JPH11269056A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH11269056A
JPH11269056A JP10075624A JP7562498A JPH11269056A JP H11269056 A JPH11269056 A JP H11269056A JP 10075624 A JP10075624 A JP 10075624A JP 7562498 A JP7562498 A JP 7562498A JP H11269056 A JPH11269056 A JP H11269056A
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JP
Japan
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acid
lysophospholipid
mixture
mol
fatty acid
Prior art date
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Withdrawn
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JP10075624A
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English (en)
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Yoichiro Takekoshi
与一郎 竹越
Ichiro Matsuura
一郎 松浦
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KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、保存安定性が高くかつ使用
感に優れる化粧料用のリゾリン脂質及びそれを配合した
化粧料を提供することにある。 【解決手段】 リゾリン脂質の混合物であって、該リゾ
リン脂質の混合物に結合した脂肪酸のうち30モル%以
上がモノエン脂肪酸であるリゾリン脂質の混合物からな
る化粧料用組成物及びリゾリン脂質の混合物であって、
該リゾリン脂質の混合物に結合した脂肪酸のうち30モ
ル%以上がモノエン脂肪酸であるリゾリン脂質の混合物
を配合してなる化粧料リゾリン脂質の混合物であって、
該リゾリン脂質の混合物に結合した脂肪酸のうち30モ
ル%以上がモノエン脂肪酸であるリゾリン脂質の混合物
からなる化粧料用組成物及びリゾリン脂質の混合物であ
って、該リゾリン脂質の混合物に結合した脂肪酸のうち
30モル%以上がモノエン脂肪酸であるリゾリン脂質の
混合物を配合してなる化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保存安定性が高く
かつ使用感に優れる化粧料用のリゾリン脂質及びそれを
配合した化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚にマイルドな界面活性剤または乳化
剤としてリン脂質が知られている。またそのリン脂質を
酵素処理等によりリゾ化したリゾリン脂質も皮膚にやさ
しい界面活性剤または乳化剤として知られている(特開
昭61−112007号公報、特開昭63−41411
号公報)。リゾリン脂質としては、卵黄、牛脳、豚脳か
ら得られる動物由来のリン脂質及び大豆、トウモロコ
シ、菜種の植物種子から得られる植物由来のリン脂質等
から製造されたリゾリン脂質が知られており、界面活性
剤、可溶化剤、乳化剤、ゲル化剤、保湿剤、リポソーム
化剤として化粧品、医薬部外品、トイレタリー等の分野
に利用されている。
【0003】リゾリン脂質は化粧料に配合することによ
り、製品に柔らかい感触を付すことができ、使用時、使
用後感の感触改善に有効な原料である。しかし安定性の
面で臭い、変色等の問題があり製品に配合する際、配合
量、大豆酸化臭のマスキング等の処方設計上制約がる。
安定性向上の為リゾリン脂質の不飽和脂肪酸に水素添加
処理した水素添加リゾレシチンもあるが、肌になじみに
くくシットリ感が少ない等感触の面で劣るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、保存安定性
