JPH11266636A - 移植機 - Google Patents

移植機

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Publication number
JPH11266636A
JPH11266636A JP7456898A JP7456898A JPH11266636A JP H11266636 A JPH11266636 A JP H11266636A JP 7456898 A JP7456898 A JP 7456898A JP 7456898 A JP7456898 A JP 7456898A JP H11266636 A JPH11266636 A JP H11266636A
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JP
Japan
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mat
seedling
mounting table
support portion
planting
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Application number
JP7456898A
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English (en)
Inventor
Kunio Doi
邦夫 土井
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植付装置をマット支持部に対応する位置へ上
昇させることなく、このマット支持部に対応する位置よ
りも下側の位置で苗マットを良好に補給することができ
る移植機を提供する。 【解決手段】 植付装置2の苗載台21に苗マットMを
補給するマット支持部51が上下に所定の間隔を隔てて
設けられた予備苗載台5に、前記各マット支持部51に
支持される苗マットMを横送りする搬送ベルト60と、
横送りされた苗マットMを、上昇された植付装置2の苗
載台21へ向けて下向きに傾側させて補給する搬送ベル
ト61及び油圧シリンダ62を設けて、該油圧シリンダ
62を動作させることにより、苗マットMの傾側補給方
向を変えることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は田植機等の移植機、
詳しくは、予備苗載台に支持されている苗マットを植付
装置の苗載台へ自動的に補給することが可能とした移植
機に関する。
【0002】
【従来の技術】苗載台へ苗マットを自動的に補給するこ
とが可能とした例えば田植機は、運転席が設けられた走
行機体の後部に、苗マットが載せられる苗載台及び該苗
載台に載せられた苗マットの苗を取り出して植え付ける
植付部が設けられた植付装置と、該植付装置を昇降させ
る昇降装置とが支持してあり、前記苗載台に苗マットを
補給する予備苗載台及び該予備苗載台に支持された苗マ
ットを前記苗載台へ移行させる移行機構とが設けられて
いる。
【0003】また、前記苗載台には、該苗載台に載せら
れた苗マットが一定量に減少したとき動作するマット検
出器を設けて、該マット検出器の検出結果に基づいて前
記昇降装置を動作させ、植付装置を予備苗載台の最上段
のマット支持部に対応する最上段位置へ上昇させた後、
前記移行機構を動作させて、予備苗載台に支持された苗
マットを苗載台へ自動的に移行させて補給するように構
成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の移植
機は、植付装置を予備苗載台の最上段のマット支持部に
対応する最上段位置へ上昇させた後、この最上段位置で
苗マットを補給するように構成されているため、植付装
置を前記最上段位置へ上昇させないことには苗補給を良
好に行うことができないという問題があった。
【0005】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、予備苗載台の各マット支持部に支持さ
れる苗マットを、上昇された植付装置の苗載台へ向けて
下向きに傾側させて補給する傾側補給手段を設けること
により、植付装置をマット支持部に対応する位置へ上昇
させることなく、このマット支持部に対応する位置より
も下側の位置で苗マットを良好に補給することができる
移植機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る移植機
は、苗載台に載せられる苗マットの苗を取り出して植付
ける植付部が設けられた昇降可能な植付装置、及び前記
苗載台に苗マットを補給するマット支持部が上下に所定
の間隔を隔てて設けられた予備苗載台を備えた移植機に
おいて、前記予備苗載台は、前記各マット支持部に支持
