JPH11270188A - 連結建物の制震構造 - Google Patents
連結建物の制震構造Info
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- JPH11270188A JPH11270188A JP7623098A JP7623098A JPH11270188A JP H11270188 A JPH11270188 A JP H11270188A JP 7623098 A JP7623098 A JP 7623098A JP 7623098 A JP7623098 A JP 7623098A JP H11270188 A JPH11270188 A JP H11270188A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震時に連結建物に生じるそれぞれ異なった
水平面内の揺れを利用して連結建物の振動を減衰させる
制震構造を提供する。 【解決手段】 本発明は、隣接設置され、連結材を介
して連結された振動特性の異なる二棟の建物の間に、二
棟の建物が互いに対向する壁に対して水平面内において
取付角略４５°を保持した状態でオイルダンパを装着し
た連結建物の制震構造である。
水平面内の揺れを利用して連結建物の振動を減衰させる
制震構造を提供する。 【解決手段】 本発明は、隣接設置され、連結材を介
して連結された振動特性の異なる二棟の建物の間に、二
棟の建物が互いに対向する壁に対して水平面内において
取付角略４５°を保持した状態でオイルダンパを装着し
た連結建物の制震構造である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、隣接して設置され
た二棟の建物間を歩道橋などで連結した連結建物に適用
される連結建物の制震構造に関する。
た二棟の建物間を歩道橋などで連結した連結建物に適用
される連結建物の制震構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】建物には、多種多様の形状および建築様
式があるので、隣接して設置された二棟の建物間に歩道
橋を架設して連絡に供する場合、形状および建築様式の
差異により、歩道橋で連結される建物の振動特性が異な
る場合が多い。図４(ａ)、(ｂ)は、大きさの異なる二棟
の建物の間を連結材を介して連結した連結建物の例を示
したもので、図４(ａ)は連結建物の平面図、図４(ｂ)は
図４(ａ)に示す連結建物の側面図である。図４(ａ)、
(ｂ)において、地面ｇに基礎１ａ、基礎２ａを設け、基
礎１ａ上に建設された大型建物１と基礎２ａ上に建設さ
れた小型建物２とが隣接設置され、大型建物１と小型建
物２との間には各階に歩道橋３がそれぞれ架設されてい
る。
式があるので、隣接して設置された二棟の建物間に歩道
橋を架設して連絡に供する場合、形状および建築様式の
差異により、歩道橋で連結される建物の振動特性が異な
る場合が多い。図４(ａ)、(ｂ)は、大きさの異なる二棟
の建物の間を連結材を介して連結した連結建物の例を示
したもので、図４(ａ)は連結建物の平面図、図４(ｂ)は
図４(ａ)に示す連結建物の側面図である。図４(ａ)、
(ｂ)において、地面ｇに基礎１ａ、基礎２ａを設け、基
礎１ａ上に建設された大型建物１と基礎２ａ上に建設さ
れた小型建物２とが隣接設置され、大型建物１と小型建
物２との間には各階に歩道橋３がそれぞれ架設されてい
る。
【０００３】図４(ａ)、(ｂ)に示した連結建物は、大型
建物１と小型建物２の大きさが異なるためそれぞれの振
動特性が異なる。このように振動特性の異なる二棟の建
物を歩道橋のような剛性の小さい連結材で連結した連結
建物に地震力が作用すると、建物はそれぞれの振動性状
にしたがって水平面内にそれぞれ異なった振動を生ず
る。
建物１と小型建物２の大きさが異なるためそれぞれの振
動特性が異なる。このように振動特性の異なる二棟の建
物を歩道橋のような剛性の小さい連結材で連結した連結
建物に地震力が作用すると、建物はそれぞれの振動性状
にしたがって水平面内にそれぞれ異なった振動を生ず
る。
【０００４】従来、建物単体に対する制震および免震対
策を施した例は多いが、上記のような地震時に連結建物
に生ずるそれぞれ異なった水平面内の揺れを積極的に利
用した制震対策を施した例はないのが実状である。近
年、地震災害に対する関心が高まり、建物に対するより
安全な制震および免震対策が求められている。
策を施した例は多いが、上記のような地震時に連結建物
