JPH11270242A - 複層ガラス - Google Patents

複層ガラス

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JPH11270242A
JPH11270242A JP10071703A JP7170398A JPH11270242A JP H11270242 A JPH11270242 A JP H11270242A JP 10071703 A JP10071703 A JP 10071703A JP 7170398 A JP7170398 A JP 7170398A JP H11270242 A JPH11270242 A JP H11270242A
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glass
sheet
double
plate
spacers
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JP10071703A
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Hideo Yoshizawa
英夫 吉沢
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • Y02A30/249Glazing, e.g. vacuum glazing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/22Glazing, e.g. vaccum glazing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 間隔保持部材の配置に手間を掛からず、且
つ、間隔保持部材による板ガラスの保持力の集中を緩和
できるようにする。 【解決手段】 一対の板ガラス1間に、間隔保持部材2
を介在させてあると共に、両板ガラス1の外縁全周にわ
たって外周密閉部4を設けてあり、両板ガラス1間の空
隙部Vを減圧状態に密閉してある複層ガラスにおいて、
間隔保持部材2を、板ガラス1の板面に沿う線部材6で
構成し、線部材6の横断面形状が、角のない形状に形成
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の板ガラス間
の空隙部を減圧することによって内部気体の対流を抑制
して熱貫流率の低下を図り、断熱性を向上させてある複
層ガラスに関し、更に詳しくは、一対の板ガラス間に、
間隔保持部材を介在させてあると共に、両板ガラスの外
縁全周にわたって外周密閉部を設けてあり、前記両板ガ
ラス間の空隙部を減圧状態に密閉してある複層ガラスに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複層ガラスとしては、前
記間隔保持部材として、多数のピラー型のものを用い、
それらを所定のピッチで板ガラス面の縦横方向に間隔を
あけた位置に立設してあるものがあるが、多数の間隔保
持部材を所定の位置に配置すると共に、その位置を保持
するのに手間が掛かる等の問題点があり、この点を解消
するものとして、図8に示すように、前記間隔保持部材
20に断面形状が矩形形状の帯部材21を用い、一対の
板ガラス1を前記間隔保持部材20の外周面で受けるよ
うに構成したものがあった(中華人民共和国特許 公開
番号CN1094475A参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の複層ガ
ラスによれば、一対の板ガラスの間隔寸法が小さい場
合、前記帯部材の断面も小さくなり、捻れやすい状態と
なる。そして、一対の板ガラス間に前記帯部材を配置し
た際に、前記帯部材が捻れた状態になっていると、図9
に示すように、帯部材の角部分が板ガラスに一点で当接
したまま一対の板ガラスの外面に作用する大気圧を受け
ることになり、前記帯部材の角部分が当接する板ガラス
部分に応力が集中し易く、そのガラス部分に局部割れ
(ヘルツ割れ又は円錐割れ或いはリングクラックと呼ば
れる)が発生する危険性が生じる。そして、局部割れの
発生に伴って、空隙部の減圧状態が解除されて複層ガラ
スの断熱効果が低下したり、更には、板ガラスの表面強
度が著しく低下することによって風圧や振動等の外力が
作用した場合に板ガラスが破損してしまう等の問題点が
ある。また、この問題を解決するためには、細い帯部材
が捻れないように配置する必要があり、間隔保持部材の
配置工程に非常に手間が掛かり、複層ガラスの生産効率