される苗マットを、植付位置よりも上方へ上昇された植
付装置の苗載台へ向けて下向きに傾側させて補給する傾
側補給手段を備えていることを特徴とする。
【0007】この第1発明にあっては、傾側補給手段を
動作させることによりマット支持部に支持されている苗
マットの苗載台への補給方向を自在に変えることができ
るから、植付装置をマット支持部に対応する位置へ上昇
させることなく、このマット支持部に対応する位置より
も下側の任意の位置で苗マットを無理なく良好に補給す
ることができるのであり、しかも、植付装置の苗継ぎ位
置が特定されないから、苗継ぎ作業が行い易くて、苗継
ぎ能率を向上することができる。
【0008】第2発明に係る移植機は、予備苗載台が、
前記各マット支持部に支持される苗マットの有無を検出
するマット検出器が設けられていることを特徴とする。
【0009】この第2発明にあっては、苗マットが残っ
ているマット支持部と苗マットが残っていないマット支
持部とをマット検出器により自動的に判別することがで
きるから、植付装置を苗マットが残っているマット支持
部に対応する位置へ上昇させるだけで苗補給を行うこと
ができる。即ち、複数段のマット支持部の最下段に苗マ
ットが残っている場合、この最下段に対応する位置で苗
補給を行うことができる。
【0010】第3発明に係る移植機は、傾側補給手段
が、前記各マット支持部を回動が可能としていることを
特徴とする。
【0011】この第3発明にあっては、各マット支持部
を横方向へ移動させることなく、回動させることにより
該マット支持部に支持されている苗マットを傾側させて
苗載台に補給することができるから、単純な構造で無理
なく苗補給を行うことができる。
【0012】第4発明に係る移植機は、傾側補給手段
が、前記各マット支持部に支持されている苗マットを横
送りする横送り機構、及び横送りされた苗マットを傾側
させるマット継ぎ部材を備えていることを特徴とする。
【0013】この第4発明にあっては、マット支持部に
支持されている苗マットを円滑に横送りすることができ
て、しかも、マット継ぎ部材を任意の角度に動作させる
ことができるから、良好に苗補給が行える範囲を広くす
ることができ、苗継ぎ能率をより一層向上することがで
きる。
【0014】第5発明に係る移植機は、予備苗載台が各
マット支持部を上下に移動させる移動手段を備えてお
り、前記マット継ぎ部材は最下段のマット支持部よりも
上部に設けられていることを特徴とする。
【0015】この第5発明にあっては、マット継ぎ部材
を大きく傾側させることができるから、マット継ぎ部材
に搬送ベルト等の特別の搬送機構を設けることなく、苗
マットを苗載台にスムーズに補給することができ、ま
た、植付装置の苗継ぎ位置への上昇量を常に多くするこ
とができるから、圃場の水深が一定以上に深い場合でも
苗継ぎ状態で旋回することができる。
【0016】第6発明に係る移植機は、前記横送り機構
が、横方向へ延びてマット支持部に支持されている苗マ
ットを受け継ぐ搬送ベルトを備えており、前記マット支
持部は、前記搬送ベルトの嵌まり込みによりマット支持
部に支持されている苗マットを搬送ベルトへ移す貫通部
が設けられていることを特徴とする。
【0017】この第6発明にあっては、マット支持部に
支持されている苗マットを搬送ベルトに自動的に移し
て、該搬送ベルトにより円滑に横送りすることができ
る。
【0018】第7発明に係る移植機は、マット支持部に
苗マットを支持する複数個の帯状突起が並設されてお
り、前記横送り機構は、前記帯状突起に嵌まり込む貫通
部及び端部から上向に突出して押圧手段により横方向へ
押圧される押圧部が設けられた移動板を備えており、前
記帯状突起の一端を傾斜させていることを特徴とする。
【0019】この第7発明にあっては、移動板の押圧部
を横方向へ押圧することにより、貫通部の端縁を帯状突
起の傾斜端面から帯状突起の上面に乗り上がらせて、移
動板をマット継ぎ部材に向けて傾側させることができる
から、搬送ベルトを用いることなく苗マットをマット継
ぎ部材に良好に移すことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明に係る
移植機の側面図、図2はその平面図、図3は苗補給時の
説明図、図4は予備苗載台のマット支持部の部分平面
図、図5は制御ブロック図、図6は予備苗載台の台座へ
の支持形態を示す斜視図、図7は予備苗載台を横移動さ
せる機構の説明図、図8は苗載台の横移動方向及び横移
動量を検出する部分の説明図である。
【0021】実施の形態1 図1,図2に示した実施の形態の移植機は、運転席11
及び操向ハンドル12等を有する走行機体10の左右
に、エンジン13に連動する小径で幅の狭い前輪14,
14と、同じくトランスミッション15を介してエンジ
ン13に連動する大径で幅の広い後輪16,16とを有
し、走行機体10の後部に、油圧シリンダ17と、これ