に生ずるそれぞれ異なった水平面内の揺れを積極的に利
用した制震対策を施した例はないのが実状である。近
年、地震災害に対する関心が高まり、建物に対するより
安全な制震および免震対策が求められている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の課題
に鑑みてなされたもので、地震時に連結建物に生じるそ
れぞれ異なった水平面内の揺れを利用して連結建物の振
動を減衰させた制震構造を提供することを目的とする。
に鑑みてなされたもので、地震時に連結建物に生じるそ
れぞれ異なった水平面内の揺れを利用して連結建物の振
動を減衰させた制震構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
の連結建物の制震構造は、隣接設置され、連結材を介し
て連結された振動特性の異なる二棟の建物の間に、二棟
の建物が互いに対向する壁に対して水平面内において取
付角略４５゜を保持した状態でエネルギ吸収機構を装着
したことを特徴とする。本発明にかかる連結建物の制震
構造において、エネルギ吸収機構を建物の高さ方向また
は幅方向に１個所または２個所以上装着することが望ま
しい。本発明のエネルギ吸収機構としては、オイルダン
パを用いれば良いが、これと同等のエネルギ吸収能を有
するものであれば、これに限定されるものではない。
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
の連結建物の制震構造は、隣接設置され、連結材を介し
て連結された振動特性の異なる二棟の建物の間に、二棟
の建物が互いに対向する壁に対して水平面内において取
付角略４５゜を保持した状態でエネルギ吸収機構を装着
したことを特徴とする。本発明にかかる連結建物の制震
構造において、エネルギ吸収機構を建物の高さ方向また
は幅方向に１個所または２個所以上装着することが望ま
しい。本発明のエネルギ吸収機構としては、オイルダン
パを用いれば良いが、これと同等のエネルギ吸収能を有
するものであれば、これに限定されるものではない。
【０００７】本発明にかかる連結建物の制震構造は、隣
接設置され、連結材を介して連結された振動特性の異な
る二棟の建物の間に取り付けられる。なお、本発明にお
いて、本発明にかかる制震構造は連結材を介して連結さ
れた二棟の建物の間に装着されればよく、三棟以上の建
物からなる連結建物であっても、連結材を介して連結さ
れたそれぞれの建物間に本発明にかかる制震構造を適用
することが可能である。本発明において、エネルギ吸収
機構の取付角θを略４５゜に保持した状態で建物の幅方
向および高さ方向に複数個所に設置することが望ましい
が、その際建物の幅方向または高さ方向において、各エ
ネルギ吸収機構の向きを９０゜交互に変えつつ取付角θ
を略４５゜を保持した状態で設置することが望ましい。
接設置され、連結材を介して連結された振動特性の異な
る二棟の建物の間に取り付けられる。なお、本発明にお
いて、本発明にかかる制震構造は連結材を介して連結さ
れた二棟の建物の間に装着されればよく、三棟以上の建
物からなる連結建物であっても、連結材を介して連結さ
れたそれぞれの建物間に本発明にかかる制震構造を適用
することが可能である。本発明において、エネルギ吸収
機構の取付角θを略４５゜に保持した状態で建物の幅方
向および高さ方向に複数個所に設置することが望ましい
が、その際建物の幅方向または高さ方向において、各エ
ネルギ吸収機構の向きを９０゜交互に変えつつ取付角θ
を略４５゜を保持した状態で設置することが望ましい。
【０００８】本発明にかかる連結建物の制震構造は、そ
れぞれ振動特性の異なる連結建物、例えば太い建物と細
長い建物、コンクリート造り建物と鉄骨造り建物、ラー
メン構造建物とトランス構造建物などへの適用が可能で
ある。
れぞれ振動特性の異なる連結建物、例えば太い建物と細
長い建物、コンクリート造り建物と鉄骨造り建物、ラー
メン構造建物とトランス構造建物などへの適用が可能で
ある。
【０００９】本発明にかかる連結建物の制震構造が装着
された複数の建物よりなる連結建物に地震力が作用して
複数の建物がそれぞれ独自の水平面内振動を生じると、
この振動は建物を連結するエネルギ吸収機構に伝達さ
れ、エネルギ吸収機構としてオイルダンパを用いた場合
には粘性液体が生ずる粘性抵抗によって振動エネルギが
吸収され、連結建物を構成する建物それぞれの振動が減
衰する。さらに、建物の幅方向および高さ方向の複数個
所に設置することにより、任意方向の水平面内振動に対
