JPH11269111A - モノエチレングリコールの製造方法 - Google Patents
モノエチレングリコールの製造方法Info
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Abstract
由してモノエチレングリコールを選択的に製造する方法
において、酸化エチレンよりエチレンカーボネートとモ
ノエチレングリコールとの混合物を安全に且つ効率的に
得る方法の提供。 【解決手段】 酸化エチレンからエチレンカーボネート
を経由してモノエチレングリコールを選択的に製造する
方法において、酸化エチレンよりエチレンカーボネート
及びモノエチレングリコールの混合物を製造する際に、
気泡塔型の反応器を用い、カーボネート化触媒の存在
下、酸化エチレン、炭酸ガス及び水を反応器に供給して
反応を行う。
Description
コールの製造方法に関する。詳しくは、酸化エチレンか
らエチレンカーボネートを経由してモノエチレングリコ
ールを選択的に製造する方法の改良に関する。モノエチ
レングリコールは、ポリエステル、ポリウレタン、不凍
液、セロファン、不飽和ポリエステル等に広く用いられ
る。
ールの製造は、通常、酸化エチレンに無触媒下で水を付
加させることにより行われる。得られた水和反応生成物
については濃縮され、更に精留により完全脱水され、併
せて副生物を分離し、高純度モノエチレングリコールと
なる。
応酸化エチレンと生成モノエチレングリコールによる逐
次反応が起き、この結果モノエチレングリコールの他に
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール及びそ
れ以上のポリグリコール類が副生する。需要の大きいモ
ノエチレングリコールを高収率で得るためには、この逐
次反応を抑制するために、大過剰量の水を供給する必要
があり、通常酸化エチレン1モルに対して水を10〜2
5モルを供給している。
水を加えるために生成液中の製品濃度が低下するため、
蒸留工程ではこの過剰量の水を除去するために多大なエ
ネルギーが必要になる。また、こうして得られるモノエ
チレングリコールの収率も90%前後にすぎず、なお満
足できるものではない。このような問題を回避するため
に、酸化エチレンと炭酸ガスからエチレンカーボネート
を製造し(特開昭57−31682号公報)、次にエチ
レンカーボネートを水で加水分解する(特開昭55−1
54928号公報)ことによりモノエチレングリコール
を選択的に得る方法(特開昭54−98765号公報)
が提案されている。
てエチレンカーボネートに転化した後にモノエチレング
リコールの生成反応を実施するため、モノエチレングリ
コールと酸化エチレンからジエチレングリコールが生じ
る副反応が起こり得ず、極めて高い収率でモノエチレン
グリコールが得られる点にある。しかし、この酸化エチ
レンからエチレンカーボネートを製造する反応は、反応
が遅く、また反応前に酸化エチレンを単離する必要があ
る。
するための反応器として、複数の管型反応器と冷却器の
直列配置(Springmann,Fette Sei
fen Anstrichmittel,73,396
−399(1971))、ループ型反応器(Peppe
l,Industrial and Engineer
ing,50,767−770(1958))、気泡塔
(特開平6−345699号公報)が提案されている。
チレンカーボネートを中間体とするモノエチレングリコ
ールの製造法も考案されている(特開昭54−1990
5号公報、特開昭49−86308号公報、特公昭49
−24448号公報、特開昭55−145623号公
報)。これは酸化エチレンを水中で炭酸ガスと反応させ
てエチレンカーボネートとモノエチレングリコールの混