が低下してしまう危険性がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、間隔保持部材の配置に手間を掛けず、且つ、間隔
保持部材による板ガラスの保持力が集中し難い複層ガラ
スを提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕請求項1の発明
の特徴構成は、図1〜3・7に例示するごとく、一対の
板ガラス1間に、間隔保持部材2を介在させてあると共
に、両板ガラス1の外縁全周にわたって外周密閉部4を
設けてあり、前記両板ガラス1間の空隙部Vを減圧状態
に密閉してある複層ガラスにおいて、前記間隔保持部材
2を、前記板ガラス1の板面に沿う線部材6で構成し、
前記線部材6の横断面形状が、角のない形状に形成して
あるところにある。
【0006】請求項2の発明の特徴構成は、図3に例示
するごとく、前記線部材6は、横断面形状が円形、又
は、ほぼ円形に形成してあるところにある。
【0007】請求項3の発明の特徴構成は、図1に例示
するごとく、前記線部材6は、その複数を間隔をあけて
並設してあると共に、各線部材6間の空隙どうしが連通
する状態に配置してあるところにある。
【0008】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【0009】〔作用及び効果〕請求項1の発明の特徴構
成によれば、前記間隔保持部材を、前記板ガラスの板面
に沿う線部材で構成し、前記線部材の横断面形状が、角
のない形状に形成してあるから、例えば、捻れた状態で
前記間隔保持部材が一対の板ガラス間に配置されたとし
ても、従来のように板ガラスに対して鋭い角が接当する
のを防止でき、板ガラスからの荷重を分散して支持する
ことが可能となる。その結果、板ガラスの局部への応力
集中を緩和し易くなり、板ガラスの局部割れや強度低
下、及び、破損が起こり難い複層ガラスとすることが可
能となる。また、上述のように、前記間隔保持部材が多
少捻れることを許容できるから、間隔保持部材の配置工
程の効率を向上させることが可能となる。その結果、壊
れ難い複層ガラスを、低コストで提供することが可能と
なる。
【0010】請求項2の発明の特徴構成によれば、請求
項1の発明による作用効果を叶えることができるのに加
えて、前記線部材は、横断面形状が円形、又は、ほぼ円
形に形成してあるから、例えば、捻れた状態で前記間隔
保持部材が一対の板ガラス間に配置されたとしても、何
れの部分においても間隔保持部材の高さは直径寸法とな
るから一定(又はほぼ一定)となり易く、前記板ガラス
に対して間隔保持部材が線(又は、面)で接当して外力
を受けることが可能となり、荷重の分散によって、より
局部割れが発生し難い状態に支持することができるよう
になる。
【0011】請求項3の発明の特徴構成によれば、請求
項1又は2の発明による作用効果を叶えることができる
のに加えて、前記線部材は、その複数を間隔をあけて並
設してあると共に、各線部材間の空隙どうしが連通する
状態に配置してあるから、前記線部材を一対の板ガラス
間に介在させた状態で前記空隙部の気体を吸引して減圧
を実施する場合に、確実に且つスムースに作業を実施す
ることが可能となる。そして、空隙部の気体を吸引する
吸引部を、多くの箇所に設けなくても一カ所から前記空
隙部全体の減圧処理を実施することが可能となり、高断
熱性を備えた複層ガラスを、手間を掛けずに、且つ、経
済的に形成することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の
符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示してい
る。
【0013】図1・2は、本発明の複層ガラスの実施形
態の一つを示すもので、複層ガラスPは、一対の板ガラ
ス1間に、板面に沿って間隔をあけて多数のスペーサ
(間隔保持部材の一例)2を介在させ、両板ガラス1
A,1B間の空隙部Vを減圧密閉して形成してある。
【0014】前記一対の板ガラス1は、それぞれ厚み寸
法3mmで透明なフロート板ガラスで構成してあり、両
板ガラス1どうしの外周縁部間にわたっては、低融点ガ
ラス(例えば、はんだガラス)のシール部(外周密閉部
の一例)4を設けてあり、前記空隙部Vを減圧状態に密
閉を図ってある。そして、前記空隙部Vは、例えば、真
空環境下での複層ガラス製作や、又は、複層ガラス製作
後に吸引する等の方法によって減圧環境(1.0×10
-2Torr以下、より好ましくは、1.0×10-4To
rr以下)を呈する状態に構成してある。但し、後者の
方法(複層ガラス製作後に吸引する方法)の場合、前記
一対の板ガラス1の内の何れか一方の板ガラス1A、又
は、シール部4に、両板ガラス1間の空隙部Vを減圧密
閉するための吸引部3を設けておく必要がある。因み
に、両板ガラス1の外周縁部は、一方の板ガラス1A
が、板面方向に沿って突出する状態に形成してあり、こ
の突出部5を形成してあることによって、前記シール部
4の形成時に、この突出部5にシール材を載置した状態
で、効率的に且つ確実に空隙部V外周部を密閉すること
が可能となる。
【0015】前記スペーサ2は、前記両板ガラス1A・
1Bの板面に沿う状態に設けられた線部材6で構成して
ある。尚、スペーサ2は、ステンレス鋼(SUS40
5)製の細線で、直径が25μmの円形(又は、ほぼ円
形)断面に形成してあり、そして、それぞれ30mm間
隔で並設してある。従って、図3に示すように、スペー
サ2の外周円周面の内の直径方向での両最外縁部で、前
記一対の板ガラス1に接当し、板ガラス間隔を保つこと
ができる。また、スペーサ2は線材であるから、スペー
サ2の長手方向に沿って全長又はほぼ全長にわたって板
ガラス1と接当し、支持応力を分散した状態で両板ガラ
ス間隔を保持することができる。
【0016】次に、大気圧環境下での当該複層ガラスの
形成方法の一形態について説明する。但し、ここに説明
する方法に限定されるものではなく、他の形成方法をと
ることも可能である。 [1] 一方の板ガラス1Aに、図4に示すように、線
部材6を螺旋状に巻き付けた状態で、仮止めする。仮止
めは、後述する加熱工程での熱によって消失するものを
使用するのが好ましく、例えば、テープや接着剤が挙げ
られる(図4(イ)参照)。 [2] 前記線部材6を巻き付けた一方の板ガラス1A
に対して、端縁部より内側に入った位置で、線部材6上
から固定用低融点ガラス(融点は400〜600℃)7
を点状に塗布して、線部材6の本固定の準備を行う(図
4(ロ)参照)。但し、前記固定用低融点ガラス7は、
その塗布高さが、線部材6の高さを越えないように塗布
され、線部材6が板ガラス1に線接触できるように配慮
してある。 [3] 前記一方の板ガラス1Aを前記固定用低融点ガ
ラス7の軟化点より高い温度に加熱して、前記固定用低
融点ガラス7のみを融解させた後、常温に戻すことによ
って、前記固定用低融点ガラス7で線部材6を固定す
る。そして、余分な線部材6を取り除く(図4(ニ)参
照)。 [4] この一方の板ガラス1A上に、図5に示すよう
に、他方の板ガラス1Bを重ねると共に、前記突出部5
にシール部形成用低融点ガラス(軟化点は前記固定用低
融点ガラスの軟化点より、低い温度とする)8を塗布す
るか、又は、前記突出部5にシール部形成用低融点ガラ
ス8を塗布した後、充分に乾燥して他方の板ガラス1B
を重ねる(図5(イ)・(ロ)参照)。但し、他方の板
ガラス1Bには、予め、前記吸引部3となる吸引口3a
を形成しておく。 [5] これら両板ガラス1A・1Bを加熱し、前記シ
ール部形成用低融点ガラス8を融解させた後、常温に戻
すことによって固化したシール部形成用低融点ガラス8
によってシール部が形成される(図5(ハ)参照)。 [6] 前記吸引口3aから空隙部Vの空気を吸引した
後、前記吸引部を封止する(図5(ニ)・(ホ)参
照)。この際、前記スペーサ2の両端部と、シール部と
の間や、各スペーサ2間は、連通状態であるから、一カ
所の吸引口3aから吸引しても、空隙部V全体を減圧す
ることが可能となる。
【0017】次に、減圧環境下での当該複層ガラスの形
成方法の一形態について説明する。但し、ここに説明す
る方法に限定されるものではなく、他の形成方法をとる
ことも可能である。 [1] 一方の板ガラス1Aに、図6に示すように、線
部材6を螺旋状に巻き付けた状態で、仮止めする(図6
(イ)参照)。仮止めは、後述する加熱工程での熱によ
って消失するものを使用するのが好ましく、例えば、テ
ープや接着剤が挙げられる。 [2] 前記突出部5にシール部形成用低融点ガラス8
を塗布した一方の板ガラス1Aと、他方の板ガラス1B
とを、減圧環境下(例えば、真空炉内)で重ねて(図6
(ロ)参照)、加熱によって前記シール部形成用低融点
ガラス8を融解させた後、常温に戻すことによって、固
化したシール部形成用低融点ガラス8によってシール部
が形成される。そして、空隙部Vは、減圧状態になって
いる(図6(ハ)参照)。 [3] 前記シール部から外方に突出している線部材6
を取り除くことによって完成する(図6(ニ)参照)。
【0018】〔別実施形態〕以下に他の実施の形態を説
明する。
【0019】〈1〉 本発明の複層ガラスは、多種にわ
たる用途に使用することが可能で、例えば、建築用・乗
物用(自動車の窓ガラス、鉄道車両の窓ガラス、船舶の
窓ガラス)・機器要素用(プラズマディスプレイの表面
ガラスや、冷蔵庫の開閉扉や壁部、保温装置の開閉扉や
壁部)等に用いることが可能である。 〈2〉 前記板ガラスは、先の実施形態で説明した厚み
3mmの板ガラスに限るものではなく、他の厚みの板ガ
ラスであってもよい。また、ガラスの種別は任意に選定
することが可能であり、例えば型板ガラス、すりガラス
(表面処理により光を拡散させる機能を付与したガラ
ス)、網入りガラス又は強化ガラスや熱線吸収、紫外線
吸収、熱線反射等の機能を付与した板ガラスや、それら
との組み合わせであってもよい。また、ガラスの組成に
ついては、ソーダ珪酸ガラス(ソーダ石灰シリカガラ
ス)や、ホウ珪酸ガラスや、アルミノ珪酸ガラスや、各
種結晶化ガラスであってもよい。 〈3〉 前記板ガラスは、一方の板ガラスと他方の板ガ
ラスとが、長さや巾寸法が異なるものを使用するのに限
定されるものではなく、同寸法に形成してあるものを使
用するものであってもよい。そして、両板ガラスの重ね
方は、端縁部どうしが揃う状態に重ね合わせてあっても
よい。また、一方の板ガラスと他方の板ガラスとの厚み
寸法が異なるものを組み合わせて複層ガラスを構成して
あってもよい。 〈4〉 前記間隔保持部材は、先の実施形態で説明した
ステンレス鋼製のスペーサに限るものではなく、例え
ば、インコネル718や、それ以外にも、他の金属・石
英ガラス・セラミックス等であってもよく、要するに、
外力を受けて両板ガラスどうしが接することがないよう
に変形しにくいものであればよい。 〈5〉 また、間隔保持部材の形状は、断面円形に限る
ものではなく、例えば、図7に示すように、楕円形状
や、多角形の角を丸めてある形状であってもよく、要す
るに、板ガラスと接触する可能性のある部分が角張って
いなければよい。 〈6〉 間隔保持部材の直径、設置間隔寸法や、配置に
関しては、先の実施例に限るものではなく、例えば、板
ガラスの強度や、厚み、撓み特性、及び、空隙部の減圧
度等によって適宜設定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】複層ガラスを示す一部切欠き斜視図
【図2】複層ガラスを示す断面図
【図3】間隔保持部材の設置状況を示す断面図
【図4】複層ガラスの形成手順を示す説明図
【図5】複層ガラスの形成手順を示す説明図
【図6】複層ガラスの形成手順を示す説明図
【図7】間隔保持部材の別実施形態を示す断面図
【図8】従来の複層ガラスを示す一部切欠き斜視図
【図9】従来の間隔保持部材の設置状況を示す断面図
【符号の説明】
1 板ガラス 2 間隔保持部材 4 外周密閉部 6 線部材 V 空隙部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の板ガラス間に、間隔保持部材を介
    在させてあると共に、両板ガラスの外縁全周にわたって
    外周密閉部を設けてあり、前記両板ガラス間の空隙部を
    減圧状態に密閉してある複層ガラスであって、 前記間隔保持部材を、前記板ガラスの板面に沿う線部材
    で構成し、前記線部材の横断面形状が、角のない形状に
    形成してある複層ガラス。
  2. 【請求項2】 前記線部材は、横断面形状が円形、又
    は、ほぼ円形に形成してある請求項1に記載の複層ガラ
    ス。
  3. 【請求項3】 前記線部材は、その複数を間隔をあけて
    並設してあると共に、各線部材間の空隙どうしが連通す
    る状態に配置してある請求項1又は2に記載の複層ガラ
    ス。
JP10071703A 1998-03-20 1998-03-20 複層ガラス Pending JPH11270242A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018504362A (ja) * 2014-12-03 2018-02-15 ヴイ−グラス エルエルシー 真空断熱ガラス用の低摩擦スペーサーシステム
WO2021182099A1 (ja) * 2020-03-13 2021-09-16 日本板硝子株式会社 減圧複層ガラスパネル
JP2021147300A (ja) * 2020-03-13 2021-09-27 日本板硝子株式会社 減圧複層ガラスパネル

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