が高くかつ使用感に優れる化粧料用のリゾリン脂質及び
それを配合した化粧料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ハイオレ
イックなリン脂質をリゾ化して得られるリゾリン脂質を
化粧料に含有することにより、安定性に優れ、使用感の
良好な化粧料が得られることを見出した。本発明は、リ
ゾリン脂質の混合物であって、該リゾリン脂質の混合物
に結合した脂肪酸のうち30モル%以上がモノエン脂肪
酸であるリゾリン脂質の混合物からなる化粧料用組成物
及びリゾリン脂質の混合物であって、該リゾリン脂質の
混合物に結合した脂肪酸のうち30モル%以上がモノエ
ン脂肪酸であるリゾリン脂質の混合物を配合してなる化
粧料に関する。
【0006】また、本発明はリゾリン脂質の混合物であ
って、該リゾリン脂質の混合物に結合した脂肪酸のうち
30モル%以上がモノエン脂肪酸であるリゾリン脂質の
混合物を配合してなる化粧料を身体に使用し好適な使用
感を与える方法に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のリゾリン脂質は、1−ア
シル−2−リゾリン脂質、2−アシル−1−リゾリン脂
質のいずれでも、またはその混合物でもよい。リン脂質
の種類としては特に限定されないが、例えばホスファチ
ジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスフ
ァチジルイノシトール、ホスファチジン酸、ホスファチ
ジルグリセロール、N−アシルホスファチジルエタノー
ルアミン、ホスファチジルセリン等があげられ、単独で
もあるいはこれらの混合物でもよい。
【0008】本発明において好ましいリン脂質として
は、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノール
アミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン
酸があげられる。リゾリン脂質の混合物に結合した脂肪
酸としては、全脂肪酸の30モル%以上がモノエン脂肪
酸であり、50モル%以上がモノエン脂肪酸であるもの
が好ましく、70%モル以上がモノエン脂肪酸であるも
のが特に好ましい。
【0009】残りの脂肪酸としては、飽和脂肪酸及びポ
リエン脂肪酸である。本発明に使用するリゾリン脂質の
混合物に結合した脂肪酸は、全脂肪酸の30モル%以上
がモノエン脂肪酸でありかつポリエン脂肪酸含量が20
モル%以下が好ましく、全脂肪酸の30モル%以上がモ
ノエン脂肪酸でありかつポリエン脂肪酸含量が15モル
%以下がより好ましく、全脂肪酸の30モル%以上がモ
ノエン脂肪酸でありかつポリエン脂肪酸含量が10モル
%以下が特に好ましい。
【0010】モノエン脂肪酸とは、飽和脂肪酸のアルキ
ル鎖部分に二重結合を一個持つ脂肪酸でありその炭素数
には特に制限はないが、直鎖または分岐の炭素数4〜3
4のモノエン脂肪酸があげられ、炭素数14〜24のモ
ノエン脂肪酸が好ましい。具体的モノエン脂肪酸として
は、例えばブテン酸、ペンテン酸、ヘキセン酸、ヘプテ
ン酸、オクテン酸、ノネン酸、デセン酸、ウンデセン
酸、ドデセン酸、トリデセン酸、テトラデセン酸、ペン
タデセン酸、ヘキサデセン酸、ヘプタデセン酸、オクタ
デセン酸、ノナデデセン酸、イコセン酸、ヘンイコセン
酸、ドコセン酸、トリコセン酸、テトラコセン酸、ペン
タコセン酸、ヘキサコセン酸、ヘプタコセン酸、オクタ
コセン酸、ノナコセン酸、トリアコンテン酸、ヘントリ
アコンテン酸、ドトリアコンテン酸、トリトリアコンテ
ン酸、テトラトリアコンテン酸等があげられる。
【0011】デセン酸としてはトウハク酸等を、ドデセ
ン酸としてはリンデル酸等を、テトラデセン酸としては
ツヅ酸等を、ヘキサデセン酸としてはパルミトレイン酸
等を、オクタデセン酸としてはペトロセリン酸、オレイ
ン酸、エライジン酸及びバクセン酸等を含有する。モノ
エン脂肪酸としては、二重結合を一つもつ脂肪酸であれ
ばよく、単一のモノエン脂肪酸でもまた異なる炭素数の
モノエン脂肪酸もしくは同一の数でも二重結合の位置が
異なるモノエン脂肪酸または両者の混合物でもよい。モ
ノエン脂肪酸としては、オレイン酸が好ましい。