に連動する左右一対のロアリンク及びトップリンクを備
えた平行リンク機構を用いてなる昇降装置18とを設
け、該昇降装置18に複数の植付条に対応した大きさの
苗載台21及び該苗載台21に支持された苗マットMの
苗を取り出して植付る複数個の植付部22が設けられた
植付装置2を支持して、昇降装置18の動作により植付
装置2を昇降可能とした多条植用の乗用形移植機を示し
ている。尚、前記植付装置2は前記トランスミッション
15側から延びるPTO軸19に連動させている。
【0022】走行機体10における運転席11の近くに
は、図2に示す如く前記トランスミッション15の変速
機構を「移動速度」段、「植付速度」段、「後速」段及
び「苗継位置」に切換える主レバー3と、前記油圧シリ
ンダ17を動作させて植付装置2を「上」位置及び
「下」位置に切換え、さらにPTO軸19の動力取出し
を入り/切りに切換える植付クラッチを作動させるため
の副レバー4とが設けられている。尚、前記主レバー3
を「苗継位置」に操作することにより、前記植付クラッ
チが切れ、昇降装置18により植付装置2が自動的に上
昇する。
【0023】図1に示す如く走行機体10の運転席11
の後部であり、前記昇降装置18の前方側には台座10
aを設けて、該台座10aに苗マットMを前記苗載台2
1に補給する予備苗載台5を走行機体10の左右方向へ
の横移動が可能に取付けている。
【0024】前記植付装置2は、既知のとおり、自在軸
継手を介して前記走行機体10のPTO軸19に連動す
る伝動機構を内装した植付ケース23と、この植付ケー
ス23から走行機体10の左右方向へ延びるPTO横軸
を介して植付条間隔を隔てて支持される6個の伝動ケー
ス24と、これら伝動ケース23に支持され、前記伝動
機構及びPTO横軸を介して連動する6個の植付爪を有
する前記植付部22と、この植付部22の近傍位置から
前方へ向かって斜め上方へ延びる前記苗載台21と、該
苗載台21を走行機体10の左右方向へ往復移動させる
往復動機構(図示せず)と、植付装置2をローリングさ
せるローリング機構(図示せず)とを備えている。
【0025】植付ケース23及び伝動ケース24の下方
には、植深さに連動して上下するフロート25を配置
し、植付ケース23及び伝動ケース24の保護及び均平
効果を高めるようにする一方、揺動可能なフロート(図
示せず)を配置して前記機体10における車輪の跡消し
と泥寄せを減少させるようにしている。尚、前記主レバ
ー3を「苗継位置」に切換えた場合、ローリング制御は
走行機体10に対して一定の位置となる。
【0026】苗載台21は、前記植付部22へ向けて複
数の苗マットM、通常は二つの苗マットMを上下に直列
状に載せることが可能なマット載せ部21aを備え、図
2に示す如く該マット載せ部21aの植付部側位置及び
上下方向の中間位置であり、植付部側苗マットMの上端
位置に苗マットMの一定量の減少を検出するマット検出
器A及びマット検出器Bを設けて、これらマット検出器
A,Bが動作して苗継ぎ指令が出されたとき、予備苗載
台5を左右方向へ横移動させ、苗継ぎ指令が出されたマ
ット載せ部21aに対応するマット支持部51の苗マッ
トMを苗載台21の苗継ぎ指令が出されたマット載せ部
21aへ向けて移動させるようにしている。マット載せ
部21aは植付条に対応して走行機体10の左右方向に
一定の間隔を隔てて複数個設けられている。
【0027】尚、図5に示す如くマイクロプロセッサを
用いてなるコントローラ30の入力部に前記マット検出
器A,Bを接続し、出力部にリレー31及び該リレー3
1の励磁によりオン動作するスイッチ32を介して後記
する油圧シリンダ37を駆動する電磁切換弁33を接続
し、さらに前記マット検出器Aの動作を報知する液晶等
によるパネル表示器、ブザー、音声メッセージ器等の報
知手段34を接続して、苗載台21のマット載せ部21
aに苗継ぎ指令が出ているのをオペレータに知らせるこ
とができるようにしている。
【0028】前記予備苗載台5は、苗マットMを上下に
所定の間隔を隔てて支持する矩形状の板体を用いてなる
複数のマット支持部51と、これらマット支持部51を
支持するフレーム50と、各マット支持部51に支持さ
れる苗マットMを、上昇された植付装置2の苗載台21
へ向けて下向きに傾側させて補給する傾側補給手段とを
備えている。マット支持部51及び傾側補給手段は、植
付条に対応して走行機体10の左右方向に一定の間隔を
隔てて複数個設けられている。
【0029】フレーム50は、図6に示す如く前記台座
10aに取付けられた一対の案内レール35,35及び
これら案内レール35,35に接触する転動ローラ3
6,36を介して走行機体10の左右方向への移動が可
能としており、該予備苗載台5と前記台座10aとの間
に油圧シリンダ37を設け、該油圧シリンダ37の動作
により予備苗載台5を左右方向へ横移動させるようにし
ている。また、フレーム50の上下方向中間には、前記