合物を得て、その後に残留するエチレンカーボネートを
全て加水分解することにより、過剰量の水を供給しなく
とも、目的生成物であるモノエチレングリコールを高収
率で得る方法である。このように水が存在すると、エチ
レンカーボネート化速度は飛躍的に速くなり、工業的に
有利に実施できる上、水を含んだ酸化エチレンをそのま
ま原料に使用することができる。
ートの加水分解も同時に行っているので、加水分解工程
の負荷を低減することになり、プロセスを小さくするこ
とができる。また、酸化エチレン製造プロセスと直接組
み合わせることにより、プロセスを簡略化することもで
きる。通常酸化エチレンの製造は、次の方法で製造され
る。先ずエチレンを銀触媒の存在下、酸素により気相接
触酸化して酸化エチレンに転化し、得られた酸化エチレ
ン含有ガスを大量の水と接触させ、反応ガスに含まれる
酸化エチレンを水中に吸収し水溶液の形で酸化エチレン
を回収する。次にこうして得られた酸化エチレンの希薄
な水溶液(通常酸化エチレン濃度は1〜5重量%)を減
圧及び加熱して、水溶液中の酸化エチレンを放散分離
し、塔頂より酸化エチレンを回収する。酸化エチレンを
除去した後の吸収水は冷却後、再び吸収操作へとリサイ
クルされる。放散処理によって得られた酸化エチレンを
主成分とする水との混合物から蒸留により水分を除去し
て酸化エチレンを単離精製する。本方法では水の存在を
許容することができるので、放散によって得られた酸化
エチレンの水溶液を直接原料として反応器へ供給するこ
とができ、分離工程のプロセスを省くことができる。
エチレンとモノエチレングリコールからジエチレングリ
コールを生成する副反応よりも、エチレンカーボネート
を生成する反応を十分に速くすることが重要なポイント
となる。このためこの反応を実施する際は液相への炭酸
ガスの供給を迅速且つ十分に行うことが肝要である。し
かしながら、この炭酸ガスの供給を十分迅速且つ工業的
に安全且つ効率的に実施しうる反応器については今後検
討されていない。
ボネートを得る反応は、反応熱が非常に大きく、容易に
暴走反応を起こす。暴走反応は触媒の分解やアルデヒド
等を生成する副反応を増大させ、製品エチレングリコー
ルの品質に決定的な影響を与えるため、当然ながら是非
とも回避すべき問題である。先ず一般に用いられること
の多い多管型反応器では各反応管に均一に炭酸ガスを供
給することが困難であり、且つ管内では炭酸ガスと反応
液とが分離してしまい、気相の所で除熱が十分に行えな
いため、反応が安定せず、反応が十分に進行しない場合
や部分的に反応が進行しすぎて暴走に至ることがある。
攪拌機を有する槽型の反応器は多大の撹拌動力を要し、
それでもなお炭酸ガスを十分に溶解させえないことがあ
る。更にこの形式では反応器上部に摺動部を有するため
ガスの漏洩或いは摺動熱による酸化エチレンの燃焼爆発
反応の可能性があり、毒性で爆発性の酸化エチレンを扱
うには安全操業の点から困難である。
下において酸化エチレンを炭酸ガスと反応させ、エチレ
ンカーボネートとモノエチレングリコールとの混合物を
得、次いで残留するエチレンカーボネートを加水分解す
ることによりモノエチレングリコールを選択的に製造す
る際に、前記混合物を得る反応を安全に且つ効率的に行
なう方法を提供することを目的とする。
に鑑み鋭意検討を行った結果、気泡塔型反応器を用いる
ことにより、反応熱の蓄積、暴走反応を起こすことな
く、安定的に反応を行なうことができることを見い出
し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明の要旨
は、酸化エチレンからエチレンカーボネートを経由して
モノエチレングリコールを選択的に製造する方法におい
て、酸化エチレンよりエチレンカーボネート及びモノエ
チレングリコールの混合物を製造する際に、気泡塔型の
