JPH11277162A - ワーク搬出入装置及び製品搬出方法 - Google Patents

ワーク搬出入装置及び製品搬出方法

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JPH11277162A
JPH11277162A JP7781298A JP7781298A JPH11277162A JP H11277162 A JPH11277162 A JP H11277162A JP 7781298 A JP7781298 A JP 7781298A JP 7781298 A JP7781298 A JP 7781298A JP H11277162 A JPH11277162 A JP H11277162A
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JP7781298A
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Katsumi Oyama
勝美 大山
Masaoki Ito
正興 伊藤
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材加工機の片側をオープンスペースとして
機械単体運転を容易に行えるようにし、且つミクロジョ
イント加工無しで小製品を搬出可能とする。 【解決手段】 テイクアウトローダ57をワーク搬入装
置3及びワーク搬出装置5と同一フレーム25に設け、
且つNCタレットパンチプレス1とワーク搬入装置3と
の間にコンベア59を設けて、テイクアウトローダ57
とコンベア59とによりワーク7から切り離した小製品
を排出部に搬出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板材加工機にワー
クを搬入させると共に該ワークを加工して得られた製品
を板材加工機から搬出するワーク搬出入装置に関し、詳
細には、小製品をミクロジョイント加工無しで搬出し得
るワーク搬出入装置及び製品搬出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、タレットパンチプレス等の如き
板材加工機に加工すべきワークを搬入させ、加工した製
品又はスケルトンを板材加工機から搬出するワーク搬出
入装置としては、例えば特開平8−1262号公報等に
開示された構成のものが知られている。
【0003】一般に、ワーク搬出入装置は、図7に示す
ように、タレットパンチプレス101にワーク103を
搬入させるワーク搬入装置105と、タレットパンチプ
レス101で所望の加工がなされて得られた製品を該タ
レットパンチプレス101より搬出させるワーク搬出装
置107とからなる。
【0004】ワーク搬入装置105は、ワークテーブル
109の上方位置へと延在して設けられたガイドレール
111に沿って移動自在とされるローダ113を有し、
このローダ113に設けられたバキュームパッド115
によりストックされたワーク103を吸着し、該ワーク
103をワークテーブル109に搬入させるように構成
されている。
【0005】一方、ワーク搬出装置107は、タレット
パンチプレス101へと延在して設けられたガイドレー
ル117に沿って移動自在とされるアンローダ119を
有し、このアンローダ119に設けられたクランパー1
21により、加工後の製品をクランプして集積部へと搬
出させるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
ワーク搬出入装置においては、アンローダ119によっ
て元のワークサイズとして製品を排出し、小製品は、ミ
クロジョイントとして排出している。そのため、タレッ
トパンチプレス101より排出した後にミクロジョイン
トをばらさなければならず、面倒な後工程作業が必要と
なる。
【0007】そこで、図8に示すように、ワークから切
り離した小製品を搬出する専用の小製品搬出用アンロー
ダ123を設け、このアンローダ123によって小製品
を搬出させて、該小製品を集積台車125に集積するよ
うにすることが考えられる。
【0008】しかし、そうすると、機械単体運転がやり
難いばかりか、ワーク手動搬出入操作を行う場合、作業
者の立ち入るスペースがなくなる。また、ワーク搬入装
置105及びワーク搬出装置107のフレームとは別
に、新たなフレームを設ける必要があり、また、スペー
ス的に大きくなるためコストアップにもなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワーク搬入装
置及びワーク搬出装置を並列して設置する同一フレーム
に、該ワーク搬入装置の搬入方向とほぼ同方向に延在す
るガイドレールを設け、このガイドレールに製品取り出
し装置を移動自在とし、該板材加工機によってワークか
ら切り離した製品を該製品取り出し装置によって該ワー
クテーブルから搬出させた後、該板材加工機とワーク搬
入装置との間に設けた製品搬出手段上(例えばコンベ
ア)に、該製品を落とし込み、該製品搬出手段により該
製品を排出部へと搬送させることで、省スペース且つ機
械単体運転に支障がないようにし、且つ製品をミクロジ
ョイント加工無しで搬出できるようにしたものである。
【0010】このように、ワーク搬入装置及びワーク搬
出装置と同一フレームに設けた製品取り出し装置と、該
板材加工機と該ワーク搬入装置間に設けたコンベアとに
よって、ワークから切り離した製品を排出部に排出する
ようにしているので、板材加工機の片側がオープンスペ
ースとなり機械単体運転が容易に行えると共に、ミクロ
ジョイント加工無しで製品の排出が可能となる。
【0011】また、本発明においては、製品を板材加工
機に搬入させる際に、該製品が製品搬出手段上に落ちな
いようにすると共に、ワークから切り離された製品を該
製品搬出手段上に落とし込めるように、該製品搬出手段
の上方にスライドテーブルを移動自在に設ける。
【0012】これにより、ワーク搬入装置によって板材
加工機にワークを搬入させた際に、誤ってワークが製品
搬出手段上に落ちることが防止されると共に、製品搬出
手段上に製品を落とし込む際に、スライドテーブルが邪
魔することなく製品を落とし込める。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態は、本発明を、NCタレットパンチプレスの
ワークテーブルにワークを搬入させ、且つワークから切
り離した小製品及びスケルトンを搬出するワーク搬出入
装置及び小製品搬出方法に適用したものである。
【0014】先ず、本実施形態のワーク搬出入装置につ
いて説明する。本実施形態のワーク搬出入装置は、図1
及び図2に示すように、板材加工機であるNCタレット
パンチプレス1のリア側に隣接して、ワーク搬入装置3
とワーク搬出装置5とを並列して設けてある。
【0015】上記NCタレットパンチプレス1は、図1
に示すように、ワーク7を金型セットが設けられたタレ
ット9へと移動・位置決めさせて、該ワーク7に所望の
打ち抜き加工を行う数値制御式の打ち抜き装置である。
かかるNCタレットパンチプレス1は、中央に設けられ
た固定テーブル11と、その両脇に設けられた可動テー
ブル13、15とからなるワークテーブルを備えてい
る。また、NCタレットパンチプレス1は、後述するワ
ーク搬入装置3から搬入されたワーク7をクランプし、
タレット9が設けられる位置へと搬送させるキャリッジ
17を有している。
【0016】上記ワーク搬入装置3は、図1及び図2に
示すように、素材であるワーク7を貯蔵すると共に、該
ワーク7を一枚づつワークテーブル上に搬入する役目を
するものである。かかるワーク搬入装置3は、複数枚の
ワーク7をストックしておくためのリフタ19を有して
いる。リフタ19は、床21の上に設置されており、図
示しないパレットを介してワーク7を載置させるように
なっている。
【0017】また、ワーク搬入装置3は、リフタ19に
ストックされたワーク7を一枚づつ取り出してワークテ
ーブル上に搬入させるローダ23を有している。かかる
ローダ23は、フレーム25の上端内面に固定された案
内レール27に移動自在に設けられており、図示しない
駆動モータによってリフタ19上にストックされたワー
クストック位置とワークテーブル間を往復動するように
構成されている。
【0018】上記ローダ23は、案内レール27に摺動
係合するローダ本体29と、該ローダ本体29に対して
接離方向に上下動するストレッチ31と、該ストレッチ
31に設けられる複数個のバキュームパッド33とを有
している。ストレッチ31は、案内棒35及びシリンダ
37によって上記ローダ本体29に対して吊り下げられ
ており、該シリンダ37の駆動により上下動するように
なされている。バキュームパッド33は、リフタ19上
にストックされたワーク7を吸着保持するようになって
いる。
【0019】一方、ワーク搬出装置5は、図1及び図2
に示すように、NCタレットパンチプレス1で加工され
て残ったスケルトン39又は製品が元のワーク7とほぼ
同じ位の大きさであるときには製品をワークテーブルよ
り搬出させる役目をする装置である。かかるワーク搬出
装置5は、上記ワーク搬入装置3とほぼ同様な構成とさ
れており、ワークテーブルから搬出したスケルトン39
を集積するリフタ41を有している。このリフタ41も
同様、床21の上に設置されており、図示しないパレッ
トを介してスケルトン39を載置させるようになってい
る。
【0020】また、ワーク搬出装置5は、ワークテーブ
ルからスケルトン39を受け取りリフタ41のパレット
上に集積させるアンローダ43を有している。かかるア
ンローダ43は、上記ワーク搬入装置3を設置するフレ
ーム25と同一フレーム25の上端内面に固定された案
内レール45に移動自在に設けられており、図示しない
駆動モータによってワークテーブル(リア側の可動テー
ブル15)とリフタ41が設けられる位置との間を往復
動するようになっている。
【0021】上記アンローダ43は、案内レール45に
摺動係合するアンローダ本体47と、該アンローダ本体
47に対して接離方向に上下動するストレッチ49と、
該ストレッチ49に設けられる複数個のクランプ51と
を有している。ストレッチ49は、案内棒53及びシリ
ンダ55によって上記アンローダ本体47に対して吊り
下げられており、該シリンダ55の駆動により上下動す
るようになされている。クランプ51は、ワークテーブ
ル上に設けられたワーク7をクランプ保持するようにな
っている。
【0022】そして、本実施形態のワーク搬出入装置に
おいては、NCタレットパンチプレス1によってワーク
7から切り離した製品、特に小さな製品である小製品を
ワークテーブルから取り出して排出部へと搬出させる製
品搬出装置であるテイクアウトローダ57及び製品搬出
手段であるコンベア59とを有している。
【0023】上記テイクアウトローダ57は、図1ない
し図3(a)に示すように、主として上記ワーク搬入装
置3及びワーク搬出装置5を設置したのと同一のフレー
ム25に固定されるガイドレール61と、このガイドレ
ール61に移動自在とされると共にワーク7から切り離
された小製品をクランプ保持する複数のクランパー63
を有したストレッチ65とを有している。
【0024】上記ガイドレール61は、図1及び図2に
示すように、ワーク搬入装置3とワーク搬出装置5との
間であって若干ワーク搬入装置3寄りにおける上記フレ
ーム25の上端内面に固定されており、該フレーム25
からワークテーブルの上方位置へと延在して設けられて
いる。本実施形態では、上記ガイドレール61は、その
先端がNCタレットパンチプレス1のリヤ側に設けられ
た可動テーブル15の上方であってタレット9に近接す
る位置とされている。
【0025】上記ストレッチ65は、図3(a)に示す
ように、板状体として形成されており、その下面に複数
個のクランパー63を有している。クランパー63は、
ワーク7から切り離された小製品をクランプして保持す
る役目をするもので、例えばエアー吸引により小製品を
クランプするバキュームパッド又は磁気吸着によって小
製品をクランプする電磁石からなる。
【0026】上記ストレッチ65は、図3(a)に示す
ように、駆動モータ67によって上記ガイドレール61
に沿って摺動自在とされるテイクアウトローダ本体69
に設けられたストレッチ支持部材71に支持されてい
る。かかるストレッチ支持部材71は、テイクアウトロ
ーダ本体69に設けられた一対のレール73、73に沿
って、該テイクアウトローダ57の移動方向と直交する
方向(図3(a)中紙面に垂直な方向)に移動自在とさ
れている。
【0027】そして、上記ストレッチ支持部材71に
は、上記ストレッチ65を吊り下げ支持する複数の案内
棒75及びシリンダ77が設けられている。従って、上
記ストレッチ65は、図3(a)に示すように、上記シ
リンダ77の駆動により上記ストレッチ支持部材71に
対して上下動するようになされている。
【0028】上記コンベア59は、図1及び図2に示す
ように、NCタレットパンチプレス1とワーク搬入装置
3との間に設けられており、上記テイクアウトローダ5
7によってワークテーブルから取り出して該NCタレッ
トパンチプレス1の外へと搬送させた小製品を受け取
り、該小製品を排出部へと搬送する役目をする。かかる
コンベア59は、駆動用及び従動用のローラ79に掛け
られたコンベアベルト81からなり、図2中矢印A方向
に回転して小製品を排出部へと排出するように構成され
ている。
【0029】なお、上記コンベアベルト81は、少なく
ともワーク搬入装置3とワーク搬出装置5の中間位置か
らNCタレットパンチプレス1の手前側の排出部(図示
は省略する)が設けられる位置に配置される。もちろ
ん、ワーク搬出装置5が設けられる位置までコンベアベ
ルト81を延在するようにしてもよい。
【0030】そして、図1に示すように、上記コンベア
ベルト81の上方であって上記NCタレットパンチプレ
ス1と上記ワーク搬入装置3との間には、上記テイクア
ウトローダ57の移動方向と交差する方向(図1中矢印
Bで示す方向)に移動自在なスライドテーブル83が設
けられている。スライドテーブル83は、上記小製品を
テイクアウトローダ57によってコンベアベルト81の
上方に搬送させたときに排出部側(図1中手前側)に移
動して、該小製品をコンベアベルト81上に落とし込め
るように動作する。
【0031】また、上記スライドテーブル83は、ワー
ク7をNCタレットパンチプレス1に搬入する際に該ワ
ーク7が誤ってコンベアベルト81上に落ちないように
するために、該NCタレットパンチプレス1とワーク搬
入装置3との間に待機するようになされている。これに
より、上記ワーク7のコンベアベルト81上への落下が
防止される。
【0032】なお、上記ワーク搬出装置5のNCタレッ
トパンチプレス1側には、やはりワークテーブルから受
け取ったスケルトン39をリフタ41のパレット位置へ
と搬出させる移動中に、可動テーブル15とワーク搬出
装置5との間の空間部に落下しないようにするための補
助テーブル85が設けられている。
【0033】次に、上記のように構成されたワーク搬出
入装置の動作について説明する。先ず、図1及び図2に
示すように、リフタ19のパレット上に集積された素材
であるワーク7を、上記ローダ23に設けられたバキュ
ームパッド33によって吸着保持する。そして、その吸
着保持したワーク7を所定の搬送高さ位置まで上昇させ
た後、上記ローダ23を案内レール27に沿ってワーク
テーブルの上方位置へと移動させる。
【0034】このとき、テイクアウトローダ57は、ロ
ーダ23のワーク搬入のための走行に支障がないよう
に、図3(a)、(b)に示すように、該ローダ23の
ストレッチ31より高い位置で上空待機するようになっ
ている。また、この搬入経路には、コンベアベルト81
の上方にスライドテーブル83が配置されており、ロー
ダ23から誤ってコンベアベルト81上にワーク7が落
下しないようになされている。
【0035】そして、上記ワーク7がローダ23によっ
てワークテーブルの所定位置まで搬入されたら、シリン
ダ37によりストレッチ31を下降させ、該ワークテー
ブル上にワーク7を載置させる。次に、図示しないワー
ク引き込み装置によって、上記ワーク7をワークテーブ
ルの基準位置(図1中二点鎖線で示す位置)に搬送させ
る。位置決めが終了したら、上記ワーク7をキャリッジ
17にクランプさせて加工位置へ搬送させ、タレット9
に設けられた金型セットによって該ワーク7に所望の打
ち抜き加工を行う。ここでは、小製品は、輪郭を追い抜
き加工することによって形成する。
【0036】そして、図4に示すように、ワーク7から
小製品87を切り離す直前に、テイクアウトローダ57
に設けたクランパー63によって、該小製品87をクラ
ンプ保持する。その後、小製品87の輪郭の最終パンチ
を行い、該小製品87をワーク7から完全に分離する。
【0037】次に、テイクアウトローダ57のストレッ
チ65をシリンダ77によって少量上昇させた後、該テ
イクアウトローダ57をガイドレール61に沿ってスラ
イドテーブル83の上方位置まで移動させる。次いで、
スライドテーブル83を、図5に示すように手前にスラ
イドさせた後、その空いた所へ小製品87を放し、該小
製品87をコンベアベルト81上に落とし込む。
【0038】そして、図6に示すように、上記コンベア
ベルト81によって小製品87を搬送させ、該小製品8
7を排出部に送る。これにより、小製品87が排出部に
搬送されることになる。この一方、小製品87の切り離
しを終えて残ったスケルトン39を、図6に示すよう
に、可動テーブル15によってワーク搬出装置5の案内
レール45下に位置するように移動させる。
【0039】次に、アンローダ43のストレッチ49を
下降させて、クランプ51によりスケルトン39をクラ
ンプ保持する。次いで、シリンダ55を駆動させてスト
レッチ49を搬出高さ位置まで上昇させた後、アンロー
ダ43を、案内レール45に沿ってリフタ41上に設け
られたパレット上方位置まで移動させる。そして、スト
レッチ49を下降させ、スケルトン39をパレット上に
載置させる。以上が、ワーク7を加工する1サイクルで
ある。
【0040】このように、本実施形態によれば、ワーク
搬入装置3及びワーク搬出装置5と同一フレーム25に
設けたテイクアウトローダ57と、NCタレットパンチ
プレス1とワーク搬入装置3間に設けたコンベア59と
によって、ワーク7から切り離した小製品87を排出部
に搬送するようにしているので、ミクロジョイント加工
無しで小製品87の搬出を行うことができると共に、N
Cタレットパンチプレス1の片側がオープンスペースと
なって、作業者の立ち入るスペースを十分取ることがで
き、機械単体運転を容易に行うことができる。従って、
生産効率が向上し、また、テイクアウトローダ57を設
置する専用のフレームを必要とせず、十分なスペースを
確保でき、装置構成を簡略化できる。
【0041】また、本実施形態によれば、コンベアベル
ト81の上方にスライドテーブル83を移動自在に設け
ているので、ローダ23によってNCタレットパンチプ
レス1にワーク7を搬入させた際には、誤ってワーク7
がコンベアベルト81上に落ちることが防止されると共
に、コンベアベルト81上に小製品87を落とし込むに
際には、スライドテーブル83が邪魔することなく小製
品87を落とし込むことができる。
【0042】以上、本発明を適用した具体的な一実施形
態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制
限されることなく種々の変更が可能である。
【0043】例えば、上述の実施形態では、本発明を、
NCタレットパンチプレス1にワーク7を搬入させ、加
工後の小製品87を搬出させるワーク搬出入装置に適用
したが、レーザ加工装置に本発明のワーク搬出入装置を
適用しても同様の効果がある。
【0044】また、上述の実施形態では、小製品87の
切り離しを終え残ったスケルトン39をアンローダ43
によって搬出するようにしたが、製品が元のワーク7と
ほぼ同じである場合には、該製品をアンローダ43によ
って搬出するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0046】本発明によれば、製品取り出し装置を、ワ
ーク搬入装置及びワーク搬出装置を設置するフレームと
同一のフレームに設け、該製品取り出し装置より板材加
工機外へと取り出した製品を製品搬出手段により排出部
に搬送するようにしているので、板材加工機の片側がオ
ープンスペースとなり機械単体運転が容易に行えると共
に、ミクロジョイント加工無しで製品の搬出ができる。
従って、十分なスペースが確保できると共に、加工後の
面倒なミクロジョイント加工が不要となり、装置の簡略
化並びに生産性の向上を実現できる。
【0047】また、本発明によれば、コンベアベルトの
上方にスライドテーブルを移動自在に設けているので、
ワーク搬入時に誤って該ワークがコンベアベルト上に落
ちることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のワーク搬出入装置の平面図であ
る。
【図2】図1に示すワーク搬出入装置の断面図である。
【図3】テイクアウトローダがローダのストレッチより
も高い位置で上空待機している状態を示す側面図であ
る。
【図4】本実施形態のワーク搬出入装置を示すもので、
小製品をテイクアウトローダによってクランプしている
状態を示す平面図である。
【図5】本実施形態のワーク搬出入装置を示すもので、
小製品をコンベアベルト上に落とし込む状態を示す平面
図である。
【図6】本実施形態のワーク搬出入装置を示すもので、
小製品をコンベアベルトによって搬出させる状態を示す
平面図である。
【図7】従来のワーク搬出入装置を示す平面図である。
【図8】小製品を搬出させる専用の小製品搬出用アンロ
ーダを設けたさらに従来のワーク搬出入装置を示す平面
図である。
【符号の説明】 1 NCタレットパンチプレス 3 ワーク搬入装置 5 ワーク搬出装置 7 ワーク 11 固定テーブル 13、15 可動テーブル 23 ローダ 43 アンローダ 57 テイクアウトローダ 63 クランパー 67 ストレッチ 87 小製品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工機に対してワークの搬入、排出
    を行うワーク搬入装置及びワーク搬出装置を同一フレー
    ムに並列して設けたワーク搬出入装置において、 上記フレームから上記ワーク搬入装置の搬入方向とほぼ
    同方向に延在して設けられたガイドレールに移動自在と
    されると共に、上記板材加工機によって加工されて上記
    ワークから切り離された製品を保持するクランパーを昇
    降自在とする製品取り出し装置と、 上記製品取り出し装置によって上記板材加工機から取り
    出して該板材加工機外へと搬送させた製品を受け取り、
    該製品を排出部へと搬送させる製品搬出手段とを備えて
    いることを特徴とするワーク搬出入装置。
  2. 【請求項2】 上記製品搬出手段の上方に、上記製品取
    り出し装置の移動方向と交差する方向にスライドテーブ
    ルを移動自在に設け、上記製品を該製品搬出手段の上方
    に搬送させたときに、該スライドテーブルを移動させて
    該製品を該製品搬出手段上に落とし込む構成としたこと
    を特徴とする請求項1記載のワーク搬出入装置。
  3. 【請求項3】 ワーク搬入装置によって搬入されたワー
    クを板材加工機で加工して該ワークから切り離した製品
    を、該ワーク搬入装置が設置されるフレームから板材加
    工機のワークテーブル上方位置へと延在して設けられた
    ガイドレールに移動自在とされると共に該ワークテーブ
    ルに対して昇降自在とされた製品取り出し装置によっ
    て、該ワークテーブルから該ワーク搬入装置側へと搬出
    させた後、該板材加工機と該ワーク搬入装置との間に設
    けたコンベア上に該製品を落として、該コンベアにより
    該製品を排出部へと搬送することを特徴とする製品搬出
    方法。
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