各マット支持部51を支持する支持板52が設けられて
いる。
【0030】傾側補給手段は、前記各マット支持部51
から苗マットMを受け継いでフレーム50の外側へ横移
動させる搬送ベルト60を用いてなる横送り機構、及び
フレーム50の外側へ搬送された苗マットMを受け継い
で苗載台21へ向けて下向きに搬送させる搬送ベルト6
1を用いてなるマット継ぎ部材を備えている。また、フ
レーム50には、前記搬送ベルト61を苗載台21へ向
けて下向きに傾側させる油圧シリンダ62を設けてい
る。
【0031】前記搬送ベルト60は、図4に示す如くマ
ット支持部51の左右方向に所定の間隔を隔てて二つ設
けられており、マット支持部51には、前記各搬送ベル
ト60が嵌まり込む貫通孔51aを設けて、マット支持
部51をその自重りにより搬送ベルト60の搬送面に対
し下側へ移動させ、マット支持部51に支持されている
苗マットMを搬送ベルト60へ移すことができるように
している。尚、搬送ベルト60に移したあとのマット支
持部51は各段の支持板52で受止められる。
【0032】また、搬送ベルト61は、所定の間隔を隔
てて配置される一対のロールと、これらロールを支持す
る支持部材と、前記各ロール間に掛設される無端帯とを
備えており、一方のロールを駆動することにより動作さ
せるようにしている。また、前記支持部材の一端部を前
記予備苗載台5のフレーム50に枢支し、他端部に前記
油圧シリンダ62のピストンロッドを連結している。
尚、この油圧シリンダ62は、前記搬送ベルト60から
搬送ベルト61へ搬送される苗マットMの搬送域の外側
に配置して、該苗マットMの搬送を邪魔しないようにし
ている。
【0033】苗載台21及び予備苗載台5の左側端部間
又は苗載台21及び予備苗載台5の右側端部間には、図
2に示す如く苗載台21の移動方向を検出する方向検出
手段を設けている。この方向検出手段は、例えば、予備
苗載台5の左側端部に設ける位置検出スイッチSW1
と、苗載台21の左側端部に設けて前記位置検出スイッ
チSW1を左側位置及び右側位置に切換える切換片38
とを用いてなり、図8(a)の如く苗載台21が左方へ
移動した場合、前記切換片38が位置検出スイッチSW
1と当接して、該位置検出スイッチSW1を左側位置に
切換え、また、図8(b)の如く苗載台21が右方へ移
動した場合、前記切換片38が位置検出スイッチSW1
と当接して、該位置検出スイッチSW1を右側位置に切
換え、これらの切換えにより苗載台21の移動方向を検
出する。
【0034】以上の如く構成された実施の形態1の移植
機は、植付装置2の苗載台21に植付条に対応した個数
の苗マットMが上下に直列となるように例えば二つ載せ
られた状態で、昇降装置18により植付装置2を下降さ
せ、植付部22を動作させて苗植え作業が行われる。こ
の植付け作業により例えば一つの植付条に対応するマッ
ト載せ部21aに載せられた苗マットMの一つ目がなく
なり、上側の二つ目の苗マットMが下がったとき、マッ
ト検出器Aが動作して、一つ目の苗マットMがなくなっ
たことをオペレータに知らせる。従って、オペレータは
苗継ぎのタイミング及び現在の苗マットMの残量を容易
に把握することができる。
【0035】植付け作業により一つの植付条に対応する
マット載せ部21aに載せられた二つ目の苗マットMが
減少して補給する必要が生じたとき、マット検出器Bが
動作して、苗マットMの補給をオペレータに知らせる。
ここでオペレータが主レバー3を「苗継位置」に操作す
ることにより、走行機体10の移動が停止するとともに
植付部22の動作が停止し、さらに、油圧シリンダ17
が動作して、昇降装置18により植付装置2が上昇を開
始する。
【0036】この植付装置2は、苗マットが残っている
マット支持部51に対応する位置に到達する位置へ上昇
する。この植付装置2の上昇が停止したあと、搬送ベル
ト60,61が動作して自動苗継ぎを行う。この自動苗
継ぎは、搬送ベルト60が動作して苗マットMがフレー
ム50の外側へと搬送され、この苗マットMが搬送ベル
ト61に受け継がれて搬送され、さらに搬送ベルト61
が油圧シリンダ62により苗載台21へ向けて下向きに
傾側され、マット支持部51に支持されている苗マット
Mが補給始端から苗載台21へと滑り落ちて自動苗継ぎ
が完了する。
【0037】このように、各マット支持部51を横方向
へ移動させたあと、フレーム50の外側で下向きに傾側
させるから、植付装置2を苗マットMが残っているマッ
ト支持部51に対応する位置へ上昇させることなく、こ
のマット支持部51に対応する位置よりも下側の任意位
置で苗補給を行うことができる。
【0038】植付装置2が上昇するとき、苗載台21が
走行機体10の中央部に対し左右方向一方側へ移動して
いる場合に苗マットMを補給する必要が生じたとき、方
向検出手段の位置検出スイッチSW1により苗載台21
の移動方向が検出され、この検出結果に基づいて油圧シ
