態H
において、前記のように上方に傾動され、かつ、前記離
れ出し状態Fとなる一対のホルダー体3、3のホルダー
部30の直下位置それぞれに、保持される容器Yの底部
Yaが収まる凹所27が形成してある。
【0047】また、この実施の形態にあっては、前記ス
ライド体2の前記収納状態Sにおいて、この収納状態S
から特に当該スライド体2を引き出し操作しない限り、
前記本体1内からの当該スライド体2の引き出し方向へ
の移動を生じさせないようにする掛合手段が、前記一対
のホルダー体3、3におけるホルダー部30と前記本体
1における縦向きの内面13aとに設けてある。
【0048】この実施の形態にあっては、前記スライド
体2の前記収納状態Sにおいて、前記本体1の縦向きに
ある両側板部13と、この収納状態Sにおいて前記重ね
合わせ状態Jとされる前記一対のホルダー体3、3のホ
ルダー部30における当該側板部13に向けられた外側
端面30aとに、かかる掛合手段が設けてある。
【0049】より具体的には、この実施の形態にあって
は、前記本体1の縦向きにある両側板部13における当
該本体1の引き出し開口10側にそれぞれ、方形状をな
す窓穴17を開設すると共に、前記スライド体2の前記
収納状態Sにおいて当該窓穴17位置に位置される前記
ホルダー体3のホルダー部30の外側端面30aに当該
窓穴17に入り込み、かつ、当該窓穴17における前記
引き出し開口10側にある穴縁17aに引っ掛かる掛合
面34aを備えた掛合突部34を形成させて、前記掛合
手段を構成している。かかるホルダー体3のホルダー部
30に形成された掛合突部34は、頂部34bを挟ん
で、当該ホルダー部30の前端側に前記掛合面34aを
傾斜させて有すると共に、この頂部34bを挟んだ当該
掛合面34aと反対の側に、案内面34cを傾斜状に備
えている。
【0050】この結果、この実施の形態にあっては、前
記スライド体2を前記引き出し状態Hから収納状態Sと
なるように前記本体1に対し押し込み操作することに伴
って、前記一対のホルダー体3、3においてそれぞれ、
そのホルダー部30の特に前記掛合突部34を当該本体
1の縦向きにある側板部13内面に突き当てさせて、前
記付勢手段の付勢に抗して前記離れ出し状態Fから前記
重ね合わせ状態Jに移行させることができ、この後、か
かる掛合突部34が前記窓穴17に入り込む位置までス
ライド体2が押し込まれた段階で、前記付勢手段5の付
勢により当該掛合突部34を窓穴17に入り込ませ、当
該掛合突部34と窓穴17とを掛合させてスライド体2
の引き出し方向への移動を規制させることができる。
【0051】また、このように引き出し方向への移動が
規制された状態で前記収納状態Sとされる前記スライド
体2を再び引き出し操作した場合には、前記窓穴17に
おける引き出し開口10側にある穴縁17aに前記掛合
突部34の掛合面34aを突き当てて、この突き当てに
より前記付勢手段5の付勢に抗して前記一対のホルダー
体3、3をそのホルダー部30を内向きにやや移動させ
るように回動させ、さらに引き出し操作することによ
り、前記窓穴17から前記掛合突部34を抜き出させ
て、掛合を解き、前記スライド体2を前記引き出し状態
Hまで移動させることができる。かかる掛合突部34に
おける掛合面34aは前記のように傾斜されていること
から、かかるスライド体2の引き出し操作に伴う前記窓
穴17からのかかる掛合突部34の抜け出しはスムース
になされる。
【0052】また、この実施の形態にあっては、前記ス
ライド体2の前記収納状態Sにおいて、この収納状態S
の維持と、この収納状態Sにおける前記ホルダー体3な
らびにスライド体2の前記本体1内でのガタツキを防止
する弾性接触手段7が、前記一対のホルダー体3、3に
おけるホルダー部30に設けてある。
【0053】この実施の形態にあっては、前記スライド
体2の前記収納状態Sにおいて、この収納状態Sにおい
て前記重ね合わせ状態Jとされる前記一対のホルダー体
3、3のホルダー部30における、前記本体1の横向き
にある上板部11に向けられた上端側にそれぞれ、かか
る弾性接触手段7が設けてある。
【0054】より具体的には、この実施の形態にあって
は、前記重ね合わせ状態Jにおける前記一対のホルダー
体3、3の重ね合わされない部分、この実施の形態にあ
っては、このホルダー体3のホルダー部30における前
記凹所33aに隣り合い、かつ、他方のホルダー体3の
ホルダー部30に向き合わない側に凹欠部35を設ける
と共に、この凹欠部35により形成される一対の段差面
35a、35aにそれぞれ開設させた小孔35bに端部
71を差し入れ組み付けられると共に、中央部72を上
方に突き出させるように湾曲された金属製の線状バネ体
70により、かかる弾性接触手段7を構成させている。
【0055】かかる線状バネ体70は、その上方に突き
出された中央部72の少なくとも一部を、前記凹欠部3
5の両側にある前記ホルダー部30の上側端面30bよ
りも上方に位置させるように構成されている。
【0056】この結果、この実施の形態にあっては、前
記スライド体2を前記引き出し状態Hから収納状態Sと
なるように前記本体1に対し押し込み操作することに伴
って、前記一対のホルダー体3、3においてそれぞれ、
そのホルダー部30の特に前記線状バネ体70の中央部
72をかかる押し込み操作の過程で当該本体1の横向き
にある内面11a、すなわち、上板部11内面に突き当
てさせて、かかる一対のホルダー体3、3を上方に向け
て移動させる向きに付勢させる前記連結部材4に組み付
けられた前記ねじりコイルバネ6の付勢に抗して、当該
一対のホルダー体3、3を下方に押し下げると共に、前
記スライド体2の少なくとも収納状態Sにおいて前記線
状バネ体70の中央部72を弾性変形させた状態で前記
本体1の上板部11内面に押し当てさせて、この収納状
態Sからの前記スライド体2の引き出し方向への移動を
規制させることができる。
【0057】また、かかる線状バネ体70の中央部を弾
性変形させた状態での前記本体1の上板部11への押し
当たりにより、前記スライド体2を前記本体1の下板部
12側に押し付ける力、前記ホルダー体3の腕部31を
前記連結部材4の下板体41内面に押し当てる力などを
作用させることができ、前記スライド体2の収納状態S
における当該スライド体2ならびに一対のホルダー体
3、3のガタツキを防止することができる。
【0058】この実施の形態においては特に、前記線状
バネ体70により前記一対のホルダー体3、3に前記本