【0012】本発明に用いるリゾリン脂質の混合物中に
結合した脂肪酸としては、前述の条件を満たすものであ
れば、いかなる脂肪酸が結合していてもよい。飽和脂肪
酸としては、炭素数に特に制限はないが、直鎖または分
岐の炭素数1〜34の飽和脂肪酸があげられ、炭素数6
〜24の飽和脂肪酸が好ましい。具体的飽和脂肪酸とし
ては、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、ブタン酸(酪
酸)、ペンタン酸、ヘキサン酸(カプロン酸)、ヘプタ
ン酸、オクタン酸(カプリル酸)、ノナン酸、デカン酸
(カプリン酸)、ウンデカン酸、ドデカン酸(ラウリン
酸)、トリデカン酸、テトラデカン酸(ミリスチン
酸)、ペンタデカン酸、ヘキサデカン酸(パルチミン
酸)、ヘプタデカン酸(マルガリン酸)、オクタデカン
酸(ステアリン酸)、ノナデカン酸、イコサン酸(アラ
キジン酸)、ヘンイコサン酸、ドコサン酸(ベヘン
酸)、トリコサン酸、テトラコサン酸(リグノセリン
酸)、ペンタコサン酸、ヘキサコサン酸(セロチン
酸)、ヘプタコサン酸、オクタコサン酸(モンタン
酸)、ノナコサン酸、トリアコンタン酸(メリシン
酸)、ヘントリアコンタン酸、ドトリアコンタン酸、ト
リトリアコンタン酸、テトラトリアコンタン酸等があげ
られる。
【0013】ポリエン脂肪酸としては、飽和脂肪酸のア
ルキル鎖部分に二重結合を2個以上有する脂肪酸であ
り、例えば飽和脂肪酸のアルキル鎖部分に二重結合を2
個もつジエン脂肪酸、飽和脂肪酸のアルキル鎖部分に二
重結合を3個もつトリエン脂肪酸等があげられる。ポリ
エン脂肪酸のアルキル部分の二重結合の位置は特に限定
されない。
【0014】ジエン脂肪酸としては、例えば直鎖または
分岐の炭素数6〜34の具体的には、ヘキサジエン酸、
ヘプタジエン酸、オクタジエン酸、ノナジエン酸、デカ
ジエン酸、ウンデカジエン酸、ドデカジエン酸、トリデ
カンジエン酸、テトラデカンジエン酸、ペンタデカジエ
ン酸、ヘキサデカジエン酸、ヘプタデカジエン酸、オク
タデカジエン酸、ノナデカジエン酸、イコサジエン酸、
ヘンイコサジエン酸、ドコサジエン酸、トリコサジエン
酸、テトラコサジエン酸、ペンタコサジエン酸、ヘキサ
コサジエン酸、ヘプタコサジエン酸、オクタコサジエン
酸、ノナコサジエン酸、トリアコンタジエン酸、ヘント
リアコンタジエン酸、ドトリアコンタジエン酸、トリト
リアコンタジエン酸、テトラトリアコンタジエン酸等が
あげられる。オクタデカジエン酸としては、リノール酸
を含有する。
【0015】トリエン脂肪酸としては直鎖または分岐の
炭素数8〜34の具体的には、オクタトリエン酸、ノナ
トリエン酸、デカトリエン酸、ウンデカトリエン酸、ド
デカトリエン酸、トリデカントリエン酸、テトラデカト
リエン酸、ペンタデカトリエン酸、ヘキサデカトリエン
酸、ヘプタデカトリエン酸、オクタデカトリエン酸、ノ
ナデカトリエン酸、イコサトリエン酸、ヘンイコサトリ
エン酸、ドコサトリエン酸、トリコサトリエン酸、テト
ラコサトリエン酸、ペンタコサトリエン酸、ヘキサコサ
トリエン酸、ヘプタコサトリエン酸、オクタコサトリエ
ン酸、ノナコサトリエン酸、トリアコンタトリエン酸、
ヘントリアコンタトリエン酸、ドトリアコタトリエン
酸、トリトリアコンタトリエン酸、テトラトリアコンタ
トリエン酸等があげられる。オクタデカトリエン酸とし
ては、例えば、γ−リノレン酸、リノレン酸を含有す
る。
【0016】ポリエン脂肪酸としては、例えばアラキド
ン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサヘン酸等の
二重結合を4個以上有する脂肪酸もあげられる。リゾリ
ン脂質に結合する脂肪酸は、置換数1〜4のヒドロキシ
または置換数1〜2のオキシで置換されていてもよい。
本発明に用いるリゾリン脂質は、合成により製造するこ
ともできるが、天然のリン脂質又は合成により製造した
リン脂質を、ホスホリパーゼA1 またはホスホリパーゼ
2 で特定部位のアシル基を酵素で加水分解することに
より製造するのが好ましい。リン脂質としては、天然の
リン脂質が安価に入手できるので好ましい。リン脂質は
予めホスホリパーゼD等で処理し改質したものや、溶媒
等を用いて特定の成分を分画することができる。
【0017】本発明に用いるリゾリン脂質は、酵素処理
後、さらにアセトン、メタノール、エタノール、プロパ
ノール、イソプロパノール等の有機溶媒で処理し精製し
たものが好ましい。天然のリン脂質としては、動物また
は植物由来のリン脂質があげられる。植物由来リン脂質
例えばハイオレイックサフラワー、ハイオレイックコー
ン、ラウリンリッチ菜種等に由来するリン脂質があげら
れる。他のリン脂質源としては、遺伝子組換え等の技術
により脂肪酸組成を上述の組成に改変した植物由来のリ
ン脂質も用いうる。動物由来のリン脂質としては、例え
ば卵黄由来のリン脂質があげられる。本発明に用いるリ
ゾリン脂質は、モノエン脂肪酸が30モル%以上の天然
のリン脂質混合物を上述のホスホリパーゼで酵素処理し
て得られるものが好ましく、モノエン脂肪酸が30モル
%以上でかつポリエン脂肪酸を20モル%以下の天然の
リン脂質混合物を上述のホスホリパーゼで酵素処理して
得られるものが特に好ましい。
【0018】動物及び植物からリン脂質を単離する方法
はいかなる方法を用いてもよい。例えば植物油を製造す
る過程で粗油に水を加えて脱ガム工程で生成するガム質
が用いられる。本発明の化粧料は、例えば化粧石鹸、洗
顔料、シャンプー、リンス、染毛料、頭髪用化粧料、ク
リーム、乳液、化粧水、化粧油、日焼け・日焼け止めオ
イル、おしろい・パウダー、パック、爪クリーム、ほお
紅、眉墨、アイクリーム、アイシャドウ、マスカラ、口
紅、リップクリーム、歯磨き、浴用化粧品等があげられ
る。
【0019】本発明の化粧料を適用する身体の部位とし
ては特に制限されないが、例えば頭髪、体毛、皮膚、
顔、唇、口腔内等があげられる。本発明の化粧料を身体
に適用することにより、使用時には、例えば柔らかさ、
のび又はなじみ等で良好な使用感を与え、また使用後に
は例えばシットリ感又はサッパリ感等で良好な使用感を
与える。
【0020】本発明の化粧料は、リゾリン脂質と化粧料
に許容される担体からなる。リゾリン脂質の含量は、
0.001〜99.99重量%、好ましくは0.01〜
50重量%、特に好ましくは0.1〜5重量%である。
担体としては通常化粧品や医薬品等に用いられる原料、
例えば油脂類、炭化水素類、ロウ類、脂肪酸類、合成エ
ステル類、アルコール類、界面活性剤、増粘剤、保湿
剤、防腐剤、酸化防止剤、pH調整剤、香料、顔料、薬
剤、精製水等があげられ、一種または複数混合して使用
される。
【0021】これら担体は、一種または複数混合したも
のとして0.001〜99.99重量%、好ましくは5
0〜99.99重量%、より好ましくは95〜99.5
重量%である。油脂類としては、ホホバ油、ヒマシ油、
オリーブ油、大豆油、パーム油、カカオ脂、椿油、ヤシ
油、木ロウ、グレープシード油、アボガド油、卵黄油、
ミンク油、タートル油等があげられる。
【0022】炭水化物類としては、流動パラフィン、ワ
セリン、マイクロクリスタリンワックス、セレシンワッ
クス、パラフィンワックス、スクワラン、α−オレフィ
ンオリゴマー等があげられる。ロウ類としては、ミツロ
ウ、ラノリン、カルバナロウ、キャンデリラロウ、鯨ロ
ウ等があげられる。
【0023】脂肪酸類としては、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソ
ステアリン酸、ベヘニン酸等があげられる。合成エステ
ル類としては、パルミチン酸セチル、ミリスチン酸イソ
プロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチ
ル、オレイン酸オクチルドデシル、コレステロールオレ
ート、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチル
デシル、モノステアリン酸プロピレングリコール、乳酸
ミリスチル、リンゴ酸イソステアリル、モノステアリン
酸グリセリン、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム
等があげられる。
【0024】油脂類、炭化水素類、ロウ類、脂肪酸類、
合成エステル類は、各々0〜70重量%の割合になるよ
うに配合されるのが好ましい。アルコール類としては、
エタノール、1,3−ブチレングリコール、プロピレン
グリコール、ラウリルアルコール、セタノール、ヘキシ
ルデカノール、オクチルドデカノール、ステアリルアル
