JPH11274176A - リードフレームの押え機構 - Google Patents
リードフレームの押え機構Info
- Publication number
- JPH11274176A JPH11274176A JP7818698A JP7818698A JPH11274176A JP H11274176 A JPH11274176 A JP H11274176A JP 7818698 A JP7818698 A JP 7818698A JP 7818698 A JP7818698 A JP 7818698A JP H11274176 A JPH11274176 A JP H11274176A
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- stopped
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チップボンダのリードフレーム3の押え機構
20を待避不要なものとしてチップボンダを高速化す
る。 【解決手段】リードフレーム3を押さえる押え部品を板
バネでなるローラ保持部品23のバネ性によりリードフ
レーム3に弾接するローラ24とし、しかもローラ24
はリードフレームが止まっているときも、搬送されてい
るときも押さえているようにする。
20を待避不要なものとしてチップボンダを高速化す
る。 【解決手段】リードフレーム3を押さえる押え部品を板
バネでなるローラ保持部品23のバネ性によりリードフ
レーム3に弾接するローラ24とし、しかもローラ24
はリードフレームが止まっているときも、搬送されてい
るときも押さえているようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はリードフレームの
押え機構に関し、特にリードフレームをステップ送りし
つつチップボンディングしたり、その後ワイヤボンディ
ングしたりする際にリードフレームをボンディング位置
に固定すると共に押さえてリードフレームの浮きをなく
すのに使用される。
押え機構に関し、特にリードフレームをステップ送りし
つつチップボンディングしたり、その後ワイヤボンディ
ングしたりする際にリードフレームをボンディング位置
に固定すると共に押さえてリードフレームの浮きをなく
すのに使用される。
【0002】
【従来の技術】従来半導体装置の製造は半導体チップが
搭載されるアイランドを所定のピッチで多数備えるリー
ドフレームをそのピッチで間欠おくりしつつアイランド
がボンディング位置に停止している状態で半導体チップ
を組み付けるチップボンディング工程やその後同様にリ
ードフレームを間欠おくりしつつアイランドがボンディ
ング位置に停止している状態で半導体チップの電極パッ
ドとリードフレームのリードとを金属細線で結ぶワイヤ
ボンディング工程を備える。これらの工程では送られた
リードフレームがボンディング作業の際に動いて位置ズ
レしないように保持しておくことが必要である。更に、
再現性よく良好なボンディングを行なうにはチップボン
ディング工程ではリードフレームのアイランド部を、ワ
イヤボンディング工程ではアイランド部とリードのボン
ディングする部分とを浮きが無いようにリードフレーム
の下面を支える基台に押し付ける必要がある。このよう
にボンディング作業の際にアイランドとかリードのボン
ディングする部分とかのようなリードフレームの要所を
押さえる機構の従来例を図面を用いて説明する。図4は
チップボンダにおけるリードフレームの押え機構(以下
単に押え機構と記す)1の部分を示す平面図、図5は正
面図である。ガイド壁2a,2bを備えて断面コの字形
状のレール2上をリードフレーム3(図4には図示せず
図5参照)が左から右へ図示しない送り機構で送られ
る。リードフレーム3のアイランド(図示せず)がボン
ディング位置Pに停止していてそこに吸着ノズル4(図
5参照)で半導体チップ(図示せず)を搬送し組み付け
る際にアイランド(図示せず)をレール2に押し付ける
ようにアイランドのきわ(具体的には吊ピン部(図示せ
ず))を押さえるために押え機構1が設けられている。
搭載されるアイランドを所定のピッチで多数備えるリー
ドフレームをそのピッチで間欠おくりしつつアイランド
がボンディング位置に停止している状態で半導体チップ
を組み付けるチップボンディング工程やその後同様にリ
ードフレームを間欠おくりしつつアイランドがボンディ
ング位置に停止している状態で半導体チップの電極パッ
ドとリードフレームのリードとを金属細線で結ぶワイヤ
ボンディング工程を備える。これらの工程では送られた
リードフレームがボンディング作業の際に動いて位置ズ
レしないように保持しておくことが必要である。更に、
再現性よく良好なボンディングを行なうにはチップボン
ディング工程ではリードフレームのアイランド部を、ワ
イヤボンディング工程ではアイランド部とリードのボン
ディングする部分とを浮きが無いようにリードフレーム
の下面を支える基台に押し付ける必要がある。このよう
にボンディング作業の際にアイランドとかリードのボン
ディングする部分とかのようなリードフレームの要所を
押さえる機構の従来例を図面を用いて説明する。図4は
チップボンダにおけるリードフレームの押え機構(以下
単に押え機構と記す)1の部分を示す平面図、図5は正
面図である。ガイド壁2a,2bを備えて断面コの字形
状のレール2上をリードフレーム3(図4には図示せず
図5参照)が左から右へ図示しない送り機構で送られ
る。リードフレーム3のアイランド(図示せず)がボン
ディング位置Pに停止していてそこに吸着ノズル4(図
5参照)で半導体チップ(図示せず)を搬送し組み付け
る際にアイランド(図示せず)をレール2に押し付ける
ようにアイランドのきわ(具体的には吊ピン部(図示せ
ず))を押さえるために押え機構1が設けられている。
【0003】押え機構1は図示しない筐体に回転自在に
軸受けされた軸10、その軸10にネジ12で割締め固
定された取り付け部材11、それにネジ13で固定され
たつなぎ部材14、およびそれにネジ15で固定された
押え部材16を備える。そして軸10はアクチュエータ
であるロータリーソレノイド(図示せず)につながりそ
の回転により押え部材16がリードフレーム3を押さえ
たり開放したりする。
軸受けされた軸10、その軸10にネジ12で割締め固
定された取り付け部材11、それにネジ13で固定され
たつなぎ部材14、およびそれにネジ15で固定された
押え部材16を備える。そして軸10はアクチュエータ
であるロータリーソレノイド(図示せず)につながりそ
の回転により押え部材16がリードフレーム3を押さえ
たり開放したりする。
【0004】この押え機構1はリードフレーム3が搬送
される間はリードフレーム3を開放し、リードフレーム
が停止した後アクチュエータが働きリードフレーム3の
アイランド(図示せず)の近くを押さえてアイランドの
レール2からの浮きを無くすと共に位置ズレを防止して
チップボンディングを良好に行えるようにする。そして
チップボンディング後開放し、リードフレームのステッ
プ送りがなされる。
される間はリードフレーム3を開放し、リードフレーム
が停止した後アクチュエータが働きリードフレーム3の
アイランド(図示せず)の近くを押さえてアイランドの
レール2からの浮きを無くすと共に位置ズレを防止して
チップボンディングを良好に行えるようにする。そして
チップボンディング後開放し、リードフレームのステッ
プ送りがなされる。
【0005】上記のようにこの押え機構はリードフレー
ムが停止した後に押さえるものであるからチップボンダ
はリードフレームの送りの際に慣性による送りすぎが生
じないように送り動作に支障の無い程度に抵抗となるよ
うに例えば板バネで常時押さえる機構を図外に備える。
ムが停止した後に押さえるものであるからチップボンダ
はリードフレームの送りの際に慣性による送りすぎが生
じないように送り動作に支障の無い程度に抵抗となるよ
うに例えば板バネで常時押さえる機構を図外に備える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の押え機構を用いるチップボンダはリードフレームが停
止した後に起動して押さえ、ボンディング動作終了後起
動して開放し、開放動作終了後でなければ次のリードフ
レームのステップ送りが出来ない。すなわち押え機構の
動作がリードフレームのステップ送り動作とシリーズ動
作となるのでチップボンダの高速化の障害となる。更
に、このように同期を取った動作であるので機構が複雑
で調整が厄介であると共に制御のソフトも複雑である。
そこでこの発明はボンダの高速化に適し、簡単な機構で
安価な押え機構を提供する。
の押え機構を用いるチップボンダはリードフレームが停
止した後に起動して押さえ、ボンディング動作終了後起
動して開放し、開放動作終了後でなければ次のリードフ
レームのステップ送りが出来ない。すなわち押え機構の
動作がリードフレームのステップ送り動作とシリーズ動
作となるのでチップボンダの高速化の障害となる。更
に、このように同期を取った動作であるので機構が複雑
で調整が厄介であると共に制御のソフトも複雑である。
そこでこの発明はボンダの高速化に適し、簡単な機構で
安価な押え機構を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにこの発明の押え機構はリードフレームをステップ送
りしてその停止中にリードフレームの要所にアクセスす
る装置に使用され、アクセスの際に要所の近傍を押さえ
る押え機構において、リードフレームを押さえる押え部
品がリードフレームの送り中も止まっている間もリード
フレームに弾接して押さえるローラであることを特徴と
する。具体的には例えばリードフレームをステップ送り
してその停止中にリードフレームのアイランドに半導体
チップをボンディングするチップボンダに使用され、停
止したリードフレームのアイランドの近傍例えば吊ピン
部分を押さえる押え機構において、リードフレームを押
さえる押え部品がリードフレームの送り中も止まってい
る間もリードフレームに弾接して押さえるローラである
ことを特徴とする。さらに別の具体例ではリードフレー
ムをステップ送りしてその停止中にリードフレームのア
イランド上に組み付けてた半導体チップやリードに細線
をボンディング結線するワイヤボンダに使用され、停止
したリードフレームのアイランドやリードのボンディン
グする部分等要所の近傍を押さえるリードフレームの押
え機構において、リードフレームを押さえる押え部品が
リードフレームの送り中も止まっている間もリードフレ
ームに弾接して押さえるローラであることを特徴とす
る。上記の構成によれば押え機構はリードフレームの送
りその他装置の動作に同期して動くわけではないのでそ
の分装置が高速化すると共に機構は簡単で装置制御も簡
単になり、装置が安価となる。
めにこの発明の押え機構はリードフレームをステップ送
りしてその停止中にリードフレームの要所にアクセスす
る装置に使用され、アクセスの際に要所の近傍を押さえ
る押え機構において、リードフレームを押さえる押え部
品がリードフレームの送り中も止まっている間もリード
フレームに弾接して押さえるローラであることを特徴と
する。具体的には例えばリードフレームをステップ送り
してその停止中にリードフレームのアイランドに半導体
チップをボンディングするチップボンダに使用され、停
止したリードフレームのアイランドの近傍例えば吊ピン
部分を押さえる押え機構において、リードフレームを押
さえる押え部品がリードフレームの送り中も止まってい
る間もリードフレームに弾接して押さえるローラである
ことを特徴とする。さらに別の具体例ではリードフレー
ムをステップ送りしてその停止中にリードフレームのア
イランド上に組み付けてた半導体チップやリードに細線
をボンディング結線するワイヤボンダに使用され、停止
したリードフレームのアイランドやリードのボンディン
グする部分等要所の近傍を押さえるリードフレームの押
え機構において、リードフレームを押さえる押え部品が
リードフレームの送り中も止まっている間もリードフレ
ームに弾接して押さえるローラであることを特徴とす
る。上記の構成によれば押え機構はリードフレームの送
りその他装置の動作に同期して動くわけではないのでそ
の分装置が高速化すると共に機構は簡単で装置制御も簡
単になり、装置が安価となる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を図面を用い
て説明する。図1はその平面図、図2は正面図である。
これは図4,図5に示す従来のチップボンダにおける押
え機構1にかえて本発明の押え機構20を設置したもの
である。ガイド壁2a,2bを備えて断面コの字形状の
レール2上をリードフレーム3(図1には図示せず図2
参照)が左から右へ図示しない送り機構でステップ送り
で送られ、リードフレーム3のアイランド(図示せず)
がボンディング位置Pに停止していいるときそこに吸着
ノズル4(図2参照)で半導体チップ(図示せず)を搬
送し組み付ける点は図4,図5に示す装置と同じであ
る。
て説明する。図1はその平面図、図2は正面図である。
これは図4,図5に示す従来のチップボンダにおける押
え機構1にかえて本発明の押え機構20を設置したもの
である。ガイド壁2a,2bを備えて断面コの字形状の
レール2上をリードフレーム3(図1には図示せず図2
参照)が左から右へ図示しない送り機構でステップ送り
で送られ、リードフレーム3のアイランド(図示せず)
がボンディング位置Pに停止していいるときそこに吸着
ノズル4(図2参照)で半導体チップ(図示せず)を搬
送し組み付ける点は図4,図5に示す装置と同じであ
る。
【0010】この実施例の押え機構20は図示しない筐
体に回転自在に軸受けされた軸10、その軸10にネジ
12で割締め固定された取り付け部材11、それにネジ
13で固定されたつなぎ部材14を従来の押え機構1に
類似して備える。
体に回転自在に軸受けされた軸10、その軸10にネジ
12で割締め固定された取り付け部材11、それにネジ
13で固定されたつなぎ部材14を従来の押え機構1に
類似して備える。
【0011】この実施例の特徴としては、つなぎ部材1
4にネジ15によりボンディング位置Pに向けて伸びる
棒状部材21が取り付けられ、その先端にはネジ22に
よりL字形の板バネでなるローラ保持部品23が取り付
けられ棒状部材21とローラ保持部品23とを合わせて
従来の押え機構1における押え部材16に近いZ字形状
を為している。そしてローラ保持部品23の先端には押
え部品としてのローラ24がボンディング位置Pにアイ
ランド(図示せず)を位置して停止しているリードフレ
ーム3のアイランドを吊っている吊ピンの部分を押さえ
るように設けられている。
4にネジ15によりボンディング位置Pに向けて伸びる
棒状部材21が取り付けられ、その先端にはネジ22に
よりL字形の板バネでなるローラ保持部品23が取り付
けられ棒状部材21とローラ保持部品23とを合わせて
従来の押え機構1における押え部材16に近いZ字形状
を為している。そしてローラ保持部品23の先端には押
え部品としてのローラ24がボンディング位置Pにアイ
ランド(図示せず)を位置して停止しているリードフレ
ーム3のアイランドを吊っている吊ピンの部分を押さえ
るように設けられている。
【0012】このローラ24の組み付け形状をさらに詳
細に説明する。図3は図1,図2にAで示す部分の拡大
斜視図である。ローラ保持部品23は例えば厚み0.2
mm,幅6mm板バネ材(インコネルX−750)でL
型に曲げ、先端に突出部を設けそこをまるめて軸受け2
3aとしている。そこに軸ピン24aを通し、それにロ
ーラ24を固定している。ローラ24は例えば直径2m
m、幅1mmである。
細に説明する。図3は図1,図2にAで示す部分の拡大
斜視図である。ローラ保持部品23は例えば厚み0.2
mm,幅6mm板バネ材(インコネルX−750)でL
型に曲げ、先端に突出部を設けそこをまるめて軸受け2
3aとしている。そこに軸ピン24aを通し、それにロ
ーラ24を固定している。ローラ24は例えば直径2m
m、幅1mmである。
【0013】この実施例における軸10は従来の押え機
構1のように装置に同期して動くものではない。通常は
固定していてリードフレーム3が送られているときも止
まってボンディング動作中もローラ24がリードフレー
ム3を押さえているものである。そして、調整等必要な
ときに軸10を回転させ図2に2点鎖線Bで示すように
ローラ24を持ち上げるのに使用する。
構1のように装置に同期して動くものではない。通常は
固定していてリードフレーム3が送られているときも止
まってボンディング動作中もローラ24がリードフレー
ム3を押さえているものである。そして、調整等必要な
ときに軸10を回転させ図2に2点鎖線Bで示すように
ローラ24を持ち上げるのに使用する。
【0014】この押え機構20の品種の変更等により必
要となる調整は上下方向(押える強さ)に付いてはロー
ラ保持部品23のネジ22による止め穴(図示せず)を
長穴として取り付けを上下して行なえば良い。又、軸1
0を回すことでも可能である。リードフレーム3の進行
方向に付いては棒状部材21をネジ15でとめるつなぎ
部材14の止め穴(図示せず)を長穴として棒状部材2
1の取り付け位置を調節できる。リードフレーム3の進
行方向に直角な方向については軸10への取り付け部材
11の取り付け位置で調節可能である。ローラ24のリ
ードフレーム3に接する傾きを無くする調整はネジ13
をゆるめつなぎ部材14の取り付け部材11への取り付
け角度を調整すれば良い。
要となる調整は上下方向(押える強さ)に付いてはロー
ラ保持部品23のネジ22による止め穴(図示せず)を
長穴として取り付けを上下して行なえば良い。又、軸1
0を回すことでも可能である。リードフレーム3の進行
方向に付いては棒状部材21をネジ15でとめるつなぎ
部材14の止め穴(図示せず)を長穴として棒状部材2
1の取り付け位置を調節できる。リードフレーム3の進
行方向に直角な方向については軸10への取り付け部材
11の取り付け位置で調節可能である。ローラ24のリ
ードフレーム3に接する傾きを無くする調整はネジ13
をゆるめつなぎ部材14の取り付け部材11への取り付
け角度を調整すれば良い。
【0015】この押え機構20はリードフレーム3が搬
送される間もリードフレーム3が停止した時もリードフ
レーム3を押さえている。特にボンディング動作のため
にリードフレーム3が停止しているときはアイランド
(図示せず)の近くを押さえてアイランドのレール2か
らの浮きをなくすと共に位置ずれを防止してチップボン
ディングを良好に行えるようにする。
送される間もリードフレーム3が停止した時もリードフ
レーム3を押さえている。特にボンディング動作のため
にリードフレーム3が停止しているときはアイランド
(図示せず)の近くを押さえてアイランドのレール2か
らの浮きをなくすと共に位置ずれを防止してチップボン
ディングを良好に行えるようにする。
【0016】上記のようにこの押え機構20はリードフ
レームが停止したときも送っている時も押さえているの
でリードフレームの送りの際に慣性による送りすぎが生
じない。従って従来のチップボンダのように板バネ等で
常時押さえる機構は不要である。
レームが停止したときも送っている時も押さえているの
でリードフレームの送りの際に慣性による送りすぎが生
じない。従って従来のチップボンダのように板バネ等で
常時押さえる機構は不要である。
【0017】この実施例によれば押え機構20は待避動
作を行なわないのでチップボンディング動作が終われば
直ちにリードフレームの搬送が行なえ、リードフレーム
の停止後直ちにチップボンディング動作が行なえるの
で、装置が高速化する。そして、ロータリーソレノイド
のようなアクチュエータを不要とし、その分スペースが
空き装置の小型化に有利となると共に同期動作しないの
で機構や制御ソフトが簡単になり装置を安価にする。
作を行なわないのでチップボンディング動作が終われば
直ちにリードフレームの搬送が行なえ、リードフレーム
の停止後直ちにチップボンディング動作が行なえるの
で、装置が高速化する。そして、ロータリーソレノイド
のようなアクチュエータを不要とし、その分スペースが
空き装置の小型化に有利となると共に同期動作しないの
で機構や制御ソフトが簡単になり装置を安価にする。
【0018】この押え機構20では押え部品として板バ
ネでなるローラ保持部品23によりリードフレーム3に
弾性的に接しているローラ24を用いるのでリードフレ
ーム3を押さえたまま搬送しても傷が付くことなく搬送
できる。更に、リードフレームの端がローラの下に入っ
て行くのもスムースでリードの端部が入って行くときも
リードを変形しないような押圧に調節するのも容易であ
る。
ネでなるローラ保持部品23によりリードフレーム3に
弾性的に接しているローラ24を用いるのでリードフレ
ーム3を押さえたまま搬送しても傷が付くことなく搬送
できる。更に、リードフレームの端がローラの下に入っ
て行くのもスムースでリードの端部が入って行くときも
リードを変形しないような押圧に調節するのも容易であ
る。
【0019】上記実施例では本発明の押え機構をチップ
ボンダに適用したがワイヤボンダにも適用できるもので
ある。又、ローラ24を弾性的に支える機構は板バネを
用いるものに限定されず種々の手法を用いることができ
る。
ボンダに適用したがワイヤボンダにも適用できるもので
ある。又、ローラ24を弾性的に支える機構は板バネを
用いるものに限定されず種々の手法を用いることができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のリード
フレームの押え機構によれば待避動作が不要なので使用
する装置を高速化すると共に機構や制御ソフトを簡単に
して装置を安価とする。
フレームの押え機構によれば待避動作が不要なので使用
する装置を高速化すると共に機構や制御ソフトを簡単に
して装置を安価とする。
【図1】 この発明の一実施例を示す平面図。
【図2】 その正面図。
【図3】 その要部斜視図。
【図4】 従来の装置の平面図。
【図5】 その正面図。
3 リードフレーム 20 リードフレームの押え機構 24 ローラで 23 ローラ保持部品(板バネ)
Claims (4)
- 【請求項1】リードフレームをステップ送りしてその停
止中にリードフレームの要所にアクセスする装置に使用
され、アクセスの際に前記要所の近傍を押さえるリード
フレームの押え機構において、リードフレームを押さえ
る押え部品がリードフレームの送り中も止まっている間
もリードフレームに弾接して押さえるローラであること
を特徴とするリードフレームの押え機構。 - 【請求項2】リードフレームをステップ送りしてその停
止中にリードフレームのアイランドに半導体チップをボ
ンディングするチップボンダに使用され、停止したリー
ドフレームのアイランドの近傍を押さえるリードフレー
ムの押え機構において、リードフレームを押さえる押え
部品がリードフレームの送り中も止まっている間もリー
ドフレームに弾接して押さえるローラであることを特徴
とするリードフレームの押え機構。 - 【請求項3】リードフレームをステップ送りしてその停
止中にリードフレームのアイランド上に組み付けてた半
導体チップやリードに細線をボンディング結線するワイ
ヤボンダに使用され、停止したリードフレームのアイラ
ンドやリードのボンディングする部分等要所の近傍を押
さえるリードフレームの押え機構において、リードフレ
ームを押さえる押え部品がリードフレームの送り中も止
まっている間もリードフレームに弾接して押さえるロー
ラであることを特徴とするリードフレームの押え機構。 - 【請求項4】前記ローラは板バネに支持されてリードフ
レームに弾接することを特徴とする請求項1,2または
3に記載のリードフレームの押え機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7818698A JPH11274176A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | リードフレームの押え機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7818698A JPH11274176A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | リードフレームの押え機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11274176A true JPH11274176A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13654957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7818698A Pending JPH11274176A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | リードフレームの押え機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11274176A (ja) |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP7818698A patent/JPH11274176A/ja active Pending
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