体1の下板部12側へ押し込む向きの力が作用されるよ
うにしてあることに加えて、当該一対のホルダー体3、
3に、前記連結部材4を上方に付勢させる前記ねじりコ
イルバネ6により、前記収納状態Sにおいて前記本体1
の上板部11内面に向けて押し付ける向きの力が作用さ
れるようにしてあることから、かかる一対のホルダー体
3、3およびスライド体2のガタツキの防止効果がより
高められている。
【0059】また、この実施の形態にあっては、前記線
状バネ体70が、前記ホルダー部30の凹欠部35によ
り形成された段差面35aに設けられた小孔35bを中
心として、上方に湾曲状に突き出された中央部72をか
かるホルダー部30の内側に突き出させる向きに回動さ
せることができるようにしてある。(図3、図10)
【0060】この結果、この実施の形態にあっては、前
記スライド体2の前記引き出し状態Hにおいて離れ出し
状態Fとされる一対のホルダー体3、3のホルダー部3
0に収められる容器Yの径がやや小さくても、前記のよ
うに回動される線状バネ体70の中央部をかかる容器Y
の外面に当接させて、容器Yの保持状態を損なわないよ
うにすることができる。すなわち、この実施の形態にあ
っては、かかる線状バネ体70が、径の異なる容器をそ
れぞれ安定的に保持し得る補助ホルダー片としても機能
される構成としてある。
【0061】
【発明の効果】この発明によれば、本体内からのスライ
ド体の引き出しに伴って、横方向に開き出すように付勢
された一対のホルダー体を有する容器保持装置におい
て、スライド体の本体内への収納状態の維持、収納状態
でのガタツキ防止、および、当該スライド体の移動操作
における節度感付与の各要請を、容器保持装置の構造の
複雑化を招くことなく、十分に満足させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器保持装置の分解斜視図
【図2】スライド体2の引き出し状態Hにおける側面図
【図3】スライド体2の引き出し状態Hにおける平面図
【図4】スライド体2の収納状態Sにおける側面図
【図5】スライド体2の収納状態Sにおける平面図
【図6】図4におけるA−A線断面図
【図7】図4におけるB−B線断面図
【図8】重ね合わせ状態Jにある一対のホルダー体3、
3と連結部材4の斜視図
【図9】一対のホルダー体3、3と連結部材4の分解斜
視図
【図10】離れ出し状態Fにある一対のホルダー体3、
3と連結部材4の平面図
【図11】離れ出し状態Fにある一対のホルダー体3、
3と連結部材4の底面図
【符号の説明】
1 本体 11a 横向きにある内面 13a 縦向きにある内面 2 スライド体 3 ホルダー体 30 ホルダー部 5 付勢手段 Y 容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田一臣 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、この本体内に引き出し方向に移
    動可能に収められるスライド体とを有しており、 前記スライド体には、飲料等の容器を起立状態に内側に
    収めるホルダー部を当該スライド体の引き出し前方側に
    ある一端側に備え、かつ、他端側で当該スライド体に横
    方向に回動可能に組み付けられた一対のホルダー体が備
    えられていると共に、 前記一対のホルダー体を、前記本体からの前記スライド
    体の引き出し方向への移動操作に伴って、この一対のホ
    ルダー体における前記ホルダー部が設けられている側を
    互いに離し出す向きに当該一対のホルダー体を回動させ
    るように付勢する付勢手段が設けられており、 前記ホルダー体におけるホルダー部と、前記本体への前
    記スライド体の収納状態において当該ホルダー体のホル
    ダー部に接する縦向きにある内面とには、前記付勢手段
    の付勢により相互に掛合し合う掛合手段が設けてあるこ
    とを特徴とする容器保持装置。
  2. 【請求項2】 本体と、この本体内に引き出し方向に移
    動可能に収められるスライド体とを有しており、 前記スライド体には、飲料等の容器を起立状態に内側に
    収めるホルダー部を当該スライド体の引き出し前方側に
    ある一端側に備え、かつ、他端側で当該スライド体に横
    方向に回動可能に組み付けられた一対のホルダー体が備
    えられていると共に、 前記一対のホルダー体を、前記本体からの前記スライド
    体の引き出し方向への移動操作に伴って、この一対のホ
    ルダー体における前記ホルダー部が設けられている側を
    互いに離し出す向きに当該一対のホルダー体を回動させ
    るように付勢する付勢手段が設けられており、 しかも、前記本体への前記スライド体の収納状態におい
    て当該本体の横向きにある内面側にある前記ホルダー体
    のホルダー部には、当該本体の内面に接して弾性変形さ
    れる弾性接触手段が設けてあることを特徴とする容器保
    持装置。
  3. 【請求項3】 ホルダー体のホルダー部に、一端側又は
    両端側において回動可能に組み付けられ、かつ、当該ホ
    ルダー部の内側に少なくとも一部が突き出されるように
    倒伏向きに回動される補助ホルダー片が設けてあること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の容器保持装
    置。
JP09985198A 1998-03-30 1998-03-30 容器保持装置 Expired - Fee Related JP3652876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09985198A JP3652876B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 容器保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09985198A JP3652876B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 容器保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11278137A true JPH11278137A (ja) 1999-10-12
JP3652876B2 JP3652876B2 (ja) 2005-05-25