リンダ37が動作し、予備苗載台5は案内レール35,
35に沿って前記苗載台21の停止位置へ向けて横移動
する。
【0039】この横移動に伴い位置検出スイッチSW1
が苗載台21の切換片38と当接して、位置検出スイッ
チSW1が左側位置又は右側位置へ切換えられたとき、
予備苗載台5の横移動が停止する。従って、この予備苗
載台5を苗載台21と対応する位置に正確に停止させる
ことができ、前記した自動苗継ぎを正確に行うことがで
きる。
【0040】また、予備苗載台5は、苗マットMを補給
する必要が生じたときにのみ横移動させるから、重量の
ある予備苗載台5を苗載台21の移動に合わせて追従制
御する必要がない。そして、苗マットMが残っているマ
ット支持部51に対応する位置に到達する位置へ植付装
置2が上昇し、この植付装置2の上昇が停止したあと、
搬送ベルト60,61が動作して自動苗継ぎを行う。
【0041】実施の形態2 図9は、本発明に係る移植機の実施の形態2の構成を示
す側面図、図10は予備苗載台のマット支持部の部分平
面図、図11は苗補給時の説明図である。この実施の形
態2は、実施の形態1と同様、前記各マット支持部51
に支持されている苗マットMを横送りする横送り機構、
及び横送りされた苗マットMを受け継いでフレームの外
側で傾側させるマット継ぎ部材を備えているものであ
り、その他の構成及び作用は図1〜図8に示した実施の
形態1と同じであるため、共通部品については同じ符号
を付し、その詳細な説明及び作用を省略する。
【0042】実施の形態2の横送り機構は、各マット支
持部51をフレーム50の外側へ横移動させる油圧シリ
ンダ63を備えている。マット支持部51は、苗マット
を横移動させる移動板53と該移動板53を受止めるベ
ース板54とを備える。このベース板54は、苗マット
Mを支持する複数個の帯状突起54aが並設されてお
り、これら帯状突起54aの長手方向一端を湾曲状に傾
斜させて傾斜端面54bとしている。移動板53は、前
記帯状突起54aに嵌まり込む貫通部53a及び端部か
ら上向に突出して苗マットMの一端面と対向する押圧部
53bが設けられている。油圧シリンダ63は、シリン
ダ本体の一端部を走行機体10に枢支し、ピストンロッ
ドの端部を前記押圧部53bに相対回転が可能に係合さ
せて、ピストンロッドの伸縮により移動板53を横移動
させるとともに苗マットMを横送りするようにしてい
る。尚、油圧シリンダ63は、前記運転席を回避した位
置に配置されている。また、移動板53は、油圧シリン
ダ63のピストンロッドの縮小に伴って図9の位置へ復
帰する。
【0043】マット継ぎ部材は、一端部が前記フレーム
50に枢支される板体64を用いており、該板体64の
他端部と前記フレーム50との間に、マット支持部51
を苗載台21へ向けて下向きに傾側させる油圧シリンダ
65を設けている。尚、この油圧シリンダ65は、前記
マット支持部51から板体64へ横送りされる苗マット
Mの搬送域の外側に配置して、該苗マットMの搬送を邪
魔しないようにしている。
【0044】以上の如く構成した実施の形態2の移植機
は、植付装置2が、苗マットMが残っているマット支持
部51に対応する位置へ上昇して苗補給を行うとき、油
圧シリンダ63が動作してマット載せ板53の押圧部5
3aが押圧され、移動板53及びベース板54が横移動
する。そして、ベース板54の端部がフレーム50に当
接して該ベース板54の移動が拘束され、この状態で移
動板53の貫通部53aの端縁が帯状突起54aの傾斜
端面54bから帯状突起54aの上面に乗り上がること
になり、移動板53を板体64に向けて傾側させること
ができる。従って、ベース板54の帯状突起54aに載
せられている苗マットMをマット継ぎ部材の板体64に
良好に移すことができる。
【0045】そして、マット継ぎ部材の板体64が油圧
シリンダ65により苗載台21へ向けて下向きに傾側さ
れ、該マット継ぎ部材に支持されている苗マットMが苗
載台21へと滑り落ちて自動苗継ぎが完了する。このよ
うに、各マット支持部51を横方向へ移動させたあと、
フレーム50の外側で下向きに傾側させるから、植付装
置2を苗マットMが残っているマット支持部51に対応
する位置へ上昇させることなく、このマット支持部51
に対応する位置よりも下側の任意位置で苗補給を行うこ
とができる。
【0046】実施の形態2において、油圧シリンダ63
を用いる代わりに、循環移動が可能なチェンなどの無端
帯を用いて、該無端帯に移動板53の一端部を掛止し
て、該無端帯の移動により移動板53を横移動させるよ
うに構成してもよい。
【0047】実施の形態3 図12は、本発明に係る移植機の実施の形態3の構成を
示す側面図である。この実施の形態3は、前記各マット
支持部51に支持されている苗マットMを横送りする横
送り機構、及び横送りされた苗マットMを受け継いでフ