して効果的に減衰効果を発揮することができる。
された複数の建物よりなる連結建物に地震力が作用して
複数の建物がそれぞれ独自の水平面内振動を生じると、
この振動は建物を連結するエネルギ吸収機構に伝達さ
れ、エネルギ吸収機構としてオイルダンパを用いた場合
には粘性液体が生ずる粘性抵抗によって振動エネルギが
吸収され、連結建物を構成する建物それぞれの振動が減
衰する。さらに、建物の幅方向および高さ方向の複数個
所に設置することにより、任意方向の水平面内振動に対
して効果的に減衰効果を発揮することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る連結建物の制
震構造を実施の形態を図１〜図３に基づき説明する。図
１は、本発明にかかる連結建物の制震構造の平面図であ
る。図２は、本発明に係る連結建物の制震構造に用いら
れるオイルダンパ５（エネルギ吸収機構）の例を示す図
である。図３は、本発明に係る連結建物の制震構造に用
いられるオイルダンパの粘性減衰特性を示す図である。
震構造を実施の形態を図１〜図３に基づき説明する。図
１は、本発明にかかる連結建物の制震構造の平面図であ
る。図２は、本発明に係る連結建物の制震構造に用いら
れるオイルダンパ５（エネルギ吸収機構）の例を示す図
である。図３は、本発明に係る連結建物の制震構造に用
いられるオイルダンパの粘性減衰特性を示す図である。
【００１１】本発明に係る連結建物の制震構造ついて図
１および図２に基づき説明する。図１に、基本振動特性
の異なる二棟の建物を歩道橋のような比較的剛性の小さ
い連結材で連結した連結建物に本発明にかかる連結建物
の制震構造を適用した例を示す。
１および図２に基づき説明する。図１に、基本振動特性
の異なる二棟の建物を歩道橋のような比較的剛性の小さ
い連結材で連結した連結建物に本発明にかかる連結建物
の制震構造を適用した例を示す。
【００１２】図１は、図４(ｂ)のように、隣接設置さ
れ、歩道橋で連結された連結建物の側面図である。図１
は、隣接設置され歩道橋（図示せず）で連結された大型
建物１と小型建物２の対向する両側壁にそれぞれ架構４
ａと４ｂを付設し、この架構４ａと４ｂに、その水平面
内において取付角θ＝４５゜を保持した状態でオイルダ
ンパ５をピンジョイント６を介して取り付けた構成であ
る。オイルダンパ５は大型建物１、小型建物２の幅方向
に複数個所（図１では４個所）に設置するが、その際各
オイルダンパ５の向きを９０゜交互に変えて取付角θ＝
４５゜を保持した状態で設置する。
れ、歩道橋で連結された連結建物の側面図である。図１
は、隣接設置され歩道橋（図示せず）で連結された大型
建物１と小型建物２の対向する両側壁にそれぞれ架構４
ａと４ｂを付設し、この架構４ａと４ｂに、その水平面
内において取付角θ＝４５゜を保持した状態でオイルダ
ンパ５をピンジョイント６を介して取り付けた構成であ
る。オイルダンパ５は大型建物１、小型建物２の幅方向
に複数個所（図１では４個所）に設置するが、その際各
オイルダンパ５の向きを９０゜交互に変えて取付角θ＝
４５゜を保持した状態で設置する。
【００１３】図２に、図１に示すオイルダンパ５の側面
図を示す。図２に示すように、オイルダンパ５は、シリ
ンダ７内にピストン８を摺動自在に嵌挿してシリンダ７
をａ室とｂ室に仕切るとともに、このａ室とｂ室とを連
通するバイパス路９を設けた構成で、シリンダ７内に油
ｑ等の粘性液体が充填されている。シリンダ７およびピ
ストン８の各端部に設けたピン穴１０ａおよび１０ｂを
ピンジョイント６と係合させて、大型建物１側壁に設け
た架構４ａおよび小型建物２側壁に設けた架構４ｂにそ
れぞれ取り付ける。
図を示す。図２に示すように、オイルダンパ５は、シリ
ンダ７内にピストン８を摺動自在に嵌挿してシリンダ７
をａ室とｂ室に仕切るとともに、このａ室とｂ室とを連
通するバイパス路９を設けた構成で、シリンダ７内に油
ｑ等の粘性液体が充填されている。シリンダ７およびピ
ストン８の各端部に設けたピン穴１０ａおよび１０ｂを
ピンジョイント６と係合させて、大型建物１側壁に設け
た架構４ａおよび小型建物２側壁に設けた架構４ｂにそ
れぞれ取り付ける。
【００１４】なお、建物の幅方向に設けた上記オイルダ
ンパ５の組は建物の高さ方向にも複数個所適宜配置す
る。本発明かかる連結建物の制震構造に用いるオイルダ
ンパは、オイルダンパ作動時に、オイルダンパ内の油等
の粘性液体の生ずる粘性抵抗により振動エネルギを減衰
させるために用いているのであるから、粘性抵抗により
振動エネルギを減衰させることができるオイルダンパで