コール、オレイルアルコール等があげられる。アルコー
ル類は、0〜60重量%の割合で配合される。
【0025】界面活性剤としては、モノミリスチン酸デ
カクリセル等の親油型グリセリン脂肪酸エステル、自己
乳化型グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエ
チレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ン(20)セチルエーテル等のポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステルアル
キル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキル硫酸
ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
ピログルタミン酸イソステアリン酸ポリオキシエチレン
グリセリル、ジアルキルスルホコハク酸、セチルピリジ
ニウムブロマイド、n−オクタデシルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、モノアルキルリン酸、N−アシルグ
ルタミン酸、ポリオキシエチレン還元ラノリン等があげ
られる。界面活性剤は、0〜40重量%の割合になるよ
うに配合されるのが好ましい。
【0026】増粘剤としては、アルギン酸ナトリウム、
キサンタンガム、珪酸アルミニウム、カルボキシビニル
ポリマー、ポリビニルアルコール、メチルポリシロキサ
ン、デキストラン、カルボキシメチルセルロース、カラ
ギーナン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、可溶
化でんぷん、カチオン化セルロース、トラガントガム、
マルメロ種子抽出物等があげられる。増粘剤は、0〜
0.5重量%の割合になるように配合されるのが好まし
い。
【0027】保湿剤としてはグリセリン、プロピレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、ピロリドンカ
ルボン酸、乳酸、ヒアルロン酸等があげられる。保湿剤
は、0〜60重量%の割合になるように配合されるのが
好ましい。防腐剤としては、安息香酸、サリチル酸もし
くはデヒドロ酢酸又はこれら塩類、メチルパラベン及び
プロピルパラベン等のパラオキシ安息香酸エステル、ト
リクロサンハロカルバン、塩化ベンザルコニウム、ヒノ
キチオール、レゾルシン等があげられる。防腐剤は、0
〜1重量%の割合になるように配合されるのが好まし
い。
【0028】酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシ
ルトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プ
ロピル、アスコルビン酸等があげられる。酸化防止剤
は、0〜5重量%の割合になるように配合されるのが好
ましい。pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、トリ
エタノールアミン、クエン酸、クエン酸ナトリウム、ホ
ウ酸、ホウ砂、リン酸水素カリウム等があげられる。p
H調整剤は、0〜5重量%の割合になるように配合され
るのが好ましい。
【0029】香料は、通常化粧品に使うものならどのよ
うな香料を用いてもよい。顔料としては酸化鉄、二酸化
チタン、酸化亜鉛、カオリン、タルク等があげられる。
顔料は、0〜90重量%の割合になるように配合される
のが好ましい。薬剤としては、小麦胚芽油、ビタミン
E、ビタミンA、ビタミンB2 、アスコルビン酸−2−
リン酸マグネシウム塩、D−パントテニルアルコール、
グリチルリチン酸ジカリウム、グルタチオン等があげら
れる。薬剤は、0〜5重量%の割合になるように配合さ
れるのが好ましい。
【0030】試験例1 実施例1及び比較例1で製造した化粧水を用いて、官能
検査を実施した。官能特性は化粧品パネラー10名によ
って、使用時の柔らかさ及びのび・なじみ並びに使用後
のシットリ感を評価した。評価は5点法により行い結果
を平均値で表した。結果を第1表に示す。
【0031】
【表1】
【0032】水素添加大豆リゾリン脂質は、大豆リゾリ
ン脂質に比して使用時の柔らかさ、のび・なじみ及び使
用後のシットリ感が劣り、大豆リゾリン脂質のほうが使
用感において優れていた。
【0033】試験例2 実施例1及び比較例2で製造した化粧水を用いて、官能
検査および乳化安定性を試験した。官能特性は化粧品パ
ネラー10名によって、使用時の柔らかさ及びのび並び
に使用後のサッパリ感を評価した。評価は5点法により
行い結果を平均値で表した。臭いは、変化のないものを
良好、僅かに変化したものをやや良好、著しく変化した
ものを不良とした。
【0034】保存安定性試験は、試料を各5℃、40
℃、UV照射下(光源:ナショナル社製BBL;FL2
0S−BL−B、照射距離20cm、常温)、日光照射
にて1〜2週間保存したのち官能検査および機器分析で
試験した。外観の特性を観察し変化のない場合を良好、
わずかに変化したものをやや良、著しく変化したものを
不良とした。
【0035】色調の変化は、常温の試料からの色差を測
定しUV照射品、40℃保存品で実施した。比色計はS
E2000(日本電色工業社製)を用いた。結果を第2
表に示す。
【0036】
【表2】
【0037】大豆リゾリン脂質は高温、光に弱く、感触
的にはべたつき感があり、UV照射により外観は著しく
変色した。ハイオレイックサフラワーリゾリン脂質に関
しては温度および光に安定であり、官能検査では、柔ら
かく、のびが良くサッパリしているという結果であっ
た。色調の変化は無かった。
【0038】試験例3 実施例2及び試験例3で製造したクリームを用いて、官
能検査及び乳化安定性を試験した。保存安定性試験は、
試料を各5℃、40℃、UV照射下(光源:ナショナル
社製BBL;FL20S−BL−B、照射距離20c
m、常温)、日光照射にて1〜2週間保存したのち官能
検査および機器分析で試験した。
【0039】外観の特性を観察し変化のない場合を良
好、わずかに変化したものをやや良、著しく変化したも
のを不良とした。色調の変化は、常温の試料からの色差
を測定しUV照射品、40℃保存品で実施した。比色計
はSE2000(日本電色工業社製)を用いた。
【0040】
【表3】
【0041】過酸化脂質量は、クロロホルム法[油化
学,36,276−278(1987)]で過酸化物価
を、チオバルビツール(TBA)法[日本水産学会誌,
45,499(1979)]でTBA反応物質量を求め
た。結果を第4表に示す。
【0042】
【表4】
【0043】大豆リゾリン脂質は高温及び光に弱く、感
触的にはべたつき感が残り、日光及びUV照射により外
観は著しく変色を起こした。ハイオレイックサフラワー
リゾリン脂質に関しては、温度及び光に安定で、のび及
びなじみがよいという官能検査結果であった。日光照射
により色調が変化したが、着色ではなく黄色が白色へと
変化した色差であった。UV照射による色調の変化は無
かった。
【0044】過酸化物価、TBA反応物質量とも大豆リ
ゾリン脂質は光に弱く酸化が促進し、臭い及び着色の色
差の官能試験結果と一致した。ハイオレイックリゾリン
脂質を配合した化粧料は、温度及び光に安定で従来の大
豆由来リゾリン脂質より優れていた。以下実施例を示す
がこれに限定されるものではない。
【0045】
【実施例】実施例1 下記成分(A)を混合溶解し60℃に昇温し、予め55
℃にて混合溶解した下記成分(B)を成分(A)に添加
し均一に溶解させ下記組成の化粧水を製造した。なお、
ハイオレイックサフラワーリゾリン脂質は下記の実施例
3で製造したものを用いた。数字は、各成分の重量%を
示す。 (A)メチルパラベン(みどり化学社製) 0.1 1,3−ブチレングリコール 3.0 (1,3−ブチレングリコール P、協和油化社製) グリセリン 1.8 (濃グリセリン、阪本薬品社製) グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 (グリチノン K2 、常盤植物化学研究所) 1%ヒアルロン酸ナトリウム(協和醗酵工業社製) 2.0 精製水 91.0 (B)ハイオレイックサフラワーリゾリン脂質 0.2 プロピレングリコール(ダウ ケミカル社製) 1.8
【0046】比較例1 実施例1のハイオレイックサフラワーリゾリン脂質の代
わりに水素添加大豆リゾリン脂質(水素添加大豆リゾレ
シチン、日清製油社製)を使用し化粧水を製造した。
【0047】比較例2 実施例1のハイオレイックサフラワーリゾリン脂質の代
わりに大豆リン脂質(協和醗酵工業社製)を使用しクリ
ームを製造した。
【0048】実施例2 下記成分(A)を85℃に昇温し混合溶解し、予め85
℃にて混合溶解した下記成分(B)を成分(A)に添加
し均一に攪拌し、これに下記成分(C)を添加し均一に
混合冷却し下記組成のクリームを製造した。なお、ハイ
オレイックサフラワーリゾリン脂質は下記の実施例3で
製造したものを用いた。数字は、各成分の重量%を示
す。 (A)モノミリスチン酸デカグリセリル 1.2 (NIKKOL Decaglyn、日光ケミカルズ社製) POE(20)セチルエーテル 1.8 (EMALEX 1620、日本エマルジョン) α−オレフィンオリゴマー 8.0 (NIKKOL シンセラン4、日光ケミカルズ社製) スクワラン(岸本肝油) 4.0 パルミチン酸セチル 3.0 (NIKKOL N-SP、日光ケミカルズ社製) セタノール 4.4 (コノール30RC、新日本理化社製) プロピルパラベン(みどり化学) 0.03 ハイオレイックサフラワーリゾリン脂質 2.0 (B)メチルパラベン(みどり化学社製) 0.1 1,3−ブチレングリコール 6.0 (1,3−ブチレングリコール P、協和油化社製) グリセリン 3.0 (濃グリセリン、阪本薬品社製) 精製水 56.47 (C)0.5%カルボキシビニルポリマー溶液 10.0 (カーボポール980、ビー・エフ グッドリッチ社製)
【0049】比較例3 実施例2のハイオレイックサフラワーリゾリン脂質の代
わりに大豆リン脂質(協和醗酵工業社製)を使用しクリ
ームを製造した。
【0050】実施例3 ハイオレイックサフラワー油の脱ガム工程で得られる水
分55%の含水リン脂質(ツルーレシチン工業社製)を
用い、その400gに5規定苛性ソーダ4mlを加え5
0℃に加温し、攪拌しながら加水分解酵素としてレシタ
ーゼ10L(ノボ社製)を0.12ml加え、50℃で
24時間保温しリゾ化反応を行った。
【0051】反応液をロータリーエバポレーターで加
温、減圧濃縮し脱水した。さらに珪藻土を加え加圧濾過
装置で沈殿物を除き、リン脂質酵素処理物を調製した。
該処理物を10倍量のアセトンで洗浄し、減圧乾燥後粉
末として精製リン脂質酵素処理物(リゾ化率80モル
%)を得た。
【0052】参考例1 実施例3で製造したハイオレイックサフラワーリゾリン
脂質、比較例1で使用した水素添加大豆リゾリン脂質及
び比較例2と比較例3で使用した大豆リゾリン脂質の脂
肪酸分析値を第5表に示す。なお、脂肪酸組成は、基準
油脂分析試験法の三弗化ホウ素−メタノール法により試
料をメチルエステル化したのち、水素炎イオン化型恒温
ガスクロマトグラフィーに基づく試験により行なった。
表中の数字は脂肪酸のモル%を示す。
【0053】
【表5】
【0054】
【発明の効果】本発明により、使用感に優れ安定な化粧
料が提供される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リゾリン脂質の混合物であって、該リゾ
    リン脂質の混合物に結合した脂肪酸のうち30モル%以
    上がモノエン脂肪酸であるリゾリン脂質の混合物からな
    る化粧料用組成物。
  2. 【請求項2】 リゾリン脂質の混合物が、リゾリン脂質
    の混合物に結合した脂肪酸のうち20モル%以下がポリ
    エン脂肪酸である請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 モノエン脂肪酸としてオレイン酸を含有
    する請求項1又は2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 リゾリン脂質の混合物であって、該リゾ
    リン脂質の混合物に結合した脂肪酸のうち30モル%以
    上がモノエン脂肪酸であるリゾリン脂質の混合物を配合
    してなる化粧料。
  5. 【請求項5】 リゾリン脂質の混合物が、リゾリン脂質
    の混合物に結合した脂肪酸のうち20モル%以下がポリ
    エン脂肪酸である請求項4記載の化粧料。
  6. 【請求項6】 モノエン脂肪酸としてオレイン酸を含有
    する請求項4又は5記載の化粧料。
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