レーム50の外側で傾側させるマット継ぎ部材を備えて
いるものであり、その他の構成及び作用は図1〜図8示
した実施の形態1と同じであるため、共通部品について
は同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用を省略す
る。
【0048】実施の形態3の横送り機構は、フレーム5
0内の支持板52に段階的に支持された各マット支持部
51をフレーム50の外側へ横移動させる油圧シリンダ
66と、フレーム50の外側へ横移動されたマット支持
部51の長手方向一端部を受止めて該マット支持部51
を苗載台21へ向けて下向きに傾側させる油圧シリンダ
67とを備えている。油圧シリンダ66は、シリンダ本
体の一端部を走行機体10に枢支し、ピストンロッドの
端部を前記マット支持部51に相対回転が可能に係合さ
せて、ピストンロッドの伸縮によりマット支持部51を
横移動させるようにしている。尚、油圧シリンダ66
は、前記運転席を回避した位置に配置されており、ま
た、マット支持部51は、油圧シリンダ66のピストン
ロッドの縮小に伴ってフレーム50内の元位置へ復帰す
る。また、油圧シリンダ67は、前記マット支持部51
がフレーム50の外側へ移動する移動域の外側に配置し
て、マット支持部51の移動を邪魔しないようにしてい
る。
【0049】以上の如く構成した実施の形態3の移植機
は、植付装置2が、苗マットMが残っているマット支持
部51に対応する位置へ上昇して苗補給を行うとき、油
圧シリンダ66が動作してマット支持部51が支持板5
2に沿ってフレーム50の外側へと横移動し、このマッ
ト支持部51の長手方向一端部が油圧シリンダ67のピ
ストンロッドで受止められる。この受止め状態でマット
支持部51は支持板52への支持部を支点として苗載台
21へ向けて下向きに傾側することになり、該マット支
持部51に支持されている苗マットMが補給始端から苗
載台21へと滑り落ちて自動苗継ぎが完了する。
【0050】このように、各マット支持部51を横方向
へ移動させたあと、フレーム50の外側で下向きに傾側
させるから、植付装置2を苗マットMが残っているマッ
ト支持部51に対応する位置へ上昇させることなく、こ
のマット支持部51に対応する位置よりも下側の任意医
位置で苗補給を行うことができる。
【0051】実施の形態3において、油圧シリンダ66
を用いる代わりに、循環移動が可能なチェンなどの無端
帯を用いて、該無端帯にマット支持部51の一端部を掛
止して、該無端帯の移動によりマット支持部51を横移
動させるように構成してもよい。
【0052】実施の形態4 図13に示した予備苗載台5は、フレーム50の各マッ
ト支持部51に対応する位置に、各マット支持部51を
フレーム50内で苗載台へ向けて下向きに傾側させる油
圧シリンダ68を設けている。フレーム50には、各マ
ット支持部51の左右端部を受止めて支持する支持片
(図示せず)を突設して、前記油圧シリンダ68のピス
トンロッドをマット支持部51の苗載台21と反対側端
部の下面に当接させて押し上げることによりマット支持
部51を傾側させるようにしている。尚、油圧シリンダ
68は、前記運転席11を回避した位置に配置されてい
る。
【0053】以上の如く構成した実施の形態4の移植機
は、油圧シリンダ68によりマット支持部51が苗載台
21へ向けて下向きに傾側して、該マット支持部51に
支持されている苗マットMが補給始端から苗載台21へ
と滑り落ちて自動苗継ぎが完了する。このように、各マ
ット支持部51を横方向へ移動させることなく、油圧シ
リンダ68を動作させることによりマット支持部51を
苗載台21へ向けて下向きに傾側させることができるか
ら、単純な構造で苗補給を行うことができ、さらに無理
なく苗補給を行うことができる。
【0054】実施の形態5 図14は、本発明に係る移植機の実施の形態5の構成を
示す側面図である。この実施の形態5は、実施の形態1
と同様、前記各マット支持部51に支持されている苗マ
ットMを横送りする横送り機構、及び横送りされた苗マ
ットMを受け継いでフレーム50の外側で傾側させるマ
ット継ぎ部材を備えているうえ、さらに、予備苗載台5
の各マット支持部51を上下に移動可能としたものであ
り、その他の構成及び作用は図1〜図8示した実施の形
態1と同じであるため、共通部品については同じ符号を
付し、その詳細な説明及び作用を省略する。
【0055】実施の形態5の横送り機構は、所定の間隔
を隔てて配置される一対のロールと、これらロールを支
持する支持部材と、前記各ロール間に掛設される無端帯
とを備えた搬送ベルト69を用いてなり、一方のロール
を駆動することにより動作させるようにしている。ま
た、マット継ぎ部材は、フレーム50の外側へ搬送され
た苗マットMを受け継いで苗載台21へ向けて下向きに
搬送させる板体64を用いてなる。また、フレーム50
には、前記板体64を苗載台21へ向けて下向きに傾側