あれば、図２とは異なる形状のオイルダンパを用いるこ
とも可能である。
ンパ５の組は建物の高さ方向にも複数個所適宜配置す
る。本発明かかる連結建物の制震構造に用いるオイルダ
ンパは、オイルダンパ作動時に、オイルダンパ内の油等
の粘性液体の生ずる粘性抵抗により振動エネルギを減衰
させるために用いているのであるから、粘性抵抗により
振動エネルギを減衰させることができるオイルダンパで
あれば、図２とは異なる形状のオイルダンパを用いるこ
とも可能である。
【００１５】本発明にかかる連結建物の制震構造が装着
された大型建物１および小型建物２よりなる連結建物に
地震力が作用して、大型建物１および小型建物２がそれ
ぞれ独自の水平面内振動を生じると、この振動は架構４
ａおよび４ｂを経てオイルダンパ５に伝達される。これ
によって、ピストン８がシリンダ７内を往復移動し、こ
れと連動して油ｑはバイパス路９を流通してａ室からｂ
室へ、またはその逆方向へ交互に移動する。このとき生
ずる粘性抵抗によって振動エネルギが吸収され、連結建
物双方、すなわち大型建物１と小型建物２の振動は減衰
する。
された大型建物１および小型建物２よりなる連結建物に
地震力が作用して、大型建物１および小型建物２がそれ
ぞれ独自の水平面内振動を生じると、この振動は架構４
ａおよび４ｂを経てオイルダンパ５に伝達される。これ
によって、ピストン８がシリンダ７内を往復移動し、こ
れと連動して油ｑはバイパス路９を流通してａ室からｂ
室へ、またはその逆方向へ交互に移動する。このとき生
ずる粘性抵抗によって振動エネルギが吸収され、連結建
物双方、すなわち大型建物１と小型建物２の振動は減衰
する。
【００１６】この際のオイルダンパ５の減衰力（粘性抵
抗）をＰ、ピストン８の相対移動量をδ、またオイルダ
ンパ５の減衰係数をＣとすると、下式で表される。 Ｐ=Ｃ・ｄδ／ｄｔ ここで、ｄδ／ｄｔはピストン８の相対移動速度であ
る。
抗）をＰ、ピストン８の相対移動量をδ、またオイルダ
ンパ５の減衰係数をＣとすると、下式で表される。 Ｐ=Ｃ・ｄδ／ｄｔ ここで、ｄδ／ｄｔはピストン８の相対移動速度であ
る。
【００１７】図３はオイルダンパ５の減衰力Ｐが描く履
歴特性曲線を示したもので、縦軸に減衰力（粘性抵抗）
Ｐを、横軸に相対移動量δをとると特性曲線は基準点０
を中心とした楕円形を描き、この楕円曲線で囲まれた図
形面積がオイルダンパ５の有するエネルギ収容量の大き
さを表す。
歴特性曲線を示したもので、縦軸に減衰力（粘性抵抗）
Ｐを、横軸に相対移動量δをとると特性曲線は基準点０
を中心とした楕円形を描き、この楕円曲線で囲まれた図
形面積がオイルダンパ５の有するエネルギ収容量の大き
さを表す。
【００１８】連結建物に作用する振動エネルギはオイル
ダンパ５の粘性減衰エネルギによって吸収され振動は減
衰するが、この際オイルダンパ５を建物に水平面内にお
いて取付角θ＝４５゜で装着し、かつ建物の幅方向およ
び高さ方向の複数個所に設置しているので、任意方向の
水平面内振動に対して効果的に減衰効果を発揮すること
ができる。
ダンパ５の粘性減衰エネルギによって吸収され振動は減
衰するが、この際オイルダンパ５を建物に水平面内にお
いて取付角θ＝４５゜で装着し、かつ建物の幅方向およ
び高さ方向の複数個所に設置しているので、任意方向の
水平面内振動に対して効果的に減衰効果を発揮すること
ができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明にかかる連結建物の制震構造が装
備された連結建物に地震力が作用して連結建物を構成す
る複数の建物がそれぞれ独自の水平面内振動を生じる
と、この振動がエネルギ吸収機構に伝達され、エネルギ
吸収機構としてオイルダンパを用いた場合には、その粘
性減衰エネルギによって吸収され連結建物の振動が減衰
する。さらに、エネルギ吸収機構を建物の幅方向および
高さ方向の複数個所に設置することにより、任意方向の
水平面内振動に対して効果的に減衰効果を発揮すること
ができる。
備された連結建物に地震力が作用して連結建物を構成す
る複数の建物がそれぞれ独自の水平面内振動を生じる
と、この振動がエネルギ吸収機構に伝達され、エネルギ
吸収機構としてオイルダンパを用いた場合には、その粘
性減衰エネルギによって吸収され連結建物の振動が減衰
する。さらに、エネルギ吸収機構を建物の幅方向および
高さ方向の複数個所に設置することにより、任意方向の
水平面内振動に対して効果的に減衰効果を発揮すること
ができる。
【図１】 本発明にかかる連結建物の制震構造を示す平