Family

ID=14258316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09985198A Expired - Fee Related JP3652876B2 (ja) 1998-03-30 1998-03-30 容器保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3652876B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163019A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Nissan Motor Co Ltd 車両用カップホルダー装置
CN111867884A (zh) * 2018-03-13 2020-10-30 五十铃自动车株式会社 饮料支架结构

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0357138U (ja) * 1989-10-09 1991-05-31
JPH0593973U (ja) * 1992-06-01 1993-12-21 デルタ工業株式会社 自動車用カップホルダー
JPH07186808A (ja) * 1993-12-24 1995-07-25 Nifco Inc カップホルダーユニット
JPH08132949A (ja) * 1994-11-14 1996-05-28 Toyoda Gosei Co Ltd カップホルダ
JPH09169235A (ja) * 1996-12-24 1997-06-30 Nifco Inc 車両用カップホルダー

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0357138U (ja) * 1989-10-09 1991-05-31
JPH0593973U (ja) * 1992-06-01 1993-12-21 デルタ工業株式会社 自動車用カップホルダー
JPH07186808A (ja) * 1993-12-24 1995-07-25 Nifco Inc カップホルダーユニット
JPH08132949A (ja) * 1994-11-14 1996-05-28 Toyoda Gosei Co Ltd カップホルダ
JPH09169235A (ja) * 1996-12-24 1997-06-30 Nifco Inc 車両用カップホルダー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163019A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Nissan Motor Co Ltd 車両用カップホルダー装置
CN111867884A (zh) * 2018-03-13 2020-10-30 五十铃自动车株式会社 饮料支架结构
CN111867884B (zh) * 2018-03-13 2022-09-13 五十铃自动车株式会社 饮料支架结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP3652876B2 (ja) 2005-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5427447A (en) Drawer unit
KR100473501B1 (ko) 슬라이드 및 회동운동 가이드기구와 상기 가이드기구를이용한 덮개체의 개폐기구 및 상기 개폐기구를 이용한차량 탑재용 내장품
US6783166B2 (en) Guide mechanism, opening-closing mechanism of covering member using the guide mechanism and interior equipment for automobile using the opening-closing mechanism
JP2007038726A (ja) 車両用収納装置
JP4566452B2 (ja) 車載用カップホルダー
US20210309139A1 (en) Height-adjustable cup holder
JPH11278137A (ja) 容器保持装置
JP2002104052A (ja) 小物収納装置
JP3227652B2 (ja) 乗物用カップホルダ装置
JP3594045B2 (ja) カップホルダーユニット
JP3247013B2 (ja) 車両用カップホルダー
KR0133546Y1 (ko) 컵 홀더가 구비된 자동차용 콘솔박스
KR100756952B1 (ko) 차량용 컵 홀더
JP3198601B2 (ja) 容器ホルダ装置
JP7408231B2 (ja) カップホルダ
JP3049378B2 (ja) 車両用収納装置
JP3339179B2 (ja) カップホルダー兼用小物入れ
JP3646542B2 (ja) 乗物用カップホルダ装置
JPH0717578Y2 (ja) 車両におけるカップホルダー
JP2001063438A (ja) カップホルダーユニット
JP2524596Y2 (ja) コイン収納可能な容器ホルダ
JPH06179338A (ja) 自動車用トレー装置
JP2002096669A (ja) 車両用カップホルダー
JP2003089323A (ja) カップホルダー装置
JPH0930310A (ja) コンソールボックス

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041005

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090304

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120304

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees