JPH11268039A - タイヤ加硫機 - Google Patents

タイヤ加硫機

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Publication number
JPH11268039A
JPH11268039A JP7411598A JP7411598A JPH11268039A JP H11268039 A JPH11268039 A JP H11268039A JP 7411598 A JP7411598 A JP 7411598A JP 7411598 A JP7411598 A JP 7411598A JP H11268039 A JPH11268039 A JP H11268039A
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JP
Japan
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tire
turning
cure inflator
loader
vulcanizing press
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Application number
JP7411598A
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English (en)
Inventor
Hisashi Mitamura
久 三田村
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0603Loading or unloading the presses

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、タイヤ加硫プレスの前後スペース
を広げることのできるタイヤ加硫装置を提供することに
ある。 【解決手段】 タイヤ加硫プレス2とポストキュアイン
フレータ3との間で加硫済タイヤ8又は冷却済タイヤ9
を旋回搬送する旋回ローダ4を設ける。又、放出コンベ
ア5は、タイヤ加硫プレス2とポストキュアインフレー
タ3間に位置して、旋回ローダ4の旋回軌跡中aに配置
する。そして、旋回ローダ4から旋回搬送される冷却済
タイヤ9を放出コンベア5で受けてポストキュアインフ
レータ3後方に並設された搬出コンベア6まで放出する
様にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリーンタイヤを
加硫成形、膨張冷却してタイヤを製造するタイヤ加硫機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタイヤ加硫機としては、実開昭6
0−12421号公報に記載されたものがある。このタ
イヤ加硫機は、グリーンタイヤを加硫成形するタイヤ加
硫プレスと、加硫成形されたタイヤをタイヤ加硫プレス
から搬送する2つの旋回ローダと、各旋回ローダで搬送
される加硫済タイヤを膨張冷却するポストキュアインフ
レータと、ポストキュアインフレータで冷却されたタイ
ヤを搬送するローラコンベアとから構成されている。ロ
ーラコンベアは下側ビード部保持用リム板の昇降に支障
を与えることなくポストキュアインフレータに付設され
ており、軸を介して連結されるエアシリンダにて水平、
傾斜の状態にされる。
【0003】このタイヤ加硫機におけるタイヤの搬送
は、各旋回ローダでタイヤ加硫プレスから加硫済タイヤ
を搬出し、旋回によってポストキュアインフレータに搬
送して膨張冷却に移行させる。また、ポストキュアイン
フレータで冷却されたタイヤは、ローラコンベアをエア
シリンダにて傾斜させることで、ポストキュアインフレ
ータ外に搬出されて、このローラコンベアに連続して傾
斜する放出コンベアによって搬出コンベアまで放出さ
れ、タイヤ検査機又は出荷場所まで搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
タイヤ加硫機では、タイヤ加硫プレス、ポストキュアイ
ンフレータ、放出コンベア等を前後に渡って直列的に配
置しているので、タイヤ加硫プレスから搬出コンベアま
での前後スペースを大きくとる必要がある。したがっ
て、工場等の施設にタイヤ加硫機を設置する際に、タイ
ヤ加硫プレスの前方スペースを十分に確保できなくなる
ことがあり、タイヤ加硫プレスのモールド(金型)をフ
ォークリフト等で交換する作業が困難なものとなってい
た。また、タイタ加硫プレス前に配置されるグリーンタ
イヤ置台、グリーンタイヤ台車などの設置スペースが減
少し、通路上にはみ出して置かれたりするケースもあ
る。
【0005】本発明は、タイヤ加硫プレス、ポストキュ
アインフレータ間に冷却されたタイヤの放出位置を設け
ることで、前後スペースを低減してタイヤ加硫プレスの
前方スペースを確保することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤ加硫機で
は、ポストキュアインフレータで冷却されたタイヤを放
出する放出位置を、旋回ローダの旋回軌跡中に設けたも
のである。放出位置を旋回軌跡中に設けると、タイヤ加
硫プレス、ポストキュアインフレータの前後スペースを
圧縮(減少)するように、冷却済タイヤを受ける放出コ
ンベア等の配置態様を多枝にわたって選択できる。ま
た、旋回ローダで加硫済タイヤと冷却済タイヤの搬送を
兼用して行うことができる。
【0007】旋回ローダの配置態様は、タイヤ加硫プレ
スの他に、ポストキュアインフレータに配置する等多枝
にわたって選択できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態における
タイヤ加硫機について、図1〜図4を参照しつつ説明す
る。
【0009】図1〜図3において、タイヤ加硫機1は、
グリーンタイヤを加硫成形するタイヤ加硫プレス2と、
加硫成形されたタイヤ8(以下、「加硫済タイヤ8」と
いう)を膨張冷却するポストキュアインフレータ3と、
タイヤ加硫プレス2とポストキュアインフレータ3間で
加硫済タイヤ8又は冷却されたタイヤ9(以下、「冷却
済タイヤ9」という)を旋回搬送する2つの旋回ローダ
4と、各旋回ローダ4で旋回搬送される冷却済タイヤ9
を受けて搬出コンベア6まで放出させる2つの放出コン
ベア5とからなっている。
【0010】タイヤ加硫プレス2は、2つのグリーンタ
イヤ7を同時に加硫成形できる2連式のものを示してお
り、各グリーンタイヤ7を加硫成形するための2つのモ
ールド10(金型)と、プレス前方からグリーンタイヤ
7を各モールド10に搬入する2つの搬入ローダ11
と、各モールド10から加硫済タイヤ8を搬出してポス
トキュアインフレータ3に搬送する各旋回ローダ4とを
備えている。
【0011】各モールド10は上下に開閉自在とされた
上下のモールド部10A,10Bとで構成されている。
各上モールド部10Aは、昇降シリンダによって、加硫
機フレーム12下部に固定された各下モールド部10B
に対して昇降される。又、各搬入ローダ11は加硫機フ
レーム12の前面側中央位置に立設されたガイド支柱1
2Bに昇降、旋回自在に設けられ、旋回アーム11Aの
先端のタイヤチャック11Bでグリーンタイヤ7の上ビ
ード部を把持して各モールド10に旋回搬送する(図2
参照)。
【0012】このタイヤ加硫プレス2は、各搬入ローダ
11でグリーンタイヤ7を把持して開状態の各モールド
10間に旋回搬送して、各モールド10の閉状態ととも
に所望の工程を経て加硫成形するものである。
【0013】ポストキュアインフレータ3は、2つづつ
計4つの加硫済タイヤ8を同時に膨張冷却できる2連式
のものを示しており、タイヤ加硫プレス2の後方に所定
スペースを隔てて並設されている。ポストキュアインフ
レータ3は、搬送される加硫済タイヤ8を挟持する2つ
のリム機構15を備えている(図3参照)。各リム機構
15は接離自在の上下リム16,17の2セットを、セ
ンタフレーム18に軸支された反転軸19周りの待機ポ
ジションP1,挟持ポジションP2とに反転自在に配置
して構成されており、各ポジションP1,P2で加硫タ
イヤ8を膨張冷却する。各ポジションP1,P2の反転
は、センタフレーム18に設けられた反転シリンダ、リ
ンク機構によって反転軸19を180°毎に回動させる
ことで行われる。
【0014】各上リム16は台座20を介して反転軸1
9に取付けられて、各ポジションP1,P2に位置され
ている。各台座20には凹部20aが形成されている。
各下リム17は各上リム16に対峙して台座21に取付
けられており、各台座21には凹部20aに嵌合自在な
ロッキングシャフト22が支持されている。
【0015】各待機ポジションP1の上下リム16,1
7は、凹部20aとロッキングシャフト22との嵌合で
一体化されて加硫済タイヤ8を挟持している。各挟持ポ
ジションP2の各下リム17は、センタフレーム18に
沿って昇降される昇降フレーム25に取付けられてお
り、昇降フレーム25を挟持シリンダ26で昇降させる
ことで各上リム16とで加硫済タイヤ8を挟持又は挟持
解除を可能とする。
【0016】このポストキュアインフレータ3は、タイ
ヤ加硫プレス2から各挟持ポジションP2に搬送される
加硫済タイヤ8を各下リム17上で支持し、昇降フレー
ム25の上昇によって各上リム16とで加硫済タイヤ8
を挟持する。そして、加硫済タイヤ8を挟持し、加硫済
タイヤ8内へ冷却エアを供給した後、反転軸19を18
0°回動させることで挟持ポジションP2から待機ポジ
ションP1に加硫済タイヤ8を反転させ、膨張冷却行程
を加硫時間の約2倍近く実施する。
【0017】各旋回ローダ4は、タイヤ加硫プレスの加
硫フレーム12の後方センタフレーム12Aに配置され
ている。各旋回ローダ4の旋回中心軸は、後方センタフ
レーム12Aに沿って設けられたガイドレール33を昇
降するガイド台34(支持部)に旋回自在として設けら
れており、旋回アーム4Aとタイヤチャック4Bとを備
えている。
【0018】旋回アーム4Aは、タイヤチャック4Bを
旋回自在としてガイド台34に軸支されており、図示し
ない複数の流体圧シリンダによってタイヤチャック4B
(各タイヤ8,9)をタイヤ加硫プレス2とポストキュ
アインフレータ3間で旋回させる。又、タイヤチャック
4Bは放射方向に一斉に拡径又は縮径する3枚以上の爪
4aを周方向に等間隔で配置して構成され、加硫済タイ
ヤ8内又は冷却済タイヤ9内に縮径状態で各爪4aを差
し込んで拡径することで、上ビード部8A,9Aを把持
し、再び各爪4aを縮径することで各タイヤ8,9を開
放する機構となっている。
【0019】この各旋回ローダ4は、タイヤ加硫プレス
2の各モールド10から加硫済タイヤ8を把持してポス
トキュアインフレータ3の各挟持ポジションP2(各下
リム17上)まで旋回搬送して、加硫済タイヤ8を各下
リム17上に支持してポストキュアインフレータによる
膨張冷却行程に移行させる。又、各旋回ローダ4は、ポ
ストキュアインフレータ3の各挟持ポジションP2から
冷却済タイヤ9を把持して、タイヤ加硫プレス2とポス
トキュアインフレータ3との間での旋回軌跡aの放出位
置P3まで旋回搬送する。すなわち、各旋回ローダ4
は、タイヤ加硫プレス2から加硫済タイヤ8をポストキ
ュアインフレータ3まで旋回搬送させる、従来タイヤ加
硫プレス2のアンローダが備える機能の他に、ポストキ
ュアインフレータ3から冷却済タイヤ9を搬出して、各
放出位置P3まで旋回搬送させる機能を有するものであ
る。
【0020】各放出コンベア5は、複数のローラからな
るローラコンベアであって、各旋回ローダ4の旋回軌跡
a中の各放出位置P3の下方に位置し、且つポストキュ
アインフレータ3の各挟持ポジションP2(各下リム1
7)外側に近接して前後方向に並設されている。各放出
コンベア5は、各挟持ポジションP2の下リム17の昇
降に支障を与えることのないように、各放出位置P3か
ら搬出コンベア6に向けて下向きに傾斜している。この
放出コンベア5は、各旋回ローダ4で放出位置P3まで
搬送される冷却済タイヤ9を受けて、冷却済タイヤ9の
自重によって搬出コンベア6まで放出させる。また、搬
出コンベア6は、ベルトコンベアであって、ポストキュ
アインフレータ3の後方に所定間隔を隔てて並設されて
おり、各放出コンベア5から放出される冷却済タイヤ9
をタイヤ検査機や出荷場所まで搬出する。
【0021】次に、タイヤ加硫機1におけるタイヤの搬
送手順について、図4等を参照しつつ説明する。
【0022】タイヤ加硫プレス2による加硫成形が終了
すると、各旋回ローダ4を昇降、旋回させてタイヤチャ
ック4Bを各モールド10間に位置させる。続いて、タ
イヤチャック4Bを下降させて加硫済タイヤ8内に各爪
4aを差し込んで、拡径することで上ビード部8Aで加
硫済タイヤ8を把持する。
【0023】各旋回ローダ4で加硫済タイヤ8を把持す
ると、タイヤチャック4Bを昇降、旋回させて各モール
ド10からポストキュアインフレータ3の各挟持ポジシ
ョンP2まで加硫済タイヤ8を旋回搬送させる。そし
て、各旋回ローダ4の下降によって加硫済タイヤ8の下
ビード部8Bを各下リム17上に支持して、各爪4aの
縮径により把持を開放する〔図4(a)参照〕。
【0024】加硫済タイヤ8を各下リム17に支持した
後に、各旋回ローダ4を上昇、旋回させてポストキュア
インフレータ3から退避させる〔図4(b)参照〕。続
いて、各挟持ポジションP2の下リム17を加硫済タイ
ヤ8とともに上昇させて、この加硫済タイヤ8を各上リ
ム16とで挟持し、加硫済タイヤ8内に圧力エアを供給
して膨張冷却するとともに、反転軸19の回動で挟持ポ
ジション2から待機ポジションP1に反転させる。
【0025】各待機ポジションP1での冷却が終了する
と、冷却済タイヤ9を各待機ポジションP1から各挟持
ポジションP2に反転させ、もう1サイクル冷却を続行
する。次のタイヤが加硫終了する前に、各下リム17を
冷却済タイヤ9とともに下降させることで搬出可能な状
態にする。この状態で、各旋回ローダ4を旋回させてタ
イヤチャック4Bを冷却済タイヤ9上に位置させ、下降
により各爪4aを冷却済タイヤ9内に差し込んで拡径す
ることで上ビード部9Aで冷却済タイヤ9を把持する
〔図4(c)参照〕。
【0026】冷却済タイヤ9を把持した後に、各旋回ロ
ーダ4を上昇、旋回させることでタイヤチャック4B、
冷却済タイヤ9とともに旋回軌跡aの各放出位置P3ま
で搬送して、各放出コンベア5上に位置させる。この状
態で、各旋回ローダ4を下降させることで冷却済タイヤ
9を各放出コンベア5上に搬送し、各爪4aを縮径する
ことで冷却済タイヤ9を各放出コンベア5上に受け渡す
〔図4(d)、図1、図2参照〕。
【0027】各放出コンベア5で受けられた冷却済タイ
ヤ9は、その自重により各放出コンベア5上を自然下降
して搬出コンベア6上に放出され、この搬出コンベア6
によってタイヤ検査機や出荷場所まで搬出される〔図2
参照〕。尚、冷却済タイヤ9の搬出コンベア6への放出
は、順次搬出される冷却済タイヤ9が重ならないように
各放出コンベア5に設けられたストッパ(図示しない)
によって放出タイミングが調整されている。
【0028】このように、本発明のタイヤ加硫機1によ
れば、ポストキュアインフレータ3で冷却されたタイヤ
9の放出を、各旋回ローダ4の旋回軌跡a中の各放出位
置P3としたので、各放出コンベア5をポストキュアイ
ンフレータ3の前方側から配置でき、従来のようにポス
トアキュアインフレータ3から後方に放出コンベア等を
配置する必要がない。
【0029】この結果、タイヤ加硫機1の前後スペース
を圧縮(減少)して、タイヤ加硫プレス2、ポストキュ
アインフレータ3や放出コンベア5等を配置でき、よっ
てタイヤ加硫プレス2の前方スペースを広げることが可
能となる。したがって、タイヤ加硫プレス2に対する各
モールド10の交換作業をフォークリフト等で容易に行
え、またグリーンタイヤ7をストックする装置のスペー
スも十分に確保できる。
【0030】また、本発明のタイヤ加硫機1は、図1〜
図4に示すものに限定されるものでなく、図5〜図8に
示されるものであっても良い。
【0031】図5において、各旋回ローダ4は、その旋
回中心軸をタイヤ加硫プレス2の後方センタフレーム1
2A(ガイド台34)に昇降・旋回自在に配置し、冷却
済タイヤ9の各放出位置P3をタイヤ加硫プレス2とポ
ストキュアインフレータ3間に設けた。各放出コンベア
5は、各放出位置P3からポストキュアインフレータ3
に並設して延びるように配置したものである。この構成
で、タイヤ加硫プレス2とポストキュアインフレータ3
間に放出位置P3が設けられ、そこから放出コンベア5
をポストキュアインフレータ3に並設させているので、
タイヤ加硫プレス2,ポストキュアインフレータ3の前
後スペースを圧縮(減少)できる。
【0032】図6において、各旋回ローダ4は、その旋
回中心軸をポストキュアインフレータ3のセンタフレー
ム18に設けられたガイド支柱30(支持部)に昇降・
旋回自在に配置し、冷却済タイヤ9の放出位置P3をタ
イヤ加硫プレス2とポストキュアインフレータ3間に設
けた。そして、各放出コンベア5の配置態様を変更した
ものである。
【0033】図6(a)では、各放出コンベア5を、各
放出位置P3からポストキュアインフレータ3の後方に
延びるように配置したものである。図6(b)では、各
放出コンベア5を、各放出位置P3からポストキュアイ
ンフレータ3と左右方向(幅方向)で並設したものであ
る。これらの構成においても、タイヤ加硫プレス2,ポ
ストキュアインフレータ3の前後スペースを圧縮(減
少)できる。
【0034】図7において、各旋回ローダ4は、その旋
回中心軸をタイヤ加硫プレス2とポストキュアインフレ
ータ3の間に位置して、各モールド10や各挟持ポジシ
ョンP2の外側に設けられたガイド支柱31(支持部)
に昇降・旋回自在に配置したものである。そして、各放
出コンベア5の配置態様を変更したものである。
【0035】図7(a)では、各放出位置P3をタイヤ
加硫プレス2とポストキュアインフレータ3との間の旋
回経路a中に設け、各放出コンベア5を各放出位置P3
からポストキュアインフレータ3の後方に延びるように
配置したものである。図7(b)では、各放出位置P3
をタイヤ加硫プレス2とポストキュアインフレータ3と
の間の旋回経路a中に設け、各放出コンベア5をポスト
キュアインフレータ3と左右方向(幅方向)で並設した
ものである。図7(c)では、各放出位置P3をポスト
キュアインフレータ3の後方の旋回経路a中に設け、各
放出コンベア5をポストキュアインフレタ3と左右方向
(幅方向)で並設したものである。これらの構成におい
ても、タイヤ加硫プレス2,ポストキュアインフレータ
3の前後スペースを圧縮(減少)できる。
【0036】図8において、各旋回ローダ4は、その旋
回中心軸をタイヤ加硫プレス2の両サイドに設けられた
ガイド支柱32(支持部)に昇降・旋回自在に配置した
ものである。そして、各放出コンベア5の配置態様を変
更したものである。
【0037】図8(a)では、各放出位置P3をタイヤ
加硫プレス2とポストキュアインフレータ3との間の旋
回経路a中に設け、各放出コンベア5を各放出位置P3
からポストキュアインフレータ3の後方に延びるように
配置したものである。図8(a)では、各放出位置P3
をタイヤ加硫プレス2とポストキュアインフレータ3と
の間の旋回経路a中に設け、各放出コンベア5を各放出
位置P3からポストキュアインフレータ3と左右方向
(幅方向)で並設するように配置したものである。図8
(c)では、各放出位置P3をポストキュアインフレー
タ3後方の旋回経路a中に設け、各放出コンベア5を各
放出位置P3からポストキュアインフレータ3と左右方
向で並設するように配置したものである。これらの構成
においても、タイヤ加硫プレス2,ポストキュアインフ
レータ3の前後スペースを圧縮(減少)できる。
【0038】また、図1〜図8に示すものにおいて、各
放出コンベア5は冷却済タイヤ9を直線的に放出する型
式のものを示したが、これに限定されるものでなく、曲
線的に放出するものであっても良い。更に、各放出コン
ベア5を傾斜させて受けた冷却済タイヤ9を搬出コンベ
ア6まで放出ものについて説明したが、これに限定され
るものでなく、冷却済タイヤ9を自動的に送りだせる機
構を有するものを用いても良い。
【0039】
【発明の効果】本発明のタイヤ加硫機では、ポストキュ
アインフレータで冷却されたタイヤを放出する放出位置
を、旋回ローダの旋回軌跡中に設けたので、タイヤ加硫
プレス、ポストキュアインフレータの前後スペースを圧
縮(減少)するように、冷却済タイヤを受ける放出コン
ベア等の配置態様を多枝にわたって選択できる。また、
旋回ローダの配置態様は、タイヤ加硫プレスの他に、ポ
ストキュアインフレータ等に多枝にわたって配置でき
る。この結果、タイヤ加硫機を設置する工場等の施設と
の関係において、旋回ローダの旋回軌跡中の放出位置を
決定し、この決定に基づいて放出コンべアや旋回ローダ
の配置態様を変更すれば、タイヤ加硫プレス、ポストキ
ュアインフレータの前後スペースを有効に圧縮(減少)
して設置することが可能となる。
【0040】また、旋回ローダで加硫済タイヤと冷却済
タイヤの搬送を兼用して行うことができるので、別途に
冷却済タイヤを搬送する機器を備えることなく、例え
ば、タイヤ加硫プレスの既存のアンローダを兼用するこ
とで、加硫済タイヤや冷却済タイヤを搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤ加硫機の構成を示す上面図である。
【図2】図1のA−A矢視図であって、タイヤ加硫機の
構成を示す側面図である。
【図3】図1のB−B矢視図であって、ポストキュアイ
ンフレータと放出コンベアの構成、配置関係を示す背面
図である。
【図4】タイヤ加硫機のタイヤ搬送の手順を説明するた
めの要部図である。
【図5】タイヤ加硫機の変形例を示す模式図である。
【図6】タイヤ加硫機の変形例を示す模式図である。
【図7】タイヤ加硫機の変形例を示す模式図である。
【図8】タイヤ加硫機の変形例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 タイヤ加硫機 2 タイヤ加硫プレス 3 ポストキュアインフレータ 4 旋回ローダ 5 放出コンベア 6 搬出コンベア 7 グリーンタイヤ 8 加硫済タイヤ 9 冷却済タイヤ a 旋回軌跡 P1 待機ポジション P2 挟持ポジション P3 放出位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリーンタイヤを加硫成形するタイヤ加
    硫プレスと、 該タイヤ加硫プレスの後方に並設され、加硫成形された
    タイヤを膨張冷却するポストキュアインフレータと、 前記タイヤ加硫プレスで加硫成形されたタイヤを前記ポ
    ストキュアインフレータに旋回搬送する旋回ローダとを
    含んでなるタイヤ加硫機において、 前記旋回ローダの旋回軌跡中に、前記ポストキュアイン
    フレータで冷却されたタイヤを放出する放出位置を設け
    たことを特徴とするタイヤ加硫機。
  2. 【請求項2】 前記タイヤ加硫プレスのフレーム又は前
    記ポスキュアインフレータのフレームのいずれかに、前
    記旋回ローダの旋回中心軸を支持する支持部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫機。
  3. 【請求項3】 前記放出位置の下方に設けられ、前記旋
    回ローダから放出された冷却済タイヤを受け、該タイヤ
    を搬出コンベアまで搬送する放出コンベアを設けたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤ加硫
    機。
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Cited By (3)

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