反応器を用い、カーボネート化触媒の存在下、酸化エチ
レン、炭酸ガス及び水を反応器に供給して反応を行うこ
とを特徴とするモノエチレングリコールの製造方法、に
ある。
応器底部にガス分散器を有する気泡塔形式の反応器を使
用し、炭酸ガスを迅速且つ十分に供給することができ
る。且つその気泡により反応器内を激しく撹拌し、局所
的な蓄熱を回避すること、第二に系内に水を存在させ、
カーボネート化反応を加速すると共に、吸熱反応である
加水分解反応を進行させ、熱を吸収させること、以上を
組み合わせることにより工業的に安定した酸化エチレン
の反応を行うことができることが明らかとなった。ま
た、水の存在は反応液の熱容量を大きくし、温度が上昇
しにくい点でも有利に働く。蒸発潜熱が大きいのも利点
である。
は、反応液が連続相をなし、ガス(本発明においては炭
酸ガス)が分散相をなす反応器であり、ガスを反応器底
部に設置した分散器により反応器に導入することによ
り、分散相であるガス中の基質を連続相である液相中に
拡散させ、液相にて反応を行う反応器をいう。液はガス
と向流接触すべく反応器上方より供給することも、並流
接触すべくガスと同様に反応器底部より供給することも
可能である。並流接触時の液とガスの反応器底部からの
供給方法は液とガスを別々の配管若しくは分散器から導
入しても、分散器ないしそれに入る配管中で混合して
後、反応器に導入してもよい。
いても小気泡を多数発生させうる形状が炭酸ガスの液相
への溶解を十分に保ちつつ循環量を低下させることがで
きるので、プロセス上有利であり、望ましい。そのため
には多孔板や穴あきパイプ等でも可能ではあるが、ガス
と液を分散器ないしその前の反応器で混合し、同一の噴
射口から系内に供給する気液同時吹き込み方式の方が好
適である。反応熱の除去の方法はジャケットによる方法
や内部コイルを用いる方法や反応液の一部を抜き出し熱
交換器に導き冷却した後再度反応器へ循環させて、冷却
器により反応熱を除去する方法のいずれも用いることが
できる。
触媒であればいずれも使用可能である。カーボネート化
触媒の具体例としては、アルカリ金属の臭化物又はヨウ
化物(特公昭38−23175号公報)、アルカリ土類
金属のハロゲン化物(米国特許第2,667,497号
明細書)、アルキルアミン、第四級アンモニウム塩(米
国特許第2,773,070号明細書)、有機スズ又は
ゲルマニウム又はテルル化合物(特開昭57−1837
84号公報)、ハロゲン化有機ホスホニウム塩(特開昭
58−126884号公報)、等が挙げられる。この
中、臭化カリウム、ヨウ化カリウム等の、アルカリ金属
のハロゲン化物、ハロゲン化有機ホスホニウム塩が活
性、選択性の点から好ましい。
て、0.1〜10倍モル、好ましくは0.5〜5倍モ
ル、更に好ましくは0.8〜1.2倍モルである。水の
量は少ないほど、モノエチレングリコールの選択率も悪
化する。また、多すぎる場合、従来の直接水和法との違
いが失われることになる。炭酸ガスの供給量は原料酸化
エチレンに対して0.1〜5倍モル、好ましくは0.5
〜3倍モル、更に好ましくは0.8〜2倍モルである。
炭酸ガスの供給はエチレンカーボネート生成の原料とし
てだけでなく、反応器内の液を撹拌し、局部的な温度上
昇を回避する目的があるので、余り低下させることはで
きない。一方、過剰に供給することは、炭酸ガス圧縮機
の所要動力を増大させるため、プロセス的に不利とな
る。触媒濃度は使用触媒の活性により異なるが、例えば
ハロゲン化ホスホニウム塩であるトリブチルメチルホス
ホニウムアイオダイドの場合、酸化エチレンに対して、
1/1000〜1/20モルの範囲で実施可能である。
〜200℃にて可能であるが、円滑に反応を進行させつ
つ、副反応を低下させるためには好ましくは100〜1
50℃である。反応圧力は5〜50kg/cm2 ・Gで
実施可能である。圧力は高いほど炭酸ガスの溶解能力が
高くなるので好ましいが、コンプレッサーの所要動力は
増大する。好ましい反応圧力は10〜30kg/cm2
・Gである。反応器における滞留時間は、5〜120分
で実施可能である。但し、余りに少ない滞留時間は、残
留酸化エチレン濃度が高くなりすぎるので好ましくな
い。
合、気泡塔型反応器に原料の酸化エチレン、水及びカー
ボネート化触媒を連続的に供給し、炭酸ガスについて
は、反応器の底部よりスパージャー等を通じて供給し所
定の温度、時間にて反応を行う。この際、反応熱を除去
するため反応液の一部を塔頂側面より抜き出し、熱交換
器にて冷却し、再び反応器に戻すのが好ましい。また、
原料ガスをこの循環流に混合して反応器に供給する態様
も好ましい。
化エチレンを含む。未反応酸化エチレンの存在がプロセ
ス上、好ましくない時は気泡塔の反応温度を上げるか、
反応圧力を上げることにより未反応酸化エチレン濃度を
5重量%以下で、且つ溶存する炭酸ガス濃度以下になる
ようにすれば、これを保温された配管ないし管型の反応
器を通過せしめることにより未反応酸化エチレンのほぼ
全量を反応により消費することができる。反応生成液
は、通常、塔頂より連続的に抜き出され、未反応酸化エ
チレンを処理し、更に未反応エチレンカーボネートを全
て加水分解した後、蒸留により精製し、高品質のモノエ
チレングリコールを得ることができる。
に具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限
りこれらの実施例に限定されるものではない。なお、酸
化エチレンの転化率及び選択率はモル%である。
1中の1)により連続反応を行った。炭酸ガスの吹き込
みはライン2より穴あきパイプ型のスパージャーを通じ
て行った。原料の供給量は炭酸ガス:140kg/H、
酸化エチレン:62kg/H、水:50kg/Hであっ
た(CO2 /EO=2.2(モル/モル)、H2 O/E
O=2.0(モル/モル))。触媒としてトリブチルメ
チルホスホニウムアイオダイドを4.5kg/H反応器
へフィードした。炭酸ガス以外の原料と触媒はライン3
より反応器へ直接供給した。反応液の一部を塔頂側面よ
り抜き出し、熱交換器4に導き、反応熱を除去した後、
循環ポンプ5によりライン6を経て反応器1にリサイク
ルした。原料は連続して供給し、生成液は過剰に供給し
た炭酸ガスと共に塔頂のライン7より系外に排出した。
行った。ライン7より得られた反応液中のEO濃度は
0.4重量%であり、液中の炭酸ガス濃度(計算値)は
0.56重量%であった。得られた反応液の組成から計
算した酸化エチレンに対する選択率はモノエチレングリ
コール:70.2%、エチレンカーボネート:25.2
%、DEG:4.2%、TEG:0.4%であった。
レングリコール精製 ライン7に長さ5m、直径5cmの保温された配管ライ
ン8を接続し、において150℃で反応したときに得
られた反応液を連続的に通過させた。ライン8の出口よ
り排出された反応液の温度は152℃であった。排出さ
れた反応液からは酸化エチレンは検出されなかった。次
いで、150℃、3kg/cm2 ・Gにて得られた反応
液中のエチレンカーボネートを全て加水分解した後、蒸
留による単離精製によって、高品質のモノエチレングリ
コールが得られた。
以外は実施例1と同様の実験を同じ装置を用いて行った
(図2参照)。原料の供給量は実施例1と同様であっ
た。触媒としてトリブチルメチルホスホニウムアイオダ
イドを4.5kg/H反応器へ供給した。実験条件も同
じであった。安定運転が可能であり、酸化エチレンの転
化率は99%以上であった。得られた反応液の組成から
計算した酸化エチレンに対する選択率はモノエチレング
リコール:62.3%、エチレンカーボネート:35.
3%、DEG:2.3%、TEG:0.1%であった。
実施例1と同様に未反応酸化エチレンを処理した後、1
50℃、3kg/cm2 ・Gにて得られた反応液中のエ
チレンカーボネートを全て加水分解した後、蒸留により
単離精製によって、実施例1と同様に繊維グレードの高
品質モノエチレングリコールが得られた。
った。反応器内には予めエチレンカーボネートを溶解さ
せて仕込んでおいた。原料の供給量は炭酸ガス:140
kg/H、酸化エチレン:62kg/Hであった。触媒
としてトリブチルメチルホスホニウムアイオダイドを
4.5kg/H反応器へ供給した。実験は150℃、2
0kg/cm2 ・Gで行った。暴走は発生しなかった
が、酸化エチレンの消費は遅く、酸化エチレンの転化率
は33%に止まった。
有する電磁誘導撹拌機付きオートクレーブにより連続反
応を行った。炭酸ガスの吹き込みは気相部へ行った。原
料の供給量は炭酸ガス:37kg/H、酸化エチレン:
37kg/H、水:30kg/Hであった(CO2 /E
O=1(モル/モル)、H2 O/EO=2.0(モル/
モル))。触媒としてトリブチルメチルホスホニウムア
イオダイドを2.7kg/H反応器へ供給した。炭酸ガ
ス以外の原料と触媒は炭酸ガスとは別ラインで反応器へ
供給した。撹拌機により反応器内部を400rpmで撹
拌した。原料は連続して供給し、生成液は過剰に供給し
た炭酸ガスと共に系外に排出した。
一週間連続で行った。酸化エチレンの転化率は98%に
止まった。得られた反応液の組成から計算した酸化エチ
レンに対する選択率はモノエチレングリコール:81.
8%、エチレンカーボネート:10.2%、DEG:
7.2%、TEG:0.8%であった。反応液は薄黄色
に着色し、アルデヒド臭がした。
レンカーボネートを経由して、モノエチレングリコール
を選択的に製造する方法において、酸化エチレンよりエ
チレンカーボネートとモノエチレングリコールとの混合
物を得る反応を安全に且つ効率的に行うことができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 酸化エチレンからエチレンカーボネート
を経由してモノエチレングリコールを選択的に製造する
方法において、酸化エチレンよりエチレンカーボネート
及びモノエチレングリコールの混合物を製造する際に、
気泡塔型の反応器を用い、カーボネート化触媒の存在
下、酸化エチレン、炭酸ガス及び水を反応器に供給して
反応を行うことを特徴とするモノエチレングリコールの
製造方法。 - 【請求項2】 反応器に供給する炭酸ガスと酸化エチレ
ンとのモル比が0.1〜5であり、且つ水と酸化エチレ
ンとのモル比が0.1〜10である請求項1に記載の方
法。 - 【請求項3】 反応温度が70〜200℃、且つ反応圧
力が5〜50kg/cm2 ・Gである請求項1又は2に
記載の方法。 - 【請求項4】 反応液の一部を反応器上部より抜き出し
反応器底部へ循環すると共に、原料ガスをこの循環流に
合流させた後、反応器に供給する請求項1ないし3のい
ずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 反応器出口における反応液に含まれる未
反応酸化エチレンの濃度が5重量%以下であり、且つ溶
存する炭酸ガスの濃度以下となるように操作することに
より、後続の配管ないし管型反応器において未反応酸化
エチレンの殆んど全てを反応せしめる請求項1ないし4
のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06998598A JP3781549B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | モノエチレングリコールの製造方法 |
US09/271,435 US6080897A (en) | 1998-03-19 | 1999-03-18 | Method for producing monoethylene glycol |
AU21277/99A AU749910B2 (en) | 1998-03-19 | 1999-03-18 | Method for producing monoethylene glycol |
SA99200007A SA99200007B1 (ar) | 1998-03-19 | 1999-04-19 | طريقة لإنتاج أحادي إيثيلين جليكول monoethylene glycol |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11269111A true JPH11269111A (ja) | 1999-10-05 |
JP3781549B2 JP3781549B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=13418484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06998598A Expired - Lifetime JP3781549B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | モノエチレングリコールの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3781549B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140034774A (ko) * | 2011-04-29 | 2014-03-20 | 쉘 인터내셔날 리써취 마트샤피지 비.브이. | Eo 촉매의 선택성 개선 방법 |
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1998
- 1998-03-19 JP JP06998598A patent/JP3781549B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3781549B2 (ja) | 2006-05-31 |
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Date | Code | Title | Description |
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