させる油圧シリンダ65を設けている。
【0056】各マット支持部51を上下に移動させる手
段は、例えば上下に所定の間隔を隔ててマット支持部5
1の左右に配置される回転輪70,71及びこれら回転
輪70,71間に掛設される無端チェン72と、これら
無端チェン72に所定の間隔を隔てて取付けられ、一方
側の移動域では横向に起立し、他方側の移動域では下向
きに倒伏が可能とした複数個のタイン(図示せず)とを
備えており、前記回転輪70,71の一つを前記走行機
体10のPTO軸19に伝動機構を介して連動させる。
そして、マット支持部51の左右位置で横向に起立する
タインに前記マット支持部51の左右端部を支持した状
態で回転輪70,71を回動させることにより、植付条
に対応する各マット支持部51を上方側へ移動させるよ
うにしている。
【0057】以上の如く構成した実施の形態5の移植機
は、植付装置2が、苗マットが残っているマット支持部
に対応する位置へ上昇して苗補給を行うとき、無端チェ
ン72が移動して、苗マットMが残っているマット支持
部51が、マット継ぎ部材に対応する位置へ上昇し、搬
送ベルト69が動作して苗マットMがフレーム50の外
側へと搬送され、この苗マットMが板体64に受け継が
れ、さらに板体64が油圧シリンダ65により苗載台2
1へ向けて下向きに傾側され、板体64に支持されてい
る苗マットMが補給始端から苗載台21へと滑り落ちて
自動苗継ぎが完了する。
【0058】このように、各マット支持部51を横方向
へ移動させたあと、フレーム50の外側で下向きに傾側
させるから、植付装置2を苗マットMが残っているマッ
ト支持部51に対応する位置へ上昇させることなく、こ
のマット支持部51に対応する位置よりも下側で苗補給
を行うことができる。
【0059】実施の形態6 図15は、本発明に係る移植機の実施の形態6の構成を
示す要部のみの側面図、図16は平面図である。この実
施の形態6は、前記予備苗載台5を横移動させる代わり
に、予備苗載台5と植付装置2との間に中継コンベア8
を配置し、該中継コンベア8を横移動させ、予備苗載台
5から中継コンベア8に受け継いだ苗マットMを苗載台
21へ補給することができるようにしたものであり、そ
の他の構成及び作用は図1〜図8示した実施の形態1と
同じであるため、共通部品については同じ符号を付し、
その詳細な説明及び作用を省略する。
【0060】実施の形態6においても、予備苗載台には
搬送ベルトを用いてなる横送り機構を設けている。ま
た、中継コンベア8は、所定の間隔を隔てて配置される
一対のロール81,82と、これらロール81,82を
支持する支持部材83と、前記各ロール81,82間に
掛設される無端帯84とを備えた搬送ベルトを用いてな
り、一方のロール82を駆動することにより動作させる
ようにしている。そして、前記支持部材83を、前記植
付装置2の植付けフレーム20の上端部に、苗載台21
と同じ方向への横移動が可能に枢支して、前記マット検
出器Bが動作したとき、前記中継コンベア8を動作さ
せ、該中継コンベア8から苗載台21へ苗マットMを補
給するのである。
【0061】
【発明の効果】第1発明に係る移植機によれば、傾側補
給手段を動作させることによりマット支持部に支持され
ている苗マットの苗載台への補給方向を自在に変えるこ
とができるから、植付装置をマット支持部に対応する位
置へ上昇させることなく、このマット支持部に対応する
位置よりも下側の任意の位置で苗マットを無理なく良好
に補給することができるのであり、しかも、植付装置の
苗継ぎ位置が特定されないから、苗継ぎ作業が行い易く
て、苗継ぎ能率を向上することができる。
【0062】第2発明に係る移植機によれば、苗マット
が残っているマット支持部と苗マットが残っていないマ
ット支持部とをマット検出器により自動的に判別するこ
とができるから、植付装置を苗マットが残っているマッ
ト支持部に対応する位置へ上昇させるだけで苗補給を自
動的に行うことができる。即ち、複数段のマット支持部
の最下段に苗マットが残っている場合、この最下段に対
応する位置で苗補給を自動的に行うことができる。
【0063】第3発明に係る移植機によれば、各マット
支持部を横方向へ移動させることなく、回動させること
により該マット支持部に支持されている苗マットを傾側
させて苗載台に自動的に補給することができるから、単
純な構造で無理なく苗補給を行うことができる。
【0064】第4発明に係る移植機によれば、マット支
持部に支持されている苗マットを円滑に横送りすること
ができて、しかも、マット継ぎ部材を任意の角度に動作
させることができるから、良好に苗補給が行える範囲を
広くすることができ、苗継ぎ能率をより一層向上するこ
とができる。
【0065】第5発明に係る移植機によれば、マット継
ぎ部材を大きく傾側させることができるから、マット継
ぎ部材に搬送ベルト等の特別の搬送機構を設けることな
く、苗マットを苗載台にスムーズに補給することがで
き、また、植付装置の苗継ぎ位置への上昇量を常に多く
することができるから、圃場の水深が一定以上に深い場
合でも苗継ぎ状態で旋回することができる。
【0066】第6発明に係る移植機によれば、マット支
持部に支持されている苗マットを搬送ベルトに自動的に
移して、該搬送ベルトにより円滑に横送りすることがで
きる。
【0067】第7発明に係る移植機によれば、移動板の
押圧部を横方向へ押圧することにより、貫通部の端縁を
帯状突起の傾斜端面から帯状突起の上面に乗り上がらせ
て、移動板をマット継ぎ部材に向けて傾側させることが
できるから、搬送ベルトを用いることなく苗マットをマ
ット継ぎ部材に良好に移すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移植機の側面図である。
【図2】本発明に係る移植機の平面図である。
【図3】本発明に係る移植機の苗補給時の説明図であ
る。
【図4】本発明に係る移植機の予備苗載台のマット支持
部の部分平面図である。
【図5】本発明に係る移植機の制御ブロック図である。
【図6】本発明に係る移植機の予備苗載台の台座への支
持形態を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る移植機の予備苗載台を横移動させ
る機構の説明図である。
【図8】本発明に係る移植機の苗載台の横移動方向及び
横移動量を検出する部分の説明図である。
【図9】本発明に係る移植機の別の実施の形態を示す要
部のみの側面図である。
【図10】図9の実施の形態のマット支持部の部分平面
図である。
【図11】図9の実施の形態の苗補給時の説明図であ
る。
【図12】本発明に係る移植機の別の実施の形態を示す
要部のみの側面図である。
【図13】本発明に係る移植機の別の実施の形態を示す
要部のみの側面図である。
【図14】本発明に係る移植機の別の実施の形態を示す
要部のみの側面図である。
【図15】本発明に係る移植機の別の実施の形態を示す
要部のみの側面図である。
【図16】図15の実施の形態の平面図である。
【符号の説明】
2 植付装置 5 予備苗載台 21 苗載台 22 植付部 51 マット支持部 53 移動板 60,61 搬送ベルト 62,63,65〜68 油圧シリンダ 64 板体 A,B マット検出器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗載台に載せられる苗マットの苗を取り
    出して植付ける植付部が設けられた昇降可能な植付装
    置、及び前記苗載台に苗マットを補給するマット支持部
    が上下に所定の間隔を隔てて設けられた予備苗載台を備
    えた移植機において、前記予備苗載台は、前記各マット
    支持部に支持される苗マットを、植付位置よりも上方へ
    上昇された植付装置の苗載台へ向けて下向きに傾側させ
    て補給する傾側補給手段を備えていることを特徴とする
    移植機。
  2. 【請求項2】 前記予備苗載台は、前記各マット支持部
    に支持される苗マットの有無を検出するマット検出器が
    設けられている請求項1記載の移植機。
  3. 【請求項3】 前記傾側補給手段は、前記各マット支持
    部を回動が可能としている請求項1記載の移植機。
  4. 【請求項4】 前記傾側補給手段は、前記各マット支持
    部に支持されている苗マットを横送りする横送り機構、
    及び横送りされた苗マットを傾側させるマット継ぎ部材
    を備えている請求項1記載の移植機。
  5. 【請求項5】 前記予備苗載台は、前記各マット支持部
    を上下に移動させる移動手段を備えており、前記マット
    継ぎ部材は、最下段のマット支持部よりも上部に設けら
    れている請求項1記載の移植機。
  6. 【請求項6】 前記横送り機構は、横方向へ延びてマッ
    ト支持部に支持されている苗マットを受け継ぐ搬送ベル
    トを備えており、前記マット支持部は、前記搬送ベルト
    の嵌まり込みによりマット支持部に支持されている苗マ
    ットを搬送ベルトへ移す貫通部が設けられている請求項
    4記載の移植機。
  7. 【請求項7】 前記マット支持部は苗マットを支持する
    複数個の帯状突起が並設されており、前記横送り機構
    は、前記帯状突起に嵌まり込む貫通部及び端部から上向
    きに突出して押圧手段により横方向へ押圧される押圧部
    が設けられた移動板を備えており、前記帯状突起の一端
    を傾斜させている請求項4記載の移植機。
JP7456898A 1998-03-23 1998-03-23 移植機 Pending JPH11266636A (ja)

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