面図である。
面図である。
【図２】 本発明にかかる連結建物の制震構造に用いる
オイルダンパの側面図である。
オイルダンパの側面図である。
【図３】 本発明にかかる連結建物の制震構造に用いる
オイルダンパの粘性減衰特性を示す図である。
オイルダンパの粘性減衰特性を示す図である。
【図４】 （ａ）は従来の連結建物の制震構造の平面図
であり、（ｂ）はその側面図である。
であり、（ｂ）はその側面図である。
１ 大型建物 ２ 小型建物 ３ 歩道橋（連結材） ４ａ 架構 ４ｂ 架構 ５ オイルダンパ ６ ピンジョイント ７ シリンダ ８ ピストン ９ バイパス路 １０ａ ピン穴 １０ｂ ピン穴 ２０ 連結建物 θ 取付角 ｑ 油
Claims (2)
- 【請求項１】 隣接設置され、連結材を介して連結され
た振動特性の異なる二棟の建物の間に、二棟の建物が互
いに対向する壁に対して水平面内において取付角略４５
゜を保持した状態でエネルギ吸収機構を装着したことを
特徴とする連結建物の制震構造。 - 【請求項２】 エネルギ吸収機構がオイルダンパであ
り、建物の高さ方向および幅方向に２個所以上装着した
請求項１に記載の連結建物の制震構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7623098A JPH11270188A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 連結建物の制震構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7623098A JPH11270188A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 連結建物の制震構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270188A true JPH11270188A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13599375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7623098A Withdrawn JPH11270188A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 連結建物の制震構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11270188A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001207549A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-08-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 建築物 |
| JP2011174298A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Shimizu Corp | 構造体の連結制震構造 |
| KR101893700B1 (ko) * | 2017-09-12 | 2018-08-30 | 신영기술개발(주) | 공중보행로가 설치되는 에어벤트 |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP7623098A patent/JPH11270188A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001207549A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-08-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 建築物 |
| JP2011174298A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Shimizu Corp | 構造体の連結制震構造 |
| KR101893700B1 (ko) * | 2017-09-12 | 2018-08-30 | 신영기술개발(주) | 공중보행로가 설치되는 에